JP2019166986A - 車体後部下面構造 - Google Patents
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Description
この特許文献1において、サイレンサの懸下構造や該サイレンサの製造公差により、リヤアンダカバーの前端部の高さが、サイレンサ底面の高さに対して低位置となると、サイレンサ底面通過後に流れが剥がれ、床下走行風が乱れる可能性があるので、改善の余地があった。
すなわち、サイレンサの底面高さにばらつきがあっても、サイレンサ底部を通過した床下走行風を略水平の平板領域である前側水平部に安定的に再付着させて、その後、リヤバンパフェース下端部に向けて緩やかに上昇する平板領域である後側緩傾斜部にて空力グランドラインによる効果を達成することができる。
上記構成によれば、空力グランドラインを維持しつつ、再付着領域(前側水平部の面積)を車幅方向に拡大することができる。
図面は車体後部下面構造を示し、図1は当該車体後部下面構造を備えた車両の側面図、図2は図1の要部拡大底面図、図3は車体後部下面構造を下方から見た状態で示す斜視図、図4は図2のA−A線矢視断面図である。
上述のフロントドア2はドアアウタハンドル5を備えており、同様に、上述のリヤドア4もドアアウタハンドル6を備えている。
なお、図1において、13はドアミラー、14は車両後部から左右の車両側部に回り込むように形成されたリヤバンパフェースである。
このサイドシル15は、サイドシルアウタとサイドシルインナ15Aとを接合固定して、車両前後方向に延びるサイドシル閉断面を備えた車体強度部材である。
ている。図4に示すように、このリヤサイドフレーム19は、リヤサイドフレームアッパ20と、リヤサイドフレームロア21とを備えており、これらリヤサイドフレームアッパ20と、リヤサイドフレームロア21との間には、車両前後方向に延びるリヤサイドフレーム閉断面S1が形成されている。
そして、上述のサイレンサ32の前部車幅方向外側と、テールパイプ33のコーナ部との間を、整流用のカバー34で、その下方から覆っている。
このリヤサスペンション40は、左右一対のトレーリングアームと、これらの各トレーリングアームを車幅方向に延びて連結するトーションビーム41(ねじり棒ばね)と、を備えている。そして、図2に示すように、トレーリングアームの下部には、整流用のアームカバー42が設けられている。
さらに、図5、図6に示すように、上述のサイレンサ32の底面は略平坦な整流面を形成するように形成されている。
同図に示すように、該取付けステー60はその車幅方向端部において上下方向に延びる左右一対の脚部61,61と、これら左右一対の脚部61,61における下部相互間を車幅方向に延びて連結する車幅方向メンバ62と、を備えており、図3に示すように、上述のリヤアンダカバー50の前端部は、ボルト、ナットやクリップ等の取付け部材52を用いて、取付けステー60における車幅方向メンバ62に下方から固定されている。
これにより、空力グランドラインGLを維持しつつ、再付着領域(前側水平部55の面積)を車幅方向に拡大すべく構成したものである。
なお、図2において、70は燃料タンクである。また、図中、矢印Fは車両前方を示し、矢印Rは車両後方を示し、矢印UPは車両上方を示す。
上記リヤアンダカバー50は、前半の略水平の平板領域であって上記サイレンサ32底部を通過した空気流が再付着する前側水平部55と、
その後端部で折曲されて上記リヤバンパフェース14下端部14aに向けて緩やかに上昇する平板領域である後側緩傾斜部56と、からなるものである(図5、図11参照)。
すなわち、サイレンサ32の底面高さにばらつきがあっても、サイレンサ32底部を通過した床下走行風を略水平の平板領域である前側水平部55に安定的に再付着させて、その後、リヤバンパフェース14下端部14aに向けて緩やかに上昇する平板領域である後側緩傾斜部56にて空力グランドラインGLによる効果を達成することができる。
この構成によれば、空力グランドラインGLを維持しつつ、再付着領域(前側水平部55の面積)を車幅方向に拡大することができる。
32…サイレンサ
44,45…ハンガ部材
46…ラバー部材
50…リヤアンダカバー
55…前側水平部
56…後側緩傾斜部
57…境界部
Claims (2)
- 車体後部のフロア下部において車体に棒状のハンガ部材とこれに係合するラバー部材を介して懸下されるサイレンサと、当該サイレンサ後端底部とこれより高い位置に配置されたリヤバンパフェース下端部との間を下方から覆うリヤアンダカバーと、を備えた車体後部下面構造であって、
上記リヤアンダカバーは、前半の略水平の平板領域であって上記サイレンサ底部を通過した空気流が再付着する前側水平部と、
その後端部で折曲されて上記リヤバンパフェース下端部に向けて緩やかに上昇する平板領域である後側緩傾斜部と、からなることを特徴とする
車体後部下面構造。 - 車両底面視で上記後側緩傾斜部、並びに、該後側緩傾斜部と上記前側水平部との境界部が、上記リヤバンパフェースの下端前部の形状に沿う円弧形状に形成されたことを特徴とする
請求項1に記載の車体後部下面構造。
Priority Applications (1)
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JP2018056451A JP7087525B2 (ja) | 2018-03-23 | 2018-03-23 | 車体後部下面構造 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2018056451A JP7087525B2 (ja) | 2018-03-23 | 2018-03-23 | 車体後部下面構造 |
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Publication Number | Publication Date |
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JP2019166986A true JP2019166986A (ja) | 2019-10-03 |
JP7087525B2 JP7087525B2 (ja) | 2022-06-21 |
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2018056451A Active JP7087525B2 (ja) | 2018-03-23 | 2018-03-23 | 車体後部下面構造 |
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Country | Link |
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Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60157350U (ja) * | 1984-03-26 | 1985-10-19 | 日産自動車株式会社 | 車両の走行風整流装置 |
JP2009096438A (ja) * | 2007-10-19 | 2009-05-07 | Honda Motor Co Ltd | 車両用アンダーカバー |
JP2011235717A (ja) * | 2010-05-10 | 2011-11-24 | Mazda Motor Corp | 車両のアンダフロア構造 |
JP2012166612A (ja) * | 2011-02-10 | 2012-09-06 | Mazda Motor Corp | 車両後部の衝突対応構造 |
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2018
- 2018-03-23 JP JP2018056451A patent/JP7087525B2/ja active Active
Patent Citations (4)
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JPS60157350U (ja) * | 1984-03-26 | 1985-10-19 | 日産自動車株式会社 | 車両の走行風整流装置 |
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