JP2007002870A - ガスケットの組付構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】2部材間をシールするガスケットが、ガスケット溝に適正に嵌装されたか否かの判定を容易にできるガスケットの組付構造を提供することを目的とする。
【解決手段】2部材間に介装されて、該2部材間をシールする弾性材製ガスケットの組付構造であって、上記2部材の内の一方の部材の被シール面4には、上記ガスケット7を嵌装し得るガスケット溝6が凹設されており、ガスケット7の側面7bには組付確認用目印7aが形成され、該組付確認用目印7aは、該ガスケット7が上記ガスケット溝6に嵌装されたときに、上記ガスケット溝6の適所に形成された基準部Sとの位置ずれ状態によって、ガスケット7が上記ガスケット溝6に適正に嵌装されたか否かの判定に供し得るよう形成されていることを特徴とする。
【選択図】図2

Description

本発明は、2部材間に介装され、該2部材間をシールするガスケットの組付構造であって、更に詳しくは2部材の内の一方の部材の被シール面に、ガスケット溝が凹設されており、このガスケット溝にガスケットを嵌装させることにより、2部材間をシールする構造としたガスケットの組付構造に関する。
従来より、2部材間をガスケットを用いてシールする構造は種々あるが、上記のようなシール構造としては、自動車用エンジン等におけるシリンダヘッドと、ヘッドカバーとの間に介在させ両者をシールするヘッドカバーガスケットによるシール構造が知られている。
該ヘッドカバーの被シール面は、ガスケットを半嵌装させる為、その全周に亘り凹設されたガスケット溝を備えている。ヘッドカバーをシリンダヘッドに締付固定する際は、ヘッドカバーをその被シール面を上向きにし、ガスケット溝にヘッドカバーガスケットを半嵌装させた上でヘッドカバーを天地反転させてシリンダヘッド上に被せ、ヘッドカバーガスケットの弾性圧縮を伴いながらボルト等によりヘッドカバーをシリンダヘッドに、締付固定する。この場合、反転させた時にヘッドカバーガスケットが落下しないように、ヘッドカバーガスケットの要所、要所に厚肉部を設け、ガスケット溝に弾装保持させるようになされているものがある。
下記特許文献1乃至3に記載のものは、上述のようにヘッドカバーガスケットの要所、要所に厚肉部(膨張部分、倒防止凸部、脱落防止用の突部)が設けられているので、ヘッドカバーをシリンダヘッドに被せる際や組付け後のメンテナンス作業時に、ヘッドカバーからヘッドカバーガスケットが脱落しないように構成されている。
特開2002−21635号公報 特開平10−9395号公報 実開平7−18069号公報
しかしながら、該ヘッドカバーガスケットは、ヘッドカバーから脱落しないものとする必要がある他、被シール面に設けられるガスケット溝に適正に組み付けられる必要がある。なぜなら、適正にヘッドカバーガスケットが組み付けられていないと、締付固定する際にヘッドカバーガスケットが位置ずれ、ねじれ、横倒れがおこり、これがシリンダヘッドとヘッドカバーとの十分な密封性が得られない要因となるからである。
従来より、ヘッドカバーガスケットに限らず、ガスケット溝にガスケットを嵌装して2部材間をシールする構造においては、初期段階のガスケットの組み付け不良により密封性が得られず、洩れが生じたり、不具合の発生率が多く問題であった。
またガスケットは弾性材製でなるため、その弾性特性を活かして、多少ねじれを起こしてもガスケット溝への組み付けが可能である。よって、適正に組み付けられているかの判断は、組み付け時の取付者や納品点検者等の人の感覚でなされていることが多く、その判断は難しいものであった。更に、ガスケットにねじれや横倒れ等が生じたまま2部材を締付固定してしまった場合は、洩れや不具合が生じるまで組み付け不良を検知することができなかった。
本発明は、上記実情に鑑みなされたものであり、ガスケットがガスケット溝に適正に嵌装されたか否かの判定を容易にできるガスケットの組付構造を提供することを目的としている。
請求項1の発明に係るガスケットの組付構造は、2部材間に介装されて、該2部材間をシールする弾性材製ガスケットの組付構造であって、上記2部材の内の一方の部材の被シール面には、上記ガスケットを嵌装し得るガスケット溝が凹設され、ガスケットの側面には組付確認用目印が形成され、該組付確認用目印は、該ガスケットが上記ガスケット溝に嵌装されたときに、上記ガスケット溝の適所に形成された基準部との位置ずれ状態によって、ガスケットが上記ガスケット溝に適正に嵌装されたか否かの判定に供し得るよう形成されていることを特徴とする。
本発明においては、請求項2の発明のように、上記組付確認用目印は、ガスケットの側面に形成された凸条体、若しくは請求項3の発明のようにガスケットの長手方向に沿って、その側面に形成された凸条体からなるものとすることができる。また請求項4の発明のように、上記基準部が、ガスケット溝の溝開口端面とすることができる。更に、請求項5の発明のように、上記基準部が、ガスケット溝の壁部に開設された窓部とすることもできる。また請求項6の発明のように、組付確認用目印と基準部との位置ずれ状態は、視認により判定することもできる。そして、本発明は請求項7のように、上記2部材が、シリンダヘッドとヘッドカバーであって、ガスケット溝がヘッドカバーの被シール面に形成されているものに適用可能である。
なお、組付確認用目印7aは上記のように凸条体に限定されず、凹条体(溝形状)やマーキング等によるラインを目印としてもよい。
請求項1乃至7の発明に係るガスケットの組付構造によれば、ガスケットの側面には組付確認用目印が形成されているので、ガスケット溝の適所に形成された基準部と組付確認用目印との位置ずれ状態によって、該ガスケットがガスケット溝に適正に嵌装されたか否かを容易に判定することができる。よってガスケットの組み付けを的確することができる上、作業効率が向上し、ガスケットの組み付け不良(ねじれ、横倒れ等)による洩れ、不具合の発生を未然に防ぐことができる。
特に請求項2の発明のように、組付確認用目印は、ガスケットの側面に形成された凸条体、若しくは請求項3の発明のように、ガスケットの長手方向に沿ってその外側面に形成された凸条体とすれば、容易にガスケットのねじれや横倒れ等の歪みをわかりやすく構成することができる。
また請求項4の発明のように、基準部がガスケット溝の溝開口端面とすれば、ガスケット溝にガスケットを組み付けた段階で適正に嵌装されたか否かを判定することができる。
更に請求項5の発明のように、基準部が、ガスケット溝の壁部に開設された窓部とすれば、窓部を視認することにより、ガスケットが適正に嵌装されたか否かを判定することができる。
請求項6のように、組付確認用目印と基準部との位置ずれ状態は、取付者、納品点検者等の視認することにより、容易に判定することができる。
請求項7の発明のように、本発明のガスケット組付構造は、2部材が、シリンダヘッドとヘッドカバーであって、ガスケット溝がヘッドカバーの被シール面に形成されているものに適用可能である。
以下に本発明の最良の実施の形態について、図面に基づいて説明する。図1は本発明の組付構造が採用されるヘッドカバーガスケットを用いて組立てられたエンジンの部分切欠正面図、図2(a)はヘッドカバーガスケットの部分断面斜視図、図2(b)は図1におけるX部の拡大図、図3(a)、(b)は別実施形態の図2(b)と同様図、図4(a)(b)は更に別の実施形態の図2と同様図、図5(a)(b)は同実施形態の組付状態の変形態様を示す図2(b)と同様図、図6(a)(c)は更に別の実施形態の図2と同様図、(b)はヘッドカバーに半嵌装されたヘッドカバーガスケットの側面図、図7(a)(c)は更に別の実施形態の図2と同様図、(b)はヘッドカバーに半嵌装されたヘッドカバーガスケットの側面図である。
ここで、本発明に係るガスケットの組付構造は、2部材間をシールする箇所に適用可能であり、本実施例では自動車に搭載されるエンジンのシリンダヘッド2とヘッドカバー4との間に適用した例を説明する。
図1において、1はエンジンのシリンダブロックであり、このシリンダブロック1の上面にはシリンダヘッドガスケット2aを介してシリンダヘッド2が締付一体とされている。このシリンダヘッド2上には2本の給排気バルブ駆動用カムシャフト3、3が横設され、このカムシャフト3、3の駆動伝達側一端部は、シリンダヘッド2の外側(紙面手前側)に延出されている。この延出部分は、不図示のクランクシャフトとチェーン連結され、クランクシャフトの回転動力が伝達され、夫々が軸回転するようメタル3a、3aを介しシリンダヘッド2上に保持される。
ヘッドカバー4は、上記カムシャフト3、3の保持部も抱持するようシリンダヘッド2の上面に締付覆蓋されるものであり、その一端側部には、カムシャフト3、3の駆動伝達側をシリンダヘッド2の上面との間で貫装状態で抱持し得るカムアーチ部分4aが刳り抜くように形成されている。このカムアーチ部分4aを含むヘッドカバー4の周縁部分にはフランジ部4bが形成されている。カムアーチ部分4aとシリンダヘッド2上のカムシャフト3、3の保持部との間には、アルミニウム等の金属材からなるカムアーチブラケット5が介在し、このカムアーチブラケット5も一括してヘッドカバー4が、フランジ部4bをしてシリンダヘッド2上にボルト4cにより締付一体とされる。
上記フランジ部4bの下面であって、シリンダヘッド2上面の被シール面(カムアーチブラケット5の上辺部も含む)2bに対合する被シール面4dには、平面視して略方形の環状のガスケット溝6が図2(b)に示すように掘設されている。このガスケット溝6には、該ガスケット溝6の形状に沿うよう成形されたゴム製のヘッドカバーガスケット7が半嵌装状態で装着され、ヘッドカバー4をシリンダヘッド2にボルト4cにて締付一体とした時には、締付圧縮に伴うヘッドカバーガスケット7の弾性変形(特に、環状溝6から突出する部分の弾性変形)により、上記両被シール面2b、4dが完全にシールされる。
本発明の組付構造におけるヘッドカバーガスケット7は、その側面7bに組付確認用目印7aが形成され、該組付確認用目印7aは、該ヘッドカバーガスケット7がガスケット溝6に嵌装されたときに、ガスケット溝6の適所に形成された基準部Sとの位置ずれ状態によって、ヘッドカバーガスケット7がガスケット溝6に適正に嵌装されたか否かの判定に供し得るよう形成されていることを特徴とする。
本実施例のヘッドカバーガスケット7は、図2(a)に示すように、ヘッドカバー4の被シール面4dに形成されたガスケット溝6の全体形状に合致した略方形のゴム製環状体からなり、ヘッドカバーガスケット7の断面形状は、ガスケット溝6に半嵌装し得る方形とされ、組付確認用目印7aは、ヘッドカバーガスケット7の長手方向に沿って、その外側の側面7bに形成された凸条体からなる。
ここで組付確認用目印7bは、図に示すようにヘッドカバーガスケット7の外側の側面7bに形成されるものに限らず、内側に形成されるものであってもよく、ガスケット溝6に半嵌装した状態で組付確認用目印7aと基準部Sとの位置ずれ状態が判定できる箇所に形成されるものであればよい。
また組付確認用目印7aが形成される位置は、ガスケット溝6の適所に形成される基準部Sに応じて形成され、該基準部Sはガスケット溝6の溝開口端面6aとすることを特徴とする。なお、ここでは、基準部Sをガスケット溝の外側に位置する側の溝開口端面としたが、上述の組付確認用目印7aと同様に内側に形成されるものとしてもよい。
例えば図2(b)のように、ヘッドカバーガスケット7が適正に嵌装された場合に、組付確認用目印7aが図2(b)の矢印方向から視認できるように構成する場合は、組付確認用目印7aを基準部S(溝開口端面6a)の下方に位置するように形成する。
又は、図3に示すように、ヘッドカバーガスケット7が適正に嵌装された場合は、組付確認用目印7aが図3(a)の矢印方向から視認できないように構成する場合は、組付確認用目印7aを基準部S(溝開口端面6a)の上方に位置するように形成する。
このように構成すれば、ヘッドカバーガスケット7が適正に嵌装されていない場合は、図3(b)に示すように、組付確認用目印7aが一部或いは全部が視認できる状態になるので、取付者は組付確認用目印7aと基準部Sとの位置ずれ状態を視認することにより適正に嵌装された否かの判定が容易にできる。
なお、ここでは、判定を人間によって目視する場合について述べたが、これに限定されず、例えば物体を検知するセンサ(赤外線センサ、超音波センサ等)を用いて、組付確認用目印7aと基準部Sとの位置ずれ状態を判定する構成としてもよい。また組付確認用目印7aは、図例のようにヘッドカバーガスケット7の長手方向に沿って全周に亘って形成される構成としてもよいし、例えば視認しやすい位置等、適宜所定の間隔毎に設けるものとしてもよい。更に、組付確認用目印7aは凸条体に限定されず、凹条体(溝形状)やマーキング等によるラインを目印としてもよい。
図4乃至図6に示す例は、基準部Sをガスケット溝6の壁部6bに開設された窓部Wとした例である。
本実施例においてヘッドカバーガスケット7は、図4(a)に示すように、長手方向に沿って、ヘッドカバーガスケット7の側面7bに組付確認用目印7aが形成され、組付確認用目印7aが形成される位置は、ガスケット溝6の適所に形成される基準部S、すなわち上下2列の窓部Wに応じて形成されることを特徴とする。
例えば図4(b)のように、ヘッドカバーガスケット7が適正に嵌装された場合に、組付確認用目印7aが図4(b)の矢印方向から視認できないように構成する場合は、組付確認用目印7aを基準部S(上下2列の窓部W)の間に位置するよう(隠れるよう)に形成する。
このように構成すれば、ヘッドカバーガスケット7が適正に嵌装されていない場合は、図5(a)(b)に示すように、上下2列の窓部Wから組付確認用目印7aの一部を視認できる状態になるので、取付者等は適正に嵌装されていないことを容易に判定できる。なお、ここでは組付確認用目印7aが視認できない場合が適正とした構成についてのみ、説明したが、実施例1と同様に、組付確認用目印7aが視認できる場合が適正として構成されるものであってもよい。
また窓部Wの構成は図4、図5に示すように上下2列に形成されるものに限定されず、図6に示すようにガスケット溝6の壁部6bを方形に刳り貫いて窓状に形成された窓部W内に組付確認用目印7aが配置されるように形成されたものとしてもよい。図6(a)〜(c)はヘッドカバーガスケット7がガスケット溝6に適正に嵌装された状態を示している。すなわち、適正に嵌装されれば、図6(b)に示すように、窓部W内に組付確認用目印7aの全体が確認でき、図6(c)に示すように、基準部S内に組付確認用目印7aがおさまるように構成されている。よって、不適正に嵌装された場合は組付確認用目印7aの一部が確認できないこととなる。このとき組付確認用目印7aは、窓部Wの大きさに合わせて形成され、窓部Wが形成される所定の間隔毎に設けられる。
このように構成すれば、ヘッドカバーガスケット7が適正に嵌装された場合は、ガスケット溝6の壁部6bに形成された方形の窓部W内に組付確認用目印7aの全体が視認できる状態になるので、取付者等は適正に嵌装されていないことを容易に判定できる。またこのような形態であれば、上下方向のずれのみならず、左右方向のずれも検出することができるので、より適正な組付ができる。
さらに窓部Wの構成は、図6のように、刳り貫かれた窓状のものに限定されず、図7に示すようにガスケット溝6の壁部6bの適所を切り欠いて形成されるものであってもよい。図7(a)〜(c)はヘッドカバーガスケット7がガスケット溝6に適正に嵌装された状態を示している。すなわち、適正に嵌装されれば、図7(b)に示すように、切欠状の窓部W内に組付確認用目印7aの全体が確認でき、図7(c)に示すように、基準部S内に組付確認用目印7aがおさまるように構成されている。よって、不適正に嵌装された場合は組付確認用目印7aの一部が確認できないこととなる。このとき組付確認用目印7aは、窓部Wの大きさに合わせて形成され、窓部Wが形成される所定の間隔毎に設けられる。
このように構成すれば、ヘッドカバーガスケット7が適正に嵌装された場合は、ガスケット溝6の壁部6bに形成された切欠状の窓部W内に組付確認用目印7aの全体が視認できる状態になるので、取付者等は適正に嵌装されていないことを容易に判定できる。またこのような形態であれば、上下方向のずれのみならず、左右方向のずれも検出することができるので、より適正な組付ができる。
尚、ここでは窓部Wはガスケット溝6の外側に位置する壁部6bに開設された例を図示し説明したが、これに限定されず、内側に位置する壁部に開設されるものでもよい。また窓部Wの構成も上記の例に限定されるものではなく、いずれにしても窓部Wから、組付確認用目印7aの位置ずれ状態が判定し得るように形成されていればよい。
更に、図では省略したが、ヘッドカバーガスケット7の側部に適宜間隔毎に厚肉部(脱落防止用突起部や横倒れ防止用突起部)を設け、ガスケット溝6にヘッドカバーガスケット7を装着した後、ヘッドカバー4を反転してシリンダヘッド2に被せるようにする場合でも、その弾性保持力をしてヘッドカバーガスケット7が落下しないようになすことも可能である。このとき上記厚肉部に、上記組付確認用目印の機能を併用させるものとしてもよい。
その他の構成は、上記と同様であるので、共通部分に同一の符号を付し、ここではその説明を割愛する。
尚、上記実施例では、ヘッドカバー4が、カムアーチ部4aのような凹曲部を備えた例について述べたが、プラグセミサーキュラー部のような凸曲部を備えている場合にも本発明が適用され得ることは言うまでもない。また、ヘッドカバーガスケット7、組付確認用目印7aも図例のものに限定されず、本発明を逸脱しない限り他の形状とすることも可能である。
本発明の組付構造に採用されるヘッドカバーガスケットを用いて組立てられたエンジンの部分切欠正面図である。 (a)はヘッドカバーガスケットの部分断面斜視図、(b)図1におけるX部の拡大図である。 (a)(b)別実施形態の図2(b)と同様図である。 (a)は更に別実施形態のヘッドカバーガスケットの部分断面斜視図、(b)別実施形態の図1におけるX部の拡大図である。 (a)(b)更に別実施形態の組付状態の変形態様を示す図2(b)と同様図である。 (a)(c)は更に別実施形態の図2と同様図、(b)はヘッドカバーに半嵌装されたヘッドカバーガスケットの側面図である。 (a)(c)は更に別の実施形態の図2と同様図、(b)はヘッドカバーに半嵌装されたヘッドカバーガスケットの側面図である。
符号の説明
2 シリンダヘッド(2部材の他方)
3 カムシャフト
4 ヘッドカバー(2部材の一方)
4a カムアーチ部
4d 被シール面
6 ガスケット溝
6a 溝開口端面
7 ヘッドカバーガスケット(ガスケット)
7a 組付確認用目印
S 基準部

Claims (7)

  1. 2部材間に介装されて、該2部材間をシールする弾性材製ガスケットの組付構造であって、
    上記2部材の内の一方の部材の被シール面には、上記ガスケットを嵌装し得るガスケット溝が凹設されており、ガスケットの側面には組付確認用目印が形成され、該組付確認用目印は、該ガスケットが上記ガスケット溝に嵌装されたときに、上記ガスケット溝の適所に形成された基準部との位置ずれ状態によって、ガスケットが上記ガスケット溝に適正に嵌装されたか否かの判定に供し得るよう形成されていることを特徴とするガスケットの組付構造。
  2. 請求項1に記載のガスケットの組付構造において、
    前記組付確認用目印は、ガスケットの側面に形成された凸条体からなることを特徴とするガスケットの組付構造。
  3. 請求項1に記載のガスケットの組付構造において、
    前記組付確認用目印は、ガスケットの長手方向に沿ってその側面に形成された凸条体からなることを特徴とするガスケットの組付構造。
  4. 請求項1乃至3のいずれかに記載のガスケットの組付構造において、
    前記基準部が、ガスケット溝の溝開口端面であることを特徴とするガスケットの組付構造。
  5. 請求項1乃至4のいずれかに記載のガスケットの組付構造において、
    前記基準部が、ガスケット溝の壁部に開設された窓部であることを特徴とするガスケットの組付構造。
  6. 請求項1乃至5のいずれかに記載のガスケットの組付構造において、
    前記組付確認用目印と前記基準部との位置ずれ状態は視認により判定し得ることを特徴とするガスケットの組付構造。
  7. 請求項1乃至6のいずれかに記載のガスケットの組付構造において、
    前記2部材が、シリンダヘッドとヘッドカバーであって、前記ガスケット溝はヘッドカバーの被シール面に形成されていることを特徴とするガスケットの組付構造。
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