JP2008055518A - 溶接ロボットの制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】溶接ロボットにおいて比較的簡易な計算で第4及び第5の軸の2軸のみによるウィビング動作を実現する。
【解決手段】ウィビング成分加算前のトーチ先端16aの位置P(t)にウィビング成分を加算してウィビング加算後の仮のトーチ先端16aの位置P(t)を求める。アームの先端位置Parmを中心とし、仮のトーチ先端16aまでの距離を半径とする球面Qを求める。少なくとも仮のツール先端位置P(t)を使用して、球面Q上にウィビング成分加算後の真のトーチ先端16aの位置となる交点Pを求める。交点Pから第4及び第5の軸の関節角度J4’,J5’を算出する。
【選択図】図2

Description

本発明は溶接ロボットの制御方法に関する。特に、本発明は、6軸の垂直多関節型の溶接ロボットにツールを左右に振動させながら溶接するウィビング動作を実行させるための制御方法に関する。
図9を参照すると、アーク溶接ロボットのウィビング動作は、溶接線に対してトーチ1を左右に振動させながら溶接を行うもので、教示によって指定された直線・円弧等の移動軌跡上のP(t)に対してウィビング成分W(t)を加算して実現されるのが一般的である。即ち、ウィビング成分加算後のトーチ1の先端位置P(t)は以下の式(1)で表される。
Figure 2008055518
ウィビング成分W(t)としては、図10に示す正弦波の他、三角波等が使用され、教示データ等で指定されたパラメータ(周波数や振動等)に従って、時系列で変化するウィビング並進成分(W,W,W)が算出される。ロボットに対して設定された直交座標系(ベース座標系)において、位置P(t)におけるロボット先端の位置及び姿勢は、以下の式(2)で表される。
Figure 2008055518
ここでPcx、Pcy、PCZはベース座標系の直交軸上の位置、Pcα、Pcβ、Pcγは直交軸に対する回転角度である。
同様に、ベース座標系におけるウィビング成分加算後のロボット先端位置P(t)は以下の式(3)で表される。
Figure 2008055518
従って、ベース座標系におけるウィビング並進成分W(t)を(W,W,W)とすると、ロボット先端位置P(t)は以下の式(4)で表される。
Figure 2008055518
かかるウィビング動作を図11に示すような一般的な垂直多関節型ロボットに行わせると、全ての関節J1〜J6がウィビング周波数で揺動することになり、ウィビング周波数が高い場合(一般的には5〜10kHz以上)、アームを駆動する比較的低剛性の3軸(関節J1〜J3)に発振が生じやすく、その結果トーチ先端位置の精度確保が困難となり、正確な溶接作業を行うことができなるという問題があった。
この問題を解決してより高周波数でのウィビングを可能とする方法としては、低剛性の基本3軸(図11の関節J1〜J3)ではウィビング動作を実行せずに、より高剛性の手首軸(図11の関節J4〜J6)のみでウィビング動作を実行することが知られている。この方法は、例えば特許文献1及び2に開示されている。
特許文献1の方法では、トーチの長手方向の延長線が手首軸の関節J4〜J6の回転中心(図11に示すアーム先端位置Parm)と交差するように、3軸(関節J4〜J6)でウィビングを行う。しかし、特殊な形状のトーチが必要であり、かつ使用できるアームの姿勢も限定されることとから、作業領域が極めて狭くなり実用的でない。
これに対し、特許文献2の方法では、トーチの形状は限定されず、手首軸のうち最先端の軸(関節J6)を除く、2軸(関節J4,J5)でウィビング動作を実行している。演算手法は概ね以下の通りである。
1)ウィビング加算前の位置Pc(t)の逆キネマティクスを解き、全関節J1〜J6の関節角度を求め。
2)ウィビング動作に使用する2軸(関節J4,J5)が微小角度回転した際の方向ベクトルa4,a5を求める。
3)ウィビング成分Wを方向ベクトルa4,a5で分解し、関節J4,J5の微小角度変化ΔJ4,ΔJ5を求める。
4)微小角度変化ΔJ4,ΔJ5を1)で求めた関節J4,J5の関節角度に加算する。
しかしながら、特許文献2の方法は、手順2)でウィビング成分を該当2軸(関節J4,J5)に分解する際に、複雑な座標変換やベクトル演算が必要となり、実時間性確保のためには高価な演算装置(CPU)が必要となる。また、ウィビング動作パターンとしては、正弦波や三角波等の単純な式に限定され、任意のパターンを操作者がプログラムによって設定する場合や、溶接開先やギャップの変動に応じて周波数や振幅をリアルタイムに変化させる場合もあり、これら種々のケース毎に演算手段を用意する必要がある。
特開1−273674号公報 特開11−58014号公報
前記従来の溶接ロボットの制御方法の問題に鑑み、本発明は、特殊な形状のトーチを使用することなく第4及び第5の軸の2軸のみによるウィビング動作を実現でき、かつ演算が比較的な演算で種々のウィビング動作パターンに対応可能できる溶接ロボットの制御方法を提供することを目的とする。
本発明は、6軸の垂直多関節型の溶接ロボットにウィビング動作を実行させるための制御方法であって、前記溶接ロボットは、基本軸として第1から第3の軸を備え、ツールを保持する手首軸として第4から第6の軸を備えると共に、前記第1から第4の軸を含むアームの先端位置に第5の軸が位置し、制御サイクル毎に以下の手順を実行する。
・ウィビング成分加算前のツール先端位置の逆キネマティクスを解いて少なくとも前記第1から第3及び前記第6の軸の角度を算出する。
・前記ウィビング成分加算前のツール先端位置にウィビング成分を加算してウィビング加算後の仮のツール先端位置を求める。
・前記アームの先端位置を中心とし、前記アームの先端位置からツール先端までの距離を半径とする球面を求める。
・少なくとも前記仮のツール先端位置を使用して、前記球面上にウィビング成分加算後の真のツール先端位置を求める。
・前記前記ウィビング成分加算後の真のツール先端位置から前記第4及び第5の軸の関節角度を算出する。
・前記第1から第6の軸の関節角度を前記マニピュレータに指令として出力して前記第1から第6の軸を駆動する。
具体的には、前記ウィビング成分加算後の真のツール先端位置は、前記ウィビング成分加算後の仮のツール先端位置と前記アームの先端位置とを通る直線が前記球面と交差する交点である。
代案としては、前記ウィビング成分加算後の真のツール先端位置は、前記ウィビングの方向と、溶接の進行方向とにより決まる平面と前記球面との交円のうち前記ウィビング成分加算後の仮のツール先端の位置に最も近い点であること。
他の代案としては、前記ウィビング成分加算後の真のツール先端位置は、前記ウィビングの方向と、重力の方向とにより決まる平面と前記球面との交円のうち前記ウィビング成分加算後の仮のツール先端の位置に最も近い点である。
本発明の溶接ロボットの制御方法では、アームの先端位置を中心としてツール先端までの距離を半径とする球面を求め、この球面上にウィビング成分加算後の真のツール先端位置を求め、さらにこの真のツール先端位置から第4及び第5の軸の関節角度を算出する。そのため、ツールの延長線が第5の軸と交差する必要はなく、特殊な形状のツールを使用することなく第4及び第5の軸の2軸のみによるウィビング動作を実現できる。また、従来の第1から第6の軸でウィビング動作を実現する制御において算出するツール先端位置を仮のツール先端位置として算出し、それを真の先端位置の算出に使用する点で、演算が比較的な容易で種々のウィビング動作パターンに対応可能でき、前述の従来の制御との切り換えも簡単に行うことができる。
次に、添付図面を参照して本発明の実施形態を詳細に説明する。
(第1実施形態)
図1を参照すると、溶接ロボットは、マニピュレータ11、制御装置12、及び教示装置13を備える。
マニピュレータ11は先端にツールとしてトーチ16を備え、その位置及び姿勢を三次元空間内で変化させる。マニピュレータ11は6軸の垂直多関節型であり、基本軸として第1から第3の軸(回転関節RJm1,RJm2,RJm3)を備え、トーチ16を保持する手首軸として第4から第6の軸(回転関節RJm4,RJm5,RJm6)を備えると共に、第1から第4の軸(回転関節RJm1〜RJm5)を含むアームの先端位置Parmに第5の軸(回転関節RJm5)が位置している。第1の軸(回転関節RJm1)に対して第2及び第3の軸(回転関節RJm2,RJm3)が直交している。また、第4及び第6の軸(回転関節RJm4,RJm6)は第5の軸(回転関節RJm)に対して直交している。
制御装置12は、CPU等からなる処理部14、記憶部15、及び入出力ポート等を備える。処理部14は、記憶部15に記憶されたプログラムに従って、教示装置13及びマニピュレータ11の回転関節RJm1〜RJm6が備える角度センサ(図示せず)等からの入力に基づいて、回転関節RJm1〜RJm6を駆動する。
教示装置13を使用して制御装置12に対して制御に必要な条件が入力される。この条件には、溶接の始点と終点の位置、始点と終点間の補間方法、及びウィビング条件(波形の種類と周波数、振幅等)が含まれる。
次に、制御に使用する座標について説明する。マニピュレータ11に関し、2つの座標系を設定する。まず、6個の関節角度J1〜J6で与えられる回転関節座標系(マニピュレータ座標系)を設定する。マニピュレータ座標系でのマニピュレータ11の位置及び姿勢(トーチ先端16aの位置及び姿勢)を、こられの関節角度J1〜J6で表記する。また、三次元空間に対して固定された直交座標系X−Y−Z(ベース座標系Σbase)を設定する。ベース座標系Σbaseにおけるマニピュレータ11の位置及び姿勢(トーチ先端16aの位置及び姿勢)は、並進成分(P,P,P)とロール・ピッチ・ヨー姿勢角(Pα,Pβ,Pγ)で表記する。さらに、ワーク上でのトーチ先端16aの軌跡に関し、三次元空間に対して固定された直交座標系Xline−Yline−Zline(溶接線座標系Σlime)を設定する。溶接座標系Σlineの計算については後に詳述する。
次に、本実施形態と後述する第2及び第3実施形態に共通する本発明の原理について説明する。図2を参照すると、前述のように第4の軸(回転関節RJm4)と第5の軸(回転関節RJm5)は互いに直交しているので、これらの軸を変化させて移動できるトーチ先端16aの位置は球面Qとなる(地球儀でいえば「緯度」と「経度」に相当する。)。この球面Qの中心はアーム先端位置Parmであり、半径はアーム先端位置Parmからトーチ先端16aまでの距離(図1の符号Lw)である。この距離Lwは第5及び第6の軸(回転関節RJm5,RJm6)間のリンク長さとツール16の形状で決定される。第1から第6の軸のすべてをウィビング動作に使用する従来の方法では、個々の時刻tについてベース座標系における溶接線の中心軌跡のP(t)に対してベース座標系におけるウィビング成分W(t)を加算することでトーチ先端16aの位置を求めている。この場合ウィビング成分加算前のトーチ先端16aの位置P(t)は必ず球面Q上に存在するが、ウィビング成分加算後のトーチ先端16aの位置(P(t)=Pc(t)+W(t))は一般に球面Q上には存在しない。そこで、本発明ではこの位置P(t)、すなわち仮のトーチ先端16aの位置から球面Q上の点の位置P、すなわち真のトーチ先端16aの位置を求め、この位置Pから第4及び第5の軸(回転関節RJm4,RJm5)の角度を算出している。そして、第1から第3の軸及び第6の軸(回転関節RJm1〜RJm3,RJm6)については位置P(t)から求めた関節角度J1〜J3,J6をそのまま指令値として使用し、第4及び第5の軸(回転関節RJm4,RJm5)については位置Pから求めた関節角度J4,J5を指令値として使用している。これにより第4及び第5の軸(回転関節RJm4,RJm5)のみにより高周波ウィビングを可能としている。球面Q上の位置を決定する方法は各実施形態毎で異なっている。
なお、前述の特許文献2に記載の方法では、第4及び第5の軸が微小角度回転した際の方向ベクトルを用いて第4及び第5の軸の関節角度の近似解を求めている。これに対して本発明では、アーム先端位置Parmを中心として球面Qをもとに順幾何学的に第4及び第5の軸の関節角度の厳密解を求めている。この点で、本発明は特許文献2に記載のものとは計算原理そのものが全く異なっている。
次に、図3A,3Bを参照しつつ、図4A,4Bのフローチャートに従って本実施形態の制御方法(制御装置12の処理部14の動作)を具体的に説明する。
まず、ステップS1において記憶部15から教示された始点及び終点位置P1,P2、これらの教示位置P1,P2間の補間条件、及びウィビング条件(例えば正弦波、三角波等の動作方式、振幅、周波数等)を読み出す。本実施形態では教示位置P1,P2はベース座標系Σbaseにおける並進成分(P,P,P)とロール・ピッチ・ヨー姿勢角(Pα,Pβ,Pγ)で与えられる。また、補間条件としては、ウィビング成分加算前のトーチ先端16aの位置P(t)が等速直線移動する。さらに、ウィビング条件としては、並進成分の振幅がΔWで周波数fの正弦波でウィビング動作を行う。
ステップS2において、ベース座標系における教示位置P1,P2間の経路方程式(下記の式(5))を求める。
Figure 2008055518
式(5)においてΔPは単位時間当たりの移動量である。この式(5)で与えられる位置Pc(t)は個々の時刻tにおけるウィビング成分加算前のトーチ先端16aの位置である。
次に、ステップS3において溶接線座標系Σlineを求める。本発明では、X座標の方向を溶接進行方向への単位ベクトルXline、Y座標の方向を単位ベクトルXlineと重力方向単位ベクトルgの外積として得られる単位ベクトルYline、Z座標の方向を単位ベクトルXlineと単位ベクトルYlineの外積として得られる単位ベクトルZlineとする。これらの単位ベクトルXline,Yline,Zlineは以下の式(6)で表される。
Figure 2008055518
また、ステップS4においてベース座標系Σbaseから見た溶接線座標系Σlineの3×3の回転行列baseRlineを求める。
次に、ステップS5において、時刻tを初期化する(t=0)。
ステップS6からステップS17は、溶接ロボットの制御サイクルΔt(通常10〜20ms)毎に繰り返される。まず、ステップS6において時刻tを時刻t+Δtに更新する。
ステップS7において経路方程式P(t)に更新した時刻tを代入してウィビング加算前の位置P(t)を計算する。
ステップS8では、溶接線座標系Σlineでのウィビング並進成分lineW(t)(=(w,w,w))を算出する。本実施形態では前述した正弦波のウィビングパターンを採用しているので、ウィビング並進成分linew(t)は以下の式(7)で表される。
Figure 2008055518
次に、ステップS9において、回転行列baseRlineを使用して溶接線座標系Σlineでのウィビング並進成分lineW(t)を回転変換し、ベース座標系Σbaseにおけるウィビング並進成分W(t)(=(W,W,W))を算出する。ベース座標系Σbaseにおけるウィビング並進成分W(t)は以下の式(8)で表される。
Figure 2008055518
続いて、ステップS10において、以下の式(9)に示すようにウィビング成分加算前のトーチ先端16aの位置P(t)にウィビング並進成分W(t)を加算し、ウィビング成分加算後のトーチ先端16aの位置P(t)を求める。このトーチ先端16aの位置P(t)は本発明における「仮のツール先端位置」に相当する。
Figure 2008055518
ステップS11では、ウィビング加算前の位置P(t)の逆キネマティクスを計算して位置P(t)での各軸の関節角度J(Jc1,Jc2,Jc3,Jc4,Jc5,Jc6)を計算する。
ステップS12では、基本3軸(回転関節RJm1〜RJm3)の回転角度Jc1,Jc2,Jc3の順キネマティクスを計算し、アーム先端位置Parmとアーム方向を示す回転行列baseRarmを求める。Jc23=Jc2+Jc3、回転関節RJm2,RJm3間のリンク長をL2、回転関節RJm3,RJm5間のリンク長をL3とすると、アーム先端位置Parmは以下の式(10)で表され、アーム方向を示す回転行列baseRarmは以下の式(11)で表される。
Figure 2008055518
Figure 2008055518
ステップS13では、アーム先端位置Parm(=(Xarm,Yarm,Zarm))を中心としてアーム先端位置Parmからトーチ先端16aまでの距離Lwを半径とする球面Qの方程式を求める。球面Qの方程式は以下の式(12)の通りである。
Figure 2008055518
次に、ステップS14において、アーム先端位置Parm及びウィビング加算後の位置P(t)を通る直線と球面Qとの交点Pを求める。この交点Pは本発明における「ウィビング成分加算後の真のツール先端位置」に相当する。
次に、ステップS15において、交点P、アーム先端位置Parm、及びアーム方向を示す回転行列baseRarmから関節RJm4,RJm5の関節角度J’,J’を計算する。この関節角度J’,J’の算出方法は後述の第2実施形態に関して詳述する。
ステップS16ではすべての軸(回転関節RJm1〜RJm6)に対して関節角度を指令値として出力し、マニピュレータ11を動作させる。具体的には、基本3軸(回転関節RJm1〜RJm3)及び手首の最先端の軸(回転関節RJm6)に対しては、ステップS11において算出したウィビング加算前の位置P(t)の逆キネマティクスにより算出した関節角度Jc1〜Jc3,Jc6を出力する。これに対して第4及び第5の軸(回転関節RJm4,RJm5)に対しては、ステップS15において交点Pから算出した関節角度J’,J’を出力する。
ステップS17において教示された終点位置P2に到着するまで、ステップS6からステップS16の処理が繰り返される。
このように、本実施形態では比較的低剛性の基本3軸(回転関節RJm1〜RJm3)を高いウィビング周波数で揺動させることなく、手首の第4及び第5の軸(回転関節RJm4,RJm5)のみでウィビング動作を行うことができ、より高周波なウィビング動作が可能である。また、トーチ16の延長線が第5の軸と交差する必要はなく、特殊な形状のトーチ16を使用することなく第4及び第5の軸の2軸のみによるウィビング動作を実現できる。さらに、従来の第1から第6の軸でウィビング動作を実現する制御において算出するツール先端位置を仮のトーチ先端16aの位置として算出し(ステップS10)、それをウィビング動作の対象となる第4及び第5の軸の関節角度を得るための真の先端位置の算出(ステップS14)に使用しており、この点で、演算が比較的な容易で種々のウィビング動作パターンに対応可能でき、従来の第1から第6の軸のすべてを使用してウィビング動作を実現する制御との切り換えも簡単に行うことができる。例えば、ウィビング動作の周波数が低い場合には従来の方法を使用し、ウィビング動作の周波数が高い場合には本実施形態の方法を採用することができる。
本実施形態では球面Q上において仮のトーチ先端16aの位置と最も近接した位置である交点Pによりウィビング動作を行う第4及び第5の軸の関節角度J’,J’を決定しているので、従来の第1から第6の軸のすべてを使用してウィビング動作を実現する場合と比較した誤差が最小となる。
(第2実施形態)
図5A,5Bに示す本発明の第2実施形態は、第4及び第5の関節角度J’,J’の算出に使用する球面Q上の交点Pの決定方法(図4BのステップS14参照)のみが第1実施形態と異なる。すなわち、第2実施形態では、溶接線座標系ΣlineのY座標の方向Yline(ウィビングの幅方向)とZ座標の方向Zlineとを含む平面Pwを考える。そして、この平面Pwと球面Qの交円C上で最も仮のトーチ先端16aの位置P(t)に近い点を交点Pに決定し、この交点Pを使用して関節角度J’,J’を計算する。
本実施形態の方法では、従来の第1から第6の軸のすべてを使用してウィビング動作を実現する場合と比較した誤差は第1実施形態の場合よりも大きくなるが、溶接進行方向(溶接線座標系ΣlineのXline方向)に対してウィビング動作の向きが必ず直角となる。
次に、図6A〜6Dを参照して交点Pの算出について詳述する。以下の説明では、特に言及しない限りベース座標系Σbaseを基準とする。
前述のように第4及び第5の軸(回転関節RJm4,RJm5)のみでウィビング動作を実行すると、トーチ先端16aの描く軌跡はアーム先端位置Parm(以下の説明では点Gと称する。)を中心とし、点Gとトーチ先端16aを結ぶ線分を半径とする球面Q上に位置する。ここで溶接線座標系ΣlineのX座標の方向(溶接進行方向)XlineとZ座標の方向Zlineのなす平面をSとし、球面Qと平面Sの交円をCとする。
G点から平面S上に降ろした垂線の足を点Hとする。このとき線分GHの長さhは、点Gから点E(平面S上で点HからZ座標の方向Zlineの方向に延びる直線と交円Cの交点)へのベクトル(ベクトルGE)と溶接線方向の単位ベクトルXline(=(v,v,v))の内積である。従って、点Gの座標を(x,y,z)、点Eの座標を(x,y,z)とすると、長さhは以下の式(13)で表される。
Figure 2008055518
この長さhを用いて、点Hの座標(x,y,z)は以下の式(14)で表される。
Figure 2008055518
点Hは交円Cの中心座標であり、交円Cの半径は線分HEである。ここで線分GEの長さをl(定数)とすると、三平方の定理より線分HEの長さは以下の式(15)で表される。
Figure 2008055518
仮のトーチ先端16aの先端の位置P(t)がウィビング幅方向の目標値として与えられ、線分EP(t)の長さをuとする。位置P(t)の座標(x,y,zr)は、ウィビング幅方向の単位ベクトルYline(=(w,w,w))を用いて以下の式(16)により表される。
Figure 2008055518
直線GP(t)と球面Qの交点が求める交点Pでる。交点Pは点Hから見てベクトルHP(t)の方向にあるので、交点PQの座標は未知数d(d>0)を使用して以下の式(17)のように表される。
Figure 2008055518
式(16),(17)により線分HWの長さの2乗は以下の式(18)のように表される。
Figure 2008055518
一方、式(15)より線分HEの長さ(線分HWの長さと等しい)の2乗は以下の式(19)であらわされる。
Figure 2008055518
従って、式(18),(19)の右辺どうしが等しいことを利用すると、変数dは以下の式(20)のように表される。
Figure 2008055518
一方、式(14)と式(16)を式(17)に代入すると、交点Pの座標(x,y,z)は以下の式(21)のように表される。
Figure 2008055518
式(20)を式(21)に代入すれば、交点P、すなわち真のトーチ先端16aの位置が求まる。
なお、以上の計算は図6Cのように仮のトーチ先端16aの位置P(t)が交円Cの外側に位置する場合に限定されず、図6Dに示すように位置P(t)が交円Cの内側に位置する場合にも成立する。
次に、式(21)で得られた交点Pから第4及び第5の軸(回転関節RJm4,RJm5)の関節角度J’,J’を計算する方法(ステップS15)について、図7A〜7Cを参照して詳述する。図7Bは図7Aを矢印Aで示すように第5の軸(回転関節RJm5)の回転軸方向から見た図である。ここで第3の軸(回転関節RJm3)の座標系(直交座標系)をΣとし、方向余弦X(e,e,e)、Y(f,f,f)、Z(g,g,g)を図7Bに示すように設定する。
点GからΣ座標系のX軸方向に直線を延ばし、この直線に対して交点Pから降ろした垂線の足を点Nとする。第5の軸(回転関節RJm5)の関節角度J’は線分GNと線分GPのなす角であるので、以下の式(22)が成立する。
Figure 2008055518
この式(22)より関節角度J’が求められるが、第4の軸(回転関節RJm4)の関節角度J’によって関節角度J’は正にも負にもなり得る。しかし、トーチ先端16aが特異点(関節角度J’が0となる点)を通らないと仮定し、前回の制御サイクル時に検出した回転関節RJm5の関節角度が正であれば、今回の制御サイクルにおける関節角度J’を正とし、逆に前回の制御サイクル時に検出した回転関節RJm5の関節角度が負であれば今回の制御サイクルにおける関節角度J’も負とすることにより、符号を決定できる。
次に、第4の軸(回転関節RJm4)の関節角度J’を求める。線分GNの長さをnとすると以下の式(23)が成立する。
Figure 2008055518
この長さnにより点Nの座標(x,y,z)は以下の式(24)で表される。
Figure 2008055518
また、線分NWの長さは三平方の定理より以下の式(25)で表される。
Figure 2008055518
図7Bを点Nから方向余弦Xに沿って点Gを見た図を図7Cに示す。
ここで図7Cに示すように角度αと角度βを定めると、以下の式(26),(27)が成立する。
Figure 2008055518
Figure 2008055518
式(26),(27)の右辺のパラメータはすべて既知であるので、これらの式から角度α,βを算出できる。また、第5の軸の関節角度J’の正負に対して以下の式(28)〜(31)に関係が成立し、これらから第4の軸の関節角度J’が得られる。
Figure 2008055518
Figure 2008055518
第2実施形態のその他の構成及び作用は第1実施形態と同様である(図1、図4A,4B参照)。
(第3実施形態)
図8A,8Bに示す本発明の第3実施形も、第4及び第5の関節角度J’,J’の算出に使用する球面Q上の交点Pの決定方法(図4BのステップS14参照)のみが第1実施形態と異なる。すなわち第3実施形態では、溶接線座標系ΣlineのY座標の方向Yline(ウィビングの幅方向)と重力gの逆向きのベクトルGinvで決定される平面Pw’を考える。そして、この平面Pw’と球面Qの交円C上で最も仮のトーチ先端16aの位置P(t)に近い点を交点Pに決定し、この交点Pを使用して関節角度J’,J’を計算する。
本実施形態の方法では、従来の第1から第6の軸のすべてを使用してウィビング動作を実現する場合と比較した誤差は第1実施形態の場合よりも大きくなるが、ウィビング動作は重力gに対して常に直角となる。
第3実施形態のその他の構成及び作用は第1実施形態と同様である(図1、図4A,4B参照)。
本発明の第1実施形態に係るロボットを示す模式図。 本発明の原理を説明するためのマニピュレータの手首部分の模式的な斜視図。 本発明の第1実施形態の制御方法を説明するためのマニピュレータの手首部分の模式的な斜視図。 本発明の第1実施形態の制御方法を説明するためのマニピュレータの手首部分を第5の軸の回転方向から見た模式図。 本発明の第1実施形態の制御方法を説明するためのフローチャート。 本発明の第1実施形態の制御方法を説明するためのフローチャート。 本発明の第2実施形態の制御方法を説明するためのマニピュレータの手首部分の模式的な斜視図。 本発明の第2実施形態の制御方法を説明するためのマニピュレータの手首部分を第5の軸の回転方向から見た模式図。 第2実施形態における交点Pの座標の算出方法を説明するためのマニピュレータの手首部分の模式的な斜視図。 第2実施形態における交点Pの座標の算出方法を説明するためのマニピュレータの手首部分を第5の軸の回転方向から見た模式図。 第2実施形態における交点Pの座標の算出方法を説明するためのマニピュレータの手首部分を線分HG方向から見た模式図(位置P(t)が交円Cの外側に位置する場合)。 交点Pの座標の算出方法を説明するためのマニピュレータの手首部分を線分HG方向から見た模式図(位置P(t)が交円Cの内側に位置する場合)。 交点Pから第4及び第5の軸の関節角度を算出する方法を説明するためのマニピュレータの手首部分の模式的な斜視図。 交点Pから第4及び第5の軸の関節角度を算出する方法を説明するためのマニピュレータの手首部分を第5の軸の回転方向から見た模式図。 交点Pから第4及び第5の軸の関節角度を算出する方法を説明するためのマニピュレータの手首部分を線分HG方向に見た模式図。 本発明の第3実施形態の制御方法を説明するためのマニピュレータの手首部分の模式的な斜視図。 本発明の第3実施形態の制御方法を説明するためのマニピュレータの手首部分を第5の関節の回転方向から見た模式図。 従来のウィビング動作の制御方法を説明するための模式図。 ウィビング動作パターンの一例を示すグラフ。 一般的な垂直多関節型ロボットを示す模式図。
符号の説明
11 マニピュレータ
12 制御装置
13 教示装置
14 処理部
15 記憶部
16 トーチ
16a トーチ先端
RJm1,RJm2,RJm3,RJm4,RJm5,RJm6 回転関節

Claims (4)

  1. 6軸の垂直多関節型の溶接ロボットにウィビング動作を実行させるための制御方法であって、
    前記溶接ロボットは、基本軸として第1から第3の軸を備え、ツールを保持する手首軸として第4から第6の軸を備えると共に、前記第1から第4の軸を含むアームの先端位置に第5の軸が位置し、
    制御サイクル毎に、
    ウィビング成分加算前のツール先端位置の逆キネマティクスを解いて少なくとも前記第1から第3及び前記第6の軸の角度を算出し、
    前記ウィビング成分加算前のツール先端位置にウィビング成分を加算してウィビング加算後の仮のツール先端位置を求め、
    前記アームの先端位置を中心とし、前記アームの先端位置からツール先端までの距離を半径とする球面を求め、
    少なくとも前記仮のツール先端位置を使用して、前記球面上にウィビング成分加算後の真のツール先端位置を求め、
    前記前記ウィビング成分加算後の真のツール先端位置から前記第4及び第5の軸の関節角度を算出し、
    前記第1から第6の軸の関節角度を前記マニピュレータに指令として出力して前記第1から第6の軸を駆動する
    ことを特徴とする溶接ロボットの制御方法。
  2. 前記ウィビング成分加算後の真のツール先端位置は、前記ウィビング成分加算後の仮のツール先端位置と前記アームの先端位置とを通る直線が前記球面と交差する交点であることを特徴とする、請求項1に記載の溶接ロボットの制御方法。
  3. 前記ウィビング成分加算後の真のツール先端位置は、前記ウィビングの方向と、溶接の進行方向とにより決まる平面と前記球面との交円のうち前記ウィビング成分加算後の仮のツール先端の位置に最も近い点であることを特徴とする、請求項1に記載の溶接ロボットの制御方法。
  4. 前記ウィビング成分加算後の真のツール先端位置は、前記ウィビングの方向と、重力の方向とにより決まる平面と前記球面との交円のうち前記ウィビング成分加算後の仮のツール先端の位置に最も近い点であることを特徴とする、請求項1に記載の溶接ロボットの制御方法。
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