JP2019132428A - オートテンショナ - Google Patents
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Abstract
Description
ベース(固定部材)1は、図示されないエンジンブロックに固定される取付け部分であり、圧延鋼板等からなる金属部品で形成される。図1に示すように、ベース1は、台座部11と、台座部11の外縁部から前方に延びる円筒部12とを備えていて、揺動軸の軸Rと同軸心状に設けられている。
図1に示すように、揺動軸6は略円筒形状であり、前端にフランジ61が形成されている。揺動軸6は、ベース1に取り付けられていて、オートテンショナ100の支柱である。揺動軸6の軸線である軸Rは、前後方向に延びている。揺動軸6の後面は、締結ボルト62を介して、ベース1の前面に当接されている。揺動軸6とベース1とが周方向に相対回転しない様、両者は回り止めされている。図3に示すように、揺動軸6の後面における周方向対角2か所に凹部64が形成されていて、この凹部64と台座部11の前面に形成されたピン状の凸部15が嵌合することで、揺動軸6とベース1が回り止めされていてもよい。なお、揺動軸6の後面における周方向対角2か所に雌ネジ部を設け、ベース1の後面から両者をねじ止めして、揺動軸6とベース1を回り止めしてもよい。揺動軸6は、ブッシュ7を介して、アーム2が軸Rを中心に回動可能なようにアーム2を支持している。
図1に示すように、このブッシュ7は、略円筒形状の軸受部材である。より具体的には、ブッシュ7の前端にフランジ71が形成されていて、円筒部分72とフランジ71を有する。このフランジ71は、アーム2の前面と揺動軸6のフランジ61の後面とに挟まれて着座している。このブッシュ7は、揺動軸6の軸受機能(摩耗や摺動抵抗の安定化等)を有している。更に、コイルばね4が前後方向に圧縮された状態でばね収容室9に収容されているので、ブッシュ7は、アーム2及びプーリ3の揺動を減衰させるダンピング部としての機能も有している。ブッシュ7は、金属製軸受(所謂メタル軸受)が好ましいが、ポリアセタール樹脂、ポリアミド樹脂等の樹脂製軸受でもよい。
図1に示すように、アーム2は、揺動軸6を介してベース1に回動自在に偏心支持されており、アルミニウム合金鋳物等からなる金属部品で形成される。アーム2はベース1に偏心支持されていると共に、アーム2はプーリ3の外周面より内側に収まっている。このアーム2は、ベース1の一端側に、かつ、ブッシュ7の円筒部分72の外周に配置されるボス部21と、ボス部21からボス部21の径方向外向きに向けて延びる外縁部24と、ボス部21から後方に延びる内筒部22と、ボス部21の径方向外側に内筒部22と平行に離間されて形成された外筒部23と、を備えている。内筒部22と外筒部23とは、揺動軸6と同軸心状に設けられている。アーム2の内周側の、プーリ中心に対して偏心した位置に、アーム挿通孔25が存在している。このアーム挿通孔25に、ブッシュ7を介して揺動軸6が挿入されている。アーム2の外縁部24の後面であって、ばね収容室9と前後方向に対向する面は、前後方向に垂直な平坦面に形成されている。アーム2は、ベルト101の張力の増減に伴って、揺動軸6の軸Rを揺動中心として揺動する。
図1に示すように、プーリ3は、アーム2のボス部21の外周側に取り付けられており、転がり軸受8を介してボス部21に回転自在に支持されている。プーリ3には、タイミングベルト101が巻き掛けられる。タイミングベルト101の張力の増減に伴って、プーリ3(およびアーム2)は、プーリ3の回転中心ではなく、軸Rを揺動中心として揺動する。
図1に示すように、ばね収容室9は、ベース1とアーム2との間に形成される。具体的には、アーム2の内筒部22と、アーム2の外筒部23と、アーム2の外縁部24とベース1の円筒部12と、ベース1の台座部11と、に囲まれた空間に形成される。このばね収容室9に、コイルばね4とクラッチ部材5とが収容される。
つぎに、本実施形態のコイルばね4を説明する。このコイルばね4は、断面円形の金属線を螺旋状に左巻きに巻回して形成された、ねじりコイルばねである。コイルばね4は、アーム2をベース1に対して一方向に回動付勢する。なお、コイルばね4は、ベルト101を緩ませる方向にアーム2が回動したときに縮径変形するように設定されている。また、コイルばね4は、オートテンショナ100に外力が作用していない状態において、全長にわたって径が一定である。
図1、5に示すように、クラッチ部材5は、前後方向に延在する円筒形の板ばねであり、コイルばね4の内周側に配設される。図3に示すように、クラッチ部材5は、スリット51を有しており、断面C字状である。スリット51は、クラッチ部材5の長さ方向に、クラッチ部材5の全長に亘って設けられており、スリット51の周方向の両端は、クラッチ部材の全長に亘って、自由端である。したがって、クラッチ部材5は、径方向の自己弾性復元力を有する締まりばねである。
以下に、オートテンショナ100の作動を説明する。伝動ベルト101の張力の増減に伴って、アーム2(およびプーリ3)は、揺動軸6の軸Rを揺動中心として揺動する。
ベルト101から荷重を受けて、アーム2は、コイルばね4の周方向の回動付勢力に抗する方向に回動される。この場合は、アーム2の回動を大きく減衰させて、アーム2の回動を抑制させることが重要である。
コイルばね4の周方向の回動付勢力を受け、アーム2は、回動付勢方向に回動される。この場合はアーム2の回動を減衰させずに、ベルト101の張力を増加(回復)させる方向にアーム2を回動させて、ベルト張力の減少に対して十分に追従させることが重要である。
クラッチ部材をオートテンショナの構造に適用した場合の、クラッチ効果とは、コイルばねをクラッチ面に接触させることによって、摩擦トルクをクラッチ面に発生させて、ベースに対するアームの回動を規制できる効果のことである。上記で述べたように、本実施形態では、クラッチ効果は、ベルト101の張力が増加してベルト101を緩ませる方向にアーム2が回動する際(アーム2が、コイルばね4の回動付勢方向と逆の方向に回動する際)に発揮される。
本実施形態において、ベルト101の張力が増加し、アーム2が回動付勢方向とは逆方向、つまり、ベルト101を緩ませる方向にアーム2が回動したときに、コイルばね4は縮径する。その上で、コイルばね4の内周側にクラッチ部材5が配置されている。そのため、ベルト101を緩ませる方向にアーム2が回動したときに、縮径したコイルばね4とその内周側のクラッチ部材5とが強く接触してアーム2に大きな減衰トルクが作用する。つまり、コイルばね4に対するクラッチ部材5の配置が、前記特許文献1とは内外逆ではあるが、ベルト101を緩ませる方向にアーム2が回動したときに強い減衰が作用し、クラッチ効果が顕著の発揮される点は、前記特許文献1と同じである。
以上に本発明の好適な実施形態を説明したが、上記の実施形態は以下の様に変更して実施することができる。
上記実施形態では、図1に示すように、揺動軸6に形成された孔63の中心軸と、揺動軸6の揺動中心になる軸Rとが一致するオートテンショナ100(なお、プーリ3の中心軸は、揺動軸6の揺動中心になる軸Rに対して偏心している)に本発明の構成を採用した一例について説明したが、これに限らない。例えば、図8及び図9に示すように、揺動軸206に形成された孔263の中心軸R2と、揺動軸206の揺動中心になる軸Rとが一致せずに、孔263の中心軸R2が、揺動軸206の揺動中心になる軸Rから偏心した位置(離れた位置)になるように、孔263が揺動軸206に形成された、オートテンショナ200に本発明の構成を採用してもよい。このオートテンショナ200によれば、図9に示すように、揺動軸206を、エンジンブロック(図示せず)に固定する場合、孔263に挿入される締結ボルト262の中心軸R3(中心軸R2に一致)を、プーリ203の中心軸R4だけでなく、揺動軸206の揺動中心になる軸Rからも偏心した配置にすることができる。
揺動軸206は、図8及び図9に示すように、揺動中心になる軸R方向に延びるオートテンショナ200の支柱であり、揺動軸206の軸Rは、プーリ203の中心軸R4に対して偏心している。これにより、プーリ203およびアーム202は伝動ベルト101の張力の増減に伴って軸Rを揺動中心として揺動する。揺動軸206の他端側には揺動軸206と一体的にフランジ206Aが形成されている。また、揺動軸206の外周面は、軸R方向と平行に形成されている。
押さえ部材218は、図8及び図9に示すように、揺動軸206の、エンジンブロックに固定される側と反対側である一端側に別個に配置され、揺動軸206の一端面に相対回転不能に接触している。なお、押さえ部材218は揺動軸206と一体的に形成されていてもよい。押さえ部材218は、一端側から見たとき略六角形に形成されていることが好ましい。これにより、スパナ等工具でこの略六角形の側面を把持し、エンジンブロックに仮止め状態にした締結ボルト262を中心に揺動軸206を回転させることができる。押さえ部材218の他端側の面は、軸Rと直交方向に沿う円環状の平坦面に形成されている。これにより、アーム202のボス部221の一端面と平行になり、ブッシュ207のフランジ271に広い面積で確実に接触する。押さえ部材218は、材質が炭素鋼(S45C)であり、ブッシュ207のフランジ271と摺動する他端側の面の耐摩耗性を高めるため、軟窒化処理による表面硬化処理を施している。
ベース201は、図8に示すように、揺動軸206とは別箇の部材であり、揺動軸206の軸Rと同軸心状に設けられる。ベース201は、径方向に対向するベース内筒部201Aおよびベース外筒部201Bと、ベース内筒部201Aの他端側の縁及びベース外筒部201Bの他端側の縁に接続している環状の底部201Cとを有している。ベース内筒部201Aとベース外筒部201Bは、揺動軸206の軸Rと同軸心状に設けられている。ベース201の底部201Cは径方向と平行な平坦面に形成されている。ベース201の底部201Cと揺動軸206の他端側に形成されているフランジ206Aの一端側の面とが接触していて、ベース201は、揺動軸206がエンジンブロックに固定されるまでの間は、揺動軸206に対して相対回転可能に構成されている。
オートテンショナ200の各部品の寸法公差や部品間の距離の公差などのカムシャフト駆動ベルトシステムに不可避の寸法公差(例えば伝動ベルト長さのバラツキ)に起因して、エンジンブロックに対して同じ姿勢で組み付けても、装置によって伝動ベルトに与える初期張力にばらつきが出てしまう。そこで、その他の実施形態のオートテンショナ200は、エンジンブロックへの組み付け時に所定のベルト初期張力を伝動ベルトに付与できるように構成されている。
次に、オートテンショナ200をエンジンブロックへ組み付け、伝動ベルトを装着するまでの手順について説明する。図9に示すように、X方向は、コイルばね204の周方向の付勢力が働く方向である。Y方向は、コイルばね204の周方向の付勢力に抗する方向である。
(1)締結ボルト262を揺動軸206に備わる孔263に通し、エンジンブロックの雌ネジ部に仮止めする。
(2)ベース201の回り止め部201Dの係止部分201D2をエンジンブロックの一端側の面に形成された凹溝に係合させる。
(3)上記仮止め状態で、スパナ等工具で押さえ部材218の側面(略六角形状)を把持して、締結ボルト262を中心に揺動軸206をX方向に回転させる。これにより、締結ボルト262の中心軸R3を中心にオートテンショナ200全体がX方向に回転するとともに、伝動ベルトに近づく方向に軸R(即ちプーリ203およびアーム202)の位置が移動する。
(4)プーリ203が伝動ベルトに当接すると、ベルト荷重がプーリ203の中心軸R4に作用する。
(5)さらに、締結ボルト262の中心軸R3を中心に揺動軸206をX方向に回転させると、このベルト荷重の増加により、プーリ203の中心軸R4から偏心された揺動軸206の軸R回りにトルクが発生し、アーム202は、コイルばね204の周方向の付勢力に抗して、Y方向に回動し始めるとともに、伝動ベルトの張力が増加し始める。
(6)所定のベルト荷重がプーリ203の中心軸R4に作用するまで、さらに締結ボルト262の中心軸R3を中心に揺動軸206をX方向に回転させることで、さらにアーム202およびプーリ203が軸Rを中心にY方向に回動し、伝動ベルトに所定の初期張力を付与できる。ここで、所定のベルト荷重がプーリ203の中心軸R4に作用し、所定の初期張力が伝動ベルトに付与されたことの確認は、アーム202のインジケータ部202Aとベース201の回り止め部201Dとからなる合い印が一致しているか否かを確認することにより行う。
(7)この合い印が一致した状態で、締結ボルト262を完全にエンジンブロックの雌ネジ部に締結し、揺動軸206等の固定部をエンジンブロックに固定する。
実施形態に係るオートテンショナ100のように、揺動軸6に形成された孔63の中心軸と、揺動軸6の揺動中心になる軸Rとが同軸上に配置されている場合は、上記仮止め状態で、締結ボルト62を中心に揺動軸6をX方向に回転させる動作(オートテンショナ200のエンジンブロックへの組み付けおよび伝動ベルトの装着の項目の手順(3))ができない。そのため、上記合い印が一致した状態で揺動軸6等の固定部をエンジンブロックに固定させても、オートテンショナ100の各部品の寸法公差や部品間の距離の公差などに起因して、カムシャフト駆動ベルトシステムによって伝動ベルトに与える初期張力にばらつきが出易い。
2 アーム
3 プーリ
4 コイルばね
5 クラッチ部材
6 揺動軸
11 台座部
12 円筒部
12a ベース保持溝
21 ボス部
22 内筒部
23 外筒部
23a アーム保持溝
24 外縁部
26 上限側回動規制壁面
27 下限側回動規制壁面
41 コイルばね4の一端の折り曲げ部分
42 コイルばね4の他端の折り曲げ部分
100 オートテンショナ
101 伝動ベルト
Claims (7)
- 揺動軸が取り付けられるベースと、
前記揺動軸を介して前記ベースに対して回動自在に支持されたアームと、
前記揺動軸と平行な軸線を中心に回転自在に設けられ、ベルトに接触可能なプーリと、
前記揺動軸の周りに配設され、前記アームを前記ベースに対して一方向に回動付勢するコイルばねと、を備え、
前記コイルばねは、前記ベルトを緩ませる方向である、前記一方向とは反対の方向に前記アームが回動したときに縮径するように設定されており、
さらに、前記コイルばねの内周側に設けられ、その外周面において縮径した前記コイルばねと接触する、円筒状のクラッチ部材を有することを特徴とするオートテンショナ。 - 前記クラッチ部材は、スリットを有する断面C字状であり、拡径方向の自己弾性復元力により前記コイルばねに対して内周側から接触していることを特徴とする請求項1に記載のオートテンショナ。
- 前記コイルばねの一端および他端は、径方向外向きに折り曲げられており、それぞれの折り曲げ部分が、前記アームおよび前記ベースに形成された保持溝にそれぞれ係止されていることを特徴とする請求項1又は2に記載のオートテンショナ。
- 前記クラッチ部材は、前記一端が自由端であって、前記アームとの間に隙間が確保されるように配置されることを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載のオートテンショナ。
- 前記クラッチ部材は、前記他端が自由端であって、前記ベースとの間に隙間が確保されるように配置されることを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項に記載のオートテンショナ。
- 前記コイルばねは、前記軸線の方向に圧縮されていることを特徴とする請求項1乃至5の何れか1項に記載のオートテンショナ。
- 前記アームは前記ベースに偏心支持されていると共に、前記アームは前記プーリの外周面より内側に収まっていることを特徴とする請求項1乃至6の何れか1項に記載のオートテンショナ。
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