JP5560085B2 - 通帳証書発行装置 - Google Patents

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本発明は、銀行等の金融機関にて使用される通帳証書発行装置の装置構造及び、通帳記帳、通帳発行処理方法に関するものである。
従来から、通帳証書発行装置は、銀行等金融機関店舗内のカウンター内に設置され、オペレータ(金融機関等の行員)が使用する装置である。そのため、エンドユーザが通帳証書発行装置を操作することは、通常の場合はない。エンドユーザが通帳を記帳する場合は、銀行等金融機関の窓口に出向き、オペレータに依頼し、オペレータが操作する装置である通帳証書発行装置もしくは通帳伝票プリンター等にて記帳してもらう場合と、エンドユーザ自身が直接操作帳する装置(ATM(現金自動預払機(通帳記帳ユニット搭載タイプ))、通帳記帳機(通帳の記帳のみで繰越処理は不可)、自動通帳記帳繰越機(通帳の記帳と繰越処理が可能)等にて記帳する場合の何れかである。
エンドユーザ自身が操作する前記装置は、店舗内のエンドユーザが立ち入り可能な場所である待合ロビー内や、ATMコーナーなどに設置され、エンドユーザ用の装置として設置されていて、オペレータが使用する通帳証書発行装置や通帳伝票プリンター等とはそれぞれ別々の装置であり、エンドユーザとオペレータが同時に使用可能な装置は無かった(例えば、特許文献1〜特許文献3)。
特開平8−44933号公報 特開2007−179291号公報 特開2001−175792号公報
前述の理由により、銀行等金融機関は、通帳記帳、繰越を行うために来店するエンドユーザに対し、滞りなくサービスを提供するために、通帳を記帳、繰越処理する装置をオペレータ用とエンドユーザ用の両方を店舗内に設置する必要があった。
通帳証書発行装置と自動通帳繰越機は主に通帳を記帳、発行する装置であるため、各々金融機関による差や同一金融機関における店舗間の差はあるものの、ATM等の現金を扱う装置に比べ、比較的実稼動時間(実際に取引で装置が稼動している時間)は少なく、待機時間が比較的に多い装置である。また、各店舗におおよそ1台設置される装置であるため、ATM等のように1店舗あたり複数台設置する装置に比べると、生産量も少なく、コスト的にも比較的高価となりがちな装置である。
このため、当該装置を導入している銀行等金融機関にとっては、前記装置はATM等に比べコストパフォーマンスが少ない装置と認識しがちであり、銀行等金融機関の経営状況によっては設備投資を控えたい装置である。しかしながら、銀行等金融機関にとっては、エンドユーザへのサービス向上という観点から、前記装置を設置しないとサービス低下に繋がるため、両装置を設置する必要性もあり、設備投資のコストがかかるという課題があった。さらに、店舗面積の狭い支店にとっては、自動通帳繰越機と通帳証書発行装置の両方を設置するスペースが確保しにくいという課題があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、設置スペースを抑制した低コストの通帳証書発行装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明にかかる通帳証書発行装置は、顧客から通帳の記帳操作を受け付けるための顧客操作画面を表示し、前記顧客操作画面から前記記帳操作を受け付ける顧客操作表示部と、前記通帳を受け入れ、または記帳された前記通帳を前記顧客に排出する挿入排出部と、前記挿入排出部が受け入れた前記通帳に対して所定の記帳処理を行う記帳処理部と、前記挿入排出部と前記記帳処理部との間で前記通帳を搬送する第1搬送部と、を有する記帳機構と、オペレータから前記通帳の発行操作を受け付けるためのオペレータ操作画面を表示し、前記オペレータ操作画面から前記発行操作を受け付けるオペレータ操作表示部と、前記通帳を収納する収納部と、新たな前記通帳を発行する通帳発行部と、前記収納部と前記通帳発行部との間で前記通帳を搬送する第2搬送部と、を有する発行機構と、前記顧客操作部が前記記帳操作を受け付けた場合には、前記挿入排出部と前記記帳処理部と前記第1搬送部とを動作させて前記通帳に対する記帳処理を実行させ、前記オペレータ操作表示部が前記発行操作を受け付けた場合には、前記通帳発行部と前記第2搬送部とを動作させて前記通帳の発行処理を実行させる制御部と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、設置スペースを抑制した低コストの通帳証書発行装置を提供することができる。
本発明の実施例における通帳証書発行装置の装置構造側面図である。 通帳証書発行装置の装置構成概要図である。 本実施例における通帳証書発行装置の内部構成図と上位端末との接続形態を示す図である。 記憶部が通帳や証書の発行に関する種々のソフトウエアを記憶する例を示す図である。 媒体処理機構部と媒体収納機構部の内部構造を表す図である。 通帳証書発行装置の外観図(裏側:オペレータ操作面側)を示す図である。 図5Aに示した通帳証書発行装置の状態から、オペレータ側に媒体収納部が引き出された様子を示す図である。 通帳証書発行装置の上カバーを開けて媒体処理機構部を引出した状態を示す図である。 媒体収納部を通帳証書発行装置裏面側に引出した状態を示す図である。 媒体処理機構部と媒体収納部を同時に引出された状態を示す図である。 媒体収納機構部を装置前面側に引出された状態を示す図である。 通帳証書発行装置の外観図(表側:エンドユーザ操作面側)を示す図である。 図10Aに示した通帳証書発行装置の状態から、エンドユーザ側に媒体収納部が引き出された様子を示す図である。 通帳証書発行装置が、実際の銀行等金融機関に設置された状態を示す図である。 カウンターの内側から見た場合の外観上の通帳証書発行装置を示す図である。 通帳証書発行装置が行う媒体処理手順を示すフローチャートである。 図13に示す操作モード判定処理の処理手順を示すフローチャートである。 エンドユーザ用操作表示部に表示される画面の例を示す図である(エンドユーザ操作モード) オペレータ用操作表示部に表示される画面の例を示す図である(エンドユーザ操作モード) エンドユーザ用操作表示部に表示される画面の例を示す図である(操作待ちモード) オペレータ用操作表示部に表示される画面の例を示す図である(操作待ちモード) エンドユーザ用操作表示部に表示される画面の例を示す図である(オペレータ操作モード) オペレータ用操作表示部に表示される画面の例を示す図である(オペレータ操作モード)
以下に添付図面を参照して、本発明にかかる通帳証書発行装置の実施の形態を詳細に説明する。
図1は、本発明の実施例における通帳証書発行装置1の装置構造側面図である。図1において、1は通帳証書発行装置であり、エンドユーザ99とオペレータ88が前記装置を同時に使用している状態を表すものである。
図2は、通帳証書発行装置1の装置構成概要図である。通帳証書発行装置1の操作部はエンドユーザ用操作・表示部2とオペレータ用操作表示部3を具備し、スクリーンパネル5によって、エンドユーザ99とオペレータ88は仕切られており、それぞれ向い合っている状態であっても、操作に影響を与えることはない。通帳証書発行装置1の内部構成としては、媒体処理機構部60と媒体収納部20とを含んで構成される。媒体収納部20は、さらに通帳証書ホッパユニット30と通帳ホッパユニット上側40と通帳ホッパユニット下側50の3つのユニットを含んで構成されている。
図3Aは、本実施例における通帳証書発行装置1の内部構成図と上位端末との接続形態を示す図である。通帳証書発行装置1は、ホストコンピュータ70とオペレータ端末71とに接続されている。また、通帳証書発行装置1の内部には、例えば、CPU(Central Processing Unit)を有するコントローラ等から構成される制御部80と、記憶部81と、電源部82とを有している。なお、通帳証書発行装置1を構成する各部の制御や、後述する図13、14に示す処理の制御については、制御部80が行うものとする。
通帳証書発行装置1の不図示のモデムやNIC(Network Interface Card)等の通信部が、オペレータ端末71からホストコンピュータ70を介して発行、記帳指示を受けると、通帳証書発行装置1の制御部80は、通帳もしくは証書の発行処理を行う。
記憶部81は、例えば、ハードディスクやシステムメモリー等の記憶媒体であり、図3Bに示す、通帳や証書の発行に関する種々のソフトウエアを記憶するものである。記憶部81は、通帳証書発行装置1のオペレーティングシステムプログラム等の基幹プログラムからミドルウエア、ファームウエアプログラム等の各種のプログラムが記憶されるとともに、取引履歴などのジャーナルデータ等を記憶する。
図4は、媒体処理機構部60と媒体収納機構部20の内部構造を表す図である。図4に示すように、媒体処理機構部60は、媒体挿入口63からエンドユーザ99が挿入する媒体(以下、通帳と呼ぶ。)を吸入し、吸入された通帳は、上下に対向する搬送ローラ68によって、搬送路64を通って通帳を搬送される。そして、搬送された通帳は、まず磁気ストライプ/イメージ画像読取機構部62によって、通帳の磁気ストライプの情報とバーコード情報を読み取られる。
その後、印字機構部69が通帳の印字処理を行い、または頁替機構部67が、通帳を印字、頁替えを行い、未記帳データの記帳処理を行う。当該通帳に未記帳データの印字処理、磁気データの書込みなどが行われたら、搬送ローラ68が当該通帳を媒体挿入口63まで搬送し、エンドユーザ99に通帳を返却する。
また、前記通帳処理時に当該通帳が満行となり未記帳データを全て印字することが出来ない場合は、新しい通帳に記帳する必要があるので、図2に示した媒体収納部20の中の通帳ホッパユニット上側40、あるいは通帳ホッパユニット下側50より各ホッパ(31〜34,41〜44,51〜54)に具備されている媒体繰出ローラ21が新しい通帳を繰出し、搬送ローラ23、媒体収納機構部20に具備される搬送路22を通って、当該通帳が媒体処理機構部60まで搬送され、上述した印字機構部69等によって、通帳の印字、磁気ストライプデータの読み取り、バーコード情報の読取り等の処理を行った後、満行となった前記通帳と新しい前記通帳をエンドユーザ99に返却する。以上の説明が一般的な自動通帳繰越機に相当する処理内容である。
図5Aは、通帳証書発行装置1の外観図(裏側:オペレータ操作面側)を示す図である。通帳証書発行装置1の裏側は、オペレータ88が使用する部分であり、エンドユーザ99はアクセスできないようにスクリーンパネル5によって仕切られている。電源スイッチ6は、通帳証書発行装置1の電源のONまたはOFFを行うスイッチである。媒体発行部65は、オペレータ88が発行、記帳指示した通帳や証書等媒体を発行する部位である。なお、図5Bでは、図5Aに示した通帳証書発行装置1の状態から、オペレータ88側に媒体収納部20が引き出された様子を示している。
認証部7は、通帳証書発行装置1の操作権限をチェックする部位で、例えは、IDカードリーダ等磁気情報、IC情報の読取や、あるいは生態認証などを行うものである。扉キー(裏面側)11によって、前扉(裏面側)10を開閉することができる。また、上カバー9は媒体処理部60にアクセスする際に開状態となる。完成表示器4は、オペレータ88に対して通帳証書発行装置1の状態を知らしめるためのものであり、オンライン、オフライン状態や、処理が完了した場合、異常が発生した場合の状態をオペレータに対し知らしめるランプ等で発光したり、ブザー、チャイム等で発報するものである。
また、オペレータ88が複数の通帳を一度に付け込み記帳を行う場合は、図6に示すように、通帳証書発行装置1の上カバー9を開けて媒体処理機構部60を引出した状態にして、図4に示した一括記帳ホッパ61に通帳をセットして行うことができる。但し、この場合は、エンドユーザ99が操作していない場合に行う必要がある。媒体がリジェクト処理された場合に対しては、図4に示す媒体回収部66が媒体を回収する。この場合、エンドユーザ99は、スクリーンパネル5によって仕切られているため媒体回収部66へはアクセスできないようになっている。
図7は、媒体収納部20を通帳証書発行装置1裏面側に引出した状態を示す図である。このように、媒体収納部20の全体が通帳証書発行装置1の内部から外へ引出される構造となっているため、例えば、エンドユーザ99が記帳処理等を行っている最中にでも、媒体の補充を行うことができる。また、図8に示すように、媒体処理機構部60と媒体収納部20を同時に引出すことも可能である。なお、図9に示すように、媒体収納機構部20を装置前面側に引出すこととしてもよい。この場合、オペレータ88側のスペースが狭く媒体収納機構部20を引き出せない場合に有効である。
図10Aは、通帳証書発行装置1の外観図(表側:エンドユーザ操作面側)を示す図である。通帳証書発行装置1表側は、エンドユーザ99が使用する部分であり、エンドユーザ用操作・表示部2で操作を行う。エンドユーザ99が装置に近づくと、例えば、赤外線センサ等から構成される人物検知部12が、エンドユーザ99を検知し、音声ガイダンス等をスピーカから出力し、エンドユーザを誘導する。なお、図10Bでは、図10Aに示した通帳証書発行装置1の状態から、エンドユーザ99側に媒体収納部20が引き出された様子を示している。
また、装置前扉14には、テーブル6が取り付けられており、エンドユーザ99は、ハンドバック等の荷物をテーブル6に置くことができる。記帳する通帳は、媒体挿入口63に入れ、通帳は吸入され然るべき処理が行われる。処理が終わると、通帳は再び媒体挿入口に戻り、エンドユーザ99に対し、フリッカーランプ13でエンドユーザに対し通帳を抜取るよう促す。
図11は、本実施例における通帳証書発行装置1が、実際の銀行等金融機関に設置された状態を示す図である。通帳証書発行装置1の両横側は、例えば、店舗内にあるカウンターであり、エンドユーザ99は、外観上、一般的な自動通帳繰越機が設置してあると視認する。しかしながら、図12に示すように、実際にはカウンターの内側から見た場合、外観上はあたかも通帳証書発行装置1が設置されていると視認される。
このように、エンドユーザ99にとっては自動通帳繰越機として、オペレータ88にとっては通帳証書発行装置として使用することが可能であるため、本実施例の通帳証書発行装置1の横側面には、カウンター等が設置されても問題ないように、扉などの開閉部分はなく、また、ユニットの出し入れなど操作性を損なわない構造となっている。以上より、本実施例における通帳証書発行装置1は、装置外観の表側はあたかも自動通帳繰越機のような構造となっており、装置外観の裏側は通帳証書発行装置としての構造を保っているこの装置構造を有している。
続いて、エンドユーザ99とオペレータ88が同時に使用する場合の、通帳証書発行装置1の媒体処理方法について説明する。図13は、本発明の通帳証書発行装置1の媒体処理手順を示すフローチャートである。
図13に示すように、通帳証書発行装置1の電源がONされて、通帳証書発行装置1がオンラインニュートラル状態になると(ステップS700)、その後、制御部80は、媒体処理が終了したか否か(例えば、業務終了させる操作を受け付けたか否か)を判定し(ステップS701)、媒体処理が終了していないと判定した場合、操作モード判定処理を行う(ステップS702)。一方、制御部80は、媒体処理が終了していないと判定した場合(ステップS701;No)、図13に示す媒体処理を終了させる。
図14は、上述した操作モード判定処理の処理手順を示すフローチャートである。図14に示すように、制御部80は、エンドユーザが操作するモードであるエンドユーザ操作モード、オペレータが操作するモードであるオペレータ操作モード、もしくはいずれかの操作待ち状態かを示す操作待ちモードを判定する。
操作モードとしては、上述した3つのモードと、各モードに対応する操作画面とが対応付けて記憶部81に記憶され、エンドユーザ操作モード、オペレータ操作モード、操作待ちモードがある。
具体的には、エンドユーザ操作モードでは、制御部80は、エンドユーザ用操作表示部2に、図15Aに示す画面を表示させると共に、オペレータ用操作表示部3には、図15Bに示すような画面を表示させる。図15Aに示す例では、エンドユーザ99に、通帳の挿入を促すメッセージが表示され、図15Bに示す例では、オペレータ88に、エンドユーザ99が処理中である旨のメッセージが表示されている様子を示している。なお、エンドユーザ操作モード中でも緊急を要する場合は、オペレータ88がオペレータモードボタンを押すことによって、エンドユーザ99の処理が終わった後に強制的にオペレータモードへ移行することも可能となっている。
図14に示すように、制御部80は、エンドユーザの操作を優先させるため、まず、操作モードがエンドユーザ操作モードであるか否かを判定し(ステップS716)、操作モードがエンドユーザ操作モードであると判定した場合(ステップS716;Yes)、一定の時間だけエンドユーザ操作モードを継続するために、エンドユーザ操作終了後30秒間が経過したか(またはモード切替ボタンが押下されたか)否かを判定する(ステップS717)。
そして、制御部80は、エンドユーザ操作終了後30秒間が経過した(またはモード切替ボタンが押下された)と判定した場合(ステップS717;Yes)、操作モードを操作待ちモードに遷移させる(ステップS718)。
具体的には、操作待ちモードでは、制御部80は、エンドユーザ用操作表示部2に、図16Aに示す画面を表示させると共に、オペレータ用操作表示部3には、図16Bに示すような画面を表示させる。図16Aに示す例では、エンドユーザ99からの操作の受付を開始するための初期画面が表示され、図16Bに示す例では、オペレータ88に、通帳の発行処理の操作をするための初期画面が表示されている様子を示している。
そして、制御部80は、操作モードがエンドユーザ操作モードから変更されたか否かを判定し(ステップS719)、操作モードがエンドユーザ操作モードから変更されたと判定した場合(ステップS719;Yes)、操作モードを指定されたモード(操作待ちモード、またはオペレータモード)に変更し(ステップS720)、さらに、あらかじめ不図示のタイマ等によって操作モードの切り替え時刻が到来したか否かを判定する(ステップS721)。
オペレータ操作モードでは、制御部80は、エンドユーザ用操作表示部2に、図17Aに示す画面を表示させると共に、オペレータ用操作表示部3には、図17Bに示すような画面を表示させる。図17Aに示す例では、エンドユーザ99に、取扱が出来ない旨のメッセージが表示され、図17Bに示す例では、オペレータ88に、通帳の発行処理の操作が可能な画面が表示されている様子を示している。なお、エンドユーザ操作モード中でも緊急を要する場合は、オペレータ88がオペレータモードボタンを押すことによって、エンドユーザ99の処理が終わった後に強制的にオペレータモードへ移行することも可能となっている。
そして、制御部80は、あらかじめ不図示のタイマ等によって操作モードの切り替え時刻が到来したと判定した場合(ステップS721;Yes)、操作モードが指定されていない場合であっても、あらかじめ定められた操作モードに切り替える(ステップS722)。このステップS722の処理が終了すると、図14に示す操作モード判定処理の全ての処理が終了する。
続いて、図13に戻り、ステップS703以降の処理について説明する。制御部80は、ステップS702の処理が終了すると、操作モードがオペレータ操作モードではないモードであるか(すなわち、操作待ちモードかエンドユーザ操作モードのいずれの操作モードであるか)を判定し、さらにその操作モードにおいてエンドユーザ99からの操作が受け付けられたか否かを判定する(ステップS703)。
そして、制御部80は、その操作モードにおいてエンドユーザ99からの操作が受け付けられたと判定した場合(ステップS703;Yes)、操作モードをエンドユーザ操作モードに切り替え(ステップS704)、所定の記帳処理を行い(ステップS705)、ステップS701に戻る。
一方、制御部80は、その操作モードにおいてエンドユーザ99からの操作が受け付けられていないと判定した場合(ステップS703;No)、さらに、ホストコンピュータ70等の上位装置から、媒体に関する指示があったか否かを判定する(ステップS706)。
そして、制御部80は、ホストコンピュータ70等の上位装置から、媒体に関する指示があったと判定した場合(ステップS706;Yes)、操作モードが操作待ちモードであるか否かを判定し(ステップS707)、操作モードが操作待ちモードでないと判定した場合(ステップS707;No)、ステップS701に戻る。
一方、制御部80は、操作モードが操作待ちモードであると判定した場合(ステップS707;Yes)、操作モードをオペレータ操作モードに切り替え(ステップS708)、さらに、媒体に関する指示が、媒体の発行に関する指示であるか否かを判定する(ステップS709)。
そして、制御部80は、媒体に関する指示が、媒体の発行に関する指示であると判定した場合(ステップS709;Yes)、所定の媒体発行処理を行い(ステップS710)、操作モードを再び操作待ちモードに切り替え(ステップS712)、ステップS701に戻る。
一方、制御部80は、媒体に関する指示が、媒体の発行に関する指示でない(例えば、操作モードの変更等である)と判定した場合(ステップS709;No)、その指示に従った所定の処理を行い(ステップS711)、ステップS712に進み、ステップS701に戻る。
ステップS706において、制御部80は、ホストコンピュータ70等の上位装置から、媒体に関する指示がないと判定した場合(ステップS706;No)、オペレータ88による記帳操作された、またはエンドユーザモード中にオペレータ88による記帳があったか否かを判定する(ステップS713)。
そして、制御部80は、これらの記帳があったと判定した場合(ステップS713;Yes)、操作モードをオペレータモードに切り替えて(ステップS714)、所定の貴重取引を行う(ステップS715)。
一方、制御部80は、これらの記帳がないと判定した場合(ステップS713;No)、操作モードを操作待ちモードに切り替えて(ステップS716)、ステップS701に戻る。
このように、エンドユーザ用操作表示部2が、顧客から通帳の記帳操作を受け付けるための顧客操作画面を表示し、顧客操作画面から記帳操作を受け付け、媒体挿入口63が、通帳を受け入れ、または記帳された通帳を顧客に排出し、媒体処理部60(印字部)が、媒体挿入口63が受け入れた通帳に対して所定の記帳処理を行い、搬送路22または搬送路64が、媒体挿入口63と媒体処理部60(印字部)との間で通帳を搬送する記帳機構と、オペレータ用操作表示部3が、オペレータから通帳の発行操作を受け付けるためのオペレータ操作画面を表示し、オペレータ操作画面から発行操作を受け付け、媒体収納部20が通帳を収納し、媒体処理部60(発行部)が新たな通帳を発行し、搬送路22または搬送路64が、媒体収納部20と媒体処理部60(発行部)との間で通帳を搬送する発行機構と、制御部80が、エンドユーザ用操作表示部2が記帳操作を受け付けた場合には、媒体挿入口63と媒体処理部60(印字部)と搬送路22または搬送路64とを動作させて通帳に対する記帳処理を実行させ、オペレータ用操作表示部3が発行操作を受け付けた場合には、媒体処理部60(発行部)と搬送路22または搬送路64とを動作させて通帳の発行処理を実行させるので、設置スペースを抑制した低コストの通帳証書発行装置を提供することができる。
また、オペレータが操作する部分と、エンドユーザが操作する部分は分離された構造となっているため、エンドユーザとオペレータが同時に操作可能となる。さらに、一般的に、銀行等金融機関のシステム構成としては、自動通帳繰越機は、自動機サーバーを介しホストと交信し、通帳証書発行装置は、営業店サーバーを介しホストと交信するが、そのためそれぞれ独立したタスクを処理しているが、両タスクを装置1台で処理するため、エンドユーザからの操作とオペレータからの操作を効率的に処理するよう振り分け処理を行ない、本発明の装置を使用するエンドユーザに対する待ち時間を最小限に抑えることができる。
なお、本発明は、上記実施の形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化することができる。また、上記実施の形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成することができる。例えば、実施の形態に示される全構成要素からいくつかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施の形態にわたる構成要素を適宜組み合わせても良い。
1 :通帳証書発行装置
2 :エンドユーザ用操作表示部
3 :オペレータ用操作表示部
4 :完成表示器
5 :スクリーンパネル
6 :電源スイッチ
7 :認証部
8 :媒体回収部
9 :上カバー
10:前扉(裏面側:オペレータ操作面側)
11:扉キー(裏面側:エンドユーザ操作面側)
12:人物検知部
13:フリッカーランプ
14:前扉(表面側)
15:扉キー(表面側)
20:媒体収納部
21:媒体繰出ローラ
22:搬送路
23:搬送ローラ
30:通帳証書ホッパユニット
31〜32:通帳証書ホッパユニット内の通帳ホッパ
33〜34:通帳証書ホッパユニット内の証書ホッパ
40:通帳ホッパユニット(上側)
41〜44:通帳ホッパユニット(上側)内の通帳ホッパ
50:通帳ホッパユニット(下側)
51〜54:通帳ホッパユニット(下側)内の通帳ホッパ
60:媒体処理機構部
61:一括記帳ホッパ
62:磁気ストライプ/イメージ画像読取機構部
63:媒体挿入口
64:搬送路
65:媒体発行部
66:媒体回収部
67:頁替機構部
68:搬送ローラ
69:印字機構部
70:ホストコンピュータ
71:オペレータ端末
80:制御部
81:記憶部
82:電源部。

Claims (7)

  1. 顧客から通帳の記帳操作を受け付けるための顧客操作画面を表示し、前記顧客操作画面から前記記帳操作を受け付ける顧客操作表示部と、
    オペレータから前記通帳の発行操作を受け付けるためのオペレータ操作画面を表示し、前記オペレータ操作画面から前記発行操作を受け付けるオペレータ操作表示部と、
    前記通帳を受け入れ、または記帳された前記通帳を前記顧客に排出する挿入排出部と、
    前記通帳を収納する収納部と、
    前記挿入排出部が受け入れた前記通帳または前記収納部から繰出された新たに発行する前記通帳に対して所定の記帳処理を行う記帳処理部と、
    前記新たな通帳を前記オペレータに発行する通帳発行部と、
    前記挿入排出部と前記記帳処理部と前記通帳発行部とを接続し、前記通帳を搬送する第1搬送部と、を有する記帳機構と、
    前記収納部と前記記帳機構との間で前記通帳を搬送する第2搬送部と、を有する発行機構と、を備え、
    前記顧客操作部が前記記帳操作を受け付けた場合には、前記挿入排出部と前記記帳処理部と前記第1搬送部とを動作させて前記通帳に対する記帳処理を実行させ、前記オペレータ操作表示部が前記発行操作を受け付けた場合には、前記通帳発行部と前記第2搬送部と前記記帳処理部と前記第1の搬送部とを動作させて前記通帳の発行処理を実行させる制御部と、
    を備えることを特徴とする通帳証書発行装置。
  2. 前記顧客操作表示部は、前記顧客からの操作が可能な状態を表示する顧客用操作待ちモード画面と、前記顧客が前記記帳操作をするための顧客操作モード画面と、前記オペレータが前記オペレータ操作表示部から前記発行操作をしている場合に前記顧客からの操作が不可能な旨を表示する取扱中止画面と、を表示し、
    前記オペレータ操作表示部は、前記オペレータからの操作が可能な状態を示すオペレータ用操作待ちモード画面と、前記オペレータが前記発行操作をするためのオペレータ操作モード画面と、前記顧客が前記顧客操作表示部から前記記帳操作をしている場合に前記顧客が操作中である旨を表示するメッセージ表示画面と、を表示し、
    前記制御部は、前記顧客用操作待ちモード画面と前記顧客操作モード画面と前記取扱中止画面とを切り替えるように前記顧客操作表示部を制御し、前記オペレータ用操作待ちモード画面と前記オペレータ操作モード画面と前記メッセージ表示画面とを切り替えるように前記オペレータ操作表示部を制御する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の通帳証書発行装置。
  3. 顧客から通帳の記帳操作を受け付けるための顧客操作画面を表示し、前記顧客操作画面から前記記帳操作を受け付ける顧客操作表示部と、
    前記通帳を受け入れ、または記帳された前記通帳を前記顧客に排出する挿入排出部と、
    前記挿入排出部が受け入れた前記通帳に対して所定の記帳処理を行う記帳処理部と、
    前記挿入排出部と前記記帳処理部との間で前記通帳を搬送する第1搬送部と、を有する記帳機構と、
    オペレータから前記通帳の発行操作を受け付けるためのオペレータ操作画面を表示し、前記オペレータ操作画面から前記発行操作を受け付けるオペレータ操作表示部と、
    前記通帳を収納する収納部と、
    新たな前記通帳を発行する通帳発行部と、
    前記収納部と前記通帳発行部との間で前記通帳を搬送する第2搬送部と、を有する発行機構と、
    前記顧客操作部が前記記帳操作を受け付けた場合には、前記挿入排出部と前記記帳処理部と前記第1搬送部とを動作させて前記通帳に対する記帳処理を実行させ、前記オペレータ操作表示部が前記発行操作を受け付けた場合には、前記通帳発行部と前記第2搬送部とを動作させて前記通帳の発行処理を実行させる制御部と、
    を備え
    前記顧客操作表示部は、前記顧客からの操作が可能な状態を表示する顧客用操作待ちモード画面と、前記顧客が前記記帳操作をするための顧客操作モード画面と、前記オペレータが前記オペレータ操作表示部から前記発行操作をしている場合に前記顧客からの操作が不可能な旨を表示する取扱中止画面と、を表示し、
    前記オペレータ操作表示部は、前記オペレータからの操作が可能な状態を示すオペレータ用操作待ちモード画面と、前記オペレータが前記発行操作をするためのオペレータ操作モード画面と、前記顧客が前記顧客操作表示部から前記記帳操作をしている場合に前記顧客が操作中である旨を表示するメッセージ表示画面と、を表示し、
    前記制御部は、前記顧客用操作待ちモード画面と前記顧客操作モード画面と前記取扱中止画面とを切り替えるように前記顧客操作表示部を制御し、前記オペレータ用操作待ちモード画面と前記オペレータ操作モード画面と前記メッセージ表示画面とを切り替えるように前記オペレータ操作表示部を制御する、
    ことを特徴とする通帳証書発行装置。
  4. 前記制御部は、前記顧客操作表示部に前記顧客操作モード画面を表示している場合には、前記オペレータ操作表示部に表示する画面を前記オペレータ用操作待ちモード画面と前記メッセージ表示画面のいずれかの画面に切り替えるように制御する、
    ことを特徴とする請求項2または3に記載の通帳証書発行装置。
  5. 前記通帳証書発行装置の上位装置からの指示を受信する通信部をさらに備え、
    前記制御部は、前記指示に応じて、前記記帳処理または前記発行処理を切り替えて実行させる、
    ことを特徴とする請求項1〜のいずれか1項に記載の通帳証書発行装置。
  6. 前記顧客操作表示部と前記オペレータ操作表示部とは、前記顧客および前記オペレータが向き合うように、互いに対向する位置に配置されている、
    ことを特徴とする請求項1〜のいずれか1項に記載の通帳証書発行装置。
  7. 前記収納部は、前記顧客側または前記オペレータ側のいずれかの側に引き出し可能に配置されている、
    ことを特徴とする請求項1〜のいずれか1項に記載の通帳証書発行装置。
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