JP2019138482A - ガス燃焼装置 - Google Patents

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和也 武田
佐藤 裕康
Hiroyasu Sato
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【課題】バーナ混合管の流入口内に燃料ガスを噴射するガスノズル6Uにノズル孔6Uaを複数設けるものにおいて、強火状態で複数のノズル孔6Uaからの噴射ガス流が干渉し合って、燃焼状態が不安定になることを防止できるようにする。【解決手段】ガスノズル6Uに、ガス供給管7Uからの燃料ガスをノズル孔6Uaに導く、ノズル孔6Uaより大径の導入孔6Ubがノズル孔6Ua毎に設けられる。複数のノズル孔6Uaの孔軸は互いに平行であって、各導入孔6Ubは、各ノズル孔6Uaの孔軸方向に直線状にのびる。【選択図】図4

Description

本発明は、燃料ガスと一次空気との混合ガスを生成する混合管を有するガスバーナと、混合管の上流端の流入口内に燃料ガスを噴射するガスノズルと、ガスノズルに燃料ガスを供給するガス供給管とを備えるガス燃焼装置に関する。
この種のガス燃焼装置では、一般的に、ガスノズルに、燃料ガスを噴射する1個のノズル孔を設けている。ここで、高カロリーのガスバーナでは、ガス噴射量を多くするためにノズル孔の孔径を大きくする必要がある。然し、ノズル孔の孔径を大きくすると、中火以下でガス噴射量が低下したときに、ノズル孔からの噴射ガス流が層流状態になって、一次空気の取り込み不良を生じ、燃焼状態が悪化してしまう。
そこで、従来、ガスノズルにノズル孔を複数設けたものも知られている(例えば、特許文献1参照)。これによれば、高カロリーのガスバーナでも、各ノズル孔の孔径を小さくすることができる。そのため、ガス噴射量が低下しても、各ノズル孔からの噴射ガス流が層流状態になりにくく、噴射ガス流に一次空気が取り込まれて、中火以下の状態での一次空気不足による燃焼状態の悪化を防止できる。
然し、複数のノズル孔は、ガスノズル内の中空部先端のテーパー状部に連通するように形成されるため、各ノズル孔からの噴射ガス流にノズル中心に向かう方向成分が付与される。その結果、噴射ガス量が多くなる強火状態では、複数のノズル孔からの噴射ガス流が干渉し合い、一次空気の取り込みが安定しなくなって、燃焼状態が不安定になってしまう。
特開平7−243621号公報(段落0025、図5)
本発明は、以上の点に鑑み、ガスノズルに複数のノズル孔を設けたガス燃焼装置において、強火状態で燃焼状態が不安定になることを防止できるようにしたものを提供することをその課題としている。
上記課題を解決するために、本発明は、燃料ガスと一次空気との混合ガスを生成する混合管を有するガスバーナと、混合管の上流端の流入口内に燃料ガスを噴射するガスノズルと、ガスノズルに燃料ガスを供給するガス供給管とを備えるガス燃焼装置であって、ガスノズルに、燃料ガスを噴射するノズル孔が複数設けられるものにおいて、ガスノズルに、ガス供給管からの燃料ガスをノズル孔に導く、ノズル孔より大径の導入孔がノズル孔毎に設けられ、複数のノズル孔の孔軸は互いに平行であって、各導入孔は、各ノズル孔の孔軸方向に直線状にのびることを特徴とする。
本発明によれば、各ノズル孔に、その孔軸方向に直線状にのびる各導入孔を介して、孔軸方向以外の方向成分をほとんど持つことなく燃料ガスが導入される。そのため、各ノズル孔からその孔軸方向のみの方向成分を持って燃料ガスが噴射されることになる。そして、複数のノズル孔の孔軸が互いに平行であるため、強火状態での各ノズル孔からの噴射ガス流の干渉を抑制でき、この干渉に起因して燃焼状態が不安定になることを防止できる。
また、本発明においては、複数のノズル孔がガスノズルの中心と同心の円周上に周方向の間隔を存して配置されることが望ましい。これによれば、各ノズル孔間の間隔を比較的広く確保することができ、各ノズル孔からの噴射ガス流の干渉をより効果的に抑制できる。
本発明の実施形態のガス燃焼装置を示す斜視図。 実施形態のガス燃焼装置の切断側面図。 実施形態のガス燃焼装置に設けられた第1ガスノズルの拡大正面図。 図3のIV−IV線で切断した断面図。
図1、図2を参照して、1は、本発明の実施形態のガス燃焼装置の構成要素となるコンロ用のガスバーナである。ガスバーナ1は、バーナボディ2と、バーナボディ2上のバーナヘッド3とを備えている。バーナヘッド3の外周面には、上下2段の炎口4U,4Lが周方向の間隔を存して多数開口している。
バーナボディ2は、外側の筒体21と中間の筒体22と内側の筒体23との内外3重の筒体で構成されている。外側筒体21には、その上端部外周から垂下するスカート部21aが設けられている。バーナヘッド3は、内周にバーナボディ2の中間筒体22に嵌合する筒部31aを垂設した環状の下ヘッド部材31と、下面内周部にバーナボディ2の内側筒体23に嵌合する筒部32aを垂設した環状の上ヘッド部材32とで構成されている。下ヘッド部材31の上面外周部には、環状壁33が立設され、上ヘッド部材32の下面外周部には、環状壁33に着座する環状壁34が垂設されている。そして、上ヘッド部材32の環状壁34に上段炎口4Uの上半部4Uaとなる溝が周方向の間隔を存して多数形成され、下ヘッド部材31の環状壁33に上段炎口4Uの下半部4Ubとなる溝が周方向の間隔を存して多数形成されている。尚、上段炎口4Uの上半部4Uaと下半部4Ubは周方向に位置をずらして千鳥状に配置されている。また、コンロ天板上に配置する五徳の複数の五徳爪と同一方位に位置するバーナヘッド3の周方向複数箇所の部分には、五徳爪に火炎が触れて不完全燃焼することを防止するため、上段炎口4Uを形成せずに下段炎口4Lのみを形成している。
下ヘッド部材31の下面外周部には、バーナボディ2の外側筒体21の上端部に着座する環状壁35が垂設されている。この環状壁35には、下段炎口4Lとなる溝が周方向の間隔を存して多数形成されている。また、下ヘッド部材31の周方向1箇所には、図示省略した点火電極に対向するターゲット部36が突設されており、点火電極とターゲット部36との間での火花放電により下段炎口4Lに点火される。また、ガスバーナ1は、バーナボディ2の中間筒体22と内側筒体23との間の空間に連通する上段炎口4U用の第1混合管5Uと、バーナボディ2の外側筒体21と中間筒体22との間の空間に連通する下段炎口4L用の第2混合管5Lとを備える。
また、ガス燃焼装置は、第1混合管5Uの上流端の流入口5Ua内に燃料ガスを噴射する第1ガスノズル6Uと、第2混合管5Lの上流端の流入口5La内に燃料ガスを噴射する第2ガスノズル6Lとを備えている。第1と第2の各ガスノズル6U,6Lからの燃料ガスの噴射に伴い第1と第2の各混合管5U,5Lに流入口5Ua,5Laから一次空気が吸い込まれ、各混合管5U,5Lで燃料ガスと一次空気との混合ガスが生成され、この混合ガスが上段と下段の各炎口4U,4Lから噴出して燃焼する。
ガス燃焼装置は、更に、第1と第2のガスノズル6U,6Lに燃料ガスを供給する第1と第2のガス供給管7U,7Lと、第1と第2の両ガス供給管7U,7Lの上流側の共通のガス供給管7とを備えている。ガス供給管7には、点火時に開かれ、消火時に閉じる元弁8が介設され、第1と第2の各ガス供給管7U、7Lには、図示省略した火力調節用のレバーや摘みから成る操作部材に連動して開度が変化する第1と第2の各流量調節弁9U,9Lが介設されている。操作部材は、弱火位置から強火位置まで操作できるようになっている。操作部材を弱火位置から強火位置まで操作すると、第2流量調節弁9Lの開度が最小開度から次第に増加する。一方、第1流量調節弁9Uは、操作部材が所定の中間位置に達するまで開弁されず、中間位置を超えたところで所定開度まで急に開き、その後の強火位置への操作で開度が次第に増加する。
ここで、第2ガスノズル6Lからの噴射ガス量は強火状態でもさほど多くはない。そのため、第2ガスノズル6Lには、燃料ガスを噴射するノズル孔6Laを1個だけ設けている。一方、第1ガスノズル6Uからの強火状態での噴射ガス量はかなり多くなる。そのため、第1ガスノズル6Uには、燃料ガスを噴射するノズル孔6Uaを複数、例えば、3個設けている。これによれば、各ノズル孔6Uaの孔径を小さくすることができる。従って、ガス噴射量が低下しても、各ノズル孔6Uaからの噴射ガス流が層流状態になりにくく、噴射ガス流に一次空気が取り込まれて、中火以下の状態での一次空気不足による燃焼状態の悪化を防止できる。但し、ノズル孔6Uaを複数設けると、強火状態で複数のノズル孔6Uaからの噴射ガス流が干渉し合い、一次空気の取り込みが安定しなくなって、燃焼状態が不安定になってしまう可能性がある。
そこで、本実施形態では、図3、図4に示す如く、第1ガスノズル6Uに、第1ガス供給管7Uからの燃料ガスをノズル孔6Uaに導く、ノズル孔6Uaより大径の導入孔6Ubをノズル孔6Ua毎に設けている。ここで、複数のノズル孔6Uaの孔軸は互いに平行であって、各導入孔6Ubは、各ノズル孔6Uaの孔軸方向に直線状にのびている。尚、本実施形態では、第1ガスノズル6Uの上流側端面に、凹部6Ucを形成して、この凹部6Ucに各導入孔6Ubの上流端が開口するようにしているが、第1ガスノズル6Uの上流側端面をフラットに形成し、この上流側端面に各導入孔6Ubの上流端が開口するようにしてもよい。
何れにしても、本実施形態によれば、各ノズル孔6Uaに、その孔軸方向に直線状にのびる各導入孔6Ubを介して、孔軸方向以外の方向成分をほとんど持つことなく燃料ガスが導入される。そのため、各ノズル孔6Uaからその孔軸方向のみの方向成分を持って燃料ガスが噴射されることになる。そして、複数のノズル孔6Uaの孔軸が互いに平行であるため、強火状態での各ノズル孔6Uaからの噴射ガス流の干渉を抑制でき、この干渉に起因して燃焼状態が不安定になることを防止できる。
また、本実施形態では、図3に明示する如く、複数のノズル孔6Uaが、第1ガスノズル6Uの中心と同心の円周C上に周方向の間隔を存して配置されている。これによれば、各ノズル孔6Ua間の間隔を比較的広く確保することができ、各ノズル孔6Uaからの噴射ガス流の干渉をより効果的に抑制できる。
以上、本発明の実施形態について図面を参照して説明したが、本発明はこれに限定されない。例えば、上記実施形態のガスバーナ1は、第1と第2の2個の混合管5U,5Lを有するが、混合管が1個の通常のガスバーナを備えるガス燃焼装置であっても、ガスノズルに複数のノズル孔を設ける場合には、同様に本発明を適用できる。
1…ガスバーナ、5U…第1混合管(混合管)、6U…第1ガスノズル(ガスノズル)、6Ua…ノズル孔、6Ub…導入孔、7U…第1ガス供給管(ガス供給管)。

Claims (2)

  1. 燃料ガスと一次空気との混合ガスを生成する混合管を有するガスバーナと、混合管の上流端の流入口内に燃料ガスを噴射するガスノズルと、ガスノズルに燃料ガスを供給するガス供給管とを備えるガス燃焼装置であって、ガスノズルに、燃料ガスを噴射するノズル孔が複数設けられるものにおいて、
    ガスノズルに、ガス供給管からの燃料ガスをノズル孔に導く、ノズル孔より大径の導入孔がノズル孔毎に設けられ、複数のノズル孔の孔軸は互いに平行であって、各導入孔は、各ノズル孔の孔軸方向に直線状にのびることを特徴とするガス燃焼装置。
  2. 前記複数のノズル孔が前記ガスノズルの中心と同心の円周上に周方向の間隔を存して配置されることを特徴とする請求項1記載のガス燃焼装置。
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