JP3624809B2 - 洗浄剤組成物、洗浄方法及びその用途 - Google Patents

洗浄剤組成物、洗浄方法及びその用途 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、半導体ウェーハあるいはウェーハ製造に使用される精密に加工されたガラス、セラミック製器具等の表面汚染を除去するために使用される洗浄剤組成物、洗浄方法、半導体ウェーハ及び半導体ウェーハの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
トランジスタ、ダイオード、IC、LSI、整流素子等の半導体デバイスは、シリコンウェーハ、化合物半導体ウェーハに気相成長、酸化膜形成、不純物拡散、電極金属膜蒸着等の工程を加えることによって製造されている。
半導体デバイスは、不純物によって電気特性に著しい影響を受けるため、前記各工程の前に半導体ウェーハの表面を十分に清浄化して、不純物による汚染が除去される。その工業的手法として、有機アルカリを主成分とする処理液あるいは有機アルカリに錯化剤、界面活性剤、過酸化水素等を添加した処理液による方法が数多く提案されている。
【0003】
特開昭50−147287号公報には、テトラアルキルアンモニウム水酸化物のうち、例えばテトラメチルアンモニウムハイドロオキサイド(以下「TMAH」)ともいう。)等を単独で使用した場合、脱脂、無機物質による汚染除去並びに極薄い酸化膜の除去に有効であることが記載されている。しかしながら、(1)被処理面に対する濡れが悪いため、洗浄力は十分ではない、(2)シリコン結晶の方位に対し食刻依存性がある(すなわち、(100)面では食刻されやすいのに対して(111)面では食刻作用に対して抵抗を示し、(100)鏡面ウェーハではこの面が食刻により粗れてしまう。)、という課題が残されていた。
特開昭50−158281号公報には、TMAHに錯化剤を添加した溶液について記載されている。この場合、TMAH単独の場合に比べ洗浄力は向上するが、被処理面に対する濡れが悪くその洗浄力はまだ不十分である。
【0004】
また、シリコン結晶の食刻については、アルカリ水溶液に界面活性剤を添加するだけでも、シリコン結晶の食刻は抑えうるが、その効果は界面活性剤の種類、アルカリ濃度及び温度等により変化し、あらゆる条件下で十分な効果が得られるというものではない。そこで、アルカリと界面活性剤に加えて過酸化水素を使用するケースがみられる。例えば特開昭63−274149号公報には、テトラアルキルアンモニウム水酸化物と非イオン性界面活性剤に加えて過酸化水素を使用した場合、食刻が十分に制御されることが記載されている。しかしながら、パーティクル除去性能が十分ではないという課題が残されている。
【0005】
また、特許第2579401号公報に記載されているように、テトラアルキルアンモニウム水酸化物と非イオン性界面活性剤にアルカノールアミンが添加されるケースも知られている。アルカノールアミンを添加することで、洗浄力は向上するが、この場合もパーティクル除去性能が十分ではないという課題が残っている。
近年半導体の高集積化に伴い、不純物を除去する必要性がますます高まっており、不純物除去効果と脱離した不純物の再吸着防止効果が高く、かつ食刻が十分に制御された新しい洗浄液が求められている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
本発明はこのような背景の下になされたものであって、半導体ウェーハあるいは半導体ウェーハの製造に使用される精密加工された種々のガラス、セラミック製器具等の表面汚染に対して、優れた洗浄力を有する洗浄剤組成物、ウェーハの洗浄方法、半導体ウェーハ及び半導体ウェーハの製造方法を提供することを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明者らは、前記課題を解決すべく鋭意検討を重ねた結果、特定のフッ素系陰イオン性界面活性剤と、第4級アンモニウム水酸化物を含有する洗浄剤組成物、もしくは特定のフッ素系陰イオン性界面活性剤と、第4級アンモニウム水酸化物及びアルカノールアミンを含有する洗浄剤組成物を用いれば,前記の課題を解決できることを見出し本発明を完成するに至った。
【0008】
すなわち、本発明(I)は、フッ素系陰イオン性界面活性剤0.0001〜5質量%と、第4級アンモニウム水酸化物0.001〜30質量%を含有することを特徴とする洗浄剤組成物、もしくはフッ素系陰イオン性界面活性剤0.0001〜5質量%と、第4級アンモニウム水酸化物0.001〜30質量%及びアルカノールアミン0.01〜20質量%を含有することを特徴とする洗浄剤組成物であり、本発明(I)において、フッ素系陰イオン性界面活性剤が下記一般式(1)
COOM (1)
(式中、Rは水素原子の一部または全部がフッ素原子で置換された、炭素数が2〜20の直鎖状または分岐鎖状のアルキル基またはアルケニル基であり、Mは水素原子、アルカリ金属原子、アンモニウム基、アルキルアンモニウム基またはアルカノールアンモニウム基を表す。)で表されるカルボン酸、その塩、下記一般式(2)
SOM (2)
(式中、Rは水素原子の一部または全部がフッ素原子で置換された、炭素数が2〜20の直鎖状または分岐鎖状のアルキル基またはアルケニル基であり、Mは前記と同様の意味を表す。)で表されるスルホン酸及びその塩からなる群から選ばれる少なくとも1種の化合物であり、さらにフッ素系陰イオン性界面活性剤が、パーフルオロカプリル酸、パーフルオロカプリン酸、パーフルオロオクタンスルホン酸及びそれらの塩からなる群から選ばれる少なくとも1種の化合物であることは好ましい実施の形態である。
【0009】
また、第4級アンモニウム水酸化物が下記一般式(3)
【化3】
Figure 0003624809
(式中、R、R、R及びRは、それぞれ独立に炭素数が1〜6のアルキル基またはヒドロキシアルキル基を表し、同一でも異なっていてもよい。)で表される群から選ばれる少なくとも1種の化合物であり、さらに第4級アンモニウム水酸化物がテトラメチルアンモニウムハイドロオキサイドであることは好ましい実施の形態である。
【0010】
また、アルカノールアミンが下記一般式(4)
【化4】
Figure 0003624809
(式中、Rは炭素数が1〜4のヒドロキシアルキル基を表し、R及びRはそれぞれ独立に水素原子、炭素数が1〜4のアルキル基、炭素数が1〜4のヒドロキシアルキル基または炭素数が1〜4のアミノアルキル基を表し、RとRは同一でも異なっていてもよい。またはRとRが結合し酸素原子または窒素原子で中断されてもよい炭素数3〜6のアルキレン基を表す。)で表される群から選ばれる少なくとも1種の化合物であり、さらにアルカノールアミンが、モノエタノールアミン、ジエタノールアミン及びトリエタノールアミンからなる群から選ばれる少なくとも1種の化合物であることは好ましい実施の形態である。
【0011】
また本発明(I)において、非イオン性界面活性剤0.0001〜5質量%を含有すること、さらに、非イオン性界面活性剤が下記一般式(5)
10−O−(R11−O)−H (5)
(式中、R10は炭素数が6〜20のアルキル基、R11は炭素数が2〜4のアルキレン基、pは3〜20の整数を表す。)で表されるポリオキシアルキレンアルキルエーテル型、下記一般式(6)
12−C−O−(R13−O)−H (6)
(式中、R12は炭素数が6〜20のアルキル基、R13は炭素数が2〜4のアルキレン基、qは3〜20の整数を表す。)で表されるポリオキシアルキレンアリールエーテル型及び下記一般式(7)
14−COO−(R15−O)−H (7)
(式中、R14は炭素数が9〜16のアルキル基、R15は炭素数が2〜4のアルキレン基、rは6〜16の整数を表す。)で表されるポリオキシアルキレンアルキルエステル型からなる群から選ばれる少なくとも1種の化合物であることは好ましい実施の形態であり、また、本発明(I)において、過酸化水素0.01〜20質量%を含有することも好ましい実施の形態である。
【0012】
本発明(II)は、(1)前記の洗浄剤組成物を用いる洗浄工程、(2)アンモニア及び過酸化水素を含有する洗浄剤を用いる洗浄工程、を含むことを特徴とする半導体ウェーハの洗浄方法であり、洗浄工程(1)が半導体ウェーハ表面の脱脂及びパーティクル除去を行うこと、洗浄工程(2)が半導体ウェーハ表面のパーティクル除去を行うことは好ましい実施の形態である。
【0013】
本発明(III)は、前記の洗浄方法により洗浄された表面を有する半導体ウェーハであり、半導体ウェーハ表面上の0.2μm以上の付着パーティクル数が100個以下であること、半導体ウェーハがシリコンウェーハ、ガリウムリンウェーハ、ガリウム砒素ウェーハまたはインジウムリンウェーハであることは好ましい実施の形態であり、さらに半導体ウェーハがシリコンウェーハであり、表面粗れ(Ra)が0.2nm以下であること、半導体ウェーハがガリウム砒素ウェーハであり、表面粗れ(Ra)が0.4nm以下であることも好ましい実施の形態である。
【0014】
本発明(IV)は、(1)ウェーハ表面を磨くラップ工程、(2)ウェーハ表面を鏡面研磨するポリッシュ工程、(3)前記の洗浄剤組成物を用いる洗浄工程とアンモニア及び過酸化水素を含有する洗浄剤を用いる洗浄工程、を含むことを特徴とする半導体ウェーハの製造方法である。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明について詳しく説明する。
先ず、本発明(I)である洗浄剤組成物について説明する。
本発明の洗浄剤組成物は、フッ素系陰イオン性界面活性剤と、第4級アンモニウム水酸化物を含有することを特徴とする。また、本発明の洗浄剤組成物は、フッ素系陰イオン性界面活性剤と、第4級アンモニウム水酸化物及びアルカノールアミンを含有することを特徴とする。
フッ素系陰イオン性界面活性剤としては、下記一般式(1)
COOM (1)
(式中、R及びMは前記と同様の意味を表す。)で表されるカルボン酸、その塩、下記一般式(2)
SOM (2)
(式中、R及びMは前記と同様の意味を表す。)で表されるスルホン酸及びその塩からなる群から選ばれる少なくとも1種の化合物であるフッ素系陰イオン性界面活性剤を含有する。
【0016】
好ましくは、前記一般式(1)で表されるカルボン酸のRが、炭素数が6〜16の直鎖状または分岐鎖状のパーフルオロアルキル基、ハイドロフルオロアルキル基、パーフルオロアルケニル基、ハイドロフルオロアルケニル基であるカルボン酸、その塩、前記一般式(2)で表されるスルホン酸のRが、炭素数が6〜12の直鎖状または分岐鎖状のパーフルオロアルキル基、ハイドロフルオロアルキル基、パーフルオロアルケニル基、ハイドロフルオロアルケニル基であるスルホン酸及びその塩からなる群から選ばれる少なくとも1種の化合物である。
【0017】
具体的には、パーフルオロヘプタン酸(C13COOH)、パーフルオロカプリル酸(C15COOH)、パーフルオロノナン酸(C17COOH)、5,5,6,6,7,7,8,8,9,9,9−ウンデカフルオロノナン酸(C11(CHCOOH)、パーフルオロカプリン酸(C19COOH)、パーフルオロドデカン酸(C1123COOH)、6,6,7,7,8,8,9,9,10,10,11,11,12,12,12−ペンタデカフルオロ−4−ドデセン酸(CF(CFCH=CH(CHCOOH)、パーフルオロテトラデカン酸(C1327COOH)、12−トリフルオロメチル−12,13,13,14,14,15,15,16,16,16−デカフルオロヘキサデカン酸(CF(CFCF(CF)(CH10COOH)、パーフルオロオクタンスルホン酸(C17SOH)、等とこれらのアンモニウム塩、テトラメチルアンモニウム塩等を例示することができる。さらに好ましくは、パーフルオロカプリル酸、パーフルオロカプリン酸、パーフルオロオクタンスルホン酸及びそれらの塩である。また、これらの化合物は単独で用いてもよいし、2種類以上を任意の割合で組み合わせて用いることもできる。
【0018】
本発明の洗浄剤組成物において、このフッ素系陰イオン性界面活性剤は必須成分であり、洗浄剤全体の0.0001〜5質量%含有し、好ましくは0.0001〜1質量%、さらに好ましくは0.0001〜0.5質量%の範囲で含有するのがよい。含有量が5質量%を越えると泡立ちや濯ぎの問題が生じて好ましくなく、逆に0.0001質量%より少ないと洗浄力を向上させる作用が十分に発揮されない。
【0019】
第4級アンモニウム水酸化物は、下記一般式(3)
【化5】
Figure 0003624809
(式中、R、R、R及びRは、前記と同様の意味を表す。)で表される化合物であり、具体的には、テトラメチルアンモニウムハイドロオキサイド(TMAH)、トリメチルヒドロキシエチルアンモニウムハイドロオキサイド(コリン)、メチルトリヒドロキシエチルアンモニウムハイドロオキサイド、ジメチルジヒドロキシエチルアンモニウムハイドロオキサイド、テトラエチルアンモニウムハイドロオキサイド、トリメチルエチルアンモニウムハイドロオキサイド等を例示することができる。好ましくは、テトラメチルアンモニウムハイドロオキサイド、トリメチルヒドロキシエチルアンモニウムハイドロオキサイドである。また、第4級アンモニウム水酸化物は、これらの1種類のみを単独で使用できるほか、2種類以上を任意の割合で組み合わせて使用することができる。第4級アンモニウム水酸化物は、洗浄剤全体の0.001〜30質量%、好ましくは0.05〜20質量%の範囲で含有することができる。30質量%より高い濃度である場合は、ウェーハの食刻作用が強過ぎ、これを制御することはできず、ウェーハの表面が粗れるなどの問題が生じるので好ましくない。
【0020】
またアルカノールアミンとしては、下記一般式(4)
【化6】
Figure 0003624809
(式中、R、R及びRは、前記と同様の意味を表す。)で表される群から選ばれる少なくとも1種の化合物を使用する。アルカノールアミンの具体例として、モノエタノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミン等を挙げることができる。また、アルカノールアミンは、1種類のみを単独で使用できるほか、2種類以上を任意の割合で組み合わせて使用することもできる。
【0021】
本発明の洗浄剤組成物は、フッ素系陰イオン性界面活性剤と第4級アンモニウム水酸化物の2成分を含有する洗浄剤、あるいはフッ素系陰イオン性界面活性剤と第4級アンモニウム水酸化物にアルカノールアミンを加えた3成分を含有することにより、洗浄性と寿命を向上させた洗浄剤として用いることができる。アルカノールアミンを使用する場合は、洗浄剤全体の0.01〜20質量%、好ましくは0.1〜10質量%、さらに好ましくは0.1〜5質量%の範囲で添加することができる。20質量%より高い濃度である場合は、洗浄性能の低下という問題を生じ、また経済的にも好ましくない。
【0022】
また、本発明の洗浄剤組成物はフッ素系陰イオン性界面活性剤、第4級アンモニウム水酸化物、アルカノールアミンに加えて、ウェーハ表面の食刻を抑える目的で非イオン性の界面活性剤を加えることができる。非イオン性界面活性剤としては、下記一般式(5)
10−O−(R11−O)−H (5)
(式中、R10、R11及びpは前記と同様の意味を表す。)で表されるポリオキシアルキレンアルキルエーテル型、下記一般式(6)
12−C−O−(R13−O)−H (6)
(式中、R12、R13及びqは前記と同様の意味を表す。)で表されるポリオキシアルキレンアリールエーテル型、及び下記一般式(7)
14−COO−(R15−O)−H (7)
(式中、R14、R15及びrは前記と同様の意味を表す。)で表されるポリオキシアルキレンアルキルエステル型からなる群から選ばれる少なくとも1種の化合物が好適に使用される。
【0023】
上記非イオン性界面活性剤のアルキレン基は、−CHCH−、−CHCHCH−が好ましく、特に好ましくは−CHCH−である。具体的には、ポリオキシアルキレンアルキルエーテル型では、ポリオキシエチレンデカニルエーテル、ポリオキシエチレンウンデカニルエーテル、ポリオキシエチレンドデカニルエーテル、ポリオキシエチレンテトラデカニルエーテル等を挙げることができる。ポリオキシアルキレンアリールエーテル型においては、ポリオキシエチレンノニルフェニルエーテル、ポリオキシエチレンオクチルフェニルエーテル、ポリオキシエチレンドデシルフェニルエーテル等を挙げることができ、また、ポリオキシアルキレンアルキルエステル型においては、ポリオキシエチレンオレイン酸エステル等を挙げることができる。しかし、非イオン性界面活性剤はこれらに限定されるものではない。
この非イオン性界面活性剤は、洗浄剤全体の0.0001〜5質量%、好ましくは0.0001〜1質量%、さらに好ましくは0.0001〜0.5質量%の範囲で加えることができる。5質量%を越えて使用すると泡立ちや濯ぎの問題が生じて好ましくない。
【0024】
さらに、本発明の洗浄剤組成物は過酸化水素を加えることができる。シリコンウェーハの洗浄においては、アルカリに界面活性剤を添加するだけでもウェーハの食刻は抑えうるが、その効果は界面活性剤の種類、アルカリ濃度及び温度等の影響を大きく受けるため、あらゆる条件下で十分な効果が得られるというものではない。過酸化水素を使用することで、高温下においても食刻が適宜制御され、本発明の洗浄剤組成物の使用範囲を広げることが可能となる。
過酸化水素を加える場合は、洗浄剤全体の0.01〜20質量%、好ましくは0.05〜10質量%の範囲で加えることができる。過酸化水素の濃度が20質量%より高い場合は、洗浄力そのものには特に影響を与えないが、過酸化水素が分解する量が多くなり不経済である。
【0025】
本発明の洗浄剤を構成する成分は、フッ素系陰イオン性界面活性剤と、第4級アンモニウム水酸化物、フッ素系陰イオン性界面活性剤と、第4級アンモニウム水酸化物及びアルカノールアミンが基本成分である。使用条件に応じてこの基本成分を組み合わせた洗浄剤を使用することで、ウェーハ表面上の汚染除去と汚染物質の再付着防止を効率的に行うことができる。また、使用条件によっては、ウェーハ表面のアルカリによる食刻を抑える目的で、非イオン性界面活性剤や過酸化水素を適時添加する。例えば、シリコンウェーハの洗浄において、例えば60〜80℃の高温下で洗浄剤を使用する場合、アルカリによるウェーハの食刻が大きくなるため、過酸化水素を加えることが好ましい。一方、常温で本発明の洗浄剤を使用する場合には、過酸化水素の代わりに非イオン性界面活性剤を加えてもよく、過酸化水素と非イオン性界面活性剤の両方を加えてもよい。ウェーハの食刻は、ウェーハの種類によって程度が異なり、例えばガリウム砒素ウェーハの洗浄においては、アルカリによるウェーハ表面の食刻作用は極めて小さいため、使用条件によっては非イオン性界面活性剤や過酸化水素を加えなくてもよい。また、本発明の洗浄剤組成物は、常温においても優れた洗浄効果を示すことは勿論、適度な加熱下での洗浄や超音波を使用する洗浄においても好適に使用でき、半導体ウェーハの他に、ウェーハ製造に使用される精密に加工されたガラス、セラミック製器具等の表面汚染を除去することができる。
【0026】
次に本発明(II)である半導体ウェーハの洗浄方法について説明する。
本発明の半導体ウェーハの洗浄方法は、(1)前記の洗浄剤組成物を用いる洗浄工程と、(2)アンモニア及び過酸化水素を含有する洗浄剤を用いる洗浄工程、を含むことを特徴とする。洗浄工程(1)は、主として半導体ウェーハ表面の脱脂及びパーティクル除去を目的とするものであり、洗浄工程(2)は、主として半導体ウェーハ表面のパーティクル除去を目的とするものである。
【0027】
半導体ウェーハ表面の脱脂、パーティクル除去を行う工程の代表例としては、ウェーハの鏡面研磨後のワックス洗浄が挙げられる。半導体ウェーハの鏡面研磨は、ワックスでウェーハをプレート(治具)に接着・固定して行うため、研磨終了後にウェーハをプレートから剥がした際、ウェーハ上には接着剤として使用したワックスが多量に付着して残っている。本発明の洗浄剤組成物は、特にこのウェーハに付着したワックス及びパーティクルを除去するための洗浄に有効である。
【0028】
本発明の洗浄剤組成物は、単独で用いてもワックス除去効果とパーティクル除去効果を併せ持つが、他の洗浄剤と組み合わせて使用することもできる。ここでは、本発明の洗浄剤組成物を用いて半導体ウェーハのワックス除去洗浄及びパーティクル除去洗浄を行い、さらに他の組成の洗浄剤を用いてパーティクル除去洗浄を行う洗浄方法について説明する。先ず、例えばテトラメチルアンモニウムハイドロオキサイド水溶液にパーフルオロカプリル酸を添加した本発明の洗浄剤を使用してワックス及びパーティクル除去洗浄を行う。この洗浄剤には必要に応じて過酸化水素を添加することができる。次いで、アンモニアと過酸化水素を含有する洗浄剤を用いてパーティクル除去洗浄を行う。それぞれの洗浄工程は複数回行ってもよく、また、例えば水を用いたリンス工程を行ってもよく、全洗浄工程が終了したあとは、例えばイソプロピルアルコールのような有機溶媒を用いて乾燥する。このようにして洗浄した後の半導体ウェーハはワックスが除去されているだけでなく、パーティクルレベルも従来の洗浄液を用いた場合に比べて低減することができる。
【0029】
前記の2つの洗浄工程において、洗浄温度、洗浄条件等は特に限定されるものではなく、洗浄するウェーハによって適当な条件を適宜選択することができる。本発明の洗浄方法を用いて洗浄することができる半導体ウェーハとしては、シリコン、ゲルマニウム等の一元素系半導体、あるいはガリウムリン、ガリウム砒素、インジウムリン等の化合物半導体が挙げられる。
【0030】
本発明(III)は、前記の洗浄方法を用いて洗浄された、ウェーハ表面上に付着するパーティクル数が少なく、表面粗れ(Ra)が少ない半導体ウェーハであり、ウェーハ表面上に付着するパーティクル数としては、0.2μm以上のパーティクルとして100個以下である。このパーティクル数はウェーハの大きさにより制限されるものではない。また、表面粗れ(Ra)はウェーハの種類によって異なり、シリコンウェーハの場合には0.2nm以下であり、ガリウム砒素ウェーハの場合には0.4nm以下である。
【0031】
次に、本発明(IV)の半導体ウェーハの製造方法について説明する。ここでは、シリコンウェーハの製造方法について説明するが、本発明(IV)はシリコンウェーハの製造方法に限定されるものではない。
本発明(IV)の半導体ウェーハの製造方法は、ウェーハ表面を磨くラップ工程、ウェーハ表面を鏡面研磨するポリッシュ工程及び洗浄工程を含むことを特徴とする。先ず、シリコン単結晶の引き上げが行われ、引き上げられたインゴットは、外周研削、オリエンテーションフラット加工を経て、ウェーハ状に切断される。作製されたウェーハは、次にベベリング(側面磨き)、ラップ(表面磨き)の工程を経て、ポリッシュ(鏡面研磨)工程に送られる。ウェーハの鏡面研磨は、ワックス(接着剤)でウェーハをガラスあるいはセラミック製のプレート(治具)に接着・固定した後、ウェーハ表面を研磨材と研磨布で研磨する。鏡面研磨終了後のウェーハは、プレートから剥がされ、ウェーハ上に付着したワックスやパーティクル、あるいは金属不純物等の汚染を除去するための洗浄工程へ送られる。この洗浄工程は、(1)前記の洗浄剤組成物を用いる洗浄工程と、(2)アンモニア及び過酸化水素を含有する洗浄剤を用いる洗浄工程、を含みウェーハの洗浄が終了した段階で、表面検査を行い、製品となる。
【0032】
【実施例】
以下に実施例及び比較例を用いて本発明をより詳細に説明するが、本発明はこれらの実施例に限定されるものではない。
(実施例1)ぬれ性
TMAH0.35質量%とパーフルオロカプリル酸100ppmを含有する洗浄剤水溶液のシリコンウェーハ、ガリウム砒素ウェーハに対する接触角を測定し、その結果を表1に示した。
【0033】
(比較例1)
TMAH0.35質量%を含有する洗浄剤水溶液のシリコンウェーハ、ガリウム砒素ウェーハに対する接触角を測定し、その結果を表1に示した。
【0034】
【表1】
Figure 0003624809
表1に示した接触角の測定結果から、TMAHを含有する洗浄剤水溶液にパーフルオロカプリル酸を添加することにより、洗浄剤のシリコンウェーハ及びガリウム砒素ウェーハに対するぬれ性が改善されることが分かった。
【0035】
(実施例2)ワックス除去性
市販のワックス[商品名:アルファリキッドTR−100(インクテック社製)]を4インチガリウム砒素ウェーハ表面に1.7μmの膜厚で塗布し、これを80℃で5分間ベーキングし、試験用ウェーハを作製した。
試験用ウェーハを表2に示す洗浄剤組成物中に25℃で6分間浸漬し、その後、超純水で6分間リンスし、乾燥を行なった。処理後のウェーハ表面に集光燈をあて、肉眼にてワックス除去性を確認し、その結果を表2に示した。結果は、○−ワックスが完全に除去されている、△−ワックスが一部残っている、×−ワックスがウェーハ全面に残っている、の3段階で評価した。
【0036】
(比較例2、3)
実施例2と同じ方法で作製した試験用ウェーハを、表2に示す洗浄剤組成物中にそれぞれ浸漬した。その後、実施例2と同様に処理を行い、ワックス除去性を確認し、その結果を表2に示した。
【0037】
【表2】
Figure 0003624809
表2に示した試験結果から、TMAH水溶液にパーフルオロカプリル酸を添加した洗浄剤は、半導体の洗浄に多く用いられているポリオキシエチレンノニルフェニルエーテルを添加した洗浄剤よりもワックスの除去性が向上することが分かった。
【0038】
(実施例3)パーティクル除去性(1)(ガリウム砒素ウェーハ洗浄試験)
4インチガリウム砒素ウェーハ製造工程において、ラップ工程、エッチング工程を行った後のウェーハを、市販のワックス[商品名:アルファリキッドTR−100(インクテック社製)]でガラスプレート上に接着・固定し、ウェーハ表面を研磨剤と研磨布で鏡面研磨した。鏡面研磨終了後のウェーハをプレートから剥がし、これを試験用ウェーハとした。
【0039】
TMAH3.2質量%、ジエタノールアミン12.8質量%を含有する水溶液にパーフルオロカプリル酸を2000ppmとなるように添加し、この溶液を超純水で20倍に希釈して、ガリウム砒素ウェーハのパーティクル除去洗浄試験を行った。
洗浄試験は、試験用ウェーハを25℃で上記の希釈した洗浄液中に9分間浸漬し、次に25℃の超純水中においてリンス洗浄を6分間行った。その後、ウェーハの乾燥をIPA乾燥機を用いて1分間かけて行った。洗浄後、ウェーハ表面のパーティクルレベル(単位:個/ウェーハ、n=9)を測定し、その結果を表3に示した。
【0040】
(比較例4)
TMAH3.2質量%、ジエタノールアミン12.8質量%を含有する水溶液にポリオキシエチレンノニルフェニルエーテルを2000ppmとなるように添加し、この溶液を超純水で20倍に希釈し、実施例3と同様にしてガリウム砒素ウェーハの洗浄試験を行った。洗浄後、ウェーハ表面のパーティクルレベル(単位:個/ウェーハ、n=9)を測定し、その結果を表3に示した。
【0041】
【表3】
Figure 0003624809
表3に示したパーティクルレベルの測定結果から、TMAHとジエタノールアミンにパーフルオロカプリル酸を添加した水溶液で洗浄を行った実施例3の場合、界面活性剤として一般的に使用されるポリオキシエチレンノニルフェニルエーテルを使用した比較例4の場合と比べて、ウェーハ表面の付着パーティクル数を低減することができることが分かった。
【0042】
(実施例4)パーティクル除去性(2)(シリコンウェーハ洗浄試験)
6インチシリコンウェーハ製造工程において、ラップ工程、エッチング工程を行った後のウェーハを、市販のワックス[商品名:アルファリキッドTR−120(インクテック社製)]でガラスプレート上に接着・固定し、ウェーハ表面を研磨剤と研磨布で鏡面研磨した。鏡面研磨終了後のウェーハをプレートから剥がし、これを試験用ウェーハとした。
【0043】
TMAH1.3質量%を含有する水溶液にパーフルオロカプリル酸を100ppmとなるように添加した溶液を超純水で22倍に希釈し、過酸化水素水(30質量%水溶液)を3質量%となるように添加して、この溶液をシリコンウェーハ表面のパーティクル除去洗浄試験に使用した。
洗浄試験は、先ず75℃まで加熱した上記の洗浄液中に試験用ウェーハを6分間浸漬し、次に25℃の超純水中でリンス洗浄を6分間行った。さらに、75℃で、アンモニアと過酸化水素を含有する洗浄液を用いた洗浄を6分間行い、次に25℃の超純水中でリンス洗浄を6分間行った。その後、ウェーハの乾燥をIPA乾燥機を用いて1分間かけて行った。洗浄後、ウェーハ表面のパーティクルレベル(単位:個/ウェーハ、n=25)を測定し、その結果を表4に示した。
【0044】
【表4】
Figure 0003624809
表4に示した測定結果から、TMAH水溶液にパーフルオロカプリル酸と過酸化水素を添加した洗浄液で洗浄を行い、さらにアンモニアと過酸化水素を含有する洗浄液で洗浄することにより、0.2μm以上のパーティクルを10個程度のレベルまで下げることができることを確認した。
【0045】
(実施例5)シリコンウェーハの食刻作用
6インチシリコンウェーハを表5に示した洗浄剤組成物中に60℃で5分間浸漬し、その後、超純水で6分間リンスし、乾燥を行なった。洗浄テスト後のウェーハ表面の粗らさを原子間力顕微鏡を用いて測定し、その結果をウェーハ表面粗れ(Ra)として表5に示した。
【0046】
(比較例6)
6インチシリコンウェーハを、TMAH0.13質量%を含有する洗浄剤を用いて実施例5と同様にして洗浄し、洗浄テスト後のウェーハ表面粗らさを原子間力顕微鏡を用いて測定し、その結果を表5に示した。
【0047】
【表5】
Figure 0003624809
表5に示したシリコンウェーハの表面粗れ測定結果から、本発明の洗浄剤を用いた実施例5では、洗浄後のウェーハ表面粗れは0.12nmであり、食刻によるウェーハ表面粗れは問題ないレベルであることを確認した。
【0048】
(実施例6)ガリウム砒素ウェーハの食刻作用
4インチガリウム砒素ウェーハについて、25℃で同様に表6に示した洗浄剤組成物を用いて食刻作用試験を行い、試験後のウェーハ表面粗らさを測定し、その結果を表6に示した。
【0049】
【表6】
Figure 0003624809
表6に示したガリウム砒素ウェーハの表面粗れの測定結果から、洗浄によるウェーハ表面の粗れはわずかに増加するだけであることが分かった。
【0050】
【発明の効果】
本発明の洗浄剤組成物を用いれば、比較的単時間で半導体ウェーハあるいはウェーハ製造に使用されるガラス、セラミック製器具等の表面上の汚染物質を速やかに除去することができる。特に本発明の洗浄剤組成物はワックスの洗浄力が高く、食刻が十分に制御され、洗浄処理後の表面状態も極めて良好である。

Claims (20)

  1. フッ素系陰イオン性界面活性剤0.0001〜5質量%と第4級アンモニウム水酸化物0.001〜30質量%を含有することを特徴とする洗浄剤組成物。
  2. フッ素系陰イオン性界面活性剤0.0001〜5質量%と、第4級アンモニウム水酸化物0.001〜30質量%及びアルカノールアミン0.01〜20質量%を含有することを特徴とする洗浄剤組成物。
  3. フッ素系陰イオン性界面活性剤が下記一般式(1)
    COOM (1)
    (式中、Rは水素原子の一部または全部がフッ素原子で置換された、炭素数が2〜20の直鎖状または分岐鎖状のアルキル基またはアルケニル基であり、Mは水素原子、アルカリ金属原子、アンモニウム基、アルキルアンモニウム基またはアルカノールアンモニウム基を表す。)で表されるカルボン酸、その塩、下記一般式(2)
    SOM (2)
    (式中、Rは水素原子の一部または全部がフッ素原子で置換された、炭素数が2〜20の直鎖状または分岐鎖状のアルキル基またはアルケニル基であり、Mは前記と同様の意味を表す。)で表されるスルホン酸及びその塩からなる群から選ばれる少なくとも1種の化合物である請求項1または2に記載の洗浄剤組成物。
  4. フッ素系陰イオン性界面活性剤が、パーフルオロカプリル酸、パーフルオロカプリン酸、パーフルオロオクタンスルホン酸及びそれらの塩からなる群から選ばれる少なくとも1種の化合物である請求項1〜3のいずれかに記載の洗浄剤組成物。
  5. 第4級アンモニウム水酸化物が下記一般式(3)
    Figure 0003624809
    (式中、R、R、R及びRは、それぞれ独立に炭素数が1〜6のアルキル基またはヒドロキシアルキル基を表し、同一でも異なっていてもよい。)で表される群から選ばれる少なくとも1種の化合物である請求項1〜のいずれかに記載の洗浄剤組成物。
  6. 第4級アンモニウム水酸化物がテトラメチルアンモニウムハイドロオキサイドである請求項1〜のいずれかに記載の洗浄剤組成物。
  7. アルカノールアミンが下記一般式(4)
    Figure 0003624809
    (式中、Rは炭素数が1〜4のヒドロキシアルキル基を表し、R及びRはそれぞれ独立に水素原子、炭素数が1〜4のアルキル基、炭素数が1〜4のヒドロキシアルキル基または炭素数が1〜4のアミノアルキル基を表し、RとRは同一でも異なっていてもよい。またはRとRが結合し酸素原子または窒素原子で中断されてもよい炭素数3〜6のアルキレン基を表す。)で表される群から選ばれる少なくとも1種の化合物である請求項2〜6のいずれかに記載の洗浄剤組成物。
  8. アルカノールアミンが、モノエタノールアミン、ジエタノールアミン及びトリエタノールアミンからなる群から選ばれる少なくとも1種の化合物である請求項2〜7のいずれかに記載の洗浄剤組成物。
  9. 非イオン性界面活性剤0.0001〜5質量%を含有する請求項1〜のいずれかに記載の洗浄剤組成物。
  10. 非イオン性界面活性剤が下記一般式(5)
    10−O−(R11−O)−H (5)
    (式中、R10は炭素数が6〜20のアルキル基、R11は炭素数が2〜4のアルキレン基、pは3〜20の整数を表す。)で表されるポリオキシアルキレンアルキルエーテル型、下記一般式(6)
    12−C−O−(R13−O)−H (6)
    (式中、R12は炭素数が6〜20のアルキル基、R13は炭素数が2〜4のアルキレン基、qは3〜20の整数を表す。)で表されるポリオキシアルキレンアリールエーテル型及び下記一般式(7)
    14−COO−(R15−O)−H (7)
    (式中、R14は炭素数が9〜16のアルキル基、R15は炭素数が2〜4のアルキレン基、rは6〜16の整数を表す。)で表されるポリオキシアルキレンアルキルエステル型からなる群から選ばれる少なくとも1種の化合物である請求項1〜のいずれかに記載の洗浄剤組成物。
  11. 過酸化水素0.01〜20質量%を含有する請求項1〜10のいずれかに記載の洗浄剤組成物。
  12. 以下の2つの洗浄工程を含むことを特徴とする半導体ウェーハの洗浄方法。
    (1)請求項1〜11のいずれかに記載の洗浄剤組成物を用いる洗浄工程
    (2)アンモニア及び過酸化水素を含有する洗浄剤を用いる洗浄工程
  13. 洗浄工程(1)が半導体ウェーハ表面の脱脂及びパーティクル除去を行う請求項12に記載の半導体ウェーハの洗浄方法。
  14. 洗浄工程(2)が半導体ウェーハ表面のパーティクル除去を行う請求項12または13に記載の半導体ウェーハの洗浄方法。
  15. 請求項12〜14のいずれかに記載の洗浄方法により洗浄された表面を有する半導体ウェーハ。
  16. 半導体ウェーハ表面上の0.2μm以上の付着パーティクル数が100個以下である請求項15に記載の半導体ウェーハ。
  17. 半導体ウェーハがシリコンウェーハ、ガリウムリンウェーハ、ガリウム砒素ウェーハまたはインジウムリンウェーハである請求項15または16に記載の半導体ウェーハ。
  18. 半導体ウェーハがシリコンウェーハであり、表面粗れ(Ra)が0.2nm以下である請求項17に記載の半導体ウェーハ。
  19. 半導体ウェーハがガリウム砒素ウェーハであり、表面粗れ(Ra)が0.4nm以下である請求項17に記載の半導体ウェーハ。
  20. 以下の3つの工程を含むことを特徴とする半導体ウェーハの製造方法。
    (1)ウェーハ表面を磨くラップ工程
    (2)ウェーハ表面を鏡面研磨するポリッシュ工程
    (3)請求項1〜11のいずれかに記載の洗浄剤組成物を用いる洗浄工程とアンモニア及び過酸化水素を含有する洗浄剤を用いる洗浄工程
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