JP2019150570A - ステント - Google Patents

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Abstract

【課題】留置後の抜去性に優れるステントを提供する。【解決手段】ステント(胆管ステント1)は、生体管腔(例えば、胆管)内に留置されるステントである。管状のステント本体部10を備え、ステント本体部は、径方向の寸法が変化することなく当該ステント本体部の軸方向に伸縮可能であり、軸方向への引張動作に追従して軸心周りに捻回する。【選択図】図2

Description

本発明は、生体管腔に留置されるステントに関する。
従来、血管、食道、胆管、気管、尿管などの生体管腔に生じた狭窄部又は閉塞部に留置され、病変部位を拡径して生体管腔の開存状態を維持するステントが知られている。ステントは、例えば、線材を筒状に編み込んで形成されており、網目の変形により径方向に拡縮可能となっている。
外周面及び内周面が樹脂フィルム等で被覆されていないベアステントの場合、網目から管腔細胞がはみ出して再狭窄を生じる虞があり、ステントの再留置が必要になることもある。この場合、留置されていたステントは生体管腔から抜去され、回収される。特許文献1には、留置後に容易に抜去できるステントが開示されている。特許文献1に開示のステントは、ステントを軸方向に引っ張ることに伴いステントが容易に縮径する構造を有している。
特開2010−259784号公報
しかしながら、特許文献1に開示のステントは、ステント本体部を縮径させるための引出しワイヤーを設ける必要があるので、構造が複雑である。また、従来のステントは、軸方向へ引っ張られると、伸張しつつ縮径して管壁から引き離されることになるが、変形して潰れた網目に管腔細胞が挟み込まれ、抜去が困難になる虞がある。
本発明の目的は、留置後の抜去性に優れるステントを提供することである。
本発明に係るステントは、
生体管腔内に留置されるステントであって、
管状のステント本体部を備え、
前記ステント本体部は、径方向の寸法が変化することなく当該ステント本体部の軸方向に伸縮可能であり、前記軸方向への引張動作に追従して軸心周りに捻回することを特徴とする。
また、本発明に係るステントは、
生体管腔内に留置されるステントであって、
少なくとも1本の線材を用いて形成された管状のステント本体部を備え、
前記ステント本体部は、当該ステント本体部の軸方向に伸縮可能であり、前記軸方向への引張動作に追従して前記線材により規定される空間の寸法が大きくなることを特徴とする。
本発明によれば、生体管腔内に留置されているステントを容易に抜去することができる。
図1A、図1Bは、実施の形態に係る胆管ステントを胆管内に留置させるためのステント留置システムの構成を示す図である。 図2は、実施の形態に係る胆管ステントを示す斜視図である。 図3は、ステント本体部を形成する線材の形状を示す斜視図である。 図4A、図4Bは、ステント本体部の軸方向に伸張した状態を示す展開図である。 図5A、図5Bは、ステント本体部の軸方向に収縮した状態を示す展開図である。
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照して詳細に説明する。本実施の形態では、本発明の一例として、胆管の病変部位(例えば、胆管の狭窄部又は閉塞部)に留置される胆管ステント1について説明する。
図1A、図1Bは、実施の形態に係る胆管ステント1を胆管内に留置させるためのステント留置システム100の構成を示す図である。図1Aは、ステント留置システム100を解体した状態を示す。図1Bは、ステント留置システム100を組み立てた状態を示す。
図1A、図1Bに示すように、ステント留置システム100は、管状のシース101、シース101の内側に配置されシース101の軸方向(長手方向)に沿ってシース101内を進退可能に構成されたインナーロッド102、及び胆管ステント1を備える。
シース101は、管状のシース本体部101aと、シース本体部101aの基端側(近位端側)に設けられたハブ101bと、を有する。図示による説明は省略するが、ハブ101bには、インナーロッド102をシース101に対して固定し、又はその固定を解除するためのナットが設けられている。
シース101は、可撓性を有する材料で形成される。可撓性を有する材料としては、例えば、フッ素樹脂、ポリアミド系樹脂、ポリエチレン系樹脂、及びポリ塩化ビニル系樹脂等から選択される生体適合性を有する合成樹脂(エラストマー)、これら樹脂に他の材料が混合された樹脂コンパウンド、これらの合成樹脂による多層構造体、並びに、これら合成樹脂と金属線との複合体などが挙げられる。
インナーロッド102は、棒状のロッド本体部102aと、収縮状態にある胆管ステント1を保持する保持部102bと、インナーロッド102の先端部(遠位端部)に設けられた先端チップ102cと、を有する。保持部102bは、例えば、胆管ステント1の厚さ分だけロッド本体部102aよりも直径が小さく設定されている。
ロッド本体部102a及び保持部102bを構成する材料としては、例えば、樹脂(プラスチック、エラストマー)又は金属等の、適度な硬度及び柔軟性を有する種々の材料が挙げられる。先端チップ102cを構成する材料としては、例えば、ポリアミド系樹脂、ポリウレタン系樹脂、及びポリ塩化ビニル系樹脂等から選択される合成樹脂(エラストマー)等の、適度な硬度及び柔軟性を有する種々の材料が挙げられる。
図示による説明は省略するが、ロッド本体部102a、保持部102b及び先端チップ102cには、例えば、ガイドワイヤーを通すためのルーメン等が、インナーロッド102の軸方向に沿って形成されている。
胆管ステント1は、胆管内に導入するときには、折り畳まれてシース101内に収縮状態で収納されている(図1B参照)。ステント留置システム100の先端を胆管の病変部位まで移送し、胆管ステント1の位置を固定した状態で、シース101を軸方向に沿って近位側(手元側)に移動させる。これにより、胆管ステント1は、シース101から放出され、自己拡張力によって拡張して胆管内に留置される。なお、シース101の位置を固定した状態で、インナーロッド102を軸方向に沿って遠位側(先端側)に押し出すように移動させることで、胆管ステント1をシース101から放出してもよい。
図2は、本発明の一実施の形態に係る胆管ステント1を示す斜視図である。図2では、胆管グラフト1の網目形状を理解しやすいように、手前側だけを示し、奥側については省略している。
図2に示すように、胆管ステント1は、管状のステント本体部10を備える。ステント本体部10は、胆管内で拡張して、胆汁の流路を画成する。図示を省略するが、胆管ステント1は、抜去時に回収用チューブ等に引き込まれる側の端部に、抜去用のワイヤーを引っかけるための係止部を備えていてもよい。
なお、図2では、ステント本体部10が直管形状を有している場合を示しているが、ステント本体部10は、留置部位に応じて湾曲した形状を有していてもよいし、留置後に胆管形状に沿った湾曲形状を有することになってもよい。
本実施の形態では、ステント本体部10は、金属細線を管状に編み込んで形成されている。具体的には、ステント本体部10は、2本の線材11、12を編み込んで形成されている。線材11、12によって当該線材11、12により規定される空間としての網目S(図4A、図4B参照)が形成される。
ステント本体部10は、拡張状態の形状が記憶された、いわゆる自己拡張性を有するものであり、シース101(図1参照)からの放出に伴い、径方向外側に拡張する。すなわち、ステント本体部10は、径方向内側に折り畳まれた収縮状態から、径方向外側に拡張して管状流路を画成する拡張状態へと変形可能に構成されている。
ステント本体部10を形成する金属細線の材料としては、例えば、ステンレス鋼、Ni−Ti合金、チタン合金等に代表される公知の金属又は金属合金が挙げられる。また、X線造影性を有する合金材料を用いてもよい。この場合、胆管ステント1の位置を体外から確認することができるようになる。
図3は、ステント本体部10を形成する線材11、12の形状を示す斜視図である。
図3に示すように、線材11、12は、所定のピッチでジグザグ状(Z状)に折り返されながら螺旋状に延在する。ステント本体部10は、線材11、12の屈曲部(一方の山部(軸方向一端側に凸の部分)と他方の谷部(軸方向他端側に凸の部分))が互いに噛み合うようにひし形金網状(フェンス状)に編み込んで形成される。なお、線材11、12は、予めZ螺旋状に形成されていてもよいし、編み込む過程でZ螺旋状に形成されてもよい。
図4A、図4Bは、ステント本体部10の軸方向に伸張した状態を示す展開図である。図4Bは、図4Aの一部を拡大して示している。図5A、図5Bは、ステント本体部10の軸方向に収縮した状態を示す展開図である。図5Bは、図5Aの一部を拡大して示している。
ステント本体部10は、線材11、12の軸方向一端側を固定して、軸方向に張力をかけながら編み込まれる。したがって、編み込み直後の網目は、図4A、図4Bに示す状態となる。図4A、図4Bに示す網目構造では、線材11、12が密に交差している。この状態でステント本体部10を軸方向に引っ張っても、隣接する線材11、12によって軸方向への変形が規制されるため、ステント本体部10はほとんど伸張しない。
一方、線材11、12は螺旋状に編み込まれているので、軸心周りの捻回動作によって伸縮することができる。例えば、図4A、図4Bに示す状態において、線材11、12の螺旋ピッチP(図3参照)が狭くなる方向にステント本体部10を捻回させると、径方向の寸法は維持されたまま、螺旋ピッチPが狭くなる分だけステント長が短くなり、最終的に図5A、図5Bに示すような網目構造となる。この捻回動作は、例えば、図2においてステント本体部10の右端部を固定した状態で、左端部を手前側に回転させる動作である(図2の矢印A)。
逆に、図5A、図5Bに示す状態において、線材11、12の螺旋ピッチPが広くなる方向にステント本体部10を捻回させると、径方向の寸法は維持されたまま、螺旋ピッチPが広くなる分だけステント長は長くなり、最終的に図4A、図4Bに示すような網目構造となる。この捻回動作は、例えば、図2においてステント本体部10の右端部を固定した状態で、左端部を奥側に回転させる動作である(図2の矢印B)。
つまり、ステント本体部10は、図5A、図5Bに示す状態において、軸方向に引っ張ったときに軸心周りの捻回力が生じる構造を有している。また、胆管内に留置されている胆管ステント1において、ステント本体部10は、径方向の拡張力によって軸方向に移動困難に固定されている。したがって、ステント本体部10が図5A、図5Bに示す状態となっていれば、ステント本体部10を意図的に軸心周りに捻回させなくても、胆管ステント1を抜去する際の引張動作に追従してステント本体部10は軸心周りに捻回することとなる。なお、ステント本体部10は、図4A、図4Bに示す最も伸張した状態から捻りを戻されて収縮した状態となっていれば、軸方向に引っ張ったときに軸心周りの捻回力が生じる。
また、ステント本体部10の径方向における拡張力は、線材11、12の交差部分が大きいほど大きくなる。つまり、図4A、図4Bに示す状態よりも、図5A、図5Bに示す状態の方が、ステント本体部10の径方向における拡張力は大きい。同様に、ステント本体部10の網目構造が変化すると、アキシャルフォース(真っ直ぐになろうとする力)も変化する。
ここで、図4A、図4Bに示す状態が、ステント本体部10が最も伸張している状態であり、網目Sの寸法が最も大きい状態である。この状態を「第1状態」と称する。また、図5A、図5Bに示す状態が、ステント本体部10が最も収縮している状態(軸方向への圧縮動作により線材11、12の交差が緩んで収縮する場合を除く)であり、網目Sの寸法が最も小さい状態である。第1状態から図5A、図5Bに示す状態に至るまでの状態を「第2状態」と称する。ここでは、図5A、図5Bに示す状態が「第2状態」であるものとして説明する。
つまり、第2状態は、第1状態から、ステント本体部10を軸心周りに捻回して収縮した状態である。また、第2状態は、第1状態における網目Sの寸法よりも網目Sの寸法(面積)が小さい状態といえる。
本実施の形態では、ステント本体部10は、例えば、第2状態で熱処理が施され、形状が記憶されている。したがって、胆管ステント1は、シース101(図1参照)から放出されると、拡張して第2状態となり、胆管内に留置されることとなる。
胆管ステント1は、外周面及び内周面が樹脂フィルム等で被覆されていないベアステントとして胆管内に留置されるので、ステント本体部10の網目Sから管腔細胞がはみ出して再狭窄を生じる虞があり、再留置が必要になることもある。この場合、留置されていた胆管ステント1は胆管から抜去され、回収される。
具体的には、胆管に留置されている胆管ステント1を引っ張って胆管壁から引き剥がし、抜去することになる。このとき、ステント本体部10は、径方向の拡張力によって軸方向に移動困難に固定されているので、引張力によって軸心周りに捻れつつ伸張され、第2状態(図5A、図5B参照)から第1状態(図4A、図4B参照)に移行する。
図4B、図5Bに示すように、第1状態におけるステント本体部10の網目S1の寸法(面積)は、第2状態におけるステント本体部10の網目S2の寸法よりも大きくなる。
また、胆管ステント1を抜去する際に引っ張ると、ステント本体部10は軸心周りに生じる捻回力によって捻れる。すなわち、胆管ステント1を引っ張ると、ステント本体部10は軸心周りに生じる捻回力によって捻れつつ、ステント本体部10の網目S1の寸法が大きくなる。
さらには、第2状態における線材11、12の交差部分は、第1状態における線材11、12の交差部分よりも小さく密になり、線材11、12同士の重なりが減るので、ステント本体部10の径方向における拡張力は低下する。したがって、容易に胆管ステント1を抜去することができる。
なお、胆管ステント1を軸心周りに捻りつつ引っ張ることにより、ステント本体部10はスムーズに第2状態から第1状態に移行するので、より容易に胆管ステント1を抜去することができる。
このように、本実施の形態に係る胆管ステント1は、胆管(生体管腔)内に留置されるステントであって、管状のステント本体部10を備える。ステント本体部10は、径方向の寸法が変化することなく当該ステント本体部10の軸方向に伸縮可能であり、軸方向への引張動作に追従して軸心周りに捻回する。
胆管ステント1によれば、軸方向に引っ張ったときにステント本体部10が軸心周りに捻回するので、胆管ステント1を抜去する際に、胆管壁組織がステント本体部10にくっ付いていても、当該ステント本体部10の捻回動作に胆管壁組織が追従し難くステント本体部10が胆管壁から剥がれやすくなる。したがって、留置後の胆管ステント1の抜去性が格段に向上する。
なお、実施の形態で説明したように、ステント本体部10は、軸方向への引張動作に追従して線材11(線材12)により規定される空間(網目S)の寸法が大きくなる構造を有することが好ましい。
すなわち、本実施の形態に係る胆管ステント1は、胆管(生体管腔)内に留置されるステントであって、少なくとも1本の線材11(線材12)を用いて形成された管状のステント本体部10を備える。ステント本体部10は、当該ステント本体部10の軸方向に伸縮可能であり、軸方向への引張動作に追従して線材11(線材12)により規定される空間(網目S)の寸法が大きくなる。
これにより、軸方向に引っ張ったときに線材11(線材12)により規定される空間(網目S)の寸法が大きくなるので、胆管ステント1を抜去する際に、胆管壁組織がステント本体部10にくっ付いていても、当該ステント本体部10の空間(網目S)を構成する線材11(線材12)の動きに胆管壁組織が追従し難くステント本体部10が胆管壁から剥がれやすくなる。したがって、留置後の胆管ステント1の抜去性が格段に向上する。
以上、本発明者によってなされた発明を実施の形態に基づいて具体的に説明したが、本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で変更可能である。
例えば、本発明は、実施の形態で説明した胆管ステントに限らず、消化器系管腔などの生体管腔や血管等に留置されるステントに適用することができる。
また例えば、実施の形態では、2本の線材11、12を編み込んでステント本体部10を形成しているが、1本又は3本以上の線材を編み込んでステント本体部10を形成してもよい。1本の線材の場合は、ステント本体部10の軸方向端部で線材を折り返して編み込んでもよいし、一条の螺旋形状に形成してもよい。すなわち、線材11(線材12)のにより規定される空間は、例えば、網目Sなどのように線材11、12により閉じられた空間であってもよいし、一条の線材の軸方向に隣合う部分により構成される平面視にて閉じられていない空間(図示略)であってもよい。さらには、ステント本体部10は、金属以外の材料(例えば、セラミックや樹脂等)で形成されてもよい。
また、ステント本体部10は、隣接する線材11、12の屈曲部がかみ合うように線材11、12をひし形金網状に編み込んで形成したものを例示したが、網目Sの形状や編み方は一例であってこれに限られるものではなく、適宜任意に変更可能である。
また、ステント本体部10の構造は、線材の編込み構造に限定されず、軸方向への引張動作に追従して軸心周りに捻回する構造であればよい。例えば、ステント本体部10は、金属パイプ(例えば、Ni−Ti合金からなるパイプ等)をレーザー加工(レーザーカット)することにより形成されてもよいし、コイルスプリング形状を有していてもよい。
すなわち、上記実施形態にあっては、ステント本体部10は、軸方向への引張動作に追従して網目Sの寸法が大きくなる構造を有するか否かは、適宜任意に変更可能である。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 胆管ステント(ステント)
10 ステント本体部
11、12 線材
S、S1、S2 網目

Claims (7)

  1. 生体管腔内に留置されるステントであって、
    管状のステント本体部を備え、
    前記ステント本体部は、径方向の寸法が変化することなく当該ステント本体部の軸方向に伸縮可能であり、前記軸方向への引張動作に追従して軸心周りに捻回することを特徴とするステント。
  2. 前記ステント本体部は、少なくとも1本の線材を編み込んで形成されていることを特徴とする請求項1に記載のステント。
  3. 前記線材は、所定のピッチで折り曲げられた複数の屈曲部を有し、
    前記ステント本体部は、隣接する前記線材の前記屈曲部がかみ合うように前記線材をひし形金網状に編み込んで形成されていることを特徴とする請求項2に記載のステント。
  4. 前記ステント本体部は、前記線材を螺旋状に編み込んで形成されていることを特徴とする請求項2または3に記載のステント。
  5. 前記ステント本体部は、最も伸張した第1状態と、前記第1状態から前記軸心周りに捻回して収縮した第2状態との間で伸縮可能であり、前記第2状態で形状記憶されていることを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載のステント。
  6. 前記ステント本体部は、少なくとも1本の線材を編み込んで形成され、前記軸方向への引張動作に追従して前記線材により規定される空間の寸法が大きくなることを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載のステント。
  7. 生体管腔内に留置されるステントであって、
    少なくとも1本の線材を用いて形成された管状のステント本体部を備え、
    前記ステント本体部は、当該ステント本体部の軸方向に伸縮可能であり、前記軸方向への引張動作に追従して前記線材により規定される空間の寸法が大きくなることを特徴とするステント。
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