JP2009296772A - 回転電機のコイルエンド冷却装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】回転電機のステータコアから突出するコイルエンドの冷却性を向上する。
【解決手段】回転電機(モータジェネレータ)のロータコアに固定されたエンドプレートの周端部からコイルエンド11の突出端付近まで突出させた筒状のフランジ部を設けると共に、フランジ部の外周面を起伏させた第1冷媒拡散面20、コイルエンド11の端面11bに対向するケース内壁面3aおよびコイルエンド11上方のケース内壁面3bを同様に起伏させて形成した第2冷媒拡散面22及び第3冷媒拡散面23を設け、冷媒孔18,19を通ってフランジ部の外周面に導かれた冷媒を、各冷媒拡散面20,22,23によって多方向に拡散させることにより、コイルエンド11の内周面11a、端面11b、外周面11cを良好に冷却する。
【選択図】図3

Description

本発明は、回転電機におけるステータコイルのステータコアから突出するコイルエンドを冷却する装置に関する。
特許文献1には、ロータコア端部(エンドプレート部分)に設けた冷媒吐出口の外周を、環状の突出部によって覆い、冷媒吐出口から吐出された冷媒をステータのコイルエンドに吹き付けて該コイルエンドを冷却する構造が開示されている。
特開2001−16826号
特許文献1に開示される構造では、冷媒はコイルエンドの内周面全体を効率よく冷却することができず、また、コイルエンドの外周面側に冷媒が供給されにくく、コイルエンドを十分に冷却できる構造ではなかった。
本発明は、このような従来の課題に着目してなされたもので、ステータのコイルエンドに冷媒を効率よく供給することにより、コイルエンドひいてはステータの冷却効果を高めることを目的とする。
本発明にかかるコイルエンドの冷却装置は、回転電機のロータに以下の各部A〜Cを含んで構成される。
A.前記ステータコア端部から突出するコイルエンドのロータ回転軸方向の端面に近接して対向する内壁面を有したケース
B.前記エンドプレートの周端部から、ロータ回転軸方向に前記ケースの内壁面と対向するコイルエンドの端面付近まで突出させて形成した筒状のフランジ部
C.前記フランジ部の外周面に起伏を設けて形成した第1冷媒拡散面
D.前記フランジ部の外周面に冷媒を導く冷媒通路
フランジ部外周面に導かれた冷媒は、遠心力を受けながら該外周面上の起伏する第1冷媒拡散面によって多方向に拡散し、コイルエンドのフランジ部に対向するロータ回転軸周りの内周面に広い範囲にわたって付着する。コイルエンド内周面に付着した冷媒の一部は、フランジ部外周面に落下し、第1冷媒拡散面によって多方向に拡散して再度コイルエンド内周面に付着するという動作を繰り返しながら、コイルエンド内周面を効率よく冷却する。
また、冷媒は回転遠心力等を受けて連続して供給され、フランジ部の突出端側に押し出された冷媒は、フランジ部突出端部付近から遠心力によって飛散し、コイルエンドの突出する端面と回転電機のケース内壁面との間を経由して、コイルエンド外周面に至り、該コイルエンドの外側端面及び外周面を冷却する。
このように、コイルエンド表面の広範囲に亘って冷媒を効率よく供給でき、コイルエンド、ひいてはステータの冷却効果を高めることができる。
本発明の実施の形態を、図を用いて説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係るコイルエンド冷却装置を備えた回転電機の概略構成を示す。
本実施形態の回転電機は、ハイブリッド車において電動機と発電機とを兼ねるモータジェネレータであり、ロータ1とステータ2とで構成され、T/A(トランスアクスル)のケース3内に収納される。
ロータ1は、図示しないエンジン(内燃機関)のクランクシャフトに連動して回転するオイルポンプのポンプシャフト4の外周に、ポンプシャフト4と相対回転自由に軸受されたロータシャフト5と、電磁鋼板を積層して形成されロータシャフト5の外周に固定されたロータコア6と、ロータコア6の外周面近傍に埋設された複数の永久磁石7と、ロータコア6の両端を挟んで固定される非磁性体材料のエンドプレート8からなる。
ロータ1の外周に近接して配設されるステータ2は、ケース3に固定され、電磁鋼板を積層して形成されたステータコア9と、ステータコア9に形成された複数のスロットに巻回された3相のステータコイル10からなり、ステータコイル10のステータコア9から外側に突出した部分がコイルエンド11を形成している。
従って、ステータコイル10に供給する電流による磁界でロータ1を回転させて、ロータシャフト5を出力軸とすることで、電動機として動作し、また、ロータシャフト5を入力軸として、ロータ1の回転によりステータコイル10に電流を発生させることで、発電機として動作する。
かかる構成を有した回転電機(モータジェネレータ)を電動機または発電機として動作する際に、ロータ1と共にステータ2が発熱するため、冷媒をコイルエンド11に供給して冷却する。
次に、コイルエンド11の冷却装置について説明する。
ポンプシャフト4の中心軸部には、冷媒(潤滑油:ATF)を導入する冷媒導入路12および冷媒導入路12から径方向に分岐してポンプシャフト4の外周面に至る分岐路13が形成される。
ポンプシャフト4の外周面とロータシャフト5の内周面との間に空隙を設け、この空隙を、前記分岐路13から流出した冷媒を軸方向両側に分配する分配通路14として形成する。分配通路14のロータ1両端部に位置する部分は、径方向に拡張して冷媒溜まり14aとして形成してある。
ロータシャフト5には、冷媒溜まり14aに臨む内周面部分と外周面とを貫通する冷媒導入孔15が形成される。
各エンドプレート8は、ロータコア6端面側の周端部を突出して形成し、ロータコア6端面との間に、冷媒導入孔15に連通する間隙16を形成する。
各エンドプレート8には、その周端部からロータ回転軸方向にコイルエンド11の突出端付近まで突出する筒状のフランジ部17が設けられる。
フランジ部17の内周側に近接した位置で、エンドプレート8をロータ回転軸方向に貫通する冷媒孔18、フランジ部17の内外周面間を貫通する冷媒孔19が設けられる。
フランジ部8の外周面には、複数の円錐状の突起20a(図2参照)を並べて形成した第1冷媒拡散面20が設けられる。
フランジ部8外周面のロータコア6端面側の端部には、コイルエンド11の突出する方向に向かってロータ回転軸からの径が増大する傾斜面21が形成される。
ケース3上部でコイルエンド11に対向する部分にも同様の複数の円錐状突起を並べて形成される冷媒拡散面を設ける。この冷媒拡散面は、コイルエンド11のロータ回転軸方向の端面11bに対向する部分の上部に形成した第2冷媒拡散面22と、コイルエンド11のロータ回転軸周りの外周面11cに対向する部分に形成した第3冷媒拡散面23とからなる。
以上のように構成されたコイルエンドの冷却装置の作用を、図3を参照して説明する。
ポンプシャフト4の端部には、図示しないオイルポンプが連結されており、該オイルポンプから吐出された冷媒は、ポンプシャフト4の冷媒導入路12内に導入され、分岐路13から分配通路14に流出して、該分配通路14内を図示左右方向に分配される
分配された冷媒は、両側の冷媒溜まり14a、間隙16を経て冷媒孔18から流出し、フランジ部17内周面上を伝って冷媒孔19から遠心力によって噴出し、コイルエンド内周面11aの冷媒孔19に対向する部分に衝突する。
コイルエンド11の内周面11aに衝突した冷媒は、フランジ部17の外周面に跳ね返され、第1冷媒拡散面20の円錐状突起に案内されて多方向に拡散し、内周面11a全体に満遍なく当たって付着する。
また、一部の冷媒は、コイルエンド11の内周面11aに当たって再度跳ね返されて、フランジ部17の外周面に戻される。ケース3上部のコイルエンド内周面11aからは、該内周面11aに付着した冷媒の一部が重力により落下してフランジ部17の外周面に戻される。このようにしてフランジ部17の外周面に戻された冷媒は、再び遠心力を受け第1冷媒拡散面20によって多方向に拡散し、コイルエンド11の内周面11aに供給されるという動作を繰り返す。
以上のように、コイルエンド11の内周面11aは、効率よく供給される冷媒によって十分に冷却される。
一方、冷媒はオイルポンプからの吐出力および回転遠心力を受けてフランジ部17の外周面に供給され続けるので、冷媒孔19を中心として、フランジ部17の外周面上を放射状に広がる。
ロータコア6端面側に広がって、または、コイルエンド11の内周面11aから跳ね返って傾斜面21に至った冷媒は、傾斜面21の傾斜により(ロータコア6端面から離れるほど外径が増大して遠心力が増大することにより)、ロータコア6端面から離れる方向に移動して戻され、あるいは、コイルエンド11の内周面11aに向けて拡散する。
フランジ部17の突出端側に広がった冷媒は、該突出端部から遠心力を伴ってコイルエンド11の端面11bとこれに対向するケース3の内壁面3aとの間に向かって飛散し、多くの冷媒は、ケース3の内壁面3aに当たる。
ケース3の内壁面3aに当たった冷媒の一部は、跳ね返されてコイルエンド11の端面11bに当たり、一部はさらに跳ね返ってケース3の内壁面3aに当たる。このように、冷媒の一部は、ケース3の内壁面3aとコイルエンド11の端面3cとの間を往復しながらコイルエンド11の外周側方向へ移動する。
また、ケース3の内壁面3aには、連続して飛散する冷媒が付着して層状の油膜OLが形成される。この油膜に飛散する冷媒が当たる際の衝撃によって、油膜OLから一部の冷媒が離脱し、飛散する。飛散した冷媒の一部は対向するコイルエンド11の端面11bに当たって付着する。さらに、フランジ部17から飛散する冷媒の一部は、直接コイルエンド11の端面11bに当たって付着する。
このようにしてコイルエンド11の端面11bに供給された冷媒により、該端面11bも十分に冷却される。
ケース3の上部において、上記のようにケース3の内壁面3aに当たって跳ね返され、あるいは、油膜OLから離脱した一部の冷媒は、コイルエンド11の上方に飛散する。また、フランジ部17から飛散した冷媒から押し上げ力を受けることにより、油膜OLの中の一部の冷媒はケース3の内壁面3aを伝って上方に移動する。
このように、油膜OLの上方に移動して、あるいは下方から飛散してケース3の内壁面3aの第2冷媒拡散面22に至った冷媒は、第2冷媒拡散面22の円錐状突起に誘導されてコイルエンド11の上方に拡散する。
コイルエンド11上方に拡散した冷媒の一部は、そのまま落下してコイルエンド11の外周面11cに付着し、また、コイルエンド11上方のケース内壁面3bに当たった冷媒は、該内壁面3bに設けられた第3冷媒拡散面23の円錐状突起によって多方向に拡散分散して落下し、コイルエンド11の外周面11cの広範囲に亘って付着する。
このようにして連続して上部のコイルエンド11の外周面11cに付着した冷媒は、外周面11cを伝って流下し、外周面11c全体を効率よく冷却する。
以上のように、本実施形態によれば、コイルエンド11の突出する端面11b付近まで延ばしたフランジ部17を設けると共に、冷媒を多方向に拡散させる第1冷媒拡散面20、第2冷媒拡散面22、第3冷媒拡散面23を設けたことにより、コイルエンド11の内周面11a、端面11b、外周面11cに満遍なく、かつ、効率よく冷媒を供給して、コイルエンド11、ひいてはステータコイル10全体と、該ステータコイル10を巻回するステータコア9からなるステータ2全体を効率よく冷却することができる。
ここで、第2冷媒拡散面22は簡易的には省略してよいが、第2冷媒拡散面22を設けることで、冷媒がコイルエンド11の上方に誘導され、コイルエンド11の外周面11cに供給される冷媒量を増加することができる。
第3冷媒拡散面23も簡易的には省略してよいが、第3冷媒拡散面23を設けることで、コイルエンド11の上方に導かれた冷媒を、コイルエンド11の外周面11c全体に満遍なく供給して該外周面11cの冷却効率を高めることができる。第3冷媒拡散面23は、付着した冷媒がケース3の周方向に流れにくくして、多くの冷媒をコイルエンド11の外周面11cに落下させて冷却効率を高める効果も有する。
これらの第2冷媒拡散面22、第3冷媒拡散面23は、重力に逆らって冷媒を供給することとなるケース3の上部において冷媒を所望の方向に拡散させる作用を有するものであるから、基本的にはケース3の上部のみに設ければよく、加工コストを低減できる。特に、ケース3の底部に溜まる冷媒にコイルエンド11の下端部が浸る場合には、底部においてもコイルエンド11の冷却は十分である。
しかし、ケース3の底部に溜まる冷媒にコイルエンド11が浸らず、コイルエンド11下部の冷却が不足する場合は、図示のように、ケース3の上部と同様の第2冷媒拡散面22、第3冷媒拡散面23を設け、これらに導かれて拡散する冷媒を、コイルエンド11の下部に供給して十分に冷却する構成としてもよい。さらには、第2冷媒拡散面22、第3冷媒拡散面23をケース3のロータ回転軸周りの全周に亘って設けてもよい。
また、フランジ部17のロータコア6側の端部に設けた傾斜面21により、傾斜面21に至った冷媒を傾斜面21上に沿ってロータコア6と反対側に戻すことで、冷媒がロータコア6外周面とステータコア9内周面との間隙Gに進入することを抑制できる。
これにより、間隙G内に進入した冷媒による引き摺り損失ひいては、当該回転電機の出力損失を減少することができると共に、コイルエンド11の冷却に寄与する冷媒量の損失を抑制して冷却効率をより高めることができる。
図4は、本実施形態とは異なる形状を有した冷媒拡散面の実施形態(第2の実施形態)を示し、第1冷媒拡散面20’(および第3冷媒拡散面23’)を、半球状の凹部20a’(23a’)を複数並べて形成した構成としてもよく、同様に冷媒を多方向に拡散する効果が得られる。半球状の凹部の代わりに円錐状の凹部としてもよい。冷媒拡散面の形状は、これらに限らず、先細りの突起や底窄まりの凹部を並べて形成される形状など、冷媒を多方向に拡散できる形状であればよい。また、冷媒拡散面は、エンドプレートやケースを加工して形成できるが、別体に形成した部材を、エンドプレートやケースに取り付けて形成してもよい。
また、冷却孔18および冷却孔19は、最低1個ずつ設ければよいが、エンドプレート8の周方向に等間隔毎に複数個ずつ設ければ、冷却効率をより高めることができる。
図5は、第3の実施形態を示し、上記のように周方向に複数個設けた冷却孔19a〜19dのフランジ部17の軸方向における位置をずらす構成としたものであり、コイルエンド11内周面全体を、冷媒孔19a〜19dから異なる軸方向位置に向けて噴出する冷媒によって直接冷却することができ、冷却効率がより向上する。
また、図6に示す第4の実施形態のように、複数の冷却孔19a’〜19c’の孔軸の方向を、異ならせることによっても、同様にコイルエンド11内周面全体が、冷媒孔19a’〜19c’から異なる方向に噴出する冷媒によって直接冷却されて冷却効率がより向上する。
図7は、第5の実施形態を示し、エンドプレート8とロータコア6端面との間隙16と、フランジ部17の外周面とを、ロータ回転軸方向に対して斜めに傾斜する冷媒孔24を設けて直接連通させる。
冷媒は冷媒孔24から噴出して一部が直接コイルエンド11の内周面11aに衝突した後、フランジ部17の外周面に跳ね返され、一部は、フランジ部17外周面を伝ってフランジ部17の突出方向に流動する。遠心力を受けながら第1冷媒拡散面20によってコイルエンド11の内周面11a全体に拡散する冷媒によって、該内周面11aを効率よく冷却し、さらに、コイルエンド11の端面11bおよび外周面11cを冷却することは、上記各実施形態と同様である。
本実施形態では、冷媒が、冷媒孔24を通ってフランジ部17の突出する方向に供給されるため、傾斜面21側に冷媒が流れ込むことを抑制し、ロータコア6外周面とステータコア9内周面との間隙Gへの冷媒の進入防止効果を高めることができる。
なお、以上の実施形態では、ステータコアの両端部から突出する2個のコイルエンドに対して同様の対称的な構成を有した冷却装置を設けたが、2個のコイルエンドの周辺構造が相違し、本発明に係る冷却装置の適用によって一方のコイルエンドのみに効果が得られるような場合は、該一方のコイルエンドのみに対して適用すればよいことは勿論である。
また、本発明が適用される回転電機は、実施形態に示した車両用のモータジェネレータに限らず、一般の回転電機に適用できる。
本発明の一実施形態に係るコイルエンド冷却装置を備えた回転電機の概略構成を示す断面図 同上実施形態の冷媒拡散面の形状を示す斜視図 同上実施形態の要部の作用を示す断面図 冷媒拡散面の形状が異なる第2の実施形態を示す斜視図 冷媒孔の位置が異なる第3の実施形態を示す斜視図 冷媒孔の孔軸方向が異なる第4の実施形態を示す斜視図 冷媒通路が異なる第5の実施形態を示す断面図
符号の説明
1 ロータ
2 ステータ
3 ケース
3a コイルエンド端面に対向するケース内壁面
3b コイルエンド上方のケース内壁面
4 ポンプシャフト
5 ロータシャフト
6 ロータコア
8 エンドプレート
9 ステータコア
10 ステータコイル
11 コイルエンド
11a コイルエンドの内周面
11b コイルエンドの端面
11c コイルエンドの外周面
12 冷媒導入路
13 分岐路
14 分配通路
15 冷媒導入孔
16 間隙
17 フランジ部
18,19,19a〜19d,19a’〜19c’,24 冷媒孔
20,20’ 第1冷媒拡散面
20a 突起
20a’ 凹部
21 傾斜面
22 第2冷媒拡散面
23,23’ 第3冷媒拡散面

Claims (13)

  1. ロータコアの端部にエンドプレートが固定されたロータと、ステータコアの端部からコイルエンドが突出するステータと、を有する回転電機のコイルエンド冷却装置であって、
    前記ステータコア端部から突出するコイルエンドのロータ回転軸方向の端面に近接して対向する内壁面を有したケースと、
    前記エンドプレートの周端部から、ロータ回転軸方向に前記ケースの内壁面と対向するコイルエンドの端面付近まで突出させて形成した筒状のフランジ部と、
    前記フランジ部の外周面に起伏を設けて形成した第1冷媒拡散面と、
    前記フランジ部の外周面に冷媒を導く冷媒通路と、
    を含んで構成される回転電機のコイルエンド冷却装置。
  2. 前記コイルエンドの端面に対向するケースの内壁面に起伏を設けて第2冷媒拡散面を形成した請求項1に記載の回転電機のコイルエンド冷却装置。
  3. 前記コイルエンドのロータ回転軸周りの外周面に対向するケースの内壁面に起伏を設けて第3冷媒拡散面を形成した請求項1または請求項2に記載の回転電機のコイルエンド冷却装置。
  4. 前記第2冷媒拡散面を、ケースの上部のみに設けた請求項2に記載の回転電機のコイルエンド冷却装置。
  5. 前記第3冷媒拡散面を、ケースの上部のみに設けた請求項3または請求項4に記載の回転電機のコイルエンド冷却装置。
  6. 前記冷媒拡散面は、先細まり状の突起を複数個並べて形成される請求項1〜請求項5のいずれか1つに記載の回転電機のコイルエンド冷却装置。
  7. 前記冷媒拡散面は、底すぼまり状の凹部を複数個並べて形成される請求項1〜請求項5に記載の回転電機のコイルエンド冷却装置。
  8. 前記フランジ部外周面のロータコア端面側の端部が、コイルエンドの突出する方向に向かってロータ回転軸からの径が増大する傾斜面に形成されている請求項1〜請求項7のいずれか1つに記載の回転電機のコイルエンド冷却装置。
  9. 前記冷媒通路は、冷媒が導かれる前記エンドプレートとロータコア端面との間隙と、前記エンドプレートの前記フランジ部より内周側で前記間隙に臨む部分をロータ回転軸方向に貫通して形成した冷媒孔と、前記フランジ部の内外周面間を貫通して形成した冷媒孔と、を含んで構成される請求項1〜請求項8のいずれか1つに記載の回転電機のコイルエンド冷却装置。
  10. 前記フランジ部の内外周面間を貫通する冷媒孔が複数個形成され、各冷媒孔のロータ回転軸方向の位置が異なるように配設される請求項9に記載の回転電機のコイルエンド冷却装置。
  11. 前記フランジ部の内外周面間を貫通する冷媒孔は、該フランジ部の周方向に複数個形成され、各冷媒孔のロータ回転軸方向の位置を相互に異なるように配設される請求項10に記載の回転電機のコイルエンド冷却装置。
  12. 前記フランジ部の内外周面間を貫通する冷媒孔は複数個配設され、各冷媒孔の孔軸の方向が相互に異なるように配設される請求項8に記載の回転電機のコイルエンド冷却装置。
  13. 前記冷媒通路は、冷媒が導かれる前記エンドプレートとロータコア端面との間隙と、前記エンドプレートの前記間隙に臨む部分と前記フランジ部のロータ回転軸周りの外周面との間を貫通して形成した冷媒孔と、を含んで構成される請求項1〜請求項8のいずれか1つに記載の回転電機のコイルエンド冷却装置。
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