JP2019156158A - ドリンクホルダ構造 - Google Patents

ドリンクホルダ構造 Download PDF

Info

Publication number
JP2019156158A
JP2019156158A JP2018045696A JP2018045696A JP2019156158A JP 2019156158 A JP2019156158 A JP 2019156158A JP 2018045696 A JP2018045696 A JP 2018045696A JP 2018045696 A JP2018045696 A JP 2018045696A JP 2019156158 A JP2019156158 A JP 2019156158A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
holder
box
drink
case
holder structure
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2018045696A
Other languages
English (en)
Other versions
JP7052440B2 (ja
Inventor
松尾 茂樹
Shigeki Matsuo
茂樹 松尾
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Isuzu Motors Ltd
Original Assignee
Isuzu Motors Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Isuzu Motors Ltd filed Critical Isuzu Motors Ltd
Priority to JP2018045696A priority Critical patent/JP7052440B2/ja
Priority to PCT/JP2019/009864 priority patent/WO2019176899A1/ja
Priority to CN201980019024.2A priority patent/CN111918789B/zh
Publication of JP2019156158A publication Critical patent/JP2019156158A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7052440B2 publication Critical patent/JP7052440B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60NSEATS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES; VEHICLE PASSENGER ACCOMMODATION NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60N3/00Arrangements or adaptations of other passenger fittings, not otherwise provided for
    • B60N3/10Arrangements or adaptations of other passenger fittings, not otherwise provided for of receptacles for food or beverages, e.g. refrigerated
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60NSEATS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES; VEHICLE PASSENGER ACCOMMODATION NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60N3/00Arrangements or adaptations of other passenger fittings, not otherwise provided for
    • B60N3/12Arrangements or adaptations of other passenger fittings, not otherwise provided for of receptacles for cigarettes or the like
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R7/00Stowing or holding appliances inside vehicle primarily intended for personal property smaller than suit-cases, e.g. travelling articles, or maps
    • B60R7/04Stowing or holding appliances inside vehicle primarily intended for personal property smaller than suit-cases, e.g. travelling articles, or maps in driver or passenger space, e.g. using racks

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Thermal Sciences (AREA)
  • Passenger Equipment (AREA)
  • Vehicle Step Arrangements And Article Storage (AREA)

Abstract

【課題】簡易な構成で、耐久性、信頼性、及びコスト面で有利なドリンクホルダ構造を提供する。【解決手段】ドリンクホルダ構造は、収納部16を有するボックス部10と、ドリンクの容器を保持するホルダ部20と、ボックス部10及びホルダ部20を収納するケース部30と、を備える。また、ボックス部10には凹部機構17を有し、ホルダ部20には凸部機構27を有する。凹部機構17及び凸部機構27は、ボックス部10とホルダ部20との間で係合関係を成立させ、かつ該係合関係を解除させる。【選択図】図2

Description

本開示は、引出式のドリンクホルダ構造に関する。
車両の車室内等に装備されるドリンクホルダ構造の例として、ケース内に収納されたボックス及びホルダをスライド移動して使用する引出式のドリンクホルダ構造がある。この構造では、一つの装置でドリンクホルダとして使用したり、ボックスのみを使用したり、目的に応じて使い分けることが可能である。
例えば、ドリンクホルダとして使用したいユーザは、ケースから先ずボックスを引出し、次にホルダを引出して使用する。しかし、ボックス及びホルダの双方を別々に引出す必要があるため、使い勝手が悪くなる。このため、ボックスを引出す際に、ホルダを追従させる構造にすることが考えられるが、今度はボックスのみを使用したいいユーザにとって使い勝手が悪くなる。
上記問題点から、ボックス側に設けた突起と対向させてホルダ側にも突起を設け、ボックス及びホルダをスライド移動させる際に、ホルダ側の突起がボックス側の突起を乗越えた場合はホルダがボックスの移動に追従し、突起を乗越えない場合はホルダがボックスの移動に追従しない構成が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2010−228494号公報
しかしながら、上記構成では、ホルダをボックスの移動に追従させるためにはボックス側の突起を乗越える必要があり、この際にボックスに荷重が掛かってしまう。このため、更に耐久性に優れた装置が要望される。
また、ホルダとボックスとをロックしたり、解除したりして追従、非追従を行う装置を追加する方法もあるが、部品点数が増加して信頼性やコスト面で不利になってしまう。
本開示の技術は、簡易な構成で、耐久性、信頼性、及びコスト面で有利なドリンクホルダ構造を提供することを目的とする。
本開示の技術は、収納スペースを有するボックス部と、ドリンクの容器を保持するホルダ部と、前記ボックス部及び前記ホルダ部を収納するケース部と、を備え、前記ボックス部及び前記ホルダ部は、前記ケース部から引出可能かつ前記ケース部へ収納可能に設けられ、少なくとも前記ホルダ部に、前記ボックス部と前記ホルダ部との間で係合関係を成立させ、かつ該係合関係を解除させる係合機構が設けられている、ことを特徴とする。
前記ボックス部は、前記引出方向に延びる一対の側壁を有し、他方、前記ホルダ部は、少なくとも引出時に、前記一対の側壁の一部と対向する部分を有する一対の側面を有し、前記係合機構は、前記ホルダ部の前記部分から前記ボックス部の前記側壁側へ突出する凸部機構を有する、ことが好ましい。
前記係合機構は、前記ボックス部の前記側壁において、前記凸部機構と対向する位置に、凹部機構を有する、ことが好ましい。
前記凸部機構は、前記ホルダ部の前記側面の一部が前記ボックス部の前記側壁側へと屈曲されたリブである、ことが好ましく、前記凹部機構は、前記ボックス部の前記側壁に設けられた溝であることが好ましい。
本開示の技術によれば、簡易な構成で、耐久性、信頼性、及びコスト面で有利なドリンクホルダ構造を提供することができる。
本実施形態に係るドリンクホルダ構造の斜視図である。 本実施形態に係るドリンクホルダ構造の分解斜視図である。 本実施形態に係るドリンクホルダ構造のボックス部の斜視図である。 本実施形態に係るドリンクホルダ構造のホルダ部を裏側から見た斜視図である。 本実施形態に係るドリンクホルダ構造の係合機構の動作を説明する側面図であり、(A)は非係合時の状態、(B)は係合時の状態を示す。 本実施形態に係るドリンクホルダ構造の操作を説明する側面図であり、(A)は収納状態、(B)はボックス部をケース部から引出した状態、(C)はさらにホルダ部を引出した状態(非追従状態)、(D)はボックス部とホルダ部とが係合した状態(追従状態)を示す。
以下、添付図面に基づいて、本実施形態に係るドリンクホルダ構造について説明する。同一の部品には同一の符号を付してあり、それらの名称および機能も同じである。したがって、それらについての詳細な説明は繰返さない。
[本実施形態の構造]
(全体構造)
図1は、本実施形態に係るドリンクホルダ構造の斜視図である。
ドリンクホルダ構造1は、収納スペースを有するボックス部10と、ドリンクの容器を保持するためのホルダ部20と、ボックス部10及びホルダ部20を収納するケース部30とを備えている。図1では、ドリンクホルダとして使用する状態を示しており、ボックス部10及びホルダ部20がケース部30から引出されている。これに対して、ボックス部10やホルダ部20を使用しない場合は、これらがケース部30内に収納される。なお、本明細書において、ボックス部10及びホルダ部20を引出す側を前側、ケース部30へ収納する側を後側として説明する。
図2は、本実施形態に係るドリンクホルダ構造の分解斜視図である。
本図に従って、ボックス部10、ホルダ部20及びケース部30の詳細について順に説明する。
(ボックス部10)
ボックス部10は、前壁11、左側壁12、右側壁13、底面15及び後壁18を有し、箱形状に形成されている。また、前壁11と後壁18との間には中間壁14が設けられ、前壁11、左側壁12、右側壁13及び中間壁14で区画される領域が収納スペースとしての収納部16とされる。また、左側壁12の下部にはボックス部10をケース部30からスライド移動させるために、スライド方向に沿って、ガイド凸部12aが設けられている。さらに、左側壁12の中央部には凹部機構17が形成されている。この凹部機構17の構造の詳細については後述する。また、図示されていないが、右側壁13においても左側壁12と同様に、下部にはガイド凸部が形成され、中央部には凹部機構が形成されている。
(ホルダ部20)
ホルダ部20は、ドリンクの容器を支持する支持面21と、支持面21とは段差を設けて形成された基面22とを有し、これらが左側面24及び右側面25(図4参照)によって連結されている。また、支持面21には、ドリンクの容器を保持するための保持孔26が形成されている。保持孔26は、2つのドリンクの容器を保持するために、2つの円が連結した孔形状とされているが、保持する物の形態や個数に応じて単独の円形状や他の形状にすることもできる。
また、左側面24においては、その後側の下部に下突起24aが設けられ、下突起24aの位置から更に後側の所定距離だけ離間した位置の上部に、上突起24bが設けられている。さらに、左側面24の中央部には、凹部機構17と係合する凸部機構27が設けられている。この凸部機構27の構造の詳細については後述する。また、図示されていないが、右側面25においても左側面24と同様に、下突起、上突起及び凸部機構が形成されている。
(ケース部30)
ケース部30は、底面31と、上面32と、左側面33と、右側面34とを有し、これらの面によって区画された領域がボックス・ホルダ収納部35とされる。ケース部30は、その前端と後端が開口されている。また、上面32は段差状に形成され、前側の高部面32aと後側の低部面32bとを有する。
左側面33には、前側から後側へのほぼ全域にわたって、2つのガイド溝33a,33bが設けられている。このうち、下側ガイド溝33aは、ホルダ部20の左側面24に設けられた下突起24aと嵌合し、他方、上側ガイド溝33bは上突起24bと嵌合する。下側ガイド溝33a及び上側ガイド溝33bは、共に、ホルダ部20がスライド移動する際に上下方向の動きを規制する。また、左側面33の内側には、スライド移動方向に沿ってガイド凹部33cが形成されている。ガイド凹部33cは、ボックス部10の左側壁12に設けられたガイド凸部12aと嵌合し、ボックス部10がスライド移動する際の上下方向の動きを規制する。
また、図面では示していないが、右側面34においても左側面33と同様に、下側ガイド溝、上側ガイド溝及びガイド凹部を有している。
(凹部機構17)
図3は、本実施形態に係るドリンクホルダ構造のボックス部の斜視図である。
ボックス部10の左側壁12は、その主要面を構成する基面12bと、基面12bとは異なる面であって、基面12bよりも内側に形成された従面12cとを含んでいる。基面12bと従面12cとの境界部(即ち、段差部)には、上下方向に延びる鉛直溝12dが形成されている。鉛直溝12dは、凹部機構17をなし、後述するホルダ部20の凸部機構27と係合するように構成されている。また、図面では示していないが、右側壁13においても左側壁12と同様に、基面と該基面よりも内側に形成された従面とを有し、それらの境界部には鉛直溝が形成され、凹部機構とされている。
なお、本実施形態では、凹部機構17の具体例として鉛直溝12dの構造を示したが、これには限定されず、L字形状等の所定形状を有する溝や貫通孔であってもよい。
(凸部機構27)
図4は、本実施形態に係るドリンクホルダ構造のホルダ部を裏側から見た斜視図である。
ホルダ部20の左側面24の中央部には、その一部が内側に屈曲されて、リブ24cが形成されている。リブ24cは、凸部機構27をなし、ボックス部10の左側壁12に形成された凹部機構17の鉛直溝12dと係合する。同様に、ホルダ部20の右側面25の中央部には、その一部が内側に折り曲げられて、リブ25cが形成されている。リブ25cも凸部機構27をなし、ボックス部10の右側壁13に形成された凹部機構の鉛直溝(不図示)と係合する。
なお、本実施形態では、凸部機構27の具体例としてリブ24c,25cの構造を示したが、これには限定されず、左側面24(あるいは右側面25)と一体的に形成された突起や左側面24(あるいは右側面25)の内側表面に設けられた突起物であってもよい。
また、図4に示すように、ホルダ部20の基面22の裏面側には、上下方向に延びるストッパ28が形成されている。ストッパ28は、以下のようにストッパとしての機能を有する。即ち、ホルダ部20がケース部30から引出されてスライド移動する際に、ホルダ部20のストッパ28がボックス部10の中間壁14に当接すると、ホルダ部20の移動が抑止される。
(凹部機構17及び凸部機構27による係合機構の動作)
図5は、本実施形態に係るドリンクホルダ構造の係合機構の動作を説明する側面図であり、(A)は非係合時の状態、(B)は係合時の状態を示す。
図5(A)において、ホルダ部20の左側面24に形成されている下突起24aは、ケース部30の左側面33に形成されている下側ガイド溝33aの最前端に位置している。即ち、図5(A)に示す状態は、ホルダ部20がケース部30から最も引き出された状態である。この状態の時、ホルダ部20の凸部機構27をなすリブ24c(図4参照)は、ボックス部10の凹部機構17をなす鉛直溝12dよりも後側に位置しており、リブ24cと鉛直溝12dとは係合していない。この状態から、ボックス部10を後側に移動させると、鉛直溝12dの位置が後側に移動してリブ24cの位置と重なる結果、リブ24cは図5(A)の矢印に示す通り鉛直溝12d内を下方に移動して係止し、図5(B)に示す如く係合状態となる。
[本実施形態の作用]
図6は、本実施形態に係るドリンクホルダ構造の操作を説明する側面図である。
先ず、ドリンクホルダ構造を使用しない時は、図6(A)に示すように、ボックス部10及びホルダ部20がケース部30内に収納されている。
ドリンクホルダ構造を使用する際は、図6(B)に示すように、最初にケース部30からボックス部10を引出してスライド移動させる。
ボックス部10の収納部16(図2,図3参照)のみを用いる場合は、図6(B)の状態で使用し、使用が終了すれば、ボックス部10を押込み、図6(A)の収納状態に戻せばよい。
なお、図6(A),(B)においては、ホルダ部20は、いずれもケース部30内に収納された状態であり、ホルダ部20の左側面24に形成されている下突起24a及び上突起24bは、それぞれケース部30の左側面33に形成されている下側ガイド溝33a及び上側ガイド溝33bの最後端に位置している。
ホルダ部20を用いる場合は、図6(B)に示す状態から、更に、ホルダ部20を引出し、スライド移動させる(図6(C)参照)。
この状態では、ホルダ部20の左側面24に形成されている下突起24a及び上突起24bは、それぞれケース部30の左側面33に形成されている下側ガイド溝33a及び上側ガイド溝33bの最前端に位置している。即ち、ホルダ部20はケース部30から最も引き出された状態であり、この状態でカップホルダとして使用できる。
この状態の時、ホルダ部20の凸部機構27をなすリブ24c(図4参照)は、ボックス部10の凹部機構17をなす鉛直溝12dよりも後側に位置しており、リブ24cと鉛直溝12dとは係合していない。従って、この状態で仮にホルダ部20のみを後側に押込んでも、ボックス部10は追従せず、ボックス部10はそのまま図6(B)の位置に留まることになる(非追従状態)。また、この状態においては、ホルダ部20の前側に形成されている爪部23は、ボックス部10の上部にあり、ボックス部10の前壁11と接触していない。さらに、ボックス部10の凹部機構17をなす鉛直溝12dの上端は、ホルダ部20の爪部23の下端の高さよりも下方に位置している。
図6(C)に示す状態からボックス部10のみを後側に押込むと、鉛直溝12dの位置が後側に移動してリブ24cの位置と重なる結果、リブ24cは図5(A)の矢印に示す通り鉛直溝12d内を下方に移動して係止し、図6(D)に示す如く係合状態となる。また、ホルダ部20の前側に形成されている爪部23は、ボックス部10の前壁11の内側面と当接した状態となる。さらに、ボックス部10の凹部機構17をなす鉛直溝12dの上端は、ホルダ部20の爪部23の下端の高さとほぼ等しい位置になっている。
従って、図6(D)に示す状態からボックス部10をさらに後側に押込むと、ホルダ部20が追従して一緒に後側に押し込まれる(追従状態)。このため、一度の動作でボックス部10及びホルダ部20共にケース部30内に収納できることになる。また、再度カップホルダとして使用する場合は、ケース部30からボックス部10のみを引出すと、係合状態が維持されているため、ホルダ部20が追従して一緒に引出される(追従状態)。このため、一度の動作でボックス部10及びホルダ部20共にケース部30から取出すことができ、再度ホルダ部20を引出す必要がない。
これに対して、図6(D)の状態からホルダ部20のみを後側に押込むと、この動作によってホルダ部20とボックス部10との係合関係が解消される。
このため、ホルダ部20のみがケース部30に収納され、ボックス部10は追従せず、そのまま図6(D)の位置に留まることになる(非追従状態)。
従って、再度、ボックス部10の収納部16(図2,図3参照)のみを使用することができる。
[本実施形態の効果]
本実施形態に係るドリンクホルダ構造1では、ホルダ部20に凸部機構27をなすリブ24cが設けられ、ボックス部10に凹部機構17をなす鉛直溝12dが設けられている。このため、リブ24c及び鉛直溝12dの係合時にはホルダ部20がボックス部10の移動に追従し、非係合時には追従しない状態となって、簡易な操作でこれらの状態を使い分けることができる。
具体的には、ドリンクホルダとして使用する場合、最初にボックス部10を引出した後に一度ホルダ部20を引出しておけば、使用後にボックス部10のみをケース部30に押込む操作で係合関係が成立される。このため、次回からの使用時にはホルダ部20が常にボックス部10の移動に追従する動きをする。従って、一度の動作でボックス部10及びホルダ部20をケース部30から引出して使用でき、再度ホルダ部20のみを引出す必要がない。
また、ドリンクホルダとして使用した後であっても、ボックス部10の収納部16のみを使用したい場合は、ホルダ部20のみをケース部30に押込む操作で係合関係が解消される。このため、ホルダ部20のみがケース部30に収納され、ボックス部10は追従しない。従って、次回からケース部30からボックス部10を引出してもホルダ部20は追従せずに、常にボックス部10の収納部16のみを使用することができる。
言い換えれば、本実施形態係るドリンクホルダ構造1では、簡易な構成で、ユーザのひとつ前の動作を記憶できる構造となっている。よって、ユーザが特に意識すること無く、わずらわしい操作から開放される。
また、構造が簡易であるため、商品としての信頼性及びコスト面でも有利となる。
さらに、係合関係を成立及び解消させるための別部材や他の装置を設ける必要がないため、部品点数削減になる。しかも、従来例のように、係合関係を成立及び解消させるために突起部を乗り越える動作が不要であり、構成部材に加重が掛かることがなく、耐久性も向上する。
[他の実施形態]
以上、本開示の実施形態を説明したが、上記実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、本開示の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
例えば、上記実施形態では、係合機構として、ホルダ部20に凸部機構27をなすリブ24cを設け、ボックス部10に凹部機構17をなす鉛直溝12dを設けたが、ホルダ部20に凹部機構を設け、ボックス部10に凸部機構を設けることもできる。凹部機構としては、鉛直溝のような直線状の溝のみならず、L字形状等の所定形状を有する溝でも良いし、また、所定形状の貫通孔であってもよい。他方、凸部機構としては、図示のようなリブ構造のみならず、ボックス部10の壁面と一体的に形成された突起や壁面の内側表面に設けられた突起物であってもよい。
また、係合機構としては、凸部機構のみで、凹部機構がない構成であってもよい。この場合は、例えば、凸部機構として、突起/非突起の状態を交互に作り出せる押しボタンのようなものを用いて、突起状態で対向面を固定できれば、対向面が凹部機構を有しない平面であってもよい。
また、本実施形態に係るドリンクホルダ構造は、車両の車室内に装備される用途だけでなく、車両以外の飲食店や休憩場所等のデスク等に用いられるものであってもよい。
1 ドリンクホルダ構造
10 ボックス部
11 前壁
12 左側壁
12a ガイド凸部
12b 基面
12c 従面
12d 鉛直溝
13 右側壁
13b 基壁
13c 従壁
14 中間壁
15 底面
16 収納部
17 凹部機構(係合機構)
18 後壁
20 ホルダ部
21 支持面
22 基面
23 爪部
24 左側面
24a 下突起
24b 上突起
24c リブ
25 右側面
25c リブ
26 ドリンク収納部
27 凸部機構(係合機構)
28 ストッパ
30 ケース部
31 底面
32 上面
32a 高部面
32b 低部面
33 左側面
33a 下側ガイド溝
33b 上側ガイド溝
33c ガイド凹部
34 右側面
35 ボックス・ホルダ収納部

Claims (5)

  1. 収納スペースを有するボックス部と、
    ドリンクの容器を保持するホルダ部と、
    前記ボックス部及び前記ホルダ部を収納するケース部と、を備え、
    前記ボックス部及び前記ホルダ部は、前記ケース部から引出可能かつ前記ケース部へ収納可能に設けられ、
    少なくとも前記ホルダ部に、前記ボックス部と前記ホルダ部との間で係合関係を成立させ、かつ該係合関係を解除させる係合機構が設けられている、
    ことを特徴とするドリンクホルダ構造。
  2. 前記ボックス部は、前記引出方向に延びる一対の側壁を有し、他方、前記ホルダ部は、少なくとも引出時に、前記一対の側壁の一部と対向する部分を有する一対の側面を有し、
    前記係合機構は、前記ホルダ部の前記部分から前記ボックス部の前記側壁側へ突出する凸部機構を有する、
    ことを特徴とする請求項1に記載のドリンクホルダ構造。
  3. 前記係合機構は、前記ボックス部の前記側壁において、前記凸部機構と対向する位置に、凹部機構を有する、
    ことを特徴とする請求項2に記載のドリンクホルダ構造。
  4. 前記凸部機構は、前記ホルダ部の前記側面の一部が前記ボックス部の前記側壁側へと屈曲されたリブである、
    ことを特徴とする請求項2又は3に記載のドリンクホルダ構造。
  5. 前記凹部機構は、前記ボックス部の前記側壁に設けられた溝である、
    ことを特徴とする請求項2乃至4のいずれか1項に記載のドリンクホルダ構造。
JP2018045696A 2018-03-13 2018-03-13 ドリンクホルダ構造 Active JP7052440B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018045696A JP7052440B2 (ja) 2018-03-13 2018-03-13 ドリンクホルダ構造
PCT/JP2019/009864 WO2019176899A1 (ja) 2018-03-13 2019-03-12 ドリンクホルダ構造
CN201980019024.2A CN111918789B (zh) 2018-03-13 2019-03-12 饮料支架构造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018045696A JP7052440B2 (ja) 2018-03-13 2018-03-13 ドリンクホルダ構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2019156158A true JP2019156158A (ja) 2019-09-19
JP7052440B2 JP7052440B2 (ja) 2022-04-12

Family

ID=67907140

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018045696A Active JP7052440B2 (ja) 2018-03-13 2018-03-13 ドリンクホルダ構造

Country Status (3)

Country Link
JP (1) JP7052440B2 (ja)
CN (1) CN111918789B (ja)
WO (1) WO2019176899A1 (ja)

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0391244U (ja) * 1989-12-29 1991-09-18
JPH0458427U (ja) * 1990-09-27 1992-05-19
JPH0565687U (ja) * 1992-02-14 1993-08-31 株式会社ニフコ カップホルダー付きの車両用小物収納装置
JPH0826013A (ja) * 1994-07-18 1996-01-30 Nifco Inc 車両用カップホルダー
JP2000185587A (ja) * 1998-12-22 2000-07-04 Nifco Inc 車両用カップホルダー装置
JP2005022540A (ja) * 2003-07-03 2005-01-27 Nifco Inc カップホルダ装置
JP2010228494A (ja) * 2009-03-26 2010-10-14 Isuzu Motors Co (Thailand) Ltd ドリンクホルダ装置

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2875171B2 (ja) * 1994-10-28 1999-03-24 日本プラスト株式会社 車両用カップホルダ
JP4278099B2 (ja) * 2004-08-04 2009-06-10 本田技研工業株式会社 カップホルダ装置
DE102008023214B4 (de) * 2008-05-10 2018-01-18 Ford Global Technologies, Llc Innenverkleidungsteil für einen Kraftfahrzeuginnenraum
DE102009012902A1 (de) * 2009-03-12 2010-09-16 GM Global Technology Operations, Inc., Detroit Konsole für ein Fahrzeug

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0391244U (ja) * 1989-12-29 1991-09-18
JPH0458427U (ja) * 1990-09-27 1992-05-19
JPH0565687U (ja) * 1992-02-14 1993-08-31 株式会社ニフコ カップホルダー付きの車両用小物収納装置
JPH0826013A (ja) * 1994-07-18 1996-01-30 Nifco Inc 車両用カップホルダー
JP2000185587A (ja) * 1998-12-22 2000-07-04 Nifco Inc 車両用カップホルダー装置
JP2005022540A (ja) * 2003-07-03 2005-01-27 Nifco Inc カップホルダ装置
JP2010228494A (ja) * 2009-03-26 2010-10-14 Isuzu Motors Co (Thailand) Ltd ドリンクホルダ装置

Also Published As

Publication number Publication date
CN111918789B (zh) 2022-10-28
WO2019176899A1 (ja) 2019-09-19
JP7052440B2 (ja) 2022-04-12
CN111918789A (zh) 2020-11-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5336247B2 (ja) 引出し装置
US8651591B1 (en) Lock device for two way travel drawer
JPH06211079A (ja) 引き出しユニット
JP4249204B2 (ja) 自動車用の着脱可能な収納組立体
JP2019156158A (ja) ドリンクホルダ構造
GB2544104A (en) Telescopic wand for a vacuum cleaner
KR100413208B1 (ko) 인출기구 및 이 인출기구를 이용한 컵홀더 유닛
KR102418583B1 (ko) 자동차의 센터 콘솔
JP7247801B2 (ja) ドリンクホルダ構造
JP6125198B2 (ja) 車両用コンソールボックス
JP6178100B2 (ja) 冷蔵庫
JP2019156159A (ja) ドリンクホルダ構造
JP4059866B2 (ja) カップホルダ装置
JP2021133161A (ja) コンパクト容器
JP2003011728A (ja) 2段式コンソールボックス
JP3902607B2 (ja) 車両用ドリンクホルダ
WO2010110362A1 (ja) ドリンクホルダ装置
JP5843837B2 (ja) カップホルダー機構
JP5905321B2 (ja) 物品収容ホルダー
JP2012153222A (ja) インストルメントパネル
JP2016150731A (ja) 容量可変式物品収納箱の高さ位置ロック装置
JP2016078568A (ja) 車両のドアポケット構造
JP2010208477A (ja) 引き出し装置
CN115468368A (zh) 抽屉组件及具有该抽屉组件的冰箱
JP2005047444A (ja) 車内部品の保持構造

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20210126

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20210317

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20210409

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20211221

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20220214

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20220301

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20220314

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7052440

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150