JP2017204903A - 回転電機 - Google Patents

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【課題】モータ室下部の冷媒液面が上昇した場合でも、冷媒液がエアギャップに浸入するのを抑制可能な回転電機を提供すること。【解決手段】ハウジング1に外周を支持されたステータ2と、ステータ2の内側にエアギャップ5を介して配置され、ハウジング1に回転可能に支持されたロータ3と、ロータ3の回転に伴って、ロータ3に供給された冷媒液が飛散するよう設けられた冷媒供給路4と、を備えた回転電機であって、ロータ3の軸方向に沿う方向の両端部であるロータ軸端部としてのエンドプレート32epが、ステータ2の軸方向に沿う方向の端面よりもハウジング1のカバー部11bおよびカバー12に近い側に配置され、エンドプレート32epが、ステータ2のステータコア21の内周よりも外径方向に位置する大径凸部33を備えることを特徴とする回転電機とした。【選択図】図1

Description

本発明は、冷媒液を用いて冷却可能な回転電機に関する。
従来、回転電機の永久磁石やコイルを、オイルなどの冷媒液を用いて冷却するようにした回転電機において、ロータとステータとの間のエアギャップに冷媒液が浸入するのを抑制する技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。
この従来技術は、ロータコア内部から冷媒液を排出する冷媒液排出口と、この冷媒液排出口とロータコア外周面との間の所定位置にロータ円周方向全域に亘って設けられた冷媒液放出部とを備えている。そして、冷媒液放出部は、径方向内側に引退した凹状部と、凹状部の冷媒液排出口側で突出した凸状部とを有している。
したがって、上記従来技術では、冷媒液排出口から排出されてロータ外周に向かう冷媒液は、凸状部から凹状部へ移動することがなく、エアギャップへの流入が防止され、エアギャップに流入した冷媒液がロータの回転力の抵抗となるのを抑制できる。
特開2009−118686号公報
しかしながら、上述の従来技術では、モータ室下部の冷媒液面が上昇した際のエアギャップへの冷媒液の浸入を防止することができず、これを原因とした攪拌損失が増大するという問題があった。
すなわち、高速で回転するロータから飛散した冷媒液(油)が、ハウジングやモータ室下部の油溜りへの衝突を繰り返すことにより、冷媒液に気泡が混入する。これにより、気泡が混入した分だけ冷媒液(油)の見かけの体積が増加し、モータ室下部の油溜りの冷媒液面が上昇する。よって、初期状態ではエアギャップ面よりも下に位置していた冷媒液面が、エアギャップよりも上昇し、冷媒液がエアギャップに浸入する場合があった。
本発明は、上記問題に着目してなされたもので、モータ室下部の冷媒液面が上昇した場合でも、冷媒液がエアギャップに浸入するのを抑制可能な回転電機を提供することを目的とする。
本発明の回転電機は、ロータの軸方向に沿う方向の両端部であるロータ軸端部が、ステータの軸方向に沿う方向の端面よりもハウジングに近い側に配置され、ロータ軸端部が、ステータコアの内周よりも外径方向に位置する大径部を備えることを特徴とする回転電機とした。
本発明の回転電機にあっては、ロータ軸端部の大径部がエアギャップの軸方向端部を覆うように配置されて回転するため、冷媒液面が上昇した場合でも、冷媒液がエアギャップへ流入するのを大径部が抑制する。したがって、エアギャップへの冷媒液の流入を低減し、ロータの撹拌損失が低減しモータ効率が向上する。
実施の形態1の回転電機の断面図である。 実施の形態1の回転電機の分解断面図である。 実施の形態1の回転電機の断面図であって、図2のS3−S3線の位置の断面を示す。 実施の形態1の回転電機の断面図であって、図2のS4−S4線の位置の断面を示す。 実施の形態1の回転電機の断面図であって、図2のS5−S5線の位置の断面を示す。 実施の形態1の回転電機のエンドプレートの大径凸部の説明図であり、(a)はエンドプレートの回転方向を示す図、(b)は(a)のK部に示す大径凸部の一例を示す図、(c)は(a)のK部に示す大径凸部の他の例を示す図である。
以下、本発明の回転電機を実現する最良の形態を、図面に示す実施の形態に基づいて説明する。
(実施の形態1)
まず、本実施形態1の回転電機を備えた回転電機Aの構造について説明する。
図1は、回転電機Aを示す断面図である。
この回転電機Aは、ハウジング1とステータ2とロータ3と、を備える。
ハウジング1は、略有底円筒形状のハウジング本体11と、このハウジング本体11の軸方向一端の開口を塞ぐ略円盤形状のカバー12と、を備え、内部にモータ室13が形成されている。なお、ハウジング本体11は、円筒部11aと円筒部11aの一端の開口を塞ぐ円盤状のカバー部11bとを備える。また、カバー部11bの軸心部には、軸受11cと、そのモータ室13側のシール材11dとを有する。また、カバー12も、軸心部に、軸受11cと同軸位置に軸受12cを有するとともに、そのモータ室13側にシール材12dを有する。
ステータ2は、図3に示すように円環状に形成されたステータコア21を備え、このステータコア21の内周には、周方向に一定間隔でティース22が内径方向に突出されている。また、ティース22どうしの間に設けられたスロット23に収容されて、ティース22にコイル24が巻き付けられている。なお、ステータコア21は、多数枚のリング状の鋼板を中心軸に沿う方向に積層して構成されている。
そして、図1に示すように、ステータコア21の外周がハウジング本体11の円筒部11aの内周に固定されている。なお、円筒部11aの外周には、放熱用のフィン11fが複数外径方向に突出して形成されている。
また、ステータコア21の内側には、ロータ3が、その外周とステータコア21の内周との間にエアギャップ5を介して配置されている。すなわち、回転電機Aは、前述したコイル24と、ロータ3の永久磁石(図示省略)との電磁作用により回転動力を得る。
ロータ3は、ロータシャフト31とロータコア32とを備える。
ロータシャフト31は、ハウジング1の円筒部11aの中心軸に沿って配置され、両端部が、軸受11c,12cに回転可能に支持されている。
ロータコア32は、ロータシャフト31の外周に固定され、複数の金属板を軸方向に積層したロータコア本体32aと、このロータコア本体32aの軸方向の両端に配置されてロータコア本体32aを支持するエンドプレート32ep,32epとを備えている。なお、ロータコア32は、内部に、周方向に間隔を空けて複数の永久磁石(図示省略)を備える。
また、ロータ3は、軸方向に沿う方向の寸法が、ステータコア21よりも大きな寸法に形成されている。したがって、両エンドプレート32ep,32epは、ステータコア21の軸方向に沿う方向の端面よりもハウジング1(カバー部11b、カバー12)側に位置している。
以上の構成の回転電機Aは、コイル24に通電して、電動機として機能することが可能であるとともに、回転電機Aに外部から伝達される駆動力により発電する発電機として機能することも可能である。
次に、回転電機Aにおける冷却構造について説明する。
ロータ3は、回転電機Aの外部から冷媒液を供給する冷媒供給路4を備える。すなわち、回転電機Aは、冷媒液を循環させて、永久磁石およびコイル24を冷却する構造である。なお、冷媒液としては、冷却オイルを用いることができるが、これに限定されるものではない。また、冷媒液は、ポンプO/Pにより回転電機Aに対して供給され、かつ、モータ室13の下部の冷媒溜り13aからポンプO/Pに吸引される。
冷媒供給路4は、回転軸心流路41と、径方向流路42と、ロータ軸方向流路43と、を備える。
回転軸心流路41は、ロータシャフト31の一端の冷媒入口41aからロータシャフト31の中心軸に沿って軸方向に延在されている。
径方向流路42は、回転軸心流路41からロータシャフト31およびロータコア32を通り外径方向に延びる流路であり、シャフト貫通孔42aとロータコア径方向流路42bとを備える。
シャフト貫通孔42aは、ロータシャフト31においてロータコア32の軸方向の一端部と軸方向で略一致する位置で、ロータシャフト31を外径方向に貫通して形成されている。
ロータコア径方向流路42bは、ロータコア32のエンドプレート32epとロータコア本体32aとの間に形成されており、本実施の形態1では、エンドプレート32epの端面に軸方向に凹んだ溝を外径方向に延在して形成されている。
ロータコア径方向流路42bは、ロータコア32の外周部近傍であって、ロータコア径方向流路42bの外径方向先端位置においてロータ3の中心軸と平行にロータコア32を貫通して形成されている。このロータコア径方向流路42bの両端部は、ロータ軸方向流路43をモータ室13に向けて開口された冷媒排出口44,44となる。
また、図3に示す冷媒排出口44およびこれと同軸のロータコア径方向流路42b(図3では図示されない)は、ロータコア32(図ではエンドプレート32ep)において周方向に略等間隔で複数(本実施の形態では8)形成されている。したがって、ロータコア径方向流路42b(図1参照)も、図4に示す冷媒排出口44と同数設けられている。すなわち、ロータコア径方向流路42bは、図4には現れないが、図4に示す回転軸心流路41とロータコア径方向流路42bとを径方向に連通して形成されている。
さらに、図3、図5に示すように、エンドプレート32epの外周部は、周方向に一定の間隔で、複数の大径凸部33が形成されている。すなわち、エンドプレート32epの外周部は、外径がステータコア21の内径よりも小径に形成されている円弧状部34と、この円弧状部34から外径方向に突出した大径凸部33と、により凹凸状に形成されている。
そして、大径凸部33は、その外径方向の頂部がステータコア21の内周よりも外径方向側に位置する一方で、スロット23のコイル24よりも内径方向側に位置する。したがって、ロータ3の回転時には、大径凸部33は、コイル24と干渉することなく、エアギャップ5の軸方向両端でモータ室13に向けて開放された開放部51を遮るように回転する。
また、大径凸部33の周方向の間隔は、ステータコア21のスロット23の周方向の間隔の整数倍(本実施の形態では2倍)に設定されている。
したがって、ロータ3の組付時には、図3に示すように、大径凸部33の周方向の位置を、ステータ2のスロット23の周方向の位置に一致させた状態で、図2の矢印Y2に示すように、ステータコア21の内側を軸方向に沿う方向に移動させることができる。
大径部33は、図3、図5では、周方向に対称な略台形状のものを示しているが、図6(b)に示す略三角形状や、図6(c)に示す円弧形状に形成するのが好ましい。
すなわち、図6(b)に示す大径部33(b)、図6(c)に示す大径部33(c)は、矢印YRにより示すロータ3の回転方向側の突出側面33aが、エンドプレート32epの円弧状部34に対し90度よりも小さな傾斜角度を有して形成されている。具体的には、図6(b)に示す大径凸部33(b)は、回転方向側の突出側面33aが円弧状部34の接線方向に対して鋭角の傾斜角度θを成す略三角形状に形成されている。図6(c)に示す大径凸部33(c)は、半円形状に形成され、回転方向側の突出側面33aは、円弧状部34に対して緩やかな円弧を描いて立ち上がるよう傾斜した形状に形成されている。
(実施の形態1の作用)
次に、実施の形態1の作用を説明する。
回転電機Aの駆動時にはポンプO/Pを駆動させ、冷媒入口41aから冷媒供給路4に冷媒を供給する。この冷媒供給路4に供給された冷媒液は、ポンプO/Pの吐出圧およびロータ3の回転により作用する遠心力により、回転軸心流路41、径方向流路42、ロータ軸方向流路43を通り、冷媒排出口44からモータ室13に飛散する。また、モータ室13に飛散された冷媒液は、モータ室13の下部の冷媒液溜り13aに落下し、ポンプO/Pに吸引され、再び、回転電機Aの冷媒供給路4に供給される循環を繰り返す。
以上のように冷媒液が循環されるのに伴い、ロータ3の永久磁石や、ステータ2のコイル24と熱交換を行って、これらを冷却することができる。
ところで、ロータ3が高速で回転すると、ロータ3から飛散した冷媒液(オイル)が、ハウジング1やモータ室13の下部の冷媒液溜り13aへの衝突を繰り返すことにより、冷媒液に気泡が混入する。
そして、気泡が混入した分だけ冷媒液の見かけの体積が増加するため、モータ室13の下部の冷媒液溜り13aの液面が上昇する。これにより、初期状態ではステータ2とロータ3との間に設定されているエアギャップ5よりも下方に位置していた液面が、エアギャップ5よりも高い位置まで上昇する場合がある。
このとき、本実施の形態1では、ロータ3の軸端部のエンドプレート32epに形成した大径凸部33がエアギャップ5の軸方向端部の開放部51を覆うように配置されて回転する。このため、大径凸部33が、液面が上昇したモータ室13の下部の冷媒液溜り13aから、冷媒液が開放部51を通りエアギャップ5へ流入するのを阻害する。これにより、エアギャップ5への冷媒液の流入を低減できるため、ロータ3の撹拌損失が低減しモータ効率が向上する。
(実施の形態1の効果)
以下に、実施の形態1の効果を列挙する。
1)実施の形態1の回転電機は、
ハウジング1に外周を支持されたステータ2と、
ステータ2の内側にエアギャップ5を介して配置され、ハウジング1に回転可能に支持されたロータ3と、
ロータ3の回転に伴って、ロータ3に供給された冷媒液が飛散するよう設けられた冷媒供給路4と、
を備えた回転電機であって、
ロータ3の軸方向に沿う方向の両端部であるロータ軸端部としてのエンドプレート32epが、ステータ2の軸方向に沿う方向の端面よりもハウジング1のカバー部11bおよびカバー12に近い側に配置され、
エンドプレート32epが、ステータ2のステータコア21の内周よりも外径方向に位置する大径凸部33を備えることを特徴とする。
したがって、エンドプレート32epに形成した大径凸部33がエアギャップ5の軸方向端部の開放部51を覆って回転するため、冷媒液溜り13aの液面が、エアギャップ5よりも上昇しても、エアギャップ5へ冷媒液が流入するのを阻害する。これにより、エアギャップ5への冷媒液の流入を低減できるため、ロータ3の撹拌損失が低減しモータ効率が向上する。
2)実施の形態1の回転電機は、
ロータ軸端部としてのエンドプレート32ep,32epの少なくとも一方は、外周部が、ステータコア21の内径よりも小径の円弧状部34と、この円弧状部34から外径方向に突出された大径凸部33と、を備えた凹凸状に形成され、
大径凸部33は、周方向に等間隔であり、かつ、ステータコア21のスロット23の間隔の整数倍の間隔で形成されていることを特徴とする。
したがって、ステータ2の軸方向に沿う方向の一方からロータ3をステータ2に挿入するという従来からの組付方により、ロータ3の組み付けを行うことができる。よって、ステータ2の両側からそれぞれステータコア21の内径よりも大径のエンドプレートを組み付けるなど、従来とは異なる手順により組み付けるものと比較して、製造コストを低減できる。
3)実施の形態1の回転電機は、
ロータ軸端部としてのエンドプレート32ep,32epの両方が、前記凹凸状に形成されていることを特徴とする。
したがって、エンドプレート32ep,32epを共用でき、一方のエンドプレートに、全周に亘ってステータコア21の内径よりも大径の円盤状のものを用いるなど、異なる形状のものを用いる場合よりも、部品点数を減らし、製造コストを低減できる。
4)実施の形態1の回転電機は、
大径凸部33の回転方向側の突出側面33aが、円弧状部34に対して直角よりも緩やかに傾斜した形状に形成されていることを特徴とする。
したがって、エンドプレート32ep,32epの大径凸部33が冷媒液に進入する際の抵抗を低減することができるため、ロータ3の撹拌損失がさらに低減しモータ効率が向上する。
以上、本発明の実施の形態を説明してきたが、具体的な構成については、この実施の形態に限られるものではなく、特許請求の範囲の各請求項に係る発明の要旨を逸脱しない限り、設計の変更や追加等は許容される。
例えば、実施の形態では、エンドプレートの両方の外周部を、凹凸状に形成した例を示した。しかし、エンドプレートの一方のみに実施の形態で示した外周部が凹凸状のエンドプレートを適用し、もう一方は、ステータコアの内径よりも大径の円盤状のエンドプレートを用いてもよい。この場合、組付時に凹凸状のエンドプレートから挿入することにより、従来からのステータに対して組み付けを終えたロータを挿入して組み付けることができる。
また、実施の形態では、外周部が凹凸状のエンドプレートの大径部の間隔を、スロットの間隔の2倍とした例を示したが、その間隔は、これに限定されない。例えば、大径部の間隔を、スロットの間隔と同間隔(1倍)としてもよいし、3以上の整数倍としてもよい。
あるいは、ロータの組み付け時に、大径部を、スロットを通過させることのない組み付け方法を用いる場合では、大径部の間隔は、スロットの間隔に制約されることなく、任意に設定可能である。
また、大径部としての大径凸部の形状は、実施の形態で示した形状(図6(b)、図6(c)の形状)に限定されるものではない。例えば、突出側面が、円弧状部の法線方向に立ち上がる形状や、法線よりも鈍角を成す形状に形成しても、エアギャップへの冷媒液の浸入を抑制するという効果を得ることはできる。
さらに、ロータの組み付け時に、大径部を、スロットを通過させることのない組み付け方法を用いる場合には、ロータの軸方向両端のエンドプレートに、ステータコアの内径よりも大径の円盤状のエンドプレートを用いることもできる。
1 ハウジング
2 ステータ
3 ロータ
4 冷媒供給路
5 エアギャップ
13 モータ室
21 ステータコア
22 ティース
23 スロット
24 コイル
32ep エンドプレート(ロータ軸端部)
33 大径凸部
33a 突出側面
34 円弧状部
51 開放部
A 回転電機

Claims (4)

  1. ハウジングに外周を支持されたステータと、
    前記ステータの内側にエアギャップを介して配置され、前記ハウジングに回転可能に支持されたロータと、
    前記ロータの回転に伴って、前記ロータに供給された冷媒液が飛散するよう設けられた冷媒供給路と、
    を備えた回転電機であって、
    前記ロータの軸方向に沿う方向の両端部であるロータ軸端部が、前記ステータの軸方向に沿う方向の端面よりも前記ハウジングに近い側に配置され、
    前記ロータ軸端部が、前記ステータのステータコアの内周よりも外径方向に位置する大径部を備えることを特徴とする回転電機。
  2. 請求項1に記載の回転電機において、
    前記ロータ軸端部の少なくとも一方は、外周部が、前記ステータコアの内径よりも小径の円弧状部と、この円弧状部から外径方向に突出された前記大径部と、を備えた凹凸状に形成され、
    前記大径部は、周方向に等間隔であり、かつ、前記ステータコアのスロットの間隔と1を含む整数倍の間隔で形成されていることを特徴とする回転電機。
  3. 請求項2に記載の回転電機において、
    前記ロータ軸端部の両方が、前記外周部が前記凹凸状に形成されていることを特徴とする回転電機。
  4. 請求項2または請求項3に記載の回転電機において、
    前記大径部の回転方向側の突出側面が、前記円弧状部に対して直角よりも緩やかに傾斜した形状に形成されていることを特徴とする回転電機。
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