JP2019152394A - ガスコンロ - Google Patents

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【課題】トッププレートの裏面側でシール性を高め得るカバーリング部を備えたガスコンロを提供する。【解決手段】ガスコンロにおいて、カバーリング部60は、環状に構成されるとともに開口部の周縁部の上面側を覆うように開口部に沿って配置される上側リング部61と、環状に構成されるとともに開口部の周縁部の裏面側を覆うように開口部に沿って配置される下側リング部63と、上側リング部61と下側リング部63とを連結する連結部64と、を具備する。下側リング部63には、トッププレート2の裏面側において開口部の周囲に配置される裏面側周囲構成部2Fに対し、周方向の全周にわたるように密着する環状の密着部82が形成されている。【選択図】図7

Description

本発明は、ガスコンロに関するものである。
特許文献1で開示されるガスコンロは、バーナ開口の周縁部にカバーリング設けられており、このカバーリングは、バーナの外周とバーナ開口の内周との間に形成される環状空間を閉塞する構成をなしており、上側のフランジ部と下側の押さえ板とによって、天板の周縁部とパッキンとが挟圧されるようになっている。
特開2014−20710号公報
しかし、従来から提供されているカバーリングは、特許文献1のように裏板(押さえ板)の4点が天板(トッププレート)の裏面と接触する構成であったため、裏板(押さえ板)と天板裏面との間での密着範囲が狭く、シール性は確保されていなかった。
本発明は、上述した課題を解決するためになされたものであり、トッププレートの裏面側でシール性を高め得るカバーリング部を備えたガスコンロを提供することを目的とするものである。
本発明の一つであるガスコンロは、
ガスバーナと、
上端側が開放した構成をなし、前記ガスバーナを収容する筐体部と、
板状に構成され、前記ガスバーナが挿入される開口部を有し、前記筐体部の上端側を閉塞するように取り付けられるトッププレートと、
前記開口部に沿うように前記トッププレートに固定されるカバーリング部、
を備え、
前記カバーリング部は、
環状に構成されるとともに前記開口部の周縁部の上面側を覆うように前記開口部に沿って配置される上側リング部、
環状に構成されるとともに前記開口部の周縁部の裏面側を覆うように前記開口部に沿って配置される下側リング部と、
前記上側リング部と前記下側リング部とを連結する連結部と、
を具備し、
前記下側リング部には、前記トッププレートの裏面側において前記開口部の周囲に配置される裏面側周囲構成部に対し、周方向の全周にわたるように密着する環状の密着部が形成されている。
上記ガスコンロは、カバーリング部を構成する下側リング部に設けられた環状の密着部が、トッププレートの裏面側において開口部の周囲に配置される裏面側周囲構成部に対し、周方向の全周にわたるように密着する構成をなす。このように構成されるため、下側リング部と裏面側周囲構成部との間で周方向全周にわたってシール性を確保することができる。しかも、周方向全周にわたって開口部の周囲の部分(裏面側周囲構成部)と環状の密着部とが密着していれば、カバーリング部周辺の強度を効果的に高めることができる。
上記ガスコンロは、開口部に沿って環状に配置されるとともに、トッププレートの上面側において開口部の周囲に配置される上面側周囲構成部と上側リング部との間に挟持されるパッキンを備えていてもよい。そして、下側リング部の密着部は、パッキンよりも開口部の中心から遠い環状の範囲で裏面側周囲構成部に密着する構成であってもよい。
このようにすれば、密着部が密着する環状範囲付近では密着部がトッププレートを支え、密着部が密着する環状範囲よりも開口部に近い側ではパッキンによって下側に押される力が強くなる。よって、熱の影響を受けやすい開口部近傍が、下反り方向に矯正されやすくなる。熱による変形によって上側に反った場合、反りの規制は難しいが、下側に反る場合にはガスコンロ内の部材によって反りが規制されやすいため、下反り方向に矯正される構成とすると有効である。
上記ガスコンロにおいて、密着部は、開口部を中心とする周方向の全範囲で連続するように裏面側周囲構成部に密着する構成であってもよい。
このように、周方向全範囲で連続するように密着部が密着していれば、下側リング部と裏面側周囲構成部との間でのシール性がより一層高まる。
本発明の一つであるガスコンロは、下側リング部と裏面側周囲構成部との間で周方向全周にわたってシール性を確保することができる。しかも、周方向全周にわたって開口部の周囲の部分(裏面側周囲構成部)と環状の密着部とが密着していれば、カバーリング部周辺の強度を効果的に高めることができる。
図1は、実施例1のビルトインコンロを概略的に例示する斜視図である。 図2は、図1のビルトインコンロの平面図である。 図3は、図1のビルトインコンロにおいて、トッププレート等を取り外した状態を例示する斜視図である。 図4は、図2のA−A断面を概略的に例示する断面図である。 図5は、図2のB−B断面を概略的に例示する断面図である。 図6は、トッププレートの底面図である。 図7は、図2のC−C断面を概略的に例示する断面図である。 図8は、トッププレートの一部部品を分解した分解斜視図である。 図9(A)は、上側リング部の平面図であり、図9(B)は、下側リング部の平面図である。 図9(A)は、上側リング部の正面図であり、図9(B)は、下側リング部の正面図である。
<実施例1>
以下、本発明の一例を具現化したビルトインコンロ1について、図面に基づいて説明する。これらの図面は、本発明が採用しうる技術的特徴を説明するために用いられるものである。以下に記載されている装置の構造などは、特に特定的な記載がない限り、それのみに限定する趣旨ではなく、単なる説明例である。なお、ビルトインコンロ1は、ガスコンロの一例に相当する。
ビルトインコンロ1は、図1、図2のような外観をなし、図3のような内部構成となっている。ビルトインコンロ1は、図2で概念的に示すキッチンカウンター100の所定の載置面102Aに形成されたカウンター孔104を通してキッチンカウンター100の内部に一部(後述する周壁部32等)が収容されつつ、筐体部30の一部(被支持部34)がカウンター孔104の周囲の載置面102Aに支持された状態で設置される。図1のように、ビルトインコンロ1は、板状に構成されたトッププレート2(天板部)が筐体部30(図3〜図5等参照)に対して着脱可能に取り付けられてなる。なお、図3〜図5では、断面のハッチングを省略して概念的に示している。
図4、図5のように、筐体部30は、ガスバーナ5,6などの各種部品を収容する収容空間の周囲に配置される周壁部32と、周壁部32の上端部において外側へと環状に張り出すように形成された被支持部34と、を備え、上端部30A側が開放した箱状のケース体として構成されている。周壁部32は、前後左右のそれぞれに壁部が配置され、これら壁部によって囲まれた内部空間にガスバーナ5,6などの各種部品を収容する構成をなす。
図1、図2で示すトッププレート2は、板状に構成された部品であり、筐体部30の上端部30A(図4、図5等)を覆うことにより筐体部30の上端側に形成された開口部(上端部30Aによって構成される開口部)を閉塞する形で、筐体部30に対して上方側から組み付けられる。トッププレート2は、矩形状の周縁部2Bを有しており、この周縁部2Bは、筐体部30における被支持部34の上方側を覆うように配置される。なお、本構成において、周縁部2Bは、トッププレート2のうちの被支持部34を覆う被覆部及びその被覆部の外側に配置される部分の総称である。トッププレート2は、図2のように筐体部30に組みつけられた状態でビルトインコンロ1の上面部として機能する。トッププレート2は、筐体部30に対して着脱可能とされており、トッププレート2において前後方向の中心よりも前側及び後側には、トッププレート2を厚さ方向に貫通した形で開口部2C,2Dが形成されている。
本構成では、トッププレート2において、ガスバーナ5,6の周囲に平坦な上面を有する平坦部2Aが設けられており、この平坦部2Aの上面と直交する方向をビルトインコンロ1の上下方向とする。上下方向と直交する方向のうち、図2のように平面視したときのビルトインコンロ1の長手方向がビルトインコンロ1の前後方向であり、これら上下方向及び前後方向と直交する方向がビルトインコンロ1の左右方向(幅方向)である。
図1、図2のように、トッププレート2の後ろ側の開口部2C(図8)の内側にはガスバーナ5が設けられ、前側の開口部2D(図8)の内側にはガスバーナ6が設けられ、2つのガスバーナ5,6が前後方向に1列に並んだ構成をなしている。それぞれの開口部2C,2Dの上側には五徳11,12が設けられている。五徳11,12は、それぞれの上面に調理鍋(図示略)等の調理容器を載置し得る構成となっている。ガスバーナ5,6は、燃焼ガスを燃焼させて五徳11,12に載置された調理容器を加熱するように機能する。なお、本構成では、五徳11,12に板面を接触させる形で五徳11,12上に平坦な板材を配置したときのその板面と直交する方向(当該板材の板厚方向)がビルトインコンロ1の上下方向となっている。ガスバーナ5の中心にはセンサ部15が設けられ、ガスバーナ6の中心にはセンサ部16が設けられている。ビルトインコンロ1の上面側において、トッププレート2の前端寄り且つ右端寄りの領域には、トッププレート2を貫通した形で点火スイッチ21,22がそれぞれ設けられ、左側の点火スイッチ21は、ガスバーナ5の点火操作を行うためのスイッチとなっており、右側の点火スイッチ22は、ガスバーナ6の点火操作を行うためのスイッチとなっている。
(カバーリング部)
次に、カバーリング部60,69について、主に図6〜図10を参照して詳述する。なお、以下では、主にカバーリング部60に着目して詳細を説明する。カバーリング部69は、形状は若干異なるが、特徴についてはカバーリング部60と同様の特徴を有している。
図7のように、カバーリング部60は、トッププレート2の平坦部(平坦な板状部)2Aに形成された開口部2D(図8も参照)とガスバーナ6(図1〜図5等参照)の外周部との間に形成される環状の空間を部分的に閉塞する構成をなしており、開口部2Dの周縁部を上下に挟み込む構成をなしている。このカバーリング部60は、図8のような部品構成をなしており、図1、図2、図4〜図7のようにトッププレート2に組み付けられる。
図8のように、カバーリング部60は、主に、上側リング部61、パッキン62、下側リング部63、連結部64、によって構成されている。
上側リング部61は、例えば金属材料などからなり、図8〜図10のように、環状且つ板状に構成されている。上側リング部61は、開口部2Dの周縁部の上面側を覆うように開口部2Dに沿って配置される部材である。上側リング部61は、主に環状板部61Eと突出部61Fとによって構成され、これらが一体化した形態をなす。
図8、図9のように、環状板部61Eの中央部には、下方側から上方に向けて突出するガスバーナ6を挿入するための開口孔部61Dが、ガスバーナ6の外周部よりも少し大きいサイズで形成されている。更に、環状板部61Eの外周部には、五徳12の一部を係止させるための3つの切欠き部61Aが、中心側に向かって凹んだ形状で形成されている。また、環状板部61Eにおいて開口孔部61D寄りの位置には、下方側から突出するイグナイタ19を挿入するための切欠き部61Bと、下方側から突出する熱電対18を挿入するために61Cとが形成されている。
図7、図10のように、上側リング部61の裏面側には、開口孔部61Dが形成された環状板部61Eの裏面から下方側に突出する形態で突出部61Fが形成されている。突出部61Fは、開口孔部61Dの周りにおいて開口孔部61Dの周縁に沿って円弧状に延びている。図7のように、突出部61Fの内部には、下端側から上方に向かって凹となる4つのねじ溝61Hが形成されている。図6、図7のような組み付け時において、4つのねじ溝62Hのそれぞれの開口領域が、図8で示す4つの凹部84A(切欠き)の切欠き領域と重なるように対応付けられている。また、突出部61Fから下方側に凸となる形態で2つの突起部61Gが形成されている。
パッキン62は、例えば、カーボンなどの非金属材料からなり、図7、図8のように、環状且つ板状に構成されている。パッキン62は、開口部2Dに沿って環状に配置されるとともに、上面側周囲構成部2Eと上側リング部61との間に挟持される。上面側周囲構成部2Eは、トッププレート2の上面側において開口部2Dの周囲に配置される部分であり、パッキン62によって覆われる部分である。図7の例では、パッキン62の内周縁が開口部2Dの内周縁よりも内側の位置となっており、開口孔部61Dの内周縁よりも外側の位置となっている。パッキン62の外周縁は、開口部2Dの内周縁よりも外側の位置となっており、上側リング部61の外周縁よりも内側の位置となっており、パッキン62の全体が上側リング部61によって覆われている。パッキン62は、開口部2Dの周方向全体にわたって上側リング部61及び上面側周囲構成部2Eに密着する構成をなす。なお、パッキン62は、耐熱性を有する部材であればカーボンに限定されない。
図8、図9(B)、図10(B)等で示す下側リング部63は、例えば金属材料などからなり、環状且つ板状に構成されている。下側リング部63は、開口部2Dの周縁部の裏面側を覆うように開口部2Dに沿って配置される部材である。図7のように、下側リング部63は、主に、環状且つ板状に構成される密着部82と、密着部82よりも内側において密着部82よりも下方側に膨出する膨出部84とを備える。
密着部82は、平坦部2Aの板面方向において、パッキン62の外縁よりも外側に配置されており、上側リング部61の外縁よりも外側に配置されている。具体的には、密着部82は、開口部2Dの周縁部においてパッキン62が押圧する押圧領域の真裏の領域から距離を隔てた外側の環状領域を下方側から押圧するように環状に配置されている。
膨出部84は、密着部82よりも下方側に膨出するように一部が湾曲した板状の構成をなしており、密着部82から凹んだ形状をなしている。膨出部84の内壁面は、平坦部2Aの下面(裏面)よりも下側の位置に配置されており、膨出部84の底部の内壁面(底面)と突出部61Fの下端面とが当接して配置されている。膨出部84の中央部には、下方側から上方に向けて突出するガスバーナ6を挿入するための開口孔部86が、ガスバーナ6の外周部よりも少し大きいサイズで形成されている。膨出部84において開口孔部86の近傍には、上側リング部61の2つの突起部61Gを挿入するための2つの挿入孔84Bが形成されている。更に、開口孔部86から切り欠かれた形態で、連結部64を入り込ませるための4つの凹部84Aが、上述する4つのねじ溝62H(図7では、2つを図示)に対応する位置に形成されている。
このように構成された上側リング部61、パッキン62、下側リング部63は、連結部64の連結作用によって開口部2Dの周囲に固定される。連結部64は、上側リング部61と下側リング部63とを連結する部材であり、例えばねじ、ボルト等の連結部材によって構成されている。具体的には、図6、図7のような組み付け時において、上側リング部61の突出部61Fに形成された4つのねじ溝62Hのそれぞれの開口領域が、下側リング部63の膨出部84に形成された4つの凹部84A(切欠き)の切欠き領域と重なるようになっており、上側リング部61の突出部61Fから下方側に凸となる2つの突起部61Gが、下側リング部63の膨出部84に形成された2つの挿入孔84Bに挿入されるようになっている。このような状態で、各々の凹部84A及びねじ溝62Hの組合せが、各々の連結部64によって共締めされる形態で固定される。
図7のように、上側リング部61は環状板部61Eがパッキン62及び上面側周囲構成部2Eを上方側から覆った状態、且つ突出部61Fが開口部2D内に挿入された状態で配置され、パッキン62は、環状板部61Eと上面側周囲構成部2Eとに挟み込まれた状態で配置され、上側リング部61は、密着部82を裏面側周囲構成部2Fに密着させた状態且つ膨出部84の上面の一部を突出部61Fに当接させた状態で配置され、このような状態で連結部64によって上側リング部61と下側リング部63とが上下に固定される。
図7のような固定状態では、下側リング部63において環状且つ板状に構成された密着部82の上面が、開口部2Dの周囲に配置される裏面側周囲構成部2Fの下面に対し、周方向の全周にわたるように密着する構成をなす。なお、裏面側周囲構成部2Fは、トッププレート2の裏面側において開口部2Dの周囲に配置される部分であり、密着部82が密着する部分及びこの部分よりも内側の部分を指す。密着部82は、パッキン62よりも開口部2Dの中心から遠い環状の範囲で裏面側周囲構成部2Fに密着する構成をなし、開口部2Dを中心とする周方向の全範囲で連続するように裏面側周囲構成部2Fに密着する構成をなす。このような構成であるため、裏面側周囲構成部2Fの下面における密着部82が接触する環状の領域において、上方に向かう押圧力が付与され続ける。一方で、上面側周囲構成部2Eの上面におけるパッキン62が接触する環状の領域において、下方に向かう押圧力が付与され続ける。
次に、本構成の主な効果を例示する。
ビルトインコンロ1(ガスコンロ)は、カバーリング部60を構成する下側リング部63に設けられた環状の密着部82が、トッププレート2の裏面側において開口部2Dの周囲に配置される裏面側周囲構成部2Fに対し、周方向の全周にわたるように密着する構成をなす。このように構成されるため、下側リング部63と裏面側周囲構成部2Fとの間で周方向全周にわたってシール性を確保することができる。しかも、周方向全周にわたって開口部2Dの周囲の部分(裏面側周囲構成部2F)と環状の密着部82とが密着していれば、カバーリング部60周辺の強度を効果的に高めることができる。このような効果は、カバーリング部69でも同様に得られる。
また、ビルトインコンロ1は、開口部2Dに沿って環状に配置されるとともに、トッププレート2の上面側において開口部2Dの周囲に配置される上面側周囲構成部2Eと上側リング部61との間に挟持されるパッキン62を備える。そして、下側リング部63の密着部82は、パッキン62よりも開口部2Dの中心から遠い環状の範囲で裏面側周囲構成部2Fに密着する構成となっている。このようにすれば、密着部82が密着する環状範囲付近では密着部82がトッププレート2を支え、密着部82が密着する環状範囲よりも開口部2Dに近い側ではパッキン62によって下側に押される力が強くなる。よって、熱の影響を受けやすい開口部2D近傍が、下反り方向に矯正されやすくなる。熱による変形によって上側に反った場合、反りの規制は難しいが、下側に反る場合にはガスコンロ内の部材によって反りが規制されやすいため、下反り方向に矯正される構成とすると有効である。このような効果は、カバーリング部69でも同様に得られる。
ビルトインコンロ1において、密着部82は、開口部2Dを中心とする周方向の全範囲で連続するように裏面側周囲構成部2Fに密着する構成となっている。このように、周方向全範囲で連続するように密着部82が密着していれば、下側リング部63と裏面側周囲構成部2Fとの間でのシール性がより一層高まる。このような効果は、カバーリング部69でも同様に得られる。
<他の実施例>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施例に限定されるものではなく、例えば次のような例も本発明の技術的範囲に含まれる。また、上述した実施例の特徴や後述する実施例の特徴は矛盾しない範囲で様々に組み合わせることが可能である。
上述した実施例では、ガスコンロの例としてビルトインコンロを例示したが、ビルトイン方式ではない他の方式(例えば、テーブルコンロ)に適用してもよい。
1…ビルトインコンロ(ガスコンロ)
2…トッププレート
2C,2D…開口部
2E…上面側周囲構成部
2F…裏面側周囲構成部
5,6…ガスバーナ
30…筐体部
60,69…カバーリング部
61…上側リング部
62…パッキン
63…下側リング部
64…連結部
82…密着部
100…キッチンカウンター
102A…載置面
104…カウンター孔

Claims (3)

  1. ガスバーナと、
    上端側が開放した構成をなし、前記ガスバーナを収容する筐体部と、
    板状に構成され、前記ガスバーナが挿入される開口部を有し、前記筐体部の上端側を閉塞するように取り付けられるトッププレートと、
    前記開口部に沿うように前記トッププレートに固定されるカバーリング部、
    を備え、
    前記カバーリング部は、
    環状に構成されるとともに前記開口部の周縁部の上面側を覆うように前記開口部に沿って配置される上側リング部、
    環状に構成されるとともに前記開口部の周縁部の裏面側を覆うように前記開口部に沿って配置される下側リング部と、
    前記上側リング部と前記下側リング部とを連結する連結部と、
    を具備し、
    前記下側リング部には、前記トッププレートの裏面側において前記開口部の周囲に配置される裏面側周囲構成部に対し、周方向の全周にわたるように密着する環状の密着部が形成されている
    ガスコンロ。
  2. 前記開口部に沿って環状に配置されるとともに、前記トッププレートの上面側において前記開口部の周囲に配置される上面側周囲構成部と前記上側リング部との間に挟持されるパッキンを備え、
    前記下側リング部の前記密着部は、前記パッキンよりも前記開口部の中心から遠い環状の範囲で前記裏面側周囲構成部に密着する
    請求項1に記載のガスコンロ。
  3. 前記密着部は、前記開口部を中心とする周方向の全範囲で連続するように前記裏面側周囲構成部に密着する
    請求項1又は請求項2に記載のガスコンロ。
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