JP2019163169A - 情報通信技術を活用したコンテナ輸送方法およびシステム - Google Patents

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【課題】情報通信技術の活用により、ターミナル全体の処理能力向上を目指すもので、特に搬出入ゲートでの渋滞解消を目的としている。【解決手段】コンテナ搬出に際して、紐付けされたコンテナ情報、車両情報、PS(ポートセキュリティ)カード情報を港湾情報システムに事前登録しておき、ターミナルゲートにてPSカードの読み取りと合わせて紐付けされたコンテナ情報とターミナルオペレーションシステム(TOS)に予め入力されている貨物のコンテナ番号との照合を行い、照合の結果が有効であればターミナルゲートを通過させると同時に、ドライバーのコンテナターミナル(SOLAS区域)への入場許可を円滑に行えることを特徴とする。【選択図】図1

Description

本発明はコンテナ輸送方法およびシステムに係り、特に情報通信技術を活用したコンテナ輸送方法およびシステムに関する。
一般に、国際競争力強化を図る上で、コンテナターミナルやコンテナ輸送の機能向上を図ることは重要な課題となっている。特に、ターミナルゲート前での長時間の待機時間対策が喫緊の課題とされている。
従来、特許文献1に示されるように、運送車両がターミナルゲートに到着した際、ゲートチェックマンの目視によるコンテナ番号の確認とは別に、運送車両に搭載された無線端末由来の情報に基づいてコンテナ番号を取得する方法が提示されている。これにより、ターミナルゲートにおいてコンテナの多重チェックを可能とし、ヒューマンエラーのリスクを低減し、コンテナのトレーサビリティを確保している。そして、多重チェック体制を採ることにより、複数の荷役事業者は海貨業者の業務遂行能力や手順の違い等を許容し、ターミナル運営の高効率化を図ろうとしている。
また、従来はターミナルゲート前ではターミナルゲート手続き処理待ちのトレーラが長時間待機している点が陸運業者の運営効率性を大きく下げていた。そこで、到着時間毎に一定のターミナルゲート通過台数を予約枠として設定することで、陸運業者は搬出入予約日/時間枠を事前登録でき、登録した搬出入予約日/時間枠にターミナルゲート(もしくはターミナル外の特定地点)にたどり着いたトレーラのみは優先的にターミナルゲート手続きを行うこととし、これ以外のトレーラはターミナルゲート手続きを優先的に行わないことで、トレーラのターミナルゲート前への到着時間の平準化を図り、ターミナルゲート前の待機時間の解消や減縮を図ろうとしている。
また、国際航海船舶及び国際港湾施設の保安の確保等に関する法律の定めにより、制限区域に指定されている区域に入場する場合は、制限区域に人または車両が正当な理由なく立ち入ることを防止するため、本人確認その他の措置を講ずることとされている。トレーラがコンテナターミナルに入場する際には、この本人確認その他措置を講ずる出入管理情報システムの一部であるPS(Port Security)カードリーダへPS(Port Security)カードをかざすことにより本人確認その他措置を講ずることでゲート部での手続き効率化を図っている。
特許公報第6202284号
しかし、従来の方法では、ヒューマンエラーを未然に防ぎトレーサビリティを確保するという意味では有効であるが、ターミナルゲートにおいてコンテナ番号の目視確認と無線端末によるコンテナ番号の取得とを、同時に比較する方法では、ターミナルゲート前での根本的なトレーラの渋滞対策にはなりえないものであった。
本発明は、上記従来の問題点に着目し、情報通信技術の活用により、コンテナターミナル全体の処理能力向及びトレーラのターミナルゲート到着時間の平準化を目指すもので、特にターミナルゲート前での渋滞解消を目的としている。
上記目的を達成するため、本発明は、コンテナ番号を含む貨物情報、車両ナンバーを含む車両情報、PS(Port Security)カード情報、および搬出入予約日/時間枠を事前登録した車両については、ターミナルゲート(もしくはターミナル外の特定地点)において、事前登録データと実際の登録データとの照合作業を簡素かつ迅速に行い、かつターミナルゲートまでの予約専用(または予約優先)レーン46を通過する等の優先的なターミナルゲート手続きをできるようにして、輸送効率化を図ろうとするものである。
より具体的には、本発明に係る情報通信技術を活用したコンテナ輸送方法は、コンテナ搬出入に際して、紐付けされたコンテナ情報、車両情報、PS(Port Security)カード情報を港湾情報システムに事前登録しておき、ターミナルゲートにてPSカードの読み取りと合わせて紐付けされたコンテナ情報とターミナルオペレーションシステム(TOS)に予め入力されている貨物のコンテナ番号、事前登録された搬出入予約日/時間枠と実際のターミナルゲート到着時間との入場可否の判断に資する照合を行い、照合の結果として情報が合致していることを1つの条件として、コンテナ搬出入車両へ前記ターミナルゲートの通過許可を出すことを特徴とする。
また、本発明に係る情報通信技術を活用したコンテナ輸送システムは、コンテナ搬出入に際して、紐付けされたコンテナ情報、車両情報、PS(Port Security)カード情報、搬出入予約日/時間枠を事前登録する港湾情報システムと、コンテナ情報が格納される前記港湾情報システムとネットで接続されるターミナルオペレーションシステム(TOS)と、前記ターミナルゲートにてPSカードの読み取りと合わせて紐付けされたコンテナ情報とターミナルオペレーションシステム(TOS)に予め入力されている貨物のコンテナ番号、事前登録された搬出入予約日/時間枠と実際のゲート到着時間との照合をなす判定部と、を備えたことを特徴とする。
また、国際航海船舶及び国際港湾施設の保安の確保等に関する法律が定める本人確認その他措置を講ずる出入管理情報システムの一部であるPS(Port Security)カードリーダへPS(Port Security)カードをかざすことにより、制限区域に指定されている区域(コンテナターミナル)への陸運ドライバーの本人確認その他措置の一部又は全てを行うことで円滑に入場可否を判断し、入場可能と判断された場合は陸運ドライバーへ前記ターミナルゲートの通過許可を出すことで、前記の港湾情報システムに登録されたコンテナ情報とターミナルオペレーションシステム(TOS)に予め入力されている貨物のコンテナ番号との電子的な情報の照合を1つの条件としたコンテナ搬出入車両へ前記ターミナルゲートの通過許可と同時にターミナルゲートにおける一括手続きを可能とすることを特徴とする。
この発明によれば、コンテナ番号を含む貨物情報、車両ナンバーを含む車両情報、およびPSカード情報を事前登録しておき、事前登録した車両については、PSカードを読み取ることにより、事前登録データと実際の登録データとの照合作業を簡素かつ迅速に行えるようにして、ターミナルゲート前の待機時間の解消や減縮を図ることができる。
また、搬出入予約日/時間枠を港湾情報システムに事前登録することで、搬出入予約日/時間枠にゲート前に到着したトレーラは優先的にターミナルゲート手続きを行える。この搬出入予約日/時間枠の予約制度が普及することで、コンテナターミナルに到着するトレーラの到着時間が平準化することにより、トレーラ全体のターミナルゲート前の平均待機時間が減少し、ターミナルゲート間の待機時間の解消や減縮を図ることができる。
また、PS(Port Security)カードリーダへPS(Port Security)カードをかざすことにより、制限区域に指定されている区域(コンテナターミナル)への入場の可否の判断に資する電子的な情報の照合を円滑に行うことと、当該港湾情報システムに登録されたコンテナ情報とターミナルオペレーションシステム(TOS)に予め入力されている貨物のコンテナ番号との電子的な照合を一括で可能にすることで、搬出入車両のターミナルゲートの通過許可と陸運ドライバーのターミナルゲートの通過許可を一括で行いターミナルゲートでの手続きの短縮を図り、ターミナルゲート前の待機時間の解消や縮減を図ることができる。
本発明に係る情報通信技術を活用したコンテナ輸送システムの全体概要図である。 事前登録データである。 PSカードの正面図である。
以下に、本発明に係る情報通信技術を活用したコンテナ輸送方法およびコンテナ輸送システムの具体的実施例につき、図面を参照して、詳細に説明する。なお、以下の実施例は1例に過ぎないものである。
実施例に係る情報通信技術を活用したコンテナ輸送システムは、リアルタイム情報の共有・活用によりセキュリティを確保しつつ、ターミナルゲート処理の効率化を図ろうとするものである。
この実施例は実入り貨物のコンテナターミナルからの搬出する場合に適用した例である。コンテナ貨物は、通常、船舶により搬送されてくるが、この情報は、図1に示すように、船社10を通じてコンテナターミナル12を管理しているターミナルオペレーションシステム(TOS)14に入ってくる。TOS14はコンテナターミナル12の全体の情報管理を行うところで、この一角に貨物情報16が入力される。この入力と同時に、船社10を通じて貨物到着案内18が海貨業者20や荷主22に伝達される。
また、貨物情報16を取得したTOS14は、TOS14とは別途に設けられた港湾情報システム24にネットにより接続され、一部の情報を共有している。この港湾情報システム24はクラウドサーバでありデータ蓄積をなしている。この港湾情報システム24には海貨業者20や荷主22が随時接続して、登録されている情報を取得可能となっている。
一方、実入り貨物到着案内18が海貨業者20から到着した場合、陸運配車を担当する陸運26は、事前登録情報27を作成する。事前登録情報27は、準備作業として会社名、所在地、運転手名、PSカードID、車両ヘッド番号、ETC車載器番号などである。このような準備作業が終了したなら、前記貨物到着案内18に応じて、輸送する貨物の情報を登録する。これは搬出入日が確定した段階で登録するもので、搬出入予約日/時間枠、コンテナ番号、実入り/空(この実施例の場合、実入りを選択)、搬入/搬出(この実施例では搬出を選択)を記録する。そして、事前登録したコンテナが搬出可能であるかを確認する。これはTOS14に入力されているデータを港湾情報システム24によって照合させ(貨物情報のマッチングではTOS上で実施)、当該港湾情報システム24から確認することが出来る。そして、最終的に運転手、車両が確定した段階で、運転手名、車両ヘッド番号が入力されて終了する。この実例を図2に示す。そして、この事前登録情報27は港湾情報システム24に入力されているシートに書き込み、保存される。
このように事前登録情報27には、搬出入予約日/時間枠を含むコンテナ情報28とともに、使用車両のナンバー、ETC車載器管理番号等を含む車両情報30が作成される。同時に、その車両を運転する運転者を特定し、PSカード情報32を作成させる。このPSカード情報32には、図3に示されるように、氏名、所属企業、写真などが別途作成されたポートセキュリティデータから読み取り可能なPSカードID番号が記載される。コンテナ情報28,車両情報30,PSカード情報32は前述したように港湾情報システム24に事前登録される。
この状態から、陸運26では、搬出入予約日/時間枠に到達したら、運送に携わる事前に登録されている車両36を選択し、該当するPSカード情報32を持つ運転手が選ばれる。そしてコンテナターミナル貨物の搬出指示が行われる。
ところで、コンテナターミナル12に至る道路上には車両識別装置(ETC路側機)38が設けられている。この車両識別装置38は、車両36に搭載されたETC車載器管理番号から車両番号を調べ、どの位置にある車両識別装置38を通過したかを港湾情報システム24に送るようにしている。これにより、事前登録された車両36であることが明らかになる。
車両識別装置38で得られた車両36のETC車載器管理番号は直ちに港湾情報システム24に送られるが、車両識別装置38は港湾情報システム24から更にTOS14に自動送信し、事前登録情報よりコンテナ番号を調べ、事前に荷繰りするようにしている。車両識別装置38はコンテナターミナル12のゲートと離れた距離に設定され、ゲート到達時間(あるいは荷繰り箇所までの到達時間)までに荷繰りを完了するように設定されている。荷繰りする時間は、ニューラルネットワークを用いたディープラーニングの手法による解析によって行う。また、車両36が車両識別装置38を通過した時間からゲート到達時間も同様に、ニューラルネットワークを用いたディープラーニングの手法による解析によって行えばよい。
繰り返しになるが、搬送すべきコンテナ番号、ETC車載器番号、搬出入予約日/時間枠を含むコンテナ情報28,車両情報30,PSカード情報32を事前に港湾情報システム24に登録しておく。そして、登録された内容と一致するコンテナ車両36を車両識別装置38で検知することにより、走行場所の位置が判明する。
なお、上記車両識別装置38は、コンテナターミナル12に車両36が近接しつつある情報をTOS14に知らせるものであるが、これは以下に示すように、各種の対応が考えられる。第1にスマートフォンなどの端末のGPS機能を活用する方法が考えられる。端末のGPS機能を活用し、車両36の位置情報をコンテナターミナル12側、陸運業者側でリアルタイムに把握しようとするものである。これらの費用は安価かつ汎用的な端末を使用することができるため、導入が比較的容易である。また陸運26など業者側でも位置情報が分かるため、配車効率化の効果も期待できる。
第2は、通信機能付きのドライブレコーダーを用いる方法である。トライブレコーダーのGPS機能を活用し、車両36の位置情報をコンテナターミナル12側、陸運26などの事業者側でリアルタイムに把握することができる。急加速や急減速といった車両36の挙動データを取得することができ、陸運26側でも位置情報が分かるため、配車効率化の効果も期待できる。
さらに、第3にはSigfox(低価格・省電力・長距離伝送が特徴のSigfoxはIoTネットワークである。)などのLPWA(LPWA(LowPower Wide Area) またはLPWANとはなるべく消費電力を抑えて遠距離通信を実現する通信方式で、IoTの構成要素の1つとして注目されている。)を用いた方法である。IoT向け無線ネットワークを利用し、専用端末が定期的に発信する車両36の位置情報を、コンテナターミナル12側、陸運26などの事業者側で定期的に把握しようとするものである。このシステムを使用すると、登録者が多い場合には、データ通信費が安価になり、陸運側でも位置情報が分かるため、配車効率化の効果も期待することができる。
これらを用いて車両36の位置をコンテナターミナル12に至る道路で測定することにより、ターミナルゲート40に到着する時間が判明する。また、コンテナヤード内での荷繰り作業に適用することができる。
さらに、第4にはOCR(Optical Character Reader)を活用した車両番号識別カメラを用いる方式である。コンテナターミナル12に至る道路に車両番号識別カメラを設置し、道路を通過する車両36の車両情報30を識別することで、車両36の位置情報をコンテナターミナル12側、陸運業者側に共有しようとするものである。この手法の特徴としては、安価な車両識別カメラを設置する以外の初期投資は無く、陸運26への負担も無く車両の到達時間をコンテナターミナル12側に共有できる点にある。
これが入力情報として、港湾情報システム24からTOS14に入力されており、予め図2で示される登録情報から、入力されている貨物のコンテナ番号を含むコンテナ情報28と前記事前に入力されている搬送すべきコンテナ番号を含む貨物情報16が判別装置52により行われ、照合の結果が一致すれば、コンテナターミナル12内でのコンテナ位置から到着時間までにヤードクレーン54を用いた荷繰り作業を行うことができるのである。
また、前記港湾情報システム24に登録した搬出入予約日/時間枠にターミナルゲート40(あるいはコンテナターミナル12外の特定地点)に到着が見込まれる車両36はターミナルゲート40まで、予約専用(または予約優先)レーン46を通過する等、優先的にターミナルゲート手続きを行うことができる。なお、陸運ドライバー56はターミナルゲート40に設けたPSカードリーダ(あるいはコンテナターミナル12外の特定地点に設けたPSカードリーダ)にPSカード50をかざし、前記港湾情報システム24に登録された搬出入予約日/時間枠と、前記陸運ドライバー56はターミナルゲート40に設けたPSカードリーダ48(あるいはコンテナターミナル12外の特定地点に設けたPSカードリーダ)にPSカード50をかざした時間を電子的に照合し、照合の結果として情報が合致していることを1つの条件として、コンテナ搬出入車両は前記ターミナルゲートの通過を許可され、該当車両は優先的にターミナルゲート手続きを行うことを事後承認(あるいは事前承認)される。照合の結果として情報が合致してなければ車両36はターミナルゲート40までの予約専用(または予約優先)レーン46を通過する等の優先的なターミナルゲート手続きを認められず、前記港湾情報システム24に登録していない車両と同様にターミナルゲート手続きを行うことになる。
また、陸運ドライバー56はターミナルゲート40に設けたPSカードリーダ48にPSカード50をかざし、ヤード内行先指示書を受け取る。PSカードリーダ48を通じて入力されたPSカードIDから、事前登録されたPSカード情報32とコンテナ情報28が紐付され、管理しているTOS14がPSカード情報32との比較をなし、同時に船社10から入力されている貨物情報16との照合が行われる。このデータ処理により、搬出すべきコンテナの搬出先の受取場所の指示が為されるのである。
このように本実施例では、搬送すべきコンテナ番号、ETC車載器番号、搬出入予約日/時間枠を含むコンテナ情報28,車両情報30,PSカード情報32が、事前に港湾情報システム24に登録される。そして、登録された内容と一致するコンテナ車両36を車両識別装置38により検知することにより、走行場所の位置が判明する。
その後に、PSカード50の読み取りと合わせて港湾情報システム24に予め入力されている搬出入予約日/時間枠を含むコンテナ情報28と前記TOS14に事前に入力されている搬送すべきコンテナ番号を含む貨物情報16との電子的な情報の照合を行い、照合の結果として情報が合致していればターミナルゲート40の車両36の通過可否判断が円滑に行えるのである。
また、同時に、出入管理情報システム58の一部であるPSカードリーダ48へPSカード50をかざすことにより、制限区域に指定されている区域(コンテナターミナル)への入場の可否の判断に資する陸運ドライバー56の本人確認その他の措置を講じ、入場可能と判断された場合はターミナルゲート40の陸運ドライバー56の通過可否判断が円滑に行えるのである。
10………船社、12………コンテナターミナル、14………ターミナルオペレーションシステム(TOS)、16………貨物情報、18………貨物到着案内、20………海貨業者、22………荷主、24………港湾情報システム、26………陸運、27………事前登録情報、28………コンテナ情報、30………車両情報、32………PSカード情報、36………車両、38………車両識別装置、40………ターミナルゲート、42………一般車両通過ゲート、44………優先ゲート、46………予約専用(または予約優先)レーン、48………PSカードリーダ、50………PSカード、52………判別装置、54………ヤードクレーン、56……陸運ドライバー、58……出入管理情報システム。

Claims (4)

  1. コンテナ搬出入に際して、紐付けされたコンテナ情報、車両情報、PS(Port Security)カード情報を港湾情報システムに事前登録しておき、
    ターミナルゲートに設置されたPSカードリーダにてPSカードの読み取りと合わせて紐付けされたコンテナ情報とターミナルオペレーションシステム(TOS)に予め入力されている貨物のコンテナ番号との照合を行い、
    照合の結果として情報が合致していることを1つの条件として、コンテナ搬出入車両へ前記ターミナルゲートの通過許可を出すことを特徴とする情報通信技術を活用したコンテナ輸送方法。
  2. コンテナ搬出入に際して、搬出入予約日/時間枠を港湾情報システムに事前登録しておき、
    ターミナルゲート(あるいはコンテナターミナル外の特定地点)に設置されたPS(Port Security)カードリーダにてPS(Port Security)カードの読み取りと合わせて港湾情報システムに登録された搬出入予約日/時間枠とPSカードの読み取り時間の照合を行い、
    照合の結果として情報が合致していることを1つの条件として、コンテナ搬出入車両へ前記ターミナルゲートの通過許可を出し、
    該当車両は優先的にターミナルゲート手続きを行うことを事後承認(あるいは事前承認)できることを特徴とする情報通信技術を活用したコンテナ輸送方法。
  3. 国際航海船舶及び国際港湾施設の保安の確保等に関する法律が定める本人確認その他措置を講ずる出入管理情報システムの一部であるPS(Port Security)カードリーダへPS(Port Security)カードをかざすことにより、
    制限区域に指定されている区域(コンテナターミナル)への陸運ドライバーの本人確認その他措置の一部又は全てを行うことで円滑に入場可否を判断し、
    入場可能と判断された場合は陸運ドライバーへ前記ターミナルゲートの通過許可を出すことで、
    前記請求項1記載のコンテナ搬出入車両への前記ターミナルゲート通過許可と同時にターミナルゲートにおける一括手続きを可能とすることを特徴とする情報通信技術を活用したコンテナ輸送方法。
  4. コンテナ搬出入に際して、紐付けされた搬出入予約日/時間枠を含むコンテナ情報、車両情報、PS(Port Security)カード情報を事前登録する港湾情報システムと、
    前記コンテナ情報が格納される前記港湾情報システムとネットで接続されるターミナルオペレーションシステム(TOS)と、
    ターミナルゲートにてPSカードの読み取りと合わせて紐付けされたコンテナ情報とターミナルオペレーションシステム(TOS)に予め入力されている貨物のコンテナ番号との照合をなす判定部と、
    を備えたことを特徴とする情報通信技術を活用したコンテナ輸送システム。


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