JP2019166579A - ロボット - Google Patents

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Abstract

【課題】関節周辺のスペースが限られている場合においても、関節の動作範囲の限界角度を変更可能とする。【解決手段】ロボットは、第1の部材6、第2の部材5および部材5,6を軸線回りに相対回転可能に連結する関節を有するロボット本体と、第1の部材6に固定された固定ストッパ2と、第2の部材5に着脱可能であるアダプタ4および可動ストッパ3とを備え、第2の部材5は、アダプタ4および可動ストッパ3が択一的に取り付けられる本体側取付部を有し、アダプタ4は、アダプタ4が本体側取付部に取り付けられた状態において軸線回りの周方向に本体側取付部とは異なる位置に配置され、可動ストッパ3が取り付けられるアダプタ側取付部4cを有する。【選択図】図2

Description

本発明は、ロボットに関するものである。
従来、ロボットの関節の動作範囲(回転角度範囲)を機械的に制限するストッパが知られている(例えば、特許文献1〜3参照。)。特許文献2,3では、ストッパを取り付けるための複数の取付穴が関節の周囲に設けられている。ストッパの取付位置を変更することによって、ストッパによって規定される関節の限界角度を変更することができる。
特開2014−046447号公報 特開平10−156786号公報 特開2015−163414号公報
複数の取付穴を設けるためには関節の周囲に取付穴用の領域を確保する必要があるが、このような領域の確保が難しいことがある。例えば、ロボットのデザインをスリム化またはシンプル化した結果、関節の周囲に十分なスペースが存在しないことがある。あるいは、関節の周囲に確保された取付穴用の領域によって関節周辺のデザインが制約され、取付穴の設置と所望のデザインとの両立が難しいことがある。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであって、関節の動作範囲を制限するストッパが設けられたロボットにおいて、関節周辺のスペースが限られている場合においても、関節の動作範囲の限界角度を変更することができるロボットを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明は以下の手段を提供する。
本発明の一態様は、第1の部材、第2の部材、および前記第1の部材と前記第2の部材との間に設けられた関節を有し、該関節が前記第1の部材と前記第2の部材とを所定の軸線回りに相対回転可能に連結する、ロボット本体と、前記第1の部材に固定された固定ストッパと、前記第2の部材に着脱可能であるアダプタと、前記第2の部材および前記アダプタに着脱可能である可動ストッパとを備え、前記第2の部材は、前記アダプタおよび前記可動ストッパが択一的に取り付けられる本体側取付部を有し、前記アダプタは、前記可動ストッパが取り付けられる少なくとも1つのアダプタ側取付部を有し、該少なくとも1つのアダプタ側取付部は、前記アダプタが前記本体側取付部に取り付けられた状態において、前記軸線回りの周方向に前記本体側取付部とは異なる位置に配置され、前記固定ストッパと、前記本体側取付部または該本体側取付部に取り付けられた前記アダプタの前記アダプタ側取付部に取り付けられた前記可動ストッパとが、前記軸線回りに相互に突き当たることによって前記第1の部材および前記第2の部材の相対回転の角度範囲を制限するロボットである。
本態様によれば、関節の動作によって第1の部材および第2の部材が相対回転したときに、第1の部材の固定ストッパと、第2の部材の本体側取付部の可動ストッパとが相互に突き当たる回転角度で、第1の部材および第2の部材のそれ以上の相対回転が阻止される。これにより、関節の動作範囲を機械的に制限することができる。
この場合に、アダプタを使用することによって、可動ストッパの位置を軸線回りの周方向に変更し、それにより、固定ストッパおよび可動ストッパによる関節の動作範囲の限界角度を変更することができる。すなわち、本体側取付部に可動ストッパに代えてアダプタを取り付け、アダプタの任意のアダプタ側取付部に可動ストッパを取り付けることによって、本体側取付部とは異なる位置に可動ストッパの位置を変更することができる。
このように、可動ストッパおよびアダプタが共通の本体側取付部に択一的に取り付け可能であり、本体側取付部へのアダプタの取り付けによって可動ストッパの取付位置が本体側取付部とは異なる位置に追加される。したがって、関節周辺において第2の部材に設けられる本体側取付部は1つのみで足り、関節周辺のスペースが限られている場合においても関節の限界角度を変更することができる。
さらに、アダプタにアダプタ側取付部を設ける加工は、ロボット本体に本体側取付部を設ける加工と比較して容易である。したがって、本体側取付部の数を最小限に減らすことによって、ロボット本体の価格を下げることができる。また、アダプタ側取付部の数および位置が異なる様々なアダプタを容易にかつ安価に製造することができるので、ユーザが要求する様々な限界角度を安価に実現することができる。
上記態様においては、前記アダプタが、前記軸線回りの周方向に沿って配置される円弧状であり、複数の前記アダプタ側取付部が、前記アダプタの周方向に配列されていてもよい。
このようにすることで、単一のアダプタを使用して関節の動作範囲の限界角度を複数の角度に変更することができる。
上記態様においては、前記第1の部材および前記第2の部材の一方が、床に固定されるベースであり、前記第1の部材および前記第2の部材の他方が、前記ベース上に配置される旋回胴であり、前記関節が、前記ベースと前記旋回胴とを、前記旋回胴が前記ベースに対して鉛直方向の軸線回りに回転するように連結してもよい。
このようにすることで、ベースに対する旋回胴の回転角度の範囲を固定ストッパおよび可動ストッパによって制限することができる。
本発明によれば、関節の動作範囲を制限するストッパが設けられたロボットにおいて、関節周辺のスペースが限られている場合においても、関節の動作範囲の限界角度を変更することができるという効果を奏する。
本発明の一実施形態に係るロボットのロボット本体を示す図である。 図1のロボットの第1関節周辺の斜視図であり、旋回胴に固定された固定ストッパとベースに取り付けられたアダプタおよび可動ストッパとを示す図である。 図1のロボットの第1関節周辺の斜視図であり、旋回胴に固定された固定ストッパとベースに取り付けられたアダプタおよび可動ストッパとを示す図である。 図1のロボット本体のベースを斜め上から見た斜視図である。 図4のベースの取付面に可動ストッパが取り付けられた状態を示す図である。 図2および図3の可動ストッパの(a)平面図および(b)正面図である。 図2および図3のアダプタの平面図である。
以下に、本発明の一実施形態に係るロボットについて図面を参照して説明する。
本実施形態に係るロボットは、図1から図3に示されるように、関節軸(軸線)J1,J2,J3,J4,J5,J6をそれぞれ有する6個の関節を備える6軸多関節型のロボット本体1と、第1関節の周囲に設けられ第1関節の動作範囲を機械的に制限する一対のストッパ2,3と、第1関節の動作範囲の限界角度を変更する際に使用されるアダプタ4とを備えている。
図2および図3は、アダプタ4が取り付けられたロボット本体1の第1関節周辺を示している。
ロボット本体1は、床に固定されるベース5と、ベース5上に配置され第1関節を介してベース5と連結された旋回胴6と、第2関節を介して旋回胴6と連結された第1アーム7と、第3関節よび第4関節を介して第1アーム7の先端に連結された第2アーム8と、第5関節および第6関節を介して第2アーム8の先端に連結された先端部9とを備えている。先端部9には、ハンド等のエンドエフェクタを取り付けることができる。
第1関節は、サーボモータ(図示略)を有し、該サーボモータがベース5に対して、鉛直方向の第1軸J1回りに旋回胴6を回転(旋回)させる。
第2関節は、サーボモータ(図示略)を有し、該サーボモータが旋回胴6に対して、水平な第2軸J2回りに第1アーム7を回転(揺動)させる。
第3関節は、サーボモータ(図示略)を有し、該サーボモータが第1アーム7に対して、第2軸J2と平行な第3軸J3回りに第2アーム8を回転(揺動)させる。
第4関節は、サーボモータ(図示略)を有し、該サーボモータが第1アーム7に対して、第2アーム8の長手軸である第4軸J4回りに第2アーム8を回転させる。
第5関節は、サーボモータ(図示略)を有し、該サーボモータが第2アーム8に対して、第2アーム8の長手軸に直交する第5軸J5回りに先端部9を回転(揺動)させる。
第6関節は、サーボモータ(図示略)を有し、該サーボモータが第2アーム8に対して、第5軸J5に直交する第6軸J6回りに先端部9を回転させる。
図4に示されるように、ベース5の上面には、旋回胴6が搭載される円形の平坦な載置面10と、載置面10の径方向外側に位置する平坦な取付面11,12とが設けられている。第1軸J1は、載置面10の中心を通っている。
取付面11,12は、ベース5の前側および後側に設けられている。前側の取付面11には、可動ストッパ3およびアダプタ4が択一的に取り付けられる一対のタップ穴(本体側取付部)13が設けられている。後側の取付面12には、アダプタ4が取り付けられる一対のタップ穴13が設けられている。取付面12の一対のタップ穴13にも、アダプタ4および可動ストッパ3が択一的に取り付けられてもよい。
取付面11,12には、タップ穴13の他に、可動ストッパ3およびアダプタ4以外の部材を固定するための穴が設けられていてもよい。
図2および図3に示されるように、一方のストッパ2は、旋回胴(第1の部材)6の下端部の外周部に固定され、下方に突出した固定ストッパである。固定ストッパ2は、旋回胴6の後側に固定されている。図2および図3は、ベース5に対して旋回胴6が約90°回転した状態を示している。
他方のストッパ3は、ベース(第2の部材)5の前側の取付面11の一対のタップ穴13およびアダプタ4の一対のタップ穴4c(後述)に着脱可能である可動ストッパである。
可動ストッパ3は、例えば、高剛性の金属から形成される。固定ストッパ2は、例えば、ゴムのような弾性材料から形成される。各ストッパ2,3の素材は、適宜変更可能であり、各ストッパ2,3は、複数の素材の組み合わせから形成されていてもよい。
可動ストッパ3は、図6(a),(b)に示されるように、平坦な固定部3aと、固定部3aの上面から該上面に垂直な方向に突出する突出部3bとを有している。固定部3aには、固定部3aを貫通し一対のタップ穴13に対応する一対の通し穴3cが形成されている。図5に示されるように、固定部3aの下面が取付面11と接するように取付面11上に可動ストッパ3を配置し、一対のタップ穴13の各々に通し穴3cを経由してボルト14を挿入し、各タップ穴13にボルト14を締結することによって、取付面11に可動ストッパ3を直接固定することができる。
取付面11に固定された可動ストッパ3は、第1関節の動作範囲(回転角度範囲)を所定の角度範囲(例えば、±180°)以内に制限する。例えば、ベース5に対して旋回胴6が+180°または−180°旋回したときに、固定ストッパ2が可動ストッパ3の突出部3bに周方向に突き当たることによって、旋回胴6のそれ以上の旋回が機械的に制限される。
アダプタ4は、図7に示されるように、一対の半円弧状の平坦な部材4a,4bを備えている。各部材4a,4bには、相互に間隔を空けて周方向に配列する複数のタップ穴4cが形成されている。タップ穴4cは、各部材4a,4bの両端部および両端部の間の複数の位置に設けられている。
周方向に隣接する一対のタップ穴4cの間隔は、取付面11の一対のタップ穴13の間隔と同一である。また、タップ穴13およびタップ穴4cには、同一のボルト14を締結することができる。したがって、取付面11に可動ストッパ3を固定するときと同様に、隣接する一対のタップ穴4c(アダプタ側取付部)の各々に可動ストッパ3の通し穴3cを経由してボルト14を挿入し、各タップ穴4cにボルト14を締結することによって、部材4a,4bに可動ストッパ3を固定することができる。
図2および図3に示されるように、一方の部材4aは、両端部が取付面11,12上に配置されるように載置面10の周囲に配置され、両端部のタップ穴4cおよび取付面11,12のタップ穴13にボルト14が締結されることによって取付面11,12に固定される。同様にして、他方の部材4bはボルト14によって取付面11,12に固定される。これにより、各部材4a,4bは、載置面10の周囲に第1軸J1回りの周方向に沿って配置され、載置面10の周囲に略全周にわたって環状のアダプタ4が取り付けられる。この状態において、載置面10の周囲の全周にわたってタップ穴4cが配列する。
各部材4a,4bの周方向の長さは適宜変更可能である。例えば、載置面10の周囲に部分的にアダプタ4が取り付けられるように、各部材4a,4bが、半円弧よりも短い円弧状であってもよい。
次に、このように構成されたロボットの作用について説明する。
ロボット本体1の各関節の動作範囲は、ロボット本体1を制御する制御プログラムを用いてロボット制御部(図示略)によって制限される。ロボットの標準状態において、制御プログラムには第1関節の動作範囲が前記所定の角度範囲または該所定の角度範囲よりも狭い範囲に設定され、図5に示されるように、標準位置である前側の取付面11の一対のタップ穴13に可動ストッパ3が取り付けられている。
この標準状態において、旋回胴6が限界角度まで回転したときに固定ストッパ2が可動ストッパ3に突き当たり、それ以上の旋回胴6の回転が可動ストッパ3によって阻止される。したがって、ロボット制御部による第1関節の動作範囲の制限が何らかの理由で正常に機能しなかった場合に、ストッパ2,3によって第1関節の動作範囲を機械的に制限し、旋回胴6が限界角度を超えて回転することを防ぐことができる。
第1関節の動作範囲の限界角度を±180°から他の角度に変更したい場合、ユーザは、アダプタ4を使用して可動ストッパ3の取付位置を第1軸J1回りの周方向に変更する。
まず、一対のタップ穴13からボルト14を抜くことによって可動ストッパ3を取付面11から取り外し、図2および図3に示されるように、取付面11の一対のタップ穴13および取付面12の一対のタップ穴13にボルト14によってアダプタ4を取り付ける。
次に、アダプタ4の複数のタップ穴4cの中から一対のタップ穴4cを選択し、選択した一対のタップ穴4cにボルト14によって可動ストッパ3を取り付ける。これにより、可動ストッパ3による第1関節の動作範囲の限界角度を所望の角度に変更することができる。アダプタ4に取り付ける可動ストッパ3の数は1つのみであってよいが、必要に応じて、アダプタ4の2箇所に2個の可動ストッパ3を取り付けてもよい。図2に示されるように、取付面11または12上の一対のタップ穴4cに可動ストッパ3を取り付ける場合には、ボルト14によって可動ストッパ3およびアダプタ4が共締めされる。
仮に、載置面10の周囲に全周にわたる取付面を設け、取付面に多数のタップ穴を形成した場合、タップ穴の数の分だけタップ加工が必要となり、ロボット本体1の価格が高くなる。また、スリムかつシンプルなデザインのベース5の場合、載置面10の周囲にスペースが存在せず、取付面用の領域を載置面10の周囲に確保することができないことがある。あるいは、載置面10を全周にわたって取り囲む取付面によって、第1関節周辺のデザインが制約され、要求されるベース5のデザインの実現が困難になることがある。
これに対し、本実施形態によれば、可動ストッパ3およびアダプタ4が取付面11の共通の一対のタップ穴13に取り付け可能である。さらに、取付面11の一対のタップ穴13および取付面12の一対のタップ穴13にアダプタ4を取り付けることによって、標準位置とは異なる位置に、可動ストッパ3の取付用のタップ穴4cが追加される。したがって、ロボット本体1に設けるタップ穴13は2対のみで足り、2対のタップ穴13を設けるための取付面11,12は載置面10の前側および後側のみに設けられた小さな面で十分である。
すなわち、スリムかつシンプルなデザインのベース5の場合にも、ベース5のデザインに影響を与えることなく、載置面10の周囲の限られたスペースに取付面11,12を設けることができる。あるいは、取付面11,12に因ってベース5のデザインに制約が生じることを防止することができる。このように、ロボット本体1の第1関節周辺のデザインの高い自由度と、可動ストッパ3の複数の取付位置の設置とを両立することができるという利点がある。
また、アダプタ4にタップ穴4cを設ける加工は、ロボット本体1にタップ穴13を設ける加工と比較して容易である。したがって、ロボット本体1に設けられるタップ穴13の数を最小限に減らすことによって、ロボット本体1の価格を下げることができるという利点がある。
また、アダプタ4に設けられるタップ穴4cの数および位置の変更は容易であり、タップ穴4cの数および位置が異なる様々なアダプタ4を安価に製造することができる。すなわち、ユーザの要望に応じて任意の位置に可動ストッパ3の取付位置が追加されるように、アダプタ4を製造することができる。したがって、ロボット本体1は全てのユーザに共通としつつ、ユーザの要望に応じたアダプタ4を特注で製造することによって、ユーザが要求する様々な限界角度を容易にかつ安価に実現することができるという利点がある。
可動ストッパ3が取付面11に直接固定されているときと、可動ストッパ3がアダプタ4に固定されているときとで、可動ストッパ3の高さがアダプタ4の厚さの分だけ異なる。
この可動ストッパ3の高さの差異を解消するために、可動ストッパ3を取付面11に固定するときには、アダプタ4と同一の厚さのスペーサを可動ストッパ3と取付面11との間に挟んでもよい。あるいは、高さの異なる2種類の可動ストッパ3が用意され、取付面11に直接固定するときとアダプタ4に固定するときとで、2種類の可動ストッパ3を使い分けてもよい。
本実施形態においては、アダプタ4が、載置面10を略全周にわたって取り囲み、載置面10の周囲に全周にわたってタップ穴4cが設けられることとしたが、これに代えて、アダプタ4が、載置面10の周囲の一部分のみに配置され、載置面10の周囲の一部分のみにタップ穴4cが設けられていてもよい。
例えば、アダプタ4が、半円弧状の1つの部材4aまたは4bのみから構成されていてもよい。あるいは、部材4a,4bが、円弧以外の形状であってもよい。
本実施形態においては、取付面11,12がベース5の前側および後側の両方に設けられていることとしたが、取付面の位置および数はアダプタ4の形状等に応じて変更可能である。
例えば、ベース5の前側および後側以外の位置に取付面11,12が設けられていてもよい。あるいは、アダプタ4が前側の取付面11の一対のタップ穴13のみに取り付けられ、後側の取付面12が設けられていなくてもよい。
本実施形態においては、固定ストッパ2が旋回胴6に固定され、可動ストッパ3およびアダプタ4がベース5に着脱可能であることとしたが、これに代えて、固定ストッパ2がベース(第1の部材)5に固定され、可動ストッパ3およびアダプタ4が旋回胴(第2の部材)6に着脱可能であってもよい。
本実施形態においては、可動ストッパ3が、ボルト14によって2点で取付面11およびアダプタ4に固定されることとしたが、これに代えて、1点のみ、または3点以上で固定されてもよい。
本実施形態においては、ストッパ2,3が、第1関節の周囲に設けられ第1関節の動作範囲を制限することとしたが、第1関節に代えて、または第1関節に加えて、他の関節の周囲に設けられ他の関節の動作範囲を制限してもよい。
本実施形態においては、ロボット本体1が6軸多関節型の産業用ロボットであることとしたが、ロボット本体1は、関節を有する任意の種類のロボット、例えば、スカラロボットまたはパラレルリンクロボットであってもよい。
1 ロボット本体
2 固定ストッパ
3 可動ストッパ
3a 固定部
3b 突出部
3c 通し穴
4 アダプタ
4a,4b 部材
4c タップ穴(アダプタ側取付部)
5 ベース(第2の部材)
6 旋回胴(第1の部材)
7 第1アーム(部材)
8 第2アーム(部材)
9 先端部(部材)
10 載置面
11,12 取付面
13 タップ穴(本体側取付部)
14 ボルト
J1,J2,J3,J4,J5,J6 関節軸(軸線)

Claims (3)

  1. 第1の部材、第2の部材、および前記第1の部材と前記第2の部材との間に設けられた関節を有し、該関節が前記第1の部材と前記第2の部材とを所定の軸線回りに相対回転可能に連結する、ロボット本体と、
    前記第1の部材に固定された固定ストッパと、
    前記第2の部材に着脱可能であるアダプタと、
    前記第2の部材および前記アダプタに着脱可能である可動ストッパとを備え、
    前記第2の部材は、前記アダプタおよび前記可動ストッパが択一的に取り付けられる本体側取付部を有し、
    前記アダプタは、前記可動ストッパが取り付けられる少なくとも1つのアダプタ側取付部を有し、該少なくとも1つのアダプタ側取付部は、前記アダプタが前記本体側取付部に取り付けられた状態において、前記軸線回りの周方向に前記本体側取付部とは異なる位置に配置され、
    前記固定ストッパと、前記本体側取付部または該本体側取付部に取り付けられた前記アダプタの前記アダプタ側取付部に取り付けられた前記可動ストッパとが、前記軸線回りに相互に突き当たることによって前記第1の部材および前記第2の部材の相対回転の角度範囲を制限するロボット。
  2. 前記アダプタが、前記軸線回りの周方向に沿って配置される円弧状であり、
    複数の前記アダプタ側取付部が、前記アダプタの周方向に配列されている請求項1に記載のロボット。
  3. 前記第1の部材および前記第2の部材の一方が、床に固定されるベースであり、
    前記第1の部材および前記第2の部材の他方が、前記ベース上に配置される旋回胴であり、
    前記関節が、前記ベースと前記旋回胴とを、前記旋回胴が前記ベースに対して鉛直方向の軸線回りに回転するように連結する請求項1または請求項2に記載のロボット。
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