JP2019134269A5 - - Google Patents

Claims (13)

1. 複数の撮像画像について前景が存在する第１の領域を検出する検出手段と、
   第１の背景画像を保持する保持手段と、
   前記複数の撮像画像について、前記検出手段により検出した第１の領域に対応する部分以外の部分画像に基づいて、第２の背景画像を生成する生成手段と、
   前記生成手段により得られる第２の背景画像に基づいて、前記第１の背景画像と前記第２の背景画像から一つを選択し、選択した背景画像と前記検出手段により検出した第１の領域に基づいてプライバシーを保護する画像を出力する出力手段とを有することを特徴とする画像処理装置。
2. 前記出力手段は、前記撮像画像の画素数に対する前記第２の背景画像の画素数の割合に基づいて、前記第１の背景画像と前記第２の背景画像から一つを選択することを特徴とする請求項１に記載の画像処理装置。
3. 前記出力手段は、前記撮像画像の画角に対する前記第２の背景画像の面積率に基づいて、前記第１の背景画像と前記第２の背景画像から一つを選択することを特徴とする請求項１に記載の画像処理装置。
4. 前記検出手段は、所定の属性を有する背景物でない物体を前記前景物として検出する、
   ことを特徴とする請求項１乃至３のいずれか１項に記載の画像処理装置。
5. 前記検出手段は、前記第１の背景画像に基づいて前記複数の撮像画像に含まれる前景を抽出することを特徴とする請求項１乃至４のいずれか１項に記載の画像処理装置。
6. 前記第１の領域は、前記前景を含む矩形の領域であることを特徴とする請求項１乃至５のいずれか１項に記載の画像処理装置。
7. 前記検出手段が第１の撮像画像と第２の撮像画像のそれぞれから前景が存在する第１の領域を検出し、前記生成手段は、前記第１の撮像画像の第１の領域と前記第２の撮像画像の第１の領域とが重なる第２の領域について、前記第２の撮像画像中の前記第２の領域に対応する領域の画素値を用いて前記第２の背景画像を生成することを特徴とする請求項１乃至６のいずれか１項に記載の画像処理装置。
8. 前記検出手段が第１の撮像画像と第２の撮像画像のそれぞれから前景が存在する第１の領域を検出し、前記生成手段は、第１の撮像画像の第１の領域と前記第２の撮像画像の第１の領域とが重なる第２の領域について、前記第１の撮像画像中の前記第２の領域に対応する領域の画素値と、前記第２の撮像画像中の前記第２の領域に対応する領域の画素値と、の両方に基づいて前記第２の背景画像を生成することを特徴とする請求項１乃至６のいずれか１項に記載の画像処理装置。
9. 前記生成手段は、前記複数の画像に基づいて生成した前記第２の背景画像について、前記複数の画像から画素値を取得していない領域の割合に基づいて決定されるスコアに基づいて、さらなる撮像画像を前記第２の背景画像の合成に利用するかどうかを判定することを特徴とする請求項１乃至８のいずれか１項に記載の画像処理装置。
10. 前記生成手段は、完成した前記第２の背景画像を、新しく撮像した撮像画像を用いて更新することを特徴とする請求項１乃至９のいずれか１項に記載の画像処理装置。
11. 前記複数の撮像画像を取得する取得手段をさらに有することを特徴とする請求項１乃至１０のいずれか１項に記載の画像処理装置。
12. 複数の撮像画像について前景が存在する第１の領域を検出する検出工程と、
    第１の背景画像を保持する保持工程と、
    前記複数の撮像画像について、前記検出工程において検出した第１の領域に対応する部分以外の部分画像に基づいて、第２の背景画像を生成する生成工程と、
    前記生成工程により得られる第２の背景画像に基づいて、前記第１の背景画像と前記第２の背景画像から一つを選択し、選択した背景画像と前記検出手段により検出した第１の領域に基づいてプライバシーを保護する画像を出力する出力工程とを有することを特徴とする画像処理方法。
13. コンピュータを、
    複数の撮像画像について前景が存在する第１の領域を検出する検出手段と、
    第１の背景画像を保持する保持手段と、
    前記複数の撮像画像について、前記検出手段により検出した第１の領域に対応する部分以外の部分画像に基づいて、第２の背景画像を生成する生成手段と、
    前記生成手段により得られる第２の背景画像に基づいて、前記第１の背景画像と前記第２の背景画像から一つを選択し、選択した背景画像と前記検出手段により検出した第１の領域に基づいてプライバシーを保護する画像を出力する出力手段とを有することを特徴とする画像処理装置として動作させるためのプログラム。