JP6883907B1 - ロボットアームの把持装置及びこれを用いたロボットアーム - Google Patents

ロボットアームの把持装置及びこれを用いたロボットアーム Download PDF

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Abstract

ロボットアームの把持装置10は、アーム手段11の先端部12に回転動作を行う出力部13が内蔵されたロボットアーム14に用いられるものであり、複数の指部20の開閉動作により対象物を把持する把持部本体21と、出力部13の回転動作を複数の指部20の開閉動作に変換する動力伝達機構22とを有し、アーム手段11の先端部12に着脱自在に取付けられる。ロボットアームの把持装置10を用いたロボットアーム14は、把持装置10がアーム手段11の先端部12に取付けられている。

Description

本発明は、アーム手段の先端部に回転動作を行う出力部が内蔵されたロボットアームに用いられる把持装置及びこれを用いたロボットアームに関する。
従来、産業用ロボットや協働ロボットは、例えば、溶接や塗装、また、対象物の把持等の各種作業に広く利用されている。
このロボットとしては、例えば、特許文献1に示す多関節型産業用ロボット(垂直多関節型6軸ロボット)がある。具体的には、アーム部(複数のリンクで構成)と、アーム部の先端部に連結された手首部と、アーム部及び手首部を駆動する複数のモータと、各モータに動力及び信号を供給するモータ用ケーブルとを備えている。使用にあっては、手首部に、所要作業を行うための各種エンドエフェクタが取外し可能に装着される。なお、エンドエフェクタには、例えば、スポット溶接ガン、アーク溶接トーチ、塗装ガン、把持装置、吸着装置等がある。
特開2012−240123号公報 特許第6645774号公報
しかしながら、上記したエンドエフェクタには、その種類に応じて、電力、動力、信号、及び、材料等を供給する必要があるため、ロボット(手首部)側からエンドエフェクタにかけて複数本のケーブルを設ける必要があり、構成が複雑になっていた。なお、特許文献1では、ケーブルをケーブル挿通部に挿通することで、ケーブルの振れ回りや周辺構造との干渉を抑制しようとしているが、ケーブル自体は必要であった。
特に、エンドエフェクタが把持装置である場合、把持装置に把持動作を行うための駆動用モータを設ける必要もあるため、例えば、把持装置が大型化(重量増)し、また、把持する対象物(重量等)に応じた駆動用モータを備えた把持装置を複数準備する必要があった。
なお、把持装置としては、例えば、特許文献2に、3つ以上の指リンクを備えたロボットハンドが開示されているが、このロボットハンドは、各指リンクの内接円を拡大縮小させるための駆動部(モータ)も備えている。このため、上記したように、ケーブルを設ける必要があり、また、ロボットハンドが大型化する等の問題があった。更に、各指リンクの駆動は、各指リンクにクランクシャフトを介して結合した遊星歯車と、この各遊星歯車の外側に設けられた円筒状の内歯車により行われるため、構成が複雑であった。
本発明はかかる事情に鑑みてなされたもので、構成を簡単にでき、ケーブルや駆動源等も不要なロボットアームの把持装置及びこれを用いたロボットアームを提供することを目的とする。
前記目的に沿う本発明に係るロボットアームの把持装置は、アーム手段の先端部に回転動作を行う出力部が内蔵されたロボットアームに用いられる把持装置において、
複数の指部の開閉動作により対象物を把持する把持部本体と、前記出力部の回転動作を前記複数の指部の開閉動作に変換する動力伝達機構とを有し、前記アーム手段の先端部に着脱自在に取付けられる。
ここで、ロボットアームとは、例えば、従来公知の(市販の)産業用ロボットや協働ロボットであり、アーム手段を構成するアーム部本体と出力部とが一体となって、出力部がアーム部本体に対して取付け取外しできない構造(分離できない構造)になっている。
本発明に係るロボットアームの把持装置において、前記動力伝達機構は、前記出力部に連結され、該出力部の回転動作に合わせて回動可能な回動部と、該回動部の径方向外方に設けられ、前記アーム手段の先端部の前記出力部以外の部位に着脱自在な固定部とを有し、前記回動部が前記固定部に対して回動可能であることが好ましい。
ここで、前記複数の指部は、前記回動部と前記固定部の周方向に間隔を有して配置され、
前記各指部の基部が、前記固定部には移動可能に、かつ、前記回動部には回動可能に、それぞれ取付けられ、
前記回動部を前記固定部に対して回動させることで、前記指部の先部どうしの間隔が調整可能とすることができる。
また、前記複数の指部は、前記回動部と前記固定部の周方向に間隔を有して配置され、
前記各指部の基部が、前記固定部の径方向に移動可能に、かつ、前記各指部の先部が前記回動部の径方向外周部に回動可能に、それぞれ取付けられ、
前記回動部を前記固定部に対して回動させることで、前記指部どうしの間隔が調整可能とすることもできる。
そして、前記指部は2本あって、一方の該指部の基部は前記固定部の外周縁に、他方の該指部の基部は前記回動部の外周縁に連接されて、それぞれ径方向外方に向けて延設され、
前記回動部を前記固定部に対して回動させることで、前記指部どうしの間隔が調整可能としてもよい。
更に、前記複数の指部は、前記固定部の周方向に間隔を有して配置され、
前記各指部が前記回動部の軸心に向けて傾倒可能となるように、該各指部の基部が前記固定部にそれぞれ取付けられ、該各指部の傾倒は、前記回動部に軸心を合わせて取付けられ、前記各指部の基部に螺合する雄ねじ部材又は歯車部材により行われてもよい。
前記目的に沿う本発明に係るロボットアームは、本発明に係るロボットアームの把持装置が、前記アーム手段の先端部に取付けられている。
本発明に係るロボットアームの把持装置は、アーム手段の先端部に内蔵された出力部の回転動作を、把持部本体に設けられた複数の指部の開閉動作に変換する動力伝達機構を有しているので、この把持装置をロボットアームに取付ける際に、従来のように、アーム手段側から把持部本体にかけてケーブルを設ける必要がない。このため、把持装置の構成を簡単にでき、また、この把持装置を取付けたロボットアームの構成も簡単にできる。
また、複数の指部の開閉動作は、ロボットアームの出力部の回転動作により行われるので、把持装置に複数の指部の開閉動作を行うための駆動源を設ける必要がなく、把持装置の小型化が図れ、把持する対象物(重量等)に応じた把持装置を複数準備する必要もない。
本発明の第1の実施例に係るロボットアームの把持装置を用いたロボットアームの説明図である。 同ロボットアームの把持装置の斜視図である。 同ロボットアームの把持装置の分解斜視図である。 変形例に係るロボットアームの把持装置の斜視図である。 同ロボットアームの把持装置の分解斜視図である。 本発明の第2の実施例に係るロボットアームの把持装置の正面図である。 本発明の第3の実施例に係るロボットアームの把持装置の正面図である。 本発明の第4の実施例に係るロボットアームの把持装置の説明図である。
続いて、添付した図面を参照しつつ、本発明を具体化した実施の形態につき説明し、本発明の理解に供する。
図1〜図3に示すように、本発明の第1の実施例に係るロボットアームの把持装置(以下、単に把持装置とも記載)10は、アーム手段(多関節アーム)11の手首部(先端部の一例)12に回転動作を行う出力部13が内蔵されたロボットアーム14に着脱自在に取付けられるものであり、構成を簡単にでき、ケーブルや駆動源等も不要なものである。
以下、詳しく説明する。
ロボットアーム14は、図1に示すように、産業用ロボットや協働ロボットとして用いられる垂直多関節型ロボットである。
このロボットアーム14は、マニピュレータ15、コントローラ(図示しない)、及び、ティーチペンダント(図示しない)を有している。なお、マニピュレータ15とは、複数のリンク16、17が関節により連結されたアーム手段11を有し、サーボモータによって動作するロボット本体であり、コントローラとは、マニピュレータ15の動きを総合的に制御する制御手段であり、ティーチペンダントとは、マニピュレータ15の動作や設定、プログラムの入力、また、ティーチングデータの変更や修正、新規作成等を行うプログラムペンダントである。
上記したアーム手段11は、具体的には、床18上に取付け固定されたベース部19(第1軸)と、ベース部19に旋回可能、かつ、傾動可能に設けられた第1のリンク16(第2軸)と、この第1のリンク16の先側に傾動可能に設けられ、かつ、その軸心を中心として旋回可能(回動可能)となった第2のリンク17(第3軸、第4軸)と、この第2のリンク17の先側に傾動可能に設けられた手首部12(第5軸)と、この手首部12(の内部)に、その軸心(回転軸)を中心として回転可能に設けられた出力部13(第6軸)とを有するものである。
このアーム手段11は、ベース部19、第1、第2のリンク16、17、手首部12、及び、出力部13が一体不可分となった分離できないものである。
アーム手段11の手首部12は、通常、所要作業を行うための各種エンドエフェクタが取外し可能に装着される部分であり、本実施の形態では、図1に示すように、把持装置10が着脱自在に取付けられる。
把持装置10は、図1〜図3に示すように、複数(ここでは3本であるが、2本でもよく、4本以上でもよい)の指部20の開閉動作(把持動作)により対象物(図示しない)を把持する把持部本体21と、出力部13の回転動作を複数の指部20の開閉動作に変換する動力伝達機構22とを有している。
動力伝達機構22は、環状の固定部23と、この固定部23内に軸心を合わせて配置された円盤状の回動部24とを有している(固定部23は回動部24の径方向外方に設けられている)。
回動部24は、出力部13(例えば、サーボモータ)の前方に、出力部13の回転中心に軸心を合わせて着脱自在に連結され、出力部13の回転動作に合わせて回動可能なもの(出力部13の回転動作に連動して回動する部分)である。
固定部23は、回動部24を回動可能に収容する正面視して円形の凹部25を有し、その軸心部には出力部13を突出させて回動部24と連結させるための貫通孔26が形成され、手首部12(第5軸)の前方(出力部13以外の部位)に、着脱自在になっている。
これにより、前記したティーチペンダントによって入力された情報に基づき、コントローラでマニピュレータ15を動作させ、出力部13を回転(回動も含む)させることで、回動部24を固定部23に対して回動させることができる。
把持部本体21を構成する複数の指部20は、同一形状であって、回動部24及び固定部23の周方向に間隔を有して等ピッチ(120度ピッチ)に配置されている。
指部20は、回動部24と固定部23の前面(各前面の間には段差がない(フラット))に跨って取付けられる基部27を有している。この基部27の両側には、回動部24の軸心方向に貫通した円形孔28と長孔29がそれぞれ形成され、円形孔28に挿通した取付けピン30(ボルト等)が回動部24に、長孔29に挿通した取付けピン31(ボルト等)が固定部23(回動部24の径方向外方)に、それぞれ取付けられている。
これにより、指部20の基部27は、回動部24には回動可能に、かつ、固定部23には移動可能に、それぞれ取付けられることになる。
基部27の長手方向中央部には支持部32が、正面視して、基部27に対し斜めに傾斜させて設けられ、この支持部32の先部に対象物との接触部33が設けられている。
支持部32は、回動部24の径方向に対する接触部33の移動範囲に応じて、例えば、長さと形状を種々変更することができる。なお、支持部32の形状は、正面視して直線状となっているが、例えば、円弧状に湾曲させることもできる。
接触部33は、対象物と接触する部分であり、回動部24の前方へ向けて突出した棒状(板状でもよい)のものである。なお、接触部33の対象物との接触領域には、図3に示す滑り防止材や緩衝材であるチップ34を設けることもできる。ここで、緩衝材には、例えば、液状流体と粉粒体を内部に充填した変形自在な袋状体等を使用するのがよい。
上記した構成により、出力部13を時計回り(右回り)に回動させると、回動部24は固定部23に対して時計回りに回動し、図2に示すように、接触部33が径方向外方へ移動して、接触部33どうしの間隔が広がり、対象物を把持できない状態となる。一方、出力部13を反時計回り(左回り)に回動させると、回動部24は固定部23に対して反時計回りに回動し、接触部33が径方向内側へ移動して、接触部33どうしの間隔が狭まり、対象物を把持できる状態となる。なお、固定部23に対する回動部24の回動時には、基部27の長孔29により、取付けピン30と取付けピン31との間隔を変更できるため、回動部24は固定部23に対して回動できる。
ここで、各指部20は同時に同じ動きをする(同期している)。
このように、回動部24を固定部23に対して回動させることで、複数の指部20の接触部33(先部)の間隔が調整可能になる。
なお、把持装置10は、出力部13により把持動作するものであるため、把持装置10に各種センサ等を設けることなく、把持装置10の動作を、ロボットアーム14の出力部13を介して、例えば、電力や電流、信号等から制御できる。
また、把持装置10(把持部本体21と動力伝達機構22)はプラスチック製(樹脂製)であるため、安価に製造できて使い捨て可能であるが、例えば、把持装置の一部又は全部を金属製にすることもできる。
続いて、図4、図5を参照しながら、変形例に係るロボットアームの把持装置(以下、単に把持装置とも記載)10aについて説明するが、基本的な構造は、上記した把持装置10と同じであるため、把持装置10の構成部材の符号に「a」を付して詳しい説明を省略する。
把持装置10aは、複数(ここでは3本であるが、2本でもよく、4本以上でもよい)の指部20aの開閉動作(把持動作)により対象物(図示しない)を把持する把持部本体21aと、出力部13の回転動作を複数の指部20aの開閉動作に変換する動力伝達機構22aとを有している。
動力伝達機構22aは、環状の固定部23aと、この固定部23a内に軸心を合わせて配置された円盤状の回動部24aとを有している。
回動部24aは、把持装置10の回動部24と同様、出力部13の前方に、出力部13の回転中心に軸心を合わせて着脱自在に連結され、出力部13の回転動作に合わせて回動可能なものである。
固定部23aは、手首部12の前方に着脱自在な環状の取付け部23bと、この取付け部の前方に取付けられた環状のガイド部23cとを有し、この取付け部23bとガイド部23cの径方向内側に間隔を有して回動部24aが配置されている。
把持部本体21aを構成する複数の指部20aは、同一形状であって、回動部24a及び固定部23aの周方向に間隔を有して等ピッチ(120度ピッチ)に配置されている。
指部20aは、回動部24aと固定部23a(ガイド部23c)の前面に跨って取付けられる基部27aを有している。この基部27aの両側には、回動部24aの軸心方向に突出した回動軸35とスライド部36がそれぞれ設けられ、回動軸35が回動部24aに回動可能に取付けられ、スライド部36がガイド部23cの径方向に形成された溝37内に往復移動可能に配置されている。なお、回動部24aは、その前面が、ガイド部23cに形成された溝37の底面よりも前方に突出するように、配置されているため、スライド部36は溝37から外れない。
基部27aの基側(正面視して回動軸35と重なる位置)には、支持部32aが取付けられている。
なお、回動部24aには、ガイド部23cと基部27を収容するカバー38が、ボルト38aによって取付け固定され(カバー38は回動部24aと共に回動する)、このカバー38に形成された開口部39を介して、支持部32aがカバー38外に突出している。なお、図4においては、説明の便宜上、カバー38内を透視した状態で図示している。
支持部32aの先部には、回動部24aの前方へ向けて突出した対象物との接触部33aが設けられている。なお、接触部33aの対象物との接触領域には、滑り防止材や緩衝材であるチップ34aが設けられている。
上記した構成により、出力部13を時計回りに回動させると、回動部24aは固定部23aに対して時計回りに回動し、接触部33a(チップ34a)が径方向内側へ移動して、接触部33aどうしの間隔が狭まり、対象物を把持できる状態となる。一方、出力部13を反時計回りに回動させると、回動部24aは固定部23aに対して反時計回りに回動し、接触部33aが径方向外側へ移動して、接触部33aどうしの間隔が広がり、対象物を把持できない状態となる。なお、固定部23aに対する回動部24aの回動時には、ガイド部23cの溝37により、基部27aのスライド部36が固定部23aの径方向に往復移動できるため、回動部24aは固定部23aに対して回動できる。
次に、図6を参照しながら、本発明の第2の実施例に係るロボットアームの把持装置(以下、単に把持装置とも記載)40について説明するが、基本的な構造は、前記した把持装置10と同じであるため、詳しい説明を省略する。
把持装置40は、複数(ここでは2本)の指部41の開閉動作(把持動作)により対象物(図示しない)を把持する把持部本体42と、出力部13の回転動作を複数の指部41の開閉動作に変換する動力伝達機構43とを有している。
動力伝達機構43は、環状の固定部44と、この固定部44内に軸心を合わせて配置された円盤状の回動部45とを有している。
回動部45は、把持装置10の回動部24と同様、出力部13の前方に、出力部13の回転中心に軸心を合わせて着脱自在に連結され、出力部13の回転動作に合わせて回動可能なものである。
固定部44は、手首部12の前方に着脱自在になって、その径方向内側に間隔を有して回動部45が配置され、回動部45と固定部44の各前面には段差がない状態(フラットな状態)となっている。なお、この間隔は、固定部44と回動部45との接触を防止するために設けたものであるが、回動部45が固定部44に対して回動できればより狭い間隔でもよい。
把持部本体42を構成する複数(ここでは、2本)の指部41は、同一形状であって、回動部45の径方向両側(180度ピッチ)に、即ち、回動部45と固定部44の周方向に間隔(半周)を有して、配置されている。
指部41は、固定部44の前面に取付けられる基部46と、回動部45の前面に取付けられる先部47とを有し、基部46と先部47が、正面視して固定部44(回動部45)の径方向に直交する方向に向けて凸となる円弧状の接触部48で連結されている。
指部41の基部46は、固定部44の径方向に沿って設けられた長孔部(ガイド溝)49に、連結ピン(フリージョイント)50を介して取付けられ、固定部44の径方向に沿って移動可能になっている(スライド機構)。一方、指部41の先部47は、回動部45の径方向外側に設けられた円形孔51に、連結ピン(フリージョイント)52を介して取付けられ、回動部45に対して回動可能になっている。
上記した構成により、出力部13を時計回りに回動させると、回動部45は固定部44に対して時計回りに回動し、2本の指部41の接触部48の間隔が狭くなり、対象物を把持できる状態となる。一方、出力部13を反時計回りに回動させると、回動部45は固定部44に対して反時計回りに回動し、2本の指部41の接触部48の間隔が広くなり、対象物を把持できない状態となる。なお、各指部41は同時に同じ動きをする。
このように、回動部45を固定部44に対して回動させることで、2本の指部41(接触部48)の間隔が調整可能になる。なお、指部が3本以上ある場合も、同様に、回動部を固定部に対して回動させることで、指部どうしの間隔が調整できる。
続いて、図7を参照しながら、本発明の第3の実施例に係るロボットアームの把持装置(以下、単に把持装置とも記載)60について説明するが、動力伝達機構61の構成は、前記した把持装置40の動力伝達機構43と略同じであるため、以下、簡単に説明する。
把持装置60は、2本の指部62、63の開閉動作(把持動作)により対象物(図示しない)を把持する把持部本体64と、出力部13の回転動作を複数の指部62、63の開閉動作に変換する動力伝達機構61とを有している。
2本の指部62、63のうち、一方の指部62の基部は固定部44aの外周縁に、他方の指部63の基部は回動部45aの外周縁に、その径方向外方に向けてそれぞれ延設されている。なお、2本の指部62、63は、その長さ方向に渡って対象物を把持できるように、その長さ方向の延長線を、固定部44aと回動部45aの各軸心位置からずらした状態で、固定部44aと回動部45aにそれぞれ取付けられている。
これにより、出力部13を時計回りに回動させると、回動部45aは固定部44aに対して時計回りに回動し、2本の指部62、63の間隔が狭くなり、対象物を把持できる状態となる。一方、出力部13を反時計回りに回動させると、回動部45aは固定部44aに対して反時計回りに回動し、2本の指部62、63の間隔が広くなり、対象物を把持できない状態となる。
次に、図8を参照しながら、本発明の第4の実施例に係るロボットアームの把持装置(以下、単に把持装置とも記載)70について説明するが、基本的な構造は、前記した把持装置10と同じであるため、詳しい説明を省略する。
把持装置70は、先端に向けてその間隔が広がるように屈曲させた2本の指部71、72の開閉動作(把持動作)により対象物(図示しない)を把持する把持部本体73と、出力部13の回転動作を2本の指部71、72の開閉動作に変換する動力伝達機構74とを有している。
動力伝達機構74は、環状の固定部75と、この固定部75内に軸心を合わせて配置された円盤状の回動部76とを有し、回動部76の前面が固定部75の前面よりも突出している。
回動部76は、把持装置10の回動部24と同様、出力部13の前方に、出力部13の回転中心に軸心を合わせて着脱自在に連結され、出力部13の回転動作に合わせて回動可能(回転可能も含む)なものである。この回動部76の前方にはウォームギア(歯車部材の一例)77が、回動部76に軸心を合わせて取付けられている。
固定部75は、手首部12(第5軸)の前方に着脱自在になって、その径方向内側に隙間を有して回動部76が配置されている。
把持部本体73を構成する2本の指部71、72は、同一形状であって、ウォームギア77を跨ぐように固定部75に取付けられた取付け台78の両側に、リンク手段79を介してそれぞれ設けられている(リンク手段79は動力伝達機構74に含まれる)。即ち、指部71、72は、取付け台78とリンク手段79を介して、固定部75の周方向に間隔を有して配置されている。
各リンク手段79は、回動部76の軸心方向に間隔を有して平行に配置される2本の支持ロッド80、81を有している。
一方の支持ロッド80は、その基部に、ウォームギア77に螺合するウォームホイール82が取付けられ、このウォームホイール82と支持ロッド80の先部がそれぞれ、取付け台78の脚部の長さ方向中央部と指部71、72の基部に、連結ピン(フリージョイント)83を介して取付けられている。なお、ウォームギアの代わりに他の歯車部材や雄ねじ部材を使用することもでき、この場合、この種類に応じてウォームホイール以外の歯車部材を使用できる。
また、他方の支持ロッド81は、その両端部が、取付け台78の頂部と指部71、72の長さ方向中央部にそれぞれ、連結ピン(フリージョイント)83を介して取付けられている。
このように、2本の指部71、72の基部は、リンク手段79を介してウォームギア77に接続される。
これにより、出力部13を時計回りに回動させると、ウォームギア77は固定部75に対して時計回りに回動し、2本の指部71、72が回動部76の軸心に向けて傾倒して、2本の指部71、72の間隔が狭くなり、対象物を把持できる状態となる。一方、出力部13を反時計回りに回動させると、ウォームギア77は固定部75に対して反時計回りに回動し、2本の指部71、72が回動部76の径方向外側に向けて傾倒して、2本の指部71、72の間隔が広くなり、対象物を把持できない状態となる。
なお、指部が3本以上ある場合も、同様に、指部を回動部の軸心に向けて傾倒させることができる。
以上、本発明を、実施例を参照して説明してきたが、本発明は何ら上記した実施例の形態に記載の構成に限定されるものではなく、請求の範囲に記載されている事項の範囲内で考えられるその他の実施例や変形例も含むものである。例えば、前記したそれぞれの実施例や変形例の一部又は全部を組合せて本発明のロボットアームの把持装置及びこれを用いたロボットアームを構成する場合も本発明の権利範囲に含まれる。
前記実施例においては、把持装置を取付けるロボットアームとして6軸の垂直多関節型ロボットについて説明したが、例えば、5軸以下や7軸以上の垂直多関節型ロボットでもよく、また、把持装置を取付けることができれば、他のロボットアーム、例えば、極座標型ロボット、円筒座標型ロボット、直角座標型ロボット、水平多関節型ロボット(スカラロボット)、パラレルリンク型ロボット(デルタロボット)等でもよい。
更に、前記実施例においては、把持装置が有する把持部本体の構成を具体的に説明したが、対象物を把持できれば特に限定されるものではない(従来公知の構成でもよい)。
本発明に係るロボットアームの把持装置は、産業用ロボットや協働ロボットであるロボットアームに用いるに際し、構成を簡単にでき、従来使用されていたケーブルや駆動源等も不要なものである。これによって、ロボットアームに有効に利用でき、対象物の把持等の各種作業に有効に利用できる。
10、10a:ロボットアームの把持装置、11:アーム手段、12:手首部(先端部)、13:出力部、14:ロボットアーム、15:マニピュレータ、16、17:リンク、18:床、19:ベース部、20、20a:指部、21、21a:把持部本体、22、22a:動力伝達機構、23、23a:固定部、23b:取付け部、23c:ガイド部、24、24a:回動部、25:凹部、26:貫通孔、27、27a:基部、28:円形孔、29:長孔、30、31:取付けピン、32、32a:支持部、33、33a:接触部、34、34a:チップ、35:回動軸、36:スライド部、37:溝、38:カバー、38a:ボルト、39:開口部、40:ロボットアームの把持装置、41:指部、42:把持部本体、43:動力伝達機構、44、44a:固定部、45、45a:回動部、46:基部、47:先部、48:接触部、49:長孔部、50:連結ピン、51:円形孔、52:連結ピン、60:ロボットアームの把持装置、61:動力伝達機構、62、63:指部、64:把持部本体、70:ロボットアームの把持装置、71、72:指部、73:把持部本体、74:動力伝達機構、75:固定部、76:回動部、77:ウォームギア(歯車部材)、78:取付け台、79:リンク手段、80、81:支持ロッド、82:ウォームホイール、83:連結ピン

Claims (7)

  1. アーム手段の先端部に回転動作を行う出力部が内蔵されたロボットアームに用いられる把持装置において、
    複数の指部の開閉動作により対象物を把持する把持部本体と、前記出力部の回転動作を前記複数の指部の開閉動作に変換する動力伝達機構とを有し、前記アーム手段の先端部に着脱自在に取付けられることを特徴とするロボットアームの把持装置。
  2. 請求項1記載のロボットアームの把持装置において、前記動力伝達機構は、前記出力部に連結され、該出力部の回転動作に合わせて回動可能な回動部と、該回動部の径方向外方に設けられ、前記アーム手段の先端部の前記出力部以外の部位に着脱自在な固定部とを有し、前記回動部が前記固定部に対して回動可能であることを特徴とするロボットアームの把持装置。
  3. 請求項2記載のロボットアームの把持装置において、前記複数の指部は、前記回動部と前記固定部の周方向に間隔を有して配置され、
    前記各指部の基部が、前記固定部には移動可能に、かつ、前記回動部には回動可能に、それぞれ取付けられ、
    前記回動部を前記固定部に対して回動させることで、前記指部の先部どうしの間隔が調整可能であることを特徴とするロボットアームの把持装置。
  4. 請求項2記載のロボットアームの把持装置において、前記複数の指部は、前記回動部と前記固定部の周方向に間隔を有して配置され、
    前記各指部の基部が、前記固定部の径方向に移動可能に、かつ、前記各指部の先部が前記回動部の径方向外周部に回動可能に、それぞれ取付けられ、
    前記回動部を前記固定部に対して回動させることで、前記指部どうしの間隔が調整可能であることを特徴とするロボットアームの把持装置。
  5. 請求項2記載のロボットアームの把持装置において、前記指部は2本あって、一方の該指部の基部は前記固定部の外周縁に、他方の該指部の基部は前記回動部の外周縁に連接されて、それぞれ径方向外方に向けて延設され、
    前記回動部を前記固定部に対して回動させることで、前記指部どうしの間隔が調整可能であることを特徴とするロボットアームの把持装置。
  6. 請求項2記載のロボットアームの把持装置において、前記複数の指部は、前記固定部の周方向に間隔を有して配置され、
    前記各指部が前記回動部の軸心に向けて傾倒可能となるように、該各指部の基部が前記固定部にそれぞれ取付けられ、該各指部の傾倒は、前記回動部に軸心を合わせて取付けられ、前記各指部の基部に螺合する雄ねじ部材又は歯車部材により行われることを特徴とするロボットアームの把持装置。
  7. 請求項1〜6のいずれか1項に記載のロボットアームの把持装置が、前記アーム手段の先端部に取付けられたことを特徴とするロボットアーム。
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