JP6427404B2 - ガスケット組付確認構造 - Google Patents

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Description

本発明は、例えば、内燃機関のシリンダヘッドとシリンダヘッドカバーとの間に組付けられるガスケットが正しく組付けられたか否かを確認することができるガスケット組付確認構造に関する。
内燃機関において、シリンダヘッドに対してシリンダヘッドカバーがガスケットを介して気密的に締結一体とされる。このガスケットとしては、シリンダヘッドカバー及びシリンダヘッドの外周縁部との間に介在されるガスケットと、前記シリンダヘッドカバーにおける外周縁部より内方側の部位に形成された構成部材を貫装するための貫通孔の周辺部とシリンダヘッドとの間に介在されるガスケットとが含まれる。以下では、便宜上前者のガスケットをメインガスケット、後者のガスケットをサブガスケットと言う。特許文献1の図7には、前記貫通孔の周辺部に装着され、貫通孔に貫装されるセンサーと前記シリンダヘッドカバーとの間をシールするように構成されたサブガスケットが記載されている。構成部材としては、シリンダヘッドカバーの内方部において、シリンダヘッドカバーをシリンダヘッドに締結させるためのボルト、スパークプラグを含むイグニッションコイル、さらには、特許文献1に記載されたようなセンサー等が挙げられる。シリンダヘッドカバーはその外周縁部においてシリンダヘッドにボルトによって締結されるが、内方部におけるシリンダヘッドカバーの撓みを防止するため、内方部の適宜複数個所においてもボルトによってシリンダヘッドに締結することもなされている。
前記のようなガスケットは、シリンダヘッドカバーの所定部位に形成されたそれぞれのガスケット溝に組付けられ、この状態でシリンダヘッドカバーを反転してシリンダヘッドに被せ、ボルトによってシリンダヘッドカバーがシリンダヘッドに締結一体に合体される。このようなシリンダヘッドカバーとシリンダヘッドとの締結合体状態において、各ガスケットがそれぞれの所定部位に正しく装着されていないと、内燃機関の作動時に、シリンダヘッドとシリンダヘッドカバーとの合体部(外周縁部)や前記構成部材貫装用の貫通孔からオイル漏れが生じ、内燃機関の作動に支障を来すことになる。特許文献1〜3には、このようなガスケットの装着不具合を生じさせないための方策が記載されている。
特開2010−281426号公報 実開昭62−38463号公報 特許第4727326号公報
特許文献1では、メインガスケットとサブガスケットとを分岐部で繋ぎ、分岐部の途中に形成された係着部をシリンダヘッドカバーの内面に形成された突起部に係着させることによって、前記反転時におけるメインガスケット及びサブガスケットの脱落の防止を図るようにしている。これによって、両ガスケットの組付不具合が生じ難くなるが、シリンダヘッドとシリンダヘッドカバーとの締結後、この組付状態を確認することができない。特に、サブガスケットは、シリンダヘッドカバーの内部にあるため、この組付状態を確認することは全く不可である。また、特許文献2では、シリンダヘドカバーの外周縁部にフランジ部を設け、このフランジ部に形成されたガスケット止め孔に、メインガスケット(シリンダヘッドカバーガスケット)に形成された圧入部を圧入することにより、前記反転時のメインガスケットの脱落を防止するようにしている。このように、メインガスケットの脱落を防止することにより、当該メインガスケットの組付不具合の発生が減少し、また、結果的に圧入部がフランジ部より突出することにより、メインガスケットの組付状態が外部から確認することができる。しかし、特許文献2には、前記のような構成部材貫装用の貫通孔及びサブガスケットの開示はなく、且つ、このサブガスケットの組付状態の確認についての言及もない。さらに、特許文献3では、管部材の接合装置におけるガスケットに識別用突起片を設け、管部材の接合状態で識別用突起片を外部から識別し得るようにしている。しかし、特許文献3においても、前記サブガスケットに相当するものの開示はなく、且つ、このサブガスケットの組付状態の確認についての言及もない。
本発明は、前記に鑑みなされたもので、カバー体の外周縁部より内方側に形成される構成部材の貫装用の貫通孔に組付けられるガスケットでも、容易且つ的確にその組付状態を確認することができるガスケット組付確認構造を提供することを目的としている。
本発明に係るガスケット組付確認構造は、シール対象主体と、該シール対象主体にガスケットを介して取付けられるカバー体とを備え、前記カバー体は、その外周縁部から内方側の部位に、構成部材を貫装するための貫通孔を備え、前記ガスケットは、前記シール対象主体の外周縁部と、前記カバー体の外周縁部との間に組付けられるメインガスケットと、前記貫通孔の周辺部と前記シール対象主体との間に組付けられる環状の弾性体製サブガスケットとを含み、前記カバー体には、前記サブガスケットの配置位置に相当する部位であり、且つ、当該サブガスケットのカバー体に対する非シール領域に相当する部位に透孔が形成され、前記貫通孔の周辺部に前記サブガスケットが配置された状態では、当該サブガスケットの一部が前記透孔においてカバー体の外に露見するように構成されていることを特徴とする。
本発明のガスケット組付確認構造によれば、シール対象主体の外周縁部と、カバー体の外周縁部との間にメインガスケットが組付けられ、貫通孔の周辺部とシール対象主体との間に弾性体製サブガスケットが組付けられた状態で、カバー体がシール対象主体に取付けられるから、カバー体とシール対象主体との間が密封される。そして、前記貫通孔の周辺部に前記サブガスケットが配置された状態では、当該サブガスケットの一部が前記透孔においてカバー体の外に露見するから、カバー体がシール対象主体に取付けられた状態でも、サブガスケットが正しく組付けられているか否かを容易に確認することができる。そして、透孔は、前記カバー体に対して、前記サブガスケットの配置位置に相当する部位であり、且つ、当該サブガスケットのカバー体に対する非シール領域に相当する部位に形成されているから、透孔がカバー体とシール対象主体との間の密封性に影響を及ぼすことがない。
本発明において、前記サブガスケットの前記透孔に対応する部位に、当該透孔に挿通し得るボス部が形成されているものとしても良い。
本発明によれば、サブガスケットの一部としてのボス部が透孔に挿通されるから、カバー体がシール対象主体に取付けられた状態でも、透孔に挿通されたボス部がカバー体の外に突出した状態で露見されるから、サブガスケットが正しく組付けられているか否かをより容易且つ確実に確認することができる。
本発明において、前記サブガスケットは、断面形状が略H形の2重ビード形状であり、2重ビード間部分に前記貫通孔の軸方向に沿った位置で且つ前記透孔とは周方向にずれた位置に連通孔が設けられ、前記カバー体には、前記2重ビードに対応する2本のシールライン間に相当する部位であって、当該シールライン間の幅より径の小さい透孔が形成されているものとしても良い。
本発明によれば、サブガスケットが貫通孔の周辺部に配置され、かつ、カバー体がシール対象主体に取付けられた状態では、透孔を通じてカバー体の外から当該サブガスケットの一部が露見され、サブガスケットが正しく組付けられていることを確認することができる。また、サブガスケットにおける2重ビード間のカバー体側の空間部分は、透孔を介してカバー体の外側に通じている。さらに、この状態では、サブガスケットにおける2重ビード間のシール対象主体側の空間部分は、連通孔及び透孔を介してカバー体の外側に通じている。しかも、これらの2重ビード間の空間部分は、2重ビードによって、貫通孔及びカバー体とシール対象主体との空間部分から遮断されているから、連通孔及び透孔がカバー体とシール対象主体との間の密封性に影響を及ぼすことがない。
本発明において、前記シール対象主体が内燃機関のシリンダヘッドであり、前記カバー体が当該シリンダヘッドに締結されるシリンダヘッドカバーであっても良い。
本発明によれば、シリンダヘッドカバーがシリンダヘッドに対して密封状態で締結される。そして、この締結状態で、シリンダヘッドカバーの外から、前記サブガスケットが正しく組付けられているか否かを容易に確認することができる。
この場合、前記構成部材が、シリンダヘッドカバーをシリンダヘッドに締結するためのボルトであり、前記貫通孔が、当該ボルトを貫装するためのボルト挿通孔であっても良い。
本発明によれば、ボルト挿通孔たる前記貫通孔にボルトを挿通して、シリンダヘッドカバーをシリンダヘッドに締結することによって、シリンダヘッドカバーの内方部の撓みを生じさせることなくシリンダヘッドカバーをシリンダヘッドに締結一体とすることができる。そして、この締結状態では、ボルト挿通孔がサブガスケットによって密封される。
また、前記構成部材が、スパークプラグを有するイグニッションコイルであって、前記貫通孔が、当該イグニッションコイルを貫装するためのイグニッションコイル保持孔であっても良い。
本発明によれば、イグニッションコイルが貫通孔に保持された状態で貫装される。シリンダヘッドカバーとシリンダヘッドとの締結状態では、イグニッションコイルが保持された保持孔たる貫通孔はサブガスケットによって密封される。
本発明において、前記メインガスケットは、前記カバー体の外周縁部に組付けられた状態で当該外周縁部から外側に食み出す舌片部を有しているものとしても良い。
本発明によれば、カバー体のシール対象主体に対する取付状態で、舌片部が前記カバー体の外周縁部から食み出しておれば、メインガスケットがカバー体の外周縁部に正しく組付けられていることを確認することができる。これにより、外周縁部の内方側に配置されるサブガスケットの組付確認と併せて、全てのガスケットが正しく組付けられていることを容易且つ的確に確認することができる。
本発明のガスケット組付確認構造によれば、カバー体の外周縁部より内方側に形成される構成部材の貫装用の貫通孔に組付けられるガスケットでも、容易且つ的確にその組付状態を確認することができる。
本発明に係るガスケット組付確認構造の第一の実施形態が適用される内燃機関の一例を概念的に示す部分破断縦断面図である。 (a)は、同実施形態のボルト挿通孔におけるサブガスケットとシリンダヘッドカバーとの関係を示す拡大分解縦断面図であり、(b)は、同サブガスケットの平面図である。 本発明に係るガスケット組付確認構造の第二の実施形態を示す図2と同様図である。 本発明に係るガスケット組付確認構造の第三の実施形態を示す図2と同様図である。 本発明に係るガスケット組付確認構造の第四の実施形態を示す図2と同様図である。 本発明に係るガスケット組付確認構造の第五の実施形態を示す図2と同様図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面に基づいて説明する。図1及び図2は、本発明に係るガスケット組付確認構造の第一の実施形態を示す。図1は、自動車用等の内燃機関を示し、シリンダブロック1の上に、不図示のボルトによってシリンダヘッド(シール対象主体)2が締結一体とされる。さらに、シリンダヘッド2の上にシリンダヘッドカバー(カバー体)3が、後記するボルト7及び不図示の外周縁部ボルトによって締結一体とされる。シリンダブロック1にはシリンダボア10が設けられ、シリンダヘッド2には、このシリンダボア1aに整合する位置に燃焼室20が設けられている。シリンダブロック1の下には不図示のオイルパンが締結一体とされ、このオイルパン内に臨む不図示のクランクシャフトに連結される不図示のピストンがシリンダボア10内をシリンダボアの軸心に沿い上下往復運動可能に装備される。
なお、本明細書において、上下方向は、シリンダブロック1、シリンダヘッド2及びシリンダヘドカバー3の積重ね方向に沿った方向を言い、シリンダヘドカバー3側を上側、シリンダブロック1側を下側としている。
本実施形態において、カバー体としてのシリンダヘッドカバー3は、シール対象主体としてのシリンダヘッド2に対して、環状のメインガスケット4及びサブガスケット5,6を介して締結一体に取付けられる。メインガスケット4及びサブガスケット5,6はゴム等の弾性体の成型体からなるが、メインガスケット4としてはメタルガスケットも対象とされる。メインガスケット4は、シリンダヘッド2の外周縁部21と、シリンダヘッドカバー3の外周縁部31との間に組付けられる。シリンダヘッドカバー3における外周縁部31のシリンダヘッド2の外周縁部21に対向する面には凹溝31aが形成され、また、シリンダヘッド2における外周縁部21のシリンダヘッドカバー3の外周縁部31に対向する面は平坦面21aとされている。メインガスケット4は、凹溝31aに嵌装され、シリンダヘッドカバー3がシリンダヘッド2に締結一体に組付けられた状態では、凹溝31aと前記平坦面21aとの間に圧縮状態で介在する。メインガスケット4は、その外周部の周方向に沿った適所に、外方側に突出する複数の舌片部41を有している。当該舌片部41は、メインガスケット4がシリンダヘッドカバー3の外周縁部31(凹溝31a)に組付けられた状態では、当該外周縁部31から外側に食み出すように構成されている。シリンダヘッドカバー3は、その外周縁部31から内方側の部位に、後記する構成部材7,8を貫装するための貫通孔32,33を有している。サブガスケット5,6は、貫通孔32,33の周辺部32a,33aとシリンダヘッド2に形成された台座部22,23との間に組付けられる。
本実施形態において、シリンダヘッドカバー3には、前記サブガスケット5,6の配置位置(周辺部)Rに相当する部位であり、且つ、当該サブガスケット5,6のシリンダヘッドカバー3に対する非シール領域R1に相当する部位に透孔34,35が形成されている。本実施形態における構成部材7,8のうちの構成部材7は、シリンダヘッドカバー3をシリンダヘッド2に締結するためのボルトであり、貫通孔32,33のうちの貫通孔32は、当該ボルト7を貫装するためのボルト挿通孔である。また、構成部材7,8のうちの構成部材8は、スパークプラグ81を有するイグニッションコイル8であって、貫通孔32,33のうちの貫通孔33は、当該イグニッションコイル8を貫装するためのイグニッションコイル保持孔である。ボルト挿通孔(貫通孔)32は、イグニッションコイル保持孔(貫通孔)33の回りの複数個所に設けられ、ボルト挿通孔32に対応するシリンダヘッド2の台座部22には、ボルト7の雄ねじ部7aが螺合される雌ねじ部22aが形成されている。また、イグニッションコイル保持孔33に対応するシリンダヘッド2の台座部23には、イグニッションコイル8が遊挿される挿通孔23aと、この挿通孔23aに連続してスパークプラグ81の雄ねじ部81aを螺合し得る雌ねじ部23bが、燃焼室20に通じるように形成されている。スパークプラグ81の雄ねじ部81aとシリンダヘッド2の雌ねじ部23bとの螺合状態では、スパーク電極81bが燃焼室20内に臨むようになされている。さらに、シリンダヘッドカバー3におけるボルト挿通孔32及びイグニッションコイル保持孔33の周辺部の内面には、サブガスケット5,6を嵌装し得る環状の凹溝(周辺部)32a,33aが形成されている。凹溝32aは、シリンダヘッドカバー3に形成される凹段部とボルト7の螺合締結の際に用いられるカラー71とにより形成される。
本実施形態のサブガスケット5,6は、断面略H形の2重(ダブル)ビード形状をなす。さらに具体的には、サブガスケット5は、上下にビード部51a,52aを有する同心円の2つのサブガスケット主体部51,52が、径方向の連結部53を介して連結されてなる。サブガスケット6も同様に上下にビード部61a,62aを有する同心円の2つのサブガスケット主体部61,62が、連結部63を介して連結されてなる。そして、連結部53,63には上方に延びる円柱状のボス部54,64が形成されている。シリンダヘッドカバー3に形成される透孔34,35は円形孔とされ、その内径は、ボス部54,64の外径よりやや大とされている。
サブガスケット5,6の構成について、ボルト挿通孔32の周辺部に配置されるサブガスケット5を例に採って、図2を参照してさらに詳細に説明する。本実施形態では、サブガスケット5,6の構成は同じであるので、サブガスケット6の構成についての説明は割愛する。図例のサブガスケット5の上下の各ビード部51a,52aの中心は、それぞれ同心円のシールラインL1(L1´),L2(L2´)を構成し、外側のシールラインL1(L1´)で囲まれる領域が非シール領域R1に相当する。ここに、シールラインL1、L2はシリンダヘッドカバー3に対するシールラインを示し、シールラインL1´,L2´はシリンダヘッド2に対するシールラインを示している。ボス部54は、両シールラインL1(L1´),L2(L2´)間の連結部53に形成されている。透孔34は、サブガスケット5のダブルビードに対応する前記2本のシールラインL1,L2間に相当する部位であって、ボス部54に対応する位置に形成され、当該シールラインL1,L2の幅Dより小さい径dの円形孔とされている。このように構成されるサブガスケット5は、ボルト挿通孔32の周辺部(配置位置R)に、後記するカラー71とともに形成される凹溝32aに嵌装され、同時にボス部54が透孔34に挿入される。ボス部54の上端部54aはシリンダヘッドカバー3の上面(外面)より突出する。
サブガスケット6は、サブガスケット5と同様に、イグニッションコイル保持孔33の周辺部の凹溝33aに嵌装され、且つ、ボス部64が透孔35に挿入され、且つ、その上端部64aがシリンダヘッドカバー3の上面より突出した状態で、シリンダヘッドカバー3に対する組付けがなされる。このサブガスケット5,6のシリンダヘッドカバー3に対する組付けと並行して、メインガスケット4のシリンダヘッドカバー3に対する組付けが凹溝31aに嵌装することによってなされる。メインガスケット4及びサブガスケット5,6のシリンダヘッドカバー3に対する組付けは、シリンダヘッドカバー3をその上面が下側になるよう作業台の上に載置してなされる。そして、シリンダヘッドカバー3を反転させて、シリンダヘッド2上の所定の位置に位置付けられる。
シリンダヘッドカバー3がシリンダヘッド2上の所定の位置に位置付けられた後、シリンダヘッドカバー3をその外周縁部31において、不図示の外周縁部用ボルトによってシリンダヘッド2の外周縁部21に締結する。次いで、ボルト挿通孔(貫通孔)32にカラー71を挿通させた上で、ボルト7をカラー71を介してボルト挿通孔32に挿通し、その雄ねじ部7aをシリンダヘッド2の雌ねじ部22aに螺合させる。この螺合は、カラー71の下端が前記台座部22の上面に当接するようになされる。カラー71は、サブガスケット5の過圧縮を防止するために設けられ、前記螺合によってワッシャ72の下面及び台座部22の上面との間に互いに当接状態で介在し、この当接状態でサブガスケット5が適正な圧縮状態となるようその軸方向長さが設定される。次いで、スパークプラグ81をイグニッションコイル保持孔(貫通孔)33を経てシリンダヘッド2の挿通孔23aに挿入し、不図示のソケットレンチによって、雄ねじ部81aをシリンダヘッドカバー3の雌ねじ部23bに螺合させる。この螺合は、雄ねじ部81aの上端に設けられる鍔部81cがパッキン(不図示)を圧縮状態で介在して挿通孔23aと雌ねじ部23bとの間の段部23cに当接するようになされる。シリンダヘッドカバー3に螺合固定されたスパークプラグ81に対して、イグニッションコイル保持孔33に挿通されたイグニッションコイル8がスパークプラグ81の上端ターミナル(不図示)に嵌合され、これによって、イグニッションコイル8とスパークプラグ81との電気的な接続がなされる。
前記のように、シリンダヘッドカバー3がシリンダヘッド2に締結一体とされた状態では、メインガスケット4が、シリンダヘッド2の外周縁部21と、シリンダヘッドカバー3の外周縁部31(凹溝31a)との間に圧縮状態で介在する。したがって、両外周縁部21,31間が気密的に密封され、シリンダヘッドカバー3内のオイル等の両外周縁部21,31間からの外部漏洩が防止される。また、ボルト挿通孔32及びイグニッションコイル保持孔33のそれぞれの凹溝32a,33aと、シリンダヘッド2の台座部22,23との間にサブガスケット5,6が圧縮状態で介在する。したがって、凹溝32a,33aと、台座部22,23との間が気密的に密封され、シリンダヘッドカバー3内のオイル等のボルト挿通孔32及びイグニッションコイル保持孔33からの外部漏洩が防止される。さらに、各サブガスケット5,6は、2重のシールラインL1,L2を介してシリンダヘッド2とシリンダヘッドカバー3との間に圧縮状態で介在するから、貫通孔32,33における気密的密封機能がより効果的に発揮される。ボルト挿通孔32は、シリンダヘッドカバー3の外周縁部31より内方側の部位に形成されるから、このボルト挿通孔32を介してボルト7によりシリンダヘッドカバー3がシリンダヘッド2に締結されることにより、シリンダヘッドカバー3における内方部の撓みが防止される。イグニッションコイル保持孔33においては、シリンダヘッド2に形成された雌ねじ部23bに対して、スパークプラグ81の雄ねじ部81aが不図示のパッキンを介して螺合一体されているから、イグニッションコイル保持孔33及びシリンダヘッド2の挿通孔23aと燃焼室20との間が気密的に密封される。
そして、シリンダヘッドカバー3がシリンダヘッド2に締結一体とされた状態では、サブガスケット5,6の各ボス部54,64は、その上端部54a,64aが透孔34,35よりシリンダヘッドカバー3の上面に突出した状態とされる。これによって、各サブガスケット5,6が所定の位置に正しく組付けられていることを、突出する上端部54a,64aを介して視覚的に容易且つ的確に確認することができる。そして、透孔34,35は、各サブガスケット5,6の非シール領域R1内に設けられるから、この透孔34,35とシリンダヘッドカバー3内とは連通せず、シリンダヘッドカバー3内のオイル等の透孔34,35からの外部漏洩が防止される。また、メインガスケット4は、その外側部に、シリンダヘッドカバー3の外周縁部31から食み出す舌片部41を有しているから、シリンダヘッドカバー3がシリンダヘッド2に締結一体とされた状態でも、メインガスケット4が所定の位置に正しく組付けられていることを、食み出す舌片部41を介して視覚的に容易に確認することができる。
図3は、本発明に係るガスケット組付確認構造の第二の実施形態におけるサブガスケットとシリンダヘッドカバーとの関係を示す。この例では、サブガスケット5がシングルビード形状であって、上下にビード部51aを有する1個の環状のサブガスケット主体部51と、サブガスケット主体部51の内外両側面に周方向に等間隔で形成された複数の脱落防止突起55…,56…とからなる。この例では、配置位置Rの凹溝32aが、カラー71とは関係なく形成されている。上下の各ビード部51a,51aの中心は、シールラインL1,L1´を構成し、シールラインL1(L1´)で囲まれる領域が非シール領域R1に相当する。透孔34は、非シール領域R1内であって、前記と同様の配置位置Rにおいて、内側の脱落防止突起55の一つに対応する位置に、シリンダヘッドカバー3を貫通するよう形成されている。このように構成されるサブガスケット5は、ボルト挿通孔32の周辺部(配置位置R)における凹溝32aに嵌装される。この状態では、脱落防止突起55…,56…が凹溝32aの両内壁に弾接する。サブガスケット主体部51の一部と脱落防止突起55の一部とが、透孔34を通じてシリンダヘッドカバー3の外部から露見される。したがって、サブガスケット5が所定の位置に正しく組付けられているか否かは、この透孔34の開口部より視覚的に確認でき、或いは、レーザ等の確認機器等により確認することができる。しかも、透孔34は、非シール領域R1内に形成されているから、透孔34からシリンダヘッドカバー3内のオイル等が外部へ漏出する懸念がない。さらに、凹溝32aにサブガスケット5を嵌装させた状態では、脱落防止突起55…,56…が凹溝32aの両内壁に弾接するから、シリンダヘッドカバー3を反転させてシリンダヘッド2上に位置付ける際、サブガスケット5が脱落することがない。
なお、この例のサブガスケット5の構造は、図1に示すイグニッションコイル保持孔33の周辺部に組付けられるサブガスケット6にも適用可能である。その他の構成は図1及び図2に示す例と同様であるから、共通部分に同一の符号を付し、その作用・効果等の説明は割愛する。
図4は、本発明に係るガスケット組付確認構造の第三の実施形態におけるサブガスケットとシリンダヘッドカバーとの関係を示す。この例でも、配置位置Rの凹溝32aが、カラー71とは関係なく形成されている。そして、サブガスケット5がシングルビード形状であって、上下にビード部51aを有する1個の環状のサブガスケット主体部51と、サブガスケット主体部51の内面に周方向に等間隔で形成された複数の脱落防止突起55…とからなる。上下の各ビード部51a,51aの中心は、シールラインL1,L1´を構成し、シールラインL1(L1´)で囲まれる領域が非シール領域R1に相当する。透孔34は、非シール領域R1内であって、前記と同様の配置位置Rにおいて、脱落防止突起55の一つに対応する位置に、シリンダヘッドカバー3を貫通するよう形成されている。このように構成されるサブガスケット5は、ボルト挿通孔32の周辺部(配置位置R)に形成される凹溝32aに嵌装される。この状態では、サブガスケット主体部51の一部と脱落防止突起55の一部とが、透孔34を通じてシリンダヘッドカバー3の外部から露見される。したがって、サブガスケット5が所定の位置に正しく組付けられているか否かは、この透孔34の開口部より視覚的に確認でき、或いは、レーザ等の確認機器等により確認することができる。しかも、透孔34は、非シール領域R1内に形成されているから、透孔34からシリンダヘッドカバー3内のオイル等が外部へ漏出する懸念がない。さらに、脱落防止突起55…が形成されていることにより、凹溝32aにサブガスケット5を嵌装させた状態では、脱落防止突起55…が凹溝32aの内側内壁に弾接する。これによって、シリンダヘッドカバー3を反転させてシリンダヘッド2上に位置付ける際、サブガスケット5が脱落することがない。
なお、この例のサブガスケット5の構造は、図1に示すイグニッションコイル保持孔33の周辺部に組付けられるサブガスケット6にも適用可能である。その他の構成は図1〜図3に示す例と同様であるから、共通部分に同一の符号を付し、その作用・効果等の説明は割愛する。
図5は、本発明に係るガスケット組付確認構造の第四の実施形態におけるサブガスケットとシリンダヘッドカバーとの関係を示す。この例は、第一の実施形態と同様に、サブガスケット5は、上下にビード部51a,52aを有する同心円の2つのサブガスケット主体部51,52が、径方向の連結部53を介して連結されてなる。そして、この連結部53には、上下に貫通する連通孔57が形成されている。サブガスケット5の上下の各ビード部51a,52aの中心は、それぞれ同心円のシールラインL1(L1´),L2(L2´)を構成し、外側のシールラインL1(L1´)で囲まれる領域が非シール領域R1に相当する。また、透孔34は、その径がシールラインL1,L2の幅より小さく、非シール領域R1内であって、前記と同様の配置位置Rにおいて前記連通孔57とは周方向にずれた位置に、シリンダヘッドカバー3を貫通するよう形成されている。このように構成されるサブガスケット5は、ボルト挿通孔32の周辺部(配置位置R)に形成される凹溝32aに嵌装される。この状態では、サブガスケット5の連結部53が、透孔34を通じてシリンダヘッドカバー3の外部から露見される。したがって、サブガスケット5が所定の位置に正しく組付けられているか否かは、この透孔34の開口部より視覚的に確認でき、或いは、レーザ等の確認機器等により確認することができる。しかも、透孔34は、非シール領域R1内に形成されているから、透孔34からシリンダヘッドカバー3内のオイル等が外部へ漏出する懸念がない。
さらに、本実施形態では、サブガスケット5におけるダブルビード間のシリンダヘッドカバー3側の空間部分50は、透孔34を介してカバー体の外側に通じている。また、この状態では、サブガスケット5における2重ビード間のシリンダヘッド2側の空間部分50´は、連通孔57及び透孔34を介してカバー体の外側に通じている。これによって、サブガスケット5がシリンダヘッド2とシリンダヘッドカバー3との間で圧縮される際、サブガスケット主体51,52の弾性変形に伴う空間部分50,50´の容積の変動があっても、空間部分50,50´の内圧が外部と同圧に保たれる。したがって、ダブルビード形状特有のいわゆるポンピング現象が生じず、ビード部51a,52aのシリンダヘッド2及びシリンダヘッドカバー3に対する弾接が、設計上のシールラインL1(L1´),L2(L2´)に確実に沿うようになされる。これによって、ビード部51a,52aによる所期のシール機能が的確に発揮される。しかも、空間部分50,50´は、シールラインL1(L1´),L2(L2´)によって、貫通孔32及びシリンダヘッドカバー3とシリンダヘッド2との空間部分から遮断されているから、連通孔57及び透孔34がシリンダヘッドカバー3とシリンダヘッド2との間の密封性に影響を及ぼすことがない。
なお、この例のサブガスケット5の構造は、図1に示すイグニッションコイル保持孔33の周辺部に組付けられるサブガスケット6にも適用可能である。その他の構成は図1に示す例と同様であるから、共通部分に同一の符号を付し、その作用・効果等の説明は割愛する。
図6は、本発明に係るガスケット組付確認構造の第五の実施形態におけるサブガスケットとシリンダヘッドカバーとの関係を示す。この例では、第二及び第三の実施形態と同様に、基本的には、サブガスケット5が上下にビード部51aを有する環状をなす1個のサブガスケット主体部51からなる。しかし、サブガスケット主体部51の周方向に沿って、サブガスケット5と同じ上下高さで幅方向に膨大化する膨大部58が3箇所に等間隔で形成されている。この膨大部58は、平面形状が円形で、縦断面形状が略H形の形状をなし、上下にビード部58aを有している。ビード部58aの頂部は、シリンダヘッドカバー3及びシリンダヘッド2に対する円形のシールラインL3,L3´を構成し、当該シールラインL3,L3´はサブガスケット主体部51のシールラインL1,L1´と連続するように形成されている。本実施形態においては、非シール領域R1は、サブガスケット主体部51のシールラインL1,L1´と膨大部58におけるシールラインL3,L3´の一部(シールラインL1,L1´より径方向外側部分)とにより囲まれる領域である。膨大部58の外径は、配置位置Rの幅よりやや大とされ、当該サブガスケット5が凹溝23aに嵌装された状態では、凹溝32aの外側内壁及びカラー71に弾接するようになされている。また、透孔34は、その径がシールラインL3,L3´の径より小さく、非シール領域R1内であって、配置位置Rにおいて各膨大部58の各中央凹み部58bに対応する位置に、シリンダヘッドカバー3を貫通するよう形成されている。
このように構成されるサブガスケット5は、ボルト挿通孔32の周辺部(配置位置R)に形成される凹溝32aに嵌装される。この状態では、膨大部58の中央凹み部58bが、透孔34を通じてシリンダヘッドカバー3の外部から露見される。したがって、サブガスケット5が所定の位置に正しく組付けられているか否かは、この透孔34の開口部より視覚的に確認でき、或いは、レーザ等の確認機器等により確認することができる。しかも、透孔34は、非シール領域R1内で且つ膨大部58のシールラインL3,L3´内に形成されているから、透孔34からシリンダヘッドカバー3内のオイル等が外部へ漏出する懸念がない。また、当該サブガスケット5が凹溝23aに嵌装された状態では、膨大部58の外径側部分が凹溝32aの外側内壁に弾接するようになされているから、これによって、シリンダヘッドカバー3を反転させてシリンダヘッド2上に位置付ける際、サブガスケット5が脱落することがない。加えて、この反転前にカラー71を装着する場合には、カラー71に対して膨大部58の内径側部分が弾接するから、カラー71も脱落することがない。
なお、この例のサブガスケット5の構造は、図1に示すイグニッションコイル保持孔33の周辺部に組付けられるサブガスケット6にも適用可能である。その他の構成は図1に示す例と同様であるから、共通部分に同一の符号を付し、ここでもその作用・効果等の説明は割愛する。
なお、前記実施形態では、本発明に係るガスケット組付確認構造が、内燃機関のシリンダヘッドとシリンダヘッドカバーとの間に組付けられるガスケットに適用される例について述べたが、これに限らず、他のシール対象主体とカバー体との間に組付けられるガスケットにも適用可能である。また、本発明の特有の構成であるサブガスケットの組付確認構造は、メインガスケットの組付確認構造にも適用可能である。さらに、カバー体に貫装される構成部材が、ボルト及びスパークプラグを有するイグニッションコイルである例について述べたが、センサーや、カバー体を貫いて組付けられる他の構成部材であっても良い。加えて、サブガスケットがシングルビード形状である場合でも、サブガスケット主体に第一の実施形態に示すようなボス部を設け、このボス部をカバー体に形成された透孔に挿入し得るように構成しても良い。この場合、透孔とサブガスケットとの関係において、透孔がサブガスケットのシール領域によってカバー体の内部と遮断されるように構成される。
2 シリンダヘッド(シール対象主体)
21 外周縁部
3 シリンダヘッドカバー(カバー体)
31 外周縁部
32 ボルト挿通孔(貫通孔)
33 イグニッションコイル保持孔(貫通孔)
32a,33a 凹溝(貫通孔の周辺部)
34,35 透孔
4 メインガスケット
41 舌片部
5,6 サブガスケット
54,64 ボス部
57 連通孔
7 ボルト(構成部材)
8 イグニッションコイル(構成部材)
81 スパークプラグ
L1,L1´ シールライン
L2,L2´ シールライン
D シールライン間の幅
d 透孔の径
R 配置位置(貫通孔の周辺部)
R1 非シール領域

Claims (7)

  1. シール対象主体と、該シール対象主体にガスケットを介して取付けられるカバー体とを備え、
    前記カバー体は、その外周縁部から内方側の部位に、構成部材を貫装するための貫通孔を備え、
    前記ガスケットは、前記シール対象主体の外周縁部と、前記カバー体の外周縁部との間に組付けられるメインガスケットと、前記貫通孔の周辺部と前記シール対象主体との間に組付けられる環状の弾性体製サブガスケットとを含み、
    前記カバー体には、前記サブガスケットの配置位置に相当する部位であり、且つ、当該サブガスケットのカバー体に対する非シール領域に相当する部位に透孔が形成され、
    前記貫通孔の周辺部に前記サブガスケットが配置された状態では、当該サブガスケットの一部が前記透孔においてカバー体の外に露見するように構成されていることを特徴とするガスケット組付確認構造。
  2. 請求項1に記載のガスケット組付確認構造において、
    前記サブガスケットの前記透孔に対応する部位に、当該透孔に挿通し得るボス部が形成されていることを特徴とするガスケット組付確認構造。
  3. 請求項1又は請求項2に記載のガスケット組付確認構造において、
    前記サブガスケットは、断面形状が略H形の2重ビード形状であり、2重ビード間部分に前記貫通孔の軸方向に沿った位置で且つ前記透孔とは周方向にずれた位置に連通孔が設けられ、前記カバー体には、前記2重ビードに対応する2本のシールライン間に相当する部位であって、当該シールライン間の幅より径の小さい透孔が形成されていることを特徴とするガスケット組付確認構造。
  4. 請求項1〜請求項3のいずれか一項に記載のガスケット組付確認構造において、
    前記シール対象主体が内燃機関のシリンダヘッドであり、前記カバー体が当該シリンダヘッドに締結により合体されるシリンダヘッドカバーであることを特徴とするガスケット組付確認構造。
  5. 請求項4に記載のガスケット組付確認構造において、
    前記構成部材が、シリンダヘッドカバーをシリンダヘッドに締結するためのボルトであり、前記貫通孔が、当該ボルトを貫装するためのボルト挿通孔であることを特徴とするガスケット組付確認構造。
  6. 請求項に記載のガスケット組付確認構造において、
    前記構成部材が、スパークプラグを有するイグニッションコイルであって、前記貫通孔が、当該イグニッションコイルを貫装するためのイグニッションコイル保持孔であることを特徴とするガスケット組付確認構造。
  7. 請求項1〜請求項6のいずれか一項に記載のガスケット組付確認構造において、
    前記メインガスケットは、前記カバー体の外周縁部に組付けられた状態で当該外周縁部から外側に食み出す舌片部を有していることを特徴とするガスケット組付確認構造。
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