JP2009124900A - ブラシレスモータ - Google Patents
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Abstract
【課題】コストを低減する。
【解決手段】ブラシレスモータ10において、第二玉軸受44の外輪44Bは、ステータコア34に形成された第二収容凹部40の底部40Bによって回転シャフト26の軸方向一方側(Z1側)から支持されると共に、センターピース16に形成された軸受支持部48によって回転シャフト26の軸方向他方側(Z2側)から支持されている。従って、第二玉軸受44の外輪44Bを回転シャフト26の軸方向一方側及び他方側から支持するためのスリーブ部材(ブッシュ)が不要である。しかも、ウェーブワッシャ50は、ステータコア34に形成された第一収容凹部38の底部38Bと第一玉軸受42との間に介挿されて保持されている。従って、ウェーブワッシャ50をステータコア34に対して固定するための特別な部材(支持プレート)も不要である。これにより、コストを低減することができる。
【選択図】図1
【解決手段】ブラシレスモータ10において、第二玉軸受44の外輪44Bは、ステータコア34に形成された第二収容凹部40の底部40Bによって回転シャフト26の軸方向一方側(Z1側)から支持されると共に、センターピース16に形成された軸受支持部48によって回転シャフト26の軸方向他方側(Z2側)から支持されている。従って、第二玉軸受44の外輪44Bを回転シャフト26の軸方向一方側及び他方側から支持するためのスリーブ部材(ブッシュ)が不要である。しかも、ウェーブワッシャ50は、ステータコア34に形成された第一収容凹部38の底部38Bと第一玉軸受42との間に介挿されて保持されている。従って、ウェーブワッシャ50をステータコア34に対して固定するための特別な部材(支持プレート)も不要である。これにより、コストを低減することができる。
【選択図】図1
Description
本発明は、ブラシレスモータに係り、特に、回転シャフトを一対の玉軸受で回転可能に支持するように構成されたブラシレスモータに関する。
従来、この種のブラシレスモータとしては、例えば、次のものがある(例えば、特許文献1参照)。例えば、特許文献1に記載の例では、ハウジングとロータハブとの間にモータの軸線方向に間隔を置いて一対の玉軸受が配設されている。一方の玉軸受の外輪は、ハブ本体に装着され、他方の玉軸受の外輪はスリーブ部材(ブッシュ)に装着されている。
なお、特許文献1に記載の例では用いられていないが、この種のブラシレスモータのなかには、一対の玉軸受に対してモータの軸線方向に予圧を与えるための押圧部材が用いられたものもある。
特開2000−145793号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載の例では、他方の玉軸受を保持するためにスリーブ部材(ブッシュ)が必要である。このため、このスリーブ部材を用いる分、部品点数及び製造工数が増加する。従って、部品点数及び製造工数を削減してコストを低減するためには改善の余地がある。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであって、コストを低減することができるブラシレスモータを提供することを目的とする。
前記課題を解決するために、請求項1に記載のブラシレスモータは、回転シャフトと、前記回転シャフトの軸方向一方側に固定されたロータと、前記回転シャフトの軸方向一方側に形成されて前記回転シャフトの軸方向一方側に開口された第一収容凹部と、前記回転シャフトの軸方向他方側に形成されて前記回転シャフトの軸方向他方側に開口された第二収容凹部と、を有し、前記ロータを回転させるための回転磁界を形成するステータと、前記第一収容凹部に収容され、内輪が前記回転シャフトの軸方向一方側に固定され外輪が前記第一収容凹部の内周部に保持された第一玉軸受と、前記第二収容凹部に収容され、内輪が前記回転シャフトの軸方向他方側に固定され外輪が前記第二収容凹部の底部に前記回転シャフトの軸方向一方側から支持されると共に前記第二収容凹部の内周部に保持された第二玉軸受と、前記第二収容凹部に挿入されて固定された固定凸部と、前記第二玉軸受の外輪を前記回転シャフトの軸方向他方側から支持する軸受支持部と、を有して構成されたセンターピースと、前記第一収容凹部に収容され、前記第一収容凹部の底部に対し前記第一玉軸受の外輪を前記回転シャフトの軸方向一方側へ押圧する押圧部材と、を備えたことを特徴とする。
請求項1に記載のブラシレスモータによれば、第二玉軸受の外輪は、ステータに形成された第二収容凹部の底部によって回転シャフトの軸方向一方側から支持されると共に、センターピースに形成された軸受支持部によって回転シャフトの軸方向他方側から支持されている。従って、第二玉軸受の外輪を回転シャフトの軸方向一方側及び他方側から支持するためのスリーブ部材(ブッシュ)が不要である。これにより、部品点数及び製造工数を削減することができるので、コストを低減することができる。
しかも、請求項1に記載のブラシレスモータによれば、第一玉軸受の外輪に対し回転シャフトの軸方向一方側へ予圧を付与するための押圧部材は、ステータに形成された第一収容凹部の底部と第一玉軸受との間に介挿されて保持されている。従って、押圧部材をステータに対して固定するための特別な部材(支持プレート)も不要である。これにより、部品点数及び製造工数をさらに削減することができるので、コストをより一層低減することができる。
請求項2に記載のブラシレスモータは、請求項1に記載のブラシレスモータにおいて、前記押圧部材は、ウェーブワッシャとされている、ことを特徴とする。
請求項2に記載のブラシレスモータによれば、押圧部材にウェーブワッシャを用いることで第一収容凹部の底部に対し第一玉軸受の外輪を回転シャフトの軸方向一方側へ押圧することができる。
請求項3に記載のブラシレスモータは、請求項1又は請求項2に記載のブラシレスモータにおいて、前記軸受支持部は、前記固定凸部における前記回転シャフトの軸方向一方側の端部とされている、ことを特徴とする。
請求項3に記載のブラシレスモータによれば、固定凸部における回転シャフトの軸方向一方側の端部が軸受支持部として構成されている。従って、軸受支持部が固定凸部と別の場所に設けられる構成に比して、第二玉軸受の外輪を回転シャフトの軸方向他方側から支持するための構成を簡単にすることができる。これにより、コストをより一層低減することができる。
請求項4に記載のブラシレスモータは、請求項1又は請求項2に記載のブラシレスモータにおいて、前記軸受支持部は、前記センターピースの一部がかしめられて形成されたかしめ部とされている、ことを特徴とする。
請求項4に記載のブラシレスモータによれば、センターピースの一部をかしめてかしめ部として形成するだけで、この軸受支持部としてのかしめ部によって第二玉軸受の外輪を回転シャフトの軸方向他方側から支持することができる。
請求項5に記載のブラシレスモータは、請求項1〜請求項4のいずれか一項に記載のブラシレスモータにおいて、前記ブラシレスモータは、前記ロータに送風用ファンが一体回転可能に設けられた車両用ファンモータである、ことを特徴とする。
請求項5に記載のブラシレスモータによれば、コストを低減することできるので、市場に安価な車両用ファンモータを提供することができる。
以下、図面に基づき、本発明のブラシレスモータ10の一実施形態について説明する。
図1には、本発明の一実施形態に係るブラシレスモータ10の全体構成が側面断面図にて示されている。この図に示されるブラシレスモータ10は、例えば、乗用自動車等の車両に搭載されたラジエータを冷却するための車両用ファンモータとして好適に用いられるものであり、ロータ12と、ステータ14と、センターピース16とを主要な構成として備えている。
ロータ12は、有底筒状のロータハウジング18と、ロータマグネット20とを有して構成されている。ロータハウジング18の底部22における中央部には、筒状の嵌合部24が形成されており、この嵌合部24には、回転シャフト26の軸方向一方側(Z1側)が挿入されて嵌合固定されている。
ロータハウジング18の円筒部28の内周面には、回転シャフト26の周方向に沿って環状に配置されたロータマグネット20が固着されており、ロータハウジング18の円筒部の外周面には、送風用ファン30が一体回転可能に装着される。
ステータ14は、ステータコイル32と、ステータコア34とを有して構成されている。ステータコイル32は、ステータコア34に形成された複数のティース部にそれぞれ巻回されており、図示しない制御回路と電気的に接続される。そして、このステータ14は、前述の図示しない制御回路からの制御信号に応じて、ロータ12を回転させるための回転磁界を形成する構成とされている。
ステータコア34の中央部には、回転シャフト26の軸方向に沿って軸方向孔部36が形成されており、この軸方向孔部36には、回転シャフト26が回転可能に挿通されている。また、このステータコア34には、回転シャフト26の軸方向一方側(Z1側)に第一収容凹部38が形成されており、回転シャフト26の軸方向他方側(Z2側)に第二収容凹部40が形成されている。第一収容凹部38及び第二収容凹部40は、上述の軸方向孔部36と同軸状に設けられており、第一収容凹部38は、回転シャフト26の軸方向一方側(Z1側)に開口され、第二収容凹部40は、回転シャフト26の軸方向他方側(Z2側)に開口されている。
そして、第一収容凹部38には、第一玉軸受42が収容されており、第二収容凹部40には、第二玉軸受44が収容されている。第一玉軸受42の内輪42Aは、回転シャフト26の軸方向一方側(Z1側)に圧入固定されており、第一玉軸受42の外輪42Bは、第一収容凹部38の内周部38Aに嵌合保持されている。また、第二玉軸受44の内輪44Aは、回転シャフト26の軸方向他方側(Z2側)に圧入固定されており、第二玉軸受44の外輪44Bは、第二収容凹部40の内周部40Aに嵌合保持されると共に第二収容凹部40の底部40Bに回転シャフト26の軸方向一方側(Z1側)から支持されている。
センターピース16は、鉄製とされており、ロータ12に対し回転シャフト26の軸方向他方側(Z2側)に配置されている。センターピース16の中央部には、回転シャフト26の軸方向に沿って延びる円筒状の固定凸部46が形成されており、センターピース16は、この固定凸部46が上述の第二収容凹部40に挿入されて圧入固定されることにより、上述のステータコア34と一体的に固定されている。
そして、固定凸部46における回転シャフト26の軸方向一方側(Z1側)の端部は、軸受支持部48とされており、この軸受支持部48は、第二玉軸受44の外輪44Bを回転シャフト26の軸方向他方側(Z2側)から支持している。
また、上述の第一収容凹部38には、押圧部材としてのウェーブワッシャ50が収容されている。ウェーブワッシャ50は、第一収容凹部38の底部38Bと第一玉軸受42との間に介在され、第一収容凹部38の底部38Bに対し第一玉軸受42の外輪42Bを回転シャフト26の軸方向一方側(Z1側)へ押圧している。そして、これにより、図1の矢印Pで示される如く、第一玉軸受42の外輪42B及び第二玉軸受44の内輪44Aに予圧が付与されている。
そして、上記構成からなるブラシレスモータ10によれば、以下の特有な効果を奏する。
ここで、本発明の一実施形態に係るブラシレスモータ10が奏する効果をより明確にするために、先ず、比較例に係るブラシレスモータ110について説明する。
図4には、比較例に係るブラシレスモータ110の全体構成が側面断面図にて示されている。なお、この比較例に係るブラシレスモータ110において、上述の本発明の一実施形態に係るブラシレスモータ10と同様の構成については、便宜上、同一の符合を用いることとする。
この比較例に係るブラシレスモータ110では、センターピース16の中央部に回転シャフト26の軸方向一方側(Z1側)へ延びる円筒部112が形成されている。円筒部112は、ステータコア34に形成された軸方向孔部36に挿入されて圧入固定されており、これにより、センターピース16とステータコア34とが一体的に固定されている。そして、この円筒部112の内部(孔部)には、第一玉軸受42及び第二玉軸受44が挿入されて嵌合保持されている。
第一玉軸受42は、円筒部112における回転シャフト26の軸方向一方側(Z1側)に形成された軸受支持部114と、円筒部112の内部に挿入されて圧入固定されたブッシュ116とによって回転シャフト26の軸方向一方側(Z1側)及び他方側(Z2側)から支持されている。
一方、第二玉軸受44は、円筒部112の内部(孔部)に回転シャフト26の軸方向他方側(Z2側)から挿入されて圧入固定された支持プレート118とブッシュ116との間に配置されており、第二玉軸受44の外輪44Bは、支持プレート118との間に介在されたウェーブワッシャ50によって支持プレート118に対し回転シャフト26の軸方向一方側(Z1側)へ押圧されている。そして、これにより、図4の矢印Pで示される如く、第一玉軸受42の内輪42A及び第二玉軸受44の外輪44Bに予圧が付与されている。
しかしながら、この比較例に係るブラシレスモータ110では、第一玉軸受42を回転シャフト26の軸方向他方側(Z2側)から支持するためにブッシュ116が必要であると共に、第二玉軸受44の外輪44B及びウェーブワッシャ50を回転シャフト26の軸方向他方側(Z2側)から支持するために支持プレート118が必要である。このため、このブッシュ116及び支持プレート118を用いる分、部品点数及び製造工数が増加する。
しかも、この比較例に係るブラシレスモータ110では、センターピース16の円筒部112によって第一玉軸受42及び第二玉軸受44の両方を保持するため、円筒部112を有するセンターピース16全体の形状が複雑となり、センターピース16の加工コストが増加する。従って、部品点数及び製造工数を削減してコストを低減するためには改善の余地がある。
なお、この比較例に係るブラシレスモータ110において、ブッシュ116を省き、その代わりに円筒部112の内周部の一部をかしめることでかしめ部120(二点鎖線による想像線にて図示)を形成し、このかしめ部120によって第一玉軸受42の外輪42Bを回転シャフト26の軸方向他方側(Z2側)から支持することも考えられる。
しかしながら、このようにした場合には、円筒部112の開口部122から深い位置にかしめ部120を形成することになる。このため、円筒部112の内周部から内壁をえぐるような加工が必要となる。ところが、その加工は非常に困難である。
また、この比較例に係るブラシレスモータ110において、単にブッシュ116を省くことも考えられる。しかしながら、このようにした場合には、回転シャフト26、第一玉軸受42、第二玉軸受44、ロータ12等の荷重がウェーブワッシャ50に作用する。従って、ウェーブワッシャ50の耐久強度を高める必要が生じ、コスト低減が困難となる。
これに対し、図1に示される本発明の一実施形態に係るブラシレスモータ10によれば、第二玉軸受44の外輪44Bは、ステータ14に形成された第二収容凹部40の底部40Bによって回転シャフト26の軸方向一方側(Z1側)から支持されると共に、センターピース16に形成された軸受支持部48によって回転シャフト26の軸方向他方側(Z2側)から支持されている。
従って、第二玉軸受44の外輪44Bを回転シャフト26の軸方向一方側(Z1側)及び他方側(Z2側)から支持するためのブッシュ116が不要である。これにより、部品点数及び製造工数を削減することができるので、コストを低減することができる。
しかも、本発明の一実施形態に係るブラシレスモータ10によれば、第一玉軸受42の外輪42Bに対し回転シャフト26の軸方向一方側(Z1側)へ予圧を付与するためのウェーブワッシャ50は、ステータ14に形成された第一収容凹部38の底部38Bと第一玉軸受42との間に介挿されて保持されている。
従って、ウェーブワッシャ50をステータ14に対して固定するための特別な支持プレート118も不要である。これにより、部品点数及び製造工数をさらに削減することができるので、コストをより一層低減することができる。
また、本発明の一実施形態に係るブラシレスモータ10によれば、固定凸部46における回転シャフト26の軸方向一方側(Z1側)の端部が軸受支持部48として構成されている。
従って、軸受支持部48が固定凸部46と別の場所に設けられる構成に比して、第二玉軸受44の外輪44Bを回転シャフト26の軸方向他方側(Z2側)から支持するための構成を簡単にすることができる。これにより、コストをより一層低減することができる。
さらに、本発明の一実施形態に係るブラシレスモータ10によれば、センターピース16は、固定凸部46によって第二玉軸受44のみを保持する簡素な形状とされている(換言すれば、第一玉軸受42及び第二玉軸受44の両方を保持する複雑な形状ではない)ので、これにより、コストをより一層低減することができる。
以上詳述したように、本発明の一実施形態に係るブラシレスモータ10によれば、コストを低減することできるので、市場に安価な車両用ファンモータを提供することができる。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は、上記に限定されるものでなく、その主旨を逸脱しない範囲内において種々変形して実施することが可能であることは勿論である。
例えば、上記実施形態において、軸受支持部48は、センターピース16に形成された固定凸部46の端部によって構成されていたが、次のように構成されていても良い。
ここで、図2,図3には、本発明の一実施形態に係るブラシレスモータ10の変形例が側面断面図にて示されている。すなわち、図2,図3に示されるように、例えば、センターピース16の一部がかしめられて軸受支持部としてのかしめ部52が形成され、このかしめ部52によって第二玉軸受44の外輪44Bが回転シャフト26の軸方向他方側(Z2側)から支持されるように構成されていても良い。
この変形例によれば、センターピース16の一部をかしめてかしめ部52を形成するだけで、第二玉軸受44の外輪44Bを回転シャフト26の軸方向他方側(Z2側)から支持することができ、支持プレート118を不要とすることができる。
また、上記実施形態において、第二玉軸受44の外輪44Bは、第二収容凹部40の内周部40Aに直接的に嵌合保持されていたが、例えば、図2に示されるように、円筒状の固定凸部46を介して第二収容凹部40の内周部40Aに保持されていても良い。
すなわち、第二玉軸受44の外輪44Bが固定凸部46の内周部46Aに嵌合保持されると共に、この固定凸部46が第二収容凹部40の内周部40Aに嵌合保持されることで、第二玉軸受44の外輪44Bが第二収容凹部40の内周部40Aに保持されていても良い。
また、上記実施形態では、押圧部材としてウェーブワッシャ50が用いられていたが、その他の部材が用いられても良いことは勿論である。
また、上記実施形態において、ブラシレスモータ10は、車両用ファンモータとして用いられるとされていたが、その他の用途に用いられても良いことは勿論である。
10…ブラシレスモータ、12…ロータ、14…ステータ、16…センターピース、18…ロータハウジング、20…ロータマグネット、22…底部、24…嵌合部、26…回転シャフト、28…円筒部、30…送風用ファン、32…ステータコイル、34…ステータコア、36…軸方向孔部、38…第一収容凹部、40…第二収容凹部、38A,40A…内周部、38B,40B…底部、42…第一玉軸受、44…第二玉軸受、42A,44A…内輪、42B,44B…外輪、46…固定凸部、46A…内周部、48…軸受支持部、50…ウェーブワッシャ(押圧部材)、52…かしめ部(軸受支持部)
Claims (5)
- 回転シャフトと、
前記回転シャフトの軸方向一方側に固定されたロータと、
前記回転シャフトの軸方向一方側に形成されて前記回転シャフトの軸方向一方側に開口された第一収容凹部と、前記回転シャフトの軸方向他方側に形成されて前記回転シャフトの軸方向他方側に開口された第二収容凹部と、を有し、前記ロータを回転させるための回転磁界を形成するステータと、
前記第一収容凹部に収容され、内輪が前記回転シャフトの軸方向一方側に固定されて外輪が前記第一収容凹部の内周部に保持された第一玉軸受と、
前記第二収容凹部に収容され、内輪が前記回転シャフトの軸方向他方側に固定されて外輪が前記第二収容凹部の底部に前記回転シャフトの軸方向一方側から支持されると共に前記第二収容凹部の内周部に保持された第二玉軸受と、
前記第二収容凹部に挿入されて固定された固定凸部と、前記第二玉軸受の外輪を前記回転シャフトの軸方向他方側から支持する軸受支持部と、を有して構成されたセンターピースと、
前記第一収容凹部に収容され、前記第一収容凹部の底部に対し前記第一玉軸受の外輪を前記回転シャフトの軸方向一方側へ押圧する押圧部材と、
を備えたことを特徴とするブラシレスモータ。 - 前記押圧部材は、ウェーブワッシャとされている、
ことを特徴とする請求項1に記載のブラシレスモータ。 - 前記軸受支持部は、前記固定凸部における前記回転シャフトの軸方向一方側の端部とされている、
ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のブラシレスモータ。 - 前記軸受支持部は、前記センターピースの一部がかしめられて形成されたかしめ部とされている、
ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のブラシレスモータ。 - 前記ブラシレスモータは、前記ロータに送風用ファンが一体回転可能に設けられた車両用ファンモータである、
ことを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか一項に記載のブラシレスモータ。
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