JP2019167187A - 利用者検知システム - Google Patents
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Abstract
【課題】 検知性能の低下を防ぎ得る利用者検知システムを提供すること。【解決手段】 実施形態に係る利用者検知システムは、乗りかごのドア近辺に設置され、ドアが戸開閉する際に走行する走行領域とドア周辺とを撮影可能な撮影装置と、撮影装置によって撮影された画像に基づいて利用者の動きを検知する検知装置と、検知装置による検知の結果に基づいてドアの開閉動作を制御し、かつドアの戸閉中においては、ドアの影の動きに基づいた反転戸開を無効とするようにドアの動作を制御する制御装置とを備える。【選択図】 図1
Description
本実施形態は、利用者検知システムに関する。
近年、エレベータのかごドアに人や物が挟まれるのを防ぐために、様々な技術が考案されている。例えば、カメラを用いてエレベータに向かって移動している利用者を検知し、当該エレベータのドアの戸開時間を延長する技術が考案されている。また、カメラを用いて乗場にいる利用者を検知し、当該利用者からエレベータまでの距離に基づいて当該エレベータのドアの開閉制御を行う技術も考案されている。
このような技術においては、利用者をリアルタイムで検知する必要があるので、解析処理が高速に実行される。このため、検知精度を若干下げて、高速な解析処理が実現されている。
しかしながら、上記した技術では、検知精度を若干下げているため、戸閉時にかごドアの影がカメラに映り込んでしまい、これを人物として誤検知してしまうことがある。つまり、検知性能が低下してしまうという不都合が生じ得る。
本発明が解決しようとする課題は、検知性能の低下を防ぎ得る利用者検知システムを提供することである。
一実施形態によれば、利用者検知システムは、乗りかごのドア近辺に設置され、前記ドアが戸開閉する際に走行する走行領域と前記ドア周辺とを撮影可能な撮影装置と、前記撮影装置によって撮影された画像に基づいて利用者の動きを検知する検知装置と、前記検知装置による検知の結果に基づいて前記ドアの開閉動作を制御し、かつ前記ドアの戸閉中においては、前記ドアの影の動きに基づいた反転戸開を無効とするように前記ドアの動作を制御する制御装置とを具備する。
以下、実施の形態について図面を参照して説明する。開示はあくまで一例にすぎず、以下の実施形態に記載した内容により発明が限定されるものではない。当業者が容易に想到し得る変形は、当然に開示の範囲に含まれる。説明をより明確にするため、図面において、各部分のサイズ、形状等を実際の実施態様に対して変更して模式的に表す場合もある。複数の図面において、対応する要素には同じ参照数字を付して、詳細な説明を省略する場合もある。
図1は、一実施形態に係る利用者検知システムの概略構成例を示す図である。なお、ここでは、1台の乗りかごを例にして説明するが、複数台の乗りかごでも同様の構成である。
本実施形態に係る利用者検知システムにおいては、乗りかご11の出入口上部にカメラ12が設置されている。具体的には、乗りかご11の出入口上部を覆う幕板11aの中にカメラ12のレンズ部分を乗場側に向けて設置されている。カメラ12は、例えば車載カメラ等の小型の監視用カメラであり、広角レンズを有し、1秒間に数コマ(例えば30コマ/秒)の画像を連続的に撮影可能である。
カメラ12は、乗りかご11の移動速度が所定値未満のときに起動する。具体的には、カメラ12は、乗りかご11が所定階に停止するために減速を開始し、移動速度が所定値未満になると起動し、撮影を開始する。つまり、カメラ12による撮影は、乗りかご11が所定階に停止するために減速を開始し、移動速度が所定値未満になってから、乗りかご11が所定階に停止している間中も含めて、乗りかご11が当該所定階から別の階に向かうために加速を開始し、移動速度が所定値以上になるまで、継続して行われる。
各階の乗場15において、乗りかご11の到着口には乗場ドア14が開閉自在に設置されている。乗場ドア14は、乗りかご11の到着時にかごドア13に係合して開閉動作する。なお、動力源(ドアモータ)は乗りかご11側にあり、乗場ドア14はかごドア13に追従して開閉するだけである。以下の説明においては、かごドア13を戸開している時には乗場ドア14も戸開しており、かごドア13が戸閉している時には乗場ドア14も戸閉しているものとする。
カメラ12によって連続的に撮影された各画像(映像)は、画像処理装置20(利用者検知装置)によってリアルタイムに解析処理される。なお、図1では、便宜的に画像処理装置20を乗りかご11から取り出して示しているが、実際には、画像処理装置20はカメラ12と共に幕板11aの中に収納されている。また、図1では、画像処理装置20がエレベータ制御装置30とは別に設けられた場合を例示しているが、これに限定されず、画像処理装置20の機能はエレベータ制御装置30に搭載されていても良い。
画像処理装置20には、記憶部21、利用者検知部22、エリア設定情報記憶部23、ドア開量算出部24及びエリア設定部25等が備えられている。記憶部21は、カメラ12によって撮影された画像(撮影画像)を逐次保存すると共に、利用者検知部22の処理に必要なデータを一時的に保持しておくためのバッファエリアを有する。
利用者検知部22は、撮影画像の輝度値の変化に基づいて、利用者検知エリア内にいる利用者(の動き)を検知し、当該検知の結果をエレベータ制御装置30によるかごドア13の戸開閉制御に反映させる。
エリア設定情報記憶部23には、かごドア13の開量を示す開量情報と、利用者検知エリアの位置を規定する位置情報とを対応付けたエリア設定情報が記憶される。なお、エリア設定情報の詳細については後述するため、ここではその詳しい説明は省略する。
ドア開量算出部24は、かごドア13の幅と、かごドア13が戸閉し始めてからの時間と、かごドア13の戸閉速度とに基づいて、かごドア13の現在の開量を算出する。具体的には、まず、ドア開量算出部24は、かごドア13が戸閉し始めてからの時間と、かごドア13の戸閉速度との積を算出する。これによれば、かごドア13が全開状態からどの程度戸閉したのかを示す閉量(戸閉量)が求められる。その後、ドア開量算出部24は、かごドア13の幅と、求められた閉量との差分を、かごドア13の現在の開量として算出する。
なお、かごドア13が戸閉し始めてからの時間は、戸閉開始信号をエレベータ制御装置30から取得してからの時間をカウントすることで得られる。戸閉開始信号とは、かごドア13が戸閉し始めたことを示す信号である。かごドア13の幅と、かごドア13の戸閉速度とは、予め設定された設定値が使用される。
なお、ここでは、ドア開量算出部24が、上記した方法にてかごドア13の現在の開量を算出するとしたが、これに限定されず、かごドア13の現在の開量はエレベータ制御装置30によって算出されるとしても良い。この場合、画像処理装置20は、エレベータ制御装置30によって算出されたかごドア13の現在の開量を示す開量情報を、当該エレベータ制御装置30から単に取得するだけで良い。
エリア設定部25は、ドア開量算出部24によって算出されたかごドア13の現在の開量に適したエリア設定情報をエリア設定情報記憶部23から取得する(読み出す)。エリア設定部25は、取得されたエリア設定情報に含まれる位置情報に基づいて、かごドア13の現在の開量に適した利用者検知エリアを設定する。
エレベータ制御装置30は、乗りかご11が乗場15に到着した時のかごドア13の戸開閉を制御する。詳しくは、エレベータ制御装置30は、乗りかご11が乗場15に到着した時にかごドア13を戸開し、所定時間経過後に戸閉する。
但し、画像処理装置20により利用者検知エリア内において利用者が検知された場合には、エレベータ制御装置30は、かごドア13が全開状態の時はかごドア13の戸閉動作を禁止して戸開状態を維持し、かごドア13が戸閉中の時はかごドア13を反転戸開する。
次に、図2を参照して、画像処理装置20が画像から利用者を検知するために設定される利用者検知エリアについて説明する。図2は、かごドア13が全開状態の時に設定される利用者検知エリアの一例を示している。利用者検知エリアE1は、図2に示すように、乗場ドア14の中心から乗場方向に向かってL1の距離を有するように設定される。距離L1は、カメラ12の乗場方向の撮影範囲よりも小さくなるように設定され、例えばカメラ12の乗場方向の撮影範囲が3mである場合、L1は30cmに設定される。利用者検知エリアE1の横幅W1は、かごドア13の横幅W0とほぼ同じ距離に設定される。なお、利用者検知エリアE1の横幅W1は、かごドア13の戸閉時には、かごドア13の現在の開量と一致するように変化する。
上記したように、利用者検知部22は、図2に示す利用者検知エリアE1内における利用者の動きを検知し、当該検知の結果をかごドア13の戸開閉制御に反映させる。
ここで、図3を参照して、かごドア13の戸閉に伴って出来るかごドア13の影(以下、「ドア影」と表記する)について説明する。なお、ここでは、乗りかご11の中央に乗りかご11内を照らす1つの光源I(かご内ライト)が設置されている場合を想定する。図3(a)はかごドア13が全開状態の場合を示し、図3(b)はかごドア13の現在の開量がかごドア13の横幅の半分以上の場合を示し、図3(c)はかごドア13の現在の開量がかごドア13の横幅の半分未満の場合を示す。
かごドア13が全開状態の場合、かごドア13は戸袋に収納されているので、図3(a)に示すように、ドア影は出来ない。一方、かごドア13の現在の開量がかごドア13の横幅の半分以上の場合、図3(b)に示すように、光源Iと、かごドア13の戸当たり側の一端部(図中の点M)とを結ぶ直線によって定義される領域R1にドア影が出来る。同様に、かごドア13の現在の開量がかごドア13の横幅の半分未満の場合、図3(c)に示すように、光源Iと、かごドア13の戸当たり側の一端部(図中の点N)とを結ぶ直線によって定義される領域R2にドア影が出来る。
なお、図3では、光源Iが乗りかご11の中央に設置されている場合を想定したが、光源Iの設置位置は任意の位置で良い。光源Iが乗りかご11の中央とは異なる位置に設置されたとしても、図3(a)〜(c)に示した場合と同様に、かごドア13が全開状態の場合にはドア影は出来ず、かごドア13の戸閉時には光源Iと、かごドア13の戸当たり側の一端部とを結ぶ直線によって定義される領域にドア影が出来ることになる。
また、図3では、光源Iの数が1つである場合を想定したが、光源Iの数もまた任意の数であって良い。光源Iが乗りかご11内に複数個設置される場合であっても、かごドア13が全開状態の場合は図3(a)に示した場合と同様にドア影は出来ない。一方、かごドア13の戸閉時には、光源Iが複数個設置されていることに起因して、各光源Iと、かごドア13の戸当たり側の一端部とを結ぶ直線によって定義される複数領域にドア影が出来ることになる。
次に、図4を参照して、図2に示した利用者検知エリアE1と、図3に示したドア影との関係性について説明する。図3(a)〜(c)と同様に、図4(a)はかごドア13が全開状態の場合を示し、図4(b)はかごドア13の現在の開量がかごドア13の横幅の半分以上の場合を示し、図4(c)はかごドア13の現在の開量がかごドア13の横幅の半分未満の場合を示す。
かごドア13が全開状態の場合、図3(a)において説明したように、ドア影は出来ないので、図4(a)に示すように、利用者検知エリアE1内にドア影が映り込むことはない。
かごドア13の現在の開量がかごドア13の横幅の半分以上の場合、図3(b)において説明したように、領域R1にドア影は出来るものの、利用者検知エリアE1もまたかごドア13の現在の開量に合わせて小さくなるように変化するので、図4(b)に示すように、利用者検知エリアE1内にドア影が映り込むことはない。
一方で、かごドア13の現在の開量がかごドア13の横幅の半分未満の場合、図3(c)において説明したように、領域R2にドア影が出来るため、利用者検知エリアE1に、ドア影が一部映り込んでしまう(換言すると、利用者検知エリアE1とドア影が出来る領域R2とが一部重畳してしまう)ことになる。これによれば、利用者検知エリアE1と、ドア影が出来る領域R2とが重畳する領域(以下、「重畳領域」と表記する)においては、ドア影に起因した輝度値の変化が検知されることとなり、この輝度値の変化が利用者の動きとして誤検知されてしまうといった不都合が生じ得る。
このため、本実施形態においては、ドア影を考慮した利用者検知エリアを設定する。具体的には、上記した重畳領域を除いた領域を利用者検知エリアとして設定する。この様子を図5に示す。
かごドア13が全開状態の場合、上記した通りドア影は出来ないので、利用者検知エリアE1は、図5(a)に示すように、乗場方向にL1の距離を有し、かつ横幅がかごドア13の横幅W0とほぼ同じ距離のW1を有するように設定される。かごドア13の現在の開量がかごドア13の横幅の半分以上の場合、図4(b)において説明したように重畳領域は出来ないので、利用者検知エリアE1は、図5(b)に示すように、乗場方向にL1の距離を有し、かつ横幅がかごドア13の現在の開量とほぼ同じ距離のW2(≦W1)を有するように設定される。
かごドア13の現在の開量がかごドア13の横幅の半分未満の場合、図4(c)において説明したように重畳領域が出来るので、利用者検知エリアE1は、図5(c)に示すように、乗場方向にL1の距離を有しかつ横幅がかごドア13の現在の開量とほぼ同じ距離のW3(≦W2)を有する領域から、当該重畳領域を除いた領域に設定される。なお、図5(c)では、利用者検知エリアE1の形状が台形となる場合を例示しているが、利用者検知エリアE1の形状はこれに限定されるものでない。
図6は、図5に示した利用者検知エリアE1を設定するためにエリア設定情報記憶部23に記憶されるエリア設定情報のデータ構造の一例を示している。
エリア設定情報ESは、上記した通り、かごドア13の開量を示す開量情報と、利用者検知エリアE1が設定される位置を規定する位置情報とが対応付けられた情報である。位置情報は、利用者検知エリアE1の各頂点のXY座標を示す情報である。
図6に示すエリア設定情報ES1が図7に示す利用者検知エリアE1に対応しているものとすると、エリア設定情報ES1によれば、かごドア13の現在の開量が40(ここでは「100」が「全開状態」と仮定している)の場合、頂点P1(X1,Y1)、頂点P2(X2,Y2)、頂点P3(X3,Y3)、頂点P4(X4,Y4)を結んだ図7の領域に、利用者検知エリアE1が設定されることがわかる。なお、ここでは、エリア設定情報ES1を例にとって説明したが、その他のエリア設定情報ES2,ES3についても同様である。
ここで、図8のフローチャートを参照して、本実施形態に係る利用者検知システムの動作の一例について説明する。
乗りかご11が任意の階の乗場15に到着すると(ステップS1のYES)、エレベータ制御装置30は、かごドア13を戸開する(ステップS2)。この時、乗りかご11の出入口上部に設置されたカメラ12によって乗場側の所定範囲と、乗りかご側の所定範囲とが所定のフレームレートで撮影される。画像処理装置20は、カメラ12によって撮影された画像を時系列で取得し、これら撮影画像を記憶部21に逐次保存しながら(ステップS3)、後述する利用者検知処理をリアルタイムで実行する。
かごドア13が全開状態になると、画像処理装置20のドア開量算出部24は、かごドア13が全開状態になったことを示す全開信号をエレベータ制御装置30から取得する(ステップS4)。取得された全開信号はエリア設定部25に転送される。
エリア設定部25は、ドア開量算出部24から転送された全開信号を受信すると、かごドア13の開量が全開状態を示す開量情報を含んだエリア設定情報ESをエリア設定情報記憶部23から読み出し(ステップS5)、読み出したエリア設定情報ESに含まれる位置情報に基づいて、利用者検知エリアE1を設定する(ステップS6)。
利用者検知部22は、記憶部21に保存された各画像を1枚ずつ読み出し、エリア設定部25によって設定された利用者検知エリアE1内において利用者の動きが検知されたか否かを判定する利用者検知処理を実行する(ステップS7)。なお、当該判定の結果、利用者検知エリアE1内において利用者の動きが検知されなかったと判定された場合(ステップS7のNO)、後述するステップS9の処理が実行される。
ステップS7の判定の結果、利用者検知エリアE1内において利用者の動きが検知されたと判定された場合(ステップS7のYES)、エレベータ制御装置30は、利用者検知部22による当該判定の結果を受けて、かごドア13の戸閉動作を禁止して戸開状態を維持する(ステップS8)。
なお、かごドア13が全開状態になると、エレベータ制御装置30は戸開時間のカウント動作を開始し、所定の時間T(例えば1分)をカウントした時点で戸閉を行う。この間に、上記したステップS7の処理により、利用者の動きが検知された場合、エレベータ制御装置30はカウント動作を停止して、カウント値をクリアする。これにより、所定の時間Tの間、かごドア13の戸開状態が維持されることになる。
エレベータ制御装置30は、所定の時間Tのカウント動作が終了したか否かを判定する(ステップS9)。なお、当該カウント動作が終了していないと判定された場合(ステップS9のNO)、上記したステップS7の処理に戻り、次の画像についても同様に利用者検知処理が実行される。
一方で、ステップS9の判定の結果、上記したカウント動作が終了したと判定された場合(ステップS9のYES)、エレベータ制御装置30は、かごドア13の戸閉を開始する(ステップS10)。
画像処理装置20のドア開量算出部24は、エレベータ制御装置30から戸閉動作が開始されたことを示す戸閉開始信号を受信すると、かごドア13が戸閉し始めてからの時間(換言すると、戸閉開始信号を受信してからの時間)をカウントする(ステップS11)。続いて、ドア開量算出部24は、ステップS11においてカウントした時間と、予め設定されたかごドア13の戸閉速度とに基づいて、かごドア13の現在の閉量を算出し、予め設定されたかごドア13の横幅と当該算出された閉量との差分をかごドア13の現在の開量として算出する(ステップS12)。
エリア設定部25は、算出されたかごドア13の現在の開量を示すエリア設定情報ESをエリア設定情報記憶部23から読み出し(ステップS13)、読み出したエリア設定情報ESに含まれる位置情報に基づいて、利用者検知エリアE1を再設定する(ステップS14)。
利用者検知部22は、記憶部21に保存された各画像を1枚ずつ読み出し、エリア設定部25によって再設定された利用者検知エリアE1内において利用者の動きが検知されたか否かを判定する利用者検知処理を実行する(ステップS15)。なお、当該判定の結果、利用者検知エリアE1内において利用者の動きが検知されなかったと判定された場合(ステップS15のNO)、後述するステップS17の処理が実行される。
ステップS15の判定の結果、利用者検知エリアE1内において利用者の動きが検知されたと判定された場合(ステップS15のYES)、エレベータ制御装置30は、利用者検知部22による当該判定の結果を受けて、かごドア13を反転戸開する(ステップS16)。
画像処理装置20のドア開量算出部24は、エレベータ制御装置30からかごドア13が全閉状態になったことを示す全閉信号が得られたか否かを判定する(ステップS17)。なお、全閉信号が得られていないと判定された場合には(ステップS17のNO)、上記したステップS12の処理に戻り、次の画像についても同様に、利用者検知エリアE1の再設定及び利用者検知処理が実行される。
一方で、ステップS17の判定の結果、全閉信号が得られたと判定された場合には(ステップS17のYES)、エレベータ制御装置30は、乗りかご11を目的階に向けて出発させ(ステップS18)、動作を終了させる。
図8のフローチャートに示す動作によれば、かごドア13の戸閉時には、利用者検知エリアE1の再設定が行われるため、かごドア13の現在の開量に適した利用者検知エリアE1を常に設定することが可能となる。また、エリア設定情報記憶部23には、ドア影が映り得る領域を除いた領域に利用者検知エリアE1を設定するためのエリア設定情報ESが予め記憶されているため、かごドア13の戸閉時に生じ得るドア影に起因した利用者の誤検知を防ぐことが可能となる(つまり、戸閉時におけるドア影に起因した反転戸開を無効とすることが可能となる)。
なお、図8に示す動作例では、ドア影が映り得る領域を除いた領域に利用者検知エリアE1を設定するためのエリア設定情報ESがエリア設定情報記憶部23に予め記憶されている場合を想定したが、これに限定されず、例えば、かごドア13の現在の開量を算出した際に、あわせてドア影が映り得る領域を算出し、当該算出したドア影が映り得る領域を除いた領域に、利用者検知エリアE1を再設定するとしても良い。
この場合、ドア影が映り得る領域は、上記した図3に示した場合と同様に、かごドア13の現在の開量に基づいて算出可能なかごドア13の戸当たり側の一端部の位置と、設定値として得られる乗りかご11内の光源Iの位置とに基づいて算出される。
また、図8に示す動作例では、ドア影を考慮した利用者検知エリアE1を設定することで、かごドア13の戸閉時に生じ得るドア影に起因した利用者の誤検知を防ぐとしたが、当該誤検知を防ぐ方法はこれに限定されない。以下では、図9のフローチャートを参照して、ドア影に起因した利用者の誤検知を防ぎ得る利用者検知システムの別の動作例について説明する。なお、図8に示した処理と同様な処理については同一の符号を付し、ここではその詳しい説明を省略するものとする。
ステップS1〜S12の処理が実行された後に、画像処理装置20のエリア設定部25は、算出されたかごドア13の現在の開量と一致するように利用者検知エリアE1の横幅のみを変更する(ステップS21)。
続いて、利用者検知部22は、ドア開量算出部24によって算出されたかごドア13の現在の開量に基づいてかごドア13の戸当たり側の一端部の位置を算出する。その後、利用者検知部22は、算出されたかごドア13の戸当たり側の一端部の位置と、設定値として得られる乗りかご11内の光源Iの位置とに基づいて、ドア影が映り得る領域を算出する(ステップS22)。
次に、利用者検知部22は、記憶部21に保存された各画像を1枚ずつ読み出し、エリア設定部25によって変更された利用者検知エリアE1内において利用者の動きが検知されたか否かを判定する利用者検知処理を実行する(ステップS23)。なお、当該判定の結果、利用者検知エリアE1内において利用者の動きが検知されなかったと判定された場合(ステップS23のNO)、ステップS17の処理が実行される。
一方で、ステップS23の判定の結果、利用者検知エリアE1内において利用者の動きが検知されたと判定された場合(ステップS23のYES)、利用者検知部22は、当該動きが検知された利用者の位置(つまり、XY座標)を特定する(ステップS24)。
利用者検知部22は、特定された利用者の位置が、ステップS22において算出されたドア影が映り得る領域に含まれているか否かを判定する(ステップS25)。なお、当該判定の結果、特定された利用者の位置が、ドア影が映り得る領域に含まれていると判定された場合(ステップS25のYES)、利用者検知部22は、ステップS23における検知の結果を無視して、利用者検知エリアE1内において利用者の動きは検知されなかったものと判定し(換言すると、ステップS23における検知の結果を無効にし)(ステップS26)、ステップS17の処理に進む。
一方で、ステップS25の判定の結果、特定された利用者の位置が、ドア影が映り得る領域に含まれていないと判定された場合(ステップS25のNO)、エレベータ制御装置30は、利用者検知部22による当該判定の結果を受けて、かごドア13を反転戸開させる(ステップS27)。
以降は、図8の場合と同様に、ステップS17及びステップS18の処理が順に実行され、動作は終了する。
図9のフローチャートに示す動作によれば、ドア影が映り得る領域において検知された利用者の動きは無視するという別の方法にも関わらず、図8の場合と同様な効果を得ることが可能となる。
なお、本実施形態においては、かごドア13の現在の開量がかごドア13の横幅の半分未満、より詳しくは、かごドア13が全閉状態になる直前にならない限り、利用者検知エリアE1の乗場方向の距離は変化しないものとして説明したが、安全性の担保の観点から、かごドア13が全開状態でない場合、利用者検知エリアE1の乗場方向の距離を、かごドア13が全開状態の時よりも長くする(伸ばす)(例えば、30cmを80cmにする等)としても良い。これによれば、利用者検知エリアE1は、戸閉時には、かごドア13が全開状態の時よりも乗場方向においては長い距離を有し、かつドア影が映り得る領域を除いた領域に設定されるため、より安全性を高めることが可能となる。
<変形例>
以下、上記した実施形態の変形例について説明する。
以下、上記した実施形態の変形例について説明する。
図10は、本実施形態の変形例に係る利用者検知システムの概略構成例を示す図である。本変形例は、画像処理装置20に、照度算出部26がさらに備えられている点で上記した実施形態と相違する。なお、図1に示した利用者検知システムと同様な機能部については同一の符号を付し、ここではその詳しい説明は省略する。以下では、主に、上記した実施形態とは異なる部分について説明する。
照度算出部26は、カメラ12によって撮影された画像に基づいて、かごドア13近辺の照度(明るさ)を算出可能な機能を有する。具体的には、照度算出部26は、撮影画像の輝度値、撮影時のカメラ12の露光時間、撮影時のカメラ12の感度(ゲイン)、等のうちの少なくとも1つ以上に基づいて、かごドア13近辺の照度を算出する。
照度算出部26によって算出されたかごドア13近辺の照度は、ドア影が映り得る領域を除いた領域に利用者検知エリアE1を設定するか否かを判定するために用いられる。以下では、図11のフローチャートを参照して、本変形例に係る利用者検知システムの動作の一例について説明する。なお、図8に示した処理と同様な処理については同一の符号を付し、ここではその詳しい説明を省略するものとする。
ステップS1〜S12の処理が実行された後に、照度算出部26は、記憶部21から最新の撮影画像を読み出し、当該読み出された撮影画像に基づいてかごドア13近辺の照度を算出する(ステップS31)。その後、エリア設定部25は、照度算出部26によって算出されたかごドア13近辺の照度が予め設定された閾値以下であるか否かを判定する(ステップS32)。なお、当該判定の結果、かごドア13近辺の照度が予め設定された閾値以下であると判定された場合(ステップS32のYES)、上記したステップS13以降の処理が順に実行される。
一方で、ステップS32の判定の結果、かごドア13近辺の照度が予め設定された閾値よりも大きいと判定された場合(ステップS32のNO)、エリア設定部25は、かごドア13近辺の照度は十分であるため、ドア影に起因した輝度値の変化が生じ難く、ドア影が映り得る領域を除いた領域に利用者検知エリアE1を設定する必要はないと判定する。これに伴い、エリア設定部25は、利用者検知エリアE1の横幅のみを、ステップS12において算出されたかごドア13の現在の開量に一致するように変更し(ステップS33)、以降は、上記したステップS15以降の処理を順に実行する。
図11のフローチャートに示す動作によれば、かごドア13近辺の照度を算出し、ドア影に起因した誤検知が生じ易い場合にのみ、ドア影が映り得る領域を除いた領域に利用者検知エリアE1を設定するとしているため、利用者検知エリアE1の再設定時にかかる処理負荷を最小限に抑えることが出来る。
なお、ここでは、照度算出部26によって算出されたかごドア13近辺の照度が閾値以下の場合に、エリア設定部25は、ドア影が映り得る領域を除いた領域に利用者検知エリアE1を設定するとしたが、これに限定されず、エリア設定部25は、次のように利用者検知エリアE1を設定するとしても良い。
かごドア13近辺の照度が閾値以下の場合、乗場側を照らす光は乗りかご11内に設置された光源Iのみとなるため、エリア設定部25は、図12に示すように、かごドア13の近い位置だけに利用者検知エリアE1を再設定するとしても良い。具体的には、エリア設定部25は、図12に示すように、乗場方向にL2の距離を有し、かつかごドア13の現在の開量と同一の横幅を有するように利用者検知エリアE1を設定するとしても良い。
これによれば、乗りかご11内に設置された光源Iの光のみでも利用者を正確に検知可能な位置に利用者検知エリアE1を設定することができるので、利用者の動きの誤検知を低減させることが可能となる。また、かごドア13の近い位置においては、上記した図4(c)を参照すれば明白なように、ドア影の影響を受け難いため、ドア影に起因した誤検知を低減することも可能となる。
以上説明した一実施形態によれば、検知性能の低下を防ぎ得る利用者検知システムを提供することができる。
なお、本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
11…乗りかご、11a…幕板、12…カメラ、13…かごドア、13a…かごシル、14…乗場ドア、14a…乗場シル、15…乗場、20…画像処理装置、21…記憶部、22…利用者検知部、23…エリア設定情報記憶部、24…かご開量算出部、25…エリア設定部、26…照度算出部、30…エレベータ制御装置。
Claims (8)
- 乗りかごのドア近辺に設置され、前記ドアが戸開閉する際に走行する走行領域と前記ドア周辺とを撮影可能な撮影装置と、
前記撮影装置によって撮影された画像に基づいて利用者の動きを検知する検知装置と、
前記検知装置による検知の結果に基づいて前記ドアの開閉動作を制御し、かつ前記ドアの戸閉中においては、前記ドアの影の動きに基づいた反転戸開を無効とするように前記ドアの動作を制御する制御装置と
を具備することを特徴とする利用者検知システム。 - 前記検知装置は、
前記ドアの現在の開量を算出する第1算出手段と、
前記第1算出手段によって算出された開量に基づいて前記ドアの影が映り得る領域を除いた領域に前記利用者の動きを検知可能な検知エリアを設定する設定手段と
を含むことを特徴とする請求項1に記載の利用者検知システム。 - 前記検知装置は、
前記ドアの現在の開量を算出する第1算出手段と、
前記第1算出手段によって算出された開量に基づいて前記ドアの影が映り得る領域を算出し、当該算出された領域にて前記利用者の動きが検知された場合、当該検知の結果を無効とする検知手段と
を含むことを特徴とする請求項1に記載の利用者検知システム。 - 前記第1算出手段は、
前記ドアの幅と、前記ドアの戸閉速度と、前記ドアが戸閉し始めてからの時間とに基づいて、前記ドアの現在の開量を算出することを特徴とする請求項2または請求項3に記載の利用者検知システム。 - 前記検知装置は、
前記撮影装置によって撮影された画像に基づいて前記ドア近辺の照度を算出する第2算出手段をさらに含み、
前記設定手段は、
前記第2算出手段によって算出された照度が所定値以下の場合に、前記検知エリアを設定することを特徴とする請求項2に記載の利用者検知システム。 - 前記検知装置は、
前記撮影装置によって撮影された画像に基づいて前記ドア近辺の照度を算出する第2算出手段をさらに含み、
前記検知手段は、
前記第2算出手段によって算出された照度が所定値以下の場合に、前記ドアの影が映り得る領域において前記利用者の動きが検知された旨の検知結果を無効にすることを特徴とする請求項3に記載の利用者検知システム。 - 前記検知装置は、
前記撮影装置によって撮影された画像に基づいて前記ドア近辺の照度を算出する第2算出手段をさらに含み、
前記第2算出手段によって算出された照度が所定値以下の場合、前記ドア近辺にだけ前記利用者の動きを検知可能な検知エリアを設定することを特徴とする請求項1に記載の利用者検知システム。 - 前記第2算出手段は、
前記撮影装置によって撮影された画像の輝度値、撮影時の露光時間及び撮影時の感度のうちの少なくとも1つに基づいて、前記ドア近辺の照度を算出することを特徴とする請求項5乃至請求項7のいずれか1項に記載の利用者検知システム。
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