JP2019149412A - 電気化学デバイス - Google Patents
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Abstract
Description
セパレータシートを挟むように一対の内部電極が積層してある素子本体と、
前記素子本体を収容する収容部を内部に形成する外装シートと、
前記素子本体が電解質溶液で浸漬されるように、前記収容部の周縁の少なくとも一部を封止するシール部と、
前記一対の内部電極のいずれかに接続しており、前記シール部を通って前記収容部の前記周縁から引き出される一対のリード端子と、を有する電気化学デバイスであって、
前記セパレータシートは、前記一対の内部電極の間から、前記リード端子の引き出し方向に直交する直交方向にはみ出すはみ出し部を有し、前記はみ出し部の前記直交方向に沿う長さの最大値は、0.5〜6.0mmであることを特徴とする。
前記周縁のうち前記リード端子が引き出される周縁第1辺とは直交する周縁側辺から、前記はみ出し部までの最短距離は、0.5mm以下であってもよい。
セパレータシートを挟むように一対の内部電極が積層してある素子本体と、
前記素子本体を収容する収容部を内部に形成する外装シートと、
前記素子本体が電解質溶液で浸漬されるように、前記収容部の周縁の少なくとも一部を封止するシール部と、
前記一対の内部電極のいずれかに接続しており、前記シール部を通って前記収容部の前記周縁から引き出される一対のリード端子と、を有する電気化学デバイスであって、
前記セパレータシートは、前記一対の内部電極の間から、前記リード端子の引き出し方向に直交する直交方向にはみ出すはみ出し部を有し、
前記はみ出し部は、前記直交方向の一方側へはみ出す第1部分と、前記直交方向の他方側へはみ出し前記直交方向に沿う最大長さが前記第1部分より長い第2部分と、を有する。
前記一対のリード端子のうち一方は、前記周縁の1辺である周縁第1辺から引き出されてもよく、
前記一対のリード端子のうち他方は、前記周縁のうち前記周縁第1辺の対辺である周縁第2辺から引き出されてもよい。
2つの前記素子本体を有してもよく、
前記2つの前記素子本体は、前記外装シートの前記収容部内に、互いの前記引き出し方向が平行になるように並列配置されていてもよい。
図1に示すように、本発明の一実施形態に係る電気化学デバイスとしての電気二重層キャパシタ(EDLC)10は、素子本体を収容する外装シート20を有する。図4に示すように、外装シート20は、表面外装21および裏面外装22からなる2枚のシートを有している。裏面外装22は、表面外装21よりX軸方向の長さが長く、図1のように表面外装21と裏面外装22を重ねると、裏面外装22の両端部は表面外装21からはみ出す。裏面外装22のX軸方向両端部は、第1リード端子52、54および第2リード端子55、57を支持するサポートタブ26、27を構成する。
図6は、本発明の第2実施形態に係るEDLC110の外観図である。EDLC110は、外装シート120の内部に1つの収容部である第1収容部23が形成されており、内部に1つの第1素子本体30を収容している点でEDLC10と異なる。ただし、第1素子本体30の構造等は、EDLC10に含まれる第1素子本体30と同様である。したがって、EDLC110の説明では、EDLC10との相違点のみ説明し、EDLC10との共通点については、説明を省略する。
試料1〜試料5
図1〜図3に示すEDLC10と同様の構造を有するEDLCを製造し、試料1〜試料5とした。ただし、試料1〜5では、第1及び第2素子本体30、40のセパレータシート31、41における第2はみ出し部32b、42bのY軸方向に沿う最大長さW2を、0.5〜6.0mmの間で変化させている。各試料1〜試料5における第2はみ出し部32b、42bのY軸方向に沿う最大長さW2の値を、表1に示す。また、試料2、試料3、試料4の第1及び第2素子本体30、40におけるセパレータシート31、41の形状を表す概念図を、図9〜図11に示す。
第1はみ出し部32a、42aのY軸方向に沿う最大長さW1:0.4mm
セパレータシート:ポリエチレン(空隙率71%)
試料6は、セパレータシート31、41における第2はみ出し部32b、42bのY軸方向に沿う最大長さW2を、7.0mmとしたことを除き、試料1〜試料5と同様である(表1参照)。
試料7
試料7は、セパレータシート31、41における第2はみ出し部32b、42bのY軸方向に沿う最大長さW2を、0.4mmとしたことを除き、試料1〜試料5と同様である(表1参照)。また、試料7のセパレータシート31、41の形状を表す概念図を、図12に示す。
試料1〜試料7に係るEDLCを、温度85℃、湿度90%の環境に設置し、初期状態からのインピーダンスの変化を測定した。試料1〜試料7のEDLCのインピーダンスが、初期状態の200%まで上昇した時間を、各試料の耐久時間(各(10)サンプルの平均値)とした。結果を表1に示す。
表1から理解できるように、第2はみ出し部32b、42bのY軸方向に沿う最大長さW2を、0.5〜6.0mmの間で変化させた試料1〜試料5では、W2を0.4mmとした試料7に比べて耐久時間が延びており、しかも、W2を長くした効果が顕著に表れた。また、W2を7.0mmとした試料6は、試料5に比べて耐久時間が伸びておらず、W2を大きく変化させたにもかかわらず、耐久時間の伸びが現れない結果となった。
20、120…外装シート
20c…金属シート
20d…内側層
20e…外側層
20f…開口
21、121…表面外装
21a、21b…先端部
22、122…裏面外装
23…第1収容部
23a、24a…周縁
23aa、24aa…周縁第1辺
23ab、24ab…周縁第2辺
23ac、23ad、24ac、24ad…周縁側辺
24…第2収容部
26、27…サポートタブ
30…第1素子本体
31、41…セパレータシート
32、42…はみ出し部
32a、42a…第1はみ出し部
32b、42b…第2はみ出し部
33、43…対向部
34、44…第1内部電極
35、45…第1活性層
36、46…第1集電体層
37、47…第2内部電極
38、48…第2活性層
39、49…第2集電体層
40…第2素子本体
52、54…第1リード端子
53…連結部
55、57…第2リード端子
61、161…第1シール部
62、162…第2シール部
63、163…第3シール部
64a、64b…第4シール部
60a、160a…封止用テープ
70…切断線
Claims (6)
- セパレータシートを挟むように一対の内部電極が積層してある素子本体と、
前記素子本体を収容する収容部を内部に形成する外装シートと、
前記素子本体が電解質溶液で浸漬されるように、前記収容部の周縁の少なくとも一部を封止するシール部と、
前記一対の内部電極のいずれかに接続しており、前記シール部を通って前記収容部の前記周縁から引き出される一対のリード端子と、を有する電気化学デバイスであって、
前記セパレータシートは、前記一対の内部電極の間から、前記リード端子の引き出し方向に直交する直交方向にはみ出すはみ出し部を有し、前記はみ出し部の前記直交方向に沿う長さの最大値は、0.5〜6.0mmであることを特徴とする電気化学デバイス。 - 前記周縁は、前記外装シートの法線方向からみて略矩形であり、
前記周縁のうち前記リード端子が引き出される周縁第1辺とは直交する周縁側辺から、前記はみ出し部までの最短距離は、0.1〜0.5mmであることを特徴とする請求項1に記載の電気化学デバイス。 - セパレータシートを挟むように一対の内部電極が積層してある素子本体と、
前記素子本体を収容する収容部を内部に形成する外装シートと、
前記素子本体が電解質溶液で浸漬されるように、前記収容部の周縁の少なくとも一部を封止するシール部と、
前記一対の内部電極のいずれかに接続しており、前記シール部を通って前記収容部の前記周縁から引き出される一対のリード端子と、を有する電気化学デバイスであって、
前記セパレータシートは、前記一対の内部電極の間から、前記リード端子の引き出し方向に直交する直交方向にはみ出すはみ出し部を有し、
前記はみ出し部は、前記直交方向の一方側へはみ出す第1部分と、前記直交方向の他方側へはみ出し前記直交方向に沿う最大長さが前記第1部分より長い第2部分と、を有する電気化学デバイス。 - 前記周縁は、前記外装シートの法線方向からみて略矩形であり、
前記一対のリード端子のうち一方は、前記周縁の1辺である周縁第1辺から引き出され、
前記一対のリード端子のうち他方は、前記周縁のうち前記周縁第1辺の対辺である周縁第2辺から引き出される請求項1から請求項3までのいずれかに記載の電気化学デバイス。 - 2つの前記素子本体を有し、
前記2つの前記素子本体は、前記外装シートの前記収容部内に、互いの前記引き出し方向が平行になるように並列配置されていることを特徴とする請求項1から請求項4までのいずれかに記載の電気化学デバイス。 - 前記素子本体の前記セパレータシートは、70〜90%の空隙率を有することを特徴とする請求項1から請求項5までのいずれかに記載の電気化学デバイス。
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