JP2008006832A - 映像ディスプレイ搭載車両 - Google Patents

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Abstract

【課題】
見ている人に情報を伝わりやすくすることができ、また、リアルタイムの情報を表示することで、住民への生の情報提供の手段としての活用することができる映像ディスプレイ搭載車両を提供することにある。
【解決手段】
映像を再生する再生手段と、再生手段が再生する映像を選択する制御手段と、車両の走行中及び駐車中等の走行状態を検出する走行状態検出手段とを備え、制御手段が、走行状態検出手段で検出した車両の走行状態により、再生手段で再生し映像ディスプレイで表示する映像を、走行時対応映像又は駐停車時対応映像に切り替えることを特徴とする。
【選択図】図2

Description

本発明は、車両の外部に向かって映像を表示する映像ディスプレイを搭載する映像ディスプレイ搭載車両に関する。
従来より、大型の映像ディスプレイをトラックのような車両に搭載し、車両の外部に向かって映像を表示する映像ディスプレイ搭載車両が用いられてきた。そして、その映像ディスプレイ搭載車両を駐車した状態で各種の映像を表示したり、走行した状態で広告を表示する等の用いられ方をしている。そして、表示する映像は、予め映像ディスプレイ搭載車両内の記憶手段に登録され、特許文献1に示されるように、例えば、登録された映像を予め定められた放送スケジュールによって表示するようにしている。
特開2003−76310号公報
しかしながら、従来の映像ディスプレイ搭載車両では、映像を表示する周囲の環境を考慮せず、一方的に映像を表示するのみで、周囲の安全の確保や情報が見ている人に十分に伝わりにくいという問題があった。
また、もっぱら予め映像ディスプレイ搭載車両内の記憶手段に登録された映像を表示することから、予め登録しえない緊急時のリアルタイムの防災情報等を表示することができず、住民への生の情報提供の手段としての活用を十分に行えないという問題点があった。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、見ている人に情報を伝わりやすくすることができ、また、リアルタイムの情報を表示することで、住民への生の情報提供の手段としての活用することができる映像ディスプレイ搭載車両を提供することにある。
請求項1記載の映像ディスプレイ搭載車両は、映像を再生する再生手段と、再生手段が再生する映像を選択する制御手段と、車両の走行中及び駐車中等の走行状態を検出する走行状態検出手段とを備え、制御手段が、走行状態検出手段で検出した車両の走行状態により、再生手段で再生し映像ディスプレイで表示する映像を、走行時対応映像又は駐停車時対応映像に切り替えることを特徴とする。
請求項2記載の映像ディスプレイ搭載車両は、走行時対応映像が、駐停車時対応映像に比べコマ数が少ないことを特徴とする。
請求項3記載の映像ディスプレイ搭載車両は、映像を再生する再生手段と、再生手段が再生する映像の音声を車両の外側に向かって発する音声出力手段と、再生手段が再生する映像の音声の電力を調整する増幅回路と、車両の周囲の騒音を測定する騒音測定手段とを備え、増幅回路が、騒音測定手段により測定した周囲の騒音の程度に応じて再生する映像の音声の電力を制御することで、音声出力手段が発する音声の音量を可変させることを特徴とする。
請求項4記載の映像ディスプレイ搭載車両は、映像を再生する再生手段と、再生手段が再生する映像を選択する制御手段と、災害の発生時等に発せられる緊急信号を受信する緊急信号受信手段とを備え、緊急信号受信手段が緊急信号を受信した場合、制御手段が、再生手段で再生し映像ディスプレイで表示する映像を、平時の映像から緊急時対応映像に切り替えることを特徴とする。
請求項5記載の映像ディスプレイ搭載車両は、地上波や衛星からの電波により送信される緊急放送を受信する緊急放送受信手段を備え、緊急放送で送られてくる映像を緊急時対応映像として表示することを特徴とする。
請求項6記載の映像ディスプレイ搭載車両は、映像を再生する再生手段と、再生手段が再生する映像を選択する制御手段と、車両と所定距離離間して設けられた中継用カメラから電波を介して送られてくる中継映像を受信する中継映像受信手段とを備え、制御手段が、再生手段で再生し映像ディスプレイで表示する映像として、中継映像受信手段で受信した中継映像を選択することを特徴とする。
請求項7記載の映像ディスプレイ搭載車両は、映像を再生する再生手段と、再生手段が再生する映像を選択する制御手段と、インターネット回線と接続可能なインターネット接続手段とを備え、制御手段が、再生手段で再生し映像ディスプレイで表示する映像として、インターネット接続手段を介して受信したインターネット映像を選択することを特徴とする。
請求項1の発明によれば、映像ディスプレイ搭載車両が駐停車しているのか走行しているのかにより表示する周囲の環境を考慮して映像を切り替えることにより、見ている人に情報を伝わりやすくすることができる。
請求項2の発明によれば、走行時対応映像が、駐停車時対応映像に比べコマ数が少ないことから、映像の動きが少なく、映像ディスプレイの表示が、映像ディスプレイ搭載車両の周囲を走行する車両の運転者の運転の妨げになることを防ぐことができる。
請求項3の発明によれば、騒音測定手段により測定した周囲の騒音の程度に応じて再生する映像の音声の電力を制御することで、音声出力手段が発する音声の音量を可変させ、表示する周囲の環境を考慮して音量を調整することにより、見ている人に情報を伝わりやすくすることができる。
請求項4の発明によれば、災害の発生時等に緊急信号を受信した場合、映像ディスプレイで表示する映像を、平時の映像から緊急時対応映像に切り替えることから、平時に限らず緊急時のおいても住民への生の情報提供の手段としての活用することができる。
請求項5の発明によれば、緊急放送で送られてくる映像を緊急時対応映像として表示することで、予め登録しえない緊急時のリアルタイムの防災情報等を表示することができ、平時に限らず緊急時のおいても住民への生の情報提供の手段としての活用することができる。
請求項6の発明によれば、中継用カメラから電波を介して送られてくる中継映像を映像ディスプレイで表示することで、リアルタイムの情報を表示することができ、住民への生の情報提供の手段としての活用することができる。
請求項7の発明によれば、インターネット接続手段を介して受信したインターネット映像を映像ディスプレイで表示することで、多種多様な情報やリアルタイムの情報を表示することができ、住民への情報提供の手段としての活用することができる。
以下、本発明の形態について図面を参照しながら具体的に説明する。本発明の形態における映像ディスプレイ搭載車両は、車両の外部に向かって映像を表示する映像ディスプレイを搭載するものである。
図1は、本発明に係る映像ディスプレイ搭載車両の一例を示す説明図である。図2は、本発明に係る第1の実施例の映像ディスプレイ搭載車両の構成を示す構成図である。
図において、本実施例の映像ディスプレイ搭載車両1は、ボックス型の荷台3を備える車両であるトラック2の側面に、トラック2の外部に向かって映像を表示する大型の映像ディスプレイ5を搭載している。本実施例では、荷台3のトラック2の運転席側を正面にして向かって右側の右側面表面に映像ディスプレイ5及びスピーカ6を備えている。
映像ディスプレイ5は、大きさが例えば1,920mm×1,440mmのLEDモニタである。尚、映像ディスプレイ5は、トラック2の荷台3の表面に装着可能であればよく、トラック2の外側に映像を表示して、トラック2の外側からその映像を人が視認できるものであればLEDモニタに限られるものではない。また、表示できる色彩も、フルカラーが望ましいが、白黒や一部の色を表示できないものであってもかまわない。
本実施例の映像ディスプレイ搭載車両1は、内部に映像ディスプレイ5に表示する映像を予め記憶する記憶手段であり、その映像の再生手段である放映パーソナルコンピュータを備えている。本実施例では、2つの放映パーソナルコンピュータを備え、一方が映像ディスプレイ搭載車両1の走行中の走行時対応映像を記憶し再生する走行時対応放映パーソナルコンピュータ12(以降、走行時対応放映PCという)で、他方が映像ディスプレイ搭載車両1の駐車中又は停車中の駐停車時対応映像を記憶し再生する駐停車時対応放映パーソナルコンピュータ13(以降、駐停車時対応放映PCという)である。
そして、走行時対応放映PC12や駐停車時対応放映PC13が再生する映像を選択し、映像ディスプレイ5の表示の制御を行う制御手段として、マトリクススイッチ10が設けられている。このマトリクススイッチ10は、外部からの信号や内部に持つ再生スケジュールのデータ等により、映像ディスプレイ5で表示する映像を決定する。このマトリクススイッチ10は、パーソナルコンピュータで構成させることができるが、パーソナルコンピュータに限られるものではない。
本実施例の映像ディスプレイ搭載車両1では、トラック2のパーキングブレーキ21の状態を検出するメカニカルスイッチ20が設けられ、メカニカルスイッチ20で取り込まれたパーキングブレーキ21の状態が、マトリクススイッチ10に送られる構成となっている。すなわち、メカニカルスイッチ20が、映像ディスプレイ搭載車両1の走行中及び駐車中等の走行状態を検出する走行状態検出手段となっている。
次に、本実施例の映像ディスプレイ搭載車両1の動作を説明する。まず、イベント会場等のように映像ディスプレイ搭載車両1を駐車している場合は、パーキングブレーキ21を引いていることから、パーキングブレーキ21がONになっている状態(駐車している状態)が、メカニカルスイッチ20で取り込まれる。そして、そのメカニカルスイッチ20と取り込んだ駐車しているという情報により、マトリックススイッチ10が、駐停車時対応放映PC13の映像を選択し、駐停車時対応映像を映像ディスプレイ5で表示する。尚、駐停車時対応映像は、通常のTV、ビデオ、映画等のコンテンツと同様の映像であり、例えばTV映像として考えると1秒間に30コマの動画であり、また静止画であってもよい。
次に、映像ディスプレイ搭載車両1が走行している場合には、パーキングブレーキ21は引かれておらず、パーキングブレーキ21がOFFになっている状態(走行している状態)が、メカニカルスイッチ20で取り込まれる。そして、そのメカニカルスイッチ20と取り込んだ走行しているという情報により、マトリックススイッチ10が、走行時対応放映PC12の映像を選択し、走行時対応映像を映像ディスプレイ5で表示する。
尚、走行時対応映像は、通常のTV、ビデオ、映画等のコンテンツとは異なる映像で、例えばTV映像として考えると通常の1秒間に30コマよりもコマ数の少ない映像である。具体的には、例えば1秒間に2コマ程度の動画であり、また静止画であってもよい。
このように、本実施例の映像ディスプレイ搭載車両1によれば、走行状態検出手段であるメカニカルスイッチ20で検出した車両の走行状態により、映像ディスプレイ5で表示する映像を、走行時対応映像又は駐停車時対応映像に切り替えることで、映像ディスプレイ搭載車両1が駐停車しているのか走行しているのかにより表示する周囲の環境を考慮して映像を切り替えることにより、見ている人に情報を伝わりやすくすることができる。
また、走行時対応映像が、駐停車時対応映像(通常の映像)に比べコマ数の少ない映像で表示の変化を抑えることで、映像ディスプレイ5が移動するような状態でも歩行者等にとって見やすい映像を表示できる。また、映像の動きが少ないことで、映像ディスプレイ搭載車両1の周囲を走行する車両の運転者の運転の妨げになることを防ぐことができる。
尚、本実施例では、映像ディスプレイ搭載車両1がイベント会場等で駐車している場合と、交通信号で停車している場合とでは厳密に識別せず駐停車を同一に扱うような記載になっているが、そのような構成に限られずものではなく、例えば、停車を走行する場合と同一に扱うこともできるし、停車時には、駐車時とも走行時とも違う映像を選択して表示することも可能である。
また、本実施例では、走行状態検出手段として、パーキングブレーキ21の状態を取り込むメカニカルスイッチ20を用いているが、これに限られるものではなく、映像ディスプレイ搭載車両1の走行状態を検出することができるものであればよい。この走行状態検出手段の他の例としては、加速度センサやスピードメータ等がある。
図3は、本発明に係る第2の実施例の映像ディスプレイ搭載車両の構成を示す構成図である。本実施例に係る映像ディスプレイ搭載車両は、実施例1及び図1に記載の映像ディスプレイ搭載車両1と外見上は同一である。そして、図において、映像ディスプレイ搭載車両1は、映像ディスプレイ5に表示する映像を予め記憶する記憶手段であり、その映像の再生手段である放映パーソナルコンピュータを備えている(以降、放映PCという)。また、放映PC14は、放映PC14が再生する映像の音声の電力を調整する増幅回路であるアンプ11が接続され、アンプ11を介して放映PC14が再生する映像の音声を映像ディスプレイ搭載車両1の外側に向かって発する音声出力手段であるスピーカ6に接続されている。また、アンプ11には、映像ディスプレイ搭載車両1の周囲の騒音を測定する騒音測定手段であるデシベルセンサ25が接続されている。
尚、トラック2、映像ディスプレイ5等の実施例1と同様の符号を付しているものに関しては、実施例と同様なので説明を省略する。また、放映PC14は、実施例1の走行時対応放映PC12や駐停車時対応放映PC13と同様のものである。
次に、本実施例の映像ディスプレイ搭載車両1の動作を説明する。まず、映像ディスプレイ搭載車両1が走行中か駐停車中かに関わらず、デシベルセンサ25で映像ディスプレイ搭載車両1の周囲の騒音を測定する。そして、放映PC14で再生した映像に付随する音声の電力を調整するアンプ11に、騒音の測定結果を送る。アンプ11では、デシベルセンサ25からの測定結果により音声の電力を調整して、調整した音声をスピーカ6に送る。そして、スピーカ6が、周囲の騒音に応じた音量の音声を発することになる。
また、アンプ11の具体的な動作としては、例えば、映像ディスプレイ搭載車両1の周囲の騒音が大きい場合は、増幅率を大きくして音声の電力を高めるように動作し、スピーカ6からの音量を大きくするようにする。また、周囲が住宅地等で騒音は小さい場合には、増幅率を小さくして音声の電力を小さくするように動作し、スピーカ6からの音量を小さくするようにする。また、周囲の騒音の音質により増幅率を変えることも可能であり、アンプ11での音声の電力の調整方法により限定されるものではない。
このように、本実施例の映像ディスプレイ搭載車両2によれば、騒音測定手段により測定した周囲の騒音の程度に応じて再生する映像の音声の電力を制御することで、音声出力手段が発する音声の音量を可変させ、表示する周囲の環境(幹線道路、住宅地周辺等)を考慮して音量を調整することにより、見ている人に情報を伝わりやすくすることができる。
尚、本実施例では、騒音測定手段としてデシベルセンサ25を用いたが、これに限られるものではなく、映像ディスプレイ搭載車両1の周囲の騒音を測定できるものであればよい。
図4は、本発明に係る第3の実施例の映像ディスプレイ搭載車両の構成を示す構成図である。本実施例に係る映像ディスプレイ搭載車両は、実施例1及び図1に記載の映像ディスプレイ搭載車両1と外見上は同一である。そして、図において、映像ディスプレイ搭載車両1は、実施例2と同様に、映像ディスプレイ5に表示する映像を予め記憶する記憶手段であり、その映像の再生手段である放映PC14を備えている。また、放映PC14は、実施例1と同様のマトリクススイッチャ10に接続され、マトリクススイッチャ10と映像ディスプレイ5とが接続されている。さらに、マトリクススイッチャ10には、アンテナ31を備えた緊急信号受信機30が接続されている。この緊急信号受信機30は、災害の発生時等に発せられる緊急信号を受信する緊急信号受信手段である。尚、トラック2、映像ディスプレイ5等の実施例1と同様の符号を付しているものに関しては、実施例と同様なので説明を省略する。
次に、本実施例の映像ディスプレイ搭載車両1の動作を説明する。まず、災害等が発生していない平時には、放映PC14が再生する平時用の映像をマトリクススイッチャ10が選択して、映像ディスプレイ5に表示する。
そして、災害の発生時等に放送局35等や衛星を介して、緊急時の放送(緊急放送)を受信可能な機器に向けて、その機器の電源を自動的に投入したり、緊急放送のチャンネルに自動的に切り替えさせる機能を有する緊急信号が発信されると、緊急信号受信機30が、この緊急信号を受信することとなる。緊急信号受信機30が緊急信号を受信すると、その情報がマトリクススイッチャ10に送られ、マトリクススイッチャ10は放映PC14で再生している映像を緊急時のもの(緊急時対応映像)に切り替えて、映像ディスプレイ5で表示するようにする。
この場合に表示する緊急時対応映像は、予め放映PC14に記録されてあった緊急時の映像でもよいし、後述する放送局35から送られてくる緊急放送であってもよい。尚、映像ディスプレイ5で表示が行われない場合には、緊急信号の受信により、映像の表示に係る機器の電源を自動的に投入し、必要な映像を映像ディスプレイ5で表示するようにしてもよい。
このように、災害の発生時等に緊急信号を受信した場合、映像ディスプレイ5で表示する映像を、平時の映像から緊急時対応映像に切り替えることから、平時に限らず緊急時のおいても住民への生の情報提供の手段としての活用することができる。
また、緊急信号受信機30を地上波(放送局35から地上のアンテナ36を介して送られてくる電波)や衛星からの電波により送信される緊急放送を受信する緊急放送受信手段としても機能させ、緊急放送で送られてくる映像を緊急時対応映像としてマトリクススイッチ10に送り、映像ディスプレイ5で表示するようにしてもよい。
このように、緊急放送で送られてくる映像を緊急時対応映像として表示することで、予め登録しえない緊急時のリアルタイムの防災情報等を表示することができ、平時に限らず緊急時のおいても住民への生の情報提供の手段としての活用することができる。尚、図4では、緊急信号受信機30に緊急放送受信機の機能も持たせるように記載しているが、緊急信号受信手段と緊急放送受信手段とを別々に設けることも可能である。
図5は、本発明に係る第4の実施例の映像ディスプレイ搭載車両の構成を示す構成図である。本実施例に係る映像ディスプレイ搭載車両は、実施例1及び図1に記載の映像ディスプレイ搭載車両1と外見上は同一である。そして、図において、映像ディスプレイ搭載車両1は、実施例2と同様に、映像ディスプレイ5に表示する映像を予め記憶する記憶手段であり、その映像の再生手段である放映PC14を備えている。また、放映PC14は、実施例1と同様のマトリクススイッチャ10に接続され、マトリクススイッチャ10と映像ディスプレイ5とが接続されている。さらに、マトリクススイッチャ10には、アンテナ41を備えた中継映像受信機40が接続されている。この中継映像受信機40は、映像ディスプレイ搭載車両1と所定距離離間して設けられた中継用カメラ47から中継局45からの電波を介して送られてくる中継映像を受信する中継映像受信手段である。尚、トラック2、映像ディスプレイ5等の実施例1と同様の符号を付しているものに関しては、実施例と同様なので説明を省略する。
次に、本実施例の映像ディスプレイ搭載車両1の動作を説明する。まず、中継が行われていない状態では、放映PC14が再生する映像をマトリクススイッチャ10が選択して、映像ディスプレイ5に表示する。
そして、中継用カメラ47で撮影が行われ、その映像が中継局45を介して送られてきた場合には、必要に応じて、中継映像受信機40が送られてきた映像を受信することとなる。そして、マトリクススイッチャ10が中継映像受信機40からの映像に切り替えることにより、映像ディスプレイ5に中継の映像を表示することになる。
このように、中継用カメラ47から電波を介して送られてくる中継映像を映像ディスプレイ5で表示することで、リアルタイムの情報を表示することができ、住民への生の情報提供の手段としての活用することができる。また、このような構成により、予め登録しえない緊急時のリアルタイムの防災情報等を表示することもでき、平時に限らず緊急時のおいても住民への生の情報提供の手段としての活用することができる。
図6は、本発明に係る第5の実施例の映像ディスプレイ搭載車両の構成を示す構成図である。本実施例に係る映像ディスプレイ搭載車両は、実施例1及び図1に記載の映像ディスプレイ搭載車両1と外見上は同一である。そして、図において、映像ディスプレイ搭載車両1は、実施例2と同様に、映像ディスプレイ5に表示する映像を予め記憶する記憶手段であり、その映像の再生手段である放映PC14を備えている。また、放映PC14は、実施例1と同様のマトリクススイッチャ10に接続され、マトリクススイッチャ10と映像ディスプレイ5とが接続されている。さらに、マトリクススイッチャ10には、アンテナ51を備えたインターネット接続装置50が接続されている。このインターネット接続装置50は、インターネット回線57と無線を介して接続可能なインターネット接続手段である。そして、インターネット接続装置50は、例えば、インターネット回線57に接続された通信事業者の無線方式のアクセスポイント(AP)55と無線を介して接続される。尚、無線の方式は、専用の電波を用いることも可能であり、公共的に敷設された無線LANや携帯電話網、PHS網等を用いることもできる。また、無線に限られるものではなく、有線で接続するようにしてもよい。尚、トラック2、映像ディスプレイ5等の実施例1と同様の符号を付しているものに関しては、実施例と同様なので説明を省略する。
次に、本実施例の映像ディスプレイ搭載車両1の動作を説明する。まず、インターネット回線57と接続しない状態では、放映PC14が再生する映像をマトリクススイッチャ10が選択して、映像ディスプレイ5に表示する。
そして、インターネット回線57に接続して、インターネット回線57上に流されて映像を表示する場合には、必要に応じて、インターネット接続装置50が、アクセスポイント55を介して送られてきたインターネット回線57上の映像を受信することとなる。そして、マトリクススイッチャ10がインターネット接続装置50からの映像に切り替えることにより、映像ディスプレイ5に中継の映像を表示することになる。
このように、インターネット接続手段を介して受信したインターネット映像を映像ディスプレイ5で表示することで、多種多様な情報やリアルタイムの情報を表示することができ、住民への情報提供の手段としての活用することができる。また、このような構成により、予め登録しえない緊急時のリアルタイムの防災情報等を表示することもでき、平時に限らず緊急時のおいても住民への生の情報提供の手段としての活用することができる。
以上のように、本発明によれば、見ている人に情報を伝わりやすくすることができ、また、リアルタイムの情報を表示することで、住民への生の情報提供の手段としての活用することができる映像ディスプレイ搭載車両を提供することができる。
本発明に係る映像ディスプレイ搭載車両の一例を示す説明図である。 本発明に係る第1の実施例の映像ディスプレイ搭載車両の構成を示す構成図である。 本発明に係る第2の実施例の映像ディスプレイ搭載車両の構成を示す構成図である。 本発明に係る第3の実施例の映像ディスプレイ搭載車両の構成を示す構成図である。 本発明に係る第4の実施例の映像ディスプレイ搭載車両の構成を示す構成図である。 本発明に係る第5の実施例の映像ディスプレイ搭載車両の構成を示す構成図である。
符号の説明
1・・・・映像ディスプレイ搭載車両
5・・・・映像ディスプレイ
6・・・・スピーカ
10・・・マトリクススイッチャ
11・・・アンプ
12・・・走行時対応放映PC
13・・・駐停車時対応放映PC
14・・・放映PC
20・・・メカニカルスイッチャ
21・・・パーキングブレーキ
25・・・デシベルセンサ
30・・・緊急信号(放送)受信機
31・・・アンテナ
35・・・放送局
36・・・アンテナ
40・・・中継映像受信機
41・・・アンテナ
45・・・中継局
46・・・アンテナ
47・・・中継用カメラ
50・・・インターネット接続装置
51・・・アンテナ
55・・・アクセスポイント
56・・・アンテナ
57・・・インターネット回線

Claims (7)

  1. 車両の外部に向かって映像を表示する映像ディスプレイを搭載する映像ディスプレイ搭載車両において、
    該映像を再生する再生手段と、
    該再生手段が再生する映像を選択する制御手段と、
    該車両の走行中及び駐車中等の走行状態を検出する走行状態検出手段とを備え、
    該制御手段が、該走行状態検出手段で検出した該車両の走行状態により、該再生手段で再生し該映像ディスプレイで表示する映像を、走行時対応映像又は駐停車時対応映像に切り替えることを特徴とする映像ディスプレイ搭載車両。
  2. 前記走行時対応映像が、該駐停車時対応映像に比べコマ数が少ないことを特徴とする請求項1記載の映像ディスプレイ搭載車両。
  3. 車両の外部に向かって映像を表示する映像ディスプレイを搭載する映像ディスプレイ搭載車両において、
    該映像を再生する再生手段と、
    該再生手段が再生する映像の音声を該車両の外側に向かって発する音声出力手段と、
    該再生手段が再生する映像の音声の電力を調整する増幅回路と、
    該車両の周囲の騒音を測定する騒音測定手段とを備え、
    該増幅回路が、該騒音測定手段により測定した周囲の騒音の程度に応じて該再生する映像の音声の電力を制御することで、該音声出力手段が発する音声の音量を可変させることを特徴とする映像ディスプレイ搭載車両。
  4. 車両の外部に向かって映像を表示する映像ディスプレイを搭載する映像ディスプレイ搭載車両において、
    該映像を再生する再生手段と、
    該再生手段が再生する映像を選択する制御手段と、
    災害の発生時等に発せられる緊急信号を受信する緊急信号受信手段とを備え、
    該緊急信号受信手段が緊急信号を受信した場合、該制御手段が、該再生手段で再生し該映像ディスプレイで表示する映像を、平時の映像から緊急時対応映像に切り替えることを特徴とする映像ディスプレイ搭載車両。
  5. 地上波や衛星からの電波により送信される緊急放送を受信する緊急放送受信手段を備え、
    該緊急放送で送られてくる映像を前記緊急時対応映像として表示することを特徴とする請求項4記載の映像ディスプレイ搭載車両。
  6. 車両の外部に向かって映像を表示する映像ディスプレイを搭載する映像ディスプレイ搭載車両において、
    該映像を再生する再生手段と、
    該再生手段が再生する映像を選択する制御手段と、
    該車両と所定距離離間して設けられた中継用カメラから電波を介して送られてくる中継映像を受信する中継映像受信手段とを備え、
    該制御手段が、該再生手段で再生し該映像ディスプレイで表示する映像として、該中継映像受信手段で受信した中継映像を選択することを特徴とする映像ディスプレイ搭載車両。
  7. 車両の外部に向かって映像を表示する映像ディスプレイを搭載する映像ディスプレイ搭載車両において、
    該映像を再生する再生手段と、
    該再生手段が再生する映像を選択する制御手段と、
    インターネット回線と接続可能なインターネット接続手段とを備え、
    該制御手段が、該再生手段で再生し該映像ディスプレイで表示する映像として、該インターネット接続手段を介して受信したインターネット映像を選択することを特徴とする映像ディスプレイ搭載車両。
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