JP2016215511A - 画像形成装置および画像確認方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】印刷に関する設定変更を行った際に、画像の確認を適正に行うことを可能にする画像形成装置を提供する。
【解決手段】画像形成装置は、画像データに基づいて画像を形成する画像形成部と、情報を表示して操作入力を受け付ける操作表示部と、印刷ジョブを管理して画像形成部を制御し、さらに操作表示部の表示および操作受付を制御する制御部とを備え、制御部は、印刷ジョブの出力結果を事前に確認する機能として、設定内容に基づいて、印刷を伴う印刷確認機能と画面表示のみを行う表示確認機能とを有し、印刷に関する設定が変更された場合に、変更内容に応じて、印刷を伴う印刷機能と画面表示による画面確認機能のいずれか一方または両方を推奨確認機能として自動選択する。
【選択図】図5

Description

この発明は、画像データに基づいて画像を形成する画像形成装置および画像形成方法に関するものである。
画像形成装置で印刷を行う場合、ユーザーは、保存されたJOBの印刷に関し、様々な設定を変更することができる。その際に、印刷状態を事前に把握したいという要望がある。ただし、変更内容に依って変更結果を確認する手段が異なり、また確認方法と確認の実施有無はユーザーに一任されている。
事前の確認としては、確認出力、画像のプレビュー表示、メッセージ表示などが挙げられる。
例えば,特許文献1では、印刷設定を自動的に変更した場合であっても、変更箇所をユーザーが容易に認識できるように、プレビュー画像を表示する技術が提案されている。この技術によれば、変更前後の画像をプレビュー画面で並べる、もしくは交互に表示を行うことで、変更内容を明示することができる。
また、特許文献2では、印刷ジョブをプリンタに送信する前に印刷行う必要性を確認できる文書管理装置を提供している。この技術によれば、ジョブもしくはページ単位に「印刷後内容変更あり」、「印刷後内容変更なし」、あるいは「未印刷」の属性を関連付けることで、変更箇所の確認出力を促すことができる。
特開2014−149680号公報 特開2008−40845号公報
しかし、特許文献1では、変更内容をプレビュー表示にて明示するが、出力を促すことはなく、プレビュー画像では判断できず、用紙に出力しなければ印刷状態がわからない設定変更に対しては対応することができない。
また、特許文献2では、設定変更後印刷がされてないページに対して、確認出力を促すが、プレビューによる確認で十分な設定変更に対しては対応しておらず、変更内容によっては無駄な出力が行われてしまう。
本発明は、上記事情を背景としてなされたものであり、変更内容に応じて、変更内容に適した確認機能を提供することを可能にする画像形成装置および画像確認方法を提供することを目的の一つとする。
すなわち、本発明の画像形成装置のうち、第1の形態は、
画像データに基づいて画像を形成する画像形成部と、
情報を表示して操作入力を受け付ける操作表示部と、
印刷ジョブを管理して前記画像形成部を制御し、さらに前記操作表示部の表示および操作受付を制御する制御部とを備え、
前記制御部は、印刷ジョブの出力結果を事前に確認する機能として、印刷に関する設定内容に基づいて、印刷を伴う印刷確認機能と画面表示のみを行う表示確認機能とを有し、
印刷に関する設定が変更された場合に、変更内容に応じて、印刷を伴う印刷機能と画面表示による画面確認機能のいずれか一方または両方を推奨確認機能として自動選択することを特徴とする。
本発明の他の形態の画像形成装置の発明は、前記形態の本発明において、前記制御部は、自動選択された前記確認機能を自動実行することを特徴とする。
本発明の他の形態の画像形成装置の発明は、前記形態の本発明において、前記画面表示が、プレビュー表示とメッセージ表示の一方または両方であることを特徴とする。
本発明の他の形態の画像形成装置の発明は、前記形態の本発明において、前記制御部は、印刷に関する複数の設定項目の設定が変更された場合、個々の変更に対応する確認機能を判定し、その判定結果に基づいて前記推奨確認機能を決定することを特徴とする。
本発明の他の形態の画像形成装置の発明は、前記形態の本発明において、前記制御部は、印刷を伴う確認機能としてサンプル印刷が含まれる場合、サンプル印刷を前記推奨確認機能として選択することを特徴とする。
本発明の他の形態の画像形成装置の発明は、前記形態の本発明において、前記制御部は、自動選択された推奨確認機能を前記操作表示部に表示して実行を促すことを特徴とする。
本発明の他の形態の画像形成装置の発明は、前記形態の本発明において、前記制御部は、個々の設定変更に対する確認機能を表示する詳細表示機能を有することを特徴とする。
本発明の他の形態の画像形成装置の発明は、前記形態の本発明において、前記制御部は、選択された推奨確認機能の内容と設定変更内容とを前記操作表示部に関連付けて表示する機能を有することを特徴とする。
本発明の他の形態の画像形成装置の発明は、前記形態の本発明において、前記制御部は、前記自動選択では、所定の設定項目に対する変更については、印刷ジョブで使用される転写媒体情報に基づいて確認機能を自動選択することを特徴とする。
本発明の他の形態の画像形成装置の発明は、前記形態の本発明において、前記所定の設定項目は、サンプル印刷が望ましいが、プレビューでもある程度確認できる項目として指定されたものであることを特徴とする。
本発明の他の形態の画像形成装置の発明は、前記形態の本発明において、前記制御部は、推奨確認機能を実行されていない場合は、変更された前記設定の保存を禁止することを特徴とする。
本発明の他の形態の画像形成装置の発明は、前記形態の本発明において、前記制御部は、サンプル印刷がユーザーにより自発的に行われており、サンプル印刷後、印刷に関する設定が変更されていない場合には、推奨確認機能を自動選択する機能は実施しないことを特徴とする。
本発明の他の形態の画像形成装置の発明は、前記形態の本発明において、前記制御部は、前記推奨確認機能を自動選択する機能をON/OFF可能であることを特徴とする。
本発明の他の形態の画像形成装置の発明は、前記形態の本発明において、画像データに基づいて画像を形成する画像形成装置における画像を確認する画像確認方法であって、
印刷ジョブの出力結果を事前に確認する機能として、設定内容に基づいて、印刷を伴う印刷確認機能と画面表示のみを行う表示確認機能を有し、
印刷に関する設定が変更された場合に、変更内容に応じて、印刷を伴う印刷機能と画面表示による画面確認機能のいずれかを推奨確認機能として自動選択することを特徴とする。
すなわち、本発明によれば、印刷に関する変更内容に適した確認機能を自動的に提供することで、余分な確認による無駄な紙の使用やユーザーによる手間を省くことができる効果がある。
本発明の一実施形態の画像形成装置を含む画像形成システムを示す概略図である。 同じく、画像形成装置を含む画像軽視システムの制御ブロック図である。 同じく、印刷に関する設定を行う設定画面を示す図である。 同じく、ユーザーによる確認を促す確認画面とその遷移の例を示す図である。 同じく、推奨機能の自動選択の手順を示すフローチャートである。 同じく、推奨機能決定処理の手順を示すフローチャートである。 同じく、確認機能決定処理の手順を示すフローチャートである。 同じく、変更内容詳細画面(詳細)決定処理の手順を示すフローチャートである。 同じく、変更内容詳細画面(一覧)の制御手順を示すフローチャートである。 同じく、変更内容詳細画面(詳細)の制御手順を示すフローチャートである。
以下に、本発明の実施形態を添付図面に基づいて説明する。
図1は、画像形成システム1の概略を示す図である。画像形成システム1は、前段側から後段側にかけて、大容量給紙装置20、画像形成装置10、後処理装置30がこの順で機械的、電気的に接続されており、相互に通信が可能になっている。
後処理装置30は、整合、ステープル、パンチ、断裁、折り、冊子形成などの適宜の後処理機能を有しており、一つの後処理装置で複数の後処理機能を有するものであってもよい。なお、各後処理装置の機能は特に限定されるものではなく、その数も特に限定されるものではない。
また、この実施形態では、画像形成装置10とその他の装置とで画像形成システムを構成するものとして説明したが、これらの大容量給紙装置20、後処理装置30はオプショとしてもよい。ユーザー毎にオプションの構成は異なり、また本発明の必要構成要素ではない。上記後処理装置は平綴じ機を想定している。また、上記した画像形成装置10を画像形成装置の主要構成として、その他の装置とともに画像形成装置を構成するものとしてもよい。
大容量給紙装置20は、給紙トレイ21を複数段有し、各給紙トレイ21から転写媒体を画像形成装置10に供給する。
次に、画像形成装置10の概要を説明する。
画像形成装置10では、画像形成装置本体10Aの上部側に原稿読み込み部の一部を構成する原稿給送装置(DF)13が設けられており、原稿給送装置(DF)13で給送される原稿は、図示しないスキャナー部で画像読取が可能になっている。なお、原稿は、図示しないプラテンガラス上で読み込むこともできる。
また、画像形成装置本体10Aの上部側で、プラテンガラスが位置しない箇所に、操作表示部14が設けられており、操作表示部14には、LCD140が設置されている。LCD140はタッチパネルで構成されており、操作者による操作および情報の表示が可能になっている。LCD140は、操作部と表示部を兼用している。なお、操作部をマウスやタブレット、キーボードなどで構成し、表示部とは別体で構成することも可能である。また、LCD140は移動可能となっているものであってもよい。
画像形成装置本体10Aの下部側には、複数の給紙トレイ12(図では2段)が配置され、転写媒体が収納されて給紙可能になる。転写媒体の種類は特に限定されず、用紙以外のものであってもよい。
画像形成装置本体10A内には、いずれかの給紙トレイ12から給紙される用紙を搬送する搬送経路11が設けられており、搬送経路11の途中に、画像形成部15が設けられている。画像形成部15は、感光体15Aと、感光体15Aの周囲に配置した図示しない、帯電器、現像器、転写部、書き込み部を有しており、さらに感光体15Aの下流側の搬送経路11には定着器15Bが配置されている。
定着器15Bの下流側で、搬送経路11が分岐して、反転搬送装置16を有する反転搬送経路17が接続されている。
画像形成部15では、帯電器により画像書込み前に感光体15Aの表面を一様に帯電し、書き込み部により表面が一様に帯電された感光体15Aにレーザを照射することにより感光体15Aに静電潜像を形成する。現像器は、書き込み部によって感光体15Aに形成された静電潜像をトナー部材によって現像する。この現像処理によって感光体15Aにトナー画像が形成される。転写部は、給紙トレイ12や図示しない大容量給紙装置20から搬送されてきた転写媒体(用紙など)に感光体15Aのトナー画像を転写する。トナー画像が転写された転写媒体は、感光体15Aから分離されて定着器15Bに搬送される。感光体15Aに残留したトナー部材は、図示しないクリーニング部によって除去される。
定着器15Bは、搬送された用紙を加熱することにより用紙の表面側に転写されたトナー画像を出力画像として定着する。定着処理が施された用紙は、搬送経路11によってそのまま後処理装置30に搬送されるか、反転搬送経路17に送って反転搬送装置16で表裏を反転した後、画像形成部15の上流側に環流して表裏反転された用紙の裏面に画像形成部15によって画像形成を行うことによって両面への印刷を行うことができる。なお、反転搬送経路17に用紙を送り、反転搬送装置16で反転した後、画像形成部15に送ることなく搬送経路11に戻して搬送することも可能である。
搬送経路11は、下流側で後処理装置30の搬送経路31に接続されている。
後処理装置30の概要について説明する。
後処理装置30は、後処理部33を有しており、後処理が行われた転写媒体を排出するメイン排紙部36Aが設けられている。また、後処理を行うことなく転写媒体を排出するサブ排紙部36Bをメイン排紙部36Aとは別に設けられている。また、後処理装置30には、挿入紙を転写媒体に挿入する挿入トレイ37を有している。
次に、画像形成システム1の機能ブロックを図2のブロック図に基づいて説明する。
先ず、大容量給紙装置20について説明する。
大容量給紙装置20は、CPU200、ROM201、RAM202、給紙部220、用紙搬送部221、入力部240、センサ241、出力部250、負荷251、本体I/F260などを有している。
CPU200は、大容量給紙装置20内の各部から通知される情報などに基づいて、大容量給紙装置20全体の動作を制御する。
ROM201には、各種のプログラム或いはデータが格納されており、CPU200はROM201からプログラム或いはデータを読み出して大容量給紙装置20を制御する。
RAM202は、CPU200が大容量給紙装置20を制御する際に必要なプログラム或いはデータを一時的に記憶する場所である。
給紙部220は、給紙トレイ21から転写媒体を給紙する機構を有し、CPU200の制御によって動作する。
用紙搬送部221は、給紙部220によって給紙された用紙を搬送し、画像形成装置10へと搬送する機構を有し、CPU200の制御によって動作する。
入力部240は、各種入力情報を受けてCPU200に情報を伝達するものであり、センサ241で搬送される転写媒体の検出などを行い、検出結果をCPU200に送信する。
出力部250は、各種の負荷251に対し必要な駆動電圧を出力するものであり、用紙搬送部221の搬送ローラなどを駆動させる。
本体I/F260は、画像形成装置10との間で各種情報のやり取りを行うインターフェースである。
次に、画像形成装置10について説明する。
画像形成装置10は、画像処理部120、画像読取部130、画像形成部15、操作表示部14、CPU100、ROM101、RAM102、給紙部110、用紙搬送部111,入力部140、センサ141、出力部150、負荷151、後処理機I/F170等から構成されている。
給紙部110は、画像形成装置10に備える給紙トレイ12から転写媒体を給紙する機能を有し、CPU100によって制御される。
用紙搬送部111は、給紙部110から給紙される転写媒体や大容量給紙装置20から搬送される転写媒体を画像形成装置10内で搬送し、画像形成後に、後処理装置30に搬送する機構を有する。
画像処理部120は、画像読取部130によって読み取られた原稿画像の画像データや図示しないHDDなどに格納された画像データに対して、各種画像処理を施す。
画像読取部130は、原稿に対して図示しない光源により光を照射し、その反射光に基づいて原稿画像の画像データを読み取る。読み取られた画像データは、画像形成部15に通知されるとともに、図示しないHDDなどに格納される。
画像形成部15は、画像処理部120により画像処理が施された画像データや外部から取得した画像データなどに基づいて、転写媒体に画像を形成する。転写媒体に対して画像を形成する方法としては、電子写真方式、インクジェット方式、レーザプリント方式等が考えられる。
操作表示部14は、表示部と操作部またはこれらが合体した装置により構成することができ、この実施形態では、LCD140によって表示部と操作部とが一体になって構成されている。操作表示部14は、CPU100によって制御され、用紙に対する画像形成や後処理に関する各種設定や指示操作を入力することが可能であり、入力された各種設定の内容に応じて、画像形成装置10は転写媒体に対して画像を形成し、後処理装置30は画像形成された転写媒体に対し後処理を施す。また、操作表示部14からは、用紙の紙種や斤量に関する情報を入力することも可能である。また、操作表示部14では、各種情報を表示することができる。
CPU100は、画像形成装置10内の各部から通知される情報に基づいて、画像形成装置10全体の動作を制御する。また、CPU100は、大容量給紙装置20や後処理装置30に制御指令を送信してこれら装置を制御することができる。
ROM101には、各種のプログラム或いはデータが格納されており、CPU100はROM101からプログラム或いはデータを読み出して画像形成装置10を制御する。
RAM102は、CPU100が画像形成装置10を制御する際に必要なプログラム或いはデータを一時的に記憶する場所である。HDDなどには、画像読取部130により読み取られた画像データ等が格納される。
CPU100、ROM101、RAM102は、本願発明の制御部として機能する。
給紙装置I/F160は、大容量給紙装置20との間で各種情報のやり取りを行うインターフェースである。
後処理機I/F170は、後処理装置30との間で各種情報のやり取りを行うインターフェースである。
次に、後処理装置30について説明する。
後処理装置30は、前段I/F380を有しており、前段I/F380は、画像形成装置10の後処理機I/F170と各種情報のやり取りを行うインターフェースである。
後処理装置30には、用紙搬送部320を有しており、画像形成装置10から搬送される転写媒体や挿入給紙部370から給紙される挿入紙を後処理装置30内で搬送を行い、最終的には、メイン排紙部36Aまたはサブ排紙部36Bに排紙する。
用紙搬送部320における搬送経路の中途には、用紙をスタックするスタッカ部330を有しており、その下流側に平綴じ部331を有している。
平綴じ部331は、複数枚の転写媒体に対し平綴じを行うものであり、スタッカ部330でスタックされた転写媒体を受けて平綴じが行われる。スタッカ部330および平綴じ部331は、後処理部33に含まれている。
CPU300は、後処理装置30内の各部から通知される情報に基づいて、後処理装置30全体の動作を制御する。また、画像形成装置10のCPU100からの指示によって動作して後処理装置30を制御することができる。
ROM301には、各種のプログラム或いはデータが格納されており、CPU300はROM301からプログラム或いはデータを読み出して後処理装置30を制御する。
RAM302は、CPU300が後処理装置30を制御する際に必要なプログラム或いはデータを一時的に記憶する場所である。
入力部340は、各種入力情報を受けてCPU300に情報を伝達するものであり、センサ341で搬送される用紙の検出を行い、検出結果を入力部340に送信する。これによりスタッカ部330への用紙到達を検知して、平綴じ部331に束を送って冊子処理を開始することができる。
出力部350は、駆動電圧を出力するものであり、各種の負荷351に駆動電圧を供給することができる。例えば、搬送ローラの駆動や冊子処理の開始に伴って平綴じ部331の駆動負荷を動作させる。
挿入給紙部370は、転写媒体中にインサート用の挿入紙を挿入するものであり、挿入トレイ37を有している。
メイントレイユニット360は、冊子を排紙するメイン排紙部36Aを動作させるユニットである。また、後処理装置30には、メイン排紙部36Aとは異なるサブ排紙部36Bを備えている。
なお、画像形成装置10は、印刷ジョブの出力結果を事前に確認する確認機能を有しており、制御部の動作によってこの機能を実現する。
この実施形態では、確認機能として印刷を伴う確認機能と、画面表示のみを行う確認機能を有している。
印刷を伴う確認機能では,設定されたジョブの設定部数に拘わらず、同じ設定で1部出力するサンプル出力機能を有している。ユーザーは、出力された出力物を見て印刷に関する設定内容の確認を行うことができる。印刷に関する設定内容は、設定の内容如何によって印刷物の状態が変化し得る事項に係るものである。
画面表示のみを行う機能は、操作表示部14にて、ページ単位でサムネイル画像を表示し、その画像内に設定内容を反映させるプレビュー表示機能である。ユーザーは、表示されたプレビュー画像を見て設定内容の確認を行うことができる。
保存されたジョブに対し、ユーザーは様々な設定変更が可能である。
図3は、保存ジョブに対する設定画面の例を示すものである。この例の設定画面1400では、出力設定項目1410、1411や、応用設定項目1420、用紙設定項目1430、画質調整項目1440などの複数項目の設定が可能であり、各項目中で、複数の設定内容について変更をすることができる。図3の設定内容は、一例であって、設定内容がこれらに限定されるものではない。設定画面1400では、初期設定内容に従って、設定内容が表示され、各項目に対する設定の変更が可能になる。
設定画面1400では、下部側に、設定された設定内容を保存する新規保存釦1450、上書保存釦1451、キャンセル釦1452が押下可能に配置されている。新規保存釦1450は、設定内容を新規に保存することができ、上書保存釦1451は、変更された設定内容を含む設定内容が上書保存される。キャンセル釦1452は、設定変更された内容をキャンセルする。
また、設定変更画面1400には、サンプル出力釦1460が設けられており、設定された内容に基づいてサンプル出力が実行される。
なお、サンプル出力がユーザーにより自発的に行われた場合、印刷に関する設定が変更されていない場合、仮に推奨確認機能がONになっていても、自動選択する機能はOFFにしておくことができる。
なお、変更された設定項目によってユーザーが行うべき確認機能が変わる。確認機能には、上記したように出力を伴う確認手段=サンプル出力、画面表示のみを行う確認手段=プレビュー表示/メッセージ表示がある。
サンプル出力確認とプレビュー確認もしくはメッセージ確認が必要な設定項目が変更された場合、サンプル出力をすることで、一通りの設定内容を確認することができることから、推奨手段はサンプル出力とする。
推奨機能の優先度は、サンプル出力>プレビュー確認>メッセージ表示とすることができる。
設定変更の内容と推奨機能の内容との関連性は、ROM101や図示しない不揮発メモリなどに格納しておくことができ、また、操作表示部14を通してユーザーが設定をできるようにしてもよい。
以下に、設定内容と確認推奨機能との関係例を説明する。
『サンプル出力確認が推奨される設定項目』
サンプル出力が推奨される設定項目は、例えば、束としての出力物を直接確認が必要な項目や、ページ単位で表示するプレビュー画像では表現できないものが該当する。
[出力設定]
・束区切りの位置
追加・変更された場合に出力される束に変化が生じるため、直接確認が必要になる。 束に対する区切り情報であるため、プレビュー画像では表現できない。
(例)10ページ原稿で最終ページのみに束区切りのある平綴じJOBの場合
1〜10Pの平綴じ束が生成される。
10ページ原稿で5ページと最終ページに束区切りのある平綴じJOBの場合
1〜5ページの束と6〜10ページの2つの束が生成される。
・折り機能の付加
紙を折った場合の画の見え方はプレビューでは表現できない。
(例)折り目上の画の状態、重ねて折った際の紙の厚みによる紙毎の折り位置の差異
・排紙面/排紙順の変更
出力束としては変化しないが、オフライン機を想定した場合には、排紙トレイに出力される際の排紙面や順序をオフライン機に合わせる必要があるため、直接確認が必要になる。
[用紙設定]
・用紙の変更
用紙の変更により、出力束の厚みや出来映えに変化が生じる可能性があるため、出力による直接確認が必要になる。
用紙の厚みや紙に画をのせた場合の見え方の差異はプレビュー画面では表現できない。したがって、この例では、転写媒体の情報に基づいて確認機能が自動で選択される。
『サンプル出力が望ましいが、プレビュー確認でもある程度確認できる変更項目』
[画質調整]
・トーンカーブ調整の変更
トナーはC(シアン)M(マゼンタ)Y(イエロー)K(ブラック)で表現するが、プレビュー画像はRGBで表現されているため、微妙な色の差異が生じる可能性があるため出力確認が望ましい。また、色の品質を確認するためにも出力確認が望ましいが、ユーザーによってはプレビュー確認で十分な場合がありうる。
『サンプル出力が望ましいが、メッセージ確認でもある程度確認できる項目』
[画質調整]
・画像位置調整
紙に対して、画の乗せる位置を上下左右に調整するため、出力確認が望ましいが、ユーザーによっては上下左右の移動量さえわかれば十分な場合がありうる。
例)ユーザーの手元に以前出力したものがあり、そこからX[mm]動かせばよいというのがわかっている場合。
『プレビュー表示確認が推奨される設定項目』
プレビュー表示確認が推奨される設定項目は、変更内容をサムネイル画像に明示することが可能であり、その画像を見れば、変更結果を確認できる設定が該当する。
[出力設定]
・後処理機能の変更(折り系は除く)
[応用設定]
・集約機能(Nin1、小冊子、無線綴じ)
・スタンプ機能
・画像回転機能
[画像ページ編集(※1)]
・ページの並び替え
『メッセージ表示確認が推奨される設定項目』
メッセージ表示確認が推奨される設定項目は、画に変化を及ぼさない設定、設定変更による変更結果が容易に想像できる設定が該当する。
[基本設定(※2)]
・ファイル名
・設定部数
[出力設定]
・印刷面(片面/両面)
・両面綴じ方向(左右綴じ/上綴じ)
・ソート/グループ
・排紙トレイ
・不要インデックス紙排紙する/しない
(※1、※2)保存ジョブの編集画面では設定の分類として「画像ページ編集」や「基本設定」に分類されているが、これらに分類される項目は少ないため、変更内容確認画面では「出力設定」や他の分類に含ませてもよい。
次に、設定変更がされた際に、ユーザーによる確認を促す確認画面とその遷移画面の例を図4に基づいて説明する。
設定画面で保存釦が押下されると(例えば設定画面1400の上書保存釦1451の押下)、保存の前に変更内容確認画面1500が設定画面上にポップアップ表示される。なお、変更内容確認画面はポップアップ表示でなく、画面が完全に遷移するものであってもよい。
変更内容確認画面1500では、推奨機能表示欄1501に推奨機能の内容が表示される。この実施形態では、推奨機能としてサンプル出力が自動選択されている。推奨機能は、変更された設定内容に従って、サンプル出力、プレビュー表示、メッセージのみ表示のいずれかが制御部によって選択される。変更された設定内容が複数あり、それら内容において異なる推奨機能がある場合、優先順位(サンプル出力>プレビュー>メッセージのみ)に従って、複数の推奨機能のうち優先順位が高いものを選択する。また、推奨確認機能が複数であってもよい。例えば、サンプル印刷が望ましいが、プレビューでもある程度確認できる項目として指定されたものなどが例示される。
さらに、変更内容確認画面1500には、変更内容の詳細釦1503、保存釦1505、キャンセル釦1506が配置されている。変更内容の詳細釦1503が押下されると、変更内容詳細画面1510に画面遷移する。保存釦1505は、確認機能が実行されない限りは無効(網掛け表示)としておく。確認機能が実行されると、保存釦1505は有効になり、ユーザーは押下して変更内容を保存することができる。キャンセル釦1506が押下されると、変更内容確認画面1500が閉じられて前画面に戻る。
なお、変更内容の保存が、ジョブの内容とともに設定されるものでもよく、また、ジョブの保存とは別にして、ジョブとと関連付けて設定内容が保存されるものでもよい。
この例では、ユーザーの変更内容に適した確認手段を提供することで、余分な確認による無駄な紙や手間を省き、また、ユーザーの意図しない設定でJOBが保存されることを防ぐことができる。
変更内容の詳細釦1503が押下されて表示される変更内容詳細画面1510では、各設定項目の詳細を示すための釦が表示されており、設定画面で変更された設定内容の釦は有効とされて押下可能となり、変更されていない項目の設定内容の釦は網掛け表示などがされて押下不可になっている。
この実施形態では、出力設定釦1511、応用設定釦1512、画質調整釦1513、用紙設定釦1514が表示されて、出力設定釦1511、応用設定釦1512、画質調整釦1513が有効で、用紙設定釦1514が網掛け表示されている。戻る釦1515は、前画面の表示画面に戻る。
出力設定釦1511が押下されると、変更内容詳細(出力設定)画面1520に画面遷移する。
変更内容詳細(出力設定)画面1520では、出力設定に関する各項目を示す項目表示欄1521が設けられ、各項目に対応して、変更前の設定内容を示す変更前表示欄1522と変更後の設定内容を示す変更前表示欄1523とが並んで表示され、さらに、個々の項目毎に、選択された推奨の個別確認機能表示欄1524が選択されて同じく並んで表示されている。上記のように設定項目と確認機能とが操作表示部に関連付けて表示されることで、その関係を直ちに把握することができる。なお、設定項目と確認機能とが関連付けて表示されていればよく、必ずしも同一画面に表示されていることが本願発明として必須とされるものではない。
この例では、設定項目として束区切り、ステープル、パンチ、不要タブ排紙の項目について、それぞれの項目が変更され、束区切りでサンプル出力、ステープルとパンチでプレビュー、不要タブ排紙でメッセージが推奨の確認機能とされている。各設定項目と推奨の確認機能とは予め設定されており、その設定内容に従って推奨の確認機能が選択される。
変更内容詳細(出力設定)画面1520の下部側には、サンプル出力釦1525、プレビュー表示釦1526、戻る釦1527が配置されている。サンプル出力釦1525とプレビュー表示釦1526では、変更項目の推奨機能に該当する釦が有効になる。この例では、サンプル出力釦1525とプレビュー表示釦1526とがそれぞれ押下可能になっている。戻る釦1527は、前画面である変更内容詳細画面1510の画面に戻る。
応用設定釦1512が押下されると、変更内容詳細(応用設定)画面1530に画面遷移する。
変更内容詳細(応用設定)画面1530では、応用設定に関する各項目を示す項目表示欄1531が設けられ、各項目に対応して、変更前の設定内容を示す変更前表示欄1532と変更後の設定内容を示す変更前表示欄1533とが表示され、さらに、個々の項目毎に、選択された推奨の個別確認機能表示欄1534が選択されて表示されている。
この例では、設定項目として小冊子、定型スタンプの項目について、それぞれの項目が変更され、小冊子、定型スタンプともにプレビューが推奨の確認機能とされている。各設定項目と推奨の確認機能とは予め設定されており、その設定内容に従って推奨の確認機能が選択される。
変更内容詳細(応用設定)画面1530の下部側には、サンプル出力釦1535、プレビュー表示釦1536、戻る釦1537が配置されている。サンプル出力釦1535は、推奨機能にないため、押下不可となり網掛け表示されている。プレビュー表示釦1536では、変更項目の推奨機能に該当する釦が有効になる。戻る釦1537は、前画面である変更内容詳細画面1510の画面に戻る。
画質調整釦1514が押下されると、変更内容詳細(画質調整)画面1540に画面遷移する。
変更内容詳細(画質調整)画面1540では、画質調整に関する各項目を示す項目表示欄1541が設けられ、各項目に対応して、変更前の設定内容を示す変更前表示欄1542と変更後の設定内容を示す変更後表示欄1543とが表示され、さらに、個々の項目毎に、選択された推奨の個別確認機能表示欄1544が選択されて表示されている。
この例では、設定項目としてトーンカーブ調整について、項目が変更され、サンプル出力、プレビューが推奨の確認機能とされている。設定項目と推奨の確認機能とは予め設定されており、その設定内容に従って推奨の確認機能が選択される。
この例では、トーンカーブ調整についてサンプル出力、プレビューのどちらも推奨として選択されている。サンプル印刷が望ましいが、プレビューでもある程度確認できる項目として指定されたものである場合、いずれもが推奨の確認機能として自動選択することができる。
変更内容詳細(画質調整)画面1540の下部側には、サンプル出力釦1545、プレビュー表示釦1546、戻る釦1547が配置されている。サンプル出力釦1545とプレビュー表示釦1546では、変更項目の推奨機能に該当する釦が有効になる。この例では、サンプル出力釦1545とプレビュー表示釦1546とがそれぞれ押下可能になっている。戻る釦1547は、前画面である変更内容詳細画面1510の画面に戻る。
次に、推奨確認機能の自動選択の手順を図5のフローチャートに基づいて説明する。なお、以下のフローチャートの手順は、いずれも制御部の制御によって実行される。
設定変更後、保存釦押下に伴って手順を開始する。
先ず、確認機能を自動選択する機能がONになっているかを判定する(ステップs10)。制御部では、自動選択機能は、ON/OFFの選択を可能にしておくことができ、例えば、操作表示部14でON/OFFの設定をすることができる。また、予め、ON/OFFのいずれかを初期設定として設定しておき、操作表示部14で変更できるようにしてもよく、また、ON/OFFが固定的に設定されているものであってもよい。
推奨機能を自動選択する機能がONでない場合(ステップs10、No)、変更された内容でJOBを保存し(ステップs23)、処理を終了する。
推奨機能を自動選択する機能がONである場合(ステップs10、Yes)、印刷に関する変更項目があるか判定する(ステップs11)。変更項目がなければ(ステップs11、No)、変更された内容でJOBを保存し(ステップs23)、処理を終了する。
変更項目があれば(ステップs11、Yes)、変更内容確認画面を表示する(ステップs12)。次いで、手順A−Bに至る推奨機能決定処理(ステップs13;詳細は後述する)を行う。次いで、推奨機能を表示し(ステップs14)、手順C−Dに至る変更内容詳細画面決定処理を行う(ステップs15;詳細は後述する)。さらに、変更内容詳細の釦を表示し(ステップs16)、推奨機能の釦の押下があったかを判定する(ステップs17)。
推奨機能釦の押下があれば(ステップs17、Yes)、推奨機能を実行し(ステップs18)、保存釦を有効化し(ステップs19)、ステップs17に移行する。
推奨機能の釦の押下がなければ(ステップs17、No)、変更内容詳細釦の押下がなされたか判定する(ステップs20)。
変更内容詳細釦の押下がされていれば(ステップs20、Yes)、変更内容詳細画面(一覧)へ遷移し(ステップs25)、手順G−Hに至る変更内容詳細画面(一覧)の制御を行う(ステップs26;詳細は後述する)。その後、変更内容確認画面に遷移し(ステップs27)、ステップs17に移行する。
変更内容詳細釦の押下がされていなければ(ステップs20、No)、保存釦は有効かの判定を行う(ステップs21)。保存釦が有効でなければ(ステップs21、No)、ステップs17に移行し、保存釦が有効であれば(ステップs21、Yes)、保存釦が押下されたかを判定する(ステップs22)。
保存釦が押下されていなければ(ステップs22、No)、ステップs17に移行し、保存釦が押下されていれば(ステップs22、Yes)、保存された内容でジョブを保存して(ステップs23)、手順を終了する。
次に、手順A−Bに至る処理を図6のフローチャートに基づいて説明する。
先ず、変更項目を抽出し(ステップs30)、変更項目に、サンプル出力が必要な設定項目があるか判定する(ステップs31)。
サンプル出力が必要な設定項目がある場合(ステップs31、Yes)、推奨機能をサンプル出力に設定し(ステップs32)、推奨機能がサンプル出力である設定項目を一覧表示し(ステップs33)、手順Bに至る。
サンプル出力が必要な設定項目がない場合(ステップs31、No)、変更項目に、プレビュー確認が必要な設定項目があるか判定する(ステップs34)。
プレビュー確認が必要な設定項目がある場合(ステップs34、Yes)、推奨機能をプレビュー表示に設定し(ステップs35)、推奨機能がプレビュー表示である設定項目を一覧表示し(ステップs36)、手順Bに至る。
プレビュー確認が必要な設定項目がない場合(ステップs34、No)、推奨機能をメッセージ表示に設定し(ステップs37)、推奨機能がメッセージ表示である設定項目を一覧表示し(ステップs38)、手順Bに至る。
次に、手順C−Dに至る処理を図7のフローチャートに基づいて説明する。
先ず、変更項目を抽出する(ステップs40)。
次いで、出力設定に変更があるか判定する(ステップs41)。出力設定に変更があれば(ステップs41、Yes)、出力設定の変更詳細釦を有効化し(ステップs42)、手順E−Fに至る変更内容詳細確認画面決定処理を行う(ステップs43;詳細は後述する)。
出力設定に変更がない場合(ステップs41、No)、またはステップs43の後に、応用設定に変更があるか判定する(ステップs44)。
応用設定に変更があれば(ステップs44、Yes)、応用設定の変更詳細釦を有効化し(ステップs45)、手順E−Fに至る変更内容詳細確認画面決定処理を行う(ステップs46)。
応用設定に変更がない場合(ステップs44、No)、またはステップs46の後に、画質調整に変更があるか判定する(ステップs47)。
画質調整に変更があれば(ステップs47、Yes)、画質調整の変更詳細釦を有効化し(ステップs48)、手順E−Fに至る変更内容詳細確認画面決定処理を行う(ステップs49)。
画質調整に変更がない場合(ステップs47、No)、またはステップs49の後に、用紙設定に変更があるか判定する(ステップs50)。
用紙設に変更があれば(ステップs50、Yes)、用紙設定変更詳細釦を有効化し(ステップs51)、手順E−Fに至る変更内容詳細確認画面決定処理を行う(ステップs52)。
用紙設定に変更がない場合(ステップs50、No)、またはステップs52の後に、有効となった変更確認釦を表示し(ステップs53)、手順Dに至る。
次に、手順E−Fに至る処理を図8のフローチャートに基づいて説明する。
先ず、所定の設定項目の変更内容を抽出する(ステップs60)。この例では、所定の設定項目としては、出力設定、応用設定、画質調整、用紙設定のいずれかである。ただし、本発明としては、設定項目がこれらに限定されるものではない。
ステップs60の後、所定の設定項目の変更内容を一覧表示し(ステップs61)、変更内容に、サンプル出力が必要な設定項目があるか判定する(ステップs62)。
サンプル出力が必要な設定項目があれば(ステップs62、Yes)、サンプル出力釦を有効化する。
サンプル出力が必要な設定項目がない場合(ステップs62、No)、またはステップs63の後、変更内容に、プレビュー確認が必要な設定項目があるか判定する(ステップs64)。
プレビュー確認が必要な設定項目があれば(ステップs64、Yes)、プレビュー確認釦を有効化し、手順Fに至る。
プレビュー確認が必要な設定項目がなければ(ステップs64、No)、手順Fに至る。
次に、手順G−Hに至る処理を図9のフローチャートに基づいて説明する。
先ず、所定の設定項目釦が有効か判定する(ステップs70)。所定の設定項目釦としては、出力設定、応用設定、画質調整、用紙設定のいずれかであり、有効かどうかは「変更内容詳細確認画面(一覧)決定処理」で判断されている。
所定の設定項目釦が有効でない場合(ステップs70、No)、戻る釦の押下がなされたか判定する(ステップs73)。
所定の設定項目釦が有効である場合(ステップs70、Yes)、所定の設定項目釦が押下されたかを判定する(ステップs71)。所定の設定項目が押下されていれば(ステップs71、Yes)、手順I−Jに至る変更内容詳細画面(詳細)の制御を行い、次いで、戻る釦の押下がなされたか判定する(ステップs73)。
所定の設定項目が押下されていなければ(ステップs71、No)、戻る釦の押下がなされたか判定する(ステップs73)。
戻る釦の押下がされていない場合(ステップs73、No)、ステップs70に戻る。 戻る釦の押下がされていれば(ステップs73、Yes)、手順Hに至る。
次に、手順I−Jに至る処理を図10のフローチャートに基づいて説明する。
先ず、変更内容詳細画面で確認機能が実行されたかを判定する(ステップs80)。変更内容詳細画面で確認機能が実行されていなければ(ステップs80、No)、戻る釦が押下されたかを判定する(ステップs83)。
変更内容詳細画面で確認機能が実行されていれば(ステップs80、Yes)、確認機能が推奨機能か判定する(ステップs81)。確認機能が推奨機能であれば(ステップs81、Yes)、変更内容確認画面の保存釦を有効化し(ステップs82)、戻る釦が押下されたかを判定する(ステップs83)。
確認機能が推奨機能でなければ(ステップs81、No)、戻る釦が押下されたかを判定する(ステップs83)。
戻る釦が押下されていれば(ステップs83、Yes)、手順Jに至る。戻る釦が押下されていなければ(ステップs83、No)、ステップs80に移行する。
以上、本発明について上記実施形態に基づいて説明したが、本発明の範囲を逸脱しない限りは実施形態の内容を適宜変更することは可能である。
10 画像形成装置
14 操作表示部
15 画像形成部
30 後処理装置
33 後処理部
100 CPU
101 ROM
102 RAM
1400 設定画面
1500 変更内容確認画面
1501 推奨機能表示欄
1503 変更内容の詳細釦
1505 保存釦
1510 変更内容詳細画面
1524 個別確認機能表示欄
1534 個別確認機能表示欄
1544 個別確認機能表示欄

Claims (14)

  1. 画像データに基づいて画像を形成する画像形成部と、
    情報を表示して操作入力を受け付ける操作表示部と、
    印刷ジョブを管理して前記画像形成部を制御し、さらに前記操作表示部の表示および操作受付を制御する制御部とを備え、
    前記制御部は、印刷ジョブの出力結果を事前に確認する機能として、印刷に関する設定内容に基づいて、印刷を伴う印刷確認機能と画面表示のみを行う表示確認機能とを有し、
    印刷に関する設定が変更された場合に、変更内容に応じて、印刷を伴う印刷機能と画面表示による画面確認機能のいずれか一方または両方を推奨確認機能として自動選択することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記制御部は、自動選択された前記確認機能を自動実行することを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記画面表示が、プレビュー表示とメッセージ表示の一方または両方であることを特徴とする請求項1または2に記載の画像形成装置。
  4. 前記制御部は、印刷に関する複数の設定項目の設定が変更された場合、個々の変更に対応する確認機能を判定し、その判定結果に基づいて前記推奨確認機能を決定することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  5. 前記制御部は、印刷を伴う確認機能としてサンプル印刷が含まれる場合、サンプル印刷を前記推奨確認機能として選択することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  6. 前記制御部は、自動選択された推奨確認機能を前記操作表示部に表示して実行を促すことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  7. 前記制御部は、個々の設定変更に対する確認機能を表示する詳細表示機能を有することを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  8. 前記制御部は、選択された推奨確認機能の内容と設定変更内容とを前記操作表示部に関連付けて表示する機能を有することを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  9. 前記制御部は、前記自動選択では、所定の設定項目に対する変更については、印刷ジョブで使用される転写媒体情報に基づいて確認機能を自動選択することを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  10. 前記所定の設定項目は、サンプル印刷が望ましいが、プレビューでもある程度確認できる項目として指定されたものであることを特徴とする請求項9記載の画像形成装置。
  11. 前記制御部は、推奨確認機能を実行されていない場合は、変更された前記設定の保存を禁止することを特徴とする請求項1〜10のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  12. 前記制御部は、サンプル印刷がユーザーにより自発的に行われており、サンプル印刷後、印刷に関する設定が変更されていない場合には、推奨確認機能を自動選択する機能は実施しないことを特徴とする請求項1〜11のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  13. 前記制御部は、前記推奨確認機能を自動選択する機能をON/OFF可能であることを特徴とする請求項1〜11のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  14. 画像データに基づいて画像を形成する画像形成装置における画像を確認する画像確認方法であって、
    印刷ジョブの出力結果を事前に確認する機能として、設定内容に基づいて、印刷を伴う印刷確認機能と画面表示のみを行う表示確認機能を有し、
    印刷に関する設定が変更された場合に、変更内容に応じて、印刷を伴う印刷機能と画面表示による画面確認機能のいずれかを推奨確認機能として自動選択することを特徴とする画像確認方法。
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