JP2019146423A - 車両用駆動装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】防音材の性能劣化を抑制しながら防音性能に優れた車両用駆動装置を提供する。【解決手段】車両用駆動装置1は、車両駆動用のモータ2と、該モータ2を収容し、内部に潤滑油を貯留する潤滑油貯留部31が設けられたケース3と、該ケース3の車軸挿通部35を覆う防音材4と、を備える。車軸挿通部35には、車軸5が挿通可能な貫通孔37aが設けられ、防音材4の外表面46は、付着防止カバー6により覆われている。付着防止カバー6には、貫通孔37aの開口部37bと防音材4との間を遮断する隔壁部7が設けられている。【選択図】図1

Description

本発明は、電気自動車やハイブリッド自動車などに搭載される車両用駆動装置に関する。
従来より、モータの放射音を低減するためケースの外部に防音材を貼り付けることが行われている。例えば、特許文献1ではパワーシートのモータユニットにおける騒音を低減する目的で、ギアボックスの外周面と防音カバー部材との間に発泡体及びマスを介在させることが記載されている。
近年、電気自動車やハイブリッド自動車には、電動機を駆動源とした車両用駆動装置が搭載されている。このような車両用駆動装置では、ケースの内部にATF等の潤滑油を貯留する潤滑油貯留部が設けられるとともに、側面には車軸等の軸部材が挿通可能な貫通孔が設けられている。
特開2017−181968号公報
そのため、特許文献1のモータユニットの防音構造を車両用駆動装置に適用し防音材をケースに貼り付けたとしても、メンテナンス等において車軸を抜いたときに、潤滑油が防音材に垂れて防音材の性能が劣化してしまう。一方で、潤滑油による防音材の性能劣化を抑制するため、潤滑油が垂れる範囲を避けて防音材を配置することも考えられるが、防音性能の点で改善の余地があった。
本発明は、防音材の性能劣化を抑制しながら防音性能に優れた車両用駆動装置を提供する。
本発明は、
車両駆動用の電動機と、
該電動機を収容し、内部に潤滑油を貯留する潤滑油貯留部が設けられたケースと、
該ケースの一側部を覆う防音材と、を備える車両用駆動装置であって、
前記一側部には、軸部材が挿通可能な貫通孔が設けられ、
前記防音材の外表面は、カバー部材により覆われており、
前記カバー部材には、前記貫通孔の開口部と前記防音材との間を遮断する隔壁部が設けられている。
本発明によれば、防音材の外表面を覆うカバー部材に、貫通孔の開口部と防音材との間を遮断する隔壁部が設けられているので、潤滑油が貫通孔の開口部から漏出した場合であっても、防音材に付着して防音材の性能が劣化するのを抑制できる。
本発明の一実施形態の車両用駆動装置を車軸挿通部側から見た斜視図である。 図1のA−A線断面図である。 図1の車両用駆動装置の分解斜視図である。 図1のB−B線断面図である。 図1のC−C線断面図である。
以下、本発明の車両用駆動装置の一実施形態を、添付図面に基づいて説明する。図面には、車両用駆動装置の前方をFr、後方をRr、左側をL、右側をR、上方をU、下方をD、として示す。
<車両用駆動装置>
図1〜図3に示すように、本実施形態に係る車両用駆動装置1は、車両駆動用のモータ2と、該モータ2を収容するケース3と、モータ2と機械的に接続されケース3から外部に延出する車軸5と、車両用駆動装置1からの放射音を吸収する防音材4と、を備える。
ケース3は、略円筒形状を有しモータ2のステータ21を支持する円筒部33と、該円筒部の左右両端部に位置し、車軸5が挿通する車軸挿通部35と、を有する。車軸挿通部35は、第1壁部36及び第2壁部37から構成され、第2壁部37を第1壁部36に固定することで形成される。第1壁部36は、車軸5を軸受52を介して支持し、第2壁部37は、車軸5を軸受53を介して支持するとともに第1壁部36との間に形成される空間にレゾルバステータ9を支持する。第1壁部36及び第2壁部37には、車軸5の軸線51と同軸上に貫通孔36a、37aがそれぞれ形成される。
第2壁部37には、貫通孔37aを囲う筒状部38が設けられ、筒状部38が車軸挿通部35の表面よりも外側に延出している。車軸5は、筒状部38に形成された貫通孔37aの開口部37bからケース3の外部に延出する。
また、ケース3の内部には、モータ2の動力を車軸5に伝達する不図示のギア及び軸受52、53等を潤滑する潤滑油(例えば、ATF)が貯留している。図2の符号31は、潤滑油が貯留する潤滑油貯留部である。
防音材4は、ケース3の略全体を覆うように取り付けられる。防音材4は、シート形状を有し、例えば合成ゴム製の発砲マット等が使用される。ケース3の略全体を防音材4で覆うことにより、車両用駆動装置1のノイズや振動に対する性能(以下、NV性能とも呼ぶ。)を向上させることができる。なお、以下の説明では、ケース3の車軸挿通部35に設けられる防音材4、特にケース3の左側面である車軸挿通部35に設けられる防音材4に焦点を当てて説明する。なお、説明は省略するが、ケース3の右側面の車軸挿通部35についても同様の構成を有する。
防音材4は、図3に示すように、車軸挿通部35の略全体を覆うように矩形形状を有し、防音材4の中央部には貫通孔37aと同心上に筒状部38より僅かに大きい防音材開口部45が形成されている。防音材4は、外縁部に設けられた6箇所の防音材締結部47及び防音材開口部45の近傍に位置する2箇所の防音材締結部47で、カラー12(図4、5参照)を介してボルト8で締結される。
図4に示すように、カラー12は、ロアカラー10とアッパカラー11とから構成される。ロアカラー10は、中空状の第1円筒部10aと、第1円筒部10aのケース側端部から車軸挿通部35に沿って延設された第1フランジ部10bとを有する。アッパカラー11は、第1円筒部10aを囲う中空状の第2円筒部11aと、ヘッド側端部から第1フランジ部10bと平行に延設された第2フランジ部11bと、を備える。
防音材4を取り付ける際には、ロアカラー10の第1円筒部10aを防音材4の内表面43側から防音材4に形成されたカラー挿通部44に挿入する。続いて、アッパカラー11の第2円筒部11aを該第1円筒部10aを囲うように防音材4の外表面46側から該カラー挿通部44に挿入し、ボルト8を車軸挿通部35(防音材締結部47)に形成されたボルト孔35aに螺合することで、防音材4がケース3に固定される。防音材4の内表面43が車軸挿通部35に接触することで車両用駆動装置1から放出されるモータ2の放射音等が防音材4で吸収される。
防音材4は、ロアカラー10の第1フランジ部10bとアッパカラー11の第2フランジ部11bとにより挟持されるので、防音材4の反発力によって防音材4の内表面43と第1フランジ部10bとの間、及び防音材4の外表面46と第2フランジ部11bとの間には摩擦力が発生する。このように、ロアカラー10の第1フランジ部10bとアッパカラー11の第2フランジ部11bとにより防音材4を挟持することで防音材4の反発力を利用して防音材4を固定することができる。
このようにして防音材4が取り付けられた車両用駆動装置1のメンテナンス時に車軸5を抜く場合、ケース3の内部を循環する潤滑油が貫通孔37aの開口部37bから漏れ出し、防音材4に付着する虞がある。防音材4に潤滑油が付着すると防音材4の性能が低下するため防音材4を潤滑油から守る必要がある。
そこで、本実施形態では、ケース3の貫通孔37aの開口部37bから漏れてくる潤滑油が防音材4に付着するのを防ぐため、防音材4の外表面46が潤滑油の付着を防止する付着防止カバー6で覆われている。
付着防止カバー6は、車両用駆動装置1の左側面側から見て略矩形状を有するカバー本体6aと、カバー本体6aの左側に設けられ防音材4の形状に倣って傾斜するカバー傾斜部6bと、カバー傾斜部6bの左端部及びカバー本体の右端部から延出し、ケース3の車軸挿通部35に取り付けられるカバー固定部6cと、を有し、車軸5の軸線51を通る水平面より下方に配置される。付着防止カバー6を潤滑油が垂れるのを防止可能な必要最低限の範囲に設けることで、製造コストを抑えることができる。
カバー本体6aには、車軸挿通部35の筒状部38を囲うようにカバー本体6aから内側に屈曲し、筒状部38の外周面に近接して配置される隔壁部7が設けられる。
隔壁部7は、防音材4の内表面43側から外表面46側へ向かって貫通孔37aの軸線51から離間する方向(図2の断面視で下方)に傾斜した誘導面7aを有する。これによって、貫通孔37aの開口部37bから垂れた潤滑油を外部に誘導することができる。なお、隔壁部7の先端部は、潤滑油が防音材4の側に侵入するのを防ぐため、筒状部38の外周面とできるだけ近接、或は接触していることが好ましい。
カバー固定部6cは、略矩形状のカバー本体6aの上方の左右両端部に位置する。付着防止カバー6は、防音材4の外縁部に設けられた6箇所の防音材締結部47のうち車軸5の軸線51を通る水平面付近の2つの防音材締結部47(以下、カバー固定部48とも呼ぶ)を利用して、防音材4と共にボルト8によってケース3に固定される。このように付着防止カバー6が、ケース3の車軸挿通部35にボルト8によって防音材4とともに固定されることで、付着防止カバー6を締結するためだけのボルトを増やすことなく付着防止カバー6を固定することができる。
ここで、本実施形態の付着防止カバー6は、カバー固定部48に配置されるアッパカラー11と一体に形成されている。言い換えると、付着防止カバー6のカバー固定部6cが、アッパカラー11の第2フランジ部11bと第2円筒部11aとを備えている。このように、付着防止カバー6をアッパカラー11と一体に形成することで、部品点数を削減することができる。
前述した実施形態は、適宜、変形、改良、等が可能である。
例えば、図1〜3で示した隔壁部7は、防音材4の内表面側から外表面側に向かって一様に径方向外側に傾斜した構造をしているが、潤滑油を防音材4から遠ざける方向に誘導する形状であれば、内表面側から外表面側に向かって径方向外側に湾曲した形状又は階段状に傾斜した形状であってもよい。
付着防止カバー6は、防音材4の外表面46への潤滑油の付着を防止する機能に加えて、衝突時のガード部材としても機能させることができる。上記実施形態では、付着防止カバー6が車軸5の軸線51を通る水平面より下方に配置されていたが、防音材4の外表面46全体を覆うように設けてもよい。
また、防音材4や、付着防止カバー6のケース3への取り付け方法も特に限定されない。また、ボルト8で固定する場合、固定する位置や固定するボルト8の数は適宜変更可能である。
本明細書には少なくとも以下の事項が記載されている。なお、括弧内には、上記した実施形態において対応する構成要素等を示しているが、これに限定されるものではない。
(1) 車両駆動用の電動機(モータ2)と、
該電動機を収容し、内部に潤滑油(潤滑油)を貯留する潤滑油貯留部(潤滑油貯留部31)が設けられたケース(ケース3)と、
該ケースの一側部(車軸挿通部35)を覆う防音材(防音材4)と、を備える車両用駆動装置(車両用駆動装置1)であって、
前記一側部には、軸部材(車軸5)が挿通可能な貫通孔(貫通孔37a)が設けられ、
前記防音材の外表面(外表面46)は、カバー部材(付着防止カバー6)により覆われており、
前記カバー部材には、前記貫通孔の開口部(開口部37b)と前記防音材との間を遮断する隔壁部(隔壁部7)が設けられている、車両用駆動装置。
(1)によれば、防音材の外表面を覆うカバー部材に、貫通孔の開口部と防音材との間を遮断する隔壁部が設けられているので、潤滑油が貫通孔の開口部から漏出した場合であっても、防音材に付着して防音材の性能が劣化するのを抑制できる。また、カバー部材を衝突時のガード部材としても機能させることができる。
(2) (1)に記載の車両用駆動装置であって、
前記カバー部材は、前記貫通孔の軸線(軸線51)より下方に設けられている、車両用駆動装置。
(2)によれば、カバー部材を潤滑油が垂れるのを防止可能な必要最低限の範囲に設けることで、製造コストを抑えることができる。
(3) (1)又は(2)に記載の車両用駆動装置であって、
前記隔壁部は、前記防音材の内表面(内表面43)側から外表面(外表面46)側に向かって前記貫通孔の軸線から離間する方向に傾斜又は湾曲する誘導面(誘導面7a)を有する、車両用駆動装置。
(3)によれば、隔壁部は、防音材の内表面側から外表面側に向かって貫通孔の軸線から離間する方向に傾斜又は湾曲する誘導面を有するので、貫通孔の開口部から垂れた潤滑油を外部に誘導することができる。
(4) (1)〜(3)のいずれかに記載の車両用駆動装置であって、
前記防音材は、前記一側部にカラー(カラー12)を介して締結部材(ボルト8)によって固定され、
前記カラーは、前記締結部材の軸部を囲う第1円筒部(第1円筒部10a)と該第1円筒部の一端部(ケース側端部)から延設された第1フランジ部(第1フランジ部10b)とを有する第1カラー(ロアカラー10)と、前記第1円筒部を囲う第2円筒部(第2円筒部11a)と該第2円筒部の他端部(ヘッド側端部)から延設された第2フランジ部(第2フランジ部11b)とを有する第2カラー(アッパカラー11)と、を備え、
前記防音材は、前記第1フランジ部と前記第2フランジ部とにより挟持されている、車両用駆動装置。
(4)によれば、第1カラーの第1フランジ部と第2カラーの第2フランジ部とにより防音材を挟持することで防音材の反発力を利用して防音材を固定することができる。
(5) (4)に記載の車両用駆動装置であって、
前記カバー部材は、前記一側部に前記締結部材によって前記防音材とともに固定されている、車両用駆動装置。
(5)によれば、カバー部材は、ケースの一側部に締結部材によって防音材とともに固定されているので、カバー部材を締結するためだけの締結部材を増やすことなくカバー部材を固定することができる。
(6) (5)に記載の車両用駆動装置であって、
該カバー部材は、該第2カラーと一体に形成されている、車両用駆動装置。
(6)によれば、カバー部材を第2カラーと一体に形成することで、部品点数を削減することができる。
1 車両用駆動装置
2 モータ
3 ケース
31 潤滑油貯留部
35 車軸挿通部(一側部)
37a 貫通孔
37b 開口部
4 防音材
43 内表面
46 外表面
5 車軸
51 軸線
6 付着防止カバー(カバー部材)
7 隔壁部
7a 誘導面
8 ボルト(締結部材)
10 ロアカラー
10a 第1円筒部
10b 第1フランジ部
11 アッパカラー
11a 第2円筒部
11b 第2フランジ部
12 カラー

Claims (6)

  1. 車両駆動用の電動機と、
    該電動機を収容し、内部に潤滑油を貯留する潤滑油貯留部が設けられたケースと、
    該ケースの一側部を覆う防音材と、を備える車両用駆動装置であって、
    前記一側部には、軸部材が挿通可能な貫通孔が設けられ、
    前記防音材の外表面は、カバー部材により覆われており、
    前記カバー部材には、前記貫通孔の開口部と前記防音材との間を遮断する隔壁部が設けられている、車両用駆動装置。
  2. 請求項1に記載の車両用駆動装置であって、
    前記カバー部材は、前記貫通孔の軸線より下方に設けられている、車両用駆動装置。
  3. 請求項1又は2に記載の車両用駆動装置であって、
    前記隔壁部は、前記防音材の内表面側から外表面側に向かって前記貫通孔の軸線から離間する方向に傾斜又は湾曲する誘導面を有する、車両用駆動装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の車両用駆動装置であって、
    前記防音材は、前記一側部にカラーを介して締結部材によって固定され、
    前記カラーは、前記締結部材の軸部を囲う第1円筒部と該第1円筒部の一端部から延設された第1フランジ部とを有する第1カラーと、前記第1円筒部を囲う第2円筒部と該第2円筒部の他端部から延設された第2フランジ部とを有する第2カラーと、を備え、
    前記防音材は、前記第1フランジ部と前記第2フランジ部とにより挟持されている、車両用駆動装置。
  5. 請求項4に記載の車両用駆動装置であって、
    前記カバー部材は、前記一側部に前記締結部材によって前記防音材とともに固定されている、車両用駆動装置。
  6. 請求項5に記載の車両用駆動装置であって、
    前記カバー部材は、前記第2カラーと一体に形成されている、車両用駆動装置。
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