JP2019132545A - 空気調和装置の室外機 - Google Patents

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Abstract

【課題】複数の熱交換器が配置された空気調和装置の室外機において、ドレン水が底板に貯まることを抑制する。【解決手段】第1熱交換器(11)および第2熱交換器(12)を、それぞれの内側熱交換部(17,18)が互いに向かい合うように配置して、ケーシング(3)に、第1熱交換器(11)の内側熱交換部(17)と第2熱交換器(12)の内側熱交換部(18)との間から底板(5)の下方へドレン水を排出する中間排水開口(68)を形成する。【選択図】図2

Description

本開示は、空気調和装置の室外機に関するものである。
従来より、特許文献1のように、ケーシング内に2つの熱交換器が隙間を空けて対向して配置されている空気調和装置の室外機が知られている。
特開2016−180544号公報
特許文献1のような空気調和装置の室外機では、暖房運転中に熱交換器に霜が付着する。付着した霜を溶かすために除霜運転を行うと、霜が溶けてできたドレン水が熱交換器から流れ落ちる。特に、底板における2つの熱交換器の間に位置する部分には、それぞれの熱交換器から発生するドレン水が流れ落ちる。このため、この部分には、他の部分に比べて多量のドレン水が流れる。ドレン水が十分に排出されずに暖房運転が開始されると、排出されずに貯まったドレン水が再凍結してしまうおそれがある。この現象が繰り返されると、ケーシング内に凍結したドレン水が蓄積され、故障の原因となるおそれがある。
本開示の目的は、複数の熱交換器が配置された空気調和装置の室外機において、ドレン水を十分に排出させて、ドレン水が底板に貯まることを抑制することにある。
本開示の第1の態様は、底板(5)を有するケーシング(3)と、上記ケーシング(3)内に収容された第1熱交換器(11)および第2熱交換器(12)とを備える空気調和装置の室外機であって、上記第1熱交換器(11)および上記第2熱交換器(12)のそれぞれは、上記底板(5)の外周縁に沿うように配置された外周熱交換部(14,15)と、上記外周熱交換部(14,15)から上記ケーシング(3)の内側へ延びる内側熱交換部(17,18)とを備え、上記第1熱交換器(11)および上記第2熱交換器(12)は、それぞれの上記内側熱交換部(17,18)が互いに向かい合うように配置され、上記ケーシング(3)には、上記第1熱交換器(11)の上記内側熱交換部(17)と上記第2熱交換器(12)の上記内側熱交換部(18)との間から上記底板(5)の下方へドレン水を排出する中間排水開口(68)が形成されていることを特徴とする。
第1の態様では、第1熱交換器(11)と第2熱交換器(12)との間において、ドレン水を排出しやすくなる。このため、底板(5)にドレン水が貯まることを抑制することができる。
本開示の第2の態様は、第1の態様において、上記中間排水開口(68)は、上記底板(5)を貫通しかつ上記内側熱交換部(17,18)に沿う方向に延びる長孔状のドレン排出孔(68)であり、上記内側熱交換部(17,18)に沿う方向に並んで複数形成されていることを特徴とする。
第2の態様では、中間排水開口(68)を容易に設けることができる。また、第1熱交換器(11)と第2熱交換器(12)との間において、さらにドレン水を排出しやすくすることができる。
本開示の第3の態様は、第1又は第2の態様において、上記底板(5)は、上記第1熱交換器(11)の下方に位置する第1底板部材(61)と、上記第2熱交換器(12)の下方に位置する第2底板部材(62)とに分割されており、上記第1底板部材(61)と上記第2底板部材(62)との一方にだけ上記中間排水開口(68)が形成されていることを特徴とする。
第3の態様では、底板(5)を複数の部材に分けることで部材の大型化を抑えながら、中間排水開口(68)を設けることができる。
本開示の第4の態様は、第1の態様において、上記底板(5)は、上記第1熱交換器(11)の下方に位置する第1底板部材(61)と、上記第2熱交換器(12)の下方に位置する第2底板部材(62)とに分割されており、上記第1底板部材(61)と上記第2底板部材(62)とは、互いに間隔を空けて配置され、上記中間排水開口(68)は、上記第1底板部材(61)と上記第2底板部材(62)との隙間によって構成されていることを特徴とする。
第4の態様では、底板(5)を複数の部材に分けることで部材の大型化を抑えながら、中間排水開口(68)を設けることができる。
本開示の第5の態様は、第1〜第4の態様において、上記底板(5)には、複数の山部(51)と複数の谷部(52)とが交互に形成されていることを特徴とする。
第5の態様では、底板(5)を波板形状にすることができる。このため、底板(5)の強度を上げることができる。
本開示の第6の態様は、第1〜第5の態様において、上記第1熱交換器(11)の上記内側熱交換部(17)および上記第2熱交換器(12)の上記内側熱交換部(18)は、上記山部(51)に支持され、上記中間排水開口(68)は、上記谷部(52)に形成されていることを特徴とする。
第6の態様では、第1熱交換器(11)および第2熱交換器(12)から発生したドレン水が中間排水開口(68)へ落下しやすくなる。このため、さらに、底板(5)においてドレン水を排出しやすくすることができる。
本開示の第7の態様は、第6の態様において、上記山部(51)および上記谷部(52)は、上記内側熱交換部(17,18)に沿う方向に延びていることを特徴とする。
第7の態様では、第1熱交換器(11)および第2熱交換器(12)を安定して支持することができる。
図1は、実施形態に係る空気調和装置の室外機の斜視図である。 図2は、底板および据付脚を示す概略平面図である。 図3は、底板を示す概略正面図である。
《実施形態》
実施形態について説明する。本実施形態は、空気調和装置の室外機(2)である。本実施形態の室外機(2)が設けられる空気調和装置は、オフィス等の室内空間の冷房と暖房を行う。なお、空気調和装置が空気調和を行う対象空間は、オフィスや住宅などの居室内空間に限られず、物品を保管する倉庫内の空間や、物品を取り扱う作業用空間(例えば、クリーンルーム)などであってもよい。
−室外機の構成−
室外機(2)の構成について説明する。なお、以下の説明において、「上」、「下」、「左」、「右」、「前」および「後」、は、特にことわりのない限り、図1に記載された方向を意味する。
図1に示すように、本実施形態の空気調和装置の室外機(2)は、略直方体形状に形成されている。室外機(2)は、側方から空気を取り込んで上方へ空気を吹き出す上吹き型の室外機(2)である。
室外機(2)は、図2に示すように、ケーシング(3)内に第1熱交換器(11)、第2熱交換器(12)、第1圧縮機(21)、第2圧縮機(22)、第1電装品箱(23)、第2電装品箱(24)、第1油分離器(25)、第2油分離器(26)、およびアキュムレータ(27)を主として備えている。第1熱交換器(11)、第1圧縮機(21)、第1電装品箱(23)、第1油分離器(25)およびアキュムレータ(27)は、ケーシング(3)内の右側に配置されている。一方、第2熱交換器(12)、第2圧縮機(22)、第2電装品箱および第2油分離器(26)は、ケーシング(3)内の左側に配置されている。
〈ケーシング〉
図1〜図3に示すように、ケーシング(3)は、据付脚(4)と、底板(5)と、支柱(7)と、ファンモジュール(8)と、前面パネル(9)とを備えている。
据付脚(4)は、ケーシング(3)の下端部に設けられている。据付脚(4)は、ケーシング(3)の前端および後端にそれぞれ設けられかつ左右方向に延びる一対の部材である。
底板(5)は、一対の据付脚(4)上に架け渡されてケーシング(3)の底面を形成している。底板(5)は、複数の山部(51)と複数の谷部(52)とが左右方向に交互に形成されている波板形状を成している。底板(5)の詳細については後述する。
支柱(7)は、第1支柱(7a)と第2支柱(7b)とからなる。第1支柱(7a)は、底板(5)の角部位置から鉛直方向に延びている。すなわち、第1支柱(7a)は4つ設けられている。第2支柱(7b)は、一対の据付脚(4)の左右方向の中央の左寄りの位置から鉛直方向に延びている。すなわち、第2支柱(7b)は2つ設けられている。
ファンモジュール(8)は、ケーシング(3)の上部を形成している。ファンモジュール(8)は、支柱(7)の上側に位置している。ファンモジュール(8)は、上面および下面が開口した略直方体形状の箱体である。ファンモジュール(8)は、上面および下面が開口することにより、上方へ向かう空気が通る空気通路の一部を形成している。ファンモジュール(8)の前後左右の面は板金によって覆われている。特に、ファンモジュール(8)の前面は、後述する前面パネル(9)に覆われている。ファンモジュール(8)は、内部に左右一対のファン(81)やベルマウス(82)を有している。ファンモジュール(8)は、上面の開口に吹出グリル(83)を備えている。
前面パネル(9)は、ケーシング(3)の前面を形成している。前面パネル(9)は、左右方向に4つに分割されている。前面パネル(9)は、ケーシング(3)の上端部から下端部に亘って設けられている。
〈熱交換器〉
室外機(2)は、熱交換器として第1熱交換器(11)と第2熱交換器(12)とを備えている。第1熱交換器(11)および第2熱交換器(12)は、多数の伝熱管とフィンとを備えている。伝熱管は、いわゆる扁平管であって、上下方向に一定の間隔で配置される。フィンは、起立した板状に形成され、伝熱管の軸方向に一定の間隔で配置される。伝熱管およびフィンの材質は、いずれもアルミニウム合金である。第1熱交換器(11)および第2熱交換器(12)は、扁平管が2列に配列された複数列型の熱交換器である。また、第1熱交換器(11)および第2熱交換器(12)は、それぞれ外側面から内側面へ向かって空気が通過するように形成されている。
上述したように、第1熱交換器(11)は、ケーシング(3)内の右側に配置されている。具体的には、第1熱交換器(11)は、第2支柱(7b)よりも右側に位置している。
図2に示すように、第1熱交換器(11)は、上面視略U字形状に曲がるように形成されている。第1熱交換器(11)は、右側の端部が底板(5)の前端部に位置している。一方、第1熱交換器(11)は、左側の端部が底板(5)の前後方向中間部の前寄りの位置に位置している。第1熱交換器(11)は、上記右側の端部を有する外周熱交換部としての第1外周熱交換部(14)と、上記左側の端部を有する内側熱交換部としての第1内側熱交換部(17)とからなる。
第1外周熱交換部(14)は、底板(5)の外周縁に沿うように配置されている。具体的には、第1外周熱交換部(14)は、第1熱交換器(11)のうち底板(5)の右端縁に沿う右面部(14a)および右側の後端縁に沿う第1後面部(14b)を備えるように曲げられている。すなわち、第1外周熱交換部(14)は、ケーシング(3)の外部に面している。右面部(14a)は、後述する右側のサイドステー(55)に支持されている。第1後面部(14b)は、据付脚(4)と底板(5)とに支持されている。
第1内側熱交換部(17)は、第1外周熱交換部(14)からケーシング(3)の内側へ延びるように連続して形成されている。第1内側熱交換部(17)は、第1後面部(14b)の左側端部から前方に向かって曲げられて形成されている。すなわち、第1内側熱交換部(17)は、第1外周熱交換部(14)の右面部(14a)と対向している。図1にも示すように、第1内側熱交換部(17)は、第2支柱(7b)の右寄りの位置に位置している。第1内側熱交換部(17)は、後述する第2底板部材(62)に支持されている。
上述したように、第2熱交換器(12)は、ケーシング(3)内の左側に配置されている。具体的には、第2熱交換器(12)は、第2支柱(7b)よりも左側に位置している。
図2に示すように、第2熱交換器(12)は、上面視略U字形状に曲がるように形成されている。第2熱交換器(12)は、左側の端部が底板(5)の前端部に位置している。一方、第2熱交換器(12)は、右側の端部が底板(5)の前後方向中間部の前寄りの位置に位置している。第2熱交換器(12)は、上記左側の端部を有する外周熱交換部としての第2外周熱交換部(15)と、上記右側の端部を有する内側熱交換部としての第2内側熱交換部(18)とからなる。
第2外周熱交換部(15)は、底板(5)の外周縁に沿うように配置されている。具体的には、第2外周熱交換部(15)は、第2熱交換器(12)のうち底板(5)の左端縁に沿う左面部(15a)および左側の後端縁に沿う第2後面部(15b)とを備えるように曲げられている。すなわち、第2外周熱交換部(15)は、ケーシング(3)の外部に面している。左面部(15a)は、後述する左側のサイドステー(55)に支持されている。第2後面部(15b)は、据付脚(4)と底板(5)とに支持されている。
第2内側熱交換部(18)は、第2外周熱交換部(15)からケーシング(3)の内側へ延びるように連続して形成されている。第2内側熱交換部(18)は、第2後面部(15b)の右側端部から前方に向かって曲げられて形成されている。すなわち、第2内側熱交換部(18)は、第2外周熱交換部(15)の左面部(15a)と対向している。図1にも示すように、第2内側熱交換部(18)は、第2支柱(7b)の左寄りの位置に位置している。第2内側熱交換部(18)は、後述する第2底板部材(62)に支持されている。
このような構成により、第1熱交換器(11)および第2熱交換器(12)は、ケーシング(3)内の左右方向の中央付近でそれぞれの内側熱交換部(17,18)の前面(外側面)が互いに向かい合うように配置されている。
−底板の詳細−
底板(5)は、大部分を形成する底板本体(60)と、左右方向両端部を形成する一対のサイドステー(55)とを備えている。
サイドステー(55)は、底板(5)の左端および右端にそれぞれ設けられている。サイドステー(55)は、一対の据付脚(4)の左右方向両端部に架け渡されて配置されている。サイドステー(55)は、ケーシング(3)の底面を構成する底面部と前後方向両端部に形成され、上方に向かって延びる耳部とを備えている。
右側のサイドステー(55)の底面部には、第1外周熱交換部(14)の右面部(14a)が載置されている。右側のサイドステー(55)の底面部には、前後方向に延びる長孔状の貫通孔が前後方向に複数並んで形成されている。
左側のサイドステー(55)の底面部には、第2外周熱交換部(15)の左面部(15a)が載置されている。左側のサイドステー(55)の底面部には、前後方向に延びる長孔状の貫通孔が前後方向に複数並んで形成されている。
〈底板本体〉
底板本体(60)は、ケーシング(3)の底面の大部分を形成している。底板本体(60)は、一対のサイドステー(55)およびの一対の据付脚(4)の間に設けられている。底板本体(60)は、それぞれ前後方向に延びる複数の山部(51)と複数の谷部(52)とを備えている。山部(51)および谷部(52)は、左右方向に交互に並んで形成されている。すなわち、各山部(51)および谷部(52)は、第1内側熱交換部(17)および第2内側熱交換部(18)に沿う方向に延びている。そして、第1内側熱交換部(17)および第2内側熱交換部(18)は、底板本体(60)の山部(51)の上に載置されて支持されている。
底板本体(60)は、左から順に、第2底板部材(62)、第1底板部材(61)、第3底板部材(63)に分割されている。
第2底板部材(62)は、底板本体(60)の左端から第2支柱(7b)に対応する部分の右寄りの位置までを形成している。第2底板部材(62)は、一対の据付脚(4)に連結されている。第2底板部材(62)の上方には、第2熱交換器(12)が位置している。また、第1熱交換器(11)の第1内側熱交換部(17)も第2底板部材(62)の上方に位置している。
第2底板部材(62)における底板本体(60)の左右方向の中央部付近に対応する位置には、中間部(65)が形成されている。中間部(65)は、第1内側熱交換部(17)と第2内側熱交換部(18)との間に位置している。中間部(65)は、第2底板部材(62)の谷部(52)のうちの1つである中間谷部(66)を含んでいる。中間谷部(66)には、ドレン水を底板(5)の下方へ排出する中間排水開口としてのドレン排出孔(68)が形成されている。ドレン排出孔(68)は、第2底板部材(62)を貫通しかつ前後方向に延びる長孔である。ドレン排出孔(68)は、前後方向に並んで複数形成されている。
中間谷部(66)の右隣に形成された山部(51)には、第1内側熱交換部(17)が載置されている。一方、中間谷部(66)の左隣に形成された山部(51)には、第2内側熱交換部(18)が載置されている。すなわち、第1内側熱交換部(17)および第2熱内側熱交換部は、第2底板部材(62)の山部(51)に支持されている。
第1底板部材(61)は、第2支柱(7b)の右寄りの位置から第1熱交換器(11)の左右方向中間部の右寄りの位置までを形成している。第1底板部材(61)は、一対の据付脚(4)に連結されている。第1底板部材(61)の上方には、第1熱交換器(11)が位置している。
第3底板部材(63)は、第1熱交換器(11)の左右方向中間部の右寄りの位置から底板本体(60)の右端までを形成している。第3底板部材(63)は、一対の据付脚(4)に連結されている。第3底板部材(63)の上方には、第1熱交換器(11)が位置している。
−実施形態1の効果−
本実施形態の空気調和装置の室外機(2)は、底板(5)を有するケーシング(3)と、ケーシング(3)内に収容された第1熱交換器(11)および第2熱交換器(12)とを備える。第1熱交換器(11)は、底板(5)の右端縁および右側の後端縁に沿うように配置された第1外周熱交換部(14)と、第1外周熱交換部(14)の左端からケーシング(3)の内側へ延びる第1内側熱交換部(17)とを備え、第2熱交換器(12)は、底板(5)の左端縁および左側の後端縁に沿うように配置された第2外周熱交換部(15)と、第2外周熱交換部(15)の右端からケーシング(3)の内側へ延びる第2内側熱交換部(18)とを備え、第1熱交換器(11)および第2熱交換器(12)は、それぞれの第1内側熱交換部(17)と第2内側熱交換部(18)とが互いに向かい合うように配置され、底板本体(60)には、第1内側熱交換部(17)と第2内側熱交換部(18)との間から底板(5)の下方へドレン水を排出する中間排水開口としてのドレン排出孔(68)が形成されている。
本実施形態では、中間部(65)には、第1内側熱交換部(17)および第2内側熱交換部(18)のドレン水が落下して、底板(5)における他の部分に比べて多量のドレン水が流れる。この中間部(65)にドレン排出孔(68)が形成されているので、第1内側熱交換部(17)および第2内側熱交換部(18)の下方でドレン水を排出しやすくなる。このため、中間部(65)でドレン水が貯まることを抑制することができる。
また、本実施形態の空気調和装置の室外機(2)において、中間排水開口(68)は、底板本体(60)を貫通しかつ前後方向である第1内側熱交換部(17)および第2内側熱交換部(18)に沿う方向に延びる長孔状のドレン排出孔(68)であり、前後方向に並んで複数形成されている。
本実施形態では、中間排水開口(68)を貫通孔にすることで、中間排水開口(68)を容易に設けることができる。また、中間部(65)の広い範囲にドレン排出孔(68)が形成される。このため、中間部(65)において、さらにドレン水を排出しやすくすることができる。
また、本実施形態の空気調和装置の室外機(2)において、底板本体(60)は、第1熱交換器(11)の下方に位置する第1底板部材(61)と、第2熱交換器(12)の下方に位置する第2底板部材(62)とに分割されており、中間部(65)は、第2底板部材(62)にだけ形成されている。
本実施形態では、底板本体(60)を複数の部材に分けることで部材の大型化を抑えながら、中間部(65)にドレン排出孔(68)を設けることができる。
また、本実施形態の空気調和装置の室外機(2)において、底板(5)の底板本体(60)には、複数の山部(51)と複数の谷部(52)とが交互に形成されている。
本実施形態では、底板本体(60)を波板形状にすることができる。このため、底板本体(60)の強度を上げることができる。したがって、ドレン排出孔(68)になる貫通孔を広い範囲に設けても、底板本体(60)の強度を担保することができる。
また、本実施形態の空気調和装置の室外機(2)において、第1内側熱交換部(17)および第2内側熱交換部(18)は、中間谷部(66)と互いに隣接する山部(51)に支持され、ドレン排出孔(68)は、中間谷部(66)に形成されている。
本実施形態では、第1熱交換器(11)および第2熱交換器(12)から発生したドレン水が山部(51)に落下した後、中間谷部(66)に流れやすくなる。このため、ドレン水がドレン排出孔(68)へ流れやすくなる。したがって、さらに、中間部(65)においてドレン水を排出しやすくすることができる。
また、本実施形態の空気調和装置の室外機(2)において、山部(51)および谷部(52)は、第1内側熱交換部(17)および第2内側熱交換部(18)に沿う方向に延びている。
本実施形態では、第1熱交換器(11)および第2熱交換器(12)を安定して支持することができる。
《その他の実施形態》
上記実施形態については、以下のような構成としてもよい。
上記実施形態の空気調和装置の室外機(2)において、第1内側熱交換部(17)は、第1底板部材(61)に、第2内側熱交換部(18)は、第2底板部材(62)に支持されるようにしてもよい。このとき、第1底板部材(61)と第2底板部材(62)とは、左右方向に互いに間隔を空けて配置してもよい。すなわち、中間部(65)は、第1底板部材(61)と第2底板部材(62)とに亘って形成される。また、中間排水開口(68)は、第1底板部材(61)と第2底板部材(62)との間の隙間になる。具体的には、中間排水開口(68)は、例えば、幅10mm程度のスリット状の隙間である。
この形態では、底板(5)を複数の部材に分けることで部材の大型化を抑えながら、中間排水開口(68)を設けることができる。また、底板本体(60)に貫通孔を形成する工程を要することなく、容易に中間排水開口(68)を設けることができる。
また、上記実施形態では、第1熱交換器(11)および第2熱交換器(12)は、扁平管が2列に配列された複数列型の熱交換器としたが、これに限定されない。第1熱交換器(11)および第2熱交換器(12)は、扁平管が1列に配列された熱交換器でもよく、扁平管が3列以上配列された熱交換器でもよい。また、第1熱交換器(11)および第2熱交換器(12)の形態は適宜変更されてよい。
以上、実施形態および変形例を説明したが、特許請求の範囲の趣旨および範囲から逸脱することなく、形態や詳細の多様な変更が可能なことが理解されるであろう。また、以上の実施形態および変形例は、本開示の対象の機能を損なわない限り、適宜組み合わせたり、置換したりしてもよい。
以上説明したように、本開示は、空気調和装置の室外機について有用である。
2 室外機
3 ケーシング
5 底板
11 第1熱交換器
12 第2熱交換器
14 第1外周熱交換部(外周熱交換部)
15 第2外周熱交換部(外周熱交換部)
17 第1内側熱交換部(内側熱交換部)
18 第2内側熱交換部(内側熱交換部)
51 山部
52 谷部
61 第1底板部材
62 第2底板部材
68 ドレン排出孔(中間排水開口)

Claims (7)

  1. 底板(5)を有するケーシング(3)と、上記ケーシング(3)内に収容された第1熱交換器(11)および第2熱交換器(12)とを備える空気調和装置の室外機であって、
    上記第1熱交換器(11)および上記第2熱交換器(12)のそれぞれは、
    上記底板(5)の外周縁に沿うように配置された外周熱交換部(14,15)と、
    上記外周熱交換部(14,15)から上記ケーシング(3)の内側へ延びる内側熱交換部(17,18)とを備え、
    上記第1熱交換器(11)および上記第2熱交換器(12)は、それぞれの上記内側熱交換部(17,18)が互いに向かい合うように配置され、
    上記ケーシング(3)には、上記第1熱交換器(11)の上記内側熱交換部(17)と上記第2熱交換器(12)の上記内側熱交換部(18)との間から上記底板(5)の下方へドレン水を排出する中間排水開口(68)が形成されていることを特徴とする空気調和装置の室外機。
  2. 請求項1において、
    上記中間排水開口(68)は、上記底板(5)を貫通しかつ上記内側熱交換部(17,18)に沿う方向に延びる長孔状のドレン排出孔(68)であり、上記内側熱交換部(17,18)に沿う方向に並んで複数形成されていることを特徴とする空気調和装置の室外機。
  3. 請求項1又は2において、
    上記底板(5)は、上記第1熱交換器(11)の下方に位置する第1底板部材(61)と、上記第2熱交換器(12)の下方に位置する第2底板部材(62)とに分割されており、
    上記第1底板部材(61)と上記第2底板部材(62)との一方にだけ上記中間排水開口(68)が形成されていることを特徴とする空気調和装置の室外機。
  4. 請求項1において、
    上記底板(5)は、上記第1熱交換器(11)の下方に位置する第1底板部材(61)と、上記第2熱交換器(12)の下方に位置する第2底板部材(62)とに分割されており、
    上記第1底板部材(61)と上記第2底板部材(62)とは、互いに間隔を空けて配置され、
    上記中間排水開口(68)は、上記第1底板部材(61)と上記第2底板部材(62)との隙間によって構成されていることを特徴とする空気調和装置の室外機。
  5. 請求項1から4の何れか1つにおいて、
    上記底板(5)には、複数の山部(51)と複数の谷部(52)とが交互に形成されていることを特徴とする空気調和装置の室外機。
  6. 請求項5において、
    上記第1熱交換器(11)の上記内側熱交換部(17)および上記第2熱交換器(12)の上記内側熱交換部(18)は、上記山部(51)に支持され、
    上記中間排水開口(68)は、上記谷部(52)に形成されていることを特徴とする空気調和装置の室外機。
  7. 請求項6において、
    上記山部(51)および上記谷部(52)は、上記内側熱交換部(17,18)に沿う方向に延びていることを特徴とする空気調和装置の室外機。
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