JP2019167197A - 画像形成装置 - Google Patents

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陽介 小島
Yosuke Kojima
陽介 小島
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Abstract

【課題】用紙サイズの判定が正しく検知出来なかった際に、補助規制部材の取り外し忘れに気が付きやすい画像形成装置を提供する。【解決手段】画像形成装置において、カセット本体に移動可能に設けられ、前記カセット本体に収納された用紙に応じた位置に移動して用紙の位置を規制する規制板と、前記規制板に取り付けることで小サイズを規制可能にする補助規制部材と、規制板のセット位置から第一の用紙サイズを検知する第一の検知手段と、規制板に補助規制部材を取り付けた際のセット位置から第二の用紙サイズを検知する第二の検知手段と、第一または第二の検知手段により検知した用紙サイズを表示する表示手段と、表示された用紙サイズを選択するサイズ選択手段と、カセットの用紙サイズ検知時に、第一及び第二の用紙サイズ検知手段により検知した第一及び第二の用紙サイズを複数表示し、サイズ選択手段により用紙サイズを選択可能にすることを特徴とする。【選択図】図5

Description

本発明は、複写機、プリンタ等のシートサイズを検出して、シートを給送する画像形成装置に関する。
一般に、複写機、プリンタ等の画像形成装置において使用されるシートサイズは、多様である。例えば、シートサイズには、A系サイズ(A3、A4、A5…)、B系サイズ(B4、B5…)、インチ系サイズ(LGL、LTR…)等があり、ユーザの使用環境によって、様々なシートサイズに対するニーズがある。このため、同一のシート積載部で異なるシートサイズに対して兼用することが可能な、シート積載部を備えているのが一般的である。
このような画像形成装置では、シートを適切に給送し、シートの適切な位置に画像を形成するためには、予めシートのサイズが判明していることが望ましい。このため、特許文献1ではシート積載部にシートをセットする際にスライドするシート規制ガイドの位置に連動して、自動的にシートサイズを判定するシートサイズ判定機構を持つ画像形成装置が提案されている。
一方、ユーザのセットミスにより用紙を支えるシート規制ガイドが正しくセットできなかった場合、画像不良やジャムなどが発生する場合がある。このため、特許文献2ではユーザの設定状況に応じてシート規制ガイドのセット位置から、セットミスを判定し、ユーザに報知する構成が提案されている。
特開平7−112844号公報 特開2015−139931号公報
しかし、シート積載部でシート規制ガイドの可動範囲よりも小さいサイズを使用したい要望がある。図6は、シート積載部であるカセット120aを説明する模式図であり、カセット120aの画像形成装置の正面を下側とした上視図であり、後端規制ガイド814は、8X1から8X2の間をスライドするように構成されている。このため、図6(b)に示すように、可動範囲よりも小さいサイズをカセット120a内に後端規制ガイド814と用紙の間に製品固有の補助規制部材を設置し、用紙を抑えて使用するケースがある。
本来、補助規制部材によるシート端部の規制を必要としないサイズのシートを使用する場合においては、補助規制部材を取り外して使用することが正しいが、取り外しを忘れて使用した場合、この補助規制部材が取り付けられている状態では、補助規制部材の長さ分の差が生じ、シートサイズの判定が出来なくなる。
このように、シートサイズの判定が正しく検知出来なかった際に、補助規制部材の取り外し忘れが原因であることに気が付けない、もしくはシートサイズ変更ごとに補助規制部材の付け外しが不便である、という課題があった。
本発明の画像形成装置は、用紙を収納するカセット本体に移動可能に設けられ、前記カセット本体に収納された用紙に応じた位置に移動して用紙の位置を規制する規制板と、
前記規制板に取り付けることで、規制板が規制可能な用紙サイズより小さい用紙を規制することを可能にする補助規制部材と、
前記規制板のセット位置から第一の用紙サイズを検知する第一の用紙サイズ検知手段と、
前記規制板に補助規制部材を取り付けた際のセット位置から第二の用紙サイズを検知する第二の用紙サイズ検知手段と、
前記第一または第二の用紙サイズ検知手段により検知した第一または第二の用紙サイズを表示する表示手段と、
前記表示サイズを選択して用紙サイズ決定するサイズ選択手段と、
前記給紙カセットの用紙サイズ検知時に、前記第一及び第二の用紙サイズ検知手段により検知した第一及び第二の用紙サイズを複数表示し、前記サイズ選択手段により用紙サイズを選択可能にすることを特徴としている。
本発明によれば、たとえ補助規制部材の取り外しを忘れたとしても、簡易な選択によって使用者が適切なサイズを選択することで、可能な限りシートサイズを正しく検知して使用することが出来る。
本発明の実施の形態の画像形成装置の断面図、操作部の模式図 本発明の実施の形態の制御ブロック図、操作制御部のブロック図 本発明の実施の形態のカセット部を説明する模式図 セットミスの発生により規制ガイドの再セット及び設定変更を促す画面 本発明の第一の実施の形態のカセットのシート収納庫動作のフローチャート 本発明の実施の形態の補助規制部材を取り付けたカセット部を説明する模式図 本発明の実施の形態の後端規制板と用紙サイズの関係を表す図 本発明の実施の形態の後端規制板と補助規制部材と用紙サイズの関係を表す図 カセットにおけるシートサイズ判定表 第二の実施の形態のカセットのシート収納庫動作のフローチャート 第一の実施の形態の用紙の設定を選択する画面 第二の実施の形態の用紙の設定を選択する画面
[第一の実施の形態]
(画像形成装置)
図1(a)は、第一の実施の形態の画像形成装置の一例であり、フルカラー複写機の概略構成を示す縦断面図である。画像形成装置は、リーダー部1001とプリンタ部1002及び操作部1003を備えている。リーダー部1001は、画像読取装置150と自動原稿給紙装置(以下、ADFとする)160を備えている。画像読取装置150は、原稿に照明を当てて原稿画像を光学的に読み取り、読み取った画像を電気信号に変換して画像データを作成する。
ADF160によって搬送された原稿を読み取る方法では、原稿トレイ161上に積載された原稿Sを、図中点線で示される搬送部164によって、一枚ずつ原稿流し読みガラス154へ搬送する。光学スキャナユニット151は、原稿流し読みガラス154の下側に位置し、原稿流し読みガラス154に搬送されてくる原稿に記録された画像を読み取る。光学スキャナユニット151によって読み取られた原稿は、搬送部164によって原稿排紙トレイ162上に排紙される。排紙原稿検知センサ163は、原稿排紙トレイ162上に原稿が積載されているか否かを検知する。
また、原稿有無検知センサ165は、原稿トレイ161上に原稿Sが積載されているか否かを検知する。
プリンタ部1002は、レーザ露光部101(点線枠部)、作像部102、定着部103、カセット120a、120b、シートトレイ120cを含む給紙/搬送部104(破線枠部)を備えている。カセット120a、120b、シートトレイ120cは、複数のサイズのシートを選択的に積載する積載部である。作像部102は、感光ドラム110a、110b、110c、110d(以下、110a〜110dのように記す)を備えている。
レーザ露光部101は、画像データに応じて変調されたレーザ光などの光線を等角速度で回転する回転多面鏡111に入射させ、図中一点鎖線で示す反射走査光として感光ドラム110a〜110dに照射する。作像部102は、感光ドラム110a〜110dを回転駆動し、帯電器によって帯電させ、レーザ露光部101によって感光ドラム110a〜110d上に形成された潜像をトナーによって現像し、そのトナー像をシートに転写する。4つの感光ドラム110a〜110dは、順に、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の画像形成用に並べられ、作像開始から所定時間が経過した後に、順次、作像動作を実行していく。
このタイミング制御によって、シート上に各色のトナー像が重畳して転写され、未定着のフルカラートナー像が形成される。定着部103は、ローラやベルトの組み合わせによって構成され、ハロゲンヒータなどの熱源を内蔵し、作像部102によって形成されたシート上の未定着のフルカラートナー像を、熱と圧力によって溶解、定着させる。
給紙/搬送部104は、カセット120a、120b、シートトレイ120cといったシート収納庫(詳細については、後述する)を有している。給紙/搬送部104は、操作部1003からの指示に応じてカセット120a、120b、シートトレイ120cのいずれかのシート収納庫に収納された複数のシートの中から一枚分離し、作像部102、定着部103へと搬送する。画像形成装置内の搬送路上に搬送されたシートには、上述したように作像部102により各色のトナー像が転写され、定着部103により定着されて、排紙トレイ130へ排紙される。
操作部1003は、図1(b)に示すように、キー入力部4000とタッチパネル部4001から構成される。キー入力部4000の操作は、ユーザがキーに触れることで行われる。電源スイッチ401は、画像形成装置全体の電力の供給(オン(ON))、切断(オフ(OFF))を切り替えるためのスイッチである。スタートキー402は、コピー動作(原稿読み取り動作及び印刷動作)の開始を指示するためのキーである。ストップキー403は、コピー動作を中断するためのキーである。テンキー404(破線枠部)は、コピーの置数等を設定するためのキーである。
クリアキー405は、コピーモードを標準モードに戻すためのキーである。ユーザモードキー406は、システム設定や各種調整等を行うユーザモード画面に移行するためのキーである。タッチパネル部4001は、ユーザがタッチパネル301(図2(b)参照)に触れることで操作が可能であると共に、表示部としても機能し、画像形成装置の状態を表示することが可能である。タッチパネル部4001には、通常はコピー枚数、選択シートサイズ、倍率、コピー濃度が表示されている。
(制御ブロック)
図2(a)は、本実施の形態の画像形成装置の制御ブロック図である。CPU201は画像形成装置の基本制御を行う。CPU201には、制御プログラムが書き込まれたROM202及び処理を行うためのワークスペース用の記憶領域としてのRAM203が、アドレスバス及びデータバスから成るシステムバス200を介して接続されている。ROM202には、後述する制御手順等が記憶されている。操作制御部204は、操作部1003の各構成部品を制御するための電気回路である。リーダー制御部205とプリンタ制御部207は、それぞれリーダー部1001、プリンタ部1002の各構成部品を制御するための入出力ポート等を含む電気回路である。
プリンタ制御部207は、後述する幅ボリュームセンサ514、シートトレイ紙有無センサ515、516、517、カセットシート幅検知センサ818、カセットシート長検知センサ817、シート有無センサ820を制御する。また、プリンタ制御部207は、ピックアップローラ511(図3(a)参照)、カセットピックアップローラ811(図3参照)の各駆動回路等を備えている。CPU201は、ROM202に記憶された制御プログラムの内容に従って、操作部1003を用いて設定され、操作制御部204から通知された設定に基づき、リーダー制御部205とプリンタ制御部207を制御し、画像形成動作を実行する。
画像処理部206は、リーダー制御部205によって変換された原稿画像のデジタルデータに対して各種画像処理を行い、プリンタ制御部207に画像データを出力する。外部I/F制御部208は、LANケーブルやUSBケーブルによってサーバーやパーソナルコンピュータ(以下、PCとする)等の外部機器と接続された場合に、外部機器との通信を制御するための電気回路である。
(操作制御部のブロック図)
図2(b)は、操作制御部204の詳細を示すブロック図である。タッチパネル301及びハードキー群303(図1(b)の402〜406に相当)は、操作入力部306を介してシステムバス200に接続される。そして、タッチパネル301の押下位置を示す座標情報及びハードキー群の押下に対応するキー情報は、操作入力部306を介してシステムバス200に出力される。LCD302は、表示制御部305を介してシステムバス200に接続されている。表示制御部305及び操作入力部306は、システムバス200を介して、CPU201、ROM202、RAM203と接続されている。
ROM202は、制御プログラムの他に各種動作モードの設定画面のデータや表示キーのデータ等を記憶している。RAM203は、画像形成装置の現在の設定状態を記憶している。CPU201は、操作入力部306から座標情報及びキー情報が入力されると、次のように動作する。即ち、CPU201は、現在の画像形成装置の設定状態及びユーザによるタッチパネル301又はハードキー群303への操作に応じた設定画面、表示キーを選択して、表示データとして表示制御部305へ転送する。表示制御部305は、CPU201により転送された表示データをLCD302に送信し、LCD302は、転送された表示データを可視表示する。
(カセットの構成)
次に本装置のカセット120aの詳細について説明する。図3は、カセット120aを説明する模式図であり、図3(a)は、カセット120aの画像形成装置の正面を下側とした上視図である。図3(b)は、カセット120aの画像形成装置の正面からカセット120aを仮想的に透視した場合の後側面図である。図3(c)は、カセット120aを収納する、画像形成装置側の収納部の正面図で、カセット120aを点線で示している。なお、図3(a)〜図3(c)は、図中一点鎖線で示す基準線を共通として、画像形成装置の幅方向の同位置(画像形成装置の略右側面)を示している。
カセット120aは、画像形成装置から引き出し可能なカセット120aとカセット120aを収納する画像形成装置側の収納部819で構成されている。そして、カセット120aを画像形成装置側の収納部819から引き出した状態でシートの補給が可能になり、カセット120aを画像形成装置側の収納部819に収納した状態で印刷動作が可能となる。
カセット120a上には、複数枚のシートが積載可能であり、積載されたシートは、最上面のシートから順に、収納部819近傍に設けられたカセットピックアップローラ811により、作像部102、定着部103へ搬送される。サイド規制ガイド812、813は、矢印8Y1、8Y2の方向に連動してスライドすることが可能に構成されており、積載されたシートの幅方向の側端部を挟持し、シートが斜行したまま搬送されることを防止する。
また、サイド規制ガイド812、813は、カセットシート幅検知板815と不図示のリンク機構を介して連結されている。サイド規制ガイド812、813の位置に応じて、カセットシート幅検知板815が矢印8Y1、8Y2の方向に連動してスライドする。サイド規制ガイド812、813のスライド可能な範囲は用紙幅では例えば139.5mm〜330.0mmである。また、後端規制ガイド814は、矢印8X1、8X2の方向にスライドすることが可能に構成されており、積載されたシートが給紙される反動で、シートが給紙方向と逆方向に移動することを防止する。
また、後端規制ガイド814は、カセットシート長検知板816と不図示のリンク機構を介して連結されており、後端規制ガイド814の位置に応じて、カセットシート長検知板816が矢印8X1、8X2の方向に連動してスライドする。後端規制ガイド814のスライド可能な範囲は用紙長では例えば182.0mm〜482.6mmである。
収納部819に設けられたカセットシート幅検知センサ818は、SW0、SW1、SW2の3連スイッチで構成され、カセット120aが収納部819に挿入された状態で、シート幅情報を検知する。具体的には、サイド規制ガイド812、813に連動して矢印8Y1、8Y2の方向にスライドするカセットシート幅検知板815の図中点線の位置の形状の情報を、SW0、SW1、SW2のオン/オフの組み合わせとして検知する。
同様に、収納部819に設けられたカセットシート長検知センサ817は、SW3、SW4、SW5の3連スイッチで構成され、カセット120aが収納部819に挿入された状態で、シート長情報を検知する。具体的には、後端規制ガイド814に連動して矢印8X1、8X2の方向にスライドするカセットシート長検知板816の図中点線の位置の形状の情報を、SW3、SW4、SW5のオン/オフの組み合わせとして検知する。
また、収納部819に設けられた、シート有無センサ820は、カセット120a上に積載された複数枚のシートのうち、最上面に位置するシートの紙面を検知する。なお、詳細は後述するが、CPU201は、カセットシート幅検知センサ818、カセットシート長検知センサ817、シート有無センサ820の検知結果により、不図示のリフトアップモータを駆動/停止する。これにより、カセット120a上に積載されたシートが、カセットピックアップローラ811により給紙可能な高さまで上昇させるリフトアップ動作を行う。また、給紙可能な高さまでリフトアップさせた状態で、カセット120a上のシートの有無を判断する動作を行う。
(カセットのシートサイズ検知とセットミスの検知)
次に本実施の形態の画像形成装置のカセット120aにおけるシートサイズ検知及びセットミスの検知について説明する。
図9は、シートカセット120aにおけるシートサイズ判定表である。前述の通り、CPU201は、カセットシート幅検知板815の形状をカセットシート幅検知センサ818のSW0、SW1、SW2の3連スイッチにて検出することで、シート幅情報を検出する。また、カセットシート長検知板816の形状をカセットシート長検知センサ817のSW3、SW4、SW5の3連スイッチにて検出することで、シート長情報を検出する。これらのシート幅情報、シート長情報と本表を参照して、シートサイズを判定する。
例えば、カセットシート長検知センサ817のSW3、SW4、SW5、カセットシート幅検知センサ818のSW0、SW1、SW2が、順にON、ON、OFF、OFF、OFF、ONの場合に、A3サイズと判断する。同様にSW0からSW5のON/OFFの組み合わせ結果と本表を参照することによりシートサイズの判断が可能である。逆に言えば、本表にて、各シートサイズにおけるSW0からSW5の組み合わせ結果が重複しない様に、本装置のカセットサイド規制ガイド812、813と、カセットシート幅検知板815が連動しており、かつ、カセットシート幅検知板815の形状を決定している。同様に、カセット後端規制ガイド814と、カセットシート長検知板816が連動しており、かつ、カセットシート長検知板816の形状を決定している。
なお、本装置は、カセットシート幅検知センサ818のSW0、SW1、SW2、カセットシート長検知センサ817のSW3、SW4、SW5を使用し、シートカセット120a部が、装置側の収納部819に収納されているか否かを兼用して検出している。SW0からSW5の全てがOFFの場合に、収納されていないと検出し、いずれかがONの場合に、収納されていると検出する。
なお、図9の組み合わせに該当しない場合、サイド規制ガイド812、813または、後端規制ガイド814のセットミスとみなし、一例として図4のような表示を行い、規制ガイドの確認を促す。
(補助規制部材を取り付けたケース)
次に図6を用いて、カセット120a内の後端規制ガイド814と用紙の間に補助規制部材901をシート端部に設置し、用紙を抑えて使用するケースを説明する。
図6は図3のカセットと同様であり、シートサイズがスライド可能な最小サイズ未満のシートをセットした場合の図で、図6のA’の一点鎖線は後端規制ガイド814がスライド可能な最小サイズ位置である。後端規制ガイド814のスライド可能な最小サイズ未満のシート(例えばA5サイズ148.5mm)を積載するため、シートと後端規制ガイド814の間に補助規制部材901をセットする場合があることを想定している。
図7、図8は、補助規制部材の有無でサイズ検知の結果が変化することを表した図である。例えば、図7のように、補助規制部材が接続されていない状態で、B5のシートをセットしている場合、カセット幅検知センサ818のSW0、SW01、SW02が、順にOFF、ON、OFF、カセットシート長検知センサ817のSW3、SW04、SW05が、順にON、OF、OFFの出力となり、B5サイズとして検知される。
一方、図8のように、補助規制部材が接続される状態で、B5のシートをセットしている場合、カセット幅検知センサ818のSW0、SW01、SW02が、順にOFF、ON、OFF、カセットシート長検知センサ817のSW3、SW04、SW05が、順にON、ON、ONの出力となり、図9の組み合わせに該当しないためセットミスとなる。
このように、最小サイズ以上のシートを積載する場合、補助規制部材が接続されている場合と、接続状態を考慮したサイズ検知が行われていない場合、積載されたシートサイズと検知されたシートサイズに不一致が生じる。
(カセットにおけるシートサイズの検知処理)
図5は、補助規制部材901を装着され得るカセット120aにおけるシートサイズの検知処理を説明するフローチャートである。S1401ではCPU201は、カセット閉の検知等、シートを新たにセットされた場合を想定している。
S1402でCPU201は、カセットシート幅検知センサ818のSW0、SW1、SW2、カセットシート長検知センサ817のSW3、SW4、SW5の検知結果に基づいて、例えば図9のような判断表に基づき、シートサイズを検知する。
S1403でCPU201は、S1402の検知結果と、カセット開閉前に保持されていたシートサイズの情報を比較する。判断結果に変化が無い場合はサイズ変更無しとみなして、処理を終了する。変化がある場合には、S1404で、図11のように、補助規制部材が接続されている状態でシートサイズの検知を行った結果の第一のシートサイズ(B5)と、補助規制部材が接続されていない状態でシートサイズの検知を行った結果の第二のシートサイズ(B4)の二つのサイズを表示する。図9の組み合わせに該当しない場合は、一例としてガイド幅若しくはガイド長が一致するシートサイズを表示する。
S1405では、表示されたサイズで選択されたシートサイズにて、カセットに積載されたシートのサイズを確定する。
[第二の実施の形態]
第二の実施の形態は、第一の実施の形態を一例とし、補助規制部材の有無を判別した状態でのシートサイズの検知処理を表すものである。
なお、第一の実施の形態で説明した画像形成装置の構成等は同様であり、図1〜図6、図9は本実施の形態にも援用するものとし、以下、同じ符号を用いて説明する。以下、第二の実施の形態のシートトレイ120cにおけるサイズ検知動作、及び、カセット120a、120bにおける動作を説明する。
図10は、補助規制部材901を装着され得るカセット120aにおけるシートサイズの検知処理を説明するフローチャートである。
なお、S1601〜S1603、S1610の処理は、第一の実施の形態で説明した図5のS1401〜S1403、S1405の処理と同じであるため、説明を省略する。
S1604でCPU201は、RAM203に記憶されている補助規制部材の有無状態を確認する。
後述する方法により、既に補助規制部材が接続されていると認識している場合には、例えば図8の状態であると認識して、S1605にて、一例として図12(a)のような補助規制部材が接続された状態でのシートサイズの検知結果を表示する。
同様に、補助規制部材が接続されていないと認識している場合には、例えば図7の状態であると認識して、S1606にて、一例として図12(b)のような補助規制部材が接続されていない状態でのシートサイズの検知結果を表示する。
S1607では、S1605で優先表示されたシートサイズの結果を選択した場合には、S1608で補助規制部材が接続されているものと認識して、RAM203に接続状態を記憶する。優先表示されたシートサイズの結果を選択しなかった場合には、S1609で補助規制部材が接続されていないものと認識して、RAM203に非接続状態を記憶する。
同様に、S1606で優先表示されたシートサイズの結果を選択した場合には、S1609で補助規制部材が接続されていないと認識して、RAM203に非接続状態を記憶する。優先表示されたシートサイズの結果を選択しなかった場合には、S1608で補助規制部材が接続されているものと認識して、RAM203に接続状態を記憶する。
なお、本実施例では、一例として、図12(a)、(b)のような表示としたが、例えば、シートサイズの第二候補を追加表示し、第二候補が選択された場合のみ、記憶する補助規制部材の接続状態を変更しても良い。
これらの制御により、たとえ補助規制部材の取り外しを忘れたとしても、シートサイズの検知結果と、選択されたサイズの結果を基に補助規制部材の接続有無を判断し、状況に応じたシートサイズを表示し、簡易な選択によって使用者が適切なサイズを選択することで、可能な限り、シートサイズを正しく検知して使用することが出来る。
120a カセット
201 CPU
812、813 カセットサイド規制ガイド
814 カセットシート後端規制ガイド
815 カセットシート幅検知板
816 カセットシート長検知板
817 カセットシート長検知センサ
818 カセットシート幅検知センサ
901 補助規制部材

Claims (4)

  1. 用紙を収納するカセット本体に移動可能に設けられ、前記カセット本体に収納された用紙に応じた位置に移動して用紙の位置を規制する規制板と、
    前記規制板に取り付けることで、規制板が規制可能な用紙サイズより小さい用紙を規制することを可能にする補助規制部材と、
    前記規制板のセット位置から第一の用紙サイズを検知する第一の用紙サイズ検知手段と、
    前記規制板に補助規制部材を取り付けた際のセット位置から第二の用紙サイズを検知する第二の用紙サイズ検知手段と、
    前記第一または第二の用紙サイズ検知手段により検知した第一または第二の用紙サイズを表示する表示手段と、
    前記表示サイズを選択して用紙サイズ決定するサイズ選択手段と、
    前記給紙カセットの用紙サイズ検知時に、前記第一及び第二の用紙サイズ検知手段により検知した第一及び第二の用紙サイズを複数表示し、前記サイズ選択手段により用紙サイズを選択可能にすることを特徴とする画像形成装置。
  2. 選択した用紙サイズに応じて、補助規制部材の有無を記憶する記憶手段を有することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記記憶手段が記憶している補助規制部材の有無に応じて、補助規制部材有りの時は補助規制部材有りで検知した用紙サイズを、補助規制部材無しの時は補助規制部材無しで検知した用紙サイズを優先表示することを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記用紙サイズ検知手段は前記用紙の幅方向のサイズを検知する用紙幅検知手段と、前記用紙の搬送方向のサイズを検知する用紙長検知手段とを少なくとも一方を有することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
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