JP5580850B2 - シリアルロボットのための迅速な把持接触計算 - Google Patents

シリアルロボットのための迅速な把持接触計算 Download PDF

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Description

[0001]本発明は、NASA Space Act Agreement number SAA-AT-07-003による政府の支援のもとでなされた。本稿で説明される発明は、実施料の支払いを必要とせずに、米国政府によりまたは米国政府の目的のために(すなわち、非商業的に)製造および使用され得る。
[0002]本開示は、三次元物体を把持することができるシリアルロボットの制御に関する。
[0003]シリアルロボットは、1つ以上のジョイントに相互接続される一連のリンクを含む。各ジョイントは、少なくとも1つの独立制御変数、すなわち自由度を持つ。エンドエフェクタは、三次元物体の把持のような作業タスクを実行するのに用いられる特定のリンクである。具体的な把持動作の実行に用いられる様々なエンドエフェクタの正確な制御は、器用さが必要な要求タスクの実行を支援することができる。
[0004]器用なシリアルロボットは、たとえば、人間のようなレベルの器用さを備える場合に効果的に操作することができる作業ルーツまたは機器のような、人間の使用のために特に設計された装置またはシステムと直接的な相互作用が必要とされる場合に使用することができる。器用なシリアルロボットは、人間のオペレータと直接的な相互作用が必要とされる場合にも好まれ得る。そのようなロボットは、1つ以上の結合されたフィンガの形態の、1つ以上のシリアルロボットを備えるロボットハンドを含むことができる。
[0005]本明細書で開示されるコントロールシステムは、シリアルロボット、たとえばロボットフィンガに要求される把持接触情報を迅速に計算するのに用いることができる。伝統的には、物体把持接触計算は、高次元構成の空間での計算を必要とし、典型的には10以上の自由度(DOF)での計算を必要とする。結果として、実際的な実践において、ロボットハンドのようなシリアルロボットは、しばしば、3D物体を把持するためにオペレータにより手動で「教示」される。すなわち、オペレータは、具体的な把持姿勢を確立するために、シリアルロボットのジョイントおよびリンクを物体に対して物理的に位置決めする。
[0006]本アプローチは、手動によるロボットの把持位置の教示を省く。代わりに、本明細書で開示される方法は、コントローラを介して、分析的な数式のセットおよび予め決定された運動学的および物体の位置データを使用して、3D物体との様々な接触を計算する。例示的なロボットハンドにおいて1つ以上のロボットフィンガが用いられる場合、コントローラは、同時に全ての必要とされる接触ポイント、およびフィンガの平行面上での各フィンガのジョイント角度を計算することができる。すなわち、物体の複雑なまたは不均一な表面の湾曲により接触シフトが生じる場合、このシフトは、本明細書で説明するように、フィンガの複数の平行面上での接触情報を計算することにより計算することができ、最適な解のセットを選択する。
[0007]迅速な把持接触計算は、ロボット把持ジョイント角度の網羅的な探索、または、知られた物体の予め導入されている把持データベースの使用を必要としない。
さらに、本アプローチは、分析的な数式において、ロボットハンドの運動学的拘束を自動的に統合し、知られた物体のための実行可能な把持接触を見つける。
[0008]特に、本明細書で、シリアルロボットおよびコントローラを含むシステムが開示される。シリアルロボットは、ジョイントにより相互接続されるリンクのペアを備える。シリアルロボットは、命令された把持姿勢に応答して、三次元(3D)物体を把持するように構成される。コントローラは、シリアルロボットに電気的に連絡し、また、入力情報のセットを受け取るように構成される。入力情報は、命令される把持姿勢、シリアルロボットの運動学を記述する情報の第1セット、およびシリアルロボットにより把持される物体の3D空間における位置を記述する情報の第2セットを含む。コントローラは、二次元(2D)平面で、シリアルロボットが命令された把持姿勢を達成するのに必要なシリアルロボットと3D物体の表面との間の接触ポイントのセットを計算する。また、コントローラは、接触ポイントのセットを用いて、2D平面で、リンクのペアの間の必要とされるジョイント角度を計算し、必要なジョイント角度を用いてシリアルロボットの運動に関して制御を実行する。
[0009]また、方法も開示される。本方法は、コントローラを介して、入力情報のセットを受け取ることを含み、入力情報のセットは、シリアルロボットの命令される把持姿勢、シリアルロボットの運動学を記述する情報の第1セット、および、命令される把持姿勢でシリアルロボットにより把持される3D物体の三次元(3D)空間における位置を記述する情報の第2セットを含む。本方法は、シリアルロボットの2つの直交する運動へ運動を分解することを含み、これは、二次元(2D)平面における第1運動および上記2D平面に向けられる第2運動を含み、本方法はさらに、シリアルロボットが命令された把持姿勢を達成するのに必要な、シリアルロボットと、2D空間における3D物体の表面との間の接触ポイントのセットを計算する。本方法は、追加的に、接触ポイントのセットを用いて、シリアルロボットのリンクのペアの間の必要なジョイント角度を計算し、必要なジョイント角度を用いてシリアルロボットの運動に関して制御操作を実行することを含む。
[0010]本発明の上述のおよび他の特徴、利点は、添付図面を参照するとともに以下の本発明を実施する実施形態を説明する詳細な説明から明らかになる。
ロボットフィンガの形態でシリアルロボットを備える例示的なロボットシステムの概略斜視図である。 作業タスクの一部として物体を把持するのに用いることができる、3つのジョイントおよび3つのフィンガセグメントを備える例示的なロボットフィンガの概略斜視図である。 図2に示される例示的なフィンガの様々なセグメントの共通面内の運動の、X軸およびZ軸(ピッチおよびヨー)上での、すなわち二次元(2D)空間におけるプロットである。 表面湾曲を備える物体を把持するロボットハンドの概略図である。 X軸およびZ軸(ピッチおよびヨー)上の、すなわち2D空間における、図2に示される例示的なフィンガの様々なセグメントの例示的な物体との計算された把持接触のプロットである。 シリアルロボットの把持接触情報を計算する例示的な方法を説明するフローチャートである。
[0017]図面を参照すると、いくつかの図面を通じて同様の参照番号は、同一または類似の要素を示す。図1を参照すると、ロボットシステム10は、器用なロボット11およびコントローラ12を含む。図1のロボット11は、複数のロボットフィンガ14を含む。各ロボットフィンガ14は、本明細書で説明されるように制御されるタイプの例示的なシリアルロボットである。それゆえ、「フィンガ」との語は、「シリアルロボット」との語の例として用いられ、当業者は、他のシリアルロボット構成も可能であることを認識するであろう。任意のタイプのシリアルロボットは、直列に配置されるセグメントまたはリンクのペアを接続する1つ以上のジョイントを含む。フィンガ14の本例において、リンクされたセグメントの各々は、フィンガ14の異なる指骨を形成することができる。
[0018]コントローラ12は、入力情報25のセットを受け取るように構成される。入力情報25は、以下で説明されるように、少なくとも運動学的情報および位置的情報を提供する。コントローラ12は、各フィンガ14の接触ポイントの必要とされる1つまたは複数のセットを迅速に計算する。また、コントローラ12は、具体的なフィンガ14の接触ポイントを用いて、三次元(3D)物体30を把持するためのジョイント角度のセットを導く。コントローラ12は、さらに、ジョイント角度のセットを用いてフィンガ14の運動に関する制御動作を実行するように構成され、実体的な/非過渡的なメモリ90を介してジョイント角度のセットを記録することを含む。ジョイント角度は、各フィンガ14の平行面上で決定することができる。結果として、コントローラ12は、物体30を把持するためのジョイント角度の最適なセットを選択するように構成することができる。
[0019]ロボット11により把持される3D物体30は、たとえば、円筒形ツールまたは物体30が把持されるときに1つ以上のフィンガ14が接触する湾曲表面を備える他の装置とすることができる。ジョイント角度のセットは、コントローラ12により記録することができ、その後、ロボット11の運動制御に用いることができ、計算された接触ポイントを確立するのに必要とされるように、様々なジョイントが移動するのを確保する。
[0020]可能な一実施形態において、ロボット11は、図1に示されるような概ね人間のような外観を備えるように構成することができ、3D物体30の把持のような作業タスクを完了させるのに必要な器用さのレベルを備えることができる。フィンガ14は、ロボット11が3D物体30に作用するとき、コントロール信号(矢印55)のセットを介してコントローラ12により直接的に制御される。
[0021]ロボット11は、自動化されたタスクを複数の自由度(DOF)で実行するようにプログラムすることができ、また、他の統合されたシステムコンポーネントを制御するようにプログラムすることができ、たとえば、任意の必要なクランプ装置、照明、リレー等である。可能な一実施形態によれば、ロボット11は、独立して、および相互依存して移動可能な複数のロボットジョイントを備えることができ、これのいくつかは、重なる運動範囲を備える。様々なセグメントまたは指骨を分離および移動させるフィンガ14のジョイントに加えて、ロボット11のジョイントは、肩部13、肘部17、ネック部17、およびトルソ18を回転または曲げるための腰部20、を含むことができる。
[0022]可能な一実施形態において、ロボット11は、単一のフィンガ14から形成することができる。他の実施形態において、ロボット11は、複数のフィンガ14、および/またはロボットハンド24、ヘッド16、トルソ18、腰20、および/またはアーム22のような他のコンポーネントを含むことができ、これらのコンポーネントの中または間に様々なジョイントを備えることができる。また、ロボット11は、ロボットの具体的な用途または意図する使用に応じて、レッグ、トレド、または他の移動可能なまたは固定のベースのようなタスクに好適な固定部またはベース(図示せず)を含むことができる。パワー供給部28は、ロボット11に一体的に取り付けることができ、様々なジョイントの運動のために十分な電気エネルギーを供給するために、たとえば、トルソ18の背面に搭載または装着される充電可能なバッテリパック、または、他の好適なエネルギー供給源とすることができ、あるいは、テザリングケーブルを介して遠隔的に取り付けることができるエネルギー供給源とすることができる。
[0023]さらに図1を参照すると、各ロボットジョイントは、1以上のDOFを備えることができる。各ロボットジョイントは、1つ以上のアクチュエータを収容し、これにより内部的に駆動され、たとえば、ジョイントモータ、リニアアクチュエータ、ロータリーアクチュエータ等であり、これらはテンドン(図示せず)に作用して最終的に必要とされるDOFでロボット11を移動させ位置決めする。たとえば、ショルダ部13および肘部15のようなある種のコンプライアントジョイントは、ピッチおよびロールの形態で少なくとも2DOFを備えることができる。同様に、ネック部26は、少なくとも3DOFを備えることができ、腰部20および手首部17は、それぞれ、1つまたはそれ以上のDOFを備えることができる。5個のフィンガ14を備える実施形態において、ハンド24は15DOFを備えることができる。タスクの複雑さに応じて、ロボット11は、全体として42を超えるDOFで動作することができる。
[0024]図1のコントローラ12は、サーバまたはホストマシンとして実施化でき、すなわち、1つまたは複数のディジタルコンピュータまたはデータ処理装置として実施化でき、それぞれは、1つ以上の中央処理装置(CPU)80およびメモリ90を備える。アルゴリズム100は、コントローラ12により実行される具体的な命令を実施化することができ、本明細書で説明されるように必要な把持接触を計算および実行する。コントローラ12を実施化するサーバまたはホストマシンは、入力情報(矢印25)のセットを受け取る。
[0025]入力情報(矢印25)のセットは、必要とされる把持姿勢、シリアルロボットの運動学を記述する情報の第1セット、および物体30の3D空間での位置を記述する情報の第2セットを含む。コントローラ12は、把持操作に用いられる各フィンガ14の、2D面または複数の平行な2D面での、入力セット(矢印25)における命令された把持姿勢を達成するのに必要とされるシリアルロボットと物体30との間の接触ポイントのセットを計算する。また、上述したように、コントローラ12は、接触ポイントのセットを用いて、セグメントのペアの間の2D面での必要とされるジョイント角度を計算することができ、また、必要とされるジョイント角度を用いてシリアルロボットの運動に関する制御動作を実行することができる。
[0026]単純さおよび明瞭化のために単一の装置として示されているが、コントローラ12の様々な要素は、ロボット11の把持動作を最適に制御するのに必要とされるように、多くの異なるハードウェアおよびソフトウェアコンポーネントとして分散させることができる。コントローラ12は、十分な読取専用メモリ(ROM)、ディジタル信号プロセッサ(DSP)、ランダムアクセスメモリ(RAM)、電気的に消去可能なプログラム可能な読取専用メモリ(EEPROM)、高速クロック、アナログ−ディジタル(A/D)回路、ディジタル−アナログ(D/A)回路、必要な任意の入力/出力(I/O)回路および装置、信号調整器、バッファ機器を含むことができる。
[0027]図2を参照すると、ロボットハンド24の例示的なフィンガ14は、構造および機能において概ね人間のフィンガに対応するように構成することができる。向い合せの親指140は、一つ少ないジョイントであるが、ここでは制御の目的のためにフィンガ14として扱われる。各フィンガ14は、ベース32を含むことができ、これは、作動的にハンド24に接続される。また、フィンガ14は、複数の中実セグメントまたはリンクを含み、ここでは遠位リンク40、中間リンク42、近位リンク44として示される。好まれる設計に応じて、より多いまたは少ないリンクを使用することもできる。
[0028]遠位リンク40は、中間リンク42に接続され、中間リンク42は、ジョイント軸23を中心に遠位リンク40に関して選択的に回転することができる。中間リンク42は、ジョイント軸123を中心に、近位リンク44に対して回転する。近位リンク44は、ジョイント軸223を中心に、ベース32に対して回転する。ジョイント軸23、123、223は、互いに平行である。さらに、近位リンク44は、ジョイント軸27を介して軸223に対して直交して運動することができ、近位リンク44および任意の接続されたリンクが異なる向きで面内、すなわちヨー面、で回転できるようにする。以降、単一のフィンガ14のリンク40、42、44の全てがフィンガ14を曲げるときに通る共通の平面は、曲げ平面と称され、これは二次元(2D)平面を画定する。
[0029]図3を参照すると、図2の例示的なフィンガ14のようなシリアルロボットの運動の範囲をプロットするために、2D曲げ平面60が用いられ、シリアルロボットは、ヨー軸(Z)およびピッチ軸(X)に対して2つ以上のリンクを備える。異なるリンク40、42、44は、図2に示されるように、それぞれ軸23、123、223に関して回転することにより、2D平面60を通って回転できる。変数aは示されるリンクの長さを表し、aは近位リンク44の長さに対応し、原点O、aは中間リンク42の長さに対応し、aは遠位リンク40の長さに対応する。図3に示される具体的な角度の値および範囲は、可能な一実施形態の単なる例示であり、制限的な意図はない。
[0030]様々なリンク40、42、44の運動の範囲は、2D曲げ平面60内である程度互いに重なるようにすることができる。それぞれの近位、中間、遠位のジョイント角度(θ、θ、θ)は、図示のように前のリンクに対して定義される。2D曲げ平面60は、特定のフィンガ14の知られた運動学を介して定義され、たとえば、図1の入力情報(矢印25)のセットを介してモデル化され、または、同図に示される物体30を把持するように制御される他のシリアルロボットを介してモデル化される。
[0031]図4を参照すると、ロボットハンド24により把持されている例示の物体130が示されている。フィンガ14および親指140が物体130に接触し、親指14は、ここではもう1つのフィンガ14として扱われる。各フィンガ14は対応する幅を備えているので、各フィンガ14は複数の平行面に分割することができる。これは、図4において平行な曲げ平面60、160、260により示される。各フィンガ14は、類似の平行面を備えるように示されている。与えられたフィンガ14の平面は、特定のフィンガ14において互いに平行であり、当業者により理解されるように、必ずしも他のフィンガ14に対して平行である必要はない。
[0032]物体130との接触は、フィンガ14の任意の平行な平面60、160、260上でなされるようにすることができる。物体130の湾曲が均一でない場合(図5参照)、様々な接触は、物体130が最適に把持されるような方法に応じて物体130の表面に沿ってシフトすることができる。換言すれば、不均一の湾曲を備える物体があると、物体130を把持する1つ以上の方法があるということである。いくつかの把持は、他よりも良好であるかもしれない。図1のコントローラ12は、これに対処でき、図5および図6を参照して以下で説明する。
[0033]制御問題を単純化すると、物体130とフィンガ14との交差は、向き決めされた2D曲げ平面60(図3参照)上のカーブである。したがって、例示の3DOFシステム、たとえば、図2の例示のフィンガ14に示されるような3つのジョイントを備えるフィンガ14、における制御問題は、単に、フィンガ14が命令された把持姿勢で物体130に接触するジョイント角度のセットを見つけることであるということができる。このジョイント角度のセットは、以下のように表すことができる。
Figure 0005580850
再度、添え字P、M、Dは、近位(proximal)、中間(medial)、遠位(distal)のジョイントを表し、θはこれらの具体的なジョイントの角度を表す。
[0034]図5を参照すると、上述の2D物体の交差曲線は、曲線70として示すことができる。境界線82は、物体、たとえば図1の物体30、図4の物体130、またはシリアルロボットにより把持される他の任意の物体、の外側表面の湾曲を示している。図1に示されるコントローラ12は、曲線70上の与えられたポイント(x,z)に対して、その曲線の正接、すなわちθ(x,z)を決定することができる。コントローラ12は、
θ(x,z)がθに等しく;
0≦x≦acosθ+Δdsinθ
0≦z≦asinθ+Δdcosθ
である場合、そのポイント(x,z)が近位リンク44との接触ポイントであることを決定する。
[0035] Δdはフィンガの厚さであり、近位リンク44と物体30との接触ポイントが上述のステップから分かった場合、ジョイント角度θは、その後、コントローラ12により容易に計算される。その後、コントローラ12は、中間リンク42の解法へと進むことができる。
θ(x,z)がθ+θに等しく;
0≦x−acosθ≦acos(θ+θ)+Δdsin(θ+θ);
0≦z−asinθ≦asin(θ+θ)+Δdcos(θ+θ);
である場合、ポイント(x,z)は、中間リンク42との接触ポイントである。
[0036]中間リンク42との接触ポイントが上述のステップから分かった場合、コントローラ12によりジョイント角度θが次に計算される。その後、コントローラ12は、遠位ジョイントの角度の解法へ進むことができる。
θ(x,z)がθ+θ+θに等しく;
0≦x−acosθ−acos(θ+θ)≦acos(θ+θ+θ)+Δdsin(θ+θ+θ);
0≦z−asinθ−asin(θ+θ)≦asin(θ+θ+θ)+Δdcos(θ+θ+θ);
である場合、ポイント(x,z)が遠位リンク40との接触ポイントである。
[0037]上述の式の複数のセットは、物体90が図5において内側境界線182により示されるような複雑な/不均一な湾曲を備える場合に解くことができる。この場合、複数の物体の交差曲線が存在することになる。つまり、図4に示されるように、各フィンガ14は、複数の平行な平面に分割することができる。与えられたフィンガ14との最適な接触ポイントは、不均一な表面湾曲を備える物体30は、多数の異なる方法で把持することができるので、上述したように変化することがある。
[0038]図6を参照すると、本方法100の例示的な実施形態を説明するフローチャートが示される。以下に説明されるステップを実行するのに必要なプロセス命令はメモリ90(図1参照)に記憶しておくことができ、コントローラ12の関連するハードウェアおよびソフトウェアにより実行することができ、所望の機能を提供する。
[0039]ステップ102から開始し、図1のコントローラ12は、命令される把持姿勢および入力情報のセットを受け取る(矢印25)。ステップ102は、たとえば、フィンガ14または他のシリアルロボットに用いられる全てのリンクの長さ、運動範囲、および配置などを記述する、運動学的な情報としての情報の第1のセットを受け取ることを含むことができる。情報の第2セットは、物体30の3D空間での位置、および、たとえば輪郭モデルなどの物体30の知られた表面湾曲を記述する情報を含むことができる。本方法100は、次にステップ104へ進む。
[0040]ステップ104において、図1のコントローラ12は、同時に、たとえば境界線182(図5参照)の複雑な湾曲に最適化に対処するために、各フィンガ14の平行面での接触ポイントおよびジョイント角度を、すなわち、代替接触ポイントとして、計算することができる。コントローラ12は、フィンガ14が命令された把持姿勢、すなわち入力情報(矢印25)を介して伝達された姿勢、を達成するのに必要な、フィンガ14と物体30の表面との間の接触ポイントのセットを計算する。これは、ステップ102の運動学により決定されるように、この面で可能な運動を用いて2Dの曲げ面内で計算される。本方法100は、接触ポイントのセットが計算されてメモリ90に記録された後、ステップ106に進む。
[0041]ステップ106において、図1のコントローラ12は、ステップ104からの各2D面の平行面上の接触ポイントのセットを用い、セグメントのペアの間の必要なジョイントを計算することができる。図3のX軸およびZ軸の向きは分かっているので、コントローラ12は、計算された接触ポイントの与えられた座標系のセグメント間の角度を容易に決定することができる。
[0042]ステップ108において、コントローラ12は、ジョイント角度の他のセットに対して、いずれのジョイント角度のセットが最適かを決定することができる。あるセットが最適であるとの決定の基準は、校正することができ、また、作業シーケンスにおいて実行される次のステップに対して最も効率的な運動を提供する接触というファクタ、最小のアクチュエータ力または運動範囲というファクタ、物体30の最も安定する把持とのファクタ等、を含むことができる。最適なセットが決定されると、本方法100はステップ110に進む。
[0043]ステップ110において、コントロール動作は、前のステップの実行を介して決定される必要とされるジョイント角度を用いて、フィンガ14の運動に関して、図1のコントローラ12により実行することができる。例として、ステップ110は、1つ以上のジョイントモータを駆動して1つ以上のテンドン(図示せず)に張力を付与し、フィンガ14を必要とされる位置に移動させ、計算された接触ポイントおよびジョイント角度を達成することを含むことができる。フィンガ14への必要な運動命令を計算して発行するのに別個のコントローラが用いられる場合、ステップ110は、必要な接触ポイントおよびジョイント角度が計算されたことを示す、追加のコントローラへの命令の通過、たとえばフラグまたはコード、を記録することを含むことができる。
[0044]本発明の実施形態が詳細に説明されたが、当業者は、添付の特許請求の範囲で示される本発明の範囲から逸脱することなく、本発明を実行する様々な代替設計および代替実施形態を認識するであろう。

Claims (7)

  1. システムであって、
    ジョイントにより相互接続されるリンクのペアを備えるシリアルロボットを有し、前記シリアルロボットは、命令された把持姿勢に応答して三次元(3D)物体を把持するように構成され、
    前記システムはさらに、前記シリアルロボットと電気的に連絡するコントローラを有し、
    前記コントローラは、入力情報のセットを受け取るように構成され、前記入力情報のセットは、命令される把持姿勢、前記シリアルロボットの運動学を記述する情報の第1セット、および前記シリアルロボットにより把持される前記物体の3D空間における位置を記述する情報の第2セットを含み、
    前記コントローラは、二次元(2D)面において、シリアルロボットが命令された把持姿勢を達成するのに必要な、前記シリアルロボットと、前記3D物体の表面との間の接触ポイントのセットを計算するように構成され、
    前記コントローラは、前記フィンガの平行面のセットの各々上での物体との代替接触ポイントのセットを計算するように構成され、
    前記コントローラは、前記接触ポイントのセット及び前記代替接触ポイントのセットを用いてリンクのペアの間の2D面における必要なジョイント角度を計算するように構成され、
    前記コントローラは、前記必要なジョイント角度を用いて、前記シリアルロボットの運動に関する制御動作を実行するように構成される、
    システム。
  2. 請求項1に記載のシステムであって、前記シリアルロボットは、複数のロボットフィンガを含み、前記ロボットフィンガの各々は、他のフィンガの各々に対して異なる面上で運動し、前記コントローラは、前記フィンガの各々の前記接触ポイントのセットを同時に計算するように構成される、システム。
  3. 請求項1に記載のシステムであって、前記コントローラは、命令された把持姿勢を2つの直交運動に分解するように構成され、前記2つの直交運動は、2D面における第1運動と、2D面に関して直交して向き決めされる第2運動とを含む、システム。
  4. 請求項3に記載のシステムであって、前記2D面は、ロボットフィンガの曲げ面である、システム。
  5. 請求項1に記載のシステムであって、前記シリアルロボットは、遠位リンク、中間リンク、および近位リンクを含み、前記コントローラは、前記遠位リンク、前記中間リンク、前記近位リンクに関して3つの必要なジョイント角度のセットを計算するように構成される、システム。
  6. 方法であって、
    コントローラを介して、入力情報のセットを受け取ることを含み、前記入力情報のセットは、シリアルロボットのための命令される把持姿勢と、前記シリアルロボットの運動学を記述する情報の第1セットと、前記シリアルロボットにより命令された把持姿勢で把持される3D物体の三次元(3D)空間における位置を記述する情報の第2セットと、を有し、
    前記方法は、前記シリアルロボットの運動を2つの直交する運動に分解することを含み、2つの直交する運動は、二次元(2D)面内の第1運動と、前記2D面の上に向き決めされる第2運動とを含み、
    前記方法は、前記シリアルロボットと、命令された把持姿勢を達成するのに前記シリアルロボットに必要とされる2D空間での3D物体の表面との間の接触ポイントのセットを計算することを含み、
    前記方法は、命令された把持姿勢を達成するために、前記フィンガの各々の平行面上での代替接触ポイントのセットを計算することを含み、
    前記方法は、前記接触ポイントのセット及び前記代替の接触ポイントのセットを用いて、前記シリアルロボットのリンクのペアの間の必要とされるジョイント角度を計算することを含み、
    前記方法は、前記必要とされるジョイント角度を用いて、前記シリアルロボットの運動に関して制御動作を実行することを含む、方法。
  7. 請求項に記載の方法であって、さらに、
    前記コントローラを介して、命令された把持姿勢を2つの直交する運動に分解することを含み、2つの直交する運動は、2D面内の第1運動と、前記2D面に対して直交するように向き決めされる第2運動とを含む、方法。
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