JP2014190512A - 樹脂配管の接合部構造 - Google Patents

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【課題】接合フランジ間のシール部材がシール機能を発揮するようになる締結手段の標準的な締め込み位置を外部から目視確認でき、しかも、必要時には締結手段によるさらなる締め込みを行うことができる樹脂配管の接合部構造を提供する。
【解決手段】一方の樹脂配管の接合フランジ1bには環状の収容溝6を形成し、収容溝6にはシール部材7を収容する。他方の樹脂配管の接合フランジ2bには当接面11を設ける。接合フランジ1b,2b同士は、ボルト3とナット4によって締結する。接合フランジ1bには遮蔽壁9を設ける。遮蔽壁9の突出高さは、基準シール位置まで当接面11が変位した時点で、径方向外側からのシール部材7の視認を遮るように設定する。接合フランジ1b,2bの締め込み方向の最大変位量は、遮蔽壁9がシール部材7の視認を遮った後に接合フランジ2bと軸方向でオーバーラップする量に設定する。
【選択図】図2

Description

この発明は、ガス管や水道管等の樹脂配管の接合部構造に関するものである。
配管の接合部構造として、各配管の端部に接合フランジを設け、一方の接合フランジの端面に環状の収容溝を形成し、その収容溝に環状のシール部材を収容した状態において、一方の接合フランジと他方の接合フランジを締結手段で締結固定するものが知られている。この接合部構造の場合、一方の接合フランジと他方の接合フランジが締結手段によって締結されると、他方の接合フランジの端面に設けられた当接面がシール部材を押し潰し、その結果、その当接面と収容溝との間がシール部材によって密閉される(例えば、特許文献1参照。)。
特開2011−127738号公報
ところで、この種の接合部構造においては、一方の接合フランジと他方の接合フランジの端面の隙間を通してシール部材の潰れ具合を視認できれば、2本の配管の間が密閉状態で接合されていることを確認することができる。このため、配管の接合作業時には、シール部材が充分に潰れたことを視認できた時点で締結手段による締結を終了すれば良い。また、この場合、シール部材が押し潰されて充分なシール機能を発揮し始める時点で一方の接合フランジと他方の接合フランジが当接するように設定しておけば、両接合フランジが当接してシール部材が外部から視認できなくなった時点で締結作業を終了すれば良いことになる。
しかしながら、配管が塩化ビニル等の樹脂から成る樹脂配管である場合には、配管に作用する負荷によって接合フランジの各部に変形が生じたり、収容溝に微妙な製造誤差が生じたりすることがあり、その場合、締結作業時にシール部材に対する当接面の圧接開始位置が変化し、シール部材が充分なシール機能を得る前にそれ以上の締め込みができなくなる状況が考えられる。
そこでこの発明は、接合フランジ間のシール部材がシール機能を発揮するようになる締結手段の標準的な締め込み位置を外部から目視確認でき、しかも、必要時には締結手段によるさらなる締め込みを行うことができる樹脂配管の接合部構造を提供しようとするものである。
この発明に係る樹脂配管の接合部構造は、一方の樹脂配管の接合フランジに、環状のシール部材を収容する収容溝が設けられるとともに、他方の樹脂配管の接合フランジに、前記収容溝に収容されたシール部材に当接する当接面が設けられ、前記一方の樹脂配管と前記他方の樹脂配管が、互いの接合フランジを締結手段で締結される樹脂配管の接合部構造であって、前記一方の樹脂配管の接合フランジの前記収容溝よりも径方向外側の周縁部には、前記シール部材が前記当接面と前記収容溝の間でシール機能を発揮する基準シール位置まで前記当接面が前記収容溝方向に相対変位した時点で、前記一方の樹脂配管の径方向外側からの前記シール部材の視認を遮る遮蔽壁が設けられ、前記一方の樹脂配管の接合フランジと前記他方の樹脂配管の接合フランジの締め込み方向の最大変位量は、前記遮蔽壁が前記シール部材の視認を遮った後に前記他方の樹脂配管の接合フランジと軸方向でオーバーラップする量に設定されていることを特徴とする。
この構成によれば、通常の状況で一方の樹脂配管と他方の樹脂配管を接合する場合には、一方の樹脂配管の接合フランジを径方向外側から見てシール部材が視認できる間は、締結手段による締結を継続し、シール部材が遮蔽壁で遮られて視認できなくなった時点で締結手段による締結を終了する。ただし、こうしてシール部材が遮蔽壁で遮られて視認できなくなった後にも、締め増しの必要が生じた場合には、締結手段によってさらなる締め増しを行う。
前記他方の樹脂配管の接合フランジには、前記遮蔽壁の軸方向からの進入を許容する切欠き部が設けられるようにしても良い。
この場合、締結手段の締め増し時には、遮蔽壁が他方の樹脂配管の切欠き部内に受容されるようになる。このため、遮蔽壁によって一方の樹脂配管の径方向外側への張り出し量が増大することがなく、その結果、接合部のコンパクト化が可能になる。
前記遮蔽壁は、前記一方の樹脂配管の接合フランジの外周縁部に環状に設けられるようにしても良い。
この場合、樹脂配管の接合作業時には、接合フランジの外周域のいずれの方向からもシール部材の目視確認を行うことが可能になる。また、樹脂配管の接合後には、シール部材の外周域が遮蔽壁によって完全に覆われることになり、シール部材部分への外部からの異物の進入が遮蔽壁によって阻止されるようになる。
前記締結手段は、前記一方の樹脂配管と前記他方の樹脂配管を、両者の接合フランジの外側を覆った状態で締結する締結筒を備え、前記締結筒には、前記遮蔽壁の先端部の近傍の視認を許容する確認窓が設けられるようにしても良い。
この場合、一方の樹脂配管と他方の樹脂配管の接合フランジが締結筒によって覆われるが、締結手段によって一方の樹脂配管と他方の樹脂配管を接合する場合には、確認窓を通してシール部材と遮蔽壁の位置関係を確認することができる。
この発明によれば、シール部材が遮蔽壁によって遮られるか否かにより、接合フランジ間のシール部材がシール機能を発揮するようになる標準的な締め込み位置に達したかどうかを外部から目視確認することができ、しかも、一方の樹脂配管の接合フランジと他方の樹脂配管の接合フランジの締め込み方向の最大変位量が、遮蔽壁と他方の樹脂配管の接合フランジが軸方向でオーバーラップする量に設定されていることから、必要時には締結手段によってさらなる締め込みを行うことができる。
この発明の第1の実施形態の樹脂配管を示す縦断面図である。 この発明の第1の実施形態の樹脂配管の接合部構造を示す縦断面図である。 この発明の第1の実施形態の樹脂配管の接合部構造を示す縦断面図である。 この発明の第2の実施形態の樹脂配管の接合部構造を示す縦断面図である。 図2の一部を拡大した断面図である。
以下、この発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
最初に、図1〜図3に示すこの発明の第1の実施形態について説明する。
図1は、塩化ビニル等の樹脂から成る第1の樹脂配管1(一方の樹脂配管)と第2の樹脂配管2(他方の樹脂配管)の縦断面図であり、図2,図3は、第1の樹脂配管1と第2の樹脂配管2を接合した状態を示す縦断面図である。
これらの図に示すように、第1の樹脂配管1と第2の樹脂配管2は、一定外径の筒部1a,2aの軸方向の端部に径方向外側に張り出す接合フランジ1b,2bが一体に形成されている。接合フランジ1b,2bは、端面を相互に突き合わせられ、締結手段である複数のボルト3とナット4によって締結固定されるようになっている。なお、図中符号5は、接合フランジ1b,2bに形成されて、ボルト3の軸部が挿入される締結孔である。
第1の樹脂配管1の接合フランジ1bの端面には、円環状の収容溝6が形成されている。この収容溝6は、締結孔5よりも径方向内側の領域に筒部1aと同軸に形成されている。収容溝6には、環状のシール部材7が収容されている。この実施形態の場合、収容溝6は断面が略矩形状に形成され、シール部材7は、弾性を有するゴム部材によって断面円形状に形成されている。シール部材7は、その断面の直径が収容溝6の深さよりも大きく設定され、図1に示すように、非圧縮状態で収容溝6内に収容されたときに、一部が収容溝6から膨出するようになっている。
また、接合フランジ1bの外周縁部には、接合フランジ1bの端面の一般部8に対し軸方向外側(第2の樹脂配管2に対向する側)に向かって所定長さ突出する円筒状の遮蔽壁9が設けられている。
一方、第2の樹脂配管2の接合フランジ2bの端面は、ほぼ全域が偏平に形成されているが、外周側の端縁には、第1の樹脂配管1側の遮蔽壁9の軸方向からの進入を許容する円環状の切欠き部10が設けられている。また、接合フランジ2bの端面のうちの、締結孔5よりも径方向内側の領域は、第1の樹脂配管1側の接合フランジ1bとの締結時に、収容溝6内に収容されたシール部材7に平坦な面で当接する当接面11とされている。
ここで、収容溝6内に収容されたシール部材7は、第1の樹脂配管1と第2の樹脂配管2を接合フランジ1b,2b同士で突き合せ、図2に示すように、接合フランジ1b,2b同士をボルト3とナット4で締結したときに、接合フランジ2bの当接面11によって所定量押し潰され、当接面11と収容溝6の壁とに密接する。この結果、第1の樹脂配管1の接合フランジ1bと第2の樹脂配管2の接合フランジ2bの間は密閉状態に維持される。
ところで、第1の樹脂配管1の接合フランジ1bに設けられた遮蔽壁9は、シール部材7が当接面11によって押圧されない初期状態(図1参照)では、接合フランジ1bを径方向外側から見たときに、シール部材7の一部が遮蔽壁9の先端部から膨出して見える突出高さに設定されている。また、遮蔽壁9の突出高さは、図2に示すように、シール部材7が当接面11と収容溝6の間でシール機能を発揮する基準シール位置まで当接面11が収容溝6方向に相対変位した時点において、接合フランジ1bを径方向外側から見たときに、シール部材7の視認が遮蔽壁9によって完全に遮られる高さとなっている。そして、当接面11が基準シール位置まで収容溝6方向に相対変位した時点では、当接面11は接合フランジ1bの端面の一般部8には当接せず、遮蔽壁9は切欠き部10内にさらに進入可能となっている。したがって、接合フランジ1bと接合フランジ2bのボルト3とナット4による締め込み方向の最大変位量は、遮蔽壁9がシール部材7の視認を完全に遮った後に、接合フランジ2bと軸方向でさらに所定量オーバーラップする量となっている。
実際に第1の樹脂配管1と第2の樹脂配管2を接合する場合には、互いの接合フランジ1b,2bを突き合せた状態で両者を複数のボルト3とナット4によって締結する。このとき、作業者は接合フランジ1b,2bの径方向外側からシール部材7が見えるか否かを確認し、シール部材7が見えている間はボルト3とナット4による締結を継続し、シール部材7が遮蔽壁9によって完全に隠されて見えなくなった時点で締結を終了する。この時点では、当接面11が基準シール位置まで相対変位しているため、通常の場合、シール部材7が当接面11と収容溝6の間でシール機能を発揮している。
したがって、この接合部構造の場合、通常は、この時点でボルト3とナット4による締結を終了すれば、第1の樹脂配管1と第2の樹脂配管2の間を密閉することができる。このため、ボルト3とナット4による締め込みは、シール部材7が見えるか否かを指標として作業を行えばよい。
ただし、第1の樹脂配管1や第2の樹脂配管2の設置部位等の関係で、第1の樹脂配管1と第2の樹脂配管2に作用する負荷が大きく、接合フランジ1b,2bの各部に変形等が予測される場合や、製造誤差等によって接合フランジ1bの収容溝6の深さや幅が増大する可能性が考えられる場合には、図3に示すように、ボルト3とナット4による締結をさらに継続する。このとき、当接面11は接合フランジ1bの端面の一般部8に近接し、遮蔽壁9は切欠き部10内に進入する。この結果、二つの接合フランジ1b,2bの間が締め増しされ、シール部材7が当接面11と収容溝6とに確実に密接して、接合フランジ1b,2b間の密閉がより確実なものとなる。
また、この実施形態の接合部構造においては、第2の樹脂配管2の接合フランジ2bに遮蔽壁9の軸方向からの進入を許容する切欠き部10が設けられているため、一方の樹脂配管1の接合フランジ1bの径方向外側への張り出し量を増大させる必要がなく、その分、接合フランジ1bの小径化、ひいては接合部全体のコンパクト化を図ることができる。
この実施形態においては、遮蔽壁9が第1の樹脂配管1の接合フランジ1bに円周方向に沿うように円環状に設けられているが、遮蔽壁9は必ずしも円環状である必要はなく、接合フランジ1bの円周方向の一部から軸方向外側に突出するようにしても良い。ただし、この実施形態のように、遮蔽壁9を接合フランジ1bに円周方向に沿うように円環状に設けるようにした場合には、作業時に円周方向のいずれの方向からもシール部材7の目視確認を行うことが可能になるとともに、作業後には、シール部材7の外側全域を遮蔽壁9によって覆い、シール部材7部分への外部からの埃等の異物の進入を防止することができる。
つづいて、図4,図5に示すこの発明の第2の実施形態について説明する。なお、この第2の実施形態においては、第1の実施形態と同一部分には同一符号を付して重複する説明を省略するものとする。
これらの図に示すように、第1の樹脂配管101と第2の樹脂配管102は、一定外径の筒部101a,102aの軸方向の端部に径方向外側に張り出す接合フランジ101b,102bが一体に形成されている。この実施形態の場合、接合フランジ101b,102bは、ユニオン継手によって締結されるようになっており、一方の接合フランジ101bの外周には雄ねじ20(ユニオンねじ)が形成され、他方の接合フランジ102bにはテーパ状の受圧壁21が設けられている。接合フランジ101b,102bの外周には、ユニオンナットを構成する締結筒22が装着される。締結筒22の内周部には、他方の接合フランジ102bの受圧壁21に当接するテーパ状の押圧壁23と、一方の接合フランジ101bの雄ねじ20に螺合される雌ねじ24が形成されている。
一方の接合フランジ101bの端面には、第1の実施形態と同様に円環状の収容溝6が形成され、その収容溝6にシール部材7が収容されている。他方の接合フランジ102bの端面は、外周側の端縁を除いて平坦に形成され、その平坦な面が、接合フランジ101b,102bの締結時にシール部材7に当接する当接面11とされている。
また、一方の接合フランジ101bの外周縁部には、接合フランジ101bの端面の一般部8に対し軸方向外側に向かって所定長さ突出する円筒状の遮蔽壁9が設けられている。これに対し、他方の接合フランジ102bの端面の外周側の端縁には、一方の接合フランジ101bの遮蔽壁9の軸方向からの進入を許容する円環状の切欠き部10が設けられている。
一方の接合フランジ101bの遮蔽壁9は、接合フランジ101bを径方向外側から見たときに、シール部材7が他方の接合フランジ102bの当接面11によって押圧されない初期状態では、シール部材7の一部が遮蔽壁9の先端部から膨出して見え、かつ、当接面11が基準シール位置(シール部材7が当接面11と収容溝6の間でシール機能を発揮する位置)まで収容溝6方向に相対変位した時点では、シール部材7の視認が遮蔽壁9によって完全に遮られる高さに設定されている。また、当接面11が基準シール位置まで収容溝6方向に相対変位した時点では、当接面11は接合フランジ101bの端面の一般部8には当接せず、遮蔽壁9は切欠き部10内にさらに進入可能となっている。したがって、この実施形態の場合も、第1の樹脂配管101と第2の樹脂配管102の締結方向の最大変位量は、遮蔽壁9がシール部材7の視認を完全に遮った後に、接合フランジ102bと軸方向でさらに所定量オーバーラップする量となっている。
ただし、この実施形態の場合、一方の接合フランジ101bと他方の接合フランジ102bの外周側が締結筒22によって覆われるため、締結筒22の周壁には、円周方向に離間して複数の確認窓25が形成され、その確認窓25を通して遮蔽壁9やシール部材7を径方向外側から視認し得るようになっている。
第1の樹脂配管101と第2の樹脂配管102を接合する場合には、互いの接合フランジ101b,102bを突き合せた状態で、接合フランジ101b,102bの外周側に締結筒22を装着し、締結筒22の押圧壁23を他方の接合フランジ102bの受圧壁21に当接させたまま、締結筒22の雌ねじ24を一方の接合フランジ101bの雄ねじ20に締め込む。こうして、締結筒22によって一方の接合フランジ101bと他方の接合フランジ102bの間を締め込むと、他方の接合フランジ101bの当接面11が収容溝6内のシール部材7に当接してシール部材7を次第に押し潰すようになる。
この間、シール部材7は、締結筒22の確認窓25を通して、接合フランジ101b,102bの径方向外側から確認することができる。
作業者は、この締結筒22の締め込み作業時に、確認窓25を通して、接合フランジ101b,102bの径方向外側からシール部材7が見えるか否かを確認し、シール部材7が見えている間はボルト3とナット4による締結を継続し、シール部材7が遮蔽壁9によって完全に隠されて見えなくなった時点で締結を終了する。
したがって、この締結部構造の場合、通常時は、この時点で締結筒22による締め込みを終了すれば、第1の樹脂配管101と第2の樹脂配管102の間を密閉することができる。
また、この締結部構造の場合も、何等かの理由によって第1の樹脂配管101と第2の樹脂配管102の間のさらなる締め込みが必要になったときには、図5に示すように、締結筒22の増し締めを行って接合フランジ101b,102b同士をさらに締め付けることができる。
この実施形態の場合、第1の樹脂配管101と第2の樹脂配管102の間を締結筒22を用いて締結固定する点で第1の実施形態と異なっているものの、その他の基本構成はほぼ同様とされているため、前述した第1の実施形態と同様の効果を得ることができる。
なお、この発明は上記の実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の設計変更が可能である。
1,101 第1の樹脂配管(一方の樹脂配管)
1b,101b 接合フランジ
2,102 第2の樹脂配管(他方の樹脂配管)
2b,102b 接合フランジ
3 ボルト(締結手段)
4 ナット(締結手段)
6 収容溝
7 シール部材
9 遮蔽壁
10 切欠き部
11 当接面
22 締結筒
25 確認窓

Claims (4)

  1. 一方の樹脂配管の接合フランジに、環状のシール部材を収容する収容溝が設けられるとともに、他方の樹脂配管の接合フランジに、前記収容溝に収容されたシール部材に当接する当接面が設けられ、前記一方の樹脂配管と前記他方の樹脂配管が、互いの接合フランジを締結手段で締結される樹脂配管の接合部構造であって、
    前記一方の樹脂配管の接合フランジの前記収容溝よりも径方向外側の周縁部には、前記シール部材が前記当接面と前記収容溝の間でシール機能を発揮する基準シール位置まで前記当接面が前記収容溝方向に相対変位した時点で、前記一方の樹脂配管の径方向外側からの前記シール部材の視認を遮る遮蔽壁が設けられ、
    前記一方の樹脂配管の接合フランジと前記他方の樹脂配管の接合フランジの締め込み方向の最大変位量は、前記遮蔽壁が前記シール部材の視認を遮った後に前記他方の樹脂配管の接合フランジと軸方向でオーバーラップする量に設定されていることを特徴とする樹脂配管の接合部構造。
  2. 前記他方の樹脂配管の接合フランジには、前記遮蔽壁の軸方向からの進入を許容する切欠き部が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の樹脂配管の接合部構造。
  3. 前記遮蔽壁は、前記一方の樹脂配管の接合フランジの外周縁部に環状に設けられていることを特徴とする請求項1または2に記載の樹脂配管の接合部構造。
  4. 前記締結手段は、前記一方の樹脂配管と前記他方の樹脂配管を、両者の接合フランジの外側を覆った状態で締結する締結筒を備え、
    前記締結筒には、前記遮蔽壁の先端部の近傍の視認を許容する確認窓が設けられていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の樹脂配管の接合部構造。
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