JP2019161943A - モータ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】モータ部と支持部材との間での騒音の発生を抑制又は防止するモータ装置を提供する。【解決手段】モータ装置100は、モータ部1と、モータ部を支持する支持部材2と、を備える。支持部材は、貫通孔21aが設けられるモータ支持部と、モータ装置以外の部材に固定される固定部と、モータ支持部を固定部に接続する接続部と、を有する。貫通孔は、モータ部の回転軸と平行な軸方向に向かって開口する。貫通孔には、モータ部が軸方向に挿通される。貫通孔の径方向内端部の少なくとも一部は、接着剤3の一部を介してモータ部と接する。貫通孔の径方向内端部には、径方向外方に凹み且つ少なくとも接着剤の他の一部が充填される単数又は複数の凹部210が設けられる。【選択図】図1

Description

本発明は、モータ装置に関する。
従来、携帯機器に搭載される振動発生装置として、振動モータが知られている。たとえば、特許文献1は、携帯通信機器などに使用される振動モータを開示している。この振動モータでは、モータの回転軸が支持部材の貫通孔に挿通され、回転軸に偏心錘が装着されている。振動モータは、偏心錘とモータとの間に装着された支持部材によって、印刷基板上で支持されている。
特開2012−070592号公報
しかしながら、特許文献1では、振動モータの軸方向一方端部が支持部材で支持されている。つまり、振動モータが片持ち状態で印刷基板に装着されている。そのため、貫通孔において、モータと支持部材との間でモータの振動によるノイズが発生する。このノイズは、特に、振動モータの印刷基板に固着された支持部材の脚部から離れるほど、大きくなる。
本発明は、モータ部と支持部材との間での騒音の発生を抑制又は防止することを目的とする。
本発明の例示的なモータ装置は、モータ部と、前記モータ部を支持する支持部材と、を備える。前記支持部材は、貫通孔が設けられるモータ支持部と、前記モータ装置以外の部材に固定される固定部と、前記モータ支持部を前記固定部に接続する接続部と、を有する。前記貫通孔は、前記モータ部の回転軸と平行な軸方向に向かって開口する。前記貫通孔には、前記モータ部が軸方向に挿通される。前記貫通孔の径方向内端部の少なくとも一部は、接着剤の一部を介して前記モータ部と接する。前記貫通孔の径方向内端部には、径方向外方に凹み且つ少なくとも前記接着剤の他の一部が充填される単数又は複数の凹部が設けられる。
本発明の例示的なモータ装置によれば、モータ部と支持部材との間での騒音の発生を抑制又は防止することができる。
図1は、基板に実装されるモータ装置の構成例を示す斜視図である。 図2は、支持部材の構成例を示す斜視図である。 図3Aは、支持部材の変形例を示す斜視図である。 図3Bは、支持部材の他の変形例を示す斜視図である。 図4は、モータ装置の第1変形例を示す斜視図である。 図5は、モータ装置の第2変形例を示す斜視図である。
以下に図面を参照して本発明の例示的な実施形態を説明する。
なお、本明細書では、モータ装置100において、後述するシャフト12の回転軸RAと平行な方向を「軸方向」と呼ぶ。後述する支持部材2から後述する偏心錘13への軸方向に沿う向きを「軸方向一方Ad1」と呼び、偏心錘13から支持部材2への軸方向に沿う向きを「軸方向他方Ad2」と呼ぶ。各々の構成要素において、軸方向一方Ad1における端部を「軸方向一方端部」と呼び、軸方向一方端部の軸方向位置を「軸方向一方端」と呼ぶ。また、軸方向他方Ad2における端部を「軸方向他方端部」と呼び、軸方向他方端部の軸方向位置を「軸方向他方端」と呼ぶ。また、各々の構成要素の表面において、軸方向一方Ad1を向く面を「軸方向一方端面」と呼び、軸方向他方Ad2を向く面を「軸方向他方端面」と呼ぶ。
さらに、回転軸RAに直交する方向を「径方向」と呼び、回転軸RAを中心とするシャフト12の回転方向を「周方向」と呼ぶことがある。径方向に沿って回転軸RAに向かう向きを「径方向内方」と呼び、径方向に沿って回転軸RAから離れる向きを「径方向外方」と呼ぶ。各々の構成要素において、径方向内方における端部を「径方向内端部」と呼び、径方向外方における端部を「径方向外端部」と呼ぶ。また、各々の構成要素の側面において、径方向内方を向く側面を「径方向内側面」と呼び、径方向外方を向く側面を「径方向外側面」と呼ぶ。
なお、以上に説明した方向、端部、及び面などの呼称は、実際の機器に組み込まれた場合での位置関係及び方向などを示すものではない。
<1.実施形態>
<1−1.モータ装置>
図1は、基板200に実装されるモータ装置100の構成例を示す斜視図である。なお、図1では、モータ装置100が、基板200に設けられた基板開口200aの内側に設けられ、該基板200に固定されている。図1に示すように、モータ装置100は、モータ部1と、支持部材2と、接着剤3と、を備える。
<1−1−1.モータ部>
モータ部1は、本実施形態では偏心モータである。安価な偏心モータをモータ部1に採用することにより、モータ装置100のコストを低減できる。モータ部1は、図1に示すように、ケーシング11と、シャフト12と、偏心錘13と、を有する。
ケーシング11は、モータ部1のロータ及びステータ(図示省略)とシャフト12の軸方向他方端部とを収容する。モータ部1の軸方向一方端部では、シャフト12の軸方向一方端部とブラケット111とが、ケーシング11から軸方向一方に突出している。なお、ブラケット111は、ケーシング11の一部であり、回転軸RAを中心とする円柱形状である。
シャフト12は、円柱形状の部材であり、モータ部1の駆動により回転軸RAを中心にして回転可能である。シャフト12は、本実施形態では前述の如くケーシング11の軸方向一方端部から軸方向一方に突出しているが、この例示に限定されず、ケーシング11の軸方向の両端部から軸方向一方及び軸方向他方にそれぞれ突出してもよい。つまり、シャフト12は、軸方向の少なくとも一方においてケーシング11から突出していればよい。
偏心錘13は、ケーシング11の外部においてシャフト12の軸方向一方端部に固定され、シャフト12とともに周方向に回転可能である。偏心錘13は、本実施形態では、軸方向から見た平面形状が半円状であり且つ軸方向に延びる柱形状である。偏心錘13の径方向における重心は、回転軸RAから径方向外方にずれた位置にある。そのため、偏心錘13が回転軸RAを中心に回転することにより、径方向の振動がモータ部1に発生する。
<1−1−2.支持部材>
図2は、支持部材2の構成例を示す斜視図である。支持部材2は、モータ部1を支持する。支持部材2は、モータ支持部21と、固定部22と、接続部23と、を有する。なお、モータ支持部21の構成は、後に説明する。
固定部22は、モータ装置100以外の部材に固定される。本実施形態では、固定部22は、基板開口200aの周縁部において、基板200に固定されている。なお、固定部22の数は、本実施形態では2個であるが、この例示に限定されず、単数、又は3以上の複数であってもよい。
接続部23は、モータ支持部21を固定部22に接続する。接続部23は、本実施形態では、軸方向から見た平面形状が円弧形状であり且つ軸方向に延びており、たとえば軸方向を含む平面で軸方向に延びる円筒を分割した形状を有する。接続部23の径方向内方には、モータ部1のうちの基板200の表面よりも該表面の法線方向に突出した部分が収容されている。接続部23の径方向内側面は、モータ部1の径方向外側面と対向している。
接続部23の軸方向一方端部は、接続部分2aが一部の周方向位置に集中する片持ち状態でモータ支持部21と接続されている。モータ支持部21は、接続部23に対して折り曲げられており、本実施形態では接続部23に対して直角に折り曲げられている。また、接続部23の周方向における両端部は、固定部22と接続されている。そのため、接続部23を介して、固定部22は、モータ支持部21を基板200に固定している。
接続部23の軸方向中央且つ周方向中央には、径方向内方に凹む窪み23aが設けられている。窪み23aは、溶接跡である。窪み23aの径方向内端部において、接続部23が、モータ部1に溶接されている。より具体的には、窪み23aの径方向内端部は、モータ部1の径方向外側面に溶接されて固定されている。
<1−2.モータ支持部>
次に、モータ支持部21の構成を説明する。モータ支持部21は、モータ部1を支持し、特にモータ部1の軸方向一方端部を支持する。モータ支持部21は、軸方向と交わる板状であり、本実施形態では軸方向と垂直に広がっている。モータ支持部21には、貫通孔21aが設けられる。貫通孔21aは、モータ部1の回転軸RAと平行な軸方向に向かって開口する。貫通孔21aには、モータ部1が軸方向に挿通される。つまり、シャフト12及びブラケット111が、貫通孔21aに挿通される。
たとえば、貫通孔21aの径方向内側面には、挿通前に、接着剤が塗布される。或いは、挿通後に、接着剤が、貫通孔21aとブラケット111との間に充填されてもよい。そのため、貫通孔21aの径方向内端部の少なくとも一部は、接着剤3の一部を介して、モータ部1と接している。なお、ここでの「接着剤3の一部」は、貫通孔21aの径方向内側面のうちの後述する凹部210が設けられていない部分と、モータ部1(のブラケット111)の径方向外側面との間に充填された接着剤3である。本実施形態では、貫通孔21aの径方向内端部の少なくとも一部は、ブラケット111の径方向外端部と接している。言い換えると、接着剤3により、貫通孔21aの径方向内端部の少なくとも一部は、モータ部1のブラケット111の径方向外端部に接着されている。
さらに、貫通孔21aの径方向内端部には、径方向外方に凹む凹部210が設けられる。凹部210の数は、図2では2個であるが、単数、又は3以上の複数であってもよい。凹部210には、接着剤3の他の一部が充填される。なお、ここでの「接着剤3の他の一部」は、凹部210の内部に充填された接着剤3である。
上記の構成によれば、凹部210に充填される接着剤3によって、支持部材2のモータ支持部21に対するモータ部1の固定強度を向上できる。たとえば、貫通孔21aの径方向内端部とモータ部1との間での接着剤3の充填が不足している場合、或いは、貫通孔21aの径方向内端部が直接にモータ部1と対向又は接している場合などでは、モータ部1がモータ支持部21に十分には固定されないことがある。これらの場合、モータ部1の振動に起因して、モータ部1とモータ支持部21との間で騒音が発生する。対して、上記の構成では、モータ部1の固定強度を向上することにより、モータ部1と支持部材2との間での騒音の発生を抑制又は防止することができる。
<1−2−1.凹部>
貫通孔21aの径方向内端部において、凹部210の少なくとも一部は、好ましくは、周方向において等間隔に複数設けられる。周方向に凹部210を等配することにより、モータ部1の固定強度の向上によってモータ部1と支持部材2との間での騒音の発生を抑制又は防止する上述の効果を周方向において、より偏りなく得ることができる。なお、本実施形態では、2個の凹部210が等配されている。但し、この例示に限定されず、凹部210は、不均等な間隔で設けられてもよい。
本実施形態では図2に示すように、凹部210は、2個の第1凹部211を含む。第1凹部211は、図2において破線で示す平面Pに対して面対称となる周方向位置にそれぞれ配置されている。なお、平面Pは、モータ部1の回転軸RAを含み、接続部23の周方向中央を通る。第1凹部211をこのように配置することにより、軸方向から見て、平面Pの両側でのモータ部1の固定強度の偏りが少なくなる。従って、モータ部1の振動に伴って回転軸RAが、該回転軸RA及び平面Pと垂直な方向にぶれ難くなる。よって、平面Pの両側において、モータ部1の振動に起因する騒音の発生を抑制できる。
<1−2−2.凹部の変形例>
或いは、凹部210は、図3Aに示すように、第2凹部212を含んでいてもよい。図3Aは、支持部材2の変形例を示す斜視図である。図3Aでは、凹部210は、1個の第2凹部212を含んでいる。第2凹部212は、接続部23と回転軸RAを挟んで対向する周方向位置に設けられる。より具体的には、第2凹部212は、モータ支持部21及び接続部23間の接続部分2aと回転軸RAを挟んで対向する周方向位置に設けられる。
若しくは、凹部210は、図3Bに示すように、第1凹部211及び第2凹部212の両方を含んでいてもよい。図3Bは、支持部材2の他の変形例を示す斜視図である。図3Bでは、凹部210は、2個の第1凹部211と、1個の第2凹部212と、を含んでいる。
図3A及び図3Bでは、凹部210は、接続部23と回転軸RAを挟んで対向する周方向位置に設けられる第2凹部212を含む。第2凹部212を設けることにより、接続部23と回転軸RAを挟んで対向する周方向位置におけるモータ部1の固定強度が向上する。たとえば図2〜図3Bのように接続部分2aが一部の周方向位置に集中する片持ち状態でモータ支持部21を固定部22に接続する場合、該接続部23と回転軸RAを挟んで対向する他の周方向位置において、モータ部1が振動する際のモータ支持部21に対するモータ部1の相対的な軸方向変位は最も大きくなる。このような場合でも、軸方向変位が最も大きくなる周方向位置に設けられた第2凹部212内の接着剤3によって十分に、モータ部1はモータ支持部21に保持される。従って、モータ部1の振動に起因する騒音の発生をさらに低減できる。
<1−3.モータ装置の変形例>
次に、モータ装置100の変形例について説明する。以下では、上述の実施形態と異なる構成について説明する。また、同様の構成要素には同じ符号を付し、その説明を省略することがある。
<1−3−1.第1変形例>
図4は、モータ装置100の第1変形例を示す斜視図である。モータ装置100は、図4に示すように、モータ部1、支持部材2、及び接着剤3に加えて、緩衝部材4をさらに備える。緩衝部材4は、接着剤3以外の部材であり、モータ部1の振動を緩和する。緩衝部材4には、たとえば、ゴム製、樹脂製の弾性材料、多孔質材料が用いられる。
緩衝部材4は、モータ部1と貫通孔21aの径方向内端部との間に設けられる。緩衝部材4を設けることにより、モータ部1の振動が、緩和されるため、モータ支持部21に伝達され難くなる。従って、モータ部1と支持部材2との間での騒音の発生を低減できる。
第1変形例において、緩衝部材4は、凹部210に収容される。なお、図4では、モータ部1と貫通孔21aの径方向内端部との間に設けられる全ての緩衝部材4が凹部210に収容されている。但し、この例示に限定されず、一部の緩衝部材4が凹部210に収容されていてもよい。つまり、緩衝部材4の少なくとも一部が、凹部210に収容されていればよい。
この構成によれば、モータ部1と貫通孔21aの凹部210以外の径方向内端部との間に設ける緩衝部材4を少なくしても、或いは、両者間に緩衝部材4を設けなくしても、凹部210内の緩衝部材4でモータ部1の振動を緩和できる。また、たとえば、凹部210に緩衝部材4を収容した状態でモータ部1をモータ支持部21の貫通孔21aに挿入することにより、モータ部1と貫通孔21aの径方向内端部との間に緩衝部材4を設けることができる。従って、モータ装置100の組み立てがし易くなる。
なお、緩衝部材4の残りの一部は、モータ部1と貫通孔21aの凹部210以外の径方向内端部との間に設けられてもよい。この構成によれば、後述する第2の変形例と同様の効果をさらに得ることができる。
<1−3−2.第2変形例>
図5は、モータ装置100の第2変形例を示す斜視図である。第2変形例では、緩衝部材4の少なくとも一部が、モータ部1と貫通孔21aの凹部210以外の径方向内端部との間に設けられる。つまり、緩衝部材4は、モータ部1(のブラケット111)の径方向外側面と、貫通孔21aの径方向内側面のうちの凹部210が設けられていない部分との間に設けられる。
この構成によれば、モータ部1とモータ支持部21との間隔がより狭い箇所に緩衝部材4を配置できる。そのため、モータ部1の振動が、効率よく緩衝部材4で緩和されるので、さらにモータ支持部21に伝達され難くなる。従って、モータ部1と支持部材2との間での騒音の発生を効率よく低減できる。
<1−4.まとめ>
以上に説明した実施形態及びその変形例によれば、モータ装置100は、モータ部1と、モータ部1を支持する支持部材2と、を備える。支持部材2は、貫通孔21aが設けられるモータ支持部21と、モータ装置100以外の部材に固定される固定部22と、モータ支持部21を固定部22に接続する接続部23と、を有する。貫通孔21aは、モータ部1の回転軸RAと平行な軸方向に向かって開口する。貫通孔21aには、モータ部1が軸方向に挿通される。貫通孔21aの径方向内端部の少なくとも一部は、接着剤3の一部を介してモータ部1と接する。貫通孔21aの径方向内端部には、径方向外方に凹み且つ少なくとも接着剤3の他の一部が充填される単数又は複数の凹部210が設けられる。
この構成によれば、凹部210に充填される接着剤3によって、支持部材2のモータ支持部21に対するモータ部1の固定強度を向上できる。たとえば、貫通孔21aの径方向内端部とモータ部1との間での接着剤3の充填が不足している場合、或いは、貫通孔21aの径方向内端部が直接にモータ部1と対向又は接している場合などでは、モータ部1がモータ支持部21に十分には固定されず、モータ部1の振動に起因してモータ部1とモータ支持部21との間で騒音が発生することがある。対して、上記の構成では、モータ部1の固定強度を向上することにより、モータ部1と支持部材2との間での騒音の発生を抑制又は防止することができる。
<2.その他>
以上、本発明の実施形態について説明した。なお、本発明の範囲は上述の実施形態に限定されない。本発明は、発明の主旨を逸脱しない範囲で種々の変更を加えて実施することができる。また、上述の実施形態で説明した事項は、矛盾を生じない範囲で適宜任意に組み合わせることができる。
たとえば、上述の実施形態及びその変形例では、モータ部1には偏心モータを用いたが、この例示には限定されず、他の振動モータが採用されてもよい。たとえば、モータ部1は、1方向の振動を発生するリニア振動モータであってもよい。或いは、モータ部1は、振動モータでなくてもよく、比較的、駆動時に大きな振動を発生するモータであってもよい。
本発明は、所定の部材にモータ部が固定されるモータ装置に有効である。
100・・・モータ装置、200・・・基板、200a・・・基板開口、1・・・モータ部、11・・・ケーシング、111・・・ブラケット、12・・・シャフト、13・・・偏心錘、2・・・支持部材、2a・・・接続部分、21・・・モータ支持部、21a・・・貫通孔、210・・・凹部、211・・・第1凹部、212・・・第2凹部、22・・・固定部、23・・・接続部、23a・・・窪み、3・・・接着剤、4・・・緩衝部材、RA・・・回転軸、Ad・・・軸方向、P・・・平面、Ad1・・・軸方向一方、Ad2・・・軸方向他方

Claims (8)

  1. モータ部と、前記モータ部を支持する支持部材と、を備えるモータ装置であって、
    前記支持部材は、
    貫通孔が設けられるモータ支持部と、
    前記モータ装置以外の部材に固定される固定部と、
    前記モータ支持部を前記固定部に接続する接続部と、
    を有し、
    前記貫通孔は、前記モータ部の回転軸と平行な軸方向に向かって開口し、
    前記貫通孔には、前記モータ部が軸方向に挿通され、
    前記貫通孔の径方向内端部の少なくとも一部は、接着剤の一部を介して前記モータ部と接し、
    前記貫通孔の径方向内端部には、径方向外方に凹み且つ少なくとも前記接着剤の他の一部が充填される単数又は複数の凹部が設けられる、モータ装置。
  2. 前記凹部の少なくとも一部は、周方向において等間隔に複数設けられる、請求項1に記載のモータ装置。
  3. 前記凹部は、前記モータ部の前記回転軸を含む平面に対して面対称となる周方向位置にそれぞれ配置される複数の第1凹部を含み、
    前記平面は、前記接続部の周方向中央を通る、請求項1又は請求項2に記載のモータ装置。
  4. 前記凹部は、前記接続部と前記回転軸を挟んで対向する周方向位置に設けられる第2凹部を含む、請求項1〜請求項3のいずれかに記載のモータ装置。
  5. 前記モータ部と前記貫通孔の径方向内端部との間に緩衝部材が設けられる、請求項1〜請求項4のいずれかに記載のモータ装置。
  6. 前記緩衝部材の少なくとも一部が、前記凹部に収容される、請求項5に記載のモータ装置。
  7. 前記緩衝部材の少なくとも一部が、前記モータ部と前記貫通孔の前記凹部以外の径方向内端部との間に設けられる、請求項5又は請求項6に記載のモータ装置。
  8. 前記モータ部は、
    ケーシングと、
    軸方向の少なくとも一方において前記ケーシングから突出するシャフトと、
    前記シャフトの軸方向一方端部に固定され且つ前記シャフトとともに周方向に回転可能な偏心錘と、
    を有する、請求項1〜請求項7のいずれかに記載のモータ装置。
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