JPH07225017A - エアレジスタ - Google Patents
エアレジスタInfo
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- JPH07225017A JPH07225017A JP3524594A JP3524594A JPH07225017A JP H07225017 A JPH07225017 A JP H07225017A JP 3524594 A JP3524594 A JP 3524594A JP 3524594 A JP3524594 A JP 3524594A JP H07225017 A JPH07225017 A JP H07225017A
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- Pressure-Spray And Ultrasonic-Wave- Spray Burners (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 事業用、産業用ボイラの燃焼用バーナに関す
るもので、空気流量の調節を容易にし耐久性の向上を計
ると共に、各空気通路を長く出来、各空気流の助走区間
を充分に確保し、火炉内へ吹き込まれる各空気流の偏流
を防止する。 【構成】 バーナ風箱１０１内に送り込まれた燃焼用空
気１１３は１次・２次空気流量調節用の蝶型ダンパ１０
６と３次空気流量調節用蝶型ダンパ１０７とからボイラ
等の火炉壁に設置したエアレジスタ内へ流入する。各空
気通路は同心円上に形成した複数の円型及び環状型の空
気通路を構成し、燃焼用空気の吹き出しを行なう同心円
の複数のノズルを構成し、各ノズルから吹き出す空気量
の配分を蝶型ダンパにより行なう。１次空気通路１１０
と２次空気通路１１１の入口側は円筒により囲われ、共
通の円筒型空気室１２９を形成し、その入口部の円周上
に複数の蝶型ダンパ１０６が対称位置に設けられる。
るもので、空気流量の調節を容易にし耐久性の向上を計
ると共に、各空気通路を長く出来、各空気流の助走区間
を充分に確保し、火炉内へ吹き込まれる各空気流の偏流
を防止する。 【構成】 バーナ風箱１０１内に送り込まれた燃焼用空
気１１３は１次・２次空気流量調節用の蝶型ダンパ１０
６と３次空気流量調節用蝶型ダンパ１０７とからボイラ
等の火炉壁に設置したエアレジスタ内へ流入する。各空
気通路は同心円上に形成した複数の円型及び環状型の空
気通路を構成し、燃焼用空気の吹き出しを行なう同心円
の複数のノズルを構成し、各ノズルから吹き出す空気量
の配分を蝶型ダンパにより行なう。１次空気通路１１０
と２次空気通路１１１の入口側は円筒により囲われ、共
通の円筒型空気室１２９を形成し、その入口部の円周上
に複数の蝶型ダンパ１０６が対称位置に設けられる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、事業用、産業用ボイラ
に適用するエアレジスタに関する。
に適用するエアレジスタに関する。
【０００２】
【従来の技術】従来のこの種ボイラ用エアレジスタの一
例を図４〜図８に示す。
例を図４〜図８に示す。
【０００３】図４は全体組立断面図、図５は図４のａ−
ａ矢視正面図、図６は図４のｂ−ｂ矢視図、図７は図４
のｃ−ｃ矢視図、図８は図４のｄ−ｄ矢視図である。
ａ矢視正面図、図６は図４のｂ−ｂ矢視図、図７は図４
のｃ−ｃ矢視図、図８は図４のｄ−ｄ矢視図である。
【０００４】これらの図において、バーナ風箱０１内に
設置されたエアレジスタは同一円心上に設けられた１次
空気筒０２、２次空気筒０３及び３次空気筒０４から構
成される。
設置されたエアレジスタは同一円心上に設けられた１次
空気筒０２、２次空気筒０３及び３次空気筒０４から構
成される。
【０００５】図示されてない送風設備からバーナ風箱０
１へ送り込まれて来た燃焼用空気１３は１次空気用リン
グダンパ０５によって流量を調節されて１次空気通路１
０へ送り込まれる１次空気１４と、２次空気用スライド
ダンパ０６で流量を調節され、２次空気旋回ベーン０８
によって旋回を与えられた後、２次空気通路１１へ送り
込まれる２次空気１５及び３次空気用スライドダンパ０
７によって流量を調節された後、３次空気通路１２へ送
り込まれる３次空気１６の３つに分流される。
１へ送り込まれて来た燃焼用空気１３は１次空気用リン
グダンパ０５によって流量を調節されて１次空気通路１
０へ送り込まれる１次空気１４と、２次空気用スライド
ダンパ０６で流量を調節され、２次空気旋回ベーン０８
によって旋回を与えられた後、２次空気通路１１へ送り
込まれる２次空気１５及び３次空気用スライドダンパ０
７によって流量を調節された後、３次空気通路１２へ送
り込まれる３次空気１６の３つに分流される。
【０００６】１次空気通路１０へ送り込まれた１次空気
１４は、１次空気通路１０出口部に設けられた１次空気
用スワラ０９によって旋回流となり火炉内２４へ吹き込
まれる。
１４は、１次空気通路１０出口部に設けられた１次空気
用スワラ０９によって旋回流となり火炉内２４へ吹き込
まれる。
【０００７】２次空気通路１１へ送り込まれた２次空気
１５は旋回流として２次空気通路１１出口部から、また
３次空気１６は３次空気通路１２出口部から火炉内２４
へ吹き込まれる。
１５は旋回流として２次空気通路１１出口部から、また
３次空気１６は３次空気通路１２出口部から火炉内２４
へ吹き込まれる。
【０００８】１次空気筒０２内には１次空気用スワラ０
９を貫通してバーナガン１７が装着されている。
９を貫通してバーナガン１７が装着されている。
【０００９】該バーナガン１７は、図示されてない燃料
供給装置から燃料ライン１８を通してバーナガン１７へ
送り込まれて来た液体燃料２０と別途噴霧媒体ライン１
９を通して送り込まれて来た蒸気または空気等の噴霧媒
体２１とを混合してスプレイジェット２２として火炉内
２４へ噴射する。
供給装置から燃料ライン１８を通してバーナガン１７へ
送り込まれて来た液体燃料２０と別途噴霧媒体ライン１
９を通して送り込まれて来た蒸気または空気等の噴霧媒
体２１とを混合してスプレイジェット２２として火炉内
２４へ噴射する。
【００１０】火炉内２４へ噴射されたスプレイジェット
２２は図示されてない着火源によって着火され、火炎２
３を形成する。
２２は図示されてない着火源によって着火され、火炎２
３を形成する。
【００１１】１次空気１４は火炎２３の着火部近傍の燃
焼に、２次空気１５は火炎２３の中心部を主体とした全
体の燃焼に、３次空気１６は火炎２３先端部以降の燃焼
に供される。
焼に、２次空気１５は火炎２３の中心部を主体とした全
体の燃焼に、３次空気１６は火炎２３先端部以降の燃焼
に供される。
【００１２】このようなエアレジスタで燃焼用空気１３
の各空気通路１０，１１，１２ヘの配分はそれらの入口
に設けられた各ダンパ０５，０６，０７の開度を調節し
て行う。
の各空気通路１０，１１，１２ヘの配分はそれらの入口
に設けられた各ダンパ０５，０６，０７の開度を調節し
て行う。
【００１３】各空気１４，１５，１６は各空気筒０２，
０３，０４入口部に開口された空気流入口から送り込ま
れる。
０３，０４入口部に開口された空気流入口から送り込ま
れる。
【００１４】空気流入口は各空気筒０２，０３，０４の
全周にわたって開口されており、各空気１４，１５，１
６は３６０度の方向から各空気通路１０，１１，１２へ
流入する。
全周にわたって開口されており、各空気１４，１５，１
６は３６０度の方向から各空気通路１０，１１，１２へ
流入する。
【００１５】各空気１４，１５，１６の流量を調節する
各ダンパ０５，０６，０７はいずれも円筒型で、各空気
筒０２，０３，０４入口部に開口された空気流入口の外
側に装着されている。
各ダンパ０５，０６，０７はいずれも円筒型で、各空気
筒０２，０３，０４入口部に開口された空気流入口の外
側に装着されている。
【００１６】
【発明が解決しようとする課題】ところで前述のような
従来のエアレジスタにおいては、特に２次空気用スライ
ドダンパ０６と３次空気用スライドダンパ０７は大直径
の円筒型ダンパとなりバーナ風箱０１外側から操作した
場合、ダンパの動きに片寄りが生じ易くなって空気流入
口の開口面積が均一になりにくくなる。
従来のエアレジスタにおいては、特に２次空気用スライ
ドダンパ０６と３次空気用スライドダンパ０７は大直径
の円筒型ダンパとなりバーナ風箱０１外側から操作した
場合、ダンパの動きに片寄りが生じ易くなって空気流入
口の開口面積が均一になりにくくなる。
【００１７】その結果、２次空気１５及び３次空気１６
は夫々の空気通路１１，１２内において流量がアンバラ
ンスとなり、そのまま火炉内２４へ吹き込まれるため燃
焼が悪化する不具合を生ずる。
は夫々の空気通路１１，１２内において流量がアンバラ
ンスとなり、そのまま火炉内２４へ吹き込まれるため燃
焼が悪化する不具合を生ずる。
【００１８】また、これらのダンパ０６，０７は大きく
て重く、操作に大きな力を必要とするため時間の経過と
共に熱膨脹等により変形が生じてダンパ操作が困難とな
るといった不具合を有していた。
て重く、操作に大きな力を必要とするため時間の経過と
共に熱膨脹等により変形が生じてダンパ操作が困難とな
るといった不具合を有していた。
【００１９】本発明は上記従来装置の不具合点を解消
し、各空気通路出口部から火炉内に吹き込まれる各空気
が各空気通路出口部において偏流を生じないようにする
と共に、各ダンパがその操作に要する力をできるだけ小
さくて済み、かつ長時間の使用に耐える構成となるよう
にした新たなエアレジスタを提供することを目的として
いる。
し、各空気通路出口部から火炉内に吹き込まれる各空気
が各空気通路出口部において偏流を生じないようにする
と共に、各ダンパがその操作に要する力をできるだけ小
さくて済み、かつ長時間の使用に耐える構成となるよう
にした新たなエアレジスタを提供することを目的として
いる。
【００２０】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
の構成として本発明のエアレジスタは、ボイラ等の火炉
壁に設置され、送風装置によって圧送されて来た燃焼用
空気を火炉内へ吹込んで燃焼に供するエアレジスタにお
いて、該エアレジスタを、全周囲から燃焼用空気を採り
入れ、かつ同心円上に形成した複数の円型及び環状型の
空気通路より前記燃焼用空気の吹出しを行なう同心円の
複数のノズルを有するよう構成するとともに、各ノズル
から吹出す空気量の配分を調節するための蝶型ダンパを
各空気通路入口部の円周上に設けた部分的空気採り入れ
用開口部に臨んで配設内蔵したことを特徴としている。
の構成として本発明のエアレジスタは、ボイラ等の火炉
壁に設置され、送風装置によって圧送されて来た燃焼用
空気を火炉内へ吹込んで燃焼に供するエアレジスタにお
いて、該エアレジスタを、全周囲から燃焼用空気を採り
入れ、かつ同心円上に形成した複数の円型及び環状型の
空気通路より前記燃焼用空気の吹出しを行なう同心円の
複数のノズルを有するよう構成するとともに、各ノズル
から吹出す空気量の配分を調節するための蝶型ダンパを
各空気通路入口部の円周上に設けた部分的空気採り入れ
用開口部に臨んで配設内蔵したことを特徴としている。
【００２１】
【作用】上記のように構成した本発明のエアレジスタに
よれば、同一円心上にバーナ風箱内に設けた１次、２次
及び３次空気筒に部分的に空気採り入れ用開口部を設
け、該開口部に夫々角型の空気取入れダクトを設置して
これに構造簡単な空気流量調節用の蝶型ダンパを装着
し、これらダンパにより１次、２次及び３次空気の流量
調整を行うようにした。
よれば、同一円心上にバーナ風箱内に設けた１次、２次
及び３次空気筒に部分的に空気採り入れ用開口部を設
け、該開口部に夫々角型の空気取入れダクトを設置して
これに構造簡単な空気流量調節用の蝶型ダンパを装着
し、これらダンパにより１次、２次及び３次空気の流量
調整を行うようにした。
【００２２】また各空気流量調節用ダンパがコンパクト
化構造とされるため、各空気通路は長くでき、各空気の
助走区間を充分に確保でき、各空気の偏流を無くするこ
とができる。
化構造とされるため、各空気通路は長くでき、各空気の
助走区間を充分に確保でき、各空気の偏流を無くするこ
とができる。
【００２３】
【実施例】以下図面により本発明の一実施例について説
明する。図１は本発明の一実施例に係るエアレジスタの
全体組立断面図、図２は図１のＡ−Ａ矢視断面図、図３
は図１のＢ−Ｂ矢視断面図を示す。
明する。図１は本発明の一実施例に係るエアレジスタの
全体組立断面図、図２は図１のＡ−Ａ矢視断面図、図３
は図１のＢ−Ｂ矢視断面図を示す。
【００２４】これらの図において、ボイラ等の火炉壁に
設置されたバーナ風箱１０１内に設置されたエアレジス
タは同一円心上に設けられた１次空気筒１０２、２次空
気筒１０３及び３次空気筒１０４から構成される。
設置されたバーナ風箱１０１内に設置されたエアレジス
タは同一円心上に設けられた１次空気筒１０２、２次空
気筒１０３及び３次空気筒１０４から構成される。
【００２５】１次空気筒１０２内が１次空気通路１１
０、１次空気筒１０２と２次空気筒１０３によって形成
される環状通路が２次空気通路１１１である。
０、１次空気筒１０２と２次空気筒１０３によって形成
される環状通路が２次空気通路１１１である。
【００２６】１次空気通路１１０と２次空気通路１１１
の入口側は円筒によって囲われ、共通の円筒型空気室１
２９が形成されている。
の入口側は円筒によって囲われ、共通の円筒型空気室１
２９が形成されている。
【００２７】該円筒型空気室１２９には、その入口部の
円周上に複数の蝶型ダンパが対称の位置に設けられてい
る。これが１次・２次空気流量調節用ダンパ１０６であ
る。
円周上に複数の蝶型ダンパが対称の位置に設けられてい
る。これが１次・２次空気流量調節用ダンパ１０６であ
る。
【００２８】図示されてない送風設備からバーナ風箱１
０１へ送り込まれて来た燃焼用空気１１３の１部は１次
・２次空気流量調節用ダンパ１０６を通して、円筒型空
気室１２９へ流入する。
０１へ送り込まれて来た燃焼用空気１１３の１部は１次
・２次空気流量調節用ダンパ１０６を通して、円筒型空
気室１２９へ流入する。
【００２９】円筒型空気室１２９内の１次空気筒１０２
には、円周上に複数の蝶型ダンパが設けられている。こ
れが１次空気流量調節用ダンパ１０５である。
には、円周上に複数の蝶型ダンパが設けられている。こ
れが１次空気流量調節用ダンパ１０５である。
【００３０】円筒型空気室１２９内の２次空気筒１０３
には２次空気旋回ベーン１０８が設けられている。
には２次空気旋回ベーン１０８が設けられている。
【００３１】円筒型空気室１２９内に送り込まれた燃焼
用空気１１３は１次空気流量調節用ダンパ１０５を通し
て１次空気通路１１０内へ流入する１次空気１１４と、
２次空気旋回ベーン１０８を通して２次空気通路１１１
へ流入する２次空気１１５に分れる。
用空気１１３は１次空気流量調節用ダンパ１０５を通し
て１次空気通路１１０内へ流入する１次空気１１４と、
２次空気旋回ベーン１０８を通して２次空気通路１１１
へ流入する２次空気１１５に分れる。
【００３２】１次空気１１４と２次空気１１５との流量
配分は１次空気流量調節用ダンパ１０５によって行う。
配分は１次空気流量調節用ダンパ１０５によって行う。
【００３３】２次空気筒１０３と３次空気筒１０４によ
って形成される環状通路が３次空気通路１１２である。
って形成される環状通路が３次空気通路１１２である。
【００３４】３次空気筒１０４には円周上に複数の蝶型
ダンパが対称の位置に円筒型空気室１２９に隣接して設
けられている。これが３次空気流量調節用ダンパ１０７
である。
ダンパが対称の位置に円筒型空気室１２９に隣接して設
けられている。これが３次空気流量調節用ダンパ１０７
である。
【００３５】パーナ風箱１０１へ送り込まれて来た燃焼
用空気１１３のうち円筒型空気室１２９へ送り込まれた
残りの燃焼用空気１１３が３次空気１１６として３次空
気流量調節用ダンパ１０７を通して３次空気通路１１２
へ送り込まれる。
用空気１１３のうち円筒型空気室１２９へ送り込まれた
残りの燃焼用空気１１３が３次空気１１６として３次空
気流量調節用ダンパ１０７を通して３次空気通路１１２
へ送り込まれる。
【００３６】１次空気流量調節用ダンパ１０５、１次・
２次空気流量調節用ダンパ１０６及び３次空気流量調節
用ダンパ１０７は、夫々複数の蝶型ダンパによって形成
されているがこれら複数の蝶型ダンパは図示されてない
が、リンク機構によって連動するようになっており各空
気１１４，１１５，１１６の流量調節は夫々１個の蝶型
ダンパの操作によって行うことが出来る。
２次空気流量調節用ダンパ１０６及び３次空気流量調節
用ダンパ１０７は、夫々複数の蝶型ダンパによって形成
されているがこれら複数の蝶型ダンパは図示されてない
が、リンク機構によって連動するようになっており各空
気１１４，１１５，１１６の流量調節は夫々１個の蝶型
ダンパの操作によって行うことが出来る。
【００３７】各空気流量調節用ダンパ１０５，１０６，
１０７がコンパクト化されるため各空気通路１１０，１
１１，１１２を長く出来、１次空気１１４、２次空気１
１５及び３次空気１１６の助走区間を充分に確保出来
る。
１０７がコンパクト化されるため各空気通路１１０，１
１１，１１２を長く出来、１次空気１１４、２次空気１
１５及び３次空気１１６の助走区間を充分に確保出来
る。
【００３８】このため各空気通路１１０，１１１，１１
２出口における各空気１１４，１１５，１１６の偏流が
無くなり、火炉内１２４における燃焼性が向上する。
２出口における各空気１１４，１１５，１１６の偏流が
無くなり、火炉内１２４における燃焼性が向上する。
【００３９】なお、１０９は１次空気用スワラ、１１７
はバーナガン、１１８は燃料ライン、１１９は噴霧媒体
ライン、１２０は燃料、１２１は噴霧媒体、１２２はス
プレイジェット、１２３は火炎でこれらは従来装置で説
明したものと同様の構成のため詳細説明は省略する。
はバーナガン、１１８は燃料ライン、１１９は噴霧媒体
ライン、１２０は燃料、１２１は噴霧媒体、１２２はス
プレイジェット、１２３は火炎でこれらは従来装置で説
明したものと同様の構成のため詳細説明は省略する。
【００４０】また１２５は１次空気流量調節用ダンパ操
作桿、１２６は１次・２次空気流量調節用ダンパ操作
桿、１２７は２次空気旋回ベーン用ダンパ操作桿、１２
８は３次空気流量調節用ダンパ操作桿である。
作桿、１２６は１次・２次空気流量調節用ダンパ操作
桿、１２７は２次空気旋回ベーン用ダンパ操作桿、１２
８は３次空気流量調節用ダンパ操作桿である。
【００４１】次ぎに本装置の作用について説明すると、
バーナ風箱１０１内に送り込まれて来た燃焼用空気１１
３は１次・２次空気流量調節用ダンパ１０６と３次空気
流量調節用ダンパ１０７とからエアレジスタ内へ流入す
る。
バーナ風箱１０１内に送り込まれて来た燃焼用空気１１
３は１次・２次空気流量調節用ダンパ１０６と３次空気
流量調節用ダンパ１０７とからエアレジスタ内へ流入す
る。
【００４２】１次・２次空気流量調節用ダンパ１０６か
ら流入した燃焼用空気１１３は１次流量調節用ダンパ１
０５から１次空気１１４として１次空気通路１１０とし
て送り込まれ、残りの燃焼用空気１１３は２次空気１１
５として２次空気旋回ベーン１０８を通して２次空気通
路１１１へ送り込まれる。
ら流入した燃焼用空気１１３は１次流量調節用ダンパ１
０５から１次空気１１４として１次空気通路１１０とし
て送り込まれ、残りの燃焼用空気１１３は２次空気１１
５として２次空気旋回ベーン１０８を通して２次空気通
路１１１へ送り込まれる。
【００４３】３次空気流量調節用ダンパ１０７から流入
した燃焼用空気１１３は３次空気１１６として３次空気
通路１１２へ達する。
した燃焼用空気１１３は３次空気１１６として３次空気
通路１１２へ達する。
【００４４】１次空気１１４は１次空気通路１１０から
１次空気用スワラ１０９を通して火炉内１２４へ吹込ま
れる。
１次空気用スワラ１０９を通して火炉内１２４へ吹込ま
れる。
【００４５】２次空気１１５は２次空気旋回ベーン１０
８によって旋回流となり２次空気通路１１１から火炉内
１２４へ吹き込まれる。
８によって旋回流となり２次空気通路１１１から火炉内
１２４へ吹き込まれる。
【００４６】３次空気１１６は３次空気流量調節用ダン
パ１０７から３次空気通路１１２へ送り込まれ、火炉内
１２４へ吹込まれる。
パ１０７から３次空気通路１１２へ送り込まれ、火炉内
１２４へ吹込まれる。
【００４７】各空気流量調節用ダンパ１０５，１０６，
１０７は構造が簡単な蝶型ダンパで、バーナ風箱１０１
の外側から自動または手動で操作出来る。
１０７は構造が簡単な蝶型ダンパで、バーナ風箱１０１
の外側から自動または手動で操作出来る。
【００４８】これらのダンパ１０５，１０６，１０７
は、各空気筒１０２，１０３，１０４の円周上に夫々対
称に設けられた複数の蝶型ダンパによって構成されてい
る。
は、各空気筒１０２，１０３，１０４の円周上に夫々対
称に設けられた複数の蝶型ダンパによって構成されてい
る。
【００４９】これら複数の蝶型ダンパは夫々リンク機構
によって連動するようになっており各空気１１４，１１
５，１１６の流量調節は各ダンパ１０５，１０６，１０
７の複数の蝶型ダンパのうちの１個を操作して行う。
によって連動するようになっており各空気１１４，１１
５，１１６の流量調節は各ダンパ１０５，１０６，１０
７の複数の蝶型ダンパのうちの１個を操作して行う。
【００５０】各空気通路１１０，１１１，１１２へ流入
した１次空気１１４，２次空気１１５及び３次空気１１
６は各空気流量調節用ダンパ１０５，１０６，１０７が
コンバクト化したことにより各空気通路１１０，１１
１，１１２を長く出来、各空気１１４，１１５，１１６
の助走区間が充分に確保出来るので偏流が防止出来る。
した１次空気１１４，２次空気１１５及び３次空気１１
６は各空気流量調節用ダンパ１０５，１０６，１０７が
コンバクト化したことにより各空気通路１１０，１１
１，１１２を長く出来、各空気１１４，１１５，１１６
の助走区間が充分に確保出来るので偏流が防止出来る。
【００５１】以上本発明の一実施例について縷々説明し
たが、本発明は上記実施例に限定されるものでなく、本
発明技術思想の範囲内において種々設計変更が可能であ
り、それらは何れも本発明の技術的範囲に属する。
たが、本発明は上記実施例に限定されるものでなく、本
発明技術思想の範囲内において種々設計変更が可能であ
り、それらは何れも本発明の技術的範囲に属する。
【００５２】
【発明の効果】以上述べたように本発明のエアレジスタ
によれば、全周囲から燃焼用空気を採り入れ、しかも同
心円上に複数の空気通路を有するように構成したエアレ
ジスタにおいて、各空気通路へ所定の空気量を採り入れ
るための蝶型ダンパのような構造簡単な空気流量調節用
ダンパを、各空気通路入口部の円周上に設けた部分的空
気採り入れ用開口部に臨んで配置したことにより空気流
量調節が容易に行なえると共に耐久性が向上する。
によれば、全周囲から燃焼用空気を採り入れ、しかも同
心円上に複数の空気通路を有するように構成したエアレ
ジスタにおいて、各空気通路へ所定の空気量を採り入れ
るための蝶型ダンパのような構造簡単な空気流量調節用
ダンパを、各空気通路入口部の円周上に設けた部分的空
気採り入れ用開口部に臨んで配置したことにより空気流
量調節が容易に行なえると共に耐久性が向上する。
【００５３】また、空気流量調節用ダンパをコンパクト
化したことにより各空気通路を長く出来、各空気流の助
走区間が充分に確保されるので火炉内へ吹込まれる各空
気流の偏流が無くなる。
化したことにより各空気通路を長く出来、各空気流の助
走区間が充分に確保されるので火炉内へ吹込まれる各空
気流の偏流が無くなる。
【図１】本発明の一実施例に係わるエアレジスタの全体
組立側断面図である。
組立側断面図である。
【図２】図１のＡ−Ａ矢視断面図である。
【図３】図１のＢ−Ｂ矢視断面図である。
【図４】従来のエアレジスタの全体組立側断面図であ
る。
る。
【図５】図４のａ−ａ矢視正面図である。
【図６】図４のｂ−ｂ矢視断面図である。
【図７】図４のｃ−ｃ矢視断面図である。
【図８】図４のｄ−ｄ矢視断面図である。
１０１ バーナ風箱 １０２ １次空気筒 １０３ ２次空気筒 １０４ ３次空気筒 １０５ １次空気流量調節用ダンパ １０６ １次・２次空気流量調節用ダンパ １０７ ３次空気流量調節用ダンパ １０８ ２次空気旋回ベーン １０９ １次空気用スワラ １１０ １次空気通路 １１１ ２次空気通路 １１２ ３次空気通路 １１３ 燃焼用空気 １１４ １次空気 １１５ ２次空気 １１６ ３次空気 １１７ バーナガン １２０ 燃料 １２１ 噴霧媒体 １２３ 火炎 １２４ 火炉内 １２９ 円筒型空気室
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 福井 覚 神戸市兵庫区和田崎町一丁目１番１号 三 菱重工業株式会社神戸造船所内 (72)発明者 大栗 正治 長崎市深堀町５丁目717番地１ 長菱エン ジニアリング株式会社内
Claims (1)
- 【請求項１】 ボイラ等の火炉壁に設置され、送風装置
によって圧送されて来た燃焼用空気を火炉内へ吹込んで
燃焼に供するエアレジスタにおいて、該エアレジスタ
を、全周囲から燃焼用空気を採り入れ、かつ同心円上に
形成した複数の円型及び環状型の空気通路より前記燃焼
用空気の吹出しを行なう同心円の複数のノズルを有する
よう構成するとともに各ノズルから吹出す空気量の配分
を調節するための蝶型ダンパを各空気通路入口部の円周
上に設けた部分的空気採り入れ用開口部に臨んで配設内
蔵したことを特徴とするエアレジスタ。
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|---|---|---|---|
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Applications Claiming Priority (1)
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|---|---|---|---|
| JP03524594A Expired - Fee Related JP3219587B2 (ja) | 1994-02-09 | 1994-02-09 | エアレジスタ |
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Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100255998B1 (ko) * | 1996-04-17 | 2000-05-01 | 잭 이. 데온즈 | 노의 미세분말고체연료의 과연소 공기제어시스템 |
| JP2006275362A (ja) * | 2005-03-29 | 2006-10-12 | Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd | 燃焼装置 |
| JP2021081093A (ja) * | 2019-11-15 | 2021-05-27 | 中外炉工業株式会社 | バーナー装置及び加熱処理設備 |
| WO2023120395A1 (ja) * | 2021-12-23 | 2023-06-29 | 三菱重工業株式会社 | アンモニア燃焼バーナ及びボイラ |
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- 1994-02-09 JP JP03524594A patent/JP3219587B2/ja not_active Expired - Fee Related
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