JP2019142689A - 用紙積載装置及び画像形成システム - Google Patents

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Abstract

【課題】フェイス方向に応じて排出先を切り替える動作をせずに、生産性の低下を防止しつつ、頁の並び順の一貫性を維持することができる用紙積載装置及び画像形成システムを提供する。【解決手段】用紙積載装置1は、用紙を排出先に排出する排出部16と、排出先として、排出部により排出される用紙を積載する第1トレイ21と、第1トレイ21に積載される用紙の受け渡し先である第2トレイ22と、第1トレイ21に積載される用紙が第2トレイ22に受け渡される動作が実行される場合、排出先として、排出部16により排出される用紙を積載するサブトレイ24と、を含む。第1トレイ21は、第2トレイ22の上方に設けられ、第1トレイ21に積載される用紙が第2トレイ22に受け渡される動作が実行される場合、第2トレイ22に向かって下降するものである。【選択図】図1

Description

本開示は、用紙積載装置及び画像形成システムに関する。
従来、印刷の途中で排紙トレイに積載される用紙の積載量が一定量に達した場合、別の排紙トレイに排出先を切り替えることにより、印刷を継続させるものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2010−047350号公報
しかし、特許文献1に記載のような従来技術では、フェイスアップ用の排紙トレイと、フェイスダウン用の排紙トレイとがあるため、フェイス方向に応じて排出先を切り替えなければ、頁の並び順の一貫性がなくなる恐れがある。よって、特許文献1に記載のような従来技術は、排出先として用いている排紙トレイと印刷面が同じ向きで用紙が積載される他の排紙トレイに排出先を切り替えなければ、生産性の低下を防止しつつ、頁の並び順の一貫性を維持することができない恐れがある。
本開示はこのような状況に鑑みてなされたものであり、フェイス方向に応じて排出先を切り替える動作をせずに、生産性の低下を防止しつつ、頁の並び順の一貫性を維持することができるようにするものである。
本開示の第1の側面である用紙積載装置は、用紙を排出先に排出する排出部と、前記排出先として、前記排出部により排出される用紙を積載する第1トレイと、前記第1トレイに積載される用紙の受け渡し先である第2トレイと、前記第1トレイに積載される用紙が前記第2トレイに受け渡される動作が実行される場合、前記排出先として、前記排出部により排出される用紙を積載するサブトレイと、を備え、前記第1トレイは、前記第2トレイの上方に設けられ、前記第1トレイに積載される用紙が前記第2トレイに受け渡される動作が実行される場合、前記第2トレイに向かって下降するものである。
また、前記第1トレイは、前記排出部により排出される用紙の受け入れを開始する用紙受入開始位置にある場合、前記排出部により排出される用紙の積載を前記用紙受入開始位置から開始するものであり、前記排出部は、前記第1トレイが前記第2トレイへの受け渡しにより前記用紙受入開始位置から離れてから戻るまでの間、前記排出先を前記サブトレイに設定する、ことが好ましい。
また、前記第1トレイは、前記排出先が前記サブトレイに切り替えられる場合、前記第2トレイに向かって下降する、ことが好ましい。
また、前記排出部は、前記第1トレイが前記用紙受入開始位置まで戻り、且つ前記用紙受入開始位置に配置される場合、前記サブトレイへの排出を停止し、且つ前記排出先を前記第1トレイに切り替える、ことが好ましい。
また、前記第1トレイは、前記排出部により排出される用紙が閾値積載量に達するタイミング又はジョブ若しくは前記ジョブの一部が終了するタイミングの少なくとも一つと、前記用紙受入開始位置から離れてから戻るまでに要するトレイ移動時間と、に基づき、前記第2トレイに向かって下降するタイミングが設定される、ことが好ましい。
また、前記第1トレイは、前記排出部により排出される用紙の坪量又は紙厚に応じて、前記第2トレイに向かって下降するタイミングが調整される、ことが好ましい。
また、前記排出部により排出される用紙が前記サブトレイに積載される場合、又は前記排出部により前記サブトレイに用紙を排出する動作が完了する場合、前記サブトレイにある用紙を前記第2トレイに受け渡される用紙の上に重ねる旨を報知する報知部、をさらに備える、ことが好ましい。
また、前記排出部は、前記用紙を排出する排出ローラーと、前記排出ローラーの後段側に設けられ、前記排出ローラーにより排出される前記用紙の前記排出先を切り替える切替部と、を備える、ことが好ましい。
本開示の第2の側面である画像形成システムは、上記に記載の用紙積載装置と、前記用紙積載装置の前段側に設けられ、前記用紙に画像を形成する画像形成装置と、を備え、前記画像形成装置は、前記画像が形成された前記用紙を前記排出部に供給する。
本開示の第1の側面及び第2の側面によれば、フェイス方向に応じて排出先を切り替える動作をせずに、生産性の低下を防止しつつ、頁の並び順の一貫性を維持することができる。
本開示の実施形態1に係る用紙積載装置1の左側面図である。 本開示の実施形態1に係る用紙積載装置1の正面図である。 本開示の実施形態1に係る用紙積載装置1の機能構成を示すブロック図である。 本開示の実施形態1に係る第1トレイ21の位置の変化を説明する左側面図である。 本開示の実施形態1に係る第1トレイ21の位置の変化を説明する正面図である。 本開示の実施形態1に係る制御例を説明するフローチャートである。 本開示の実施形態2に係る制御例を説明するフローチャートである。 本開示の実施形態2に係るジョブ間の動作内容を概略的に説明する図である。 本開示の実施形態3に係る報知例を示す図である。 本開示の実施形態4に係る画像形成システムを概略的に示す図である。 本開示の実施形態4に係る画像形成システムの機能構成を示すブロック図である。 従来の第1トレイ21の位置の変化を説明する左側面図である。 従来のジョブ間の動作内容を概略的に説明する図である。
以下、図面に基づいて本開示の実施形態を説明するが、本開示は以下の実施形態に限られるものではない。
実施形態1.
図1は、本開示の実施形態1に係る用紙積載装置1の左側面図である。用紙積載装置1は、排出部16、第1トレイ21、第2トレイ22、及びサブトレイ24等を備える。排出部16は、用紙Pを排出先に排出する。排出部16による用紙Pの排出先は、第1トレイ21及びサブトレイ24の何れか一方になる。第1トレイ21は、排出部16により排出される用紙Pを積載する。第2トレイ22は、第1トレイ21に積載される用紙Pの受け渡し先である。サブトレイ24は、第1トレイ21に積載される用紙Pが第2トレイ22に受け渡される動作が実行される場合、排出部16により排出される用紙Pを積載する。第1トレイ21は、第2トレイ22の上方に設けられ、第1トレイ21に積載される用紙Pが第2トレイ22に受け渡される動作が実行される場合、第2トレイ22に向かって下降するものである。
サブトレイ24は、第1トレイ21の上方且つ筐体11の上部に設けられている。サブトレイ24は、機械の大型化及び複雑化を防ぐため、用紙Pを整列させる機能を有していない。サブトレイ24に排出される用紙Pは、第1トレイ21に排出される用紙Pの上に重ねられることを想定しているため、サブトレイ24に積載されている用紙Pをユーザーにより移動させるときには、ある程度揃っていることが好ましい。よって、サブトレイ24に排出される用紙Pの枚数は、できるだけ少ないことが好ましい。サブトレイ24に排出される用紙Pの枚数は、用紙Pの坪量又は紙厚に応じて変わるものであって、次の式(1)に表される計算式によって算出されるものである。
サブトレイ24の一時積載枚数:X(枚)=トレイ移動時間T(s)×本体生産性B(pps) (1)
式(1)のトレイ移動時間Tは、第1トレイ21に積載された用紙Pが閾値積載量まで積載されてから、第2トレイ22にその用紙Pが受け渡され、第1トレイ21が用紙受入開始位置に戻るまでに要する時間である。閾値積載量は、第1トレイ21に積載される用紙Pの積載量を設定するパラメーターであって、第1トレイ21の下降を開始させるか否かの判定値となり、例えば限界積載枚数が設定される。なお、閾値積載量は、限界積載枚数ではなく、ジョブによる総印刷枚数Zのうち一部の印刷枚数が設定されてもよい。式(1)の本体生産性Bは、用紙積載装置1の前段側の装置の生産性を示す。用紙受入開始位置は、排出部16により排出される用紙Pの受け入れを開始する位置である。図1(A)は、用紙受入開始位置が、第1トレイ21の移動範囲のうち最上位置であって、且つ第1トレイ21の最上面に設定され、第1トレイ21及びサブトレイ24の何れにも用紙Pが積載されず、第2トレイ22にも用紙Pが受け渡されていない状態の一例を示す。図1(B)は、第1トレイ21が第2トレイ22への用紙受渡位置に位置し、用紙Pを積載している第1トレイ21が第2トレイ22まで下降した状態の一例を示す。よって、距離L_Aは、用紙受入開始位置から用紙受渡位置までの距離L_Aを示す。図1(B)において、用紙Pを第1トレイ21に積載させた積載高さH_Pは、次の式(2)によって表される。
積載高さH_P(mm)=一時積載枚数X×紙厚×α (2)
式(2)の紙厚は用紙Pにより異なるものであるが、例えば70(μm)である。式(2)のαは、係数であって、用紙Pの坪量ごとに異なる値が設定される。ここで、第1トレイ21の動作速度をトレイ動作速度V(mm/s)とすると、トレイ移動時間Tは、次の式(3)によって表される。
トレイ移動時間T(s)=((距離L_A−積載高さH_P)+距離L_A)/トレイ動作速度V (3)
なお、限界積載枚数に対応する用紙Pの積載量は、距離L_Aよりも小さくなるように設定されているが、限界積載枚数を超えるジョブが設定された場合、つまり、積載高さH_Pが限界積載枚数に対応する用紙Pの積載量を超える場合、ジョブの途中で用紙積載装置1の機外に用紙Pの束を排出する制御が実行される。用紙Pの束を排出する制御について図2〜4を用いて説明する。図2は、本開示の実施形態1に係る用紙積載装置1の正面図である。図2に示すように、排出部16は、排出ローラー16Aと、切替部16Bとを備える。排出ローラー16Aは、用紙Pを排出する。切替部16Bは、排出ローラー16Aの後段側に設けられ、排出ローラー16Aにより排出される用紙Pの排出先を切り替える。シャッター12は、開くことにより第2トレイ22を機外に移動させることができるので、第2トレイ22に受け渡された用紙Pの束を機外に排出させることが可能となる。イジェクトトレイ23は、シャッター12が開いた場合、第2トレイ22を機外に排出させる。イジェクトトレイ23は、第2トレイ22の排出先の高さが第2トレイ22と異なる場合には、適宜第2トレイ22の高さを調整して排出させる。
図3は、本開示の実施形態1に係る用紙積載装置1の機能構成を示すブロック図である。用紙積載装置1は、排出制御部41、トレイ制御部42、及びシャッター制御部43等を備える。排出制御部41、トレイ制御部42、及びシャッター制御部43のそれぞれは、CPU、ASIC、又はファームウェア等並びにメモリから構成され、各種制御が実行される。用紙積載装置1は、用紙受入位置検知センサー61、用紙受渡位置検知センサー62、トレイ排出検知センサー63、及びシャッター開閉検知センサー64等を備える。用紙受入位置検知センサー61は、第1トレイ21の位置が用紙受入位置に配置されているか否かを検知するものであり、用紙受入位置の周囲に配置され、例えば、光電センサーにより構成される。用紙受渡位置検知センサー62は、第1トレイ21の位置が用紙受渡位置に配置されているか否かを検知するものであり、用紙受渡位置の周囲に配置され、例えば、光電センサーにより構成される。トレイ排出検知センサー63は、イジェクトトレイ23が第2トレイ22を機外に排出しているか否かを検知するものであり、イジェクトトレイ23の下方又は周囲に配置され、例えば、光電センサーにより構成される。シャッター開閉検知センサー64は、シャッター12の開閉状態を検知するものであり、筐体11の正面側に設けられている図5を用いて後述する開口部13の周囲に設けられ、例えば、光電センサーにより構成される。
排出制御部41は、用紙積載装置1の前段側に設けられている装置等による各種制御に基づき排出部16を制御する。トレイ制御部42は、例えばアクチュエーターを備え、用紙受入位置検知センサー61及び用紙受渡位置検知センサー62の検知結果に基づき、第1トレイ21の位置をアクチュエーターにより制御する。トレイ制御部42は、トレイ排出検知センサー63の検知結果に基づき、イジェクトトレイ23の位置をアクチュエーターにより制御する。シャッター制御部43は、例えばアクチュエーターを備え、シャッター開閉検知センサー64の検知結果に基づき、シャッター12の位置をアクチュエーターにより制御する。なお、用紙積載装置1は、報知部51を備える。詳細については後述するが、報知部51は、サブトレイ24にある用紙Pを第2トレイ22に受け渡される用紙Pの上に重ねる旨を報知する。
図4は、本開示の実施形態1に係る第1トレイ21の位置の変化を説明する左側面図である。図5は、本開示の実施形態1に係る第1トレイ21の位置の変化を説明する正面図である。図4(A)及び図5(A)は同一行程であって、第1トレイ21が、排出部16により排出される用紙Pの受け入れを開始する用紙受入開始位置に配置されている。この場合、第1トレイ21は、排出部16により排出される用紙Pの積載を用紙受入開始位置から開始するものである。よって、排出部16による用紙Pの排出先は、第1トレイ21に設定される。図4(B)及び図5(B)は同一行程であって、第1トレイ21の下降が開始されている。第1トレイ21は、排出部16による用紙Pの排出先がサブトレイ24に切り替えられる場合、第2トレイ22に向かって下降するものであるが、そのタイミングは、途切れることなく生産性を維持するためには、積載高さH_P及びトレイ移動時間Tを考慮する必要がある。具体的には、第1トレイ21は、排出部16により排出される用紙Pが閾値積載量に達するタイミングと、用紙受入開始位置から離れてから戻るまでに要するトレイ移動時間Tと、に基づき、第2トレイ22に向かって下降するタイミングが設定される。このようなタイミングは、排出部16により排出される用紙Pの坪量又は紙厚に応じて、調整される。なお、排出部16により排出される用紙Pが閾値積載量に達することがなければ、ジョブの終了するタイミングと、用紙受入開始位置から離れてから戻るまでに要する時間と、に基づき、第1トレイ21が第2トレイ22に向かって下降するタイミングが設定されればよい。
図4(C)及び図5(C)は同一行程であって、第1トレイ21が用紙受渡位置に到達している。なお、第1トレイ21及び第2トレイ22のそれぞれの構造は、例えば櫛歯状に構成されていればよい。このような構成により、第1トレイ21に積載されている用紙Pの束をそのまま第2トレイ22に受け渡すことができる。図4(D)及び図5(D)は同一行程であって、シャッター12が上に移動することで、図5(D)に示す開口部13が開放され、図4(D)に示すように第2トレイ22がイジェクトトレイ23により用紙積載装置1の機外に排出される。この結果、第2トレイ22に受け渡されている用紙P_1が機外に排出されることになる。図4(E)及び図5(E)は同一行程であって、シャッター12が途中まで下がることで、開口部13の一部が閉じられると共に、第1トレイ21は用紙受入開始位置まで戻る。このように、第1トレイ21が用紙受入開始位置まで戻り、且つ用紙受入位置に配置される場合、排出部16は、サブトレイ24への排出を停止し、且つ排出先を第1トレイ21に切り替える。つまり、排出部16は、第1トレイ21が第2トレイ22への受け渡しにより用紙受入開始位置から離れてから戻るまでの間、排出先をサブトレイ24に設定する。図4(F)及び図5(F)は同一行程であって、第2トレイ22が台車3に移され、さらに、サブトレイ24に積載されている用紙P_2が第2トレイ22に積載されている用紙P_1の上に移動させられる状態である。
図6は、本開示の実施形態1に係る制御例を説明するフローチャートである。ステップS11からステップS25の処理が排出制御処理である。ステップS41からステップS44の処理がトレイ制御処理である。ステップS11において、用紙積載装置1の前段側に設けられている装置からジョブ情報が取得される。ステップS12において、ジョブ情報から積載高さH_Pが求められる。ステップS13において、積載高さH_Pが閾値積載量を超えるか否かが判定される。積載高さH_Pが閾値積載量を超えると判定される場合(ステップS13;Y)、ステップS14の処理に移行する。ステップS14において、用紙受入開始位置から用紙受渡位置までの距離L_A、積載高さH_P、及びトレイ動作速度Vに基づき、トレイ移動時間Tが求められる。ステップS15において、トレイ移動時間T及び本体生産性Bに基づきサブトレイ24に用紙Pを積載させる一時積載枚数Xが求められる。積載高さH_Pが閾値積載量を超えないと判定される場合(ステップS13;N)、ステップS25の処理に移行し、ステップS25において、用紙Pの排出先が第1トレイ21に設定され、排出制御処理が終了する。
ステップS16において、用紙Pの排出先が第1トレイ21に設定される。ステップS17において、第1トレイ21に積載された用紙Pの積載枚数が限界積載枚数に達するか否かが判定される。つまり、ステップS17において、排出部16による排出される用紙Pが閾値積載量に達するタイミングが判定される。第1トレイ21に積載された用紙Pの積載枚数が限界積載枚数に達すると判定される場合(ステップS17;Y)、ステップS18の処理に移行する。第1トレイ21に積載された用紙Pの積載枚数が限界積載枚数に達しないと判定される場合(ステップS17;N)、ステップS17の処理が継続される。ステップS18において、トレイ移動時間Tに基づき下降開始タイミングが設定される。このように、ステップS17及びステップS18により、排出部16により排出される用紙Pが閾値積載量に達するタイミングと、用紙受入開始位置から離れてから戻るまでに要するトレイ移動時間Tと、に基づき、第2トレイ22に向かって下降するタイミングが設定される。
ステップS19において、用紙Pの排出先がサブトレイ24に設定される。ステップS20において、サブトレイ24に積載された用紙Pの積載枚数が一時積載枚数Xに達するか否かが判定される。サブトレイ24に積載された用紙Pの積載枚数が一時積載枚数Xに達すると判定される場合(ステップS20;Y)、ステップS21の処理に移行する。サブトレイ24に積載された用紙Pの積載枚数が一時積載枚数Xに達しないと判定される場合(ステップS20;N)、ステップS20の処理が継続される。ステップS21において、第1トレイ21が用紙受入開始位置に戻っているか否かが判定される。第1トレイ21が用紙受入開始位置に戻っていると判定される場合(ステップS21;Y)、ステップS22の処理に移行する。第1トレイ21が用紙受入開始位置に戻っていないと判定される場合(ステップS21;N)、ステップS21の処理が継続される。ステップS22において、用紙Pの排出先が第1トレイ21に設定される。ステップS23において、ジョブが終了するか否かが判定される。ジョブが終了すると判定される場合(ステップS23;Y)、ステップS24の処理に移行する。ジョブが終了しないと判定される場合(ステップS23;N)、ステップS23の処理が継続される。ステップS24において、トレイ移動時間Tに基づき下降開始タイミングが設定され、排出制御が終了する。このように、ステップS23及びステップS24により、ジョブが終了するタイミングと、用紙受入開始位置から離れてから戻るまでに要するトレイ移動時間Tと、に基づき、第2トレイ22に向かって下降するタイミングが設定される。
ステップS41において、下降開始タイミングが設定されているか否かが判定される。下降開始タイミングが設定されていると判定される場合(ステップS41;Y)、ステップS42の処理に移行する。下降開始タイミングが設定されていないと判定される場合(ステップS41;N)、ステップS41の処理が継続される。下降開始タイミングは、上記で説明したように、ステップS18又はステップS24の処理により設定される。ステップS42において、第1トレイ21を第2トレイ22に向かって下降させる。ステップS43において、第1トレイ21から第2トレイ22に用紙P_1が渡されたか否かが判定される。第1トレイ21から第2トレイ22に用紙P_1が渡されたと判定される場合(ステップS43;Y)、ステップS44の処理に移行する。第1トレイ21から第2トレイ22に用紙P_1が渡されないと判定される場合(ステップS43;N)、ステップS43の処理が継続される。なお、第1トレイ21から第2トレイ22に用紙P_1が渡されたか否かは、第1トレイ21が用紙受渡位置まで移動したか否かで判定すればよい。ステップS44において、第1トレイ21が用紙受入開始位置まで戻され、トレイ制御処理が終了する。
次に、従来例と比較しながら本開示の実施形態1に係る用紙積載装置1の作用効果について説明する。図12は、従来の第1トレイ21の位置の変化を説明する左側面図である。図12(A)は、用紙積載装置1001の機内に設けられている第1トレイ21が、排出部16により排出される用紙Pの受け入れを開始する用紙受入開始位置に配置されている行程である。図12(B)は、第1トレイ21の下降が開始されている行程である。図12(C)は、第1トレイ21が用紙受渡位置に到達している行程である。図12(D)は、シャッター12が上に移動し、第2トレイ22がイジェクトトレイ23により用紙積載装置1の機外に排出される行程である。図12(E)は、シャッター12が途中まで下がっている行程である。図12(F)は、第1トレイ21が用紙受入開始位置まで戻ると共に、用紙P_1が積載された第2トレイ22が台車3の上に運ばれている行程であって、この次の行程で用紙Pの排出が再開される。よって、従来例においては、第1トレイ21のトレイ移動時間Tにおいては、用紙Pを積載する処理が中断するため、生産性は著しく低下する。
そこで、実施形態1においては、第1トレイ21が第2トレイ22の上方にあり、サブトレイ24が第1トレイ21の上方にあるため、第1トレイ21、第2トレイ22、及びサブトレイ24の何れにおいても、排出される用紙Pのフェイス方向を揃えることができ、生産を継続させることができる。したがって、フェイス方向に応じて排出先を切り替える動作をせずに、生産性の低下を防止しつつ、頁の並び順の一貫性を維持することができる。
また、実施形態1においては、第1トレイ21が用紙受入開始位置から離れてから戻るまでの間、用紙Pの排出先がサブトレイ24に切り替わるため、第1トレイ21以外にも用紙Pの排出先を確保することができる。したがって、用紙Pを排出し続けることができるため、生産性を確保することができる。
また、実施形態1においては、排出先がサブトレイ24に切り替えられる場合、第1トレイ21は、第2トレイ22に向かって下降するため、排出先を確実に確保してから第1トレイ21に積載された用紙Pを第2トレイ22に移動させることができる。したがって、排紙を途中で中断することなく、第1トレイ21及びサブトレイ24の何れかに用紙Pを積載し続けることができる。
また、実施形態1においては、第1トレイ21が第2トレイ22に向かって下降するタイミングが、用紙Pが閾値積載量に達するタイミング又はジョブが終了するタイミングの少なくとも一つと、第1トレイ21が用紙受入位置から離れてから戻るまでに要するトレイ移動時間Tと、に基づき、第2トレイ22に向かって下降するタイミングが設定される。したがって、生産に寄与しない無駄な待機時間が生じることなく用紙Pを排出し続けることができる。
また、実施形態1においては、第1トレイ21が第2トレイ22に向かって下降するタイミングが、用紙Pの坪量又は紙厚に応じて調整される。したがって、用紙Pの種類によってある一定の積載量に達する時間が異なっている場合であっても、下降するタイミングが調整されるため、的確なタイミングで第1トレイ21の下降動作を制御することができる。
また、実施形態1においては、用紙Pの排出先は、排出ローラー16Aの後段側に設けられている切替部16Bにより切り替えられるため、用紙Pを途中で止めることなく排出動作を継続させることができる。
実施形態2.
実施形態2では、用紙積載装置1の構成及び機能については、実施形態1と同様であるので、その説明については省略する。実施形態2では、1つのジョブを少なくとも2つに分割し、分割したジョブのうち、サブトレイ24に排出する処理を実行中に第1トレイ21を移動するトレイ移動時間Tを割り当てることにより、次のジョブを開始させるタイミングを短縮させる処理について説明する。図7は、本開示の実施形態2に係る制御例を説明するフローチャートである。ステップS61〜S65,S67〜S71,及びステップS91〜S94の処理は、ステップS11,S12,S14〜S16,S18〜S22,及びステップS41〜S44の処理と同様であるため、その説明については省略する。ステップS66において、第1トレイ21に積載された用紙Pの積載枚数がジョブによる総印刷枚数Zから一時積載枚数Xを減算した分割積載枚数Yに達するか否かが判定される。第1トレイ21に積載された用紙Pの積載枚数がジョブによる総印刷枚数Zから一時積載枚数Xを減算した分割積載枚数Yに達すると判定される場合(ステップS66;Y)、ステップS67の処理に移行する。第1トレイ21に積載された用紙Pの積載枚数がジョブによる総印刷枚数Zから一時積載枚数Xを減算した分割積載枚数Yに達しないと判定される場合(ステップS66;N)、ステップS66の処理が継続される。ステップS72において、次のジョブがあるか否かが判定される。次のジョブがあると判定される場合(ステップS72;Y)、ステップS61の処理に戻る。次のジョブがないと判定される場合(ステップS72;N)、排出制御処理を終了する。
次に、従来例と比較しながら本開示の実施形態1に係る用紙積載装置1の作用効果について説明する。図8は、本開示の実施形態2に係るジョブ間の動作内容を概略的に説明する図である。図13は、従来のジョブ間の動作内容を概略的に説明する図である。図13の一例では、第1トレイ21に積載される用紙P_1の積載枚数が総印刷枚数Zである3000枚に達するまでジョブ(1)が継続するので、ジョブ(1)の終了後、第1トレイ21のトレイ移動時間Tを確保させる必要があるため、トレイ移動時間Tの分だけジョブ(2)の実行開始時間が遅くなる。
そこで、実施形態2において、図8のジョブ(1)の一例に示すように、総印刷枚数Zは3000枚であり、一時積載枚数Xは200枚であり、分割積載枚数Yは2800枚である。図8に示すように、一時積載枚数Xに達するまで、サブトレイ24に排出させている間、第1トレイ21を下降させ、第1トレイ21に積載された用紙P_1を第2トレイ22に受け渡し、第1トレイ21を用紙受入開始位置まで上昇させる。よって、ジョブ(1)が終了した後、第1トレイ21のトレイ移動時間Tを待つことなく次のジョブ(2)を開始させることができる。
換言すれば、第1トレイ21が用紙受入開始位置に戻る場合、排出先が第1トレイ21に切り替えられるため、1つのジョブに対応する排出先を、第1トレイ21と、サブトレイ24とに分割させることができる。例えば、1つのジョブで排出される用紙Pを第1トレイ21及びサブトレイ24に分割して排出することができるので、第1トレイ21から第2トレイ22に用紙Pが受け渡されてから第1トレイ21を用紙受入位置に戻すまでの間、サブトレイ24に用紙Pを排出させることができる。したがって、第1トレイ21の移動に要するジョブ間の待ち時間をなくすことができる。
また、実施形態2においては、第1トレイ21が第2トレイ22に向かって下降するタイミングが、用紙Pが閾値積載量に達するタイミング又はジョブの一部が終了するタイミングの少なくとも一つと、第1トレイ21が用紙受入位置から離れてから戻るまでに要する時間と、に基づき、第2トレイ22に向かって下降するタイミングが設定される。したがって、生産に寄与しない無駄な待機時間が生じることなく用紙Pを排出し続けることができる。
実施形態3.
実施形態3では、用紙積載装置1の構成及び機能については、実施形態1,2と同様であるので、その説明については省略する。実施形態3では、報知部51の動作例について具体的に説明する。報知部51は、排出部16により排出される用紙P_2がサブトレイ24に積載される場合、又は排出部16によりサブトレイ24に用紙P_2を排出する動作が完了する場合、サブトレイ24にある用紙P_2を第2トレイ22に受け渡される用紙P_1の上に重ねる旨を報知する。図9は、本開示の実施形態3に係る報知例を示す図である。図9(A)では、報知部51は、枠51Aと、液晶型タッチパネルディスプレイ51Bとを備える一例を示す。液晶型タッチパネルディスプレイ51Bは枠51Aに組み込まれている。液晶型タッチパネルディスプレイ51Bにはサブトレイ24に積載された用紙P_2を取り除く旨が報知される。よって、視覚を通じて報知部51の報知内容によりサブトレイ24に積載された用紙P_2を取り除く作業をユーザーに促進させることができる。図9(B)では、図9(A)の枠51Aにさらにスピーカー51Cが組み込まれている一例を示す。スピーカー51Cにより液晶型タッチパネルディスプレイ51Bの表示内容と同様のものを音声により報知することができる。よって、ユーザーは、聴覚を通じて報知部51の報知内容によりサブトレイ24に積載された用紙P_2を取り除く作業をユーザーに促進させることができる。図9(C)では、用紙積載装置1が、端末装置301又はスマートフォン302と通信することにより端末装置301又はスマートフォン302のような外部端末を介して報知部51の報知内容を報知させることができる。
以上の説明から、実施形態3において、用紙Pがサブトレイ24に積載される場合、又はサブトレイ24に用紙Pを排出する動作が完了する場合、サブトレイ24にある用紙Pを第2トレイ22に受け渡される用紙Pの上に重ねる旨が報知される。したがって、ジョブごとに頁順の狂いが生じることなく用紙Pを積載させることを促すことができる。
実施形態4.
実施形態4では、用紙積載装置1の構成及び機能については、実施形態1〜3と同様であるので、その説明については省略する。実施形態4では、画像形成装置8を含めた画像形成システムについて説明する。図10は、本開示の実施形態4に係る画像形成システムを概略的に示す図である。図11は、本開示の実施形態4に係る画像形成システムの機能構成を示すブロック図である。図10に示すように、画像形成装置8は、用紙排出側には用紙積載装置1が接続されている。画像形成装置8の上部には、画像読取部5が設けられている。画像読取部5は、例えばインラインセンサーから構成され、繰り出された印刷物に応じて主走査方向に印刷物を読み込むことにより印刷物に対応する読み込みデータを生成する。画像形成装置8は、給紙部120に載置される用紙Pに画像を形成する画像形成部123を備える。画像形成装置8の上部には画像読取部5の他に設定部7が設けられている。設定部7は、表示部71と、操作部72とを備え、操作部72を介して操作者の操作を受け付けると共に、表示部71により情報を表示するものである。制御部101は、不図示のCPU、ROM、RAM、及びI/Oインターフェース等を備える。CPUは、ROMから処理内容に応じてプログラムを読み出してRAMに展開し、展開したプログラムと協働して画像形成装置8の動作を制御する。記憶部111に記憶されている各種データは、CPUが画像形成装置8の動作を制御するときに参照される。具体的には、記憶部111は、例えばフラッシュメモリ等のような不揮発性の半導体メモリ又はハードディスクドライブで実現され、各種データが格納されている。
画像読取部5は、原稿を自動的に読み込む自動原稿給紙装置及び原稿画像走査装置を備える。原稿画像走査装置は、プラテンガラスを介して画像の読み取りが可能である。原稿画像走査装置は、例えば原稿の画像を読み取り、記憶部111に記憶され、画像形成部123による画像の形成に利用される。画像形成部123は、搬送経路121上であって、且つ用紙Pの搬送方向下流側に設けられている。給紙部120に載置されている用紙Pは繰り出され、画像形成部123に向かって搬送される。画像形成部123は、シアン、マゼンタ、イエロー、ブラック等のような各色用にそれぞれ用意された感光体94を備え、それぞれの感光体94の周囲には帯電装置91、露光装置92、及び現像装置93が設けられている。
帯電装置91により帯電した感光体94の表面は、記憶部111に記憶された原稿の画像情報に基づき、露光装置92により像の露光が行われ、静電潜像が形成される。静電潜像は、現像装置93により現像されてトナー像となる。トナー像は、中間転写ベルト96に転写される。中間転写ベルト96に転写されたトナー像は、二次転写ローラー97で圧着されつつ、搬送経路121に沿って搬送される用紙Pに転写される。二次転写ローラー97で圧着されて転写されたトナー像は、定着部125により加熱及び加圧されて用紙Pに定着し、その結果、画像形成装置8で印刷物が印刷される。つまり、画像形成部123は、電子写真プロセスによる画像形成を行うことで、用紙Pに画像を転写させる。なお、感光体94の周囲には、ドラムクリーニング装置95が設けられている。ドラムクリーニング装置95は、中間転写ベルト96に残る残留トナーを除去するものである。搬送経路121は、給紙部120から用紙Pを給紙し、搬送する経路である。具体的には、給紙部120から給紙された用紙Pは、画像形成部123及び定着部125により画像が形成され、用紙積載装置1に順次搬送される。よって、用紙積載装置1は、前段側に設けられている装置である画像形成装置8から順次用紙Pが搬送される。
以上の説明から、実施形態4において、画像形成装置8で画像が形成された用紙Pは、用紙積載装置1が備える排出部16に供給されるため、生産性を確保する画像形成システムを構築することができる。
以上、本開示に係る用紙積載装置1を実施形態1〜4に基づいて説明したが、本開示はこれに限定されるものではなく、本開示の趣旨を逸脱しない範囲で、変更を加えてもよい。
例えば、本実施形態においては、用紙受入開始位置が、第1トレイ21の移動範囲のうち最上位置であって、且つ第1トレイ21の最上面に設定されている一例について説明したが、特にこれに限定されるものではない。例えば、用紙受入開始位置は、第1トレイ21の移動範囲内であればよいので、第1トレイ21の移動範囲のうち最上位置でなくてもよい。また、設定部7が表示部71と操作部72とを有する一例について説明したが、特にこれに限定されるものではない。例えば、液晶型タッチパネルディスプレイ51Bのように、表示部71と操作部72とが一体的に構成されるものであってもよい。
また、幾つかの実施形態では、図6〜8に示すように第1トレイ21が第2トレイ22に向かって下降するタイミングが、用紙Pが閾値積載量に達するタイミング又はジョブ若しくはジョブの一部が終了するタイミングの少なくとも一つと、第1トレイ21が用紙受入位置から離れてから戻るまでに要する時間と、に基づき、第2トレイ22に向かって下降するタイミングが設定される。したがって、生産に寄与しない無駄な待機時間が生じることなく用紙Pを排出し続けることができる。
1,1001 用紙積載装置、3 台車、301 外部端末、302 スマートフォン
5 画像読取部、7 設定部、71 表示部、72 操作部、8 画像形成装置
11 筐体、12 シャッター、13 開口部
16 排出部、16A 排出ローラー、16B 切替部
21 第1トレイ、22 第2トレイ、23 イジェクトトレイ、24 サブトレイ
41 排出制御部、42 トレイ制御部、43 シャッター制御部
51 報知部、51A 枠、51B 液晶型タッチパネルディスプレイ
51C スピーカー
61 用紙受入位置検知センサー、62 用紙受渡位置検知センサー
63 トレイ排出検知センサー、64 シャッター開閉検知センサー
91 帯電装置、92 露光装置、93 現像装置、94 感光体
95 ドラムクリーニング装置、96 中間転写ベルト、97 二次転写ローラー
101 制御部、111 記憶部、120 給紙部、121 搬送経路
123 画像形成部、125 定着部
301 端末装置、302 スマートフォン
P,P_1,P_2 用紙、T トレイ移動時間
X 一時積載枚数、Z 総印刷枚数、Y 分割積載枚数
L_A 距離、H_P 積載高さ、B 本体生産性、V トレイ動作速度

Claims (9)

  1. 用紙を排出先に排出する排出部と、
    前記排出先として、前記排出部により排出される用紙を積載する第1トレイと、
    前記第1トレイに積載される用紙の受け渡し先である第2トレイと、
    前記第1トレイに積載される用紙が前記第2トレイに受け渡される動作が実行される場合、前記排出先として、前記排出部により排出される用紙を積載するサブトレイと、
    を備え、
    前記第1トレイは、
    前記第2トレイの上方に設けられ、前記第1トレイに積載される用紙が前記第2トレイに受け渡される動作が実行される場合、前記第2トレイに向かって下降するものである、
    用紙積載装置。
  2. 前記第1トレイは、
    前記排出部により排出される用紙の受け入れを開始する用紙受入開始位置にある場合、前記排出部により排出される用紙の積載を前記用紙受入開始位置から開始するものであり、
    前記排出部は、
    前記第1トレイが前記第2トレイへの受け渡しにより前記用紙受入開始位置から離れてから戻るまでの間、前記排出先を前記サブトレイに設定する、
    請求項1に記載の用紙積載装置。
  3. 前記第1トレイは、
    前記排出先が前記サブトレイに切り替えられる場合、前記第2トレイに向かって下降する、
    請求項2に記載の用紙積載装置。
  4. 前記排出部は、
    前記第1トレイが前記用紙受入開始位置まで戻り、且つ前記用紙受入開始位置に配置される場合、前記サブトレイへの排出を停止し、且つ前記排出先を前記第1トレイに切り替える、
    請求項2又は3に記載の用紙積載装置。
  5. 前記第1トレイは、
    前記排出部により排出される用紙が閾値積載量に達するタイミング又はジョブ若しくは前記ジョブの一部が終了するタイミングの少なくとも一つと、前記用紙受入開始位置から離れてから戻るまでに要するトレイ移動時間と、に基づき、前記第2トレイに向かって下降するタイミングが設定される、
    請求項4に記載の用紙積載装置。
  6. 前記第1トレイは、
    前記排出部により排出される用紙の坪量又は紙厚に応じて、前記第2トレイに向かって下降するタイミングが調整される、
    請求項5に記載の用紙積載装置。
  7. 前記排出部により排出される用紙が前記サブトレイに積載される場合、又は前記排出部により前記サブトレイに用紙を排出する動作が完了する場合、前記サブトレイにある用紙を前記第2トレイに受け渡される用紙の上に重ねる旨を報知する報知部、
    をさらに備える、
    請求項5又は6に記載の用紙積載装置。
  8. 前記排出部は、
    前記用紙を排出する排出ローラーと、
    前記排出ローラーの後段側に設けられ、前記排出ローラーにより排出される前記用紙の前記排出先を切り替える切替部と、
    を備える、
    請求項1〜7の何れか一項に記載の用紙積載装置。
  9. 請求項1〜8の何れか一項に記載の用紙積載装置と、
    前記用紙積載装置の前段側に設けられ、前記用紙に画像を形成する画像形成装置と、
    を備え、
    前記画像形成装置は、
    前記画像が形成された前記用紙を前記排出部に供給する、
    画像形成システム。
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