JP2008098616A - 基板用水切り剤、これを使用する水切り方法及び乾燥方法 - Google Patents

基板用水切り剤、これを使用する水切り方法及び乾燥方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2008098616A
JP2008098616A JP2007222100A JP2007222100A JP2008098616A JP 2008098616 A JP2008098616 A JP 2008098616A JP 2007222100 A JP2007222100 A JP 2007222100A JP 2007222100 A JP2007222100 A JP 2007222100A JP 2008098616 A JP2008098616 A JP 2008098616A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
substrate
water
pattern
draining
drying
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2007222100A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5022828B2 (ja
Inventor
Hiroyuki Seki
裕之 関
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Corp
Original Assignee
Fujifilm Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujifilm Corp filed Critical Fujifilm Corp
Priority to JP2007222100A priority Critical patent/JP5022828B2/ja
Publication of JP2008098616A publication Critical patent/JP2008098616A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5022828B2 publication Critical patent/JP5022828B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Cleaning Or Drying Semiconductors (AREA)

Abstract

【課題】基板の破壊や汚れを発生することなく、基板から水切りを行い、乾燥を効率よく行うこと、特に高アスペクト柱状及び/又は高アスペクトホール状の構造を有する基板の水切りを行うこと。
【解決手段】1,1,1,3,3,3−ヘキサフルオロ−2−プロパノールを成分とする、基板上に柱状パターン及び/又はホール状パターンを有する基板用水切り剤、及びこれを使用する水切り方法、及び、水切り後にさらに乾燥を行う乾燥方法。
【選択図】なし

Description

この発明は、半導体基板や液晶用基板等の被処理基板(以下、単に「基板」とも称する。)の水切り剤、水切り方法及びそれを用いた乾燥方法に関する。
一般に、半導体生産プロセスにおいては、洗浄された基板を乾燥する乾燥工程が備えられている。この乾燥工程を実現する乾燥方法としては、基板を回転させてその遠心力により基板上の水滴を吹き飛ばす方法(特許文献1、2参照)や、イソプロピルアルコールのベーパー(蒸気)雰囲気中に置いて、基板の水とイソプロパノールとの置換により脱水する方法が記載されている。また、イソプロパノールの替わりに、各種含フッ素アルコールや含フッ素エーテルに関する提案が記載されている(特許文献3〜11参照)。
特開平1−140728号公報 特開平6−310486号公報 特開平2−203529号公報 特開平3−93899号公報 特開平3−106024号公報 特開平6−346095号公報 特開平6−346096号公報 特開平7−62394号公報 特開平7−70599号公報 特開2000−38673号公報 特開2005−171147号公報
しかしながら、これら従来技術では、乾燥に時間がかかったり、水残りによる跡がついたりする問題が、充分には解決出来ていなかった。更に近年は、半導体の性能向上のため、基板表面により複雑な構造を形成することが求められ、特に高さ(又は深さ)/短辺(又は直径)のアスペクト比が50以上のような高アスペクト柱状(又は円柱状)及び/又は高アスペクトホール状の構造が必要になってきている。このような基板に対しては従来技術ではその柱状又は円柱状の構造が乾燥時に倒れたり、破壊されたり、ホール状の構造中の洗浄性が劣り、ウォーターマークや洗浄不良が発生するという問題が発生してきている。
したがって、本発明は上述した課題を解決するためになされたもので、基板の破壊や汚れを発生することなく、基板から水切りを行い、乾燥を効率よく行うことを目的としている。
このような目的に対し、本発明者が誠意検討した結果、下記1)、2)、3)又は6)の手段を用いることで問題が解決できることを見出した。それぞれの好ましい実施態様4)及び5)と共に記す。
1)1,1,1,3,3,3−ヘキサフルオロ−2−プロパノールを成分とする、基板上に柱状パターン及び/又はホール状パターンを有する基板用水切り剤、
2)1,1,1,3,3,3−ヘキサフルオロ−2−プロパノールを成分とする、基板上に高さ/直径のアスペクト比が50以上の円柱状パターン、及び/又は、深さ/直径のアスペクト比が50以上の円形ホール状パターンを有する基板用水切り剤、
3)1)又は2)に記載の水切り剤を用いて水切りを行う方法、
4)該柱状パターン及び/又は該ホール状パターンの直径が10〜100nmである3)記載の水切りを行う方法、
5)該基板が、金属、金属酸化物及び金属窒化物よりなる群から選ばれた3)記載の水切りを行う方法、
6)3)〜5)のいずれか1つに記載の方法により水切りをした後に該基板を乾燥する乾燥工程を含む基板の乾燥方法。
本発明によれば、被処理基板の水切れが良好であり、乾燥後に水滴跡(ウォーターマーク)や汚れがない被処理基板を得ることができる。
以下、本発明について詳細に説明する。
本発明に用いる1,1,1,3,3,3−ヘキサフルオロ−2−プロパノールは、単独で使用しても良く、これと相溶する他の化合物と併用しても良い。併用する化合物としては、1,1,1,3,3,3−ヘキサフルオロ−2−プロパノールと室温において相互に完全に溶解する化合物が好ましく、中でもフッ素原子を含まないアルコール(例えば、メチルアルコール、エチルアルコール、プロピルアルコール、イソプロパノール、ブチルアルコール)、フッ素含有エーテル(例えば、メチルノナフルオロイソブチルエーテル、メチルノナフルオロブチルエーテル、トリフルオロエチルメチルエーテル、トリフルオロエチルジフルオロメチルエーテル、ペンタフルオロプロピルメチルエーテル、ペンタフルオロプロピルジフルオロメチルエーテル、ペンタフルオロプロピルテトラフルオロエチルエーテル、トリフルオロエチルメチルエーテル、テトラフルオロエチルエチルエーテル、テトラフルオロエチルトリフルオロエチルエーテル、テトラフルオロプロピルジフルオロメチルエーテル、テトラフルオロエチルテトラフルオロプロピルエーテル、ヘキサフルオロイソプロピルメチルエーテル、1,1,3,3,3−ペンタフルオロ−2−(トリフルオロメチル)プロピルメチルエーテル、ヘキサフルオロプロピルメチルエーテル、ヘキサフルオロプロピルエチルエーテル、ヘキサフルオロブチルジフルオロメチルエーテル)、フッ素系炭素化合物(例えば、パーフルオロペンタン、パーフルオロヘキサン、パーフルオロヘプタンなど)、水が好ましく、フッ素原子を含まないアルコールが特に好ましく、イソプロパノールが最も好ましい。併用する場合、1,1,1,3,3,3−ヘキサフルオロ−2−プロパノールの含有量は、水切りに使用する際に、10重量%以上が好ましく、50重量%以上が特に好ましい。また、これら含有量の同じ条件及び/又は異なる状態で複数回にわたり、水切り処理しても良い。基板洗浄用水切り剤は濃縮液として供給し、使用時に希釈して使用してもよい。
各種含フッ素化合物および含フッ素エーテル化合物の中で、本発明の化合物が好ましいのは、おそらく水に対する溶解度と表面張力の関係が適切であるためと考えられる。
本発明で使用する水切り剤を被処理基板と接触させ水切りを行う方法は、特に限定されるものではなく、被処理基板を水切り剤に浸漬したり、あるいは被処理基板に水切り剤をスプレーしたり、あるいは被処理基板を水切り剤の蒸気雰囲気下に存在(ベーパー処理)させても良い。
また、本発明の水切り剤を使用するとき、被処理基板に、回転運動や超音波振動やブラシなど物理的な力を与えても良い。これらの物理的な操作は単独で行っても組み合わせて行っても良い。
前記の水切り剤による接触処理は、1秒〜600秒間行うのが好ましく、10秒〜300秒が特に好ましい。また、水切り剤に浸漬する場合の接触処理の温度としては、浸漬する場合は、水切り剤は5℃〜その液の沸点未満の温度が好ましく、15℃〜沸点未満が特に好ましい。ベーパー処理(蒸気雰囲気下での処理)の場合、沸点付近以上の温度が好ましく、30〜200℃が特に好ましい。また、その直前に水切り剤に浸漬してからベーパー処理しても良い。
本発明の水切り方法において水切り剤は、スプレーしたりベーパー処理する場合は、被処理基板1cm2あたり、0.01〜50ml/分の使用量が好ましく、0.1〜10ml/分の使用が特に好ましい。また、被処理基板を浸漬する場合は、同一の液に複数枚の被処理基板を浸漬するので、同様に、被処理基板1cm2あたり、0.05〜100mlの使用量が好ましく、0.5〜50mlの使用が特に好ましい。
本発明の水切り方法に使用する被処理基板は、基板表面に柱状パターン構造及び/又はホール状パターン構造を有している。この柱状パターン構造及び/又はホール状パターン構造は、四角形でも円形でもよい。それぞれ中央部に空洞を有する、四角柱でも円柱でもよく、あるいは、それぞれ中央部に柱を有する、四角形状ホールでも円形状ホールでもよい。本発明の水切り方法は、円柱状パターン構造及び/又はホール状パターン構造を基板上に有する被処理基板に対して有効である。また、本発明は、高さ(又は深さ)/短辺(又は直径)の比が、高いアスペクト比を有する柱状構造及び/又はホール状構造に対して有効であり、20以上のアスペクト比に対して好ましく、50以上のアスペクト比に対してより好ましく、70以上のアスペクト比に対して特に好ましい。
更に本発明においては、柱状パターンの短辺(または直径)及び/又はホール状パターンの短辺(又は内径)の大きさとしては、5〜1000nmにおいてその効果を特に発揮し、さらには、10〜500nmにおいてより顕著に効果を発揮する。
本発明が適用できる被処理基板の例として、200mm又は300mm半導体用ウェハ製造工程、あるいは、マイクロマシン製造工程が例示できる。
被処理基板としては、半導体用のシリコンウエハやSOI(silicon-on-insulator)ウエハ、半導体レーザなどに使用される化合物半導体用のサファイア基板なども含まれる。
この中でもシリコン基板が最も好ましい。さらにこのパターンの表面は、表面積を稼ぐために、半球状のSiを構成してもよい。また、パターンを構成する材質は、タンタルやジルコニウム、チタン、ルテニウムといった各種金属の他、金属酸化物、金属窒化物等でもよい。
本発明においては、パターン表面は金属及び/又は金属酸化物であることが好ましい。
本発明における被処理基板に形成されているパターンは、レジストなど有機成分のほか、SiやSiO2など金属、金属酸化物又は金属窒化物から形成されているものが好ましく、本発明においては特に金属又は金属酸化物又は金属窒化物により形成されているパターンの被処理基板に対して、優れた効果を発揮する。
本発明に使用する被処理基板のパターン形成に用いられるエッチング液としては、バッファードフッ酸(BHF)が広く用いられており、具体的にはフッ化水素酸とフッ化アンモニウムとの混合液であり、場合により界面活性剤を含有することが好ましい。
通常、このエッチング処理後、リンス処理(水洗処理)が行われ、その後、本発明の水切り剤処理が行われる。本発明においては、エッチング処理と水切り剤処理との間のリンス処理において、界面活性剤あるいは水溶性溶媒を存在させることが好ましい。
リンス液に使用する界面活性剤としては、各種アニオン界面活性剤、カチオン界面活性剤、ノニオン界面活性剤、ベタイン界面活性剤で良いが、汚れ残渣の観点から特にノニオン界面活性剤が好ましく、中でも炭素数が5〜15でヒドロキシル基を有するノニオン界面活性剤が好ましい。具体的な化合物としては、例えば3,5−ジメチル−1−ヘキシン−3−オールが挙げられるが、これに限定されるものではない。水溶性溶媒としては、アルコール類やエーテル類、アルデヒド類、グリコール類、アミン類など各種溶媒が存在しても良く、中でもアルコール(例えば、メチルアルコール、エチルアルコール、プロピルアルコール、イソプロパノール、ブチルアルコール、1,1,1,3,3,3−ヘキサフルオロ−2−プロパノール、1,1,1,2,2,3,3,4,4−ノナフルオロヘキサノール、1,1,1,3,3,4,4,4−オクタフルオロブタン−2−オール、2−トリフルオロメチル−1,1,1,3,3,3−ヘキサフルオロプロパン−2−オール、2−トリフルオロメチル−1,1,1−トリフルオロプロパン−2−オール、2,2,2−トリフルオロエタノール、2,2,3,3−テトラフルオロプロパノール、2,2,3,3,3−ペンタフルオロプロパノール等)が好ましく、中でもイソプロパノールが最も好ましい。
(実施例1)
シリコンウエハ(6×6cmカット品)をバッファードフッ酸溶液(ステラケミファ株式会社製、LAL1000:200ml)で処理した後、水(1,000ml)で洗浄し、その後、下記水切り剤(200ml)中に5分間浸漬した後、このシリコンウエハを引き出し、乾燥を行い、乾燥後ウエハのパターンの状態及び汚れについて、走査電子顕微鏡(日立ハイテク製S4800)にて確認した。なお、形成したパターンは、表1に記載のアスペクト比を有するジルコニウム含有円柱状パターンであった。得られた結果を表1に示す。
・水切り剤−1:
1,1,1,3,3,3−ヘキサフルオロ−2−プロパノール(重量比100%)
・水切り剤−2:
1,1,1,3,3,3−ヘキサフルオロ−2−プロパノール(重量比80%)
イソプロパノール(重量比20%)
・水切り剤−3:
1,1,1,3,3,3−ヘキサフルオロ−2−プロパノール(重量比50%)
イソプロパノール(重量比50%)
・水切り剤−4:
1,1,1,3,3,3−ヘキサフルオロ−2−プロパノール(重量比10%)
イソプロパノール(重量比90%)
・水切り剤−5:
イソプロパノール(重量比100%)
・水切り剤−6:
1,1,1,2,2,3,3,4,4−ノナフルオロヘキサン(重量比100%)
・水切り剤−7:
1,1,1,3,3,4,4,4−オクタフルオロブタン−2−オール(重量比100%)
・水切り剤−8:
2−トリフルオロメチル−1,1,1,3,3,3−ヘキサフルオロプロパン−2−オール(重量比100%)
・水切り剤−9:
2−トリフルオロメチル−1,1,1−トリフルオロプロパン−2−オール(重量比100%)
・水切り剤−10:
1,1−ジクロロ−2,2,3,3,3−ペンタフルオロプロパン(重量比100%)
・水切り剤−11:
1,3−ジクロロ−1,2,2,3,3−ペンタフルオロプロパン(重量比100%)
・水切り剤−12:
2,2,2−トリフルオロエタノール(重量比100%)
・水切り剤−13:
2,2,3,3−テトラフルオロプロパノール(重量比100%)
・水切り剤−14:
2,2,3,3,3−ペンタフルオロプロパノール(重量比100%)
・水切り剤−15:
1,1,2,2−テトラフルオロエチル−2,2,2−トリフルオロエチルエーテル(重量比100%)
Figure 2008098616
パターン形状
A:アスペクト比50=(高さ)2,500nm/(直径)50nm
B:アスペクト比100=(高さ)5,000nm/(直径)50nm
C:アスペクト比20=(高さ)1,000nm/(直径)50nm
D:アスペクト比50=(高さ)1,000nm/(直径)20nm
E:アスペクト比50=(高さ)5,000nm/(直径)100nm
F:アスペクト比50=(高さ)2,5000nm/(直径)500nm
パターン倒れの発生の評価基準
○:走査電子顕微鏡の観察の結果、パターンの間隔の乱れが殆ど無い。
△:走査電子顕微鏡の観察の結果、パターンの間隔の乱れがおよそ1割存在。
×:走査電子顕微鏡の観察の結果、パターンの間隔の乱れが半分以上存在。
汚れの評価基準
○:走査電子顕微鏡の観察の結果、異物の付着などが殆ど無い。
△:走査電子顕微鏡の観察の結果、異物の付着が僅かに確認される。
×:走査電子顕微鏡の観察の結果、異物の付着が容易に確認される。
(実施例2)
パターン形状が実施例1記載のDであるシリコンウエハ(直径300mm)を、バッファードフッ酸溶液(ステラケミファ株式会社製、LAL500)で処理した後、水で洗浄し、その後、該水切り剤(実施例1記載の水切り剤−1)のベーパー処理(蒸気雰囲気下での処理)を5分行い、乾燥を行った(装置FC−3100:大日本スクリーン製造(株)製)行い、乾燥後ウエハのパターンの状態及び汚れについて、走査電子顕微鏡(日立ハイテク製S4800)にて確認した。結果は、実施例1と同様、パターン倒れ及び汚れとも無く、良好な結果であった。
(実施例3)
シリコンウエハ(6×6cmカット品)をバッファードフッ酸溶液(ステラケミファ株式会社製、LAL1000:200ml)で処理した後、水−イソプロパノール混合溶液(水:イソプロパノールの重量比=4:1)で洗浄し、その後、実施例1と同じ水切り剤(200ml)中に5分間浸漬した後、このシリコンウエハを引き出し、乾燥を行い、乾燥後ウエハのパターンの状態及び汚れについて、走査電子顕微鏡(日立ハイテク製S4800)にて確認した。なお、形成したパターンは、表2に記載のアスペクト比を有する円形状ホールであった。得られた結果を表2に示す。
Figure 2008098616
パターン形状
A:アスペクト比50=(深さ)2,500nm/(内径)50nm
B:アスペクト比100=(深さ)5,000nm/(内径)50nm
C:アスペクト比20=(深さ)1,000nm/(内径)50nm
D:アスペクト比50=(深さ)1,000nm/(内径)20nm
E:アスペクト比50=(深さ)5,000nm/(内径)100nm
F:アスペクト比50=(深さ)2,5000nm/(内径)500nm
ウォーターマークの発生の評価基準
○:走査電子顕微鏡の観察の結果、ウォーターマークの発生が殆ど無い。
△:走査電子顕微鏡の観察の結果、ウォーターマークの発生が僅かに確認される。
×:走査電子顕微鏡の観察の結果、ウォーターマークの発生が容易に確認される。
汚れの評価基準
○:走査電子顕微鏡の観察の結果、異物の付着などが殆ど無い。
△:走査電子顕微鏡の観察の結果、異物の付着が僅かに確認される。
×:走査電子顕微鏡の観察の結果、異物の付着が容易に確認される。
(実施例4)
パターン形状が実施例2記載のCであるシリコンウエハ(6×6cmカット品)を回転(100rpm)させながらバッファードフッ酸溶液(ステラケミファ株式会社製、LAL1000:200ml)で処理した後、3,5−ジメチル−1−ヘキシン−3−オール含有水溶液(濃度1重量%)で洗浄し、その後、該水切り剤(実施例1記載の水切り剤−1)の加熱により発生させた蒸気をそのウエハに3分間吹き付けた。そして、このシリコンウエハを引き出し、乾燥後ウエハのパターンの状態及び汚れについて、走査電子顕微鏡(日立ハイテク製S4800)にて確認した。結果は、実施例2と同様、ウォーターマークやホール付近の異物なども無く、良好な結果であった。

Claims (6)

  1. 1,1,1,3,3,3−ヘキサフルオロ−2−プロパノールを成分とする、基板上に柱状パターン及び/又はホール状パターンを有する基板用水切り剤。
  2. 1,1,1,3,3,3−ヘキサフルオロ−2−プロパノールを成分とする、基板上に高さ/直径のアスペクト比が50以上の円柱状パターン、及び/又は、深さ/直径のアスペクト比が50以上の円形ホール状パターンを有する基板用水切り剤。
  3. 請求項1又は2に記載の水切り剤を用いて水切りを行う方法。
  4. 該柱状パターン及び/又は該ホール状パターンの直径又は一辺が10〜500nmである請求項3記載の水切りを行う方法。
  5. 該パターンを構成する材質が、金属、金属酸化物及び金属窒化物よりなる群から選ばれた
    請求項3記載の水切りを行う方法。
  6. 請求項3〜5のいずれか1つに記載の方法により水切りをした後に該基板を乾燥する乾燥工程を含む基板の乾燥方法。
JP2007222100A 2006-09-14 2007-08-29 基板用水切り剤、これを使用する水切り方法及び乾燥方法 Expired - Fee Related JP5022828B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007222100A JP5022828B2 (ja) 2006-09-14 2007-08-29 基板用水切り剤、これを使用する水切り方法及び乾燥方法

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006248955 2006-09-14
JP2006248955 2006-09-14
JP2007222100A JP5022828B2 (ja) 2006-09-14 2007-08-29 基板用水切り剤、これを使用する水切り方法及び乾燥方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008098616A true JP2008098616A (ja) 2008-04-24
JP5022828B2 JP5022828B2 (ja) 2012-09-12

Family

ID=39381090

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007222100A Expired - Fee Related JP5022828B2 (ja) 2006-09-14 2007-08-29 基板用水切り剤、これを使用する水切り方法及び乾燥方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5022828B2 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010050446A (ja) * 2008-07-22 2010-03-04 Semiconductor Energy Lab Co Ltd Soi基板の作製方法
CN104101180A (zh) * 2013-04-01 2014-10-15 莆田市嘉辉光电有限公司 一种液晶除湿装置及液晶除湿方法
EP2905803A1 (en) 2014-02-06 2015-08-12 Shin-Etsu Chemical Co., Ltd. Method for cleaning and drying semiconductor substrate
EP3396702A1 (en) 2017-04-27 2018-10-31 Shin-Etsu Chemical Co., Ltd. Method of cleaning and drying semiconductor substrate
WO2022220037A1 (ja) * 2021-04-16 2022-10-20 株式会社Screenホールディングス 基板処理方法、基板処理装置および乾燥処理液

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0327329A (ja) * 1989-06-23 1991-02-05 Asahi Glass Co Ltd 弗素化炭化水素系溶剤組成物
JP2003224128A (ja) * 2002-01-30 2003-08-08 Ebara Corp 配線形成方法及び装置
JP2003243352A (ja) * 2001-04-24 2003-08-29 Kobe Steel Ltd 微細構造体の乾燥方法および該方法により得られる微細構造体
JP2004241754A (ja) * 2002-07-16 2004-08-26 Chem Art Technol:Kk 基板処理方法及び基板処理装置

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0327329A (ja) * 1989-06-23 1991-02-05 Asahi Glass Co Ltd 弗素化炭化水素系溶剤組成物
JP2003243352A (ja) * 2001-04-24 2003-08-29 Kobe Steel Ltd 微細構造体の乾燥方法および該方法により得られる微細構造体
JP2003224128A (ja) * 2002-01-30 2003-08-08 Ebara Corp 配線形成方法及び装置
JP2004241754A (ja) * 2002-07-16 2004-08-26 Chem Art Technol:Kk 基板処理方法及び基板処理装置

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010050446A (ja) * 2008-07-22 2010-03-04 Semiconductor Energy Lab Co Ltd Soi基板の作製方法
CN104101180A (zh) * 2013-04-01 2014-10-15 莆田市嘉辉光电有限公司 一种液晶除湿装置及液晶除湿方法
EP2905803A1 (en) 2014-02-06 2015-08-12 Shin-Etsu Chemical Co., Ltd. Method for cleaning and drying semiconductor substrate
KR20150093098A (ko) 2014-02-06 2015-08-17 신에쓰 가가꾸 고교 가부시끼가이샤 반도체 기판의 세정 건조 방법
US9524863B2 (en) 2014-02-06 2016-12-20 Shin-Etsu Chemical Co., Ltd. Method for cleaning and drying semiconductor substrate
EP3396702A1 (en) 2017-04-27 2018-10-31 Shin-Etsu Chemical Co., Ltd. Method of cleaning and drying semiconductor substrate
KR20180120606A (ko) 2017-04-27 2018-11-06 신에쓰 가가꾸 고교 가부시끼가이샤 반도체 기판의 세정 건조 방법
US10811247B2 (en) 2017-04-27 2020-10-20 Shin-Etsu Chemical Co., Ltd. Method of cleaning and drying semiconductor substrate
WO2022220037A1 (ja) * 2021-04-16 2022-10-20 株式会社Screenホールディングス 基板処理方法、基板処理装置および乾燥処理液

Also Published As

Publication number Publication date
JP5022828B2 (ja) 2012-09-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
TWI484030B (zh) 基板用除水劑、使用它之除水方法及乾燥方法
KR100561178B1 (ko) 반도체 장치용의 유기 및 플라즈마 에칭된 잔사의 세척조성물
JP3441715B2 (ja) 水性リンス組成物及びそれを用いた方法
US6310018B1 (en) Fluorinated solvent compositions containing hydrogen fluoride
JP4393268B2 (ja) 微細構造体の乾燥方法
JP4613744B2 (ja) シリコンウェーハの洗浄方法
JP5022828B2 (ja) 基板用水切り剤、これを使用する水切り方法及び乾燥方法
KR20020031159A (ko) 반도체 장치용의 유기 및 플라즈마 식각된 잔사의 세척을위한 락탐 조성물
JP5801594B2 (ja) 洗浄組成物、これを用いた洗浄方法及び半導体素子の製造方法
US20020119245A1 (en) Method for etching electronic components containing tantalum
TWI540626B (zh) 蝕刻方法及於其中使用的蝕刻液、使用其的半導體元件的製造方法
JP2005191587A (ja) 洗浄方法
JPH10251695A (ja) 半導体デバイス製造用ウェーハを洗浄する洗浄組成物及び洗浄方法
JP4475538B2 (ja) 半導体銅プロセシング用水性洗浄組成物
JP3624809B2 (ja) 洗浄剤組成物、洗浄方法及びその用途
JP4952257B2 (ja) 半導体製造装置用部材の洗浄用組成物及びそれを用いた洗浄方法
CN102598220B (zh) 用于抑制金属微细结构体的图案倒塌的处理液和使用其的金属微细结构体的制造方法
KR20000070378A (ko) 금속층의 패시베이션 방법
JP3358180B2 (ja) 半導体ウェハの湿式化学的表面処理法
JP2005223184A (ja) 洗浄液及びその利用
CN102640264B (zh) 用于抑制金属微细结构体的图案倒塌的处理液和使用其的金属微细结构体的制造方法
US20100105212A1 (en) Method for fabricating semiconductor device
JP6575538B2 (ja) 半導体ウェーハの洗浄方法
CN100446191C (zh) 一种湿式化学清洗方法
JP2006041065A (ja) 固体噴霧洗浄方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100202

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20100623

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20100927

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110707

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110712

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110908

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20111227

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120321

A911 Transfer of reconsideration by examiner before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20120329

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120612

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120618

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5022828

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150622

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees