JP6715624B2 - ガスバーナ - Google Patents

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本発明は、燃焼エアを通流させる筒状のエア通流部と、先端部にガス噴出口を備え且つ前記エア通流部の内部に配置されるガス供給管と、を備えるガスバーナに関する。
この種のガスバーナは産業用ボイラーや加熱炉などに使用されており、例えば、特開平6−117612号公報(特許文献1)には、燃料ガスが供給されるメインバーナ用の外管と、燃焼エアと燃料ガスとの混合ガスが供給されるパイロットバーナ用の内管とによりガス供給管が形成されたものが開示されている。この特許文献1のガスバーナでは、主炎の点火を確度高く行わせるため、まずパイロットバーナ用の内管から混合ガスを噴出させてパイロット炎を点火させて、その後にメインバーナ用の外管から混合ガスを噴出させ、パイロット炎から火移りさせる形で主炎を点火させることが記載されている。
特開平6−117612号公報
しかし、上記従来のガスバーナのようにメインバーナにパイロットバーナを備えさせる形態では、火炎検知のための装置構成がメインバーナ用とパイロットバーナ用との2つ必要となり、コスト及びスペースが嵩むという問題があった。
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、火炎検知を適切に行いながら、火炎検知のためのコスト及びスペースを低減し得るガスバーナを提供する点にある。
上記目的を達成するための本発明に係るガスバーナは、
燃焼エアを通流させる筒状のエア通流部と、先端部にガス噴出口を備え且つ前記エア通流部の内部に配置されるガス供給管と、を備えるガスバーナであって、
前記エア通流部に対する燃焼エアの供給を停止し且つ前記ガス供給管に燃焼エアと燃料ガスとの混合ガスが供給される小インプット燃焼状態と、前記エア通流部に燃焼エアが供給され且つ前記ガス供給管に燃料ガスが供給される大インプット燃焼状態と、に切換可能な燃焼状態切換部を備え
前記ガス供給管の後端に、火炎検知用の紫外線光電管が前記ガス噴出口を向く状態で設けられる点にある。
上記構成では、エア通流部に対し一つのガス供給管のみを設けながらも、小インプット燃焼状態と大インプット燃焼状態とに切換可能にすることによって、一つのガス供給管でメインバーナ(大インプット燃焼状態)とパイロットバーナ(小インプット燃焼状態)とを兼用したものとしてある。これにより、上記構成におけるガスバーナではガス供給管のガス噴出口における火炎を検知するのみで足り、従来ではメインバーナ用とパイロットバーナ用とで2つ必要となっていた火炎検知のための装置構成の数を1つにすることができる。したがって、火炎検知を適切に行いながら、火炎検知のためのコスト及びスペースを低減することができる。
本発明に係るガスバーナの更なる特徴構成は、前記燃焼状態切換部には、前記小インプット燃焼状態において燃焼用空気と燃料ガスとを混合させるベンチュリーミキサが設けられている点にある。
この構成によれば、燃焼用空気と燃料ガスとの混合にベンチュリーミキサを用いることで、簡易な構成により、燃焼用空気の流量にかかわらず一定の割合で燃料ガスを混合させることができる。
本発明に係るガスバーナの更なる特徴構成は、燃焼エアを給送するエア供給路が、前記エア通流部に接続される第1エア供給路と、前記ベンチュリーミキサに接続される第2エア供給路と、に分岐されている点にある。
この構成によれば、送風ファン等のエア供給のための装置をエア通流部とベンチュリーミキサとにそれぞれ別個に設けることなく、エア通流部とベンチュリーミキサとで共用することができるため、装置構成を簡素化できる。
ガスバーナの概略構成図 ガスバーナの拡大図 ガスバーナの正面図 小インプット燃焼状態を示す説明図 大インプット燃焼状態を示す説明図 別実施形態のガスバーナにおける小インプット燃焼状態を示す説明図 別実施形態のガスバーナにおける大インプット燃焼状態を示す説明図
本発明に係るガスバーナの実施形態について、図面を参照して説明する。以下では、図1〜5を用いて、本実施形態に係るガスバーナ1を加熱炉100に対して使用した例について説明する。
図1において、101は加熱炉100の炉壁であり、この炉壁101に本実施形態に係るガスバーナ1が取り付けられている。具体的には、ガスバーナ1は、バーナ本体としての円筒状のエア通流部10と、エア通流部10の内部に同芯状に配置されるガス供給管20と、を備えており、炉壁101に設けられた取付孔102にエア通流部10が挿通される状態で、炉壁101にガスバーナ1が取り付けられている。以下、本実施形態に係るガスバーナ1の各部の構成について説明する。
エア通流部10には、内部空間に燃焼エアAを通流させるために、燃焼エアAを給送するエア供給路30(より詳しくは後述の第1エア供給路31)の一端が接続されており、エア供給路30の他端に接続した図示しない燃焼エア供給用の装置としての送風ファン34からエア通流部10に燃焼エアAが供給される。また、エア通流部10には、炉壁101に当接する部分にバーナタイル11が設けられており、このバーナタイル11を介してエア通流部10が炉壁101に連結されている。なお、燃焼エア供給用の装置としては、送風ファン34に限らず、種々の装置を用いることができる。
ガス供給管20には、燃料ガスG1を給送する燃料ガス供給路40と、燃焼用空気としての燃焼エアAと燃料ガスG1との混合ガスG2を給送する混合ガス供給路50と、が接続されており、これにより、ガス供給管20の内部に燃料ガスG1と混合ガスG2とをそれぞれ供給可能になっている。そして、ガス供給管20は、先端部にガス噴出口21を備え、供給された燃料ガスG1又は混合ガスG2を噴出可能になっている。ガス供給管20には、スパークロッド22がその一端22aがガス供給管20の先端部まで延びる状態でガス供給管20の中心軸と同一線上に配置されており、スパークロッド22の他端に接続した点火プラグ23によりスパークロッド22の一端22aにスパークを発生させることで、ガス噴出口21から噴出させた混合ガスG2を点火させる。
そして、ガス供給管20の後端には、火炎検知用の紫外線光電管24がガス噴出口21を向く状態で設けられており、紫外線光電管24によってガス噴出口21前方における火炎の有無を検知可能になっている。紫外線光電管24は図示しない制御部と接続してあり、紫外線光電管24の検知結果に応じてガスバーナ1の運転を制御可能になっている。
図2に示すように、ガス噴出口21には、ガスを旋回させながら噴出させる旋回ノズル21aが設けられている。これにより、ガス噴出口21から噴出させる燃料ガスG1又は混合ガスG2を旋回させることができる。また、図1〜3に示すように、ガス供給管20の先端部の外側には、円盤状で小孔25aが複数設けられた燃焼エアノズル25が設けられており、ガス噴出口21の前方領域には燃焼エアノズル25の小孔25aを通った燃焼エアAが供給される。
次に、エア供給路30、燃料ガス供給路40、及び、混合ガス供給路50の構成について説明する。まず、混合ガス供給路50にはベンチュリーミキサ51が設けられている。そして、燃焼エアAを給送するエア供給路30が、エア通流部10に接続される第1エア供給路31と、ベンチュリーミキサ51に接続される第2エア供給路32と、に分岐されており、同様に、燃料ガスG1を給送する燃料ガス供給路40が、ガス供給管20に接続される第1ガス供給路41と、ベンチュリーミキサ51に接続される第2ガス供給路42と、に分岐されている。このように構成されることによって、ベンチュリーミキサ51のノズルに第2エア供給路32から燃焼エアAを通過させたとき、ベンチュリーミキサ51に第2ガス供給路42から燃料ガスG1が一定の割合で吸引されて、所望の混合比の混合ガスG2がベンチュリーミキサ51内で生成される。これにより、混合ガス供給路50を介して生成された混合ガスG2をガス供給管20に供給可能になっている。例えば、混合ガスG2の混合比は特に限定されないが、本実施形態では、燃焼エア:燃料ガス=10:1となるように設定されている。
そして、エア供給路30には、第1エア供給路31における第2エア供給路32との分岐箇所の下流側に電磁弁33が設けられており、また、燃料ガス供給路40には第1エア供給路41における第2エア供給路42との分岐箇所の下流側に電磁弁43が設けられ、さらに、第2ガス供給路42にも電磁弁44が設けられている。このうち、第2ガス供給路42における電磁弁44は停止時や異常時にガスの通流を遮断するために閉状態とされるほかは、基本的には開状態とされる。そして、他の電磁弁33,43は、その開閉により、ガスバーナ1を、ガス供給管20に燃焼エアAと燃料ガスG1との混合ガスG2が供給される小インプット燃焼状態と、エア通流部10に燃焼エアAが供給され且つガス供給管20に燃料ガスG1が供給される大インプット燃焼状態と、に切換可能な燃焼状態切換部として機能する。
具体的に説明すると、図4に示すように、小インプット燃焼状態においては、電磁弁33,43の両者が閉状態とされ、これにより、第1エア供給路31からエア通流部10への燃焼エアAの供給が停止されるとともに第1ガス供給路41からガス供給管20への燃料ガスG1の供給が停止され、ベンチュリーミキサ51にのみ燃焼エアAが供給される状態となる。そして、ベンチュリーミキサ51への燃焼エアAの供給に伴い、ベンチュリーミキサ51に第2ガス供給路42から燃料ガスG1が一定の割合で吸引されて、予め設定した混合比の混合ガスG2がベンチュリーミキサ51内で生成される。その結果、混合ガス供給路50を介してガス供給管20に混合ガスG2が供給されて、ガス噴出口21から混合ガスG2が噴出されることになり、混合ガスG2による小インプット燃焼が実行可能となる。
そして、図5に示すように、大インプット燃焼状態においては、電磁弁33,43の両者が開状態とされ、これにより、第1エア供給路31からエア通流部10への燃焼エアAの供給が開始されるとともに第1ガス供給路41からガス供給管20への燃料ガスG1の供給が開始される。その結果、エア通流部10内に燃焼エアAが通流する状態でガス噴出口21から燃料ガスG1が噴出する状態となり、いわゆる先混合方式による大インプット燃焼が実行可能となる。
なお、本実施形態のガスバーナ1では、第1エア供給路31に比べ第2エア供給路32を細くしてあることや、第2エア供給路32側では燃焼エアAがベンチュリーミキサ51を通過する必要があることによって、第1エア供給路31側に比べ第2エア供給路32側の方が燃焼エアAを流す際の抵抗が高く設定されている。これにより、小インプット燃焼状態と大インプット燃焼状態とを通じて送風ファン34が一定の運転を行いながらも、燃焼エアAを流す際の抵抗の違いにより、大インプット燃焼状態における第1エア供給路31からエア通流部10への燃焼エアAの供給量に比べ、小インプット燃焼状態における第2エア供給路32からベンチュリーミキサ51への燃焼エアAの供給量が小さくなっている。具体的には、本実施形態では、小インプット燃焼状態においてベンチュリーミキサ51に供給される燃焼エアAの量を10とすると(つまり、ガス供給管20へは供給量11(燃焼エアAが10で燃料ガスG1が1)の混合ガスG2が供給されることになる)、大インプット燃焼状態では、エア通流部10に120の燃焼エアAが供給されるようにしてある。なお、大インプット燃焼状態では、ガス供給管20には10の燃料ガスG1が供給されるようにしてある。
また、本実施形態のガスバーナ1では、大インプット燃焼状態においてもベンチュリーミキサ51に燃焼エアAが供給される状態となっているが、図5に示すように、本実施形態では混合ガス供給路50からガス供給管20に向かう混合ガスG2のガス圧よりも第1ガス供給路41からガス供給管20に向かう燃料ガスG1のガス圧が高くなるようにしてあるため、ガス供給管20には混合ガスG2が供給されることなく、第1ガス供給路41からの燃料ガスG1のみが供給されるようになっている。具体的に説明すると、上記したように、第1エア供給路31側に比べ第2エア供給路32側の方が燃焼エアAを流す際の抵抗が高くなっているため、大インプット燃焼状態においてベンチュリーミキサ51にも燃焼エアAが供給される状態となっていても、第1エア供給路31に優先的に燃焼エアAが供給されるようになっている。その結果、第2エア供給路32側に向かう燃焼エアのガス圧は小さなものとなる。特に、小インプット燃焼状態では第2エア供給路32側にのみ送風ファン34からの燃焼エアが供給される状態であったため、エア通流部10にも送風ファン34からの燃焼エアが供給される状態にある大インプット燃焼状態では、小インプット燃焼状態に比べ、第2エア供給路32側に向かう燃焼エアのガス圧が一層低い値となっている。その結果、混合ガス供給路50からガス供給管20に向かう混合ガスG2のガス圧よりも第1ガス供給路41からガス供給管20に向かう燃料ガスG1のガス圧の方が高くなり、大インプット燃焼状態では、第1ガス供給路41からの燃料ガスG1のみが供給されるようになっている。
この小インプット燃焼状態と大インプット燃焼状態との切換は電磁弁33,43の開閉を切り換えることによって行われる。具体的には、紫外線光電管24の検知結果、加熱炉100内に設けた図示しない温度センサの検知結果、作業者からの指示などに基づいて、制御部が電磁弁33,43の開閉を行う。以下に本実施形態のガスバーナ1における運転の一例について説明する。
まず点火について説明すると、点火時においては、ガスバーナ1は電磁弁33,43が閉状態とされた小インプット燃焼状態とされる。そして、ガス噴出口21から混合ガスG2を噴出させた状態で、スパークロッド22の一端22aにスパークを発生させることにより、混合ガスG2による小インプット燃焼としてのパイロット炎を点火させる。そして、紫外線光電管24によりパイロット炎が検知されると、制御部により電磁弁33,43が開状態とされ、小インプット燃焼状態から大インプット燃焼状態への切換が行われる。これにより、混合ガスG2の燃焼によるパイロット炎から燃料ガスG1の燃焼によるメイン炎へと火移りが行われ、加熱炉100内の加熱が行われる。
また、大インプット燃焼状態におけるメイン炎により、加熱炉100内の温度が上昇し、所定温度まで達したことを温度センサが検知すると、制御部により電磁弁33,43が閉状態とされ、大インプット燃焼状態から小インプット燃焼状態への切換が行われる。これにより、燃料ガスG1の燃焼によるメイン炎から混合ガスG2の燃焼によるパイロット炎へと火移りが行われ、炉内温度の上昇がストップする。そして、温度センサの検知結果に応じて適宜大インプット燃焼状態と小インプット燃焼状態との間で燃焼状態を切り換えることで、炉内温度を適切な温度範囲内に維持できる。
本実施形態におけるガスバーナ1では、大インプット燃焼状態と小インプット燃焼状態とのいずれにおいてもガス噴出口21から噴出されるガスを燃焼させるのみであるため、ガス噴出口21における火炎を検知するのみで足りる。これにより、従来ではメインバーナ用とパイロットバーナ用とで2つ必要となっていた火炎検知のための装置構成の数を1つにすることができる。したがって、火炎検知を適切に行いながら、火炎検知のためのコスト及びスペースを低減することができる。
〔別実施形態〕
(1)上述の実施形態では、燃料ガス供給路40(第1ガス供給路41)と混合ガス供給路50とが各別にガス供給管20に接続された構成を例に説明した。しかし、本発明の実施形態はこれに限定されない。例えば、図6,7に示すように、第1ガス供給路41を混合ガス供給路50に接続し、小インプット燃焼状態では混合ガス供給路50から混合ガスG2が供給され、大インプット燃焼状態では混合ガス供給路50から燃料ガスG1が供給されるようにしてもよい。この場合でも大インプット燃焼状態においてもベンチュリーミキサ51に燃焼エアAが供給される状態となっているが、ベンチュリーミキサ51からガス供給管20に向かう混合ガスG2のガス圧よりも第1ガス供給路41から混合ガス供給路50を経てガス供給管20に向かう燃料ガスG1のガス圧が高くなるようにしてあるため、ガス供給管20には混合ガスG2が供給されることなく、第1ガス供給路41からの燃料ガスG1のみが供給されるようになっている。
(2)上述の実施形態では、エア供給路30からの燃焼エアAと燃料ガス供給路40からの燃料ガスG1とからベンチュリーミキサ51により混合ガスG2を生成した構成を例に説明した。しかし、本発明の実施形態はこれに限定されず、他の装置を用いて混合ガスG2を生成してもよい。また、エア供給路30からの燃焼エアAや燃料ガス供給路40からの燃料ガスG1を利用することなく、燃焼エアAとは異なる燃焼用空気や燃料ガスG1とは異なるガスを用いて別途生成した混合ガスG2をガス供給管20に供給するようにしてもよい。
(3)上述の実施形態では、電磁弁33,43を燃焼状態切換部として用い、電磁弁33,43の開閉制御により小インプット燃焼状態と大インプット燃焼状態とを切り換える構成を例に説明した。しかし、本発明の実施形態はこれに限定されず、例えばダンパ等を用いて、エア通流部10及びガス供給管20に対する燃焼エアA、燃料ガスG1、及び混合ガスG2の供給量を漸次的に変化させる形態で、小インプット燃焼状態と大インプット燃焼状態との切換を行うようにしてもよい。
)上述の実施形態では、エア通流部10を円筒状の部材とし、ガス供給管20がエア通流部10の内部に同芯状に配置されている構成を例に説明した。しかし、本発明の実施形態はこれに限定されず、エア通流部10は筒状の部材であればよく、また、ガス供給管20がエア通流部10の内部に同芯状に配置されていなくてもよい。
尚、上記実施形態(別実施形態を含む、以下同じ)で開示される構成は、矛盾が生じない限り、他の実施形態で開示される構成と組み合わせて適用することが可能であり、また、本明細書において開示された実施形態は例示であって、本発明の実施形態はこれに限定されず、本発明の目的を逸脱しない範囲内で適宜改変することが可能である。
本発明は、例えば産業用のガスバーナに利用することができる。
1 ガスバーナ
10 エア通流部
20 ガス供給管
21 ガス噴出口
21a 旋回ノズル
30 エア供給路
31 第1エア供給路
32 第2エア供給路
33,43 電磁弁(燃焼状態切換部)
51 ベンチュリーミキサ
A 燃焼エア
G1 燃料ガス
G2 混合ガス

Claims (3)

  1. 燃焼エアを通流させる筒状のエア通流部と、先端部にガス噴出口を備え且つ前記エア通流部の内部に配置されるガス供給管と、を備えるガスバーナであって、
    前記エア通流部に対する燃焼エアの供給を停止し且つ前記ガス供給管に燃焼用空気と燃料ガスとの混合ガスが供給される小インプット燃焼状態と、前記エア通流部に燃焼エアが供給され且つ前記ガス供給管に燃料ガスが供給される大インプット燃焼状態と、に切換可能な燃焼状態切換部を備え
    前記ガス供給管の後端に、火炎検知用の紫外線光電管が前記ガス噴出口を向く状態で設けられるガスバーナ。
  2. 前記燃焼状態切換部には、前記小インプット燃焼状態において燃焼用空気と燃料ガスとを混合させるベンチュリーミキサが設けられている請求項1に記載のガスバーナ。
  3. 燃焼エアを給送するエア供給路が、前記エア通流部に接続される第1エア供給路と、前記ベンチュリーミキサに接続される第2エア供給路と、に分岐されている請求項2に記載のガスバーナ。
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