JP2019148280A - アクチュエータの取付構造及びこれを備えた車両 - Google Patents

アクチュエータの取付構造及びこれを備えた車両 Download PDF

Info

Publication number
JP2019148280A
JP2019148280A JP2018032147A JP2018032147A JP2019148280A JP 2019148280 A JP2019148280 A JP 2019148280A JP 2018032147 A JP2018032147 A JP 2018032147A JP 2018032147 A JP2018032147 A JP 2018032147A JP 2019148280 A JP2019148280 A JP 2019148280A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
base
mounting
actuator
bolt
attachment
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2018032147A
Other languages
English (en)
Other versions
JP7198588B2 (ja
Inventor
晃由 入江
Akiyoshi Irie
晃由 入江
和也 林
Kazuya Hayashi
和也 林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyokuto Kaihatsu Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Kyokuto Kaihatsu Kogyo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kyokuto Kaihatsu Kogyo Co Ltd filed Critical Kyokuto Kaihatsu Kogyo Co Ltd
Priority to JP2018032147A priority Critical patent/JP7198588B2/ja
Publication of JP2019148280A publication Critical patent/JP2019148280A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7198588B2 publication Critical patent/JP7198588B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Connection Of Plates (AREA)

Abstract

【課題】長尺形状を有するアクチュエータを取付対象物に取り付けるためのアクチュエータの取付構造であって、作業性の良いものを提供する。【解決手段】取付対象物Yに固定されるベース1と、前記ベース1に固定される取付補助具2と、前記取付補助具2に対して前記アクチュエータXをUボルト用ナット5により固定するUボルト3と、を備え、前記ベース1は、基端側が前記取付対象物Yの表面に接している起立部11と、前記起立部11の先端から延びる支持部12と、を備え、前記支持部12には、前記取付補助具2を固定するための支持部側固定部13が設けられ、前記取付補助具2は、前記Uボルト3が前記ベース1に干渉しない位置で貫通するUボルト取付穴24と、前記取付対象物Yの前記表面への正対視で前記アクチュエータXに重ならない位置において、前記支持部12への固定に用いられる取付補助具側固定部23と、を備える。【選択図】図3

Description

本発明は、油圧機器等に用いられるアクチュエータの取付構造及びこれを備えた車両に関するものである。
従来、長尺形状を有するアクチュエータを壁面等の取付対象物にUボルトで取り付けることが広く行われている。例えば特許文献1には、円筒状かつ長尺形状のアクチュエータ(具体的にはアキュームレータ)がUボルト及びナットによって固定されていることが示されている。
特開平9−27250号公報
前記固定は、アクチュエータの重心を壁面等の取付対象物に近づけて行う方が、安定的に固定できるため有利である。しかしそうすると、Uボルトにおいてナットを止める部分と取付対象物との間が狭くなってしまうので、ナット止めの作業が困難になる。
そこで本発明は、長尺形状を有するアクチュエータを取付対象物に取り付けるためのアクチュエータの取付構造であって、作業性の良いもの、及び、これを備えた車両を提供することを課題とする。
本発明は、長尺形状を有するアクチュエータを取付対象物に取り付けるためのアクチュエータの取付構造であって、前記取付対象物に固定されるベースと、前記ベースと前記アクチュエータとの間に介在し、前記ベースに固定される取付補助具と、前記取付補助具に対して前記アクチュエータをUボルト用ナットにより固定するUボルトと、を備え、前記ベースは、基端側が前記取付対象物の表面に接しており先端側が当該表面から離れた位置にある起立部と、前記起立部の先端から前記取付対象物の表面に対して略平行に延びる支持部と、を備え、前記支持部には、前記取付補助具を固定するための支持部側固定部が設けられ、前記取付補助具は、前記Uボルトが前記ベースに干渉しない位置で貫通するUボルト取付穴と、前記取付対象物の前記表面への正対視で前記アクチュエータに重ならない位置において、前記支持部への固定に用いられる取付補助具側固定部と、を備えるアクチュエータの取付構造である。
前記構成によれば、Uボルトによりアクチュエータが固定された状態にある取付補助具を、ベースに固定することにより、Uボルトの先端と取付対象物の表面とが近接していても、取付対象物に対してアクチュエータを取り付けることが容易である。
また更に、前記支持部側固定部が、前記支持部の前記取付対象物側の面に固定されたナットであるベースナットを有し、前記取付補助具側固定部が、前記取付対象物の反対側からねじ込まれることで前記ベースナットに螺合するボルトが貫通する貫通穴であり、前記Uボルトに螺合した前記Uボルト用ナット、及び、前記ベースナットは、前記支持部の前記取付補助具側の面のうちで前記取付補助具に当接する取付補助具当接面よりも更に前記取付対象物側に位置するものとできる。
この構成によれば、支持部の取付対象物側の面よりも更に取付対象物側に存在するデッドスペースに、Uボルトに螺合したUボルト用ナット、及び、ベースナットを配置することで、取付構造全体をコンパクトにできる。
また本発明は、前記アクチュエータの取付構造を備えた車両である。
本発明によると、Uボルトの先端と取付対象物の表面とが近接していても、取付対象物に対してアクチュエータを取り付けることが容易である。このため、作業性が良い。
本発明の一実施形態に係るコンクリートポンプ車を示し、(A)は側面図、(B)は平面図である。 本実施形態に係るコンクリートポンプ車におけるアーム部の一部とアキュームレータとの関係を、アキュームレータ周りを透視的に示したもので、(A)は平面図、(B)は(A)におけるI矢視で一部切り欠き表示した図である。 本実施形態に係るアキュームレータの取付構造の分解斜視図である。 (A)(B)とも、本発明の他の実施形態に係るベースの形状を示す正面図である。
次に、本発明につき、コンクリートポンプ車Bに適用した実施形態を取り上げて説明する。ただし、本発明の適用対象はコンクリートポンプ車Bに限定されるものではなく、長尺形状を有するアクチュエータを使用する装置等に対して幅広く適用可能である。コンクリートポンプ車Bの構成は公知であるため概略を説明する。コンクリートポンプ車Bは、図1(A)(B)に示すように(車両本体を二点鎖線で示す)、複数本のビームB1〜B1を屈曲可能に連結したブームB2を、シャシ等を備える車両本体に搭載しており、油圧シリンダによりブームB2を伸長させて高所または離れた場所に生コンクリートを打設することができる車両である。最も基端側(車両本体側)のブームB2は、車両本体に対して水平方向において回動可能である。なお、図1(A)(B)は、複数本のビームB1〜B1が折り畳まれたブーム閉じ状態とされ、コンクリートポンプ車Bが公道を走行可能な状態を示している。ブームB2の側方にはコンクリート圧送配管B3が設けられている(一部はブームB2を幅方向に貫通する)。コンクリートミキサー車から供給された生コンクリートは車両後方に位置するホッパB4に供給され、ホッパB4内の生コンクリートは、車両本体側に設けられたコンクリートポンプによりコンクリート圧送配管B3に送られる。そして、打設箇所に配置されたコンクリート圧送配管B3の先端開口から生コンクリートを吐出できる。
生コンクリートを打設する際に、車幅方向外側に伸長して使用される前アウトリガーB5及び後アウトリガーB6を支持するために、図1(B)に示すような平面視において「X」字状に現れているアーム部Yが設けられている。このアーム部Yに、図2(A)(B)に示すように、アクチュエータとしてのアキュームレータ(蓄圧器)Xが内蔵されている。このアキュームレータXは長尺形状を有しており、ケース(筐体、外装等)の内部に往復運動の動作をなす機構(具体的にはピストン)が納められた機器である、公知のピストン式アキュームレータである。具体的に、このアキュームレータXは長尺の円筒状とされている。
ここで、前記コンクリートポンプの一部を構成し、油圧により駆動する駆動シリンダの伸長開始時に、圧送した生コンクリートがコンクリート圧送配管B3の内部に残留している生コンクリートに衝突することで、駆動シリンダの油路内の油圧上昇(ピーク圧)が発生する。この現象への対策としてアキュームレータXが用いられている。油圧ポンプから吐出された作動油を駆動シリンダに送る油路Zの途中にアキュームレータXを設けることで、アキュームレータXに一時的に作動油が貯留される。作動油の貯留に伴い、アキュームレータXには油圧が蓄えられる。このことにより、アキュームレータXが接続された油路Zにおいて前記ピーク圧の発生を抑制し、コンクリート圧送配管B3等の内部で生じる衝撃の発生を抑制できる。
次に、本実施形態におけるアキュームレータXを取付対象物としてのアーム部Yに取り付けるための取付構造について説明する。この取付構造は、図3に示すように、ベース1と、取付補助具2と、Uボルト3とを備える。
ベース1はアーム部Yにおける内部の壁面に固定される。本実施形態では、前記壁面は平面であって、この平面にベース1が溶接により固定される。ただしこれに限定されず、ボルト等の種々の固定手段により固定できる。このベース1は起立部11と支持部12とを備える。起立部11は、基端側がアーム部Yの表面に接しており、先端側が当該表面から離れた位置に設けられている。基端側がアーム部Yの表面に対して溶接される。支持部12は、起立部11の先端からアーム部Yの表面に対して略平行に延びるように設けられている。本実施形態のベース1は、アキュームレータXの長手方向寸法に対応した長さのチャンネル材(一般に流通しているチャンネル材に限らず、平板を「コ」字状に折り曲げ加工したものも含む)が用いられており、チャンネル材におけるフランジ部分が起立部11とされ、ウェブ部分が支持部12とされている。チャンネル材であることから、起立部11は2枚設けられており、その各々はアーム部Yの表面に対して直交する板状部分である。また、支持部12は2枚の起立部11の先端同士を結び、図3において水平となっている部分であって、各起立部11に対して直交する板状部分である。軽量化のため、支持部12には長穴14が形成されている。ただし、この長穴14は無くてもよい。
支持部12には、取付補助具2を固定するための支持部側固定部13が設けられている。この支持部側固定部13は、支持部貫通穴131と、支持部12におけるアーム部Yの表面側の面(図3における下面)において、支持部貫通穴131に一致するように固定されたナットであるベースナット132とを有する。本実施形態ではベースナット132が溶接により固定される。ただしこれに限定されず、別に設けられた固定金具等、種々の固定手段により固定できる。更に、ねじ穴を備えた支持部貫通穴131がベースナット132を兼ねるようにしてもよい。支持部側固定部13は、長手方向の各両端部において、幅方向に並んで2箇所設けられている。この支持部側固定部13には、図3に示すように、ベース1に取付補助具2を重ねた状態で上方からボルト4(図3には1箇所分(1個)だけ示す)が差し込まれ、このボルト4をベースナット132に対してねじ込むことで、ベース1の支持部12に対して取付補助具2が固定される。
取付補助具2は、ベース1とアキュームレータXとの間(本実施形態では、図3における上下方向の間)に介在し、ベース1に固定される。本実施形態では、前述のようにボルト止めにより固定される。取付補助具2の長手方向寸法は、ベース1の長手方向寸法に略一致している。取付補助具2は鋼板等の板状体が例えば折り曲げられた上で別部材が溶接等により固定されて形成されている。なお、ベース1と同様、取付補助具2にチャンネル材を利用することもできる。この取付補助具2は、ベース1の支持部12に当接する基部21を有する。また、基部21とは別体であって、基部21の長手方向両端付近において、基部21の幅方向に飛び出た枝部22を有する。なお、基部21と枝部22とを一体に形成することもできる。本実施形態の枝部22は、基部21の長手方向に対して直交する方向に飛び出ている。
基部21における長手方向の各両端部であって、取付補助具2をベース1に重ね合わせた際に支持部側固定部13に一致する位置には、支持部12への固定に用いられる取付補助具側固定部としての基部貫通穴23が設けられている。この基部貫通穴23は、アーム部Yの反対側(図3における上側)からねじ込まれることでベースナット132に螺合するボルト4が貫通する穴である。この基部貫通穴23は、図3における平面視でアキュームレータXに重ならない位置、つまり、平面−背面方向でアキュームレータXの投影部分よりも外方の位置に設けられている。このため、ボルト4のねじ込み作業に当たってアキュームレータXがねじ込み工具や作業者の手等に引っ掛かりにくいため、作業を行いやすい。軽量化のため、基部21には長穴25が形成されている。ただし、この長穴25は無くてもよい。また、基部21における枝部22よりも長手方向中央側では、横断面形状が「コ」字状とされたことで補強されている。ただし、強度を専らアキュームレータXで負担し、基部21を平板状に形成することもできる。また、プレス成型等によって、基部21に長手方向に延びる凸条を形成することで補強することもできる。
各枝部22は、幅方向の両側でフランジ部221が立ち上げられ、横断面形状が「コ」字状とされている。取付補助具2の長手方向中央側におけるフランジ部221には、アキュームレータXの一部が嵌め込まれる湾曲した凹部222が形成されている。この凹部222において湾曲した部分の曲率は、アキュームレータXの側面の曲率と略一致している。なお、前記凹部222に加え、取付補助具2の長手方向端部側におけるフランジ部221に更に凹部222を設けることもできる。こうすることで、各枝部22につき2箇所でアキュームレータXに当接させることができる。
一方、本実施形態では、取付補助具2の長手方向端部側におけるフランジ部221には凹部222が設けられておらず、上端縁が水平である高位部223となっている。高位部223は凹部222よりも高い位置にある。このような形状の枝部22を用いることにより、車両の振動等の影響でアキュームレータXが長手方向にずれようとしても、高位部223にアキュームレータXが当接するため、アキュームレータXが長手方向端部側におけるフランジ部221よりも更に端部側にずれることで、アキュームレータXがUボルト3から外れてしまうようなことを防止できる。
各枝部22における長手方向端部には、Uボルト取付穴としての枝部貫通穴24が設けられている。この枝部貫通穴24にはUボルト3が貫通する。このUボルト3の貫通は、ベース1に干渉しない位置、具体的には、平面視においてベース1の幅方向端縁よりも幅方向における外側でなされている。
Uボルト3は、取付補助具2に対してアキュームレータXを固定する。この固定は、取付補助具2の枝部22の凹部222にアキュームレータXを当接させた状態で、Uボルト3の湾曲部31をアキュームレータXの取付補助具2とは反対側に掛け、枝部貫通穴24を貫通した両端のねじ部32に、枝部22の下方からUボルト用ナット5をねじ込むことにより固定する。
以上のように構成された、本実施形態の取付構造によると、Uボルト3によりアキュームレータXがあらかじめ固定された状態にある取付補助具2を、ベース1に固定することができる。このため、取付補助具2に対するアキュームレータXの固定を作業しやすい場所で行うことができる。よって、Uボルト3の先端とアーム部Yの壁面とが近接しており、そのままでは作業性の悪い位置関係にあっても、アーム部Yに対してアキュームレータXを取り付けることが容易である。
また、アキュームレータXを固定する位置をアーム部Yの壁面に近づけることができる。つまり、アーム部Yの壁面を基準とした低い位置でアキュームレータXを固定できる。このため、固定に際して作業者がアキュームレータXを持ち上げる労力を少なくできる。
また、Uボルト3に螺合したUボルト用ナット5、及び、ベースナット132は、支持部12の取付補助具2側の面(上面)のうちで実際に取付補助具2に当接する取付補助具当接面121よりも更に下方に位置する。このように、支持部12の下面よりも更に下方に存在するデッドスペースに、Uボルト3に螺合したUボルト用ナット5、及び、ベースナット132を配置することで、デッドスペースをアキュームレータXの固定と取付補助具2の固定のために有効活用できるので、取付構造全体をコンパクトにできる。
以上、本発明につき実施形態を取り上げて説明したが、本発明はこの実施形態に限定されない。例えば、アクチュエータは、前記実施形態では作動油の油圧を一時的に保持できるアキュームレータ(蓄圧器)Xであったが、これに限られず、エネルギーの入力及び出力がなされる種々の装置が該当する。
本発明におけるアクチュエータに含まれる概念についてもう少し詳細に説明する。本発明における「アクチュエータ」は、流体圧機器、または、ケース(筐体、外装等)の内部に所定動作をなす機構が納められた機器(動作機構内蔵機器)、または、流体圧機器でありかつ、ケースの内部に所定動作をなす機構が納められた機器(動作機構内蔵流体圧機器)である。また、前記所定動作としては、往復運動の動作、または、回転運動の動作が例示できる。
本発明の適用対象であるアクチュエータは、前記実施形態のように往復運動の動作をなす機器であることが好ましい。この場合、当該機器をUボルトで固定することにより、もし取付対象物が歪んだ(湾曲等)としても、この歪みがアクチュエータには直接的に伝わらず、Uボルトとアクチュエータとが前記往復運動の方向(つまり長手方向)にずれることで、アクチュエータ自体が変形してしまうことを避けられる。このため、前記往復運動に係る軸が曲がったりずれたりすることで、往復運動が妨げられることを防止できる。
また、往復運動の動作をなす流体圧機器(往復動流体圧機器)の一例としては、前記実施形態に係るアキュームレータ(蓄圧器)Xやシリンダ(油圧シリンダや空気圧シリンダ)が挙げられる。
また、ベース1は前記実施形態では1本の長尺体(具体的にはチャンネル材)であったが、例えば、取り付けに使用するUボルト3の数量に対応して複数に分割されていてもよい。また、前記実施形態におけるチャンネル材の他、アングル材等の種々の材料を用いることができる。
また、ベース1における支持部12は、少なくとも取付補助具2に当接する部分が取付補助具2に対応した形状とされていればよい。前記実施形態では、図3に示すように、支持部12の図示上面と取付補助具2の図示下面のそれぞれ全部が平面とされていた。しかし、これに限定されず、支持部側固定部13と取付補助具側固定部(基部貫通穴)23のそれぞれ周辺部分が対応した形状であればよい。
また、支持部側固定部13と取付補助具側固定部23との組み合わせは、種々の構成とすることができる。例えば、図4(A)に示すように、ベースナット132がベース1水平部の上面に固定されていてもよい。また、図4(B)に示すように、ベース1の支持部12にプレス成型等によって凹部15を形成し、その凹部15にベースナット132が固定されていてもよい。また、支持部側固定部13と取付補助具側固定部23とを、ベース1及び取付補助具の長手方向外側から挟むことのできるクリップ状やクランプ状の金具により固定することもできる。
また、Uボルト3は、図3に示す一般的な形状のものに限定されず、例えば湾曲した帯状体の両端にボルト軸が溶接された形状のものであってもよい。また、「U」字状以外に、略「コ」字状とすることもできる。また、前記実施形態では1本のアキュームレータXに対して2個のUボルト3を用いたが、使用するUボルト3の個数は特に限定されない。
1 ベース
11 起立部
12 支持部
121 取付補助具当接面
13 支持部側固定部
132 ベースナット
2 取付補助具
21 基部
22 枝部
23 取付補助具側固定部、基部貫通穴
24 Uボルト取付穴、枝部貫通穴
3 Uボルト
4 ボルト
5 Uボルト用ナット
X アクチュエータ、アキュームレータ
Y 取付対象物、アーム部

Claims (3)

  1. 長尺形状を有するアクチュエータを取付対象物に取り付けるためのアクチュエータの取付構造であって、
    前記取付対象物に固定されるベースと、
    前記ベースと前記アクチュエータとの間に介在し、前記ベースに固定される取付補助具と、
    前記取付補助具に対して前記アクチュエータをUボルト用ナットにより固定するUボルトと、を備え、
    前記ベースは、基端側が前記取付対象物の表面に接しており先端側が当該表面から離れた位置にある起立部と、前記起立部の先端から前記取付対象物の表面に対して略平行に延びる支持部と、を備え、
    前記支持部には、前記取付補助具を固定するための支持部側固定部が設けられ、
    前記取付補助具は、前記Uボルトが前記ベースに干渉しない位置で貫通するUボルト取付穴と、前記取付対象物の前記表面への正対視で前記アクチュエータに重ならない位置において、前記支持部への固定に用いられる取付補助具側固定部と、を備えるアクチュエータの取付構造。
  2. 前記支持部側固定部が、前記支持部の前記取付対象物側の面に固定されたナットであるベースナットを有し、
    前記取付補助具側固定部が、前記取付対象物の反対側からねじ込まれることで前記ベースナットに螺合するボルトが貫通する貫通穴であり、
    前記Uボルトに螺合した前記Uボルト用ナット、及び、前記ベースナットは、前記支持部の前記取付補助具側の面のうちで前記取付補助具に当接する取付補助具当接面よりも更に前記取付対象物側に位置する、請求項1に記載のアクチュエータの取付構造。
  3. 請求項1又は2に記載のアクチュエータの取付構造を備えた車両。
JP2018032147A 2018-02-26 2018-02-26 アクチュエータの取付構造及びこれを備えた車両 Active JP7198588B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018032147A JP7198588B2 (ja) 2018-02-26 2018-02-26 アクチュエータの取付構造及びこれを備えた車両

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018032147A JP7198588B2 (ja) 2018-02-26 2018-02-26 アクチュエータの取付構造及びこれを備えた車両

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2019148280A true JP2019148280A (ja) 2019-09-05
JP7198588B2 JP7198588B2 (ja) 2023-01-04

Family

ID=67850347

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018032147A Active JP7198588B2 (ja) 2018-02-26 2018-02-26 アクチュエータの取付構造及びこれを備えた車両

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7198588B2 (ja)

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60202068A (ja) * 1984-03-23 1985-10-12 三菱電機株式会社 油圧エレベ−タのジヤツキ支持装置
JPH01247140A (ja) * 1988-03-28 1989-10-03 Osaka Gas Co Ltd 管内索条の引張り装置
JP2002174289A (ja) * 2000-12-05 2002-06-21 Honda Motor Co Ltd 制振ボルト及び制振機能を付与した締結構造
JP2009142058A (ja) * 2007-12-06 2009-06-25 Toyota Motor Corp 車両用電力回生システム及びこれを備えた車両
JP2010019188A (ja) * 2008-07-11 2010-01-28 Hitachi Constr Mach Co Ltd 建設機械の排気ガス浄化装置
KR20120073091A (ko) * 2010-12-24 2012-07-04 두산인프라코어 주식회사 건설중장비 배기가스 배출장치의 마운팅장치
JP2013194567A (ja) * 2012-03-16 2013-09-30 Kyokuto Kaihatsu Kogyo Co Ltd コンクリートポンプ

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013199784A (ja) 2012-03-26 2013-10-03 Kobelco Contstruction Machinery Ltd 作業機械

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60202068A (ja) * 1984-03-23 1985-10-12 三菱電機株式会社 油圧エレベ−タのジヤツキ支持装置
JPH01247140A (ja) * 1988-03-28 1989-10-03 Osaka Gas Co Ltd 管内索条の引張り装置
JP2002174289A (ja) * 2000-12-05 2002-06-21 Honda Motor Co Ltd 制振ボルト及び制振機能を付与した締結構造
JP2009142058A (ja) * 2007-12-06 2009-06-25 Toyota Motor Corp 車両用電力回生システム及びこれを備えた車両
JP2010019188A (ja) * 2008-07-11 2010-01-28 Hitachi Constr Mach Co Ltd 建設機械の排気ガス浄化装置
KR20120073091A (ko) * 2010-12-24 2012-07-04 두산인프라코어 주식회사 건설중장비 배기가스 배출장치의 마운팅장치
JP2013194567A (ja) * 2012-03-16 2013-09-30 Kyokuto Kaihatsu Kogyo Co Ltd コンクリートポンプ

Also Published As

Publication number Publication date
JP7198588B2 (ja) 2023-01-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7445272B2 (en) Upper frame structure for supporting cab of construction machinery
US8523120B2 (en) Component support device and construction machine with component attached via the same
EP1870525B1 (en) Piping structure of a front work machine
US20100119344A1 (en) Work equipment boom
US8794670B2 (en) Mobile work appliance with a supporting structure
US6983728B1 (en) Skid steer loader including muffler support for engine
US9469964B2 (en) Pipe mounting structure in work machine
US8899260B2 (en) Construction machine
JP2019148280A (ja) アクチュエータの取付構造及びこれを備えた車両
US9476211B2 (en) Working device with a working boom arranged on a rotary head
CN109505319A (zh) 挖掘机悬臂以及挖掘机
JP2008201328A (ja) トラクタの後作業機装着フレーム構造。
US9388552B2 (en) Construction machine
JP4648768B2 (ja) 部品支持装置及びこの部品支持装置を介して部品が取り付けられた建設機械
JP4486513B2 (ja) 建設機械のカバー部材取付構造
CN105275210B (zh) 一种泵车承载结构及混凝土泵车
CN210116344U (zh) 悬架及其下控制臂、车辆
CN211422744U (zh) 消声器支架
JP2008280789A (ja) 作業機ブーム
JP5949076B2 (ja) 作業機械
JP6942415B2 (ja) 杭打機
JP2018204284A (ja) 建設機械
JP6955454B2 (ja) コンクリートポンプ車
CN214466629U (zh) 砼管支撑装置、臂架结构和工程机械
JP2018203091A (ja) タンク兼クロスメンバ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20201204

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20211021

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20211029

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20211224

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20220225

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20220425

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20220916

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20221110

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20221202

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20221219

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7198588

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350