JP2019134035A - 積層圧電セラミック部品及び圧電デバイス - Google Patents

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Abstract

【課題】素子表面に形成される絶縁膜の密着性を向上させる。【解決手段】積層圧電セラミック部品において、圧電セラミック体は、直方形状であり、厚さ方向に対向する上面及び下面と、長さ方向に対向する第1の端面及び第2の端面と、幅方向に対向する一対の側面とを有する。第1の内部電極は、圧電セラミック体の内部に形成され、第1の端面に引き出される。第2の内部電極は、圧電セラミック体の内部に形成され、第2の端面に引き出され、第1の内部電極と厚さ方向に所定の距離をおいて交互に積層される。第1の端子電極は、第1の端面に形成され、第1の内部電極と電気的に接続される。第2の端子電極は、第2の端面に形成され、第2の内部電極と電気的に接続される。第1の内部電極及び第2の内部電極の幅と、一対の側面の間の距離とは、同じであり、一対の側面の少なくともいずれかは、長さ方向に対して非平行に延在する溝を有する。【選択図】図1

Description

本発明は、圧電アクチュエータとして利用することが可能な積層圧電セラミック部品及び圧電デバイスに関する。
圧電アクチュエータは、圧電材料と電極を備える圧電素子から構成され、電極に電圧が印加されると、逆圧電効果により圧電材料に生じる変形を利用したアクチュエータである。圧電アクチュエータには、二つの圧電アクチュエータから構成されたバイモルフ型圧電アクチュエータと呼ばれるものがある。
一般的なバイモルフ型圧電アクチュエータは、金属板の表裏両面に圧電アクチュエータを貼付した構造を備え、圧電アクチュエータの一方を伸ばし、他方を縮ませることにより全体を大きく変位させることが可能である。また、バイモルフ型圧電アクチュエータには、二つの圧電アクチュエータを一体型とした素子バイモルフ構造の圧電アクチュエータが開発されている(例えば、特許文献1)。
国際公開2013/051328号
このような素子表面には、絶縁性、耐湿性の観点から絶縁膜を後付けする場合がある。この場合、絶縁性、耐湿性を維持させるために、いかにして絶縁膜の密着性を向上させるかが重要になる。
以上のような事情に鑑み、本発明の目的は、素子表面に形成される絶縁膜の密着性を向上させた積層圧電セラミック部品及び圧電デバイスを提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明の一形態に係る積層圧電セラミック部品は、圧電セラミック体と、第1の内部電極と、第2の内部電極と、第1の端子電極と、第2の端子電極とを具備する。
上記圧電セラミック体は、直方形状であり、厚さ方向に対向する上面及び下面と、長さ方向に対向する第1の端面及び第2の端面と、幅方向に対向する一対の側面とを有する。
上記第1の内部電極は、上記圧電セラミック体の内部に形成され、上記第1の端面に引き出される。
上記第2の内部電極は、上記圧電セラミック体の内部に形成され、上記第2の端面に引き出され、上記第1の内部電極と厚さ方向に所定の距離をおいて交互に積層される。
上記第1の端子電極は、上記第1の端面に形成され、上記第1の内部電極と電気的に接続される。
上記第2の端子電極は、上記第2の端面に形成され、上記第2の内部電極と電気的に接続される。
上記第1の内部電極及び上記第2の内部電極の幅と、上記一対の側面の間の距離とは、同じであり、上記一対の側面の少なくともいずれかは、上記長さ方向に対して非平行に延在する溝を有する。
この構成によれば、第1の内部電極と第2の内部電極の間で電圧を印加することにより圧電セラミック体を変形させることができる。また、一対の側面の少なくともいずれかは、長さ方向に対して非平行に延在する溝を有することから、側面に絶縁膜を形成した場合、アンカー効果によって絶縁膜の密着性が向上する。さらに、第1の内部電極及び第2の内部電極の幅が圧電セラミック体の幅と同一であり、これらの内部電極の側面を被覆する圧電セラミック体(サイドマージン)による拘束がなくなり、変位性能の低下を防止することが可能である。
上記の積層圧電セラミック部品においては、上記圧電セラミック体の上記内部に上記第1の端面の上記第1の内部電極と異なる位置に引き出され、上記第2の内部電極と厚さ方向に所定の距離をおいて交互に積層された第3の内部電極と、上記第1の端面の上記第1の内部電極と異なる位置に、上記第3の内部電極と電気的に接続する第3の端子電極とをさらに具備してもよい。上記第3の内部電極の幅と、上記一対の側面の間の距離とは、同じであってもよい。
上記の積層圧電セラミック部品においては、上記一対の側面は、上記圧電セラミック体とは異なる絶縁体からなる絶縁膜で覆われてもよい。
上記の積層圧電セラミック部品においては、上記圧電セラミック体には、長さ>幅>厚さの関係があってもよい。
上記目的を達成するため、本発明の一形態に係る圧電デバイスは、振動部材と、上記振動部材に実装された積層圧電セラミック部品とを具備する。
上記積層圧電セラミック部品は、圧電セラミック体と、第1の内部電極と、第2の内部電極と、第1の端子電極と、第2の端子電極とを具備する。
上記圧電セラミック体は、直方形状であり、厚さ方向に対向する上面及び下面と、長さ方向に対向する第1の端面及び第2の端面と、幅方向に対向する一対の側面とを有する。
上記第1の内部電極は、上記圧電セラミック体の内部に形成され、上記第1の端面に引き出される。
上記第2の内部電極は、上記圧電セラミック体の内部に形成され、上記第2の端面に引き出され、上記第1の内部電極と厚さ方向に所定の距離をおいて交互に積層される。
上記第1の端子電極は、上記第1の端面に形成され、上記第1の内部電極と電気的に接続される。
上記第2の端子電極は、上記第2の端面に形成され、上記第2の内部電極と電気的に接続される。
上記第1の内部電極及び上記第2の内部電極の幅と、上記一対の側面の間の距離とは、同じであり、上記一対の側面の少なくともいずれかは、上記長さ方向に対して非平行に延在する溝を有する。
この構成によれば、上記の積層圧電セラミック部品を備えた圧電デバイスが提供される。
以上述べたように、本発明によれば、素子表面に形成される絶縁膜の密着性を向上させた積層圧電セラミック部品及び圧電デバイスが提供される。
本実施形態に係る積層圧電セラミック部品100の斜視図である。 本実施形態に係る積層圧電セラミック部品100の斜視図である。 第1側面101aを示す平面図である。 第2側面101bを示す平面図である。 第1端面101cを示す平面図である。 第2端面101dを示す平面図である。 上面101eを示す平面図である。 下面101fを示す平面図である。 第1内部電極102を示す積層圧電セラミック部品100の断面図である。 第3内部電極104を示す積層圧電セラミック部品100の断面図である。 第3内部電極103を示す積層圧電セラミック部品100の断面図である。 図(a)は、溝120が設けられた第1側面101aの模式図である。図(b)は、図(a)のD−D線に沿った切断面の一部の図である。図(c)は、第1側面101aに絶縁膜112を形成した例である。 積層圧電セラミック部品100に印加される電圧波形の例である。 比較例に係る積層圧電セラミック部品300の斜視図である。 絶縁膜112を備える積層圧電セラミック部品100を示す斜視図である。 シート部材を示す模式図である。 積層圧電セラミック部品100を備える圧電デバイス400の模式図である。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施形態を説明する。各図面には、XYZ軸座標が導入される場合がある。
[蓄電圧電セラミック部品の構成]
図1及び図2は、本実施形態に係る積層圧電セラミック部品100の斜視図であり、図2は、図1の反対側から見た図である。
図1及び図2に示すように、積層圧電セラミック部品100は、圧電セラミック体101、第1内部電極102、第2内部電極103、第3内部電極104、第1表面電極105、第2表面電極106、第1端面端子電極107、第2端面端子電極108、第3端面端子電極109、第1表面端子電極110及び第2表面端子電極111を備える。
圧電セラミック体101は、圧電性セラミック材料からなる。圧電セラミック体101は、Z軸方向に並ぶ複数の圧電セラミック層を含む。圧電セラミック層は、Z軸方向において、第1内部電極102と第2内部電極103との間に設けられるとともに、第3内部電極104と第2内部電極103との間に設けられる。本実施形態では、圧電セラミック層も圧電セラミック体101と呼称する。
圧電セラミック体101は、例えば、ニオブ酸リチウム(LiNbO)、タンタル酸リチウム(LiTaO)又は、チタン酸ジルコン酸鉛(PbZrO−PbTiO)等からなるものとすることができる。
図1及び図2に示すように圧電セラミック体101は、直方体形状を有する。X軸方向を長さ方向、Y軸方向を幅方向、Z軸方向を厚さ方向とすると、圧電セラミック体101は、長さ>幅>厚さとなる形状を有する。
圧電セラミック体101の表面について、幅方向(Y軸方向)に対向する面を第1側面101a及び第2側面101bとし、長さ方向(X軸方向)に対向する面を第1端面101c及び第2端面101dとする。また、厚み方向(Z軸方向)に対向する面を上面101e及び下面101fとする。
図3は、第1側面101aを示す平面図であり、図4は、第2側面101bを示す平面図である。
図5は、第1端面101cを示す平面図であり、図6は、第2端面101dを示す平面図である。
図7は、上面101eを示す平面図であり、図8は、下面101fを示す平面図である。
図3及び図4に示すように、圧電セラミック体101は、Z軸方向において区分けされた、上面101e側の第1領域101gと、下面101f側の第2領域101hを有する。第1領域101gの厚みと第2領域101hの厚みは、1:1が好適である。
第1内部電極102は、第1領域101gの内部に形成され、圧電セラミック体101を介して第2内部電極103及び第1表面電極105と対向する(図3及び図4参照)。図9は、第1内部電極102を示す積層圧電セラミック部品100の断面図であり、図3及び図4のA−A線での断面図である。図9に示すように第1内部電極102は、第1端面101cに引き出されて第1端面101cに部分的に露出し、第1端面端子電極107に電気的に接続されている。
また、第1内部電極102は、圧電セラミック体101の幅(Y軸方向)と同一の幅を有し、第1側面101a及び第2側面101bに露出する(図3及び図4参照)。第1内部電極102の層数は、特に限定されず、一層又は複数層とすることができる。
第3内部電極104は、第2領域101hの内部に形成され、圧電セラミック体101を介して第2内部電極103及び第2表面電極106と対向する(図3及び図4参照)。図10は、第3内部電極104を示す積層圧電セラミック部品100の断面図であり、図3及び図4のB−B線での断面図である。図10に示すように第3内部電極104は、第1端面101cに引き出されて第1端面101cに部分的に露出し、第3端面端子電極109に電気的に接続されている。
また、第3内部電極104は、圧電セラミック体101の幅(Y軸方向)と同一の幅を有し、第1側面101a及び第2側面101bに露出する(図3及び図4参照)。第3内部電極104の層数は、特に限定されず、一層又は複数層とすることができる。
第2内部電極103は、第1領域101g及び第2領域101hの内部に形成されている。
第2内部電極103は、第1領域101gの内部では、第1内部電極102と厚さ方向(Z軸方向)に所定の距離をおいて第1内部電極102と交互に積層され、圧電セラミック体101を介して第1内部電極102と対向する(図3及び図4参照)。
また、第2内部電極103は、第2領域101hの内部では、第3内部電極104と厚さ方向(Z軸方向)に所定の距離をおいて第3内部電極104と交互に積層され、圧電セラミック体101を介して第3内部電極104と対向する(図3及び図4参照)。
図11は、第3内部電極103を示す積層圧電セラミック部品100の断面図であり、図3及び図4のC−C線での断面図である。図11に示すように第2内部電極103は、第2端面101dに引き出されて第2端面101dに露出し、第2端面端子電極108に電気的に接続されている。
また、第2内部電極103は、圧電セラミック体101の幅(Y軸方向)と同一の幅を有し、第1側面101a及び第2側面101bに露出する(図3及び図4参照)。第2内部電極103の層数は、第1内部電極102及び第3内部電極104の層数に応じた数とすることができる。
なお、第1側面101a、第2側面101b、第1端面101c及び第2端面101dの少なくともいずれかには、例えば、算術平均粗さ(Ra)が0.2μm以上2.0μm以下の溝が設けられている。この溝については、別の図を用いて後述する。
第1表面電極105は、第2端面101d側から伸びて上面101eに形成され(図1参照)、第2端面端子電極108に電気的に接続されている。第1表面電極105は、Z軸方向において圧電セラミック体101を介して第1内部電極102に対向する。また、第1表面電極105は、上面101eにおいて第1表面端子電極110及び第2表面端子電極111とは離間し、これらとは電気的に絶縁されている(図7参照)。
第2表面電極106は、第2端面101d側から伸びて下面101fに形成され、第2端面端子電極108に電気的に接続されている。(図2参照)。第2表面電極106は、圧電セラミック体101を介して第3内部電極104と対向する。
第1端面端子電極107は、第1端面101cに形成され(図1参照)、第1内部電極102に電気的に接続されている。また、第1端面端子電極107は、第3内部電極104及び第3端面端子電極109とは、電気的に絶縁されている。第1端面端子電極107は、第1端面101cにおいて上面101eと下面101fの間に形成され、第1表面端子電極110に電気的に接続されている。
第3端面端子電極109は、第1端面101cに形成され(図1参照)、第3内部電極104に電気的に接続されている。また、第3端面端子電極109は、第1内部電極102及び第1端面端子電極107とは、電気的に絶縁されている。第3端面端子電極109は、第1端面101cにおいて上面101eと下面101fの間に形成され、第2表面端子電極111に電気的に接続されている。
第2端面端子電極108は、第2端面101dに形成され(図2参照)、第2内部電極103に電気的に接続されている。また、第2端面端子電極108は、第2端面101dにおいて上面101eと下面101fの間に形成され、第1表面電極105及び第2表面電極106に電気的に接続されている。
第1表面端子電極110は、上面101eに形成されている(図1参照)。第1表面端子電極110は、第1端面端子電極107に電気的に接続され、第2表面端子電極111及び第1表面電極105とは、電気的に絶縁されている。
第2表面端子電極111は、上面101eに形成されている(図1参照)。第2表面端子電極111は、第3端面端子電極109に電気的に接続され、第1表面端子電極110及び第1表面電極105とは、電気的に絶縁されている。
第1内部電極102、第2内部電極103、第3内部電極104、第1表面電極105、第2表面電極106、第1端面端子電極107、第2端面端子電極108、第3端面端子電極109、第1表面端子電極110及び第2表面端子電極111は、導電性材料からなる。この導電性材料は、例えば、Ag、Ag/Pd、Pd、Cu及びNiのいずれかとすることができる。
このように第1内部電極102、第2内部電極103及び第3内部電極104は、圧電セラミック体101の内部に形成され、圧電セラミック体101を介して第1内部電極102と第2内部電極103が対向し、第3内部電極104と第2内部電極103が対向する。第1内部電極102、第3内部電極104及び第2内部電極103は、互いに絶縁されている。
[溝]
図12(a)は、溝120が設けられた第1側面101aの模式図である。図12(b)には、図12(a)のD−D線に沿った切断面の一部が示されている。溝120は、第1側面101aに限らず、第1側面101a、第2側面101b、第1端面101c及び第2端面101dの少なくともいずれかに設けられてもよい。
本実施形態に係る第1側面101aは、圧電セラミック体101、第1内部電極102、第2内部電極103及び第3内部電極104が露出した面であるとともに、溝120が設けられた面でもある。溝120は、X軸方向(長さ方向)に対して非平行に延在する。例えば、溝120は、XZ軸平面で円弧状に構成される。溝120は、連続的に伸びてもよく、断続的であってもよい。また、溝120は、直線状でもよい。溝120の数は、図示された例よりも密に構成されてもよく、疎に構成されてよい。
溝120は、例えば、第1側面101aが円板状のダイシングブレードによって切断されたことによって形成される。例えば、ダイシングブレードに含まれるダイヤモンド砥粒等が第1側面101aを擦ることによって溝120が形成される。溝120は、いわゆるダイシング痕である。溝120が形成された第1側面101aの表面粗さは、ダイヤモンド砥粒の粒径を調節することで制御される。
このように、本実施形態では、第1側面101a、第2側面101b、第1端面101c及び第2端面101dの少なくともいずれかに溝120が設けられている。
図12(c)は、第1側面101aに絶縁膜112を形成した例である。
第1内部電極102、第2内部電極103及び第3内部電極104が露出した第1側面101aには、電極間同士の絶縁性、耐湿性の観点から、絶縁膜112を付設する場合がある。
このような場合、第1側面101aには、溝120が設けられているので、アンカー効果によって絶縁膜112と第1側面101aとの密着性が大きく向上する。また、ダイシング痕を溝120として用いた場合には、第1側面101a、第2側面101b、第1端面101c及び第2端面101dを研磨する工程が省け、積層圧電セラミック部品のコスト上昇が抑えられる。
積層圧電セラミック部品100のサイズは、特に限定されないが、長さ(X軸方向)をL、幅(Y軸方向)をWとすると、L/Wは、16〜50程度が好適である。また厚み(Z軸方向)は、0.5mm〜1.5mm程度が好適である。
[蓄電圧電セラミック部品の動作]
積層圧電セラミック部品100は、第1内部電極102と第2内部電極103の間と、第3内部電極104と第2内部電極103の間にそれぞれ独立して電圧を印加することができる。
第1内部電極102と第2内部電極103の間に電圧を印加すると、第1内部電極102と第2内部電極103の間の圧電セラミック体101に逆圧電効果が発生し、第1領域101gにX軸方向において変形(伸縮)を生じる。また、第3内部電極104と第2内部電極103の間に電圧を印加すると、第3内部電極104と第2内部電極103の間の圧電セラミック体101に逆圧電効果が発生し、第2領域101hにX軸方向において変形(伸縮)を生じる。
このように積層圧電セラミック部品100では、第1領域101gと第2領域101hの変形を独立して制御することができる。第1領域101g及び第2領域101hがそれぞれX軸方向に変形することにより、積層圧電セラミック部品100をZ軸方向において変形(屈曲)させることが可能である。
図13(a)、(b)は、積層圧電セラミック部品100に印加される電圧波形の例である。図13(a)は、第1内部電極102と第2内部電極103の間の電圧(V1)の波形であり、図13(b)は、第3内部電極104と第2内部電極103の間の電圧(V2)の波形である。なお、Vは、第2内部電極103の電位を示す。同図に示すように、電圧V1と電圧V2を同位相の逆バイアスとすることにより、第1領域101gと第2領域101hの一方を伸張させ、他方を縮小させることが可能である。
特に、このような動作が長時間にわたって持続しても、絶縁膜112が第1側面101a、第2側面101b、第1端面101c及び第2端面101dに強固に密着しているので、積層圧電セラミック部品100では、これらの側面、端面から絶縁膜112が剥がれにくくなっている。
なお、第1領域101gの厚みと第2領域101hの厚みを1:1とすることにより、第1領域101gと第2領域101hの変形量が対称的となり、好適である。また、電圧V1及び電圧V2の波形は、図9に示すものに限られず、サイン波や三角波であってもよい。
[サイドマージンレス構造について]
積層圧電セラミック部品100は、上述のように第1内部電極102、第2内部電極103及び第3内部電極104が第1側面101a及び第2側面101bに露出した構造を有する。
図14は、比較例に係る積層圧電セラミック部品300の斜視図である。
同図に示すように積層圧電セラミック部品300は、圧電セラミック体301、表面電極302、第1端子電極303及び第2端子電極304を備える。また、積層圧電セラミック部品300は、第1内部電極102、第2内部電極103及び第3内部電極104に相当する図示しない内部電極を備える。
積層圧電セラミック部品300では、内部電極は、側面に露出しておらず、圧電セラミック体301の内部に埋設されている。内部電極の側面側には、図14に示すように圧電材料からなるサイドマージンSが設けられている。
このサイドマージンSは、積層圧電セラミック部品300が駆動される際、Z軸方向において内部電極によって挟まれていないため、積層圧電セラミック部品300の変位を抑制する拘束部として作用する。これにより、積層圧電セラミック部品300の変位性能を低下させる。
これに対し、積層圧電セラミック部品100では、第1内部電極102、第2内部電極103及び第3内部電極104のそれぞれの幅と、一対の側面101a、101bの間の距離は、同じである。すなわち、積層圧電セラミック部品100では、第1内部電極102、第2内部電極103及び第3内部電極104が第1側面101a及び第2側面101bに露出し、サイドマージンを有していない。このため、サイドマージンによる拘束作用を受けず、大変位を生じさせることが可能であり、かつ変位性能の低下を防止することが可能である。
[絶縁膜について]
図15は、絶縁膜112を備える積層圧電セラミック部品100を示す斜視図である。
上記の絶縁膜112は、第1側面101a、第2側面101b、第1端面101c及び第2端面101dに限らず、積層圧電セラミック部品100の外周を被覆してもよい。ここで、X軸方向において、上面101eに形成された絶縁膜112の長さが第2表面電極106の長さと同じになっている。
すなわち、絶縁膜112には、第1表面端子電極110、第2表面端子電極111及び第1表面電極105の一部を露出させる開口112aが設けられている。積層圧電セラミック部品100では、1つの開口112aを介して第1表面端子電極110、第2表面端子電極111及び第1表面電極105への電気的接続(3端子接続)が可能になる。これにより配線構造がコンパクトになる。
絶縁膜112が被覆する範囲は、図15に示すものに限られず、第1内部電極102、第2内部電極103及び第3内部電極104が露出する第1側面101a及び第2側面101bを少なくとも被覆するものであればよい。
なお、絶縁膜112は、圧電セラミック体101とは異なる材料であり、軟らかい材料を利用することが可能であるため、絶縁膜112による拘束作用は、極めて小さいものとすることができる。すなわち、積層圧電セラミック部品100では、変位性能の低下が防止される。
絶縁膜112の材料は、絶縁性材料であれば特に限定されない。例えば、絶縁膜112の材料としては、ポリイミド、ポリプロピレン、アクリル、エポキシ系等の有機樹脂、Si、SiO等の無機絶縁膜が適用される。特に、絶縁膜112として有機樹脂を使用する場合には、無機絶縁膜を使用する場合に比べて、側面、端面の表面粗さを粗くすることにより、絶縁膜112の密着力が向上する傾向にある。
[製造方法について]
積層圧電セラミック部品100の製造方法について説明する。
積層圧電セラミック部品100は、シート部材を積層することによって製造することができる。図16(a)〜図16(e)は、シート部材を示す模式図である。図16(a)は、第1表面電極105、第1表面端子電極110、第2表面端子電極111及び圧電セラミック体201からなるシート部材210を示し、図16(b)は、第1内部電極102及び圧電セラミック体201からなるシート部材220を示す。
図16(c)は、第2内部電極103及び圧電セラミック体201からなるシート部材230を示し、図16(d)は、第3内部電極104及び圧電セラミック体201からなるシート部材240を示す。図16(e)は、第2表面電極106及び圧電セラミック体201からなるシート部材250を示す。
まず、シート部材250上に、圧電セラミック体のみからなるシート部材(以下、圧電体シート部材)を積層し、その上にシート部材240、圧電体シート部材、シート部材230を順に積層する。さらに、圧電体シート部材を介してシート部材240とシート部材230を交互に積層する。
続いて、圧電体シート部材を介してシート部材220とシート部材230を交互に積層し、その上に圧電体シート部材及びシート部材210を順に積層する。続いてこの積層体を圧着し、加熱等によりバインダーを除去する。
続いて、焼成を行う。この段階では、各内部電極は、圧電セラミック体201に埋設され、サイドマージンが形成される。続いて熱処理により第1端面101cに第1端面端子電極107及び第3端面端子電極109を形成し、第2端面101dに第2端面端子電極108を形成する。
続いて、サイドマージンをダイシングによりカットして除去する。これにより、第1側面101a、第2側面101b、第1端面101c及び第2端面101dの少なくともいずれかに溝120が形成される。なお、第1側面101a、第2側面101b、第1端面101c及び第2端面101dの表面粗さについては、所望の粗さとなるように研磨技術を用いて適宜調製してもよい。
これにより、圧電セラミック体201から圧電セラミック体101が形成される。サイドマージンのカットにより、第1側面101a及び第2側面101bが形成され、第1内部電極102、第2内部電極103及び第3内部電極104が第1側面101a及び第2側面101bから露出する(図1参照)。
続いて、開口112aを除いて絶縁膜112を形成する(図16参照)。絶縁膜112は、ミストデポジッション、スパッタ又はディップ等の方法で形成することができる。その後、第1表面端子電極110及び第2表面端子電極111と電気的導通をとり、直流電圧を印加する。これにより分極処理がなされ、圧電セラミック体101が活性化する。
積層圧電セラミック部品100は、以上のようにして製造することが可能である。なお、積層圧電セラミック部品100の製造方法は、ここに示すものに限られない。
[圧電デバイスについて]
積層圧電セラミック部品100は、振動部材に実装され、圧電デバイスを構成することができる。図17は、積層圧電セラミック部品100を備える圧電デバイス400の模式図である。同図に示すように圧電デバイス400は、積層圧電セラミック部品100、振動部材410及び固定冶具252を備える。
振動部材410は、ディスプレイのガラスパネルや金属板であり特に限定されない。接合部420は、樹脂等であり、積層圧電セラミック部品100を振動部材410に接合する。
積層圧電セラミック部品100は、上面101eのうち、第1端面101c側の領域が固定冶具252に接合されている。第1表面端子電極110、第2表面端子電極111及び第1表面電極105には、図示しない配線が電気的に接続されている。
各電極に電圧が印加されると、上述のように積層圧電セラミック部品100には、Z軸方向に変形を生じる(図中矢印)。これにより、振動部材410を振動させることが可能である。なお、積層圧電セラミック部品100の実装方法は、ここに示すものに限られず、例えば上面101eの全体を接合部420に接合してもよい。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上述の実施形態にのみ限定されるものではなく種々変更を加え得ることは勿論である。各実施形態は、独立の形態とは限らず、技術的に可能な限り複合させることができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上述の実施形態にのみ限定されるものではなく種々変更を加え得ることは勿論である。各実施形態は、独立の形態とは限らず、技術的に可能な限り複合させることができる。
100、300…積層圧電セラミック部品
101、201、301…圧電セラミック体
101a…第1側面
101b…第2側面
101c…第1端面
101d…第2端面
101h…第1領域
101g…第2領域
101e…上面
101f…下面
102…第1内部電極
103…第2内部電極
104…第3内部電極
105…第1表面電極
106…第2表面電極
107…第1端面端子電極
108…第2端面端子電極
109…第3端面端子電極
110…第1表面端子電極
111…第2表面端子電極
112…絶縁膜
112a…開口
120…溝
210、220、230、240、250…シート部材
252…固定冶具
302…表面電極
303…端子電極
304…端子電極
400…圧電デバイス
410…振動部材
420…接合部

Claims (5)

  1. 厚さ方向に対向する上面及び下面と、長さ方向に対向する第1の端面及び第2の端面と、幅方向に対向する一対の側面とを有する直方形状の圧電セラミック体と、
    前記圧電セラミック体の内部に形成され、前記第1の端面に引き出された第1の内部電極と、
    前記圧電セラミック体の内部に形成され、前記第2の端面に引き出され、前記第1の内部電極と厚さ方向に所定の距離をおいて交互に積層された第2の内部電極と、
    前記第1の端面に形成され、前記第1の内部電極と電気的に接続する第1の端子電極と、
    前記第2の端面に形成され、前記第2の内部電極と電気的に接続される第2の端子電極とを具備し、
    前記第1の内部電極及び前記第2の内部電極の幅と、前記一対の側面の間の距離とは、同じであり、
    前記一対の側面の少なくともいずれかは、前記長さ方向に対して非平行に延在する溝を有する
    積層圧電セラミック部品。
  2. 請求項1に記載の積層圧電セラミック部品であって、
    前記圧電セラミック体の前記内部に前記第1の端面の前記第1の内部電極と異なる位置に引き出され、前記第2の内部電極と厚さ方向に所定の距離をおいて交互に積層された第3の内部電極と、
    前記第1の端面の前記第1の内部電極と異なる位置に、前記第3の内部電極と電気的に接続する第3の端子電極と
    をさらに具備し、
    前記第3の内部電極の幅と、前記一対の側面の間の距離とは、同じである
    積層圧電セラミック部品。
  3. 請求項1又は2に記載の積層圧電セラミック部品であって、
    前記一対の側面は、前記圧電セラミック体とは異なる絶縁体からなる絶縁膜で覆われている
    積層圧電セラミック部品。
  4. 請求項1〜3のいずれか1つに記載の積層圧電セラミック部品であって、
    前記圧電セラミック体には、長さ>幅>厚さの関係がある
    積層圧電セラミック部品。
  5. 振動部材と、
    前記振動部材に実装された積層圧電セラミック部品とを具備し、
    前記積層圧電セラミック部品は、
    厚さ方向に対向する上面及び下面と、長さ方向に対向する第1の端面及び第2の端面と、幅方向に対向する一対の側面とを有する直方形状の圧電セラミック体と、
    前記圧電セラミック体の内部に形成され、前記第1の端面に引き出された第1の内部電極と、
    前記圧電セラミック体の内部に形成され、前記第2の端面に引き出され、前記第1の内部電極と厚さ方向に所定の距離をおいて交互に積層された第2の内部電極と、
    前記第1の端面に形成され、前記第1の内部電極と電気的に接続する第1の端子電極と、
    前記第2の端面に形成され、前記第2の内部電極と電気的に接続される第2の端子電極とを有し、
    前記第1の内部電極及び前記第2の内部電極の幅と、前記一対の側面の間の距離とは、同じであり、
    前記一対の側面の少なくともいずれかは、前記長さ方向に対して非平行に延在する溝を有する
    圧電デバイス。
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