JP2020199845A - 車両の下部車体構造 - Google Patents
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Abstract
Description
また、上記外壁部においてトレーリングアーム支持部のボルトにて締結される部位は、サイドシルインナ(一枚のパネル)で形成されているので、経年的に浮きが発生することをも抑制できる。
上記構成によれば、前端がサイドシルレイン後端に接合されるリヤホイールハウスインナの部位に、上記ビード部を形成したので、前方方向に対しても効果的な補強を行なうことができる。
上記構成によれば、上方および前方に向けて放射状に延びる複数のビード部を備えたので、上方から前方にわたる広範囲で効果的に補強を行なうことができる。
上記構成によれば、複数のビード部間を接合固定することで、コ字形状部の全体が口開き変形するのを抑制でき、一つ一つのビード部を効果的に補強することができる。
図面は車両の下部車体構造を示し、図1は当該車両の下部車体構造を示す車両右側の側面図、図2は図1の車両右側の底面図、図3は図1のA−A線矢視断面図、図4は図3のB−B線矢視断面図、図5は図1の要部拡大側面図、図6は図5の後方斜視図である。なお、以下の実施例においては、車両右側の下部車体構造について述べるが、車両左側の下部車体構造は、右側のそれと左右対称または左右略対称に形成されている。
図1に示すキックアップ部1と、図2に示すクロスメンバ2(いわゆるNo.4クロスメンバ)との間には、その上方にリヤシートを搭載するリヤシートパン3が設けられている。図2に示すように、上述のクロスメンバ2のさらに後方には、後述する左右一対のリヤサイドフレームを車幅方向に延びて連結する後部クロスメンバ4(いわゆるNo.4.5クロスメンバ)を設けている。
上述のフロントフロアパネルの左右両サイド部には、車両の前後方向に延びるサイドシル8が接合固定されている(図2、図3参照)。
また、図3に示すように、サイドシル8の後部において、サイドシルインナ9の車幅方向外側には、節部材14が接合固定されている。
上述のリヤサイドフレーム20は、図4に示すように、リヤサイドフレームアッパ21とリヤサイドフレームロア22とを接合して、車両の前後方向に延びるリヤサイドフレーム閉断面23を形成した車体強度部材である。
上述のトーションビーム式のリヤサスペンション40は、前端枢支部41から後方かつ下方に延びるトレーリングアーム42と、左右一対のトレーリングアーム42,42間を車幅方向に延びて連結するねじり棒ばねとしてのトーションビーム43と、上述のトレーリングアーム42の遊端上部とボディとの間に張架されたストラット式のダンパステー44(いわゆるリヤダンパ)と、上記トレーリングアーム42とトーションビーム43とのコーナ部に設けられた下部スプリングシート45と、リヤサイドフレーム20にブラケット46を介して取付けられた上部スプリングシート47と、これら上下のスプリングシート45,47間に張架されたサスペンションスプリングとしてのコイルスプリング48と、を備えている。
上述のリヤサスペンション40の前端枢支部41は、図3、図4に示すように、内筒41aと、外筒41bと、これら内筒41aと外筒41bとの間に設けられたラバー部材としてのラバーブッシュ41cとを備えており、上記内筒41a内に貫通配置する支持ピンとしてのボルト51と、ボルト51を締結するナット52とを用いて、後述するコ字形状部に支持されるものである。
ここで、上述のトレーリングアーム42は、車幅方向内側の部材42aと、車幅方向外側の部材42bとで形成されており、当該トレーリングアーム42の前端部が上述の外筒41bに接合固定されている。
このコ字形状部60は、外壁部61と内壁部62と前壁部63とで構成され、下面視で後方が開放されており、内外両壁部62,61に、支持ピンとしてのボルト51を介してリヤサスペンション40のトレーリングアーム42前部における前端枢支部41が支持されている。
この外側レイン71を外壁部61に固定することで、コ字形状部60の剛性向上を図るよう構成している。
上述のビード部67の形成により、前方方向に対しても効果的な補強を行なうよう構成したものである。
このように、上方および前方に向けて放射状に延びる複数のビード部65,66,67を備えることで、上方から前方にわたる広範囲で効果的に補強を行なうよう構成したものである。
なお、図中、矢印Fは車両前方を示し、矢印Rは車両後方を示し、矢印INは車幅方向の内方を示し、矢印OUTは車幅方向の外方を示し、矢印UPは車両上方を示す。
また、上記外壁部61においてトレーリングアーム支持部9bのボルト51にて締結される部位は、サイドシルインナ9(一枚のパネル)で形成されているので、経年的に浮きが発生することをも抑制できる。
この構成によれば、前端がサイドシルレイン(サイドシルレインフォースメント10)後端に接合されるリヤホイールハウスインナ(リヤホイールハウスインナロア35)の部位に、上記ビード部67を形成したので、前方方向に対しても効果的な補強を行なうことができる。
この構成によれば、上方および前方に向けて放射状に延びる複数のビード部65,66,67を備えたので、上方から前方にわたる広範囲で効果的に補強を行なうことができる。
この構成によれば、複数のビード部65,66,67間を接合固定することで、コ字形状部60の全体が口開き変形するのを抑制でき、一つ一つのビード部65,66,67を効果的に補強することができる。
なお、上記実施例においては、車両右側の下部車体構造について説明したが、車両左側の下部車体構造は、右側のそれと左右対称または左右略対称に形成されている。
この発明の支持ピンは、実施例のボルト51に対応し、
以下同様に、
リヤホイールハウスインナは、リヤホイールハウスインナロア35に対応し、
サイドシルレインは、サイドシルレインフォースメント10に対応するも、
この発明は、上述の実施例の構成のみに限定されるものではない。
また、上記ビード部65,66,67は、この実施例では合計3つ設けたが、ビード部は2つ、または、4つ以上設けてもよい。
9b…トレーリングアーム支持部
10…サイドシルレインフォースメント(サイドシルレイン)
20…リヤサイドフレーム
35…リヤホイールハウスインナロア(リヤホイールハウスインナ)
40…リヤサスペンション
42…トレーリングアーム
51…ボルト(支持ピン)
60…コ字形状部
61…外壁部
62…内壁部
63…前壁部
64…ブラケット
65,66,67…ビード部
Claims (5)
- 車両の下部車体構造であって、
車両前後方向に延びる左右一対のリヤサイドフレームと、
上記リヤサイドフレームの下部に接続され外壁部と内壁部と前壁部とで構成されて下面視で後方が開放され上記内外両壁部に支持ピンを介してリヤサスペンションのトレーリングアーム前部が支持されるコ字形状部と、を備え、
上記コ字形状部は、上記外壁部がサイドシルインナで形成されると共に、上記前壁部および上記内壁部がサイドシルインナよりも厚板のブラケットで形成され、
上記外壁部のトレーリングアーム支持部上部に上方のリヤサイドフレームに向かって延びるビード部が形成された
車両の下部車体構造。 - 上記外壁部は、上記トレーリングアーム支持部が形成されるサイドシルインナと、該サイドシルインナのトレーリングアーム支持部上方から前方の周囲にかけて接合固定されるリヤホイールハウスインナとから構成され、
上記ビード部が上記リヤホイールハウスインナに形成された
請求項1に記載の車両の下部車体構造。 - 上記リヤホイールハウスインナは、その前端がサイドシルレイン後端に接合されており、当該リヤホイールハウスインナには、上記トレーリングアーム支持部から車両前方に向かって延びる上記ビード部が形成された
請求項2に記載の車両の下部車体構造。 - 上記トレーリングアーム支持部から上方および前方に向けて放射状に延びる複数の上記ビード部を備えた
請求項1〜3の何れか一項に記載の車両の下部車体構造。 - 上記サイドシルインナと上記リヤホイールハウスインナとは、上記複数のビード部間で接合固定された
請求項4に記載の車両の下部車体構造。
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