JP2005073322A - モータの支持構造 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】モータホルダ3のモータ収容部10の内側面10cには、モータ本体2のヨーク5の外側面5cに当接して該モータ本体2を支持するための複数個の支持突起12が形成されている。この支持突起12は、ヨーク5において振動が生じ易い開口部5a及びモータ収容部10に形成され他部材に取り付けるためのフランジ部11から共に該開口部5aとは軸方向反対側に離間するように配置される。
【選択図】 図1
Description
本発明は、こうした実情に鑑みてなされたものであって、その目的は、モータ収容部に形成するモータ本体を支持するための支持突起の位置を適正化し、モータ収容部から外部に伝達する振動を十分に低減することができるモータの支持構造を提供することにある。
請求項4に記載の発明は、請求項1〜3のいずれか1項に記載のモータの支持構造において、前記エンドカバーは、前記ヨークよりも剛性の低い材料で形成されている。
請求項6に記載の発明は、請求項1〜5のいずれか1項に記載のモータの支持構造において、前記取付部は、前記モータ収容部から径方向外側に平板状に延びるフランジ部である。
請求項1,2に記載の発明によれば、モータホルダのモータ収容部の内側面には、モータ本体のヨークの外側面に当接して該モータ本体を支持するための複数個の支持突起が形成され、支持突起は、ヨークにおいて振動が生じ易い開口部及びモータ収容部に形成され他部材に取り付けるための取付部から共に該開口部とは軸方向反対側に離間するように配置される。ここで、ヨークにおいて振動が生じ易い開口部にて生じた振動が取付部に伝達するには、該開口部から離間した支持突起を経由し、該支持突起から離間した取付部に伝達する必要がある。つまり、支持突起にてモータ本体とモータ収容部の接触面積が小さくなるので、モータ本体からの振動がモータ収容部(モータホルダ)側に伝達し難いばかりか、ヨークにおいて振動の生じ易い開口部と取付部との振動伝達距離が長くなるので、該振動が取付部に到達するまでに大きく減衰される。従って、モータホルダの取付部に伝達する振動が十分に低減される。
請求項4,5に記載の発明によれば、ヨークの開口部に装着されるエンドカバーは、ヨークよりも剛性の低い材料、例えば合成樹脂材料にて形成される。そのため、ヨークの開口部の剛性が低く、該開口部にて振動が生じ易いので、特にこのような構成では有効である。
以下、本発明を具体化した第1実施形態を図面に従って説明する。
図1は、本実施形態の車両用空調装置の送風用モータ1を示す。送風用モータ1は、駆動源としてのモータ本体2が合成樹脂製のモータホルダ3に取着されて構成されている。
(1)本実施形態では、モータホルダ3のモータ収容部10の内側面10cには、モータ本体2のヨーク5の外側面5cに当接して該モータ本体2を支持するための複数個の支持突起12が形成されている。この支持突起12は、ヨーク5において振動が生じ易い開口部5a及びモータ収容部10に形成され他部材に取り付けるためのフランジ部11から共に該開口部5aとは軸方向反対側に離間するように配置されている。ここで、ヨーク5において振動が生じ易い開口部5aにて生じた振動がフランジ部11に伝達するには、該開口部5aから離間した支持突起12を経由し、該支持突起12から離間したフランジ部11に伝達する必要がある。つまり、支持突起12にてモータ本体2とモータ収容部10の接触面積が小さくなるので、モータ本体2からの振動がモータ収容部10(モータホルダ3)側に伝達し難いばかりか、ヨーク5において振動の生じ易い開口部5aとフランジ部11との振動伝達距離が長くなるので、該振動がフランジ部11に到達するまでに大きく減衰される。従って、モータホルダ3のフランジ部11に伝達する振動を十分に低減することができる。その結果、フランジ部11への振動伝達が極力低減され、これによりフランジ部11にて発生する騒音が低減されるので、車室内の静粛性を高くすることができる。又、フランジ部11から送風ダクト側に伝達する振動を低減することができる。
(3)ヨーク5の開口部5aに装着されるエンドカバー8は、ヨーク5よりも剛性の低い合成樹脂材料で形成される。そのため、ヨーク5の開口部5aの剛性が低く、該開口部5aにて振動が生じ易いので、特にこのような構成では有効である。
以下、本発明を具体化した第2実施形態を図面に従って説明する。尚、本実施形態において、前記第1実施形態と同様の構成については同一の符号を付して、その説明を省略する。
以下、本発明を具体化した第3実施形態を図面に従って説明する。尚、本実施形態において、前記第1実施形態と同様の構成については同一の符号を付して、その説明を省略する。
以下、本発明を具体化した第4実施形態を図面に従って説明する。尚、本実施形態において、前記第1〜第3実施形態と同様の構成については同一の符号を付して、その説明を省略する。
○上記各実施形態では、モータ収容部10の内側面10cに6個の支持突起12を周方向に等間隔に形成したが、周方向に不等間隔に支持突起12を設けてもよい。又、支持突起12の数はこれに限定されるものではなく、適宜変更してもよい。又、支持突起12の形状も適宜変更してもよい。
○上記各実施形態では、他部材に対して取り付けるための取付部であるフランジ部11を、ファンよりも大径となるように径方向外側に平板状に延びるように形成したが、取付部の形状はこれに限定されるものではなく、適宜変更してもよい。
Claims (6)
- 一端に開口部を有する有底筒状のヨーク内にモータ構成部品が収容され該開口部にエンドカバーが装着されてなるモータ本体と、他部材に対して取り付けるための取付部がモータ収容部の外側面に形成されてなるモータホルダとを備え、前記モータ本体を前記モータホルダのモータ収容部に収容して支持するモータの支持構造であって、
前記モータ収容部の内側面には、前記ヨークの外側面に当接して前記モータ本体を支持するための複数個の支持突起が形成され、
前記支持突起は、前記ヨークの開口部及び前記モータホルダの取付部から共に該開口部とは軸方向反対側に離間するように配置されていることを特徴とするモータの支持構造。 - 両端に開口部を有する筒状のヨーク内にモータ構成部品が収容され該開口部にエンドカバーが装着されてなるモータ本体と、他部材に対して取り付けるための取付部がモータ収容部の外側面に形成されてなるモータホルダとを備え、前記モータ本体を前記モータホルダのモータ収容部に収容して支持するモータの支持構造であって、
前記モータ収容部の内側面には、前記ヨークの外側面に当接して前記モータ本体を支持するための複数個の支持突起が形成され、
前記支持突起は、前記ヨークにおいて振動が生じ易い側の開口部及び前記モータホルダの取付部から共に該開口部とは軸方向反対側に離間するように配置されていることを特徴とするモータの支持構造。 - 請求項1又は2に記載のモータの支持構造において、
前記支持突起は、前記モータ本体を圧入状態で支持する突起であることを特徴とするモータの支持構造。 - 請求項1〜3のいずれか1項に記載のモータの支持構造において、
前記エンドカバーは、前記ヨークよりも剛性の低い材料で形成されていることを特徴とするモータの支持構造。 - 請求項4に記載のモータの支持構造において、
前記エンドカバーは、合成樹脂材料にて形成されていることを特徴とするモータの支持構造。 - 請求項1〜5のいずれか1項に記載のモータの支持構造において、
前記取付部は、前記モータ収容部から径方向外側に平板状に延びるフランジ部であることを特徴とするモータの支持構造。
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