JP2001217215A - 半導体基板の表面処理用組成物および表面処理方法 - Google Patents

半導体基板の表面処理用組成物および表面処理方法

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JP2001217215A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 アルカリ性溶液を用いた半導体基板の表面処
理において、金属不純物の基板表面への付着を防止する
と共に、酸化膜の形成を防止し、基板表面の微粒子汚染
を効果的に除去する表面処理方法を提供する。 【解決手段】 アンモニアと、特定の分子構造を有する
界面活性剤と、特定の分子構造を有するキレート化剤と
を含むアルカリ性水溶液を用いて半導体基板を表面処理
する。例えば、界面活性剤にはポリオキシエチレングリ
コール系の非イオン性界面活性剤を用い、キレート化剤
にはポリアミノカルボン酸系化合物を用い、洗浄の際に
当該組成物に周波数800kHz以上の超音波を印加す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体製造工程に
おいて使用される半導体基板の表面処理用組成物および
表面処理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】LSIの高集積化に伴い、半導体製造プ
ロセスにおける清浄度管理はますます厳しくなる傾向に
ある。とりわけ、デバイスの微細化においては、基板表
面の微粒子汚染の管理が性能や歩留まりを左右するほど
重要となっている。例えば、大見忠弘著「ウルトラクリ
ーンULSI技術」(培風館1995年)第157〜1
58頁によれば、微粒子汚染によって配線間ショートや
断線等のパターン欠陥や絶縁膜の耐圧不良等が発生する
とされ、歩留まりに影響する粒子サイズは一般的にデザ
インルールの1/5〜1/10であると記載されてい
る。
【0003】上記のような微粒子汚染による特性の劣化
を回避するため、半導体プロセスでは洗浄プロセスが導
入されている。シリコンウエハの洗浄方法としては、一
般にRCA洗浄が広く知られている。RCA洗浄につい
ては、1970年6月、アール・シー・エー・レビュ
ー、第31巻、第2号、第187〜206頁(RCAR
eview,P.187〜206,VOL.31,N
O.2,JUNE,1970)に記されている。この文
献によれば、微粒子汚染の洗浄用としてアルカリ性のA
PM洗浄液(アンモニアと過酸化水素水の混合液)が用
いられる。APM洗浄液は、シリコン基板表面を酸化し
ながら表面近傍を溶解し、付着した微粒子を表面から脱
離させると共に、基板表面と微粒子との間に働く静電的
反発作用によって再付着を防止する機能を持っている。
この作用によって、基板表面の微粒子汚染は効果的に除
去される。
【0004】しかしながら、APM洗浄液中に金属不純
物が蓄積すると、シリコン基板表面に金属不純物が付着
するという問題が生じる。シリコン基板表面の金属汚染
については、例えば島ノ江憲剛監修「シリコンウェーハ
の洗浄と分析」(リアライズ社1998年)第7〜9頁
に記されている。この文献によれば、アルカリ性溶液中
に溶存する中性の金属水酸化物はシリコン表面に吸着し
易く、特にAPM洗浄液中においては、金属不純物はシ
リコン表面に形成する酸化膜中に取り込まれると記され
ており、これがAPM洗浄液などの酸化剤を含むアルカ
リ性洗浄液の大きな課題とされている。
【0005】上述のようなアルカリ性洗浄液の課題を解
決する手段として、洗浄液中にキレート化剤や界面活性
剤等の添加物を添加して洗浄に用いる方法が提案されて
いる。
【0006】洗浄液にキレート化剤を添加する方法とし
ては以下の方法が開示されている。特開平6−1167
70号公報には、塩基性の過酸化水素水溶液からなる洗
浄液にホスホン酸系のキレート化剤を添加する洗浄液が
開示されている。この方法によれば、アンモニアと過酸
化水素からなる洗浄液に、2つ以上のホスホン酸基を有
するキレート化剤を添加することにより、基板表面への
Fe金属汚染の付着が抑制されるとしている。
【0007】特開平6−216098号公報には、アル
カリと過酸化水素と水の混合液にキレート化剤を添加し
てシリコンウエハを洗浄し、さらにフッ化水素酸により
洗浄する方法が開示されている。この方法によれば、キ
レート化剤として0.1〜100ppmのコンプレクサ
ンまたはそのカルボン酸基配位子を他の酸基で置換した
キレート化剤を用いることにより、SC−2洗浄液(塩
酸−過酸化水素混合液)と同等の金属汚染除去効果が得
られ、その後フッ化水素酸で洗浄することにより基板表
面に残留したキレート化剤を除去できるとしている。
【0008】また、洗浄液に界面活性剤を添加する方法
として以下の方法が開示されている。特開3−5308
3号公報には、フッ化アンモニウム水溶液、過酸化水素
水、アンモニア水などを含む洗浄液もしくはエッチング
液に、特定のアニオン性界面活性剤を1〜50ppm添
加し、薬液中に存在する金属不純物が半導体素子表面へ
沈積するのを抑制する金属汚染の防止方法が開示されて
いる。
【0009】さらに、キレート化剤と界面活性剤の両方
を添加する方法として以下の方法が開示されている。特
開平5−259140号公報には、塩基性の過酸化水素
水溶液にホスホン酸系キレート化剤と界面活性剤を添加
した洗浄液が開示されている。この方法によれば、洗浄
液中に存在するFe、Cu金属不純物の基板表面への汚
染を表面濃度1×1010atoms/cm2以下に抑制
できるとしている。
【0010】特開平9−286999号公報には、アン
モニアとフッ素系界面活性剤とホスホン酸基を有する化
合物からなるシリコンウエハ洗浄用組成物が開示されて
いる。この技術によれば、シリコンウエハを洗浄する
際、当該洗浄液に過酸化水素が添加された場合も過酸化
水素の分解を防止することができ、かつ微粒子除去作用
と金属汚染防止効果に優れた洗浄液が得られるとしてい
る。
【0011】なお、微粒子汚染の洗浄性能の向上を目的
として洗浄液に界面活性剤を添加する種々の方法が開示
されている。特開平5−251416号公報には、アン
モニア水とフッ化水素系界面活性剤からなる低表面張力
アンモニア水組成物が開示されている。特開平5−33
5294号公報には、塩基性の過酸化水素水溶液に界面
活性剤を添加した半導体基板洗浄液が開示されている。
特開平6−13364号公報には、酸性あるいはアルカ
リ性過酸化水素水溶液に特定の非イオン性界面活性剤を
配合した洗浄液が開示されている。
【0012】特開平6−41770号公報には、フッ化
水素酸、塩酸、硝酸、過酸化水素水、酢酸、フッ化アン
モニウム、リン酸の少なくとも1種を含む処理液に界面
活性剤を添加してシリコンウエハ表面を処理する方法が
開示されている。特開平7−216392号公報には、
フッ化水素酸に特定の界面活性剤を添加したシリコンウ
エハの洗浄剤および洗浄方法が開示されている。特開平
8−69990号公報には、フッ化水素酸とオゾンと界
面活性剤からなる洗浄液を用いる半導体シリコンウエハ
の洗浄方法が開示されている。
【0013】特開平8−195369号公報には、アン
モニアと過酸化水素の混合液にアニオン系界面活性剤を
添加した洗浄液によりシリコンウエハ基板を洗浄する方
法が開示されている。特開平9−223679号公報に
は、特定の炭化水素、アルキレンオキサイド化合物、非
イオン性界面活性剤からなるシリコンウエハ洗浄剤およ
び洗浄方法が開示されている。特開平11−11698
4号公報には、分子中に2個以上のホスホン酸基を有す
る化合物を含有する半導体基板用洗浄剤組成物、および
これを用いる洗浄方法が開示されている。
【0014】特開平11−121418号公報には、特
定の分子構造を有する非イオン性化合物を含有する半導
体基板用洗浄剤組成物、およびこれを用いる洗浄方法が
開示されている。特開平11−238725号公報に
は、フッ化水素、フッ化アンモニウムおよび水からなる
バッファードフッ酸に、特定のフッ素系界面活性剤を添
加したエッチング組成物が開示されている。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開平
6−116770号公報、特開平6−216098号公
報、特開平5−259140号公報、特開平9−286
999号公報に開示された方法は、いずれも過酸化水素
を含むアルカリ性水溶液、すなわちAPM洗浄液中での
金属汚染防止を目的としており、本発明者らが行った実
験によれば、Fe、Cuのようなキレート化合物を形成
し易い金属に対しては優れた効果が得られたものの、A
lのようなキレート化合物を形成し難い金属に対しては
汚染防止効果が低いという結果が認められた。さらに、
処理液中に含まれる過酸化水素成分により、基板表面に
は酸化膜が形成されるため、処理後にフッ化水素酸等に
より酸化膜を除去する工程が必要になるという問題もあ
った。
【0016】また、特開平3−53083号公報に開示
された金属汚染の防止方法は、フッ化水素酸や硝酸を含
む酸性溶液中では優れた金属汚染防止効果が得られるも
のの、アルカリ溶液中においては効果が著しく低減する
という問題が認められ、要求に答えることはできなかっ
た。
【0017】なお、特開平5−251416号公報、特
開平5−335294号公報、特開平6−13364号
公報、特開平6−41770号公報、特開平7−216
392号公報、特開平8−69990号公報、特開平8
−195369号公報、特開平9−223679号公
報、特開平11−116984号公報、特開平11−2
38725号公報に開示された微粒子除去を目的とした
洗浄方法は、微粒子汚染に対しては高い洗浄効果が得ら
れるが、いずれも金属汚染防止効果は低いという問題が
認められた。
【0018】本発明は、前述した事情に鑑みてなされた
もので、アルカリ性溶液を用いた半導体基板の表面処理
において、金属不純物の基板表面への付着を防止すると
共に、酸化膜の形成を防止し、基板表面の微粒子汚染を
効果的に除去することができる半導体基板の表面処理用
組成物および表面処理方法を提供することを目的とす
る。
【0019】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、アルカリ
性洗浄液中における基板表面の金属汚染が、洗浄の際に
基板表面に形成される酸化膜上および酸化膜中に生じる
ことに着目し、洗浄液の検討を行った結果、酸化膜を形
成させることなく微粒子汚染を除去することが可能な洗
浄液を完成するに至った。
【0020】すなわち、従来のアルカリ性洗浄液は、過
酸化水素やオゾン等の酸化剤を含んでいるため、酸化剤
の酸化作用によって基板表面に親水性の酸化膜が形成さ
れ、この酸化膜によって、微粒子汚染の付着力が低下し
て除去がより容易になると共に、基板表面のエッチング
が均一化されて表面荒れが防げるといった効果が得られ
る。しかしながら、前述のとおり、前記酸化膜は金属不
純物の吸着を誘発するという問題があり、アルカリ洗浄
液中で金属不純物の吸着を防止する技術が必要とされて
いた。一方、金属不純物の吸着を防止する技術として、
上述の洗浄液にキレート化剤を添加する方法が提案され
ているが、これらの方法の抱えている問題点として、F
e、Ni等のキレート化合物を生成し易い金属について
は吸着防止の効果が得られるものの、Al、Zr等のキ
レート化合物を生成し難い金属については効果がほとん
ど得られないという問題が生じていた。すなわち、上述
のキレート化剤を添加する洗浄方法は、いずれもAPM
洗浄液に添加することを前提としており、基板表面に形
成する酸化膜上へのAl、Zr等の吸着を防止すること
は困難であった。
【0021】一方、過酸化水素やオゾン等の酸化剤を含
まない洗浄液は、酸化膜の形成が抑制されるものの、基
板表面が不均一にエッチングされるため表面荒れの問題
が生じるという課題があった。
【0022】本発明者らは、前記課題に鑑み、基板表面
に酸化膜を形成させることなく、金属不純物の吸着を防
止し、さらに表面荒れの発生を防止して微粒子汚染を効
果的に除去できる洗浄液を検討した結果、アンモニア水
と、特定の分子構造を有する界面活性剤と、特定の分子
構造を有するキレート化剤からなるアルカリ性溶液が効
果的であることを見出した。
【0023】上記課題を解決する本発明によれば、下記
1〜9に示す半導体基板の表面処理用組成物および表面
処理方法が提供される。
【0024】1.(a)アンモニアと、(b)下記一般
式(1) R−O−(Cm2mO)n−X …(1) (式中のRは炭化水素基、Xは水素原子または炭化水素
基、mおよびnは正の数をそれぞれ示す)で示されるポ
リオキシエチレングリコール系非イオン性界面活性剤
と、(c)キレート化剤としてポリアミノカルボン酸系
化合物と、(d)水とからなることを特徴とする半導体
基板の表面処理用組成物。
【0025】2.(a)アンモニアと、(b)下記一般
式(2)、(3)または(4) −COOY …(2) −SO3Y …(3) −OSO3Y …(4) (式中のYは水素原子、金属原子またはアンモニウム基
を示す)で示される親水基を有する陰イオン性界面活性
剤と、(c)キレート化剤としてポリアミノカルボン酸
系化合物と、(d)水とからなることを特徴とする半導
体基板の表面処理用組成物。
【0026】3.(a)アンモニアと、(b)下記一般
式(1) R−O−(Cm2mO)n−X …(1) (式中のRは炭化水素基、Xは水素原子または炭化水素
基、mおよびnは正の数をそれぞれ示す)で示されるポ
リオキシエチレングリコール系非イオン性界面活性剤
と、(c)キレート化剤としてオキシカルボン酸系化合
物と、(d)水とからなることを特徴とする半導体基板
の表面処理用組成物。
【0027】4.(a)アンモニアと、(b)下記一般
式(2)、(3)または(4) −COOY …(2) −SO3Y …(3) −OSO3Y …(4) (式中のYは水素原子、金属原子またはアンモニウム基
を示す)で示される親水基を有する陰イオン性界面活性
剤と、(c)キレート化剤としてオキシカルボン酸系化
合物と、(d)水とからなることを特徴とする半導体基
板の表面処理用組成物。
【0028】5.前記組成物は、(a)アンモニア含有
率が0.0001〜10重量%、(b)界面活性剤含有
率が0.0001〜0.1重量%、(c)キレート化剤
含有率が0.001〜1重量%のアルカリ性洗浄液であ
る1〜4の半導体基板の表面処理用組成物。
【0029】6.前記組成物のpHが8〜12の範囲で
ある1〜5の半導体基板の表面処理用組成物。
【0030】7.アンモニアに代えて、またはアンモニ
アと共に、アミン類およびアンモニウム塩からなる群か
ら選ばれる一または二以上の成分を用いた1〜6の半導
体基板の表面処理用組成物。
【0031】8.1〜7の半導体基板の表面処理用組成
物を用いた半導体基板の表面処理方法であって、当該基
板表面の汚染物の除去、汚染物の付着防止、表面平坦
化、または表面湿潤化等の表面改質処理を行うことを特
徴とする半導体基板の表面処理方法。
【0032】9.1〜7の半導体基板の表面処理用組成
物を用いた半導体基板の表面処理方法であって、当該組
成物を用いて半導体基板の表面処理を行う際に、超音波
を印加することを特徴とする半導体基板の表面処理方
法。
【0033】上述の表面処理用組成物を用いた半導体基
板の表面処理方法によれば、当該組成物中に過酸化水素
等の酸化剤を含まないため、半導体基板の表面処理の際
に、基板表面には酸化膜が形成されず、酸化膜への金属
不純物の付着が防止され、基板表面への金属汚染が防止
される。また、当該組成物の有する基板エッチング作用
と、アルカリ性で生じる静電的反発作用に加えて、当該
組成物に超音波を印加することにより、基板表面の微粒
子汚染が効果的に除去される。
【0034】
【発明の実施の形態】本発明は、半導体基板に付着した
微粒子汚染の洗浄に特徴を有するものである。したがっ
て、本発明における表面処理方法では、処理対象は半導
体基板であれば特に制限がない。具体的には、シリコン
基板が挙げられる。シリコン基板においては、微粒子汚
染や金属汚染に対する要求水準が高く、本発明の効果が
顕著に発揮される。また、シリコン基板の他、酸化シリ
コン基板、SOI基板、III−V族半導体材料からなる
基板等を用いることができる。
【0035】本発明における表面処理用組成物として、
前述のように、アンモニアと、非イオン性あるいは陰イ
オン性界面活性剤と、キレート化剤と、残部が水よりな
るアルカリ性溶液が用いられる。
【0036】本発明における表面処理用組成物はアルカ
リ性のものであればよいが、好ましくはpH8以上、さ
らに好ましくはpH9以上とすることにより、基板表面
への金属汚染の付着を防止しつつ、微粒子汚染をより一
層効果的に除去することができる。また、pHを13以
下、より好ましくは12以下とすることにより、基板の
エッチングによって生じる基板表面の荒れを抑えること
ができる。
【0037】本発明における表面処理用組成物に含まれ
るアルカリ成分としては、例えば、アンモニア、アミン
類、アンモニウム塩などを含むものが用いられる。これ
らのうち、いずれを選択した場合でもアルカリ性である
ことに起因するエッチング作用、および微粒子と基板の
静電反発作用が得られ、微粒子汚染を除去することがで
きる。しかしながら、上記のうち特定の種類のものを選
択することにより、さらに多くの利点を得ることができ
る。例えば、アンモニア、水酸化テトラメチルアンモニ
ウム(TMAH)、および水酸化トリメチル(2−ヒド
ロキシ)エチルアンモニウムからなる群から選ばれる一
または二以上の成分を含有することが好ましい。このよ
うな成分を含有する洗浄液を用いれば、微粒子汚染をよ
り一層効果的に除去することができる。また、洗浄後の
すすぎ工程を簡略化できるという利点も得られる。この
うちアンモニアが特に好ましい。アンモニアを用いると
洗浄液の残存を特に低減することができ、洗浄後のすす
ぎ工程を著しく簡略化できる。また、洗浄液の濃度等の
管理が容易であり、洗浄液組成の変動による処理のばら
つきを低減できる。
【0038】本発明における表面処理用組成物に含まれ
る界面活性剤としては、前記一般式(1)で示されるポ
リオキシエチレングリコール系非イオン性界面活性剤が
用いられる。具体的には、芳香族環を有するオクチルフ
ェニルポリオキシエチレンエーテル等の非イオン性界面
活性剤が挙げられる。また、上記非イオン性界面活性剤
に代えて、前記一般式(2)、(3)または(4)で示
される親水基を有する陰イオン性界面活性剤を用いても
差し支えない。具体的には、硫酸ドデシル塩やアルキル
ベンゼンスルホン酸塩等が挙げられる。以上のような界
面活性剤を用いれば、金属汚染防止効果が高まるばかり
でなく、いったん除去した微粒子汚染の再付着を効果的
に防止することができる。
【0039】界面活性剤の含有率は、表面処理用組成物
に対して好ましくは1〜1,000mg/L、より好ま
しくは10〜500mg/Lとする。この濃度が薄すぎ
ると充分な金属汚染防止効果が得られず、逆に濃すぎる
と基板表面に有機物が残存して半導体素子の性能を劣化
させる要因になったり、廃液の処理に費用がかかったり
する。
【0040】本発明における表面処理用組成物に含まれ
るキレート化剤としては、ポリアミノカルボン酸系化合
物、あるいはオキシカルボン酸系化合物が用いられる。
具体的には、エチレンジアミン四酢酸(EDTA)、ト
ランス−1,2−シクロヘキサンジアミン四酢酸(Cy
DTA)、ニトリロトリ酢酸(NTA)、ジエチレント
リアミンペンタ酢酸(DTPA)、N−(2−ヒドロキ
シエチル)エチレンジアミン−N,N’,N’−トリ酢
酸(EDTA−OH)等のポリアミノカルボン酸系化合
物、グルコン酸、酒石酸、クエン酸等のオキシカルボン
酸系化合物、またはこれらの塩が挙げられる。塩を用い
る場合は、半導体装置の特性に悪影響を及ぼさない塩が
好ましく、特にアンモニウム塩のように金属を含まない
塩が好ましい。以上のようなキレート化剤を用いれば、
金属汚染防止効果が高まるばかりでなく、いったん除去
した金属不純物の再付着を効果的に防止することができ
る。
【0041】キレート化剤の含有率は、表面処理用組成
物に対して好ましくは1〜10,000mg/L、より
好ましくは10〜1,000mg/Lとする。この濃度
が薄すぎると充分なキレート効果が得られず、逆に濃す
ぎると基板表面に有機物が残存して半導体素子の性能を
劣化させる要因になったり、廃液の処理に費用がかかっ
たりする。
【0042】本発明における表面処理用組成物は、酸化
剤を含まないことが好ましい。特に基板洗浄で広く用い
られている過酸化水素が含まれると、基板表面に酸化膜
を形成して金属不純物の付着を誘発するほか、過酸化水
素の分解によって発泡が生じ洗浄液の使用範囲が制限さ
れるという問題が生じるため、併用を避けることが好ま
しい。
【0043】本発明において表面処理を行う際、超音波
を印加することが好ましい。このようにすることによっ
て洗浄効果を一層高めることができる。この際、超音波
の周波数は800kHz以上とすることが好ましい。8
00kHz未満であると、基板にダメージを与えること
があり、また、超音波による洗浄作用が充分に得られな
い場合がある。
【0044】
【実施例】(実施例1)本実施例では、シリコンウエハ
上にポリスチレンラテックス粒子を付着させたものを用
いてモデル実験を行った。洗浄液として、アンモニア水
とキレート化剤と界面活性剤の混合液を用い、種々の組
成および温度条件で洗浄し、その洗浄効果と金属汚染防
止効果を評価した。
【0045】まず6インチシリコンウエハを複数枚用意
し、ウエハをポリスチレンラテックスの分散液に浸漬し
た。ウエハ表面を乾燥させた後、洗浄液として、アンモ
ニア水(0.018wt%)と、キレート化剤としてE
DTA(0.1wt%)と、界面活性剤としてポリオキ
シエチレンオクチルフェニルエーテル(100mg/
L)を含む混合液(pH9.5)を用い、これに5分間
浸漬して洗浄を行った。洗浄液の温度は25℃とした。
洗浄液中には金属不純物としてFe、Al、Cuを各1
00μg/L添加した。洗浄中は1.5MHzで超音波
を印加した。その後、純水を用いて充分にリンスした。
上記ウエハについて、洗浄前後のポリスチレンラテック
ス粒子除去率、ウエハ表面の金属汚染付着量およびウエ
ハ表面形態について評価した。評価方法を以下に示す。
【0046】(ラテックス粒子除去率)洗浄後のウエハ
表面のポリスチレンラテックス粒子残存量について、パ
ーティクルカウンターを用いて測定した。この結果をも
とに、洗浄前のポリスチレンラテックス粒子数を100
%としたときの除去率を算出した。洗浄後のポリスチレ
ンラテックス粒子除去率を表1に示す。
【0047】(金属汚染付着量)洗浄後のウエハ表面
に、フッ酸−過酸化水素混合液(HF1wt%,過酸化
水素3wt%)を適量滴下し、ウエハ表面全体に行き渡
らした後、滴下液全量を容器に回収した。当該溶液中の
Fe、Al、Cu各成分について黒鉛炉原子吸光分析装
置で定量した。各ウエハに対する黒鉛炉原子吸光分析の
測定値を6インチウエハ上における汚染濃度として算出
した。結果を表1に示す。
【0048】(ウエハ表面形態)洗浄後のウエハ表面の
濡れ性を観察し、均一な疎水性表面(水に対して接触角
が90度以上)が現れればベアシリコン表面、均一な親
水性表面が現れれば酸化膜表面とした。結果を表1に示
す。
【0049】(実施例2)洗浄液として、アンモニア水
(0.17wt%)とEDTA(0.1wt%)とポリ
オキシエチレンオクチルフェニルエーテル(100mg
/L)の混合液(pH9.5)を用いたこと以外は、実
施例1と同様にして洗浄実験および評価を行った。結果
を表1に示す。
【0050】(実施例3)洗浄液の温度を35℃とし、
洗浄液として、アンモニア水(0.075wt%)とE
DTA(0.1wt%)とポリオキシエチレンオクチル
フェニルエーテル(100mg/L)の混合液(pH
9.5)を用いたこと以外は、実施例1と同様にして洗
浄実験および評価を行った。結果を表1に示す。
【0051】(実施例4)洗浄液の温度を45℃とし、
洗浄液として、アンモニア水(0.36wt%)とED
TA(0.1wt%)とポリオキシエチレンオクチルフ
ェニルエーテル(100mg/L)の混合液(pH1
0.5)を用いたこと以外は、実施例1と同様にして洗
浄実験および評価を行った。結果を表1に示す。
【0052】(比較例1)洗浄液として、APM洗浄液
(アンモニア1wt%、過酸化水素5wt%、60℃)
を用いたこと以外は、実施例1と同様にして洗浄実験お
よび評価を行った。結果を表1に示す。
【0053】
【表1】
【0054】実施例1〜4のいずれの場合も、洗浄の際
に超音波を印加することにより、APM洗浄液と同等の
微粒子除去性が得られた。また、実施例1〜3では、金
属汚染付着量はすべてD.L.以下であり、実施例4で
はAlのみが検出された。さらに、実施例1〜4では、
いずれも表面形態はベアシリコン表面に維持された。こ
れに対し、比較例1では、微粒子除去率は高いものの、
金属汚染防止効果は低く、また、洗浄後のウエハ表面に
は酸化膜が形成されていた。
【0055】(実施例5)キレート化剤にCyDTA
(0.1wt%)を用いたこと以外は、実施例1と同様
にして洗浄実験および評価を行った。金属汚染の付着量
および表面形態の測定結果を表2に示す。
【0056】(実施例6)キレート化剤にグルコン酸
(0.1wt%)を用いたこと以外は、実施例1と同様
にして洗浄実験および評価を行った。金属汚染の付着量
および表面形態の測定結果を表2に示す。
【0057】(比較例2)洗浄液として、アンモニア水
(0.0002wt%)とポリオキシエチレンオクチル
フェニルエーテル(100mg/L)の混合液を用いた
こと以外は、実施例1と同様にして洗浄実験および評価
を行った。金属汚染の付着量および表面形態の測定結果
を表2に示す。
【0058】(比較例3)洗浄液として、APM洗浄液
(アンモニア1wt%、過酸化水素5wt%、60℃)
とEDTA(0.1wt%)とポリオキシエチレンオク
チルフェニルエーテル(100mg/L)の混合液を用
いたこと以外は、実施例1と同様にして洗浄実験および
評価を行った。金属汚染の付着量および表面形態の測定
結果を表2に示す。
【0059】
【表2】
【0060】実施例5では、金属付着量はすべてD.
L.以下であった。実施例6では、Cuのみが検出され
た。これに対し、比較例2および比較例3では、金属汚
染防止効果が不十分であり、特に洗浄液に過酸化水素を
含む比較例3では洗浄後の表面には酸化膜が形成され
た。
【0061】
【発明の効果】本発明によれば、アルカリ性溶液中の金
属不純物の半導体基板表面への付着を防止すると共に、
酸化膜の形成を防止し、半導体基板表面に付着した微粒
子汚染を効果的に除去することができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C11D 3/33 C11D 3/33 Fターム(参考) 3B201 AA03 BB05 BB82 BB92 BB93 BB94 CC01 CC21 4H003 AC11 BA12 DA15 DB01 DC04 EA23 EB13 EB16 EB19 FA15 FA28

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a)アンモニアと、(b)下記一般式
    (1) R−O−(Cm2mO)n−X …(1) (式中のRは炭化水素基、Xは水素原子または炭化水素
    基、mおよびnは正の数をそれぞれ示す)で示されるポ
    リオキシエチレングリコール系非イオン性界面活性剤
    と、(c)キレート化剤としてポリアミノカルボン酸系
    化合物と、(d)水とからなることを特徴とする半導体
    基板の表面処理用組成物。
  2. 【請求項2】 (a)アンモニアと、(b)下記一般式
    (2)、(3)または(4) −COOY …(2) −SO3Y …(3) −OSO3Y …(4) (式中のYは水素原子、金属原子またはアンモニウム基
    を示す)で示される親水基を有する陰イオン性界面活性
    剤と、(c)キレート化剤としてポリアミノカルボン酸
    系化合物と、(d)水とからなることを特徴とする半導
    体基板の表面処理用組成物。
  3. 【請求項3】 (a)アンモニアと、(b)下記一般式
    (1) R−O−(Cm2mO)n−X …(1) (式中のRは炭化水素基、Xは水素原子または炭化水素
    基、mおよびnは正の数をそれぞれ示す)で示されるポ
    リオキシエチレングリコール系非イオン性界面活性剤
    と、(c)キレート化剤としてオキシカルボン酸系化合
    物と、(d)水とからなることを特徴とする半導体基板
    の表面処理用組成物。
  4. 【請求項4】 (a)アンモニアと、(b)下記一般式
    (2)、(3)または(4) −COOY …(2) −SO3Y …(3) −OSO3Y …(4) (式中のYは水素原子、金属原子またはアンモニウム基
    を示す)で示される親水基を有する陰イオン性界面活性
    剤と、(c)キレート化剤としてオキシカルボン酸系化
    合物と、(d)水とからなることを特徴とする半導体基
    板の表面処理用組成物。
  5. 【請求項5】 前記組成物は、(a)アンモニア含有率
    が0.0001〜10重量%、(b)界面活性剤含有率
    が0.0001〜0.1重量%、(c)キレート化剤含
    有率が0.001〜1重量%のアルカリ性洗浄液である
    ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の
    半導体基板の表面処理用組成物。
  6. 【請求項6】 前記組成物のpHが8〜12の範囲であ
    ることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載
    の半導体基板の表面処理用組成物。
  7. 【請求項7】 アンモニアに代えて、またはアンモニア
    と共に、アミン類およびアンモニウム塩からなる群から
    選ばれる一または二以上の成分を用いたことを特徴とす
    る請求項1〜6のいずれか1項に記載の半導体基板の表
    面処理用組成物。
  8. 【請求項8】 請求項1〜7のいずれか1項に記載の半
    導体基板の表面処理用組成物を用いた半導体基板の表面
    処理方法であって、当該基板表面の汚染物の除去、汚染
    物の付着防止、表面平坦化、または表面湿潤化等の表面
    改質処理を行うことを特徴とする半導体基板の表面処理
    方法。
  9. 【請求項9】 請求項1〜7のいずれか1項に記載の半
    導体基板の表面処理用組成物を用いた半導体基板の表面
    処理方法であって、当該組成物を用いて半導体基板の表
    面処理を行う際に、超音波を印加することを特徴とする
    半導体基板の表面処理方法。
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