JP4963409B2 - 軸力締結方法及び軸力締結工具 - Google Patents

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Description

本発明は、所望の軸力を確実にかつばらつきが小さく安定して締結ナットを締結ボルトに締め付けることができる、軸力締結方法及び軸力締結工具に関するものである。
従来から締結方法として、締結ボルトと締結ナットを使用した締結方法がある。この締結ボルトと締結ナットを使用した締結方法は、締結ボルトの軸に蓄えられた軸力(弾性エネルギー)が、締結ボルトと締結ナットのねじ面に、締結ボルトの軸方向に引っ張る力として作用して、ねじ面に発生する摩擦力により、締結ボルトと締結ナットがゆるむことを阻止し、被締結部材を締結している。このため、締結ボルトの軸に確実に軸力を蓄えさせてやる必要があるが、締結ボルトに締結ナットを締め込んで締結させる際に、締め付けトルクの約90%が、締結ナットの座面と被締結部材との摩擦及びねじ面の摩擦により損失し、締め付けトルクの約10%しか、締結ボルトの軸に軸力を蓄えさせることができない。このように、締結ボルトの軸に十分に軸力を蓄えさせてやることができないことから、被締結部材に作用する繰り返し荷重や振動により、締結ボルトと締結ナットが緩んでしまうという問題があった。
また、締結ナットの座面と被締結部材との摩擦力及びねじ部の摩擦力がばらつくことや、締結ナットの座面と被締結部材やねじ部がかじったり、焼き付いたりして、締結ボルトの軸に蓄えられる軸力が安定せず、締結ボルトと締結ナットが緩む恐れがあった。このため、高強度使用部位を締結する場合には、締結ボルトのねじ山に摩擦係数安定剤を塗布して、締結ボルトの軸力を安定させる対策をしているのでコスト高となってしまう問題があった。
このため、締結が外れることが許されない場合には、特許文献1に示されるような、非分解スエージ締結方法が使用されている。この非分解スエージ締結方法は、図17に示されるように、軸の表面に平行溝51aが形成されたピン51を、被締結部材52に挿入した後に、カラー53をピンの先端51bからセットし、専用工具(図示せず)でピンの先端51bを引っ張りながら、カラー53を両側からかしめて、被締結部材を締結する方法である。この方法では、確実にピン51に軸力を与えることができる。しかしながら、この非分解スエージ締結方法では、取り外しの際に、専用工具でピン51やカラー53を破壊する必要があり、取り外し作業が繁雑になるうえに、ピン51やカラー53を再使用することができないという問題があった。
そこで、特許文献2に示されるような、スエージ締結方法が提案されている。このスエージ締結方法は、平行溝51aの代わりに、図18に示されるような、らせん状のロック溝61aが形成されたハックスピン61(登録商標)を、被締結部材62に挿入した後に、カラー63をピンの先端61bからセットし、専用工具(図示せず)でピンの先端61bを引っ張りながら、カラー63を両側からかしめて、被締結部材を締結する方法である。
このハックスピン61(登録商標)を使用した、スエージ締結方法では、取り外しの際に、ハックスピン61(登録商標)やカラー63を破壊することなく、カラー63を掴んで、回転させることにより、ハックスピン61(登録商標)からカラー63を取り外すことができる。しかしながら、カラー63をかしめて締結するので、一度取り外したカラー63を、再利用することができないという問題があった。
またこれらの締結方法では、カラー53、63を塑性変形させてかしめるため、軟質材の使用が前提であり、高軸力に対応するためには、カラー53、63の高さを高くしなければならないという問題があった。また、この軸力締結方法では、カラー53、63をかしめるため、カラー53、63の表面に施されためっき等の表面処理層が傷つき、防錆の対策が必要であるという問題があった。
米国特許第4347728号明細書 特許2672190号公報
本発明は上記のような課題を解決して、確実にかつ安定して軸力を発生させ、繰り返し荷重や振動により、締結ボルトと締結ナットが緩まず、締結ボルトのねじ山に摩擦係数安定剤を塗布する必要がなく、取り外し作業が繁雑にならずに、再使用可能で、締結ナットの高さを高くする必要がなく、防錆対策の必要のない軸力締結方法及び軸力締結工具を提供することを目的として完成されたものである。
複数の被締結部材を締結ボルトと締結ナットにより締結する締結方法において、
軸部の先端に係合凹部が形成された締結ボルトを使用し、
被締結部材に締結ボルトの軸部を貫入させた後に、
締結ナットを締結ボルトのネジ部の先端に締め込み、
締結ボルトのネジ部の先端と螺合するねじ穴を備えたスピンドル部材の内部にあるインナーレンチを締結ボルトの軸部の先端の前記係合凹部に係合させたうえ、インナーレンチを回転させることにより、この締結ナットの底面が被締結部材に当接するまで締結ボルトを回転させて締結ボルトと締結ナットを仮止めし、
スピンドル部材を回転させてそのねじ穴を締結ボルトの先端と螺合させ、
インナーレンチにより締結ボルトの先端位置を検出させ、前記検出された締結ボルトの先端位置からのスピンドル部材の移動量を制御させて、スピンドル部材の先端が締結ナットと当接する前に、スピンドル部材の回転を停止させ、
スピンドル部材により締結ボルトの軸部の先端を引っ張り、締結ボルトの軸部を弾性変形させて軸力を発生させながら、締結ナットを回転させて締結ボルトの軸部にねじ込んだ後に、
前記スピンドル部材による引っ張りを解除することを特徴とする。
なお、上記発明を具現化するための請求項に記載の発明である締結工具は、複数の被締結部材を締結ボルトと締結ナットにより締結するために用いられる締結工具において、
締結ナットと係合し、締結ナットを回転させる筒状の締結部材と、
前記締結部材の内部に収納され、締結ボルトのねじ部の先端と螺合して締結ボルトの軸部の先端を軸方向に引っ張るスピンドル部材と、
前記締結部材の外部に設けられ、このスピンドル部材に作用する反力で被締結部材を押さえる押さえ部材と、
前記スピンドル部材の内部に収納されたインナーレンチとを有し、
前記インナーレンチは、その先端が締結ボルトの軸部の先端に設けられた係合凹部と係合して、締結部材を回転させることができるものであり、
また前記インナーレンチは、締結ボルトの軸部の先端と当接して締結ボルトの先端位置を検出し、スピンドル部材の先端が締結ナットと当接する前に、スピンドル部材の回転を停止させるセンサーとして機能するものであることを特徴とする。
締結ボルトの軸部もしくはスタッドボルトの先端を締結ボルトの軸方向に引っ張って、締結ボルトやスタッドボルトを弾性変形させて軸力を発生させ、締結ナットをねじ込むこととしたので、締結ボルトのねじ部と締結ナットのねじ部の間の摩擦力を減少させることができ、所望の軸力を荷重計でモニターしながら、締結ボルトやスタッドボルトに所望の軸力を確実に与えて締結することが可能となり、確実にかつ安定して軸力を発生させ、繰り返し荷重や振動により、ボルトとナットが緩まず、ボルトのねじ山に摩擦係数安定剤を塗布する必要がなく、ナットの高さを高くする必要がなく、ナットの表面に施された表面処理層が傷つかないことから、防錆対策の必要がなく、取り外し作業が繁雑にならずに、再使用可能な軸力締結方法及び軸力締結工具を提供することが可能となる。
なお、本発明の軸力締結方法では、通常の締結ナットを使用することも可能である。
また、締結ナットをねじ込んだ後に、締結ボルトの先端の引っ張りを解除して、被締結部材を締結することとしたので、締結後に締結ナットには、締結ボルトの軸部の内部に蓄えられた軸力により、締結ボルトのねじ部と締結ナットのねじ部には摩擦力が生じ、また、締結ナットには、軸方向に押し下げる荷重が作用していることから、締結ナットの座面と被締結部材には摩擦力が生じ、締結ナットが緩みにくい締結方法を提供することが可能となった。
なお、締結ボルトやスタッドボルトの先端を締結ボルトの軸方向に引っ張って、締結ナットを回転させて締結ボルトやスタッドボルトにねじ込む際には、締結ナットの座面と、この座面に対向する被締結部材の間には隙間が生じている状態を有することとすると、締結ナットの座面と、この座面に対向する被締結部材との間も摩擦力が生じないため、締結ボルトやスタッドボルトに確実に軸力を与えながら、締結することが可能となる。
また、スピンドル部材の内部に、その先端が締結ボルトの先端もしくはスタッドボルトの先端と当接するとスピンドル部材の回転が停止するインナーレンチを設けたので、インナーレンチの先端位置から所定位置までスピンドル部材の先端が螺入されるとスピンドル部材の回転が停止するので、スピンドル部材が締結ナットと当接することを防止することが可能となる。
また、スピンドル部材の内部に、その先端が締結ボルトの先端に設けられた係合凹部と係合し、軸方向に伸縮し、回転するインナーレンチを設けたので、締結工具を締結ナット上にセットして、インナーレンチの先端を前記係合凹部に係合させて、インナーレンチを回転するだけで、簡単に締結ボルトと締結ナットを仮止めすることが可能となる。
また、インナーレンチの先端位置から所定位置までスピンドル部材の先端が螺入されると、スピンドル部材の回転を停止するように構成すると、スピンドル部材が締結ナットと当接することを防止することが可能となる。
以下に、図面を参照しつつ本発明の好ましい実施の形態(第1の実施形態)を示す。
本発明に使用される締結ボルト21の軸部21cの先端には、六角形等に凹陥した係合凹部21fが設けられている。なお、実施形態の締結ナット22は六角ナットであるが、ナットは六角ナットに限定されず、四角ナットや、12角ナット、トルクスナット等のナットであっても差し支えない。
被締結部材20の穴20aに、締結ボルト21を貫入させ、締結ナット22を締結ボルト21の先端21bに軽く締め込む。(図1の状態)
本発明に使用する締結工具10は主に、図2に示されるように、筒状の締結部材1と、その内部に収納されたスピンドル部材2と、このスピンドル部材2の内部に収納されたインナーレンチ4と、締結部材1の外部に設けられた押さえ部材3から構成されている。締結部材1の先端部1aは、締結ナット22と係合するようになっている。
締結部材1を締結ナット22に係合させて、インナーレンチ4の先端を締結ボルト21の係合凹部21fに係合させて、締結工具10をセットする。(図2の状態)締結ボルト21の座面21gが被締結部材20に接触するまで、インナーレンチ4を回転して、締結ボルト21を回転させて、締結ボルト21と締結ナット22を仮止めする。(図3の状態)この際に、締結部材1を固定しながら、インナーレンチ4を回転するので、締結ナット22が締結ボルト21と供回りすることがない。
スピンドル部材2の先端には、締結ボルト21のねじ山と螺合するねじ穴2aが螺刻されている。スピンドル部材2を回転させて、スピンドル部材2のねじ穴2aを締結ボルト21の軸部21cの先端21bに螺入させて、締結ボルト21の軸部21cの先端21bを掴む。(図4の状態)この際に、スピンドル部材2の先端が、締結ナット22の上端と当接することを防止するために、インナーレンチ4の先端位置から所定位置aまでスピンドル部材2の先端が螺入されると、スピンドル部材2の回転が停止するようになっている。つまり、インナーレンチ4は、スピンドル部材2を回転させるスピンドルモータ(図示せず)を停止させるセンサーの役割を兼ねている。なお、インナーレンチ4の先端位置からの所定位置aは、使用される締結ボルトによって、任意に設定することができる。
スピンドル部材2で、締結ボルト21の軸部21cの先端21bを引っ張り上げると、締結工具10内部の反力により、押さえ部材3が被締結部材20を押さえる。被締結部材20及び締結ボルト21の軸部21cが、それぞれ反対方向に弾性変形して、締結ナット22の座面22aと、この座面22aに対向する被締結部材20との間に隙間が生じる。(図5の状態)締結工具10に締結ボルト21の軸力を計測する荷重計(図示せず)を設けると、所望の軸力を荷重計でモニターしながら、締結ボルト21に所望の軸力を確実に与ることが可能となる。
この状態で、締結部材1を回転して、締結ナット22の座面22aが被締結部材20に着座するまで締結ナット22を回転させて、締結ナット22を締結ボルト21にねじ込む。(図6の状態)なお、締結ナット22を締結ボルト21にねじ込む際には、締結ボルト21の軸部21cに蓄えられた軸力により、締結ボルト21の座面21gが被締結部材20に押し付けられて摩擦力が生じ、締結ボルト21が回転して、締結ナット22と供回りすることがない。また、締結ナット22を締結ボルト21にねじ込む際にインナーレンチ4を固定することとすると、より確実に前記供回りを防止することが可能となる。
その後、押さえ部材3を被締結部材20から離して、スピンドル部材2を締め付け方向と反対側に回転させ、スピンドル部材2を締結ボルト21の先端21bから離すと、被締結部材20の締結が完了する。(図7の状態)
締結ボルト21の軸部21cの内部に蓄えられた軸力(弾性エネルギー・歪みエネルギー)により、締結ボルト21のねじ部21dと締結ナット22のねじ部22bには、摩擦力が生じ、締結ボルト21と締結ナット22が緩みにくくなっている。また、締結ボルト21の軸部21cの内部に蓄えられた軸力により、締結ナット22には、軸方向に押し下げる荷重が作用しているので、締結ナット22の座面22aと被締結部材20には摩擦力が生じ、締結ナット22が緩みにくくなっている。
このように、本発明の軸力締結方法では、締結ボルト21の先端21bを締結ボルト21の軸方向に引っ張って、締結ボルト21を弾性変形させて軸力を発生させ、被締結部材20と締結ナット22の間に隙間が生じさせた状態で、被締結部材20に着座するまで締結ナット22を回転させることとしたので、締結ボルト21のねじ部21dと締結ナット22のねじ部22bの間の摩擦力を極端に減少させることができ、また締結ナット22の座面22aと被締結部材20との間には摩擦力が生じないため、締結ボルト21に十分な軸力を与えながら、締結ナット22を回転させて締結することが可能となる。
本発明の軸力締結方法では、締結ボルト21のねじ部21dと締結ナット22のねじ部22bの間の摩擦力は少なく、また締結ナット22の座面22aと、この座面22aに対向する被締結部材20との間には、摩擦力が生じず、締結ナット22を低い締結トルクで締結することができるので、締結ナット22の表面に施された防錆のための表面処理層が傷つけずに、締結ナット22を回転させて締結することができることから、締結ナット22を締結後に防錆処理をする必要がない。
次に、図8に第1の参考形態について説明する。この第1の参考形態では、通常の締結ボルト23を使用する。被締結部材20の穴20aに、締結ボルト23を貫入させた後に、締結ナット22の座面22aが被締結部材20に接触するまで、締結ナット22を締結ボルト23にねじ込んで仮止めをして、締結工具10をセットする。スピンドル部材2を回転することにより、スピンドル部材2のねじ穴2aが締結ボルト23の先端に螺入されて、スピンドル部材2が締結ボルト23を掴む。この際、スピンドル部材2の先端が、締結ナット22の上端と当接することを防止するために、インナーレンチ4の先端が締結ボルト23の先端と当接して、インナーレンチ4の先端位置から所定位置bまでスピンドル部材2の先端が螺入されると、スピンドル部材2の回転が停止するようになっている。つまり、インナーレンチ4は、スピンドル部材2を回転させるスピンドルモータ(図示せず)を停止させるセンサーの役割を兼ねている。なお、インナーレンチ4の先端位置からの所定位置bは、使用される締結ボルト22や締結ボルト23によって、任意に設定することができる。スピンドル部材2で締結ボルト23の先端を掴んだ後の締結方法は、第1の実施形態と同じである。
次に第2の参考形態について説明する。この第2の参考形態に使用される軸力締結工具は、スピンドル部材2の内部に、インナーレンチ4代わりに、その先端が締結ボルト21の先端21bに設けられた係合凹部21fと係合し、軸方向に伸縮し、回転することがない固定部材5を設けたものである。
第2の参考形態では、被締結部材20の穴20aに、締結ボルト21を貫入させた後に、締結ナット22の座面22aが被締結部材20に接触するまで、締結ナット22を締結ボルト21にねじ込んで仮止めをして、締結工具11をセットする。この際に固定部材5の先端は、締結ボルト21の係合凹部21fに挿入されているが、固定部材5の先端から所定位置cまでスピンドル部材2を回転させて、スピンドル部材2のねじ穴2aを締結ボルト23の先端に螺入させて、締結ボルト23の先端を掴む。(図9の状態)固定部材5もまた、スピンドル部材2を回転させるスピンドルモータ(図示せず)を停止させるセンサーの役割を兼ねている。なお、固定部材5の先端位置からの所定位置cは、使用される締結ボルトによって、任意に設定することができる。
スピンドル部材2で、締結ボルト21の軸部21cの先端21bを引っ張り上げて、締結ナット22の座面22aと、この座面22aに対向する被締結部材20との間に隙間を生じさせる。この状態で、締結部材1を回転して、締結ナット22の座面22aが被締結部材20に着座するまで締結ナット22を回転させて、締結ナット22を締結ボルト21にねじ込む。この第3の実施形態では、締結部材1で締結ナット22を締結ボルト21にねじ込む際には、固定部材5が締結ボルト21の係合凹部21fと係合して、締結ボルト21が回転することを阻止するので、締結ボルト21と締結ナット22の供回りを防止することが可能となる。このように第3の実施形態では、締結ボルト21の頭部21aが球冠形状である場合や、締結ボルト21の頭部21a周囲にスパナ等の工具が入るスペースが無い場合等、締結ボルト21の頭部21aをスパナ等で掴むことができない場合であっても、締結ボルト21と締結ナット22の供回りを防止することが可能となる。
次に第3の参考形態について説明する。この第3の参考形態は、図10に示されるように、ねじ穴25aが螺刻された第1の被締結部材25と、馬鹿穴26aが形成された第2の被締結部材26を、スタッドボルト27と締結ナット28で締結する方法である。
この第3の参考形態では、スタッドボルト27と締結ナット28の一方のねじ部を変形させてトルク伝達手段29として、締結ナット28をスタッドボルト27に螺入して一体とし、スタッドボルト27と締結ナット28が所定の低締結トルク以下では相互に回転しないようにしている。なお、スタッドボルト27と締結ナット28の一方のねじ部にナイロック(登録商標)等の粘着材を塗布して、トルク伝達手段29としても差し支えない。
馬鹿穴26aとねじ穴25aが同軸になるように、第2の被締結部材26を第1の被締結部材25上に配置して、トルク伝達手段29により一体となったスタッドボルト27と締結ナット28を、第2の被締結部材25のねじ穴25aに仮止めをする。(図10の状態)この際には、トルク伝達手段29により、所定の低締結トルクではスタッドボルト27と締結ナット28が回転しないので、締結ナット28を回転させてスタッドボルト27をねじ穴25aにねじ込むことができる。
締結部材1の先端1aを、締結ナット28に係合させて締結工具10をセットして、締結部材1を回転して、締結ナット28の座面28aが、第2の被締結部材26に当接するまで、スタッドボルト27をねじ込む。(図12の状態)なお、締結ナット28の座面28aが第2の被締結部材26と当接すると、締結部材1の締め付けトルクが上がり、締結部材1の回転が停止する。なお、スタッドボルト27の先端が、第1の被締結部材25のねじ穴25aの底部に当接するまでは(図11の状態)、前述したようにトルク伝達手段29により、所定の低締結トルクではスタッドボルト27と締結ナット28が回転しないので、締結ナット28を回転させてスタッドボルト27をねじ穴25aにねじ込むことができる。一方で、スタッドボルト27の先端が、第1の被締結部材25のねじ穴25aの底部に当接すると、(図11の状態)所定のトルク以上でトルク伝達手段29が破壊されるので締結ナット28が回転する。
締結ナット38の座面28aが第2の被締結部材26と当接して、締結部材1に回転が停止すると、(図12の状態)自動的にスピンドル部材2が下降しながら回転し始め、スピンドル部材2のねじ穴2aがスタッドボルト27の先端27aに螺入されて、スピンドル部材2がスタッドボルト27の先端27aを掴む。この際に、スピンドル部材2の先端が、締結ナット28の上端と当接することを防止するために、インナーレンチ4の先端がスタッドボルト27の先端27aと当接して、インナーレンチ4の先端位置から所定位置dまでスピンドル部材2の先端が螺入されると、スピンドル部材2の回転が停止するようになっている。つまり、インナーレンチ4は、スピンドル部材2を回転させるスピンドルモータ(図示せず)を停止させるセンサーの役割を兼ねている。なお、インナーレンチ4の先端位置からの所定位置dは、使用される締結ボルト28やスタッドボルト27によって、任意に設定することができる。
スピンドル部材2で、スタッドボルト27の先端27aを引っ張り上げると、締結工具10内部の反力により、押さえ部材3が第2の被締結部材26を押さえると、第2の被締結部材26及びスタッドボルト27が、それぞれ反対方向に弾性変形する。(図14の状態)この状態では、締結ナット28の座面28aと、この座面28aに対向する第2の被締結部材26の間には隙間が生じている。
この状態で、締結部材1を回転すると、軸力によりねじ穴25aとスタッドボルト27のねじ部との間には摩擦力が生じているので、スタッドボルト27は回転しないが、締結ナット28は回転する。締結ナット28の座面28aが第2の被締結部材25に着座するまで締結ナット28を回転させて、締結ナット28をスタッドボルト27にねじ込む。(図15の状態)
その後、スピンドル部材2の引っ張り力を除荷した後で、スピンドル部材2を締め付け方向反対側に回転させ、押さえ部材3を第2の被締結部材26から離して、スピンドル部材2をスタッドボルト27の先端27aから離すと、第1の被締結部材25と第2の被締結部材26の締結が完了する。(図16の状態)
スタッドボルト27に蓄えられた軸力(弾性エネルギー・歪みエネルギー)により、スタッドボルト27と被締結部材25のねじ穴25a及び、スタッドボルト27と締結ナット28のねじ部には、摩擦力が生じ、スタッドボルト27と締結ナット28が緩みにくくなっている。また、スタッドボルト27に蓄えられた軸力により、締結ナット28には、軸方向に押し下げる荷重が作用しているので、締結ナット28の座面28aと第2の被締結部材25には摩擦力が生じ、締結ナット28が緩みにくくなっている。
以上、現時点において、もっとも、実践的であり、かつ好ましいと思われる実施形態に関連して本発明を説明したが、本発明は、本願明細書中に開示された実施形態に限定されるものではなく、請求の範囲および明細書全体から読み取れる発明の要旨あるいは思想に反しない範囲で適宜変更可能であり、そのような変更を伴う軸力締結方法及び軸力締結工具もまた技術的範囲に包含されるものとして理解されなければならない。
第1の実施形態を示す説明図である。 第1の実施形態を示す説明図である。 第1の実施形態を示す説明図である。 第1の実施形態を示す説明図である。 第1の実施形態を示す説明図である。 第1の実施形態を示す説明図である。 第1の実施形態を示す説明図である。 第1の参考形態を示す説明図である。 第2の参考形態を示す説明図である。 第3の参考形態を示す説明図である。 第3の参考形態を示す説明図である。 第3の参考形態を示す説明図である。 第3の参考形態を示す説明図である。 第3の参考形態を示す説明図である。 第3の参考形態を示す説明図である。 第3の参考形態を示す説明図である。 従来のスエージ締結方法(非分解)を示す説明図である。 従来のスエージ締結方法(分解)を示す説明図である。
1 締結部材
1a 先端部
2 スピンドル部材
2a ねじ穴
3 押さえ部材
4 インナーレンチ
5 固定部材(第3の実施形態)
10 締結工具(第1の実施形態、第2の実施形態、第4の実施形態)
11 締結工具(第3の実施形態)
20 締結部材
20a 穴
21 締結ボルト(第1の実施形態)
21a 頭部
21b 先端
21c 軸部
21d ねじ部
21e 頭部(第2の実施形態)
21f 係合凹部
21g 座面
22 締結ナット
22a 座面
22b ねじ部
23 締結ボルト(第2の実施形態)
24 締結ボルト(第3の実施形態)
25 第1の被締結部材
25a ねじ穴
26 第2の被締結部材
26a 馬鹿穴
27 スタッドボルト
27a 先端
27b 先端
28 締結ナット
28a 座面
29 トルク伝達手段
51 ピン
51a 平行溝
52 被締結部材
53 ピン
61 ハックスピン(登録商標)
61a 平行溝
61b ピンの先端
62 被締結部材
63 カラー
61 ピン
61a 平行溝
61b ピンの先端
62 被締結部材
63 カラー
a インナーレンチの先端位置からの所定位置(第1の実施形態)
b インナーレンチの先端位置からの所定位置(第2の実施形態)
c インナーレンチの先端位置からの所定位置(第3の実施形態)
d インナーレンチの先端位置からの所定位置(第4の実施形態)

Claims (2)

  1. 複数の被締結部材を締結ボルトと締結ナットにより締結する締結方法において、
    軸部の先端に係合凹部が形成された締結ボルトを使用し、
    被締結部材に締結ボルトの軸部を貫入させた後に、
    締結ナットを締結ボルトのネジ部の先端に締め込み、
    この締結ボルトのネジ部の先端と螺合するねじ穴を備えたスピンドル部材の内部にあるインナーレンチを締結ボルトの軸部の先端の前記係合凹部に係合させたうえ、インナーレンチを回転させることにより、この締結ナットの底面が被締結部材に当接するまで締結ボルトを回転させて締結ボルトと締結ナットを仮止めし、
    スピンドル部材を回転させてそのねじ穴を締結ボルトの先端と螺合させ、
    インナーレンチにより締結ボルトの先端位置を検出させ、前記検出された締結ボルトの先端位置からのスピンドル部材の移動量を制御させて、スピンドル部材の先端が締結ナットと当接する前に、スピンドル部材の回転を停止させ、
    スピンドル部材により締結ボルトの軸部の先端を引っ張り、締結ボルトの軸部を弾性変形させて軸力を発生させながら、締結ナットを回転させて締結ボルトの軸部にねじ込んだ後に、
    前記スピンドル部材による引っ張りを解除することを特徴とする軸力締結方法。
  2. 複数の被締結部材を締結ボルトと締結ナットにより締結するために用いられる締結工具において、
    締結ナットと係合し、締結ナットを回転させる筒状の締結部材と、
    前記締結部材の内部に収納され、締結ボルトのねじ部の先端と螺合して締結ボルトの軸部の先端を軸方向に引っ張るスピンドル部材と、
    前記締結部材の外部に設けられ、このスピンドル部材に作用する反力で被締結部材を押さえる押さえ部材と、
    前記スピンドル部材の内部に収納されたインナーレンチとを有し、
    前記インナーレンチは、その先端が締結ボルトの軸部の先端に設けられた係合凹部と係合して、締結部材を回転させることができるものであり、
    また前記インナーレンチは、締結ボルトの軸部の先端と当接して締結ボルトの先端位置を検出し、スピンドル部材の先端が締結ナットと当接する前に、スピンドル部材の回転を停止させるセンサーとして機能するものであることを特徴とする軸力締結工具。
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