JP2019170082A - 回転電機及びこれを備えた車両 - Google Patents

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Abstract

【課題】コイル全体にわたって均一に作動油をかけることができると共に、エアギャップへの作動油の進入を抑制すること。【解決手段】コイル26のコイルエンド28が軸方向に突出するステータ14と、ステータ14の内径側に配置されるロータコア32と、ロータコア32と共に一体的に回転するシャフト18と、ロータコア32の軸方向に延びる作動油流通路34と、ロータコア32の軸方向の一端部に配置されるエンドプレートユニット20とを備え、エンドプレートユニット20は、ロータコア32の周方向に沿って複数設けられ、作動油流通路34と連通する作動油溜まり部38と、作動油溜まり部38に連通しコイルエンドに向けて貫通する作動油吐出孔56、56とを有する。【選択図】図1

Description

本発明は、回転電機及びこれを備えた車両に関する。
例えば、特許文献1では、潤滑油がロータ内周部に溜まるように、ロータ軸とエンドプレートの潤滑油路との受け渡し部に、堰を設けることが開示されている。
特許文献1では、この堰によってロータ内周部に溜められた潤滑油を、潤滑油路を介してロータに導入すると共に、ロータの回転に伴う遠心力を利用してコイルを油冷している。
特許第3705193号公報
しかしながら、特許文献1に開示されたコイルの冷却構造では、潤滑油路から吐出される潤滑油が潤滑油路の吐出口の延長線上に位置するコイルエンドの一部にかかるだけであり、コイル全体にわたって均一に潤滑油をかけることが困難である。
また、特許文献1に開示されたコイルの冷却構造では、コイルエンドに向かって潤滑油を吐出する潤滑油路の吐出口が、ロータとステータとの間の間隙(エアギャップ)に近接した部位に設けられている。このため、特許文献1に開示されたコイルの冷却構造では、潤滑油路終端の吐出口から吐出された潤滑油が、直接的又は間接的にエアギャップ内に入り込むおそれがある。エアギャップ内に潤滑油が進入することにより、ロータのフリクションが増加しやすくなる。
本発明は、前記の点に鑑みてなされたものであり、コイル全体にわたって均一に作動油をかけることができると共に、エアギャップへの作動油の進入を抑制することが可能な回転電機及びこれを備えた車両を提供することを目的とする。
前記の目的を達成するために、本発明は、コイルを有し、前記コイルのコイルエンドが軸方向に突出するステータと、前記ステータの内径側に配置されるロータコアと、前記ロータコアと共に一体的に回転するシャフトと、前記ロータコアの軸方向に延びる作動油流路と、前記ロータコアの軸方向の少なくとも一方の端部に位置する作動油導出部と、を備え、前記作動油導出部は、前記ロータコアの周方向に沿って複数設けられ、前記作動油流路と連通する作動油溜まり部と、前記作動油溜まり部に連通し前記コイルエンドに向けて貫通する貫通孔とを有することを特徴とする。
なお、この「作動油」は、潤滑作用を有する潤滑油と、冷却作用を有する冷媒との両方の作用を有する流体である。
本発明では、コイル全体にわたって均一に作動油をかけることができると共に、エアギャップへの作動油の進入を抑制することが可能な回転電機及びこれを備えた車両を得ることができる。
本発明の実施形態に係る回転電機の軸方向に沿った要部断面模式図である。 図1に示す回転電機において、エンドプレートユニットを含むロータコア及びシャフトの一部省略斜視図である。 (a)は、エンドプレートユニットの表側を示す一部破断斜視図、(b)は、エンドプレートユニットの裏側を示す斜視図である。 本発明の他の実施形態に係る回転電機のロータコア及びシャフトの斜視図である。 図4に示す他の実施形態において、ロータコアの一端面に装着された作動油導出ガイドの斜視図である。 (a)は、図4のVI−VI線に沿った拡大断面図であって、作動油が第1傾斜板のガイド面に沿ってコイルエンドに向かって吐出される状態を示す説明図、(b)は、図4のVII−VII線に沿った拡大断面図であって、作動油が第2傾斜板のガイド面に沿ってコイルエンドに向かって吐出される状態を示す説明図である。
本発明の実施形態に係る回転電機10は、例えば、ハイブリッド自動車や電気自動車等の車両に搭載される走行用モータである。この回転電機10は、図示しないハウジングと、ステータ14と、ロータ16と、シャフト(ロータシャフト)18と、エンドプレートユニット20とを備えて構成されている(図1参照)。
図示しないハウジングは、ステータ14、及び、ロータ16を収容すると共に、ハウジングに装着された一組のベアリング(図示せず)を介して回転可能に軸支されている。
図1に示されるように、ステータ14は、ステータコア24と、ステータコア24に装着された複数層(例えば、U相、V相、W相)のコイル26と、ステータコア24の軸歩行に向かって突出するコイルエンド28とを有している。ステータ14は、コイル26に電流が流れることにより磁界が発生する。ステータコア24は、軸方向に沿って延在する円筒状に形成されている。ステータコア24は、例えば、電磁鋼板を軸線方向に複数枚積層することによって構成されている。
ステータコア24は、コイル26が挿入された図示しないコイルスロットが周方向に沿って並設されている。このコイル26は、例えば、平角線によって構成された複数の導線セグメントをステータコア24のコイルスロットに挿入し、ステータコア24から軸線方向に突出した部分において連結されたセグメントコイルで構成されている。
ロータ16は、例えば、埋込磁石形で構成され、ステータ14の径方向内側に配置されている。ロータ16は、ロータコア32と、ロータコア32に埋設(装着)された図示しない永久磁石と、ロータコア32の軸方向に沿った一端面及び他端面にそれぞれ対向して配置された一対のエンドプレートユニット20、20とを有する。
なお、本実施形態では、エンドプレートユニット20をロータコア32の軸方向に沿った両端部にそれぞれ設けているが、これに限定されるものではなく、ロータコア32の軸方向の少なくとも一方の端部に配置されていればよい。
ロータコア32は、軸線方向に一様に延在する円筒状からなり、ステータコア24の内周面に対向配置されている。ロータコア32は、例えば、電磁鋼板を軸線方向に複数枚積層することによって構成されている。ロータコア32には、シャフト18の軸方向に沿って延在する作動油流通路(作動油流路)34が形成されている。この作動油流通路34の一端は、中空のシャフト18の軸方向に沿って延在する作動油路36に連通している。作動油流通路34の他端は、後記する作動油溜まり部38に連通するロータコア32の端面まで延在している。なお、この「作動油」は、潤滑作用を有する潤滑油と、冷却作用を有する冷媒との両方の作用を有する流体である。
ロータコア32の径方向内側には、シャフト18が挿入され、例えば、圧入等によってロータコア32の中心部に固定されている。シャフト18及びロータコア32は、シャフト18の軸線を回転軸(回転中心)としてそれぞれ一体的に回転可能に設けられている。
また、ロータコア32には、所定の周角度領域のそれぞれに、永久磁石を装着するための図示しない磁石装着部が設けられている。複数の磁石装着部は、ロータコア32の外周部において、周方向に沿った所定の離間距離を有して等間隔に配置されている。磁石装着部は、軸線方向から視認して、径方向に直交する方向を長手方向とする矩形状に形成されている。
永久磁石は、図示しない磁石装着部に挿入され、例えば、樹脂や接着剤等によってロータコア32に対して固定されている。
ロータコア32には、周方向に沿って等角度離間して配置された図示しない複数の可動鉄心が設けられている。複数の可動鉄心は、それぞれ周方向で隣り合う一対の磁石装着部の間に配置されている。
図2に示されるように、ロータコア32の軸方向に沿った一端部及び他端部には、それぞれ同一構成からなるエンドプレートユニット(作動油導出部)20、20が配置されている。なお、図2中では、一方のエンドプレートユニット20のみを図示し、他方のエンドプレートユニット20の図示を省略している。各エンドプレートユニット20は、ロータコア32と略同形の円環状体で形成されている。本実施形態では、一側のエンドプレートユニット20を詳細に説明して、他側のエンドプレートユニット20の説明を省略する。
図3(a)及び図3(b)に示されるように、エンドプレートユニット20は、外側に配置される端面板40と、内側に配置される周縁付き環状体42と、固定リング44(図1参照)とによって構成されている。端面板40は、固定リング44を介してシャフト18(図1参照)に固定される環状部46と、環状部46の内径側から外径側に向かい、ロータコア32の端面からの離間距離が徐々に大きくなる袋形状部48とを有する。
図1に示されるように、この袋形状部48は、断面視して、環状部46からコイルエンド28に向かって立ち上がる傾斜面50を有する傾斜壁によって形成されている。この袋形状部48は、端面板40の周方向に沿って等角度離間して複数配置されている(図3(a)参照)。袋形状部48の内部には、傾斜壁の傾斜面50とロータコア32の端面との間で形成される空間部からなる作動油溜まり部38が形成されている。この作動油溜まり部38には、ロータコア32の作動油流通路34の下流口から供給された作動油が溜められる。
図1に示されるように、周縁付き環状体42の外周縁部54には、作動油溜まり部38に連通しコイルエンド28に指向して貫通する一組の作動油吐出孔(貫通孔)56、56が形成されている。この一組の作動油吐出孔56、56は、コイルエンド28の軸方向に沿って外周縁部54に複数個直線状に配置されていると共に、周方向に沿って所定角度離間して配置されている。なお、本実施形態では、複数の作動油吐出孔として2つの作動油吐出孔56、56を配置した場合を例示しているが、これに限定されるものではない。
図3(b)に示されるように、周縁付き環状体42の内周側には、軸方向から視認して貫通する開口部58が形成されている。この開口部58は、側面視して、外径側の矩形と内径側の半円とが結合した複合形状に形成され、作動油溜まり部38と連通するように形成されている。開口部58は、周方向に沿って所定角度離間して複数配置されている。
1個の作動油吐出孔56の断面積をS1とし、ロータコア32に形成された1個のフラックスバリア孔(図示せず)の油路断面積をS0とした場合、作動油吐出孔56の総断面積(S1×個数)は、相対する1個のフラックスバリア孔の油路断面積S0よりも小さく設定されるとよい((S1×個数)<<S0)。なお、相対する1個のフラックスバリア孔の油路断面積S0は、作動油溜まり部38に臨み、作動油流通路34の最下流口の油路断面積S(図1参照)に対応している。
本実施形態では、このように設定することで、作動油流通路34の最下流口を流通する作動油の流量を規制する絞り効果を得ることができる。本実施形態では、この絞り効果により、端面板20の袋形状部48内の作動油溜まり部38に対して作動油を確実に溜めることができる。この作動油溜まり部38内に溜められた作動油は、ロータコア32の遠心力によって、個々の作動油吐出孔56、56からコイル26全体にわたって均一に作動油を吐出させることができる。
なお、端面板40は、周縁付き環状体42及びロータコア32の端面と、固定リング44との間で挟持されている(図1参照)。
本実施形態に係る回転電機10は、基本的に以上のように構成されるものであり、次にその作用効果について説明する。
図1に示されるように、シャフト18の軸方向に沿って延在する作動油路36に連通する作動油流通路34を介して作動油溜まり部38に作動油が貯留される。この作動油溜まり部38に貯留された作動油は、シャフト18と一体的に回転するロータコア32の遠心力によって複数の作動油吐出孔(貫通孔)56、56からコイルエンド28に向かって吐出される(図1の破線矢印参照)。複数の作動油吐出孔56、56は、コイルエンド28の軸方向に沿って直線状に配置されている。これにより、本実施形態では、コイルエンド28の狙った位置でコイル26全体にわたって均一に作動油をかけることができる。この結果、本実施形態では、コイル26わたりの温度分布のバラツキを抑制することができる。
また、本実施形態では、複数の作動油吐出孔56、56が、コイルエンド28の軸方向に沿って複数配置されている。これにより、本実施形態では、各作動油吐出孔56の配置位置により、コイルエンド28への吐出位置を特定することができる。この結果、作動油をコイルエンド28の狙った位置に吐出することができる。
さらに、本実施形態では、複数の作動油吐出孔56の配置位置を調整することで、作動油がステータコア24とロータコア32との間隙であるエアギャップ60に進入することを抑制することができる。これにより、本実施形態では、エアギャップ60に対する作動油の進入を抑制し、ロータ16のフリクションを減少させることができる、
次に、本発明の他の実施形態に係る回転電機10aについて説明する。なお、図1〜図4に示す前記実施形態と同一の構成要素には同一の参照符号を付して、その詳細な説明を省略する。
図4は、本発明の他の実施形態に係る回転電機のロータコア及びシャフトの斜視図、
図5は、図4に示す他の実施形態において、ロータコアの一端面に装着された作動油導出ガイドの斜視図、図6(a)は、図4のVI−VI線に沿った拡大断面図であって、作動油が第1傾斜板のガイド面に沿ってコイルエンドに向かって吐出される状態を示す説明図、図6(b)は、図4のVII−VII線に沿った拡大断面図であって、作動油が第2傾斜板のガイド面に沿ってコイルエンドに向かって吐出される状態を示す説明図である。
他の実施形態に係る回転電機10aは、ロータコア32の両端面に対して、それぞれ、エンドプレートユニット20に代替する作動油導出ガイド70が配置されている点で相違している。図4では、ロータコア32の軸方向に沿った一端面に装着された作動油導出ガイド70を図示し、ロータコア32の軸方向に沿った他端面に装着された作動油導出ガイド70の図示を省略している。ロータコア32の両端面にそれぞれ装着される各作動油導出ガイド70、70は、同じ構成からなっている。
この作動油導出ガイド70は、作動油流通路34から導出された作動油を受領した後、所定角度傾斜するガイド面72を有する複数の傾斜板74を備えて構成されている。ガイド面72は、内径側の作動油流通路34から外径側のコイルエンド28に向かって立ち上がる傾斜面で形成されている。ガイド面72は、傾斜板74の内側の面で形成されている(図6(a)、図6(b)参照)。
また、図4、図5に示されるように、複数の傾斜板74は、シャフト18の軸方向からみて周方向に沿って配置されている。複数の傾斜板74は、ガイド面72の傾斜角度が大きい第1傾斜板74a(図6(a)参照)と、ガイド面72の傾斜角度が小さい第2傾斜板74b(図6(b)参照)とから構成されている。本実施形態では、第1傾斜板74aと第2傾斜板74bとをそれぞれ周方向に沿って交互に配置している。
図5に示されるように、作動油導出ガイド70は、シャフト18に装着される略円形の装着孔76を有するガイド本体78と、ガイド本体78の外周縁に連続し半径外方向に向かって延びる複数の第1傾斜板74a及び第2傾斜板74bとを有する。互いに隣接する第1傾斜板74aと第2傾斜板74bとの間には、側面視して略三角形状を呈する複数の支持壁80が設けられている。複数の支持壁80は、第1傾斜板74a及び第2傾斜板74bの傾斜角度に対応して設けられている。
なお、他の実施形態では、隣接する第1傾斜板74aと第2傾斜板74bとの間で互いのガイド面72の傾斜角度が異なるように設定しているが、これに限定されるものではない。例えば、複数の傾斜板74のガイド面72の傾斜角度を全て同じに設定してもよい。また、複数の傾斜板74の周方向に沿った位相角度によって、傾斜板74のガイド面72の傾斜角度がそれぞれ異なるように設定してもよい。
他の実施形態では、複数の傾斜板74(第1傾斜板74a、第2傾斜板74b)のガイド面72の傾斜角度を適宜設定することによって、コイルエンド28に対する作動油吐出部位をそれぞれ特定することができる(図6(a)、図6(b)参照)。すなわち、略鉛直面からなるロータコア32の端面を基準として傾斜板74のガイド面72の傾斜角度を大きく設定することで、コイルエンド28の軸方向に沿って作動油吐出位置を延長することができる。また、本実施形態では、周方向に沿って配置された複数の傾斜板74のガイド面72の傾斜角度を、複数の傾斜板74の位相角度によって変更することで、コイルエンド28に対する作動油吐出位置を調整することができる。
これにより、他の実施形態では、コイルエンド28の狙った位置でコイル26全体にわたって均一に作動油をかけることができる。この結果、本実施形態では、コイル26わたりの温度分布のバラツキを抑制することができる。
さらに、複数の傾斜板74のガイド面72の傾斜角度を調整することによって、作動油がエアギャップ60に進入することを抑制することができる。これにより、本実施形態では、エアギャップ60に対する作動油の進入を抑制し、ロータ16のフリクションを減少させることができる、
なお、他の実施形態において、その他の構成乃至作用効果は、図1〜図7に示す前記実施形態と同一であるため、その詳細な説明を省略する。
このような回転電機10、10aを図示しない車両に搭載することが可能である。
10、10a 回転電機
14 ステータ
18 シャフト
20 エンドプレートユニット(作動油導出部)
26 コイル
28 コイルエンド
32 ロータコア
34 作動油流通路(作動油流路)
38 作動油溜まり部
56 作動油吐出孔(貫通孔)
70 作動油導出ガイド
72 ガイド面
74 傾斜板

Claims (5)

  1. コイルを有し、前記コイルのコイルエンドが軸方向に突出するステータと、
    前記ステータの内径側に配置されるロータコアと、
    前記ロータコアと共に一体的に回転するシャフトと、
    前記ロータコアの軸方向に延びる作動油流路と、
    前記ロータコアの軸方向の少なくとも一方の端部に位置する作動油導出部と、
    を備え、
    前記作動油導出部は、前記ロータコアの周方向に沿って複数設けられ、前記作動油流路と連通する作動油溜まり部と、前記作動油溜まり部に連通し前記コイルエンドに向けて貫通する貫通孔とを有することを特徴とする回転電機。
  2. 請求項1記載の回転電機において、
    前記貫通孔は、前記コイルエンドの軸方向に沿って複数配置されていることを特徴とする回転電機。
  3. コイルを有し、前記コイルのコイルエンドが軸方向に突出するステータと、
    前記ステータの内径側に配置されるロータコアと、
    前記ロータコアと共に一体的に回転するシャフトと、
    前記ロータコアの軸方向に延びる作動油流路と、
    前記ロータコアの軸方向の少なくとも一方の端部に位置する作動油導出ガイドと、
    を備え、
    前記作動油導出ガイドは、前記ロータコアの周方向に沿って複数設けられ、前記作動油流路からの作動油を受領した後、所定角度傾斜するガイド面によって作動油を前記コイルエンドに指向して導くことを特徴とする回転電機。
  4. 請求項3記載の回転電機において、
    前記ガイド面は、少なくとも2つの相互に異なる傾斜角度を有することを特徴とする回転電機。
  5. 請求項1乃至請求項4のいずれか1項記載の回転電機を備えることを特徴とする車両。
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