JP2011172375A - 回転電機用ロータ - Google Patents

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Abstract

【課題】ロータの回転によって生じる回転損失の増大を抑制しつつ、永久磁石とコイルとを冷却することが可能な回転電機用ロータを提供する。
【解決手段】ロータ軸に平行な円筒状の外周面30を有するロータコアRCを備えた回転電機用ロータRは、ロータ軸方向端面44に設けられ、ロータコアRCの内部から冷却液を排出する冷却液排出口20と、当該冷却液排出口20と外周面30との間の所定位置に、ロータ周方向全域に亘って設けられた冷却液放出部70と、を備え、当該冷却液放出部70は、ロータ軸に平行な円筒状の仮想基準面IPに対して径方向内側に引退した凹状部71と、当該凹状部71の冷却液排出口20側にあって仮想基準面IPまで突出する凸状部72と、を有する。
【選択図】図3

Description

本発明は、ロータ軸に平行な円筒状の外周面を有するロータコアを備えた回転電機用ロータに関する。
従来、様々な機器に亘って駆動用の動力源の一つとして回転電機が用いられている。この種の回転電機は、コイルを有するステータと永久磁石を有するロータとを備えて構成される。特に、被駆動側の機器から大きな出力が要求されると、回転電機の各部、特にコイルや永久磁石からの発熱量が大きくなる。このような発熱の原因の一つとして銅損や鉄損が挙げられる。
銅損はコイルに電流を流した場合に当該電流の大小に拘らず常に発生する損失であり、コイルに流れる電流の2乗に比例して増加する。一方、鉄損はヒステリシス損とうず電流損とからなり、磁性材料を交番磁界の中においた際に発生する損失である。ヒステリシス損は鉄心の磁区が交番磁界によって磁界の向きを変える時に発生する損失であり、うず電流損は導体の内部において磁束が変化しているところで発生するうず電流に起因する損失である。これらの損失が熱エネルギー、即ちジュール熱として発散されるため、回転電機のコイルや永久磁石は発熱する。
このような発熱が過度に進行すると、回転電機の回転効率が悪化し、最終的には回転電機として機能しなくなる。このため、回転電機には当該回転電機が備える永久磁石やコイルを適切に冷却することが可能な冷却手段が備えられているものがある。この種の冷却手段として、例えば下記の特許文献1に記載のものがある。
特許文献1に記載のモータの冷却回路は、ロータシャフト及びコア(本願「ロータコア」に相当)を有するロータと、ステータとを備えて構成されるモータの冷却に利用される。当該冷却回路は、ロータシャフトの軸心部に形成された軸方向油路(以下「ロータシャフトの軸方向油路」とする)と、コアをロータ軸方向に貫通する軸方向油路(以下「コアの軸方向油路」とする)とを備えて構成される。ロータシャフトの軸方向油路に冷媒が供給され、当該冷媒はロータシャフトの回転により生じる遠心力で、ロータシャフトの軸方向油路の周面に沿って流れる。また、冷媒はロータシャフトの軸方向油路からコアの軸方向油路にも供給され流通する。これにより、コアの軸方向に備えられる永久磁石が冷却される。また、コアの軸方向油路を流通した冷媒は、コアのロータ軸方向端部に備えられたプレートの油孔からロータシャフトの回転による遠心力によりステータのコイルエンドに放出される。これにより、コイルが冷却される。
特開平9−182375号公報
上述の特許文献1に記載のモータは、ロータコアの外周面とステータの内周面との間にギャップを有して形成される。特許文献1に記載の技術を用いてモータを冷却した場合、ロータの回転速度及び冷媒の粘性によっては、プレートの油孔から放出された冷媒がプレートの径方向外側を伝って移動し、前記ギャップに流入することが考えられる。冷媒がギャップに流入すると、ロータの回転速度や冷媒の粘性によっては、当該冷媒が、ロータが回転する際の回転力に対して抵抗として作用しうる。したがって、このような場合には、ロータの回転によって生じる回転損失が増大し、モータの回転効率を悪化させる原因となってしまう。
本発明の目的は、上記問題に鑑み、冷却液のロータコアの外周面への流通を抑制することが可能な回転電機用ロータを提供することにある。
上記目的を達成するための本発明に係る回転電機用ロータの特徴構成は、ロータ軸に平行な円筒状の外周面を有するロータコアを備えると共に、ロータ軸方向端面に設けられ、前記ロータコアの内部から冷却液を排出する冷却液排出口と、前記冷却液排出口と前記外周面との間の所定位置に、ロータ周方向全域に亘って設けられた冷却液放出部と、を備え、前記冷却液放出部は、前記ロータ軸に平行な円筒状の仮想基準面に対して径方向内側に引退した凹状部と、当該凹状部の前記冷却液排出口側にあって前記仮想基準面まで突出する凸状部と、を有する点にある。
このような特徴構成とすれば、冷却液排出口とロータコアの外周面との間に、ロータ軸に平行な仮想基準面に対して径方向内側に引退した凹状部がロータ周方向に沿って設けられ、当該凹状部と冷却液排出口との間に、仮想基準面まで突出する凸状部が設けられるので、回転電機用ロータが回転している場合には、冷却液排出口から排出された冷却液が凸状部から凹状部へ移動することがない。このため、冷却液がロータコアの外周面に流通することを確実に抑制することができる。したがって、ロータコアの径方向外側にステータが設けられる場合、冷却液が、ロータコアの外周面とステータの内周面との間に形成されるギャップに流入することがないので、冷却液が回転電機用ロータの回転力の抵抗となることがない。これにより、回転電機用ロータの回転中に冷却液が前記ギャップに侵入することによって生じる回転損失の増大を抑制することが可能となる。
また、前記ロータコアのロータ軸方向端部にエンドプレートが備えられ、前記冷却液排出口が前記エンドプレートの軸方向端面に設けられ、前記冷却液放出部が前記エンドプレートにおける前記冷却液排出口よりロータ径方向外側に設けられていると好適である。
このような構成とすれば、ロータ軸方向端部にエンドプレートを備えたロータコアであっても、エンドプレートに設けられた冷却液排出口とロータコアの外周面との間に冷却液放出部が設けられるので、ロータコアの外周面への冷却液の流通を抑制することができる。
また、前記凹状部は、ロータ径方向外側に向かって開口すると共にロータ周方向に延びる凹溝であると好適である。
このような構成とすれば、ロータ周方向の全周に亘って凹状部が形成されるので、ロータ軸方向端面に設けられる冷却液排出口の位置に拘らず、確実に冷却液がロータコアの外周面に流通することを防止できる。
また、前記冷却液放出部は、前記ロータ軸方向端面に取り付けられた円環板状部材を用いて構成され、前記円環板状部材のロータ径方向外側端部が、前記ロータ軸方向端面の径方向外側縁よりロータ径方向外側に突出するように設けられていても良い。
このような構成とすれば、ロータ軸方向端面の外径よりも大きな外径の円環板状部材をロータコアの軸心と合わせてロータ軸方向端面に配設するだけで冷却液放出部を形成できる。したがって、凹状部と凸状部とを形成する加工が必要ないので、ロータコアの外周面への冷却液の流通を抑制できる回転電機用ロータを低コストで実現することができる。
また、前記冷却液放出部は、前記ロータ軸方向端面に取り付けられた円環板状部材を用いて構成され、前記円環板状部材のロータ径方向外側端部が、前記ロータ軸方向端面に対して隙間を有するように設けられていても良い。
このような構成とすれば、例えばロータ軸方向中央側からロータ軸方向外側に離れるにしたがって外径が大きくなる外周面を備えた形状等のように、ロータ径方向外側端部がロータ軸方向端面に対して隙間を有する円環板状部材をロータコアの軸心と合わせてロータ軸方向端面に配設するだけで冷却液放出部を形成できる。したがって、凹状部と凸状部とを形成する加工が必要ないので、ロータコアの外周面への冷却液の流通を抑制できる回転電機用ロータを低コストで実現することができる。
また、前記冷却液放出部は、前記ロータコアの前記外周面に対してロータ径方向内側であって、当該外周面に対してロータ軸方向端面側に設けられていると好適である。
このような構成とすれば、冷却液が冷却液放出部よりもロータ軸方向中央側に流通することがないので、ロータコアの外周面への冷却液の流通を確実に防止できる。したがって、ロータコアの外周面とステータの内周面との間で形成されるギャップに冷却液が流入することを防止できるので、冷却液による回転電機用ロータの回転エネルギーの消費を低減することができる。また、このような構成とすれば、冷却液排出口と冷却液放出部との間の距離を短く設定することができる。このため、冷却液排出口から排出された冷却液がロータ軸方向端面を伝って移動する距離が短くなるので、冷却液排出口から排出された冷却液を冷却液放出部まで移動させるのに要する運動エネルギーを低減することができる。したがって、回転電機用ロータの回転エネルギーの消費を低減することができるので、回転電機用ロータの回転効率を高めることが可能となる。
回転電機の側方断面を示す図である。 ロータのロータ軸方向端部の斜視図である。 冷却液放出部の拡大図である。 その他の実施形態に係る冷却液放出部について示す図である。 その他の実施形態に係る冷却液放出部について示す図である。 その他の実施形態に係る冷却液放出部について示す図である。 その他の実施形態に係る冷却液放出部について示す図である。 その他の実施形態に係る冷却液放出部について示す図である。 その他の実施形態に係る冷却液放出部について示す図である。
以下、本発明に係る回転電機用ロータR(以下「ロータR」とする)に関して説明する。本ロータRは、冷却液がロータRの外周面30とステータSの内周面40との間に形成されるギャップGに流入することを防止することが可能なように構成されている。なお、この冷却液は一般的な冷却オイルを用いると好適であるが、これに限定されるものではない。
図1は、本実施形態に係るロータRが配設される回転電機Mの側方断面図である。図1に示されるように、回転電機Mはケース本体MC1と当該ケース本体MC1の開口部を覆うカバーMC2とで形成される空間内に、ステータSとロータRとが収納されるように構成され、ステータSはケース本体MC1に固定される。なお、ケース本体MC1及びカバーMC2は、回転電機Mを収納するケースに相当するため、以降の説明においては、ケース本体MC1及びカバーMC2のいずれかを区別をする必要がない場合には、共にケースMC1、MC2として説明する。
回転電機Mは、当該回転電機Mが発生する駆動力(回転動力)を回転電機Mの外部に出力することが可能である。このような場合には回転電機Mは電動機として機能する。また、回転電機Mに外部から駆動力(回転動力)を伝達することにより、当該回転電機Mが発電を行う発電機として機能することも可能である。本実施形態では回転電機Mが電動機として機能している場合の例を用いて説明する。
電動機として機能する回転電機Mは、コイルCと永久磁石PMとの電磁作用により回転動力を取得する。この回転動力の取得は公知技術であるため説明は省略する。本実施形態においては、コイルCはステータSに備えられ、永久磁石PMはロータRに備えられるものとして説明する。
ロータRは、ロータコアRC、冷却液流通空間R1、冷却液排出口12、冷却液放出部20を備えて構成される。ロータコアRCは、ロータ軸10に平行な円筒状の外周面30を有する。ロータコアRCは、その外周が円形であり、且つその中心部が当該外周と同心であって当該外周よりも小径の円形の孔が設けられたリング状(ドーナツ状)の板からなる円環板状の部材を積層して構成される。円環板状の部材は所定の厚さ(例えば数mm)のコア材(鋼板)をこのようなリング状に打ち抜いて(打ち抜き加工により)形成される。ロータコアRCは、このように打ち抜き加工により形成された同一形状の複数の円環板状の部材を積層して円筒状に形成される。円環板状の部材を積層する際には、夫々の部材の軸心が一致するように積層される。したがって、円筒状の外周面30は、ロータ軸10に平行に形成される。ロータコアRCは、その径方向中心部にロータ軸方向に沿った貫通孔を有する円筒状で形成される。この貫通孔には、当該ロータコアRCと一体回転するように固定されたロータ軸10を有して構成される。
冷却液流通空間R1は、ロータ軸10の径方向内側に設けられ、冷却液が供給され流通される。上述のようにロータコアRCは径方向中心部にロータ軸方向に沿った貫通孔を有する円筒状で形成される。本実施形態では、この貫通孔にロータ軸10が貫通され、当該ロータ軸10の径方向中心側に冷却液流通空間R1が形成される。この冷却液流通空間R1は、後述する回転軸Aの軸中心部に形成された冷却液流通路A1から冷却液が供給される。
回転軸Aは、ロータコアRCと一体回転可能に支持ベアリングBRGを介して、ケース本体MC1及びケースMC2に対して回転可能に支持される。回転軸Aの軸中心部には、冷却液流通路A1が形成される。そして、冷却液流通路A1には、当該冷却液流通路A1から冷却液流通空間R1に冷却液を供給する冷却液供給口A2が形成される。冷却液供給口A2は、その内径が冷却液流通空間R1の内径よりも小さくなるように形成される。これにより、一旦、冷却液供給口A2から冷却液流通空間R1に供給された冷却液が、冷却液流通路A1へ戻ること(冷却液流通路A1への逆流)を適切に防止することができる。
冷却液流通空間R1のロータ軸方向端部には、流通孔12が形成される。図1に示されるように、流通孔12は、冷却液流通空間R1の内部と外部とを連通する孔とされる。この流通孔12はロータ軸方向視において周方向に沿って複数形成される。例えば、ロータ軸方向視において周方向に45度毎に形成することも可能であるし、他の角度毎に形成することも当然に可能である。このように形成することにより、回転軸Aの軸中心部に形成された冷却液流通路A1から供給された冷却液流通空間R1内の冷却液が、ロータRの回転により生じる遠心力によって流通孔12を介して径方向外側に向けて排出されることになる。なお、図1では、流通孔12は冷却液流通空間R1の冷却液供給口A2に近い側のロータ軸方向端部にのみ設けられているように示しているが、冷却液流通空間R1の双方のロータ軸方向端部に設けることも当然に可能である。また、冷却液流通空間R1の冷却液供給口A2に遠い側のロータ軸方向端部にのみ設けることも当然に可能である。
流通孔12には、ロータ径方向に沿って形成された径方向流路13が連接される。径方向流路13は、流通孔12の夫々に対して設けられる。また、径方向流路13には、連通路14が連接して設けられる。これにより、流通孔12から排出された冷却液は、径方向流路13及び連通路14を流通することが可能となる。
ロータコアRCには、ロータ軸平行方向に冷却液流通路11が形成される。冷却液流通路11は、ロータコアRCをロータ軸方向に貫通し、流通孔12から排出された冷却液が供給可能に形成される。上述のように、流通孔12は、ロータ軸方向視において周方向に所定の角度毎に形成される。冷却液流通路11も、また、流通孔12と同様にロータ軸方向視において周方向に所定の角度毎に形成される。冷却液流通路11は、上述の連通路14と連接して設けられる。したがって、流通孔12から排出された冷却液は、径方向流路13及び連通路14を介して冷却液流通路11に供給可能とされる。
冷却液流通路11に供給された冷却液は、ロータRの回転により生じる遠心力によって冷却液流通路11の内周面に沿って流通される。これにより、ロータコアRCにロータ軸方向に沿って備えられる永久磁石PMが冷却される。冷却液流通路11に供給された冷却液は、後述する冷却液排出口20に流通される。また、冷却液排出口20には、冷却液流通路11を流通する前の冷却液、即ち、冷却液流通空間R1の流通孔12から排出され、連通路14を流通した冷却液も流通される。
冷却液排出口20は、ロータ軸方向端面44に設けられ、ロータコアRCの内部から冷却液を排出する。上述のようにロータコアRCには、その内部に、冷却液流通空間R1及び冷却液流通路11が形成される。よって、ロータコアRCの内部とは、冷却液流通空間R1及び冷却液流通路11が相当する。また、本実施形態では、図2に示されるように、ロータコアRCのロータ軸方向端部には、エンドプレートEPが備えられる。よって、ロータ軸方向端面44とは、エンドプレートEPの軸方向端面が相当する。したがって、冷却液排出口20からは、エンドプレートEPのロータ軸方向端面44に設けられ、冷却液流通空間R1及び冷却液流通路11を流通した冷却液が排出される。また、冷却液排出口20は、ロータ軸方向視において周方向に沿って複数形成される。図2の斜視図では、ロータ軸方向視において周方向に90度毎に形成された冷却液排出口20が示される。もちろん、他の角度毎に形成することも当然に可能である。
冷却液放出部70は、冷却液排出口20と外周面30との間の所定位置に、ロータ周方向全域に亘って設けられる。本実施形態では、上述のように冷却液排出口20はエンドプレートEPのロータ軸方向端面44に設けられる。また、外周面30とは、ロータコアRCの円筒状の外周面である。冷却液排出口20と外周面30との間とは、本実施形態では、エンドプレートEPの冷却液排出口20よりも径方向外側とエンドプレートEPの外周面45とにより規定される領域が相当する。したがって、冷却液放出部70は、エンドプレートEPにおける冷却液排出口20よりロータ径方向外側に設けられる。冷却液放出部70は、エンドプレートEPのロータ軸方向端面44に設けることも可能であるし、エンドプレートEPの外周面45に設けることも可能である。また、ロータ周方向全域に亘って設けられるとは、ロータ周方向に関して全周囲に設けられることを意味する。本実施形態では、図2に示されるように、冷却液放出部70は、エンドプレートEPの外周面45の全周囲に亘って設けられた場合の例を用いて説明する。
冷却液放出部70は、凹状部71と凸状部72とを有する。これらの凹状部71及び凸状部72を拡大した断面図が図3に示される。凹状部71は、ロータ軸10に平行な円筒状の仮想基準面IPに対して径方向内側に引退してなる。仮想基準面IPは、ロータ軸10と同じ軸心で形成される円筒状の仮想面である。したがって、仮想基準面IPはロータ軸10に対して平行となる。凹状部71は、このような仮想基準面IPに対して径方向内側に引退して、周方向全周に亘って形成される。
特に本実施形態では、凹状部71は、ロータ径方向外側に向かって開口すると共にロータ周方向に延びる凹溝が相当する。ロータ径方向外側に向かって開口するとは、開口がロータ軸方向に対して直交する形態にのみ限定されるものではなく、開口がロータ軸方向と交差する形態であれば良い。ロータ周方向に延びるとは、凹溝の延在方向がロータ周方向であることを示す。
凸状部72は、凹状部71の冷却液排出口20側にあって仮想基準面IPまで凹状部71に対して突出してなる。本実施形態では、冷却液放出部70は、エンドプレートEPの外周面45に形成される。したがって、凹状部71の冷却液排出口20側とは、エンドプレートEPの外周面45における凹状部71が形成された位置よりロータ軸方向外側の部分及びエンドプレートEPにおける冷却液排出口20が形成された位置から径方向外側のロータ軸方向端面44の部分に相当する。凸状部72は、このような領域の所定位置において、上述の仮想基準面IPまで突出する部分が相当する。
このように形成される冷却液放出部70は、図1−図3に示されるように、ロータコアRCの外周面30に対してロータ径方向内側であって、外周面30に対してロータ軸方向端面44側に設けられる。
ここで、ロータコアRCの径方向外側には、ステータSが配設される。当該ステータSは、ケース本体MC1に固定されるステータコアSCを備えて構成される。このステータコアSCに巻かれるコイルCのコイルエンドCEが、ステータコアSCの軸方向両端外側に位置される構成となっている。ステータコアSCは、円板状の鋼板を多数枚、ロータコアRCの軸心方向に沿って積層して構成される。
コイルCはステータコアSCに導線を巻くことにより形成される。このようなコイルCは、ステータコアSCの内周側に設けられ複数のスロット内に挿入されると共に、2つのスロット間をつなぐコイルCの部分がステータコアSCから軸方向両端に突出して形成される。このようなステータコアSCから軸方向両端に突出する突出部がコイルエンドCEとなる。
冷却液放出部70は、ステータSのコイルエンドCEに向けて冷却液を噴射する噴射孔として用いられる。すなわち、コイルエンドCEに対して、ロータRの回転によって生じる遠心力により冷却液放出部70の凸状部72から径方向外側へ向けて冷却液が噴射される。したがって、回転電機Mの回転に応じて発熱するコイルCを適切に冷却することが可能となる。冷却液放出部70から噴射される冷却液が、図1において破線60で示される。このようにコイルエンドCEに冷却液を噴射することにより、ロータR(ロータRが備える永久磁石PM)を冷却した冷却液を利用して、更にステータSのコイルエンドCEを介してコイルCを適切に冷却することが可能となる。
以下に、冷却液放出部70から放出される冷却液について図を用いて説明する。図3に示されるように、ロータコアRCのロータ軸方向端部には、エンドプレートEPが備えられる。このエンドプレートEPは、ロータコアRCと同様に、回転軸Aの回転軸中心を中心としてロータコアRCのロータ軸方向端面を覆うように設けられる。冷却液放出部70は、一方の端部が連通路14と連通し、エンドプレートEPをロータ軸平行方向に貫通するように形成される。なお、ロータ軸平行方向とはロータ軸に平行な方向である。
冷却液放出部70は、エンドプレートEPの外周面45に形成される。冷却液放出部70は、ロータ軸10に平行な仮想基準面IPから径方向内側に引退して形成された凹状部71と、当該凹状部71よりもロータ軸方向外側に、仮想基準面IPまで突出して形成された凸状部72とを有して形成される。本実施形態における凹状部71は、図3に示されるように断面が四角形状で形成される。また、凹状部71は、エンドプレートEPの外周面45において周方向に沿って全周に亘って形成される。
また、上述のように、冷却液放出部70は、ロータコアRCの外周面30に対してロータ径方向内側であって、外周面30に対してロータ軸方向端面側に設けられる。ここで、ロータコアRCが回転している場合には、冷却液排出口20から放出された冷却液にはロータコアRCの回転により生じる遠心力が作用する。このため、冷却液排出口20から排出された冷却液は、遠心力によってエンドプレートEPのロータ軸方向端面44を伝って径方向外側へ移動する。この際、冷却液は、遠心力に逆らって、エンドプレートEPの外周面45から径方向内側に引退して形成された凹状部71を径方向内側へ移動することは不可能である。したがって、冷却液が、凹状部71を超えてロータコアRCの外周面30に到達することはない。すなわち、図3において破線60で示されるように、冷却液は、少なくとも凸状部72のロータ軸方向中央側の部分(先端)で離れてコイルエンドCEに向けて径方向外側へ放射される。したがって、ロータコアRCの外周面30とステータSの内周面40との間のギャップGに冷却液が流入されることを抑制できる。
また、冷却液放出部70は、ロータコアRCの外周面30に対してロータ径方向内側に設けられると好適である。冷却液放出部70をロータコアRCの外周面30に対してロータ径方向内側に形成することにより、冷却液排出口20から排出された冷却液をエンドプレートEPからいち早く離間させることが可能となる。このため、冷却液をエンドプレートEPを伝って移動させるのに必要な運動エネルギーの消費を少なくすることができる。
上述したように、本ロータRによれば、冷却液排出口20とロータコアRCの外周面30との間に、ロータ軸10に平行な仮想基準面IPに対して径方向内側に引退した凹状部72がロータ周方向に沿って設けられ、当該凹状部72と冷却液排出口20との間に、仮想基準面IPまで突出する凸状部71が設けられるので、ロータRが回転している場合には、冷却液排出口20から排出された冷却液が凸状部71から凹状部72へ移動することがない。このため、冷却液がロータコアRCの外周面30に流通することを確実に抑制することができる。したがって、ロータコアRCの径方向外側にステータSが設けられる場合、冷却液が、ロータコアRCの外周面30とステータSの内周面40との間に形成されるギャップGに流入することがないので、冷却液がロータRの回転抵抗となることが抑制される。これにより、回転電機Mが冷却液を回転させるために用いられる運動エネルギーの損失を少なく抑えることができるので、回転電機Mのエネルギー効率を高めることができる。
〔その他の実施形態〕
(1)上記実施形態では、図3に示されるように、凹状部71の断面が四角形状であるとして説明した。しかしながら、本発明の適用範囲はこれに限定されるものではない。例えば、図4に示されるように凹状部71の断面をU字形状となるように形成することも当然に可能である。また、図5に示されるように凹状部71の断面が三角形状で形成することも当然に可能である。このような場合であっても、冷却液が冷却液放出部71よりもロータ軸方向中心側に移動することなく、凸状部72でロータ径方向外側に放射させることが可能である。したがって、冷却液がギャップGに流入することを防止できるので、ロータRの回転によって生じる回転損失を増大を抑制しつつ、永久磁石PMとコイルCとを冷却することが可能となる。
(2)上記実施形態では、冷却液放出部70が、エンドプレートEPの外周面45に備えられるとして説明した。しかしながら、本発明の適用範囲はこれに限定されるものではない。例えば、図6に示されるように、冷却液放出部70をロータ軸方向端面44に取り付けられた円環板状部材55を用いて構成され、当該円環板状部材55のロータ径方向外側端部が、ロータ軸方向端面44の径方向外側縁よりロータ径方向外側に突出するように設けることも可能である。円環板状部材55は、エンドプレートEPのロータ軸方向端面44の径方向外側縁56よりも、その外径が大きくなるよう形成される。このように円環板状部材55をエンドプレートEPのロータ軸方向端面44に装着した場合には、円環板状部材55がエンドプレートEPの径方向外側縁56よりも径方向外側に突出することになる。したがって、この突出した部が、上述の凸状部72に相当し、当該凸状部72のロータ軸方向中央側の部分が凹状部72に相当する。すなわち、この例では凹状部71は、エンドプレートEPの外周面45と円環板状部材55のロータ軸方向中央側の面とにより構成される。このように、円環板状部材55を用いて冷却液放出部70を形成した場合であっても、凸状部72で冷却液を径方向外側に放出して、ギャップGに冷却液が流入することを抑制できる。
(3)また、図7に示されるように、円環板状部材55をエンドプレートEPの径方向外側縁56よりも径方向内側に設けることも当然に可能である。係る場合には、円環板状部材55のロータ径方向外側端部が、ロータ軸方向端面44に対して隙間を有するように設けられる。例えば、円環板状部材55の外径が、エンドプレートEPのロータ軸方向端面44から離れるにつれて大きくなるように形成すると好適である。このように形成した円環板状部材55が、図7に示される。このように形成した場合、円環板状部材55のロータ径方向外側端部が凸状部72を構成し、当該円環板状部材55のロータ径方向外側端部とエンドプレートEPのロータ軸方向端面44との隙間が、凹状部71を構成する。したがって、ギャップGに冷却液が流入することを適切に抑制できる。
また、例えば、冷却液放出部70を図8に示されるように、エンドプレートEPから突出する円環板状部材55で形成することも可能である。図8に示される円環板状部材55は、平行部分82、屈曲部83、突出部分84を有して構成される。平行部分82は、エンドプレートEPのロータ軸方向端面44に平行に形成され、当該ロータ軸方向端面44に当接して備えられる。突出部分84は、ロータ軸方向端面44から離れ、ロータ軸方向外側へ突出して形成される。屈曲部83は、平行部分82と突出部分84との間に位置し、上述の突出部分84がロータ軸方向端面44から離れるべく屈曲して形成された部分である。このように円環板状部材55を形成した場合、突出部分84が凸状部72を構成し、当該突出部分84のロータ軸方向中央側の面とエンドプレートEPのロータ軸方向端面44との隙間が凹状部71を構成する。したがって、ギャップGに冷却液が流入することを適切に抑制できる。
(4)上記実施形態では、冷却液放出部70が、ロータコアRCの外周面30に対してロータ径方向内側に設けられているとして説明した。しかしながら、本発明の適用範囲はこれに限定されるものではない。冷却液放出部70を、図9に示されるように、ロータコアRCの外周面30と同じ径方向位置に設けることも当然に可能である。ここでは、仮想基準面IPとロータコアRCの外周面30とが一致するように構成される。また、エンドプレートEPは、ロータ軸方向中央側の径方向外側部分を周方向に切り欠いて形成された切欠部分99を備えて構成される。このような場合には、凹状部71は、エンドプレートEPの切欠部分99と、ロータコアRCのロータ軸方向端面とにより構成される。このような場合であっても、凸状部72よりもロータ軸方向中央側に凹状部71を設けることにより、ロータコアRCの外周面30とステータSの内周面40との間に形成されるギャップGに冷却液が流入しないようにすることができる。したがって、ロータRの回転によって生じる回転損失を増大を抑制しつつ、永久磁石PMとコイルCとを冷却することが可能である。
(5)上記実施形態では、連通孔12から排出された冷却液が、ロータコアRC内に形成された冷却液流通路11を介して冷却液排出口20に流通されるとして説明した。しかしながら、本発明の適用範囲はこれに限定されるものではない。連通孔12から排出された冷却液が、冷却液流通路11を介さずに、冷却液排出口20に流通する構成とすることも当然に可能である。
(6)上記実施形態では、ロータコアRCのロータ軸方向外側にエンドプレートEPが備えられるとして説明した。しかしながら、本発明の適用範囲はこれに限定されるものではない。エンドプレートEPを備えずに、ロータRを構成することも当然に可能である。係る場合には、ロータ軸方向端面44は、ロータコアRCのロータ軸方向端面が相当する。このような場合には、ロータコアRCのロータ軸方向端面44に、例えば図8で示されるような円環板状部材55を備えることにより、凹状部71及び凸状部72を構成することが可能である。このような場合、円環板状部材55の突出部分84が凸状部72を構成し、当該突出部分84のロータ軸方向中央側の面とロータコアRCのロータ軸方向端面44との隙間が、凹状部71を構成する。したがって、ギャップGに冷却液が流入することを適切に抑制できる。
本発明は、ロータ軸に平行な円筒状の外周面を有するロータコアを備えた回転電機用ロータに利用可能である。
10:ロータ軸
11:冷却液流通路
20:冷却液排出口
30:外周面
40:内周面
44:ロータ軸方向端面
70:冷却液放出部
71;凸状部
72:凹状部
C:コイル
CE:コイルエンド
EP:エンドプレート
G:ギャップ
M:回転電機
R:ロータ(回転電機用ロータ)
R1:冷却液流通空間
RC:ロータコア
SC:ステータコア

Claims (6)

  1. ロータ軸に平行な円筒状の外周面を有するロータコアを備えた回転電機用ロータであって、
    ロータ軸方向端面に設けられ、前記ロータコアの内部から冷却液を排出する冷却液排出口と、
    前記冷却液排出口と前記外周面との間の所定位置に、ロータ周方向全域に亘って設けられた冷却液放出部と、を備え、
    前記冷却液放出部は、前記ロータ軸に平行な円筒状の仮想基準面に対して径方向内側に引退した凹状部と、当該凹状部の前記冷却液排出口側にあって前記仮想基準面まで突出する凸状部と、を有する回転電機用ロータ。
  2. 前記ロータコアのロータ軸方向端部にエンドプレートが備えられ、
    前記冷却液排出口が前記エンドプレートの軸方向端面に設けられ、前記冷却液放出部が前記エンドプレートにおける前記冷却液排出口よりロータ径方向外側に設けられている請求項1に記載の回転電機用ロータ。
  3. 前記凹状部は、ロータ径方向外側に向かって開口すると共にロータ周方向に延びる凹溝である請求項1又は2に記載の回転電機用ロータ。
  4. 前記冷却液放出部は、前記ロータ軸方向端面に取り付けられた円環板状部材を用いて構成され、
    前記円環板状部材のロータ径方向外側端部が、前記ロータ軸方向端面の径方向外側縁よりロータ径方向外側に突出するように設けられている請求項1から3のいずれか一項に記載の回転電機用ロータ。
  5. 前記冷却液放出部は、前記ロータ軸方向端面に取り付けられた円環板状部材を用いて構成され、
    前記円環板状部材のロータ径方向外側端部が、前記ロータ軸方向端面に対して隙間を有するように設けられている請求項1から3のいずれか一項に記載の回転電機用ロータ。
  6. 前記冷却液放出部は、前記ロータコアの前記外周面に対してロータ径方向内側であって、当該外周面に対してロータ軸方向端面側に設けられている請求項1から5のいずれか一項に記載の回転電機用ロータ。
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