JP2019152620A - 時計 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡単な構成でクリック感が得られると共に、駆動竜頭の不用意な回転を抑制可能な時計を提供する。【解決手段】腕時計10は、ケース12の外側に突出し、先端部が径方向に弾性変形可能な弾性材巻真パイプ44と、弾性材巻真パイプ44に回転可能に挿通される駆動竜頭56の軸部材58と、駆動竜頭56の周面に形成された突起と、弾性材巻真パイプ44の周面に形成され突起と係合する谷部と、を有している。【選択図】図4

Description

本発明は、時計の構造に関する。
例えば、従来一般の内転リング付きの時計では、駆動竜頭の軸に設置した内転歯車と内転リングに形成した歯車とを噛合わせ、駆動竜頭の回転により自由に内転リングの回転位置を決めることが出来たが、駆動竜頭を回転させる際に操作感がなかった。即ち、駆動竜頭内のパッキンの抵抗と部品間の摩擦のみで駆動竜頭の回転位置、即ち、内転リングの回転位置が保持されており、駆動竜頭を回転させる際の指の感覚がフリー、言い換えれば、一定の抵抗があるのみであった。
先行技術文献(例えば、特許文献1参照)の時計には、駆動竜頭の軸に凹凸部を有する可動歯車がスライド自在に取り付けられ、ケースに設置された円筒に可動歯車に対応して凹凸部を有する固定歯車と、可動歯車の凹凸部を固定歯車の凹凸部に押し付けるバネ部材を備えた回転操作装置が設けられている。これにより、先行技術文献の時計では、駆動竜頭を回転操作する際にクリック感が得られるようになっている。
特開2017−32286号公報
しかしながら、先行技術文献の回転操作装置では、可動歯車の凹凸部を固定歯車の凹凸部に押し付けるためのバネ部材が必要になることで、従来一般の時計よりも部品点数が増え、コストが掛かってしまうため、改善の余地があった。
さらに、先行技術文献の回転操作装置では、可動歯車の挿入孔とこの挿入孔に挿入される駆動竜頭の軸部との間に、軸部をスライドさせるための隙間があるため、可動歯車が静止していても駆動竜頭が回転方向に微小に回転するため、言い換えれば、駆動竜頭が回転方向にがたつくため、改善の余地があった。
本発明は上記事実を考慮し、簡単な構成でクリック感が得られると共に、竜頭の不用意な回転を抑制可能な時計の提供を目的とする。
請求項1に記載の時計は、ケースの外側に突出し、先端部が径方向に弾性変形可能な筒部材と、前記筒部材に回転可能に挿通される竜頭と、前記筒部材及び前記竜頭の何れか一方の周面に形成された凹凸部と、前記筒部材及び前記竜頭の何れか他方の周面に形成され、かつ前記凹凸部と係合する係合部と、を有する。
請求項1に記載の時計において、作業者が、竜頭を意図的に回転させてケース内の機構に操作力を伝達させるとき以外の非操作時において、凹凸部に係合部を係合させた状態とすることで、竜頭の不用意な回転を抑制することができる。
このように、凹凸部と係合部とを係合させた状態では、竜頭を一方側、及び他方側の何れの方向に回転させようとしても、筒部材を変形させて凹凸部と係合部との係合を解除させなければ竜頭は回転しない。
凹凸部と係合部とを係合させた状態で筒部材を弾性変形させるには、ある程度の回転力(トルク)を竜頭に付与しなければならないため、竜頭が何らかの物体に接触した程度の力で竜頭が回転してしまうことを抑制できる。これにより、竜頭に連結された機構が不用意に動くことが抑制される。
一方、竜頭を回転させる場合には、凹凸部と係合部との係合を解除するように竜頭を指で撮んで竜頭を強制的に回転させればよい。竜頭を強制的に回転させると、筒部材が弾性変形して凹凸部と係合部との係合が解除されると共に、クリック感が得られる。
また、請求項1に記載の時計によれば、竜頭の不用意な回転の抑制を、筒部材と竜頭とを組み合わせた簡単な構成で実現できる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の時計において、前記筒部材における弾性変形可能な部分は、前記筒部材の先端側から基端側に向けて延び、かつ周方向に間隔を開けて形成された複数の溝で周方向に分割した分割片によって構成されている。
請求項2に記載の時計によれば、筒部材の一部分を、筒部材の先端側から基端側に向けて延びる複数の溝によって周方向に分割することで分割片が得られている。このようにして形成された分割片は、径方向に弾性変形し易い弾性変形部となる。また、弾性変形部は、筒部材に溝を加工して形成することができるので、弾性変形部を筒部材とは別体の部品として用意する必要がなく、部品点数を増やすことが無い。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の時計において、前記分割片には、前記基端側に、前記先端部側よりも薄い薄肉部が形成されている。
請求項3に記載の時計によれば、分割片の基端側に薄肉部を形成することで、分割片は、薄肉部を形成しない場合に比較して径方向へ弾性変形し易くなる。また、薄肉部の厚さの調整で、分割片の変形のし易さ(ばね定数)を調整することができ、竜頭の回り難さ、言い換えれば、竜頭を回転させる際に必要なトルクを調整することができる。
請求項4に記載の発明は、請求項1〜請求項3の何れか1項に記載の時計において、前記竜頭は、軸部材と、前記軸部材の先端に接続され前記ケース側が開放されるキャップ状の頭部とを備え、前記頭部の内周部に前記係合部としての突起が形成され、
前記筒部材の外周部に前記凹凸部が形成されている。
請求項4に記載の時計によれば、竜頭の突起を、筒部材の外周部に形成された凹凸部に係合させておくことで、竜頭の不用意な回転を抑制することができる。
請求項5に記載の発明は、請求項1〜請求項3の何れか1項に記載の時計において、前記竜頭は、軸部材と、前記軸部材の先端に接続され前記ケース側が開放されるキャップ状の頭部とを備え、前記軸部材の外周部に前記凹凸部が形成され、前記筒部材の内周部に前記係合部が形成されている。
請求項5に記載の時計によれば、軸部材の外周部に形成された凹凸部に、筒状部材の係合部を係合させておくことで、竜頭の不用意な回転を抑制することができる。
以上説明したように本発明の時計によれば、簡単な構成でクリック感が得られると共に、竜頭の不用意な回転を抑制することができる、という優れた効果を有する。
本発明の第1の実施形態に係る腕時計を示す分解斜視図である。 第1の実施形態に係る腕時計を示す一部を断面にした正面図である。 図2に示す腕時計の3−3線断面図である。 第1の実施形態に係る腕時計の駆動竜頭付近を示す分解斜視図である。 図3に示す腕時計の5−5線断面図である。 第1の実施形態に係る腕時計の駆動竜頭を示す斜視図である。 本発明の第2の実施形態に係る腕時計の要部を示す断面時である。 図7に示す腕時計の8−8線断面図である。 第2の実施形態に係る腕時計の駆動竜頭付近を示す分解斜視図である。 第2の実施形態に係る腕時計の駆動竜頭の頭部を示す斜視図である。 第3の実施形態に係る腕時計の駆動竜頭、軸部、及び弾性材巻真パイプを示す断面図である。
[第1の実施形態]
本発明の第1の実施の形態を図1〜図6を参照して説明する。
図1、及び図2に示すように、腕時計10は、外装をなすケース12を備える。なお、腕時計10のベルトは図示を省略している。
図2及び図3に示すようにケース12内に、文字板14、時刻を指し示す時刻表示針16の動きを制御するムーブメント18、及び被回転体、例えば内転リング20等の機構が収められている。ムーブメント18は、ムーブメント保持リング19A、及び中枠19Bと共にケース12の内部に収容されている。被回転体は、後述する内転リング20に制約されず、ケース12内に回転可能に収容されて、ケース12の外部からの操作に連動して回転される部材であればよい。
図2に示すように、文字板14は、円形で、周部に時刻表示目盛22を有する。図3に示すように、本実施形態の時刻表示針16は、時針16A、分針16B、秒針16Cを含んで構成されている。
図2に示すように腕時計10の3時方向において、時刻修正竜頭24がケース12に対して回転可能に取付けられている。時刻修正竜頭24はケース12の外部で回転操作される。時刻修正竜頭24の回転は、例えば、分針16Bを回転させるためにムーブメント18が有する図示しない輪列に与えられ、分針16Bの位置が調整される。
内転リング20は、文字板14の周部表面側に回転可能に配設されている。内転リング20は、例えば、合成樹脂製で、図2に示すように平面視リング状である。図3に示すように、内転リング20の外径は文字板14の直径(外径)より大きく、内転リング20の内径は文字板14の直径より小さい。
図3に示すように、内転リング20の厚みは、内周から外周に向けて次第に増えている。それにより形成された内転リング20の斜状でかつ環状をなす表面は表示面20Aとされ、この表示面20Aに、図1に示すように表示26が設けられている。表示26は、例えば内転リング20の周方向に沿って等間隔に印刷などにより設けられた目盛である。内転リング20の回転により所定の位置に動かされた表示26と時刻表示針16との相対位置の変化によって、例えば所定時間からの経過時間を計測するタイマー機能を得ることができる。
内転リング20の表示26は、目盛に限らず、互いに異なる色で区分された複数の表示領域であってもよい。或いは、複数の無地の表示領域の夫々に描かれたシンボル(例えば日中のイメージを表す太陽のシンボルや、日没後のイメージを表す月のシンボル等)を、表示26とすることもできる。更に、表示26は、タイマー機能用ではなく、簡易な方位測定を可能とするための方位表示(N、W、S、E等)であってもよい。
なお、既述のように内転リング20は平面視リング状であることが好ましいが、これに制約されない。内転リング20が平面視リング状である場合、平面視無端形状であっても、両端を有しこれらの端が対向されて平面視Cの字形状をなしていても差し支えない。
図1、及び図3に示すように内転リング20の裏面側には、外周縁近傍に被動歯車部28が設けられている。被動歯車部28は、いわゆる冠歯車であり、内転リング20の半径方向(放射方向)に沿って延びる複数の歯が周方向に等間隔に形成されている。なお、被動歯車部28は、文字板14の外周縁よりも径方向外側に位置している。
図3に示すように、ケース12は、環状に形成された胴12Aの厚み方向の表面側に、環状のガラス縁30が環状のガラス縁固定パッキン32を介して液密に装着されている。ガラス縁30の内周側には、環状のガラス固定パッキン34を介して透視カバーとしての円形のガラス36が液密に装着されている。このガラス36を通して文字板14、時刻表示針16、及び内転リング20が透視可能となっている。
また、ケース12は、胴12Aの厚み方向の裏面側に、裏ぶた38が環状のパッキン39を介して液密に装着されている。本実施形態の裏ぶた38は、所謂スクリューバックである。なお、ケース12は、ステンレス鋼やチタンなどの金属製であることが好ましいが、合成樹脂製、セラミックス製等であってもよい。
ガラス縁30の内周部には、径方向内側に向けて突出する環状凸部40が形成されている。ガラス36は、外周面が環状凸部40の時計表面側のガラス縁30の内周部に接触すると共に、周部裏面が環状凸部40に接触してガラス縁30に支持されている。
この環状凸部40は、内転リング20の外周部を時計表面側から覆っている。これにより、内転リング20は、文字板14と環状凸部40に対して、回転可能、かつ腕時計10の厚み方向に動かないように支持されている。更に、環状凸部40の裏側に位置するガラス縁30の内周面が内転リング20の外周面に接近しており、これにより、内転リング20は、径方向に動かないようにガラス縁30に支持されている。
(クリック機構)
胴12Aには、時刻修正竜頭24の取付け位置からずれた位置、本実施形態では4時方向(図2参照)に、図3、及び図4に示すように、半径方向に貫通する貫通孔42が形成されている。この貫通孔42には、弾性材巻真パイプ44が挿入されている。
弾性材巻真パイプ44は、大径部44Aと小径部44Bとを有する段付きの円筒形状に形成されており、小径部44Bが貫通孔42に挿入されて接着剤等で固定されている。弾性材巻真パイプ44の大径部44Aは、その小径部44B側の端面をケース12の外面に接触させた形態で、ケース12の外部に配置されている。なお、大径部44Aと反対側の小径部44Bの端部は、ケース12の内側に突出されている。
図4、及び図5に示すように、大径部44Aの外周面には、筋目ローレット46が形成されている。筋目ローレット46には、軸方向に沿って延びる山形(本実施形態では三角形)の歯46Aが周方向に等間隔で配置されている。本実施形態では、大径部44Aの外周面に18個の歯46Aが形成されている。歯46Aは、先細り形状が好ましく、三角形に制約されず、例えば、三角形の先端が丸みを帯びて形成されていてもよく、二等辺台形状等であってもよい。ここで、歯46Aと歯46Aとの間の凹部分は、本明細書において、谷部48と呼ぶ。なお、本実施形態の歯46A、及び谷部48は、本発明の凹凸部の一例である。
図4、及び図5に示すように、大径部44Aには、軸方向に沿って延びる4つの割り溝50が、周方向に90度間隔で形成されている。割り溝50は、大径部44Aの小径部44B側とは反対側の端部から、段付き部分の近傍まで形成されている。即ち、割り溝50の溝底は、段付き部分の近傍に位置している。
図5に示すように、大径部44Aにおいて、割り溝50と割り溝50との間は、軸方向から見て円弧形状とされた弾性変形片52とされている。
図3、及び図4に示すように、大径部44Aの外周面には、割り溝50の溝底の外側に環状溝54が形成されており、弾性変形片52の基部の厚みを減少させている。この弾性変形片52の厚みが減少した部分が、本発明の薄肉部の一例である。これにより、弾性変形片52は、環状溝54を支点として径方向内外方向に傾斜するように弾性変形可能となっている。なお、本実施形態の弾性材巻真パイプ44は、一例としてステンレススチール等の金属材料を切削加工することで形成することができる。
図3、及び図6に示すように、弾性材巻真パイプ44の小径部44Bには、駆動竜頭56に一体的に連結された軸部材58が挿入されている。駆動竜頭56は、内転リング20を回転させるために用いられ、駆動竜頭56をケース12の外部で回転させると、内転リング20が連動して回転するようになっている。なお、駆動竜頭56、及び軸部材58が、本発明の竜頭の一例であり、駆動竜頭56が本発明の頭部の一例である。
頭部としての駆動竜頭56は、リング状の周壁62と、この周壁62の一端を閉じる端壁64を有するキャップ状に形成されている。周壁62の外周面には、この駆動竜頭56を回転操作する作業者の指が滑ることを防ぐための筋目ローレット60が形成されている。
軸部材58は、先端側の一部分を除いて軸線に対して直交する断面形状が円形であり、全長が弾性材巻真パイプ44の全長よりも長く形成されている。軸部材58は、先端側の外周部の一部が平面状に加工されて段差66が形成されている。軸部材58の平面状に加工された部分は、軸線に対して直交する断面形状がDの字形状とされている。以後、本明細書において、軸部材58の断面形状がDの字形状とされている部分を異形断面軸部材58Aと呼ぶ。
軸部材58において、駆動竜頭56側の根元から段差66までの外周面がなす径(直径)は、一定で、かつ、弾性材巻真パイプ44の小径部44Bの内径より僅かに小さい。以後、軸部材58において、径が一定の部分を一定径軸部材58Bと呼ぶ。この一定径軸部材58Bは、弾性材巻真パイプ44の小径部44Bの孔に挿入された状態で回転自在となっている。
軸部材58の一定径軸部材58Bには、その長手方向中間部に周方向に連続する環状の取付溝68が形成されている。この取付溝68には、弾性材巻真パイプ44と軸部材58との間の隙間をシールするリング状のパッキン70が収容されている。
図3に示すように、軸部材58の異形断面軸部材58Aには、駆動竜頭56の回転を内転リング20に伝達する駆動歯車72が取付けられている。図4に示すように、駆動歯車72には、異形断面軸部材58Aの断面形状に対応した形状を有する嵌合孔74が形成されており、この嵌合孔74に軸部材58の異形断面軸部材58Aが嵌合されている。異形断面軸部材58Aの先端側には周方向に連続する環状の溝76が形成されており、この溝76に止輪78を取付けることにより、駆動歯車72が止輪78と段差66との間の異形断面軸部材58Aにおいて回り止めされた状態に取り付けられている。
これにより、駆動歯車72は、内転リング20の被動歯車部28に対して常時に噛合っている。
図5、及び図6に示すように、駆動竜頭56の周壁62の内周面には、径方向内側に向けて突出する3個の突起80が、周方向に等間隔で形成されている。図5に示すように、突起80は、駆動竜頭56の軸方向から見て、頂部が円弧状とされた山型形状に形成されている。この突起80は、本発明の係合部としての突起の一例である。
図3、及び図5に示すように、弾性材巻真パイプ44の大径部44Aは、駆動竜頭56の周壁62と軸部材58との間の環状の空間部分に挿入されている。
通常時は、図5に示すように駆動竜頭56の突起80が、弾性材巻真パイプ44の歯46Aと歯46Aとの間の谷部48に入り込んで、一方の歯46Aの傾斜面と他方の歯46Aの傾斜面とに接触している。言い換えれば、駆動竜頭56の突起80は、二つの歯46Aの間に挟まれた状態で保持されている。
(作用、効果)
以下に、本実施形態の腕時計10の作用、効果について説明する。
通常時(駆動竜頭56の非操作時)は、図5に示すように駆動竜頭56の突起80が、弾性材巻真パイプ44の歯46Aと歯46Aとの間の谷部48に入り込んで、突起80が二つの歯46Aの間に挟まれた状態で保持されているので、駆動竜頭56が何らかの物体に接触した場合等において、駆動竜頭56の不用意な回転が抑制される。言い換えれば、駆動竜頭56を回転させるには、弾性変形片52を変形させなければならず(詳しくは後述する)、駆動竜頭56を回転させるためにある程度のトルク(例えば、作業者が駆動竜頭56を回そうとする意図的なトルク)が必要となるので、駆動竜頭56が何らかの物体に接触した程度の力で駆動竜頭56が回転してしまうことは抑制できる。
本実施形態の腕時計10は、駆動歯車72が内転リング20の被動歯車部28に常に噛合っているにも拘わらず、携帯時等における内転リング20の不用意な回転、及び駆動竜頭56の空回りを抑制することができる。
このように駆動竜頭56が不用意に回転されることが抑制されて、内転リング20の誤動作が抑制されるので、この内転リング20の表示26と文字板14の時刻表示目盛22、または時刻表示針16との関係で定められた機能(例えばタイマー機能等)が、不用意に狂うことを抑制できる。
ここで、内転リング20を回転させる場合には、作業者が駆動竜頭56を指で撮んで駆動竜頭56を回転させる。駆動竜頭56を回転させると、駆動竜頭56に取り付けた駆動歯車72が内転リング20の被動歯車部28を回転させ、被動歯車部28の設けられた内転リング20が回転される。
駆動竜頭56を回転させると、駆動竜頭56の内周面に形成された突起80が弾性材巻真パイプ44の歯46Aの側面を押圧して、弾性変形片52は径方向内側へ傾斜するように弾性変形する。さらに、駆動竜頭56の回転を継続すると、突起80は、歯46Aの頂部を乗り越えて谷部48を脱出し、乗り越えた歯46Aと乗り越えた歯46Aに隣接する他の歯46Aとの間の次の谷部48に入り込む。突起80が次の谷部48に入り込むと、径方向内側へ弾性変形された弾性変形片52が元の位置まで弾性復帰する。
このように駆動竜頭56を回転させ、突起80が歯46Aの頂部を乗り越えて突起80が次の谷部48に入り込むことで、クリック感が得られ、作業者は、駆動竜頭56が回転していることを知覚的に判断することができる。
上記のようにクリック感を得るためのクリック構成として、駆動竜頭56と弾性材巻真パイプ44との2部品で構成できるので、クリック機構を簡単な構成で実現することができる。
また、駆動竜頭56の突起80が、弾性材巻真パイプ44の歯46Aと歯46Aとの間の谷部48に入り込んで、突起80が二つの歯46Aの間に接触して挟まれた状態で保持されているので、駆動竜頭56の回転方向のがたつきも抑制される。
さらに、クリック機構は、貫通孔42に弾性材巻真パイプ44を挿入した後、弾性材巻真パイプ44に駆動竜頭56の軸部材58を挿入させ、軸部材58の先端側に駆動歯車72を止輪78で固定するという簡単な作業で組立を行うことができる。本実施形態では、軸部材58を挿入する際、特許文献1のようにバネによる反発が無いので、組み込み作業がし易い。
なお、本実施形態の腕時計10では、弾性材巻真パイプ44に形成された筋目ローレット46において18個の歯46Aが形成されていたが、筋目ローレット46における歯46Aの数は、18個未満であってもよく、18個より多くてもよい。
本実施形態の腕時計10では、弾性材巻真パイプ44の外周部に18個の谷部48が形成されているので、駆動竜頭56を1回転させるとクリック感(突起80が一つの歯46Aを乗り越えると1クリック)が18回得られる。
駆動歯車72の歯数、被動歯車部28の歯数、及び駆動竜頭56の1回転当たりのクリックの数を調整し、駆動竜頭56のクリック数と内転リング20の回転角度とを対応させ、作業者が対応関係を把握しておけば、作業者は、駆動竜頭56を回転させたときのクリック数を数えることで、内転リング20を目視せずとも、予め決めた所定の回転角度だけ内転リング20を回転させることが可能となる。
例えば、内転リング20が時間を把握する目的のものであれば、駆動竜頭56のクリック数と、内転リング20の回転角度(表示26の時間)とを対応させ、内転リング20が方位を把握する目的のものであれば、駆動竜頭56のクリック数と、内転リング20の回転角度(方位角度)とを対応させることができる。
なお、通常時(駆動竜頭56の非操作時)において、少なくとも駆動竜頭56の突起80が、弾性材巻真パイプ44の二つの歯46Aの間に接触して挟まれた状態で保持されていればよく、このときに弾性変形片52は変形していなくてもよいし、突起80に押圧されて径方向内側へ若干変形していてもよい。弾性変形片52が突起80に押圧されて径方向内側へ若干変形させられた状態とすることで、駆動竜頭56を回転させる際に必要なトルクを高くすることでき、駆動竜頭56の不用意な回転をより一層抑制することができる。
[第2の実施形態]
本発明の第2の実施に係る腕時計10を図7〜図10にしたがって説明する。なお、第1の実施形態と同一構成には同一符号を付し、その説明は省略する。
図7に示すように、本実施形態の腕時計10では、ケース12の貫通孔42に第1の実施形態とは異なる形状の弾性材巻真パイプ82が挿入されている。図7〜図9に示すように、本実施形態の弾性材巻真パイプ82は、円筒状に形成された小径部82Bの一方側に、断面六角形状の筒状とされた大径部82Aを備えている。大径部82Aには、6個の角部の一つおきに軸方向に沿って延びる割り溝84が形成されている。割り溝84は、大径部82Aの小径部82B側とは反対側の端部から、段付き部分の近傍まで形成されている。即ち、割り溝84の溝底は、段付き部分の近傍に位置している。
図8に示すように、大径部82Aにおいて、割り溝84と割り溝84との間は、軸方向から見て山型に曲がった弾性変形片86とされている。なお、弾性変形片86の周方向に凹凸した内周部が、本発明の係合部の一例である。
図7に示すように、大径部82Aの外周面には、割り溝84の溝底の外側に環状溝88が形成されており、弾性変形片86の基部の厚みを減少させている。この弾性変形片86の厚みが減少した部分が、本発明の薄肉部の一例である。これにより、弾性変形片86は、環状溝88を支点として径方向内外方向に傾斜するように弾性変形可能となっている。
図7、及び図9に示すように、本実施形態の駆動竜頭56と軸部材92とが別体で構成されている。なお、駆動竜頭56、及び軸部材92が、本発明の竜頭の一例である。
図10に示すように、本実施形態の駆動竜頭56は、リング状の周壁94と、この周壁94の一端を閉じる端壁96を有するキャップ状に形成されている。周壁94の外周面には、筋目ローレット60が形成されている。本実施形態の周壁94は、内周面が一定径に形成されている。なお、端壁96の中央には、後述する軸部材92の雄螺子98が捩じ込まれる雌螺子100が形成されている。
図7、及び図9に示すように、本実施形態の軸部材92は、前述した第1実施形態の軸部材58と同様に、一定径軸部材58B、段差66、異形断面軸部材58Aを備えているが、一定径軸部材58Bの異形断面軸部材58A側とは反対側には、一定径軸部材58Bよりも大径に形成された大径軸部102と、雄螺子98とを備えている。
図8、及び図9に示すように、大径軸部102の外周面には、筋目ローレット104が形成されている。筋目ローレット104には、軸方向に沿って延びる山形(本実施形態では三角形)の歯104Aが周方向に等間隔で配置されている。本実施形態では、大径部82Aの外周面に18個の歯104Aが形成されている。歯104Aは、先細り形状が好ましく、三角形に制約されず、例えば、三角形の先端が丸みを帯びて形成されていてもよく、二等辺台形状等であってもよい。ここで、歯104Aと歯104Aとの間の凹部分は、本明細書において、谷部106と呼ぶ。なお、歯104A、及び谷部106が、本発明の凹凸部の一例である。
図7、及び図8に示すように、弾性材巻真パイプ82の大径部82Aは、駆動竜頭56の周壁94と軸部材92の大径軸部102との間の環状の空間部分に挿入されている。なお、弾性材巻真パイプ82の大径部82Aと駆動竜頭56の周壁94との間には、弾性変形片86の径方向外側への変形を許容する隙間が設けられている。
通常時は、図8に示すように、弾性材巻真パイプ82の弾性変形片86の周方向端部の内側角部が大径軸部102の歯104Aと歯104Aとの間の谷部106に入り込んでおり、一方の歯104Aの頂部に弾性変形片86の内周面が接触し、他方の歯104Aの傾斜面に弾性変形片86の内側角部が接触している。
(作用、効果)
以下に、本実施形態の腕時計10の作用、効果について説明する。
内転リング20を回転させるには、第1の実施形態と同様に駆動竜頭56を回転させることで、内転リング20が回転される。
本実施形態では、駆動竜頭56を回転させると、弾性変形片86が軸部材92の歯104Aに押圧されて、弾性変形片86が径方向外側へ傾斜するように弾性変形する。さらに、駆動竜頭56の回転を継続すると、弾性変形片86の内側角部が、歯104Aの頂部を乗り越え、乗り越えた歯104Aと、乗り越えた歯104Aに隣接する他の歯104Aとの間の次の谷部106に入り込む。弾性変形片86の内側角部が次の谷部106に入り込むと、弾性変形片86が元の位置まで弾性復帰する。
このように駆動竜頭56を回転させ、弾性変形片86の内側角部が歯104Aの頂部を乗り越えて該内側角部が次の谷部106に入り込むことで、クリック感が得られ、作業者は、駆動竜頭56が回転していることを知覚的に判断することができる。
一方、通常時(非操作時)は、図8に示すように弾性変形片86の内側角部が、軸部材92の歯104Aと歯104Aとの間の谷部106に入り込んで、保持されているので、駆動竜頭56が何らかの物体に接触した場合等の、駆動竜頭56の不用意な回転が抑制される。
したがって、本実施形態においても、第1の実施形態と同様に、駆動歯車72が内転リング20の被動歯車部28に常に噛合っているにも拘わらず、携帯時等における内転リング20の不用意な回転、及び駆動竜頭56の空回りを抑制することができる。
上記のようにクリック感を得るためのクリック構成としては、駆動竜頭56と弾性材巻真パイプ82との2部品で構成できるので、本実施形態の腕時計10においても、クリック機構を簡単な構成で実現することができる。
また、弾性変形片86の内側角部が、駆動竜頭56の軸部材92の歯104Aと歯104Aとの間の谷部106に入り込んで保持されているので、簡単な構成で駆動竜頭56が回転方向にがたつくことも抑制される。
さらに、クリック機構は、貫通孔42に弾性材巻真パイプ82を挿入した後、弾性材巻真パイプ82に駆動竜頭56の軸部材92を挿入させ、軸部材92の先端側に駆動歯車72を止輪78で固定するという簡単な作業で組立を行うことができる。本実施形態においても、第1の実施形態と同様に、軸部材92を挿入する際に、特許文献1のようにバネによる反発が無いので、組み込み作業がし易い。
なお、上記説明では、弾性変形片86の内側角部が、軸部材92の歯104Aと歯104Aとの間の谷部106に入り込んで、駆動竜頭56が保持されていると説明したが、軸部材92の2つの歯104Aが、山型に曲がった弾性変形片86の内周面側の凹部に入り込んで駆動竜頭56の保持が行われているともいえる。
[第3の実施形態]
本発明の第3の実施に係る腕時計10を図11にしたがって説明する。なお、前述した実施形態と同一構成には同一符号を付し、その説明は省略する。
図11に示すように、本実施形態の腕時計10は、第2の実施形態の変形例であり、弾性材巻真パイプ82の形状が第2の実施形態とは若干異なっている。
本実施形態の82弾性材巻真パイプ82の大径部82Aは円筒状であり、内周面に軸部材92の歯104Aと歯104Aとの間の谷部106に入り込む突起108が形成されているものである。なお、本実施形態の作用、効果は第2の実施形態と同様である。
[その他の実施形態]
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は、上記に限定されるものでなく、上記以外にも、その主旨を逸脱しない範囲内において種々変形して実施可能であることは勿論である。
第1の実施形態では、駆動竜頭56の周壁62の内周面に形成した突起80を、弾性材巻真パイプ44の大径部44Aの外周部に設けた歯46Aと歯46Aとの間の谷部48に入り込ませることでクリック機構を構成したが、本発明はこれに限らず、周壁62の内周面に形成した凹部に、弾性材巻真パイプ44の外周面に形成した凸部を入り込ませる構成としてもよい。
上記実施形態では、駆動竜頭56の回転操作で駆動するケース12内の機構の一例として内転リング20を挙げたが、本発明はこれに限らず、駆動竜頭56の回転操作で駆動する対象は、内転リング20以外の、例えば、カレンダー、ムーブメント等であってもよい。
上記実施形態では、本発明を適用した腕時計を例にして説明したが、本発明は、腕時計に限らず、腕時計以外の時計にも適用できる。また、時計とは、時刻を表示可能なものであれば特に形状や形態は問わず、時計と呼ばない携帯機器等であってもよい。
10…腕時計(時計)
12…ケース
44…弾性材巻真パイプ(筒部材)
46A…歯(凹凸部の凸部)
48…谷部(凹凸部の凹部)
52…弾性変形片(分割片)
56…駆動竜頭(竜頭)
58…軸部材
80…突起(係合部)
82…弾性材巻真パイプ(筒部材、内周部が係合部)
84…割り溝(溝)
86…弾性変形片(分割片)
92…軸部材
104A…歯(凹凸部の凸部)
106…谷部(凹凸部の凹部)
108…突起(係合部)

Claims (5)

  1. ケースの外側に突出し、先端部が径方向に弾性変形可能な筒部材と、
    前記筒部材に回転可能に挿通される竜頭と、
    前記筒部材及び前記竜頭の何れか一方の周面に形成された凹凸部と、
    前記筒部材及び前記竜頭の何れか他方の周面に形成され、かつ前記凹凸部と係合する係合部と、
    を有する時計。
  2. 前記筒部材における弾性変形可能な部分は、前記筒部材の先端側から基端側に向けて延び、かつ周方向に間隔を開けて形成された複数の溝で周方向に分割した分割片によって構成されている、請求項1に記載の時計。
  3. 前記分割片には、前記基端側に、前記先端部側よりも薄い薄肉部が形成されている、請求項2に記載の時計。
  4. 前記竜頭は、軸部材と、前記軸部材の先端に接続され前記ケース側が開放されるキャップ状の頭部と、を備え、
    前記頭部の内周部に前記係合部としての突起が形成され、
    前記筒部材の外周部に前記凹凸部が形成されている、請求項1〜請求項3の何れか1項に記載の時計。
  5. 前記竜頭は、軸部材と、前記軸部材の先端に接続され前記ケース側が開放されるキャップ状の頭部と、を備え、
    前記軸部材の外周部に前記凹凸部が形成され、
    前記筒部材の内周部に前記係合部が形成されている、請求項1〜請求項3の何れか1項に記載の時計。
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