JP2019147405A - 車両の灯体 - Google Patents

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Hiroshi Tsuchiya
裕志 槌谷
眞嘉 田古里
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【課題】光源を追加することなく様々なパターンの発光が可能であり、且つ所望の場所に取付可能な車両の灯体を提供する。【解決手段】車両1の灯体(10)であって、車体2の外面に沿って設けられ、車体2の外殻部をなす光透過型の投影スクリーン11と、投影スクリーン11の車体内側に設けられ、車両1の状態に応じて定められた複数の表示パターンをもって表示光を投影スクリーン11に投影可能な投光機12と、投光機12の動作を制御する制御装置20とを備え、制御装置20は、投光機12の動作を制御することによって、複数の表示パターンの中から選択された1つの表示パターンの表示光を投影スクリーン11に表示する。これにより、機能毎に光源を設けることなく様々な表示パターンの表示光を投影スクリーン11に映し出すことができる。また、投光機12が投影スクリーン11の車体内側に設けられるため、所望の場所に投光機12を取り付けられる。【選択図】図2

Description

本開示は、車両の灯体に関し、詳しくは、光透過型の投影スクリーンの車体内側に設けられた投光機の制御によって所定の表示パターンを行う車両の灯体に関する。
車両のリヤコンビネーションランプとして、車両後方側に向けた白色光の照射によって車両の後退を他者に認識させるバックランプや、車両後方に向けた赤色光の照射及びこれよりも高照度の赤色光の照射によって車両の存在及び車両の減速を他者に認識させるテールアンドストップランプ、所定の周期で点滅することによって車両の進路変更等を他者に認識させるターンシグナルランプ等を備えたものが公知である(特許文献1)。このリヤコンビネーションランプでは、バックランプ、テールアンドストップランプ及びターンシグナルランプのそれぞれに光源が設けられる。
また、光を用いてユーザに対する情報提供や車外とのコミュニケーションを図ることができる車体情報表示装置が公知である(特許文献2)。この車体情報表示装置は、レーザー発光装置からなる可視光ビーム照射装置と、レーザー光の角度を調整する光方向調整装置と、光方向調整装置に対して照射方向及び照射パターンのデータを出力する照射方向指示装置とを備える光照射モジュールが、例えばドアミラーやバックドアミラーに取り付けられ、ユーザの状態に応じたメッセージをレーザー光の照射によって車体の外板や路面に表示する。
特開2014−137923号公報 特開2008−174117号公報
しかしながら、特許文献1記載のリヤコンビネーションランプでは、機能の異なるランプ毎に光源が必要になるうえ、予め定められた色や照度で発光するだけである。従って、異なる機能のために発光を行うためには更に追加の光源や光を透過させるレンズ(ハウジング)が必要になる。
一方、特許文献2記載の車体情報表示装置は、ユーザの状態に応じた様々なメッセージを表示できるが、光照射モジュールを車外に設ける必要があり、メッセージを表示可能な場所が限られる。
本発明は、このような背景に鑑み、光源を追加することなく様々なパターンの発光が可能であり、且つ所望の場所に取付可能な車両の灯体を提供することを課題とする。
このような課題を解決するために、本発明のある実施形態は、車両(1)の灯体(10)であって、車体(2)の外面に沿って設けられ、前記車体の外殻部をなす光透過型の投影スクリーン(11)と、前記投影スクリーンの車体内側に設けられ、車両の状態に応じて定められた複数の表示パターンをもって表示光を前記投影スクリーンに投影可能な投光機(12)と、前記投光機の動作を制御する制御装置(20)と、を備え、前記制御装置は、前記投光機の動作を制御することによって、複数の前記表示パターンの中から選択された1つの表示パターンの表示光を前記投影スクリーンに表示することを特徴とする。
この構成によれば、投光機が複数の表示パターンをもって表示光を投影でき、制御装置が投光機の動作を制御することによって1つの表示パターンの表示光を投影スクリーンに表示できるため、機能毎に光源を設けることなく様々な表示パターンの表示光を投影スクリーンに映し出すことができる。また、投光機が投影スクリーンの車体内側に設けられるため、所望の場所に投光機を取り付けることができる。
また、上記構成において、前記制御装置(20)は、少なくとも1つの車両の状態について、複数の表示パターンの表示光を前記投影スクリーン(11)に表示可能に構成されており、前記制御装置と通信可能に設けられ、複数の表示パターンの中から1つを選択するための操作入力部(28)を備え、当該操作入力部にて選択された表示パターンを示す選択信号を前記制御装置に出力するユーザインタフェース(26)を更に備え、前記制御装置は、前記選択信号に対応する表示パターンの表示光を前記投影スクリーンに表示するとよい。
この構成によれば、ユーザはユーザインタフェースの操作入力部28を操作して複数の表示パターンの中から好みのパターンを選択し、選択した表示パターンを投影スクリーンに表示させることができる。このように、ユーザは車両を乗り換えることなく、運転時の気分や状況、嗜好に合った表示パターンを投影スクリーンに表示させることができるため、車両の商品価値を高めることができる。
また、上記構成において、前記投光機(12)が、レーザー光を発振するレーザー光源(13〜15)と、前記レーザー光源と前記投影スクリーン(11)との間の光路上に設けられ、前記レーザー光の前記投影スクリーンにおける照射位置を変更可能なMEMSミラー(18)とを備えるレーザープロジェクターであるとよい。
この構成によれば、焦点を合わせる必要がないため、投光機から投影スクリーンまでの距離に関わりなく所望の表示パターンを投影スクリーンに鮮明に表示することができる。
また、上記構成において、前記投影スクリーン(11)は、前記車体(2)の外輪郭をなす外表面(11a)からの距離が異なる複数の投影面(21〜23)を有しているとよい。
この構成によれば、奥行き間や立体感のある表示パターンを投影スクリーンに表示することができ、商品性を向上させることができる。
また、上記構成において、前記投影スクリーン(11)が前記車体(2)の後部に設けられ、前記制御装置(20)が、少なくともブレーキランプ及びターンランプを含むリヤコンビネーションランプ(10)の表示光を前記投影スクリーン(11)に表示させるとよい。
この構成によれば、車体の後部に投影スクリーンとは別にブレーキランプやターンランプを設ける必要がないため、車体後部の部品点数を削減できる。また、車体後部を部品点数の少ないすっきりしたデザインにすることができる。
このように本発明によれば、光源を追加することなく様々なパターンの発光が可能であり、且つ所望の場所に取付可能な車両の灯体を提供することができる。
本発明に係る灯体がリヤコンビネーションランプに適用された車両を後方から見た斜視図 図1に示すリヤコンビネーションランプの概略構成図 図1に示すリヤコンビネーションランプを模式的に示す平面図 左のリヤコンビネーションランプの作動状態の一例を示す斜視図 左のリヤコンビネーションランプの作動状態の他の例を示す斜視図
以下、図面を参照して、本発明の実施形態について詳細に説明する。
図1は、本発明に係る灯体がリヤコンビネーションランプ10に適用された車両1を後方から見た斜視図である。図1に示すように、車両1は、車体2に左右の前輪3及び左右の後輪4が懸架された4輪自動車である。車体2の後部には左右のリヤコンビネーションランプ10が設けられている。各リヤコンビネーションランプ10は、車体2の外殻をなす後部アウターパネル5に形成された開口部5aに車体2の外面に沿って設けられ、アウターパネルと協働して車体2の外殻部を構成している。
各リヤコンビネーションランプ10は、車両後方に向けた赤色光の照射によって車両1の存在を他者に認識させるテールランプ、テールランプよりも高照度の赤色光の車両後方への照射によって車両1の減速を他者に認識させるストップランプ、車両後方側に向けた白色光の照射によって車両1の後退を他者に認識させるバックランプ、及び、所定の周期で琥珀色(アンバー)光を点滅することによって車両1の進路変更等を他者に認識させるターンシグナルランプとして機能する。また、左右のリヤコンビネーションランプ10は、ターンシグナルランプを同期して点滅することによって車両1の非常を他者に認識させるハザードランプとしても機能する。
図2は、図1に示すリヤコンビネーションランプ10の概略構成図である。図2に示すように、リヤコンビネーションランプ10は、車体2(図1)の外面に沿って設けられ、光を拡散させる光拡散層或いは光拡散面からなる投影面(21〜23、図3参照)を有する光透過型の投影スクリーン11と、投影スクリーン11の車体内側に設けられ、投影スクリーン11に複数の表示パターンをもって表示光を投影する投光機12とを備えている。
投光機12は、互いに異なる複数の波長(即ち、色)を有するコヒーレント光であるレーザー光を発振する3つのレーザー発振器からなるレーザー光源(13〜15)を備えている。本実施形態では、第1レーザー光源13は赤色のレーザー光を発振し、第2レーザー光源14は緑色のレーザー光を発振し、第3レーザー光源15は青色のレーザー光を発振する。第1〜第3のレーザー光源は、互いに平行に配置されている。
第1レーザー光源13より出射された赤色のレーザー光の光路上にはミラー16が配置されている。ミラー16は、赤色のレーザー光を第2レーザー光源14の側に反射させる。第2レーザー光源14より出射された緑色のレーザー光の光路上、且つミラー16に反射した赤色のレーザー光の光路上には、第1ダイクロイックミラー17が配置されている。第1ダイクロイックミラー17は、赤色のレーザー光を透過させ、緑色のレーザー光を第3レーザー光源15の側に反射させる。これにより、赤色のレーザー光と緑色のレーザー光とが合波される。
第3レーザー光源15より出射された青色のレーザー光の光路上、且つ合波されたレーザー光の光路上には、第2ダイクロイックミラー18が配置されている。第2ダイクロイックミラー18は、赤色のレーザー光及び緑色のレーザー光を透過させ、青色のレーザー光を第2レーザー光源14と相反する側に反射させる。これにより、赤色、緑色及び青色のレーザー光が合波され、合波されたレーザー光が1つの共通の光路を通過する。
第2ダイクロイックミラー18の下流側の光路上には、投影ミラー19(19A、19B)設けられている。投影ミラー19は、レーザー光の投影スクリーン11における照射位置を変更可能なMEMS(Micro Electro Mechanical System)ミラーである。図示例では、投影ミラー19は、第1投影ミラー19Aと第2投影ミラー19Bとの2つのミラーを光路上に備えている。第1投影ミラー19Aは、投影スクリーン11上におけるX方向(例えば、水平方向)にレーザー光を走査させるべく、第1回動軸18a回りに回動可能に設けられている。第2投影ミラー19Bは、投影スクリーン11上におけるX方向に直交するY軸方向(例えば上下方向)にレーザー光を段階的に走査させるべく、第2回動軸18b回りに回動可能に設けられている。
車両1の適所には、投光機12の動作を制御する制御装置20が設けられている。制御装置20は、第1レーザー光源13、第2レーザー光源14及び第3レーザー光源15の出力(輝度)を制御することにより、第2ダイクロイックミラー18から出射されるレーザー光の色を所望の色に合成する。また、制御装置20は、第1投影ミラー19Aを第1回動軸18a回りに共振周波数で高速に回動駆動し、第2投影ミラー19Bを第2回動軸18b回りに段階的に回動駆動する。即ち、投光機12は、制御装置20によって動作を制御されることにより所望の表示光を投影スクリーン11に投影できるリヤ投影型のレーザープロジェクターである。
制御装置20は、このように投光機12の動作を制御することにより、車両1の状態に応じて定められた表示パターンの表示光を投影スクリーン11に表示するように構成されている。具体的には、制御装置20は、車両1の操作状態や状況に応じ、テールランプ、ストップランプ、バックランプを点灯させ、ターンシグナルランプ及びハザードランプを点滅させるように構成されている。
図3は、図1に示すリヤコンビネーションランプ10を模式的に示す平面図である。リヤコンビネーションランプ10の投影スクリーン11は、内部が見え難くなるように黒色等の色が付与された半透明の合成樹脂からなる成形品であり、車体2の外輪郭をなす外表面11aからの距離が異なる複数の投影面(21〜23)を有している。図示例では、投影スクリーン11は、外延部に外表面11aに平行に形成された第1投影面21と、第1投影面21の内側に外表面11aに平行に形成され、第1投影面21よりも深い外表面11aからの深さを有する第2投影面22と、第1投影面21の内側に外表面11aに対して斜めに形成された第3投影面23とを有している。
制御装置20は、例えば、第1投影面21にテールランプ及びストップランプを点灯させ、第2投影面22にバックランプを点灯させ、第3投影面23にターンシグナルランプ及びハザードランプを点滅させる。
図2に戻って説明を続ける。制御装置20は、これらのテールランプ、ストップランプ、バックランプ、ターンシグナルランプ及びハザードランプを、複数の表示パターンで表示可能に構成されている。例えば、制御装置20は、投光機12の動作を制御することにより、テールランプやストップランプの形状(発光部の形状)について、複数の表示パターンを備え、その中の1つの表示パターンをもって表示させることができまる。或いは、制御装置20は、ターンシグナルランプの形状(発光部の形状)や点滅パターン(点滅位置や点滅時間、発光形態など)について、複数の表示パターンを備え、その中の1つの表示パターンをもって表示させることができる。以下、表示パターンを選択するための具体的構成について説明する。
車両1には、制御装置20に通信可能に接続された通信部24が設けられている。通信部24は、無線基地局を介した広域ネットワークや無線基地局を介さないローカルエリアネットワークを用いて、ユーザインタフェースとしての携帯電話26と無線通信可能に構成されている。なお、通信部24は、携帯電話26と有線接続によって通信可能に構成されていてもよく、ユーザインタフェースとして携帯電話26の代わりにタッチパネル式ディスプレイ等の専用の入出力装置が車両1に搭載されていてもよい。
携帯電話26は、車両1の通信部24と通信可能に構成された通信部27と、ユーザの操作入力に供される操作入力部28と、ディスプレイからなる表示部29とを備えている。携帯電話26は、所定のアプリケーションに従った動作を行うことにより、リヤコンビネーションランプ10の表示パターン選択画面を表示部29に表示すると共に、表示された複数の表示パターンの中から希望する表示パターンを操作入力部28への入力によって選択できるように構成されている。操作入力部28にて表示パターンの選択が行われると、携帯電話26は、選択された表示パターンを示す選択信号を生成し、選択信号を通信部27から制御装置20に向けて出力する。
制御装置20は、通信部24を介して携帯電話26から出力された表示パターンの選択信号を受けると、選択された表示パターンの表示光を投影スクリーン11に表示するように投光機12の動作を制御する。例えば、制御装置20は、選択された表示パターンに基づいて、図4に示す形状のテールランプやストップランプを表示させたり、図5に示す形状のテールランプやトップランプを表示させたりする。
以下、このように構成されたリヤコンビネーションランプ10の作用効果を説明する。
本実施形態のリヤコンビネーションランプ10では、投光機12が複数の表示パターンをもって表示光を投影でき、制御装置20が投光機12の動作を制御することによって1つの表示パターンの表示光を投影スクリーン11に表示できるため、機能毎に光源を設けることなく様々な表示パターンの表示光を投影スクリーン11に映し出すことができる。また、投光機12が投影スクリーン11の車体内側に設けられるため、所望の場所に投光機12を取り付けることができる。
また、本実施形態では、ユーザインタフェースをなす携帯電話26が操作入力部28にて選択された表示パターンを示す選択信号を制御装置20に出力し、制御装置20が選択信号に対応する表示パターンの表示光を投影スクリーン11に表示する。そのため、ユーザは携帯電話26の操作入力部28を操作して複数の表示パターンの中から好みのパターンを選択し、選択した表示パターンを投影スクリーン11に表示させることができる。このように、ユーザは車両1を乗り換えることなく、運転時の気分や状況、嗜好に合った表示パターンを投影スクリーン11に表示させることができるため、車両1の商品価値が高まる。
本実施形態の投光機12は、レーザー光を発振するレーザー光源(13〜15)と、レーザー光の投影スクリーン11における照射位置を変更可能なMEMSミラーとしての投影ミラー19とを備えるレーザープロジェクターであるため、焦点を合わせる必要がなく、投光機12から投影スクリーン11までの距離に関わりなく所望の表示パターンを投影スクリーン11に鮮明に表示できる。これにより、図3に示されるように投光機12からの距離が異なる複数の投影面(21〜23)への鮮明な表示が可能になる。
そして、投影スクリーン11が、外表面11aからの距離が異なる複数の投影面(21〜23)を有していることにより、奥行き間や立体感のある表示パターンを投影スクリーン11に表示することができ、リヤコンビネーションランプ10ひいては車両1の商品性を向上させることができる。
図1、図4及び図5に示されるように、投影スクリーン11が車体2の後部に設けられ、制御装置20が、少なくともブレーキランプ及びターンランプを含むリヤコンビネーションランプ10の表示光を投影スクリーン11に表示させるため、車体2の後部に投影スクリーン11とは別にブレーキランプやターンランプを設ける必要がなく、車体後部の部品点数が削減される。また、車体後部が部品点数の少ないすっきりしたデザインになる。
以上で具体的実施形態の説明を終えるが、本発明は上記実施形態に限定されることなく幅広く変形実施することができる。例えば、上記実施形態では一例として、灯体が車両1のリヤコンビネーションランプ10に適用されているが、単体のストップランプやリヤターンシグナルランプに適用されてもよく、車体2の前部に設けられるフロントのターンシグナルランプに適用されてもよい。また、上記実施形態では、投影ミラー19が第1投影ミラー19Aと第2投影ミラー19Bとの2つのミラーにより構成されているが、第1回動軸18a回りを共振周波数で高速に回動可能且つ第2回動軸18b回りを段階的に回動可能に支持された1つのミラーによって構成されてもよい。この場合であっても、制御装置20は、レーザー光を投影スクリーン11上におけるX方向に高速に走査させると共に、Y軸方向に段階的に走査させるように投影ミラー19を駆動制御すればよい。この他、各部材や部位の具体的構成や配置、数量、角度など、本発明の趣旨を逸脱しない範囲であれば適宜変更可能である。一方、上記実施形態に示した各構成要素は必ずしも全てが必須ではなく、適宜選択することができる。
1 車両
2 車体
10 リヤコンビネーションランプ(灯体)
11 投影スクリーン
11a 外表面
12 投光機
13 第1レーザー光源
14 第2レーザー光源
15 第3レーザー光源
19 投影ミラー(MEMSミラー)
19A 第1投影ミラー
19B 第2投影ミラー
20 制御装置
21 第1投影面
22 第2投影面
23 第3投影面
26 携帯電話(ユーザインタフェース)
28 操作入力部

Claims (5)

  1. 車体の外面に沿って設けられ、前記車体の外殻部をなす光透過型の投影スクリーンと、
    前記投影スクリーンの車体内側に設けられ、前記投影スクリーンに複数の表示パターンをもって表示光を投影する投光機と、
    前記投光機の動作を制御する制御装置と、を備え、
    前記制御装置は、前記投光機の動作を制御することによって、車両の状態に応じて定められた表示パターンの表示光を前記投影スクリーンに表示することを特徴とする車両の灯体。
  2. 前記制御装置は、少なくとも1つの車両の状態について、複数の表示パターンの表示光を前記投影スクリーンに表示可能に構成されており、
    前記制御装置と通信可能に設けられ、複数の表示パターンの中から1つを選択するための操作入力部28を備え、当該操作入力部28にて選択された表示パターンを示す選択信号を前記制御装置に出力するユーザインタフェースを更に備え、
    前記制御装置は、前記選択信号に対応する表示パターンの表示光を前記投影スクリーンに表示することを特徴とする請求項1に記載の車両の灯体。
  3. 前記投光機が、レーザー光を発振するレーザー光源と、前記レーザー光源と前記投影スクリーンとの間の光路上に設けられ、前記レーザー光の前記投影スクリーンにおける照射位置を変更可能なMEMSミラーとを備えるレーザープロジェクターであることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の車両の灯体。
  4. 前記投影スクリーンは、前記車体の外輪郭をなす前記投影スクリーンの外面からの距離が異なる複数の面を有していることを特徴とする請求項3に記載の車両の灯体。
  5. 前記投影スクリーンが前記車体の後部に設けられ、
    前記制御装置が、少なくともブレーキランプ及びターンランプを含むリヤコンビネーションランプの表示光を前記投影スクリーンに表示させることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載の車両の灯体。
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CN113339751A (zh) * 2020-02-17 2021-09-03 现代摩比斯株式会社 用于车辆的照明设备

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