JP6416541B2 - 車両用パネルモジュール - Google Patents

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本発明は自動車のリアパネルに適用して好適なパネルモジュールに関するものである。ここで、パネルモジュールとは、車両のリアパネルやサイドパネル等の車体を構成するパネルにランプやその他の機能部品を一体に組み込んだ構成体を称している。
このようなパネルモジュールとして、特許文献1において車両用リアパネルが提案されている。特許文献1のリアパネルは、自動車のリアパネルに導光体、すなわち光源から出射された光を内部に導入して、当該内部を進行させる透光部材を配設するとともに、この導光体を導光される光を自動車の後方に向けて出射させる光出射部を配設したものである。このリアパネルでは、光源を発光させたときに、当該光源から出射された光をリアパネルの表面に沿って導光し、光出射部から出射させることで、当該光出射部をリアパネルに設けたランプとして機能させることができる。
特開2014−8876号公報
特許文献1の技術は、リアパネルにリアランプを一体的に構成したパネルモジュールであるが、リアパネルに一体化されたリアランプは単に自動車が走行される際の照明用あるいは標識用のランプとして機能しているのにすぎない。そのため、それ以前の独立したリアランプを組み込んでいるリアパネルに比較したときに、構成の簡略化や低コスト化を実現するという点では有効であるが、それ以上の有用性、すなわちリアパネルをリアパネルモジュールとして構成したときのさらなる有用性を図るという観点からは改善すべき余地があると考えられる。
本発明の目的は、少なくともランプを一体化したパネルモジュールを提供するものであり、特にその有用性を高めたパネルモジュールを提供するものである。
本発明は、車両の車体を構成するパネルに少なくともランプを一体化したパネルモジュールであって、車両は、外部無線局と無線接続される無線通信手段と、当該無線通信手段に接続されてランプの点灯を制御するモジュール制御手段を備えており、前記パネルは透光パネルを有し、当該透光パネルはその一部が車両の外部を視認するためのウインド部として構成され、透光パネルにはウインド部と異なる領域にランプが配設され、モジュール制御手段は外部無線局からの情報に基づいてランプを点灯制御することが可能な構成であることを特徴とする。
本発明において、透光パネルにはさらにウインド部と異なる領域に配設された画像表示装置の画像表示面と、発音装置を備えており、モジュール制御手段は外部無線局からの情報に基づいて画像表示装置と発音装置を制御することが可能な構成であることが好ましい。
ここで、無線通信手段は、外部無線局としての、点灯制御アプリ配信局、広告配信局、映像・音楽コンテンツ配信局、インフラ機能制御局の少なくとも一つの局との無線接続が可能である。また、無線通信手段は、車両に固定的に配設された無線通信装置と、モジュール制御手段に有線または無線で接続された携帯端末機の少なくとも一方で構成される。
本発明によれば、車両の透光パネルに設けたランプを装飾的に点灯制御でき、また当該透光パネルに設けた画像表示装置や発音装置を利用して種々の画像を表示し、かつ音声を発音させることができる。これにより、透光パネルをウインドとして構成するとともに、この透光パネルの一部を自動車の装飾効果を高める点灯装置として利用でき、あるいは映像・音楽を鑑賞するための装置あるいは広告装置として利用でき、さらには街灯や警報装置等のインフラ装置として利用することが可能になる。これにより、車両のパネルをパネルモジュールとして構成したときの有用性が向上される。
本発明を適用したリアパネルモジュールの概略斜視図。 本発明を適用したリアパネルモジュールの電気系統のブロック構成図。 図1のA3−A3線拡大断面図。 図1のA4−A4線拡大断面図。 図1のA5−A5線拡大断面図。 点灯制御アプリ配信のタイミングフロー図。 映像・音楽コンテンツ配信のタイミングフロー図。 広告情報配信のタイミングフロー図。 インフラ制御情報のタイミングフロー図。
次に、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。図1は本発明のパネルモジュールを自動車CARのRPM(リアパネルモジュール)1に適用した実施形態の概略斜視図である。また、図2は当該RPMを装備した自動車の電気系統のブロック構成図である。自動車の車体Bのリア開口部(後側開口部)を開閉するために、ハッチバック方式のリアパネルとしてRPM1が構成されている。このRPM1は、金属材を中空の矩形枠状に形成したフレーム(枠)2と、このフレーム2で囲まれる領域を覆うように当該フレーム2に一体に支持された透光性樹脂あるいは透明ガラスからなる透光パネル3とで構成されている。前記フレーム2は上枠部において前記車体Bの上部に図には表れないヒンジで連結されており、前記RPM1は当該ヒンジを支点にして上下に開閉移動させることが可能とされている。
前記RPM1は、詳細については後述するが、前記透光パネル3のほぼ上半分の領域、すなわち運転者が後方を視認したときにバックシートBSによって視界が遮られることがない領域はリアウインド部RWとして構成されている。また、前記透光パネル3の下縁に沿った領域の左右にそれぞれRCL(リアコンビネーションランプ)4が一体に形成され、一方当該透光パネル3の上縁に沿った領域には車幅方向に延在するHMSL(ハイマウントストップランプ)5が一体に形成されている。
他方、前記透光パネル3の前記リアウインド部RWの下側の領域で前記RCL4よりも上側の破線で囲んだ領域には画像表示装置6の一部を構成する画像表示面31が区画形成されている。さらに、この画像表示面31の下側で前記左右のRCL4で挟まれる領域に発音装置7が配設されている。これにより、前記リアパネル1はこれらのRCL4、HMSL5、画像表示装置6、発音装置7を一体化したRPMとして構成されている。
前記RCL4は前記透光パネル3に一体に埋設された導光体41を備える。図3は図1のA3−A3線拡大断面図であり、前記フレーム2はインナーパネル21とアウターパネル22とで中空構造に形成されており、前記透光パネル3は防水性の接着材(パッキン)23を介してその周縁において前記フレーム2に一体に支持されている。前記透光パネル3の板厚方向の外面、すなわち自動車CARの後方に向けられた面には左右方向に延びるロッド状の導光体41が上下方向に3本配列した状態で埋設されている。この導光体41は前記透光パネル3よりも光屈折率の高い透光性樹脂で形成されており、例えば当該透光パネル3に二色成形により形成される。各導光体41の車幅方向の外側端411は光入射部として前記フレーム2に対向する位置まで延設されるとともに、それぞれは前記フレーム2に開口した開口部24を通して当該フレーム2の左右枠部の中空内部に配設された3つの光源42にそれぞれ対向配置されている。
前記3つの光源42はそれぞれフルカラーLED(発光ダイオード)で構成されており、各フルカラーLED42は前記フレーム2の左右枠部の中空内部に支持された回路基板43に所要の間隔をおいて上下に配列した状態で搭載されている。前記各フルカラーLED42は、発光したときに出射される光はそれぞれ対向配置された導光体41の光入射部411に入射される。ここで、フルカラーLED42は、例えば赤色、青色、緑色の各色光で発光する3つのLEDチップで構成されており、各LEDチップの発光光度を調整することで任意の色光を発光するLEDとして機能させるものである。また、前記各導光体41の内面、すなわち自動車CARの前方に向けられた側の面の所要領域には導光される光を反射させるための光反射ステップ412が形成されており、この光反射ステップ412で反射された光は導光体41の外面、すなわち自動車CARの後方に向けられた光出射面413から出射されるようになっている。
この構成により、前記3本の導光体41は対応するフルカラーLED42が発光したときに、発光したフルカラーLED32から出射された光が光入射部411から導光体41の内部に入射され、導光体41の内面での全反射を繰り返しながら導光体41の長さ方向に導光される。そして、光反射ステップ412にまで導光された光はここで反射され、導光体41の光出射面413から出射されることにより、各導光体41は点灯状態となる。したがって、各フルカラーLED42の発光色を赤色、白色、黄色等の任意色に制御することにより、3本の導光体41はそれぞれテール・ストップランプ、バックアップランプ、ターンシグナルランプとして点灯されることになり、これら3本の導光体41によって前記したRCL4が構成されることになる。
前記HMSL5は、図4に図1のA4−A4線拡大断面図を示すように、前記透光パネル3の上縁に沿った水平方向に延びる領域をレンズ部51として構成している。ここでは、前記透光パネル3の当該領域の内面に微小寸法の球面状のレンズステップ511を配列形成することにより当該レンズ部51を構成している。また、このレンズ部51に対向する前記フレーム2の上枠部の中空内部には、水平方向に長い回路基板53が延設され、この回路基板53にはその長さ方向に所要の間隔をおいて光源としての複数個のフルカラーLED52が搭載されている。各フルカラーLED52が発光したときに出射される光はフレーム2に開口した横長のスリット25を通してレンズ部51に入射され、このレンズ部51により集光あるいは発散され、透光パネル3を通して自動車CARの後方に向けて出射される。したがって、フルカラーLED52の発光色を赤色に制御することにより、HMSL5を点灯状態にすることが可能になる。
一方、図5に図1のA5−A5線拡大断面図を示すように、前記画像表示装置6は、ここでは画像を投影する小型プロジェクタ62を備えている。前記透光パネル3に区画形成された前記画像表示面61は、当該透光パネル3の内面に半透明処理が施された構成とされている。ここでは、当該透光パネル3の内面にシボ加工等の微細凹凸611を形成し、当該画像表示面61においては透光パネル3が半透明となるようにしている。この場合、当該画像表示面61の光透過率を50%程度となるように形成することにより、この画像表示面61においても透光パネル3を透して自動車CARの車室内外を透視することは可能である。
前記小型プロジェクタ62は、前記画像表示面61の下方に位置する前記フレーム2の下部枠の中空内部に内装されている。この小型プロジェクタ62の基本構造は既存のプロジェクタと同じであるので、ここでは詳細な説明は省略するが、図5に概略構成を示すように、光源621と、LCD(液晶表示装置)からなる画像形成素子622と、投影レンズ623で構成されており、当該投影レンズ623の光軸が前記フレーム2の開口部26を通して前記画像表示面61に向けられている。この小型プロジェクタ62は、画像形成素子622に形成された画像を光源621の光で照明し、投影レンズ623によって前記画像表示面61に投影することが可能である。このようにして画像表示面61に投影された画像は、透光パネル3の外面側、すなわち自動車CARの後方から視認することが可能である。また、画像表示面61は半透明であるので、投影された画像は自動車CARの車室内からも視認することは可能である。
さらに、図5に併せて示すように、前記透光パネル3の前記画像表示面61の下側領域においては、当該前記透光パネル3の内面に発音装置7が配設されている。この発音装置7は、いわゆるボイスコイル構造の発音体71で構成されている。内部構造の図示は省略するが、この発音体71は、マグネットで構成される磁界内にボイスコイルを配設し、当該ボイスコイルへの交流電流の通電量を制御することによってボイスコイルを振動させる構成である。そして、この発音体71を透光パネル3の内面に密着状態に支持させることで、発音体71で発生する振動で透光パネル3を共振させ、あたかもスピーカのように音声として発音する構成である。これにより、発音された音声は透光パネル3の外面側、すなわち自動車CARの後方で聴くことが可能である。勿論、自動車CARの車室内で聴くことも可能である。
このように前記RPM1はこれらRCL4、HMSL5、画像表示装置6、発音装置7を一体化した構成とされている。その上で、図2に示したように、これらRCL4およびHMSL5と、画像表示装置6と、発音装置7は前記自動車CARの車体側に配設したモジュールECU(電気制御ユニット)100に電気接続され、このモジュールECO100により制御されるようになっている。このモジュールECU100は、例えばマイクロコンピュータで構成されており、入力されるアプリケーションソフトやコンテンツ、さらに各種データ(以下、これらを入力情報と称する)に基づいて前記RCL4およびHMSL5の点灯制御、前記画像表示装置6の画像表示制御、前記発音装置7の発音制御を実行することが可能である。
例えば、前記モジュールECU100は、入力情報に基づいて前記RCL4とHMSL5の各フルカラーLED42,52の発光色、発光光度、発光タイミングをそれぞれ制御することが可能である。また、モジュールECU100は入力情報に基づいて前記画像表示装置6の小型プロジェクタ62を制御し、画像表示面61に静止画像や動画を表示することが可能である。さらに、前記発音装置7のボイスコイル構体71を制御し、音声や音楽等を発音することが可能である。
図2に示したように、前記モジュールECU100には、自動車(自車両)CARの乗員が操作するための入力端末101が設けられており、この入力端末101により当該乗員が任意の情報を当該モジュールECU100に入力することができるようになっている。これに加えて、前記モジュールECU100には、必要に応じて端末用インタフェース102が設けられ、携帯電話機やスマートフォン等の携帯端末機103を有線または無線で接続し、当該携帯端末機103との間で情報を授受することも可能とされている。
また、前記モジュールECU100には、自動車CARの全体の制御を行うための車両ECU110が接続されている。この車両ECU110には各種センサが接続されているが、本発明に関連するセンサとして、自車両の車速を検出する車速センサ111が接続されており、検出した車速を車両情報の一つとして取得する。前記車両ECU110にはナビゲーション装置112が接続されており、このナビゲーション装置112に設けられているGPS装置113によって検出される自動車CARの位置情報、すなわち自車両が現在存在する位置や自車両の進行方向を車両情報の他の一つとして取得する。
一方、前記モジュールECU100は、後述する外部無線局G1〜G4と相互に無線通信を行うことが可能な無線通信装置120が接続されている。この無線通信装置120は、前記モジュールECU100が前記車両ECU110から取得した車両情報や、前記入力端末101や端末用インタフェース102から入力された情報を外部無線局に向けて送信する一方で、当該外部無線局G1〜G4から送信されてくる情報を前記入力情報として受信してモジュールECU100に取り込むことが可能とされている。この実施形態では、前記外部無線局として、点灯制御アプリ配信局G1、映像・音楽コンテンツ配信局G2、広告配信局G3、インフラ機能制御局G4を例示している。
前記点灯制御アプリ配信局G1は、自動車CARにおいて、RCL4,HMSL5を通常の標識用ランプとして点灯する場合とは異なる形態で点灯する場合、例えば自動車CARのデコレーション効果を高めた装飾用ランプとして点灯しようとするときに、当該点灯を行うための制御を実現する多様な点灯制御アプリ(アプリケーションソフト)を蓄積している。そして、点灯制御アプリ配信局G1は自動車CARから要求されたときには、当該要求された点灯制御アプリを当該自動車CARに向けて送信することが可能とされている。
前記映像・音楽コンテンツ配信局G2は、自動車CARにおいて、自車両の画像表示装置6において静止画や動画を表示する場合、あるいは自車両の発音装置7において音楽を含む音声を発音する場合に、これら画像や音声のコンテンツを蓄積している。そして、自動車CARから要求されたときには、当該要求されたコンテンツを当該自動車CARに向けて送信することが可能とされている。
前記広告配信局G3は、自動車CARの画像表示装置6や発音装置7を利用して広告を行うための映像や音声からなる広告情報を蓄積している。これらの広告情報は広告配信局G3において対象となる自動車CARに向けて送信することが可能である。この例では、広告配信局G3において半ば強制的に対象となる自動車に対して選定した広告情報を送信するように構成されているが、自動車CARから希望する広告情報を要求して受信するように構成することも可能である。
前記インフラ機能制御局G4は、インフラ機能制御局G4において必要と判断したときに、対象となる自動車CARに向けてランプの点灯制御信号や画像や音声の制御信号を送信することが可能とされている。例えば、街灯の無い道路に駐車している自動車の存在を確認したときに、当該自動車に向けてRCL4やHMSL5の点灯制御信号を送信する。あるいは、自然災害のおそれが生じたときに、当該地域に存在する自動車CARに向けて警報用の映像や音声からなる警報制御信号を送信する。
前記各外部無線局G1〜G4に対しては、前記したような携帯端末機103との間でも通信が可能であり、この携帯端末機103を介して前記モジュールECU100と各外部無線局G1〜G4との間で情報の送受が可能とされている。なお、外部無線局G1〜G4と無線通信装置120および携帯端末機103との間の情報の送受は、外部無線局G1〜G4をサーバとして構成し、無線通信装置120と携帯端末機103を端末機として構成し、端末機においてサーバに情報をアップロードし、サーバに蓄積されている情報をダウンロードする形態の構成であってもよい。
次に、実施形態のRPM1の作用、特に有用性について説明する。自動車の通常の走行時には、RCL4とHMSL5は通常の点灯制御が行われる。すなわち、車両ECU110からの点灯信号、ブレーキ信号、後退信号、ターン信号等を受けてモジュールECU100はRCL4とHMSL5を点灯制御する。例えば、モジュールECU100は夜間走行時には点灯信号を受けてRCL4の各フルカラーLED42を赤色発光させ、導光体を点灯状態とさせてテールランプとして機能させる。ブレーキ信号を受けたときには一部あるいは全部のフルカラーLED42の発光光度を高めてストップランプとして機能させる。このとき、HMSL5のフルカラーLED52を赤色発光させることでHMSL5を点灯状態とする。モジュールECU100は自動車の後退信号を受けたときにはRCL4の一部のフルカラーLED42を白色発光させてバックアンプランプとして機能させる。ターン信号を受けたときは一部のフルカラーLED42を黄色発光させてターンシグナルランプとして機能させる。
自動車の走行時には基本的には車両ECU110からの信号によっても、モジュールECI100は前記した点灯制御は行うが、画像表示装置6と発音装置7を動作させることはない。ただ、電気自動車やハイブリッド自動車等においては、走行中に発音装置7から疑似エンジン音を発音させることもある。
一方、自動車の走行時および駐車時には、モジュールECU100によるRCL4とHMSL5の点灯制御や、画像表示装置6と発音装置7の制御が可能とされている。これらの制御を図6〜図9のタイミングフロー図を参照して説明する。
(点灯制御アプリによる点灯制御)
自動車CARの乗員が駐車中に自車両のRCL4やHMSL5の点灯状態を任意な点灯状態にして自車両CARのランプにおける装飾効果を高めようと希望したときには、入力端末101を操作して、あるいは端末用インタフェース102を介して携帯用端末103を操作することにより、モジュールECU100から無線通信装置120を介して点灯制御アプリ局G1(以下、当局G1)に要求する(S11)。当局G1は、この要求を受けて予め用意されている点灯制御アプリから所望された点灯制御アプリを自動車CARに向けて送信する(S12)。モジュールECU100はこの点灯制御アプリを受信する(S13)。この場合、自動車CARでの入力端末101あるいは携帯用端末103の操作によって、所望の点灯制御アプリを当局G1からダウンロードするようにしてもよい。
モジュールECU100は受信した点灯制御アプリあるいはダウンロードした点灯制御アプリを入力情報として入力し、この情報に基づいてRCL4やHMSL5の点灯制御を実行する(S14)。このときには、モジュールECU100はRCL4のフルカラーLED42の発光色、発光光度、発光タイミングを任意に制御することにより、RCL4は3つの導光体41が赤色、白色、黄色に限定されることがない発光色で、しかも任意の発光光度と発光タイミングで点灯状態に制御される。これにより、RCL4による自動車CARの装飾効果が高められる。HMSL5においても同様であり、フルカラーLED52の発光色、発光光度、発光タイミングを任意に制御することで、HMSL5による自動車CARの装飾効果が高められる。
なお、この点灯制御については、法規を満たすために自動車の走行時には実行できないように構成しておくことが好ましい。また、自動車CARは点灯制御アプリを利用した対価を当局G1に対して支払うようにシステムを構成することも好ましい(S15)。
(映像・音楽コンテンツによる画像・発音制御)
自動車CARの乗員が駐車中に自車両の画像表示装置6や発音装置7を利用して映像や音楽を楽しみたいと希望したときには、入力端末101を操作して、あるいは端末用インタフェース102を介して携帯用端末103を操作することにより、モジュールECU100から無線通信装置120を介して映像・音楽コンテンツ配信局G2(以下、当局G2)に要求する(S21)。当局G2は、この要求を受けて予め用意されている映像・音楽のコンテンツから所望されたコンテンツを自動車CARに向けて送信する(S22)。モジュールECU100はこのコンテンツを受信する(S23)。この場合、自動車CARでの入力端末101あるいは携帯用端末103の操作によって、所望のコンテンツを当局G1からダウンロードするようにしてもよい。
モジュールECU100は、受信あるいはダウンロードしたコンテンツを入力情報として入力し、この情報に基づいて画像表示装置6と発音装置7の制御を実行する(S24)。このときには、モジュールECU100は画像表示装置6の小型プロジェクタ62を制御することにより、画像表示面61に映像を表示する。同時に、モジュールECU100は発音装置7を制御し、RPM1、特に透光パネル3を振動させて音声を発音させる。これにより、RPM1を屋外表示装置として構成でき、自動車CARの後方からRPM1に表示された映像を音楽等の音声とともに鑑賞することができ、エンタテイメント効果を高めることが可能になる。
なお、この映像・音楽制御についても、法規を満たすために自動車の走行時には実行できないように構成しておくことが好ましい。また、自動車CARは映像・音楽コンテンツを利用した対価を当局G2に対して支払うようにシステムを構成することも好ましい(S25)。
(広告配信による画像・発音制御)
自動車CARの車両ECU110はGPS113から自車両の位置情報を取得し、モジュールECU100は常時あるいは定期的に車両ECU110から当該位置情報を入力し、これを無線通信装置120により広告配信局G3(以下、当局G4)に送信する(S31)。当局G3はこの位置情報を受信し、受信した位置情報から当該自動車CARの位置を認識し、自動車が走行している領域を把握する(S32)。このとき、当該自動車CARが走行していること、あるいは駐車していることも把握する。駐車中であることは車両用ECU110が車速センサ111の出力を検出することにより把握できる。
当局G3は、自動車CARが現在広告を実行する対象地域を走行しているとき、あるいは走行していることを把握すると、当該地域に対応した広告情報を当該自動車CARに送信する(S33)。この広告情報を受信した自動車CARは、広告制御を承諾するか拒否するかを決定し(S34)、承諾する場合にはモジュールECU100において画像表示装置6を制御し、小型プロジェクタ62により画像表示面61に広告文や広告画像を表示する。さらに、モジュールECU100は発音装置7を制御し、発音体71によりリアパネル1において広告音声を発音する。(S36)
これにより、自動車CARのリアパネル1を移動広告装置として機能させることになり、当該地域における広告効果を高めることが可能になる。この場合には、当該自動車CARを移動広告装置として利用したことの対価を当局G3から自動車CARに対して支払うことで、当該自動車CARの所有者に対して保障を行うことが好ましい(S37)。
(インフラ機能による点灯・画像・発音制御)
自動車CARの車両ECU110はGPS113から自車両の位置情報を取得し、モジュールECO100は常時あるいは定期的に車両ECU110から当該位置情報を入力し、これを無線通信装置120によりインフラ機能制御局G4(以下、当局G4)に送信する(S41)。当局G4はこの位置情報を受信し、当該自動車CARの位置を認識する(S42)。例えば、自動車CARが街灯の無い道路に沿って駐車していること、自動車CARがリアパネル1を道路側に面した状態で駐車していること、等を認識する。
当局G4は、現在、自然災害に伴う警報が発せられる状況であるかを否か判定し(S43)、警報が必要ないと判定したときには、インフラ要求があるか否かを判定する(S44)。インフラ要求があるときには、街路灯の少ない道路に停車しており、かつそのリアパネルが道路側に面して駐車している自動車を検索し、当該検索した自動車CARに対して点灯制御情報を送信する(S45)。自動車CARがこの点灯制御情報を受信すると(S47)、モジュールECU100において自車両の状態を判定し、自車両が駐車中であることを確認したときには、当該点灯制御情報に基づいてRCL4とHMSL5の点灯制御を実行する(S49A)。例えば、モジュールECU100はHMSL5のフルカラーLED52を比較的に高い光度の白色光で連続点灯する。これにより、自動車CARのHMSL5を街路灯として機能させることができ、当該HMSL5をインフラの一部として利用することが可能になる。
また、当局G4において自然災害に伴う警報が発せられる状況であることを判定したときには(S43)、当局G4は警報発生地域に存在する自動車を検索し、当該検索した自動車CARに向けて警報情報を送信する(S46)。自動車CARはこの警報情報を受信すると(S48)、モジュールECU100は警報動作を実行する(S49B)。例えば、RCL4とHMSL5を警報形態で点灯制御する(S。例えば、RCL4とHMSL5を赤色で点滅する。また、必要に応じて、モジュールECU100は画像表示装置6を制御し、小型プロジェクタ62により画像表示面61に警告文を表示する。さらに、モジュールECU100は発音装置7を制御し、発音体71によりリアパネル1において警報音や警報音声を発音する。
これにより、自動車CARのリアパネル1を警報灯、警報表示装置、警報発音装置として機能させることになり、この種の警報設備が装備されていない地域でのインフラを充実させることになる。この場合には、当該自動車CARをインフラ設備として利用したことの対価を当局G4から自動車CARに対して支払うことで、当該自動車CARの所有者に対して保障を行うことが好ましい(S50)。
以上説明したように、実施形態のRPM1では、RCL4およびHMSL5の点灯制御による装飾効果を高め、画像表示装置6や発音装置7による映像・音楽のエンタテイメント効果を高め、かつ広告効果を高め、さらにインフラ効果を高めることが可能になり、RPM1の有用性を高めることができる。
実施形態において説明した点灯制御、画像制御、発音制御は一例を示したのにすぎず、本発明においては自動車と外部無線局との間で送受する情報に基づいて種々の形態での制御が可能であることは言うまでもない。すなわち、本発明におけるパネルモジュールは、車両のパネルに少なくともランプを備え、このランプの点灯制御を行うことにより実現できる。また、本発明はランプの点灯制御に加えて、画像表示装置や発音装置を備え、これら画像表示装置や発音装置を制御することによっても実現できる。また、以上説明した実施形態に限られることなく、外部無線局として種々のアプリやコンテンツを配信する無線局であれば本発明への適用が可能であり、本発明のパネルモジュールにおいて当該アプリやコンテンツに対応した制御が実行可能である。
実施形態では、モジュールECUは、無線通信装置において外部無線局と無線接続することにより所要の情報を入力してランプ、画像表示装置、発音装置の各制御を行っているが、スマートフォンのような携帯端末機を利用して外部無線局と無線接続して情報を入力してもよい。すなわち、モジュールECUに設けられている端末用インタフェースを利用することで、携帯端末機で取得した情報を有線あるいは無線でモジュールECUに入力させるようにしてもよい。この場合には、無線通信装置を省略することが可能である。
本発明におけるランプは、実施形態に記載のRCLやHMSLに限られるものではなく、種々の照明用ランプや標識用ランプとして適用することができる。また、本発明における画像表示装置は、実施形態に記載のプロジェクタ表示装置に限られるものではなく、LCD表示装置やEL表示装置を適用することもできる。さらに、本発明における発音装置は、実施形態に記載のボイスコイル構体に基づくものではなく、圧電素子を利用した発音装置であってもよい。
実施形態では、本発明を自動車のリアパネルに適用したリアパネルモジュールの例を説明したが、本発明は自動車の左右のサイドパネルに適用してもよい。サイドパネルに適用した場合には、ランプは従来から装備されている照明用ランプや標識用ランプとは別の装飾用のランプをサイドパネルに配設することが好ましい。画像表示装置と発音装置は、サイドパネルのうちサイドウインドウが設けられていない箇所に配設することになる。
本発明は自動車を始めとする車両の車体の一部を構成するパネルに採用することが可能である。
1 リアパネル
2 フレーム
3 透光パネル
4 RCL(リアコンビネーションランプ)
5 HMSL(ハイマウントストップランプ)
6 画像表示装置
7 発音装置
41 導光体
42 光源(フルカラーLED)
51 レンズ部
52 光源(フルカラーLED)
61 画像表示面
62 小型プロジェクタ
71 発音体
100 モジュールECU
101 入力端末
102 端末用インタフェース
103 携帯端末機
110 車両用ECU
111 センサ
113 GPS
120 無線通信装置
CAR 自動車(自車両)
RPM リアパネルモジュール
RW リアウインド部
G1〜G4 外部通信局


Claims (5)

  1. 車両の車体を構成するパネルに少なくともランプを一体化したパネルモジュールであって、前記車両は、外部無線局と無線接続される無線通信手段と、当該無線通信手段に接続されて前記ランプの点灯を制御するモジュール制御手段を備えており、前記パネルは透光パネルを有し、当該透光パネルは一部の領域が車両の外部を視認するためのウインド部として構成され、前記透光パネルには当該ウインド部とは異なる領域にランプが配設され、前記モジュール制御手段は前記外部無線局からの情報に基づいて前記ランプを点灯制御することが可能な構成であることを特徴とする車両用パネルモジュール。
  2. 前記透光パネルは前記ウインド部とは異なる領域に配設された画像表示装置の画像表示面と、発音装置を備えており、前記モジュール制御手段は前記外部無線局からの情報に基づいて前記画像表示装置と前記発音装置を制御することが可能な構成であることを特徴とする請求項1に記載の車両用パネルモジュール。
  3. 前記パネルモジュールは、自動車のリアパネルであることを特徴とする請求項1または2に記載の車両用パネルモジュール。
  4. 前記無線通信手段は、前記外部無線局としての、点灯制御アプリ配信局、広告配信局、映像・音楽コンテンツ配信局、インフラ機能制御局の少なくとも一つの局との無線接続が可能であることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の車両用パネルモジュール。
  5. 前記無線通信手段は、前記車両に固定的に配設された無線装置と、前記モジュール制御手段に有線または無線で接続された携帯端末機の少なくとも一方であることを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の車両用パネルモジュール。
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