JP2019131450A - 光学ガラス素子の処理方法および光学ガラス素子 - Google Patents
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Abstract
Description
本発明の一の実施形態に係る光学ガラス素子の処理方法は、光学ガラス素子を非水系洗浄液で洗浄することと、洗浄後の光学ガラス素子を非水系リンス液でリンスすることとを含む。本実施形態に係る光学ガラス素子の処理方法は、炭化水素系溶剤を含有する非水系洗浄液で光学ガラス素子を洗浄した後に、洗浄後の光学ガラス素子を、フッ素系溶剤を含有する非水系リンス液でリンスする。
本実施形態に係る方法で処理することができる光学ガラス素子は、ガラス材料で構成される光学素子であれば特に限定されるものではなく、デジタルカメラに用いられる光学ガラスレンズ等、種々の光学ガラス素子の処理が可能である。光学ガラス素子の具体例として、例えば、球面レンズ、非球面レンズ、マイクロレンズ等の各種のレンズ、回折格子、回折格子付のレンズ、レンズアレイ、プリズム、平面光学素子、フィルター基板、色フィルター、青色フィルター、カバーガラス、ウィンドウ等が挙げられる。
まず、光学ガラス素子を、炭化水素系溶剤を含有する非水系洗浄液で洗浄する。光学ガラス素子の表面には、ガラス材料を研削および/または研磨する際に用いる芯取り油や研磨油等の鉱物油を主成分とする油成分が付着していることがある。洗浄工程においては、このような油成分等の汚染物質を非水系洗浄液で除去する。なお、本実施形態に係る処理方法で除去することができる汚染物質として、上述の芯取り油および研磨油のほか、切削油等のオイル類、グリース類、ワックス類、接着剤、油脂類、手垢、浮遊異物等が挙げられる。
非水系洗浄液中の炭化水素系溶剤の含有量は、好ましくは70重量%以上、より好ましくは80重量%以上である。本実施形態に係る方法で使用可能な炭化水素系溶剤は、光学ガラス素子製造工程においてガラス表面に付着し得る汚染物質を溶解して除去することができるものであれば特に限定されるものではなく、汚染物質の組成等に応じて適宜選択することができる。
次に、洗浄後の光学ガラス素子を、フッ素系溶剤を含有する非水系リンス液でリンスする。洗浄後の光学ガラス素子の表面には、非水系洗浄液(炭化水素系溶剤)が残存し得、非水系洗浄液の被膜が光学ガラス素子の表面に形成される。また、洗浄後の光学ガラス素子の表面には、汚染物質がわずかに残存することもある。リンス工程において、光学ガラス素子の表面に付着した非水系洗浄液および場合により汚染物質を、非水系リンス液で除去する。非水系リンス液として揮発性の高いフッ素系溶剤を用いると、リンス後の光学ガラス素子の表面に非水系リンス液が残存せず、清浄な表面が得られる。
非水系リンス液中のフッ素系溶剤の含有量は、好ましくは90重量%以上、より好ましくは99重量%以上である。本実施形態に係る方法で使用可能なフッ素系溶剤は、洗浄において用いた非水系洗浄液(炭化水素系溶剤)およびわずかに残存し得る汚染物質を溶解して除去することができるものであれば特に限定されるものではなく、非水系洗浄液の組成等に応じて適宜選択することができる。
次に、本発明の一の実施形態に係る光学ガラス素子の製造方法について説明する。なお、本実施形態に係る製造方法については、上述した光学ガラス素子の処理方法と共通する事項についての記述を省略し、異なる点についてのみ説明する。特に、同様の構成による同様の作用効果については、本実施形態においては逐次言及しない。本実施形態に係る光学ガラス素子の製造方法は、ガラス材料を、炭化水素系溶剤を含有する非水系洗浄液で洗浄することと、洗浄後のガラス材料を、フッ素系溶剤を含有する非水系リンス液でリンスすることとを含む。
次に、本発明の一の実施形態に係る光学ガラス素子について説明する。本実施形態に係る光学ガラス素子は、上述した光学ガラス素子の製造方法により製造することができる。本実施形態に係る光学ガラス素子は、光学ガラス素子の表面において、長さ20μm以上の傷が存在しない。なお、本明細書において、傷の「長さ」とは、その傷における最大寸法を意味する。
非水系洗浄液として、表1に示すSP値が7.6の炭化水素系溶剤を用いて、汚染物質である研磨油が表面に付着した光学ガラス素子を洗浄した。洗浄は、炭化水素系溶剤を入れた洗浄槽に、加温下で数分間光学ガラス素子を浸漬することにより行った。洗浄後の光学ガラス素子を乾燥させた後、光学ガラス素子の表面を目視で観察し、傷の有無および残存する研磨油の有無を確認した。結果を表1に示す。
非水系洗浄液として、表1に示すSP値が7.9の炭化水素系溶剤を用いた以外は例1と同様の手順で洗浄を行った。結果を表1に示す。
非水系洗浄液として、表1に示すSP値が8.4の炭化水素系溶剤を用いた以外は例1と同様の手順で洗浄を行った。結果を表1に示す。
非水系リンス液としてKB値が27.5のフッ素系溶剤を用いて、汚染物質である研磨油が表面に付着した光学ガラス素子をリンスした。リンスは、フッ素系溶剤を入れたリンス槽に光学ガラス素子を数分間浸漬することにより行った。リンス後の光学ガラス素子を乾燥させた後、光学ガラス素子の表面を目視で観察し、傷の有無および残存する研磨油の有無を確認した。結果を表2および図1に示す。
非水系リンス液としてKB値が34のフッ素系溶剤を用いた以外は例4と同様の手順でリンスを行った。結果を表2および図2に示す。
非水系リンス液としてKB値が100のフッ素系溶剤を用いた以外は例4と同様の手順でリンスを行った。結果を表2および図3に示す。
例1〜6で用いた光学ガラス素子と同様のガラス素子について、炭化水素系溶剤を用いて洗浄を行い、次いで、フッ素系溶剤を用いてリンスを行った。炭化水素系溶剤としてHC−FX50を使用し、フッ素系溶剤として1233Zを使用した。洗浄は、炭化水素系溶剤を入れた洗浄槽に、加温下で数分間光学ガラス素子を浸漬し、超音波洗浄することにより行った。リンスは、フッ素系溶剤を入れたリンス槽に光学ガラス素子を数分間浸漬し、超音波洗浄することにより行った。リンス後の光学ガラス素子を乾燥させた後、光学ガラス素子の表面を目視で観察し、傷の有無および残存する研磨油の有無を確認した。結果を表3ならびに図4および図5に示す。なお、図5は、光学ガラス素子の表面を1000倍の倍率に拡大して観察したものである。
例1〜6で用いた光学ガラス素子と同様のガラス素子について、弱アルカリ洗浄液を用いて洗浄を行い、次いで、水を用いて洗浄を行った後、イソプロパノール(IPA)を用いてリンスを行った。弱アルカリ洗浄液による洗浄は、弱アルカリ洗浄液を入れた洗浄槽に光学ガラス素子を浸漬し、超音波洗浄することにより行った。水による洗浄は、水を入れた洗浄槽に光学ガラス素子を浸漬することにより行った。リンスは、IPAを入れたリンス槽に光学ガラス素子を浸漬し、超音波洗浄することにより行った。リンス後の光学ガラス素子を乾燥させた後、光学ガラス素子の表面を目視で観察し、傷の有無および残存する研磨油の有無を確認した。結果を表3ならびに図6に示す。
例8と同様の手順で光学ガラス素子の処理を行った。処理後の光学ガラス素子の表面を目視で観察し、傷の有無および残存する研磨油の有無を確認した。結果を表3ならびに図7に示す。なお、図7は、光学ガラス素子の表面を1000倍の倍率に拡大して観察したものである。
Claims (14)
- 光学ガラス素子の処理方法であって、
光学ガラス素子を、炭化水素系溶剤を含有する非水系洗浄液で洗浄することと、
洗浄後の前記光学ガラス素子を、フッ素系溶剤を含有する非水系リンス液でリンスすることと
を含む、方法。 - 前記非水系洗浄液のSP値が7.7以上8.3以下である、請求項1に記載の方法。
- 前記炭化水素系溶剤が、1種または複数種のパラフィン系溶剤である、請求項1または2に記載の方法。
- 前記非水系リンス液のKB値が30以上70以下である、請求項1〜3のいずれか1項に記載の方法。
- 前記フッ素系溶剤が、1種または複数種のハイドロクロロフルオロオレフィンである、請求項1〜4のいずれか1項に記載の方法。
- 前記光学ガラス素子が軟硝材で構成される、請求項1〜5のいずれか1項に記載の方法。
- ガラス材料から光学ガラス素子を製造する方法であって、
ガラス材料を、炭化水素系溶剤を含有する非水系洗浄液で洗浄することと、
洗浄後の前記ガラス材料を、フッ素系溶剤を含有する非水系リンス液でリンスすることと
を含む、方法。 - 前記非水系洗浄液のSP値が7.7以上8.3以下である、請求項7に記載の方法。
- 前記炭化水素系溶剤が、1種または複数種のパラフィン系溶剤である、請求項7または8に記載の方法。
- 前記非水系リンス液のKB値が30以上70以下である、請求項7〜9のいずれか1項に記載の方法。
- 前記フッ素系溶剤が、1種または複数種のハイドロクロロフルオロオレフィンである、請求項7〜10のいずれか1項に記載の方法。
- 前記ガラス材料が軟硝材で構成される、請求項7〜11のいずれか1項に記載の方法。
- 光学ガラス素子であって、該光学ガラス素子の表面において、長さ20μm以上の傷が存在しない、光学ガラス素子。
- 前記光学ガラス素子の表面において、長さ7μm以上の傷が存在しない、請求項13に記載の光学ガラス素子。
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