JP2019128884A - 通帳繰越方法、通帳処理装置 - Google Patents

通帳繰越方法、通帳処理装置 Download PDF

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浩司 須藤
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Abstract

【課題】裏表紙側に繰越し時の印字対象ページがあるタイプの通帳の繰越し動作の手間を軽減できる。【解決手段】通帳発行カセット15から裏表紙が印字面となるように通帳が繰出されて、捲り部17で1枚捲ることで印字対象ページにして通帳印字部16で印字する。一括閉じ部19で通帳を一括で閉じて表紙を印字面にして通帳印字部16で印字する。捲り部17で複数枚捲ることで明細ページにして通帳印字部16で印字する。【選択図】 図1

Description

本発明は、通帳の繰越しに関する。
銀行などに設置される現金自動預け払い機(ATM:Automatic Teller Machine)等の自動取引装置は、入金、出金などの様々な取引を行うことが出来、また、通帳の記帳や、通帳の繰越し等も行うことができる。ATMは、通帳の明細ページに取引の内容を印字する。その際、通帳の明細ページ(その最後のページ)に取引の内容を印字するための余白が無くなった場合には、通帳の繰り越しを行う。つまり、ATMは、既存の通帳に印字できなかった分の取引の内容を、新しい通帳に印字をして顧客に新しい通帳を発行する。その際、明細ページだけではなく、通帳における所定箇所への所定の印字も行う。これについて、例えば、特許文献1に記載されている。
特許文献1に記載されている例では、通帳は、表紙、裏表紙、および取引の内容が印字される明細ページを含む中紙が綴られた冊子状媒体である。そして、裏表紙には磁気ストライプが形成され、表紙を1枚めくったページである見返しページ、取引内容を印字される明細ページなどを含む中紙には、情報コードが形成される。そして、通帳の新規発行の際や上記通帳の繰り越しを行う際には、新たな通帳に対して、表紙への顧客名や口座番号などの印字→表紙めくり→見返しページへの顧客名や口座番号などの印字→見返しページめくり→明細ページへの取引内容の印字を行う。
この様に、通帳の繰越しの際には、明細ページへの取引内容の印字を行うだけでなく、表紙への印字と見返しページへの印字を行う必要があった。
特開2014−6919号公報(特に段落0031,0034,0037等)
特許文献1の場合、上記のように、対象となる通帳は、表紙を1枚めくったページが見返しページであるタイプである。しかしながら、通帳は、この様なタイプに限らない。例えば、裏表紙を1枚めくったページが見返しページであるタイプの通帳(裏表紙側に見返しページがあるタイプの通帳;以下、裏タイプの通帳と呼ぶものとする)も存在している。尚、見返しページは、繰越し時に明細ページ以外で印字対象となるページの一例と見做してよい。
図13は、この様な裏タイプの通帳について説明する為の図である。
尚、ここでは一例として、普通預金通帳を例にするが、通帳の種類としては他にも定期預金通帳、総合口座通帳などが知られている。
裏タイプの通帳では、まず図13(a)に示すように通帳が閉じた状態且つ表紙が上側の状態から表紙を捲ると図13(b)に示す見開きページがあり、続いて図13(c)に示す明細ページ群(複数枚;本例では6ページ分)があり、続いて図13(d)に示す約款のページがあり、最後に図13(e)の見返しページがある。見返しページから更に1枚捲ると、図13(f)に示す裏表紙(通帳が閉じた状態)となる。裏表紙には磁気ストライプがある。
従来では、裏タイプの通帳の場合、通帳の繰越しを行う際に、以下に説明するように、所定の印字を行う為に必要なページ捲り回数が多かった(それ故、時間が掛かっていた)。以下、図14、図15、図16を参照して、従来の通帳の繰越し時の処理動作について説明する。
図14、図15、図16は、従来の通帳の繰越時の処理動作について説明する為の図(その1)(その2)(その3)である。
尚、図14、図15、図16において、図上の左側には、上側から見た(通帳印字部102から見た)通帳の状態を示し、図上の右側には不図示の制御部(CPU等)による制御処理を示すフローチャートを示す。
まず、予め、図14(a)に示す形で発行通帳Pが通帳発行カセット101にセットされている。これは保守作業員等が手作業でセットする。尚、図ではセットされている発行通帳Pは1冊であるが、通常は複数冊セットされる。図示のように、発行通帳Pは通帳閉じ部を下にして通帳発行カセット101にセットされる。
尚、ここでは、発行通帳Pの表面(表紙)が図示の右側になるようにセットされると、図14(b)に示すように発行通帳Pを繰り出すと(通帳印字部102の直下まで搬送すると)発行通帳Pの表面が上側(印字面)となるように構成されているものとする。
ここで、図14(b)には、上記通帳発行カセット101を含む通帳発行ユニット100の概略構成を示す。通帳発行ユニット100には上記通帳発行カセット101と、図示の通帳印字部102、通帳搬送路103、通帳挿入/放出口104等と、更にページ捲り部105等が備えられる。ページ捲り部105は、1ページずつページ捲りを行える機構を備えている。
そして、上記不図示の制御部は、通帳の繰越しを行うものと判定した場合には、まず、上記通帳発行カセット101から一冊の発行通帳Pを繰出して、通帳搬送路103上を通帳印字部102の直下まで搬送する制御を行う(ステップS101)。上記のように発行通帳Pの表紙が上側(印字面)となっているので、図14(c)に示すように、発行通帳Pの表紙に対して通帳印字部102によって所定の印字(口座番号、氏名等の印字)を行う(ステップS102)。
その後は、概略的には、ページ捲り部105によってページ捲りが行われながら所定のページに対して通帳印字部102による印字が行われる。そして、印字完了したら、取引内容の印字が行われた明細ページが見える形で通帳挿入/放出口104から放出されることになる。これについて、以下、詳しく説明する。
すなわち、まず、上記表紙への印字が完了すると、続いて、ページ捲り部105によって見返しページとなるまで1ページずつ順次正方向へのページ捲りが行われる(ステップS103)。これは、まず、表紙から1ページ捲ると、図14(d)に示す状態すなわち見開きページとなる。更に、ページ捲り部105によってページ捲りが行われると、明細ページとなる。明細ページは複数ページ(本例では6ページ分)あり、図15(a)に示すように複数の明細ページについて順次ページ捲りが行われて、最後の明細ページに対してページ捲りが行われると図15(b)の約款のページとなる。この約款ページに対してページ捲りが行われることで、図15(c)の見返しページとなる。
これより、図15(d)に示すように、この見返しページに対して、通帳印字部102によって口座番号と氏名などを印字する(ステップS104)。
そして、最後に明細ページへの取引内容の印字を行う為に、ページ捲り部105によって明細ページの先頭ページとなるまで1ページずつ順次逆方向へのページ捲りが行われる(ステップS15)。これは、まず、見返しページにおいて逆方向に1ページ分捲ることで、図16(a)に示す状態(約款のページ)となる。
続いて、図16(b)に示すように明細ページの先頭ページになるまで順次、明細ページを1ページずつ逆方向に捲っていく。そして、図16(c)に示すように、明細ページの先頭ページにおいて取引内容の印字を行う(ステップS106)。仮に取引内容のデータ量が多い為に1ページでは印字し切れない場合には、ページ捲り部105によって正方向に1ページ分のページ捲りが行われて(ステップS107)、図16(d)に示すように取引内容データの残りが印字されることになる(ステップS108)。
以上で、通帳繰越し時に必要な印字処理が行われることになり、通帳は通帳挿入/放出口104から放出される(ステップS109)。顧客に対しては明細ページ群における取引内容データの最終印字行のページが開いた状態で、通帳が渡されることになる。
上述した例では、まず、表紙から見返しページまでに9回のページ捲りが行われ、見返しページから明細ページの先頭ページとするまでに7回のページ捲りが行われ、明細ページの先頭ページから2ページ目とする為の1回のページ捲りが行われる。従って、9回+7回+1回で合計17回のページ捲りを行う必要があった。
上述したように、裏タイプの通帳、すなわち裏表紙側に見返しページ(明細ページ以外の印字対象ページの例)があるタイプの通帳を用いる場合には、繰越しの際に必要な印字を行う為には多くの工数が掛かることになる(ページ捲り回数が非常に多くなる)。
本発明の課題は、裏表紙側に繰越し時の印字対象ページがあるタイプの通帳の繰越し動作の手間を軽減できる通帳繰越方法、通帳処理装置などを提供することである。
本発明の通帳繰越方法は、通帳の裏表紙が印字面となるように該通帳を繰出し、前記裏表紙に対してページ捲りを行うことで繰越時の印字対象ページを出した状態の該通帳を、天地ターンし、該印字対象ページに対して所定の印字を行い、該通帳の表紙が印字面となるように該通帳を閉じ、該表紙に対して所定の印字を行い、該表紙から明細ページとなるまで複数回のページ捲りを行い、該明細ページに応じた所定の印字動作を行う。
本発明の通帳繰越方法、通帳処理装置などによれば、裏表紙側に繰越し時の印字対象ページがあるタイプの通帳の繰越し動作の手間を軽減できる。
実施例1の通帳処理装置の構成図である。 実施例1による繰越し動作を説明する為の図(その1)である。 実施例1による繰越し動作を説明する為の図(その2)である。 実施例1による繰越し動作を説明する為の図(その3)である。 (a)(b)は、一括閉じ部の構成図である。 (a)〜(c)は、一括閉じ部の動作例(1/2)である。 (a)〜(c)は、一括閉じ部の動作例(2/2)である。 実施例2の通帳処理装置の構成図である。 実施例2の繰越し動作を説明する為の図(その1)である。 実施例2の繰越し動作を説明する為の図(その2)である。 実施例2の繰越し動作を説明する為の図(その3)である。 (a)(b)は通帳処理装置の制御装置の機能ブロック図である。 (a)〜(f)は、裏タイプの通帳について説明する為の図である。 従来の通帳の繰越時の処理動作について説明する為の図(その1)である。 従来の通帳の繰越時の処理動作について説明する為の図(その2)である。 従来の通帳の繰越時の処理動作について説明する為の図(その3)である。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。
図1は、実施例1の通帳処理装置の構成図である。
図示の通帳処理装置(通帳処理ユニット10)は、制御部11、通帳挿入/放出口12、通帳搬送路13、磁気部14、通帳発行カセット15、通帳印字部16、捲り部17、ターン部18、一括閉じ部19、複数の搬送ローラ20等を有する。
尚、通帳処理装置(通帳処理ユニット10)は、一般的に、例えばATM内に搭載されているか、あるいは、通帳記帳機(通帳の印字・繰越し専用の装置)内に搭載されている。
また、本例では通帳Pは上述した「裏表紙側に繰越し時の印字対象ページ(明細ページ以外で)があるタイプの通帳」(裏タイプの通帳)であるものとする。また、本例では一例として、普通預金通帳を例にするが、通帳の種類としては他にも定期預金通帳、総合口座通帳などが知られている。そして、本手法による繰越し動作の手間(工数;ページ捲り回数)を軽減できる効果は、普通預金通帳の場合に限らず、定期預金通帳、総合口座通帳などであっても同様にして得られる。
尚、本例では、繰越し時の印字対象ページ(表紙や明細ページ以外で)の一例が、見返しページであるものとする。
制御部11は、通帳処理ユニット10全体を制御する中央処理装置であり、例えば不図示のCPU等の演算プロセッサ、メモリ等の記憶部等を有する。制御部11は、例えば、搬送ローラ20を駆動制御して、通帳Pを通帳搬送路13上の任意の位置へと移動させる。例えば、通帳Pを通帳印字部16の直下の位置まで移動させる。そして、制御部11は、例えば、通帳印字部16を制御して、通帳Pに対する任意の印字を行わせる。
制御部11は、例えば、捲り部17を制御して、通帳Pのページ捲り(1ページずつ、正方向または逆方向に捲る)を行わせる。制御部11は、例えば、ターン部18を制御して、通帳Pの水平方向での天地ターンを行わせる。制御部11は、例えば、一括閉じ部19を制御して、通帳Pの一括閉じ動作(後述する)を行わせる。
制御部11は、上記不図示の記憶部に予め記憶されている所定のアプリケーションプログラムを、上記不図示の演算プロセッサが実行することで、例えば上述した処理や後述するフローチャートの処理を実現する。
通帳挿入/放出口12は、記帳の対象となる通帳Pの挿入や記帳済みの通帳Pの排出に用いられる。尚、図示していないが、通帳挿入/放出口12の近傍には、挿入された通帳を検出するためのセンサーが設けられている。
磁気部14は、通帳Pに設けられた磁気ストライプに記録された情報の読み取りあるいは記録された情報の更新を行う。通帳印字部16は、通帳Pへの記帳を行うための印字装置である。
捲り部17は、通帳Pのページを捲るための装置である。これは、正方向または逆方向に1ページずつ捲るように構成されている。通帳印字部16による通帳Pの任意のページに対する取引明細の印字処理中に、そのページに取引明細を印字できるスペースが無くなったら、印字を中断して、通帳Pを捲り部17の位置へと搬送して1ページ分のページ捲りが行われてから通帳印字部16の位置まで戻して、印字が再開される。
通帳発行カセット15には、繰越し用の通帳Pが1冊以上セットされる。ターン部18は、通帳Pの水平方向での天地ターンを行う。一括閉じ部19は、通帳Pの一括閉じ動作(後述する)を行う。
尚、図示していないが、通帳Pの画像の読み取りを行う不図示の撮像部を更に有していてもよい。この場合、制御部11は、撮影画像の画像認識を行って通帳Pの現在のページを判別できる機能を更に有していても良い。
従来から通常は、明細ページ群の最後のページを印字中に取引明細を印字できるスペースが無くなったら、通帳の繰越しを行う。繰越し動作では印字済みの通帳Pを通帳挿入/放出口12から放出して顧客に戻し、通帳発行カセット15から新たな通帳(未記帳)を繰出して残りの印字を行ってから、この新たな通帳も通帳挿入/放出口12から放出して顧客に戻す。但し、この例に限らず、印字済みの通帳Pを不図示の退避部に退避させ、新たな通帳Pを印字完了後にこれら2冊の通帳Pを一緒に通帳挿入/放出口12から放出して顧客に戻すようにしてもよい。
本手法では、この繰越し動作の効率化(ページ捲り回数の削減)を実現できる。以下、図2〜図4を参照して、本手法の実施例1による繰越し動作について説明する。
尚、図2(b)(c)、図3(a)〜(c)、図4(a)〜(d)では、図上の左側には、通帳の状態(特に図2(c)以降は上側から見た状態)を示し、図上の右側には制御部11の処理フローチャートを示す。
まず、図2(a)には、通帳発行カセット15に対する繰越し用の通帳Pのセット方法を示す。尚、繰越し用の通帳Pは、未だ何も印字等されていない通帳Pであり、発行通帳Pと記す場合もあるものとする。
上記のように、通帳発行カセット15には予め1冊以上の繰越し用の通帳P(発行通帳P)がセットされるが、そのセット方法は従来とは異なる。すなわち、図2(a)に示すように、発行通帳Pの閉じ部を下側にしてセットする点は従来と同じであるが、発行通帳Pの裏面(裏表紙)が図上の右側となるようにセットする点で、従来とは異なる。従来では、発行通帳Pの表紙が右側となるようにセットされることで、表紙が上側(印字面)となって印字部の直下へと搬送された。
これに対して、本例では上記のようにセットされることで、通帳発行カセット15から搬出された発行通帳Pは、裏表紙が上側(印字面)となって通帳印字部16の直下に搬送されることになる(図2(b)(c))。尚、図2(b)には発行通帳Pが通帳発行カセット15から通帳印字部16の直下に搬送される様子を示し、図2(c)には搬送後の発行通帳Pの状態を上側から見た様子を示す。
制御部11は、通帳の繰越しを行うと判定したら、上記のように印字済みの通帳Pを排出/退避等した後、まず、上記図2(b)に示すように通帳発行カセット15から一冊の発行通帳Pを搬出して図2(c)に示す状態とする(ステップS11)。そして、図2(c)に示す状態の発行通帳Pを捲り部17へ搬送して、捲り部17で正方向に1ページのページ捲りを行わせる(ステップS12)。これによって発行通帳Pは図3(a)に示すように、見返しページが開いた状態で且つ上下逆の状態となっている。続いて、制御部11は、ターン部18によって発行通帳Pを水平方向に天地ターンし(上下を逆転する;ステップS13)、更に通帳印字部16により見返しページに対する所定の印字(口座番号と氏名を印字)を行わせる(ステップS14;図3(b))。
続いて、制御部11は、一括閉じ部19によって通帳の見返しページから表紙までのページ群を一括で閉じることで(図3(c);ステップS15)、通帳Pは、閉じた状態且つ表紙が上側の状態となる。この状態で制御部11は、通帳印字部16により表紙に対する所定の印字(口座番号と氏名を印字)を行わせる(図4(a);ステップS16)。
続いて、制御部11は、捲り部17によって正方向への数ページ分(明細ページ群の先頭ページになるまで)のページ捲りを行わせる(図4(b);ステップS17)。そして、この状態で制御部11は、通帳印字部16により明細ページに対する印字(取引内容の印字)を行わせる(図4(c);ステップS18)。
基本的には以上で繰越し処理は終了するが、図示の例では明細ページ群の先頭ページ全てに印字しても、取引内容の全てを印字できなかったものとし、捲り部17で正方向へ1ページのページ捲りを行わせる(ステップS19)。そして、この状態で制御部11は、通帳印字部16により明細ページ(明細ページの2頁目;全体では3ページ)に対する印字(取引内容の印字)を行わせる(図4(d);ステップS20)。
本例では以上で明細ページへの印字を完了したものとし、最後に、この通帳Pを通帳挿入/放出口12から放出して(ステップS21)、繰越し処理を終了とする。
上述した実施例1では、捲り部17によるページ捲りの回数は、裏表紙から見返しページとする為の1回と、表紙から明細ページの先頭ページとする為の2回と、明細ページの先頭ページから次のページとする為の1回の合計4回のみであり、従来の17回に比べて格段にページ捲り回数が少なくて済む。この4回に、一括閉じ部19の一括閉じ動作とターン部18の天地ターン動作が加わっても、従来に比べて、工数が非常に少なくて済み、以って短時間で繰越しが完了することになる。
ここで、上記ターン部18は、例えば参考文献(特開平9−320009号公報、特開2017−138672号公報、特開2000−293734号公報)に記載のように既存の構成であるので、ここでは特に詳細な構成等を図示・説明しない。参考文献に記載のように、一度に180°ターンを行う構成もあれば、90°ターンを2回行うことで180°ターンを実現する構成もある。
以下、一括閉じ部19の詳細構成例について説明する。
図5(a)(b)は、一括閉じ部19の構成図である。
図5(a)は一括閉じ部19の側面図、図5(b)は一括閉じ部19の上面図である。
図5(a)に示すように一括閉じ部19は、通帳搬送路13下の任意の位置に埋め込まれる形で設けられている。
図示の例の一括閉じ部19は、図5(a)に示す一点鎖線により線対称の構成を有している。図5(a)における右側には、通帳捲りバーA31、この通帳捲りバーA31を駆動する通帳捲りバー用駆動モーターA32、通帳捲りバーA31がホームポジションにあるか否かを検知する通帳捲りバー用検知センサーA33を有している。同様にして、図5(a)における左側には、通帳捲りバーB34、この通帳捲りバーB34を駆動する通帳捲りバー用駆動モーターB35、通帳捲りバーB34がホームポジションにあるか否かを検知する通帳捲りバー用検知センサーB36を有している。
尚、ホームポジションとは、通帳捲りバーA31、通帳捲りバーB34とも図5(a)に示す位置(水平方向)を意味する。
上記一括閉じ部19の上記各構成は、例えば通帳搬送路13下に埋め込まれる形で設置されている。例えば、通帳搬送路13下には、通帳捲りバーA31、通帳捲りバーB34が、図5(a)に示す位置に成り得るようにする空間が設けられている。他の構成についても同様である。
通帳捲りバーA31は、通帳捲りバー用駆動モーターA32によって図5(a)に矢印で示すように回動可能となっている。通帳捲りバーB34は、通帳捲りバー用駆動モーターB35によって図5(a)に矢印で示すように回動可能となっている。
通帳捲りバーB34は、図5(a)に示す位置(ホームポジション)から時計回りに回動可能で、例えば後述するようにホームポジションから90°分、右回転可能となっている。換言すれば、水平ポジションから垂直ポジションとなるように回動可能となっている。勿論、その逆に、90°の位置(垂直ポジション)からホームポジション(水平ポジション)に戻すこともできる(90°の位置から反時計周りに90°回動可能である)。
また、通帳捲りバーA31は、ホームポジションから反時計回りに回動可能で、例えば後述するようにホームポジションから最大で135°分、左回転可能となっている。勿論、135°の位置からホームポジションに戻すこともできる(135°の位置から反時計周りに135°回動可能である)。勿論、通帳捲りバーA31も垂直ポジションとすることもできる。
尚、通帳捲りバー用検知センサーA33は、通帳捲りバーA31がホームポジションにあるか否かを検知する。同様に、通帳捲りバー用検知センサーB36は、通帳捲りバーB34がホームポジションにあるか否かを検知する。
上記一括閉じ部19の上記各構成について、以下、更に、図5(b)を参照して説明する。通帳Pは、任意のページ(本例では見返しページ)が開いた状態で通帳搬送路13上を搬送されてきて例えば図16(b)に示す位置で停止するようになっている。図示のように、通帳Pは、開いたページの一方が通帳捲りバーA31上に、他方が通帳捲りバーB34上に位置するようになっている。本例では特に、通帳Pの上記見返しページが開いた状態で図示の状態になるものとする。従って、通帳捲りバーA31上には通帳Pの表紙から見返しページまでの全てのページが載ることになり、通帳捲りバーB34上には通帳Pの裏表紙のみが載ることになる。従って、たとえば通帳捲りバーA31をホームポジションから反時計回りに回動すると、これに伴って通帳Pの表紙から見返しページまでの全てのページが回動する(纏めて捲られる)ことになる。
以上説明した構成の一括閉じ部19による通帳Pの一括閉じ動作について、図6、図7を参照して説明する。
図6(a)〜(c)、図7(a)〜(c)は、一括閉じ部19の動作例である。尚、図6、図7は、1つの動作例を2つの図面に分けて示している。
まず、図6(a)に示す状態、すなわち上記図5(b)で説明した状態となるものとする。上記の通り、通帳Pの見返しページが開いた状態となっており、通帳Pの表紙から見返しページまでの全ページが通帳捲りバーA31上に載り、裏表紙が通帳捲りバーB34上に載っている。
この状態から、まず、図6(b)に示すように、通帳捲りバーA31、通帳捲りバーB34を、それぞれ、上記ホームポジションから90°回動させる。これは、上記の通り、通帳捲りバーA31は反時計廻り、通帳捲りバーB34は時計廻りで回動させる。これより通帳捲りバーA31、通帳捲りバーB34は、図6(b)に示す状態(垂直ポジション)となる。これに伴って、通帳Pは図6(b)に示す状態となる。すなわち、通帳Pの表紙から見返しページまでの全ページが、上記通帳捲りバーA31の回動に伴って図示のように纏めて上側に捲られた状態となっている。同様に、通帳Pの裏表紙が、上記通帳捲りバーB34の回動に伴って図示のように上側に捲られた状態となっている。
この状態で、続いて、通帳捲りバーA31、通帳捲りバーB34の両方とも、現在位置(垂直ポジション)から反時計廻りに45°回動させることで、図6(c)に示す状態とする。尚、図6(c)に示す状態は、通帳捲りバーA31はホームポジションから反時計廻りに135°回動させた位置、通帳捲りバーB34はホームポジションから時計廻りに45°回動させた位置と言うこともできる。これより、図6(c)に示すように、通帳Pは全てのページが纏まって左寄りになっている。この状態から更に通帳捲りバーB34をホームポジションに戻るように回動させることで、図7(a)に示すように、通帳が閉じた状態となる。
図7(a)に示す状態では、通帳Pは、表紙が上面、裏表紙が底となる形で閉じた状態となっている。つまり、以上の動作により、通帳Pの表紙から見返しページまでの全ページを纏めて一度に一括で閉じることができたことになる。
その後は、図7(b)(c)に示すように通帳捲りバーA31もホ−ムポジションに戻るように回動させることで、一括閉じ部19の通帳一括閉じ動作は完了することになる。
尚、ホームポジションに戻す為の制御では、通帳捲りバー用検知センサーB36の検知結果がオフからオンになったら、通帳捲りバーB34がホームポジションに戻ったものと判定してモーターの駆動を停止する(それまでは通帳捲りバー用駆動モーターB35によって反時計廻りに通帳捲りバーB34を回動させる動作を続けることになる)。同様に、通帳捲りバー用検知センサーA33の検知結果がオフからオンになったら、通帳捲りバーA31がホームポジションに戻ったものと判定してモーターの駆動を停止する(それまでは通帳捲りバー用駆動モーターA32によって時計廻りに通帳捲りバーA31を回動させる動作を続けることになる)。
図8は、実施例2の通帳処理装置の構成図である。
実施例2の通帳処理装置(通帳処理ユニット40)は、制御部41、通帳挿入/放出口42、通帳搬送路43、磁気部44、通帳発行カセット45、通帳印字部46、捲り部47、ターン部48、複数の搬送ローラ49等を有する。
これら構成のうち、通帳挿入/放出口42、通帳搬送路43、磁気部44、通帳発行カセット45、通帳印字部46、捲り部47、ターン部48、複数の搬送ローラ49は、上記図1に示す通帳挿入/放出口12、通帳搬送路13、磁気部14、通帳発行カセット15、通帳印字部16、捲り部17、ターン部18、複数の搬送ローラ20と同じであってよく、その説明は省略する。通帳処理ユニット40が上記通帳処理ユニット10と異なる点は、まず、一括閉じ部19が無い点である。実施例2では、一括閉じ部19が無くても、従来に比べて通帳繰越し動作工数を短縮することができる。
また、制御部41は、上記制御部11とほぼ同様の制御動作を行うが、一括閉じ部19が無いことに伴って一部の制御動作が制御部11とは異なるものとなる。ここでは、主に制御部11とは異なる制御動作について説明するものとし、制御部11と同じ制御動作についてはその説明を簡略化または省略するものとする。
制御部41による繰越し動作制御について(実施例2の繰越し動作について)、図9、図10、図11を参照して以下に説明する。
図9(a)〜(c)、図10(a)〜(c)、図11(a)〜(d)は、実施例2の繰越し動作を説明する為の図(その1)(その2)(その3)である。
尚、図9(b)(c)、図10(a)〜(c)、図11(a)〜(d)では、図上の左側には通帳の状態(特に図9(c)以降は上側から見た状態)を示し、図上の右側には制御部41の処理フローチャートを示す。
まず、図9(a)には、通帳発行カセット45に対する繰越し用の通帳P(発行通帳P)のセット方法を示すが、これは図2(a)と同じであり、ここでの説明は省略する。尚、符号が異なるが(15と45)、上記の通り、通帳発行カセット45は通帳発行カセット15と同じであってよい。
制御部41は、通帳の繰越しを行うと判定したら、印字済みの通帳Pを排出/退避等した後、まず、図9(b)に示すように通帳発行カセット45から一冊の発行通帳Pを搬出して図9(c)に示す状態とする(ステップS31)。尚、図9(b)(c)は上記図2(b)(c)と同じであり、ステップS31の処理は上記ステップS11の処理と同じであってよいので、ここでの説明は省略する。
そして、図9(c)に示す状態の発行通帳Pを捲り部47へ搬送して、捲り部47で正方向へ1ページのページ捲りを行わせる(ステップS32)。これによって発行通帳Pは図10(a)に示すように、見返しページが開いた状態で且つ上下逆の状態となっている。続いて、制御部41は、ターン部48によって発行通帳Pを水平方向に天地ターンし(上下を逆転する;ステップS33)、更に通帳印字部46により見返しページに対する所定の印字(口座番号と氏名を印字)を行わせる(ステップS34;図10(b))。
尚、図10(a)(b)(c)は上記図3(a)(b)(c)と同じであってよく、ステップS32,S33,S34の処理は上記ステップS12,S13,S14の処理と同じであってよい。
そして、実施例2の場合、上記図3(c)、ステップS15の処理の代わりに、図10(c)、ステップS35の処理を行う点で、実施例1と異なる。
ステップS35の処理では、制御部41は、捲り部47によって、発行通帳Pが表紙となるまで順次、1ページずつ逆方向に捲っていく。
そして、発行通帳Pがその表紙が上側(印字面)の状態となったら、この状態で制御部41は、通帳印字部46により表紙に対する所定の印字(口座番号と氏名を印字)を行わせる(図11(a);ステップS36)。
続いて、制御部41は、捲り部47によって正方向への数ページ分(明細ページ群の先頭ページになるまで)のページ捲りを行わせ(図11(b);ステップS37)、通帳印字部46により明細ページに対する印字(取引内容の印字)を行わせる(図11(c);ステップS38)。図示の例では、更に次のページへの印字も行わせて(図11(d);ステップS39、S40)、最後に、この通帳Pを通帳挿入/放出口12から放出して(ステップS41)、繰越し処理を終了とする。
尚、図11(a)(b)(c)(d)及びステップS36、S37,S38,S39,S40,S41は、図4(a)(b)(c)(d)及びステップS16、S17,S18,S19,S20,S21と同じであってよい。
上述した実施例2では、捲り部17によるページ捲りの回数は、裏表紙から見返しページとする為の1回と、見返しページから表紙とする為の9回と、表紙から明細ページの先頭ページとする為の2回と、明細ページの先頭ページから次のページとする為の1回の合計13回であり、従来の17回に比べてページ捲り回数が少なくて済む。この13回に、ターン部18の天地ターン動作が加わっても、従来に比べて、工数が少なくて済み、以って短時間で繰越しが完了することになる。
以上説明したように、実施例2では、一括閉じ部19が無くても、従来に比べて通帳繰越し動作工数を短縮することができる。
尚、磁気部14、44によって、通帳Pの磁気ストライプに対して所定のデータが記憶される動作も行われるが、この動作についての説明は省略する。
図12(a)(b)は、本例の通帳処理装置の制御装置の機能ブロック図である。
図12(a)は、上記制御部11の機能ブロック図である。
尚、図12(a)には図示していないが、本例の通帳処理装置は、上記図1に示した通帳搬送路13、磁気部14、通帳発行カセット15、通帳印字部16、捲り部17、ターン部18、一括閉じ部19、複数の搬送ローラ20等を有している。
特に、繰越し用の通帳Pがセットされている通帳発行カセット15と、通帳Pに対して任意の印字動作を行う通帳印字部16と、通帳Pに対して一度に1ページのページ捲りを行う捲り部17と、通帳Pに対して水平方向の天地ターン行うターン部18と、開いた状態の通帳Pを一括で閉じる一括閉じ部19を、有している。
制御部11の処理機能は、概略的には例えば、まず、通帳発行カセット15から繰り出された、裏表紙が印字面となっている通帳に対して、捲り部17(ページ捲り部)とターン部18により繰越時の特定印字対象ページ(本例では見返しページ)にして通帳印字部16による印字を実行させる。続いて、通帳の表紙が印字面となるように一括閉じ部19によって通帳を一括で閉じさせて該通帳の表紙に対して通帳印字部16による印字を実行させる。その後、通帳の印字面が明細ページとなるまで、捲り部17によって正方向へのページ捲りを複数回実行させて該明細ページに対して通帳印字部16による印字を実行させる。
尚、繰越時の印字対象ページは、表紙、明細ページと、本例では見返しページであるが、これらの中で表紙と明細ページ以外のページ(本例では見返しページ)を特定印字対象ページと呼ぶものとする。
そして、詳細な例として図12(a)に示す例では制御部11は、第1制御部61、第2制御部62、第3制御部63、第4制御部64、第5制御部65、第6制御部66、第7制御部67を有している。
第1制御部61は、通帳発行カセット15から繰り出された、裏表紙が印字面となっている通帳Pに対して、捲り部17によりページ捲りを実行させることで所定の印字対象ページを出す。所定の印字対象ページは、上記一例では見返しページである。
第2制御部62は、上記のように所定の印字対象ページが開かれた状態の通帳Pに対して、ターン部18による水平方向での天地ターンを実行させる。
第3制御部63は、上記天地ターン実行後の前記印字対象ページに対して、前記通帳印字部16による印字を実行させる。
第4制御部64は、上記第3制御部63の制御による印字実行後、通帳Pの表紙が印字面となるように前記一括閉じ部19によって通帳Pを一括で閉じさせる。
第5制御部65は、第4制御部64の制御によって閉じられた通帳Pの表紙に対して、前記通帳印字部16による印字を実行させる。
第6制御部66は、上記第5制御部65の制御による印字実行後、通帳Pの印字面が表紙から明細ページとなるまで、前記捲り部17によって正方向へのページ捲りを複数回実行させる。
第7制御部67は、該明細ページに対して前記通帳印字部16による印字を実行させる。
図12(b)は、上記制御部41の機能ブロック図である。
尚、図12(b)には図示していないが、本例の通帳処理装置は、上記図1に示した通帳搬送路13、磁気部14、通帳発行カセット15、通帳印字部16、捲り部17、ターン部18、複数の搬送ローラ20等を有している。
制御部41の処理機能は、概略的には例えば、まず、通帳発行カセット15から繰り出された、裏表紙が印字面となっている通帳に対して、捲り部17(ページ捲り部)とターン部18により繰越時の特定印字対象ページ(本例では見返しページ)にして通帳印字部16による印字を実行させる。続いて、通帳の表紙が印字面となるまで捲り部17で逆方向へのページ捲りを複数回実行させて、該通帳の表紙に対して通帳印字部16による印字を実行させる。その後、通帳の印字面が明細ページとなるまで、捲り部17によって正方向へのページ捲りを複数回実行させて該明細ページに対して通帳印字部16による印字を実行させる。
そして、詳細な例として図12(b)に示す例では制御部41は、第1制御部61、第2制御部62、第3制御部63、第8制御部68、第5制御部65、第6制御部66、第7制御部67を有している。これら各制御部のうち第8制御部68以外は図12(a)に示す例では制御部11と同じであってよく同一符号を付してあり、その説明は省略する。
制御部41が上記図12(a)の制御部11と異なる点は、第4制御部64の代わりに第8制御部68を有している点である。
第8制御部68は、上記第3制御部による印字制御が完了した後、捲り部17によって逆方向へのページ捲りを複数回実行させることで、通帳の表紙が印字面となるようにする。
尚、図12(b)の場合、第5制御部65は、第8制御部68の制御によって閉じられた通帳Pの表紙に対して、前記通帳印字部16による印字を実行させることになる。
以上説明したように、本手法によれば、裏表紙側に繰越し時の印字対象ページがあるタイプの通帳の繰越し動作の手間を軽減できる。繰越時に必要となるページ捲りの回数、すなわち繰越時の印字対象のページ全て(本例では表紙、見返しページ、明細ページ)に印字する為のページ捲りの回数を、従来に比べて少なくすることができ、以って通帳繰越しに掛かる時間を短縮することができる。特に一括閉じ部を有する実施例1の場合、繰越し時に必要となるページ捲りの回数を、従来に比べて格段に少なくすることができる。実施例2の場合、一括閉じ部が無くても、繰越し時に必要となるページ捲りの回数を、従来に比べて少なくすることができる。更に、ページ捲りの障害リスクの回避、部品の消耗が減り部品交換頻度が少なくなる等の効果も得られるようになる。
10 通帳処理ユニット
11 制御部
12 通帳挿入/放出口
13 通帳搬送路
14 磁気部
15 通帳発行カセット
16 通帳印字部
17 捲り部
18 ターン部
19 一括閉じ部
20 搬送ローラ
31 通帳捲りバーA
32 通帳捲りバー用駆動モーターA
33 通帳捲りバー用検知センサーA
34 通帳捲りバーB
35 通帳捲りバー用駆動モーターB
36 通帳捲りバー用検知センサーB
40 通帳処理ユニット
41 制御部
42 通帳挿入/放出口
43 通帳搬送路
44 磁気部
45 通帳発行カセット
46 通帳印字部
47 捲り部
48 ターン部
49 搬送ローラ
61 第1制御部
62 第2制御部
63 第3制御部
64 第4制御部
65 第5制御部
66 第6制御部
67 第7制御部
68 第8制御部

Claims (8)

  1. 通帳の裏表紙が印字面となるように該通帳を繰出し、
    前記裏表紙に対してページ捲りを行うことで繰越時の特定印字対象ページを出した状態の該通帳を、天地ターンし、
    該特定印字対象ページに対して所定の印字を行い、
    該通帳の表紙が印字面となるように該通帳を閉じ、
    該表紙に対して所定の印字を行い、
    該表紙から明細ページとなるまで複数回のページ捲りを行い、
    該明細ページに応じた所定の印字動作を行うことを特徴とする通帳繰越方法。
  2. 前記通帳の表紙が印字面となるように該通帳を閉じる動作は、通帳を一括で閉じる動作であることを特徴する請求項1記載の通帳繰越方法。
  3. 前記通帳の表紙が印字面となるように該通帳を閉じる動作は、前記特定印字対象ページから前記表紙まで1ページずつ逆方向に捲っていく動作であることを特徴とする請求項1記載の通帳繰越方法。
  4. 前記繰越時の特定印字対象ページは、見返しページであることを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の通帳繰越方法。
  5. 繰越し用の通帳がセットされている通帳発行カセットと、
    通帳に対して任意の印字動作を行う通帳印字部と、
    通帳に対して一度に1ページのページ捲りを行うページ捲り部と、
    通帳に対して天地ターン行うターン部と、
    開いた状態の通帳を一括で閉じる一括閉じ部と、
    制御装置とを有し、
    該制御装置は、
    前記通帳発行カセットから繰り出された、裏表紙が印字面となっている通帳に対して、前記ページ捲り部と前記ターン部により繰越時の特定印字対象ページにして前記通帳印字部による印字を実行させた後、通帳の表紙が印字面となるように前記一括閉じ部によって通帳を一括で閉じさせて該通帳の表紙に対して前記通帳印字部による印字を実行させることを特徴とする通帳処理装置。
  6. 繰越し用の通帳がセットされている通帳発行カセットと、
    通帳に対して任意の印字動作を行う通帳印字部と、
    通帳に対して一度に1ページのページ捲りを行うページ捲り部と、
    通帳に対して天地ターン行うターン部と、
    開いた状態の通帳を一括で閉じる一括閉じ部と、
    制御装置とを有し、
    該制御装置は、
    前記通帳発行カセットから繰り出された、裏表紙が印字面となっている通帳に対して、前記ページ捲り部によりページ捲りを実行させることで繰越時の特定印字対象ページを出した状態とする第1制御部と、
    該通帳に対して前記ターン部による天地ターンを実行させる第2制御部と、
    該天地ターン実行後の前記特定印字対象ページに対して前記通帳印字部による印字を実行させる第3制御部と、
    該印字後、通帳の表紙が印字面となるように前記一括閉じ部によって通帳を一括で閉じさせる第4制御部と、
    該通帳の表紙に対して前記通帳印字部による印字を実行させる第5制御部と、
    該通帳の印字面が前記表紙から明細ページとなるまで、前記ページ捲り部によって正方向へのページ捲りを複数回実行させる第6制御部と、
    該明細ページに対して前記通帳印字部による印字を実行させる第7制御部と、
    を有することを特徴とする通帳処理装置。
  7. 繰越し用の通帳がセットされている通帳発行カセットと、
    通帳に対して任意の印字動作を行う通帳印字部と、
    通帳に対して一度に1ページのページ捲りを行うページ捲り部と、
    通帳に対して天地ターン行うターン部と、
    制御装置とを有し、
    該制御装置は、
    前記通帳発行カセットから繰り出された、裏表紙が印字面となっている通帳に対して、前記ページ捲り部と前記ターン部により繰越時の特定印字対象ページにして前記通帳印字部による印字を実行させた後、通帳の表紙が印字面となるまで前記ページ捲り部で逆方向へのページ捲りを複数回実行させ、該通帳の表紙に対して前記通帳印字部による印字を実行させることを特徴とする通帳処理装置。
  8. 繰越し用の通帳がセットされている通帳発行カセットと、
    通帳に対して任意の印字動作を行う通帳印字部と、
    通帳に対して一度に1ページのページ捲りを行うページ捲り部と、
    通帳に対して天地ターン行うターン部と、
    制御装置とを有し、
    該制御装置は、
    前記通帳発行カセットから繰り出された、裏表紙が印字面となっている通帳に対して、前記ページ捲り部によりページ捲りを実行させることで繰越時の特定印字対象ページを出した状態とする第1制御部と、
    該通帳に対して前記ターン部による天地ターンを実行させる第2制御部と、
    該天地ターン実行後の前記特定印字対象ページに対して前記通帳印字部による印字を実行させる第3制御部と、
    該印字後、前記ページ捲り部で逆方向へのページ捲りを複数回実行させることで通帳の表紙が印字面となるようにする第8制御部と、
    該通帳の表紙に対して前記通帳印字部による印字を実行させる第5制御部と、
    該通帳の印字面が前記表紙から明細ページとなるまで、前記ページ捲り部によって正方向へのページ捲りを複数回実行させる第6制御部と、
    該明細ページに対して前記通帳印字部による印字を実行させる第7制御部と、
    を有することを特徴とする通帳処理装置。
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