JP2008146308A - 媒体取扱装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】優先処理が指定された場合に、より迅速に優先処理を行う媒体取扱装置を提供することを目的とする。
【解決手段】通帳に対して処理を行う通帳取扱装置において、リジェクトと判定された通帳Pを収納するリジェクトボックス8を有し、優先処理の指示があった場合に、処理中の通帳Pの処理を中断し、該通帳Pをリジェクトボックス8へ導いて一時退避させ、その間に新通帳P2の優先処理を実行するようにしたものである。
【選択図】 図1

Description

本発明は、媒体に対して印字等の処理を行う媒体取扱装置に関し、とくに優先して媒体の処理を行う媒体取扱装置に関する。
従来、媒体取扱装置としての通帳処理装置においては、磁気記録部や印字部を具備しており、挿入口から挿入された通帳を内部に搬送し、通帳の磁気ストライプに対して磁気データの読み出しおよび書き込みを行うとともに、印字部により通帳の中紙に取引情報を印字する処理をしている。また通帳を発行する場合には、内部に収納してある新規通帳に所定の印字処理および磁気ストライプ処理を行って排出することにより新通帳として発行している。このような通帳処理装置において、通帳を緊急に処理しなければならない状況が発生した場合、通常処理に優先して処理を行う優先処理機能を有するものが、例えば、特開平10−340303号公報に記載されている。
この公報に記載された通帳処理装置としての情報表示処理装置では、申請書読取処理の際に印刷を優先モードで行うか通常モードで行うかを指定し、優先モードが指定されると優先発給識別用のフラグが立てられ、印刷データを印刷キューのどの位置に積むかを決定する際にフラグがオンの場合には、先に指定されている優先発給データの最後尾でかつ先に入力されている通常発給データの先頭の位置に積まれる(段落0062参照)。これにより優先モードが指定された印刷データは通常発給データよりも優先して処理される。
特開平10−340303号公報
上記公報に記載の従来の通帳処理装置においては、通帳を緊急に発給しなければならない場合に、先に受け付けた通常発給の通帳に対して優先して発給することが可能であるが、しかしながら発給処理(印刷処理)は通帳単位で行われており、優先処理が指定された時点で、申請書読取処理とは独立して働く印刷処理が通帳印刷処理の途中である場合には、印刷処理の終了を待って優先処理を指定された通帳の印刷処理を行うようにしている。そのため待ち時間が発生し、更なる迅速な優先処理が期待されていた。
そこで本発明は、優先処理が指定された場合に、より迅速に優先処理を行う媒体取扱装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために本発明は、媒体に対して処理を行う媒体取扱装置において、優先処理の指示があった場合に、処理中の媒体の処理を中断し、該媒体を、前記優先処理を実行する範囲外で媒体の通常処理で使用する位置に導くことにより一時退避させ、前記優先処理を実行することを特徴とするものである。
優先処理の指示があった場合、現在処理中の処理が終了した後、さらに媒体に対する他の処理が残っている場合には、媒体を優先処理の実行範囲外に一時退避させ、他の処理が残っていない場合に媒体を排出するようにしてもよい。また、優先処理の指示があった場合、該指示のあった時点における媒体処理の状況に応じて媒体を排出するかまたは媒体を優先処理の実行範囲外に一時退避させるかを決定するようにしてもよい。
本発明によれば、優先処理の指示があった場合に、処理中の媒体の処理を中断し、優先処理を実行する範囲外で通常処理で使用しない位置に処理中の媒体を導くことにより一時退避させ、その間に優先処理を実行することにより、優先処理が指示された媒体の処理をより迅速に行うことが可能となる。
以下、本発明の実施の形態を図面にしたがって説明する。各図面に共通する要素には同一の符号を付す。図1は実施の形態の通帳取扱装置に具備される通帳処理装置を示す概略構成図、図2は実施の形態の通帳取扱装置を示す制御ブロック図である。なお本実施の形態では媒体取扱装置として通帳取扱装置を例に説明する。
図1において、実施の形態の通帳処理装置1には、処理する通帳が挿入されるとともに処理が終了した通帳が排出される挿入口2が設けられ、挿入口2の内側には通帳を出し入れする搬送ローラ対3a、3bが回転可能に設けられている。通帳処理装置1の内部には挿入口2に接続する搬送路4が設けられ、搬送路4に沿って磁気記録部5、印字部6、ページ捲り部7およびリジェクトカセット8が配設されている。図示してはいないが、搬送路4に沿って搬送ローラ対が設けられており、これらの搬送ローラ対により通帳が搬送路4上を搬送される。
磁気記録部5は磁気ヘッド9と搬送ローラ10で構成され、通帳の表紙に設けられている磁気ストライプに対して磁気データの書き込み読み出しを行う。印字部6は印字ヘッド11とプラテン12から構成され、通帳の中紙等に取引データ等を印字する。ページ捲り部7は通帳の表紙または中紙を捲る機構から成り、例えば通帳の中紙への取引データの印字が満杯になった場合に中紙の捲り動作を行う。
リジェクトカセット(リジェクト収納部)8は装置外に発行してはならないと判定された通帳を取込み、保管するものである。ページ捲り部7とリジェクトカセット8との間の搬送路4aには搬送ローラ対13a、13bが設けられている。通帳処理装置1にはそのほかに通帳装填カセット14が設けられ、通帳装填カセット14には複数の新通帳P2が繰り出し可能に収納されている。通帳装填カセット14は繰出し搬送路15により搬送路4に接続されている。繰出し搬送路15には搬送ローラ対16a、16bが設けられ、また通帳装填カセット14の繰出し側に対向する位置には繰出しローラ17が位置づけられ、この繰出しローラ17により新通帳P2が1枚ずつ繰出される。通帳装填カセット14は通帳処理装置1内に複数設けられているが、ここでは代表して1つの通帳装填カセット14を示す。
図2において、通帳取扱装置20は例えば金融機関等で通帳の発行等に使用されるものであり、内部に通帳処理装置1が具備されている。通帳取扱装置20には主制御部21、記憶部22、操作表示部23、通信制御部24が設けられている。主制御部21は通帳取扱装置20および通帳処理装置1の動作全体を制御するもので、通信制御部24を介してホストサーバ25に接続されている。主制御部21は、ホストサーバ25から優先処理メッセージを受信すると、通帳処理装置1に対して通帳の優先処理を指示する。
記憶部22は主制御部21が優先処理命令を出した際に通帳処理装置1で通帳の処理中である場合に、未処理のデータ等を格納する。操作表示部23は係員が操作指示などを入力するとともに、入力の際のガイダンス等を表示する機能を有する。通信制御部24は主制御部21とホストサーバ25との間の通信の授受を制御する。
通帳処理装置1には、制御部31が設けられ、制御部31は主制御部21の指示に基づいて通帳処理装置1の動作全体を制御する。制御部31には搬送駆動部32、磁気制御部33および印字制御部34が接続されている。搬送駆動部32は搬送モータ35を駆動するもので、搬送モータ35は図1に示す搬送路4および繰出し搬送路15に沿って配設される搬送ローラ(搬送ローラ3a、3b、13a、13b、16a、16bを含む)を駆動する。
磁気制御部33は、通帳の磁気ストライプに対して磁気データの書き込み読み出しを行う磁気ヘッド9を制御する。印字制御部34は通帳に印字する印字データを印字ヘッド11に送るとともに、印字ヘッド11による印字動作を制御するものである。
次に本実施の形態の動作を説明する。ここでは通帳処理装置1の制御部21の制御による通帳の優先処理を中心に図3および図4に示すフローチャートにしたがって説明する。図3および図4は実施の形態における優先処理動作を示すフローチャートである。
通帳の優先処理動作は、ホストサーバ25からの指示または操作表示部23からの指示により開始される。通帳取扱装置20の主制御部21は、ホストサーバ25または操作表示部23から優先処理メッセージを受信すると、通帳処理装置1に対して優先処理を実行する指示を出す。新通帳に印字される印字データはホストサーバ25から送信される。通帳処理装置1の制御部31は、優先処理実行の指示を受信すると(ステップ1)、通帳処理装置1において通帳Pの処理中であるかどうかをチェックする(ステップ2)。
通帳P1の処理中である場合には、制御部31は、通帳P1の処理が未完了である旨を主制御部21に通知する(ステップ3)。これにより主制御部21は制御部31に対して通帳P1を一時的に退避させる一時退避命令を出す。制御部31はこの一時退避命令を受信すると(ステップ4)、現在行っている通帳P1の処理の内容に応じて次の処理を変える制御を行う。
まず通帳P1に対して印字処理中である場合(ステップ5)、印字中の頁に対する印字は最後まで継続実行する(ステップ6)。通帳P1の上記頁への印字が完了すると、印字動作を停止し(ステップ7)、さらに未処理の印字データがある場合には(ステップ8)、その未処理の印字データを主制御部21に送信する(ステップ9)。このとき上記頁への印字が終了した旨の情報を同時に送信する。主制御部21は未処理の印字データおよび印字終了の頁の情報を受信すると、その未処理データおよび頁情報を記憶部22に格納する。
ステップ8において未処理の印字データがない場合、通帳P1への他の処理がまだ残っているかどうか確認し(ステップ10)、残っていない場合には通帳P1を挿入口2から排出する(ステップ11)。
ステップ9で未処理の印字データを主制御部21に送信した後、制御部31は、処理中の通帳Pを退避させる動作を行う(ステップ12)。即ち、制御部31は搬送駆動部32を駆動し、印字部6にある通帳P1を見開きの状態で図5に示す矢印方向に搬送し、ページ捲り部7を通過し、リジェクトボックス8まで搬送して停止する。このとき通帳P1は、図5に示すように、ページ捲り部7からは完全に離れ、見開き状態の後半分が搬送ローラ対13a、13bに挟持された状態で停止する。なお図5は実施の形態における通帳退避動作を示す動作説明図である。このように処理中の通帳P1をリジェクトボックス8まで退避させることにより、優先処理が指示された通帳の処理を実行することが可能となる。
次に制御部31は、繰出しローラ17を駆動して、通帳装填カセット14から新通帳P2を1枚繰出す(ステップ13)。繰出し搬送路15に繰出された新通帳P2は、搬送ローラ16a、16bにより搬送路4に繰出される。制御部31はまず印字部6に対して新通帳P2に対して印字処理を行う指示を出す。これにより印字部6では新通帳P2に対して印字処理を行う(ステップ14)。
まず新通帳P2を閉じた状態で新通帳P2の表紙に印字が行われ、その後新通帳P2をページ捲り部7へ搬送し、表紙を捲り、表紙を開いた状態で再度印字部6へ搬送する。表紙捲りの際、退避した通帳P1はページ捲り部7から離れているので、新通帳P2の表紙捲りに支障を来すことはない。再度印字部6に搬送された新通帳P2は所定のデータを印字される。
なお未記帳データ又は取引データがある場合には、ページ捲り部7で中紙を開き、印字部6でこれらのデータを印字する。このときもし印字処理の際に新通帳P2の印字ページが満杯になると、一旦印字動作を中断し、新通帳P2をページ捲り部7へ搬送し、新通帳P2の中紙を1枚捲る動作を行う。その後再び印字部6へ搬送し、印字動作を再開する。
印字処理が終了すると、次に制御部31は、新通帳P2を磁気記録部5へ搬送し、新通帳P2の磁気ストライプに対して顧客の口座番号や印字処理頁行等の磁気データを書き込むとともに確認の読み出しを行う(ステップ15)。磁気ストライプ処理が終了すると、制御部31は新通帳P2を挿入口2方向へ搬送し、新通帳P2を挿入口2から排出する(ステップ16)。これにより新通帳P2の優先処理を終了し、制御部31は優先処理が終了したことを主制御部21に通知する(ステップ17)。
なお新通帳P2の印字処理または磁気ストライプ処理の途中でリジェクトが発生した場合、制御部31は操作表示部23にリジェクトが発生した旨の表示を行い、新通帳P2を挿入口2へ搬送し、挿入口2から排出する。そして新たに通帳装填カセット14から新通帳P2を1枚繰出し、上記ステップ14からステップ17の処理を行う。
制御部31は次に退避通帳があるかどうか判断し(ステップ18)、ある場合は、まだ終了していない処理が残っているか判断し(ステップ19)、全ての処理が終了したと判断した場合には、退避していた通帳P1を搬送して挿入口2から排出し(ステップ20)、処理を終了する。まだ終了していない処理として印字処理が残っている場合、退避していた通帳P1を印字部6へ搬送し、印字処理を行う(ステップ21)。このとき、退避する前に中断した印字処理を続行する場合であれば、中断前に印字が終了した頁の次の頁から印字が再開されることはいうまでもない。
印字処理が終了すると、まだ終了していない処理が残っているか判断し(ステップ22)、さらに磁気ストライプ処理が残っている場合には、通帳P1を磁気記録部5へ搬送し、磁気ストライプ処理を行って終了させる(ステップ23)。この処理が終了すると、制御部31は、残っていた処理が終了したことを主制御部21に通知し(ステップ24)、ステップ5へ移行する。
ステップ5において、通帳P1が磁気ストライプの処理中である場合は(ステップ25)、磁気ストライプ処理を続行して終了させ(ステップ26)、通帳P1への処理がまだ残っているかどうか判断する(ステップ27)。処理がすべて終了した状態になったと判断した場合、通帳P1を挿入口2へ搬送し、挿入口2から排出し(ステップ28)、通帳P1に対する全ての処理を終了させる。この場合に通帳P1を排出させるのは、磁気記録部5が挿入口2に近く、リジェクトボックス8まで退避させるより排出した方が処理が速いからである。
ステップ27において通帳P1に対する処理がまだ残っていると判断した場合、制御部31は、処理中の通帳Pを退避させる動作を行う(ステップ12)。ステップ13以降の動作は上述の通りであるが、この場合、ステップ21における印字処理は中断後の継続処理ではなく、新たな印字処理となる。
ステップ25において磁気ストライプ処理中ではないと判断され、ステップ29で通帳P1がページ捲り中であると判断された場合、ページ捲り動作を続行して終了させ(ステップ30)、その後通帳P1を退避させる(ステップ12)。この場合にまだ処理が残っているかどうかを判断せずに通帳P1を退避させるのは、ページ捲りを行った場合は通常その後にまだ処理が残っている場合が多く、また通帳P1の退避路(リジェクトボックス8への搬送路)がページ捲り部7から近い位置にあるからである。
ステップ29において通帳P1がページ捲り中ではないと判断された場合は、通帳Pは搬送中であると判断され(ステップ31)、通帳P1への処理がまだ残っているかどうか判断する(ステップ32)。処理がすべて終了した状態になったと判断した場合、即ち、通帳P1は現在全ての処理を終了して挿入口2方向へ搬送中であると判断した場合、引き続き通帳P1を挿入口2へ搬送し、挿入口2から排出し(ステップ33)、通帳P1に対する全ての処理を終了させる。この場合には通帳P1をリジェクトボックス8まで戻して退避させるより排出した方が処理が速いからである。
ステップ32で通帳P1に対する処理がまだ残っていると判断した場合、制御部31は、処理中の通帳P1を退避させる動作を行う(ステップ12)。この場合は、まだ残っている処理が開始されていないので、通帳Pは退避させる。ステップ13以降の動作は上述の通りである。
以上のように本実施の形態によれば、通帳P1の処理中に優先処理が発生した場合、処理中の通帳P1をリジェクトボックス8へ退避させ、その後新通帳P2を繰出して優先処理を行い、優先処理が終了した後、上記処理中の通帳P1の処理を続行するようにしたので、新通帳P2の優先処理を迅速に行うことができる。また退避路として、通帳の通常処理で使用するリジェクトボックス8およびリジェクトボックス8への搬送路4aを退避路としているので、専用の退避路を設けることなく、通帳の一時退避が可能である。
また上記実施の形態では優先処理メッセージを受信した場合に、処理中の通帳P1の処理状態により必ずしも全ての場合に通帳P1を退避させてはおらず、例えば通帳P1を排出した方が処理が速い場合は排出するようにしているので、処理の状況に応じて、迅速な対応をすることができる。
本発明は上記実施の形態に限定されることなく種々の変形が可能である。例えば、上記実施の形態では優先処理として新通帳P2の発行を行う場合について説明したが、優先処理はこれに限られず、発行済みの通帳に印字処理等の処理を行う場合も含まれることは云うまでもない。この場合、処理中の通帳P1を一時退避させた後、優先処理を行う通帳を挿入口2から挿入し、印字処理や磁気ストライプ処理を行う。
また上記実施の形態ではリジェクトボックス8およびリジェクトボックス8への搬送路4aを退避路としているが、優先処理が新通帳P2の発行処理である場合にはページ捲り動作は通常は行われないので、こうした場合には処理中の通帳P1をページ捲り部7に退避させるようにしてもよい。このようにすることにより、退避中の通帳P1は印字部6および磁気記録部5に近くなるので、処理中の通帳P1の残った処理を迅速に行うことができる。
さらに上記実施の形態では処理中の通帳P1が印字中である場合、現在印字している頁への印字が終了した後、通帳P1を退避させているが、これに限らず、頁全体への印字の終了を待たずに、例えば、現在印字中の行の印字が終了した時点で、通帳P1を退避させるようにしてもよい。この場合には勿論印字が終了した最後の行の情報を保持しておかなければならないが、このように行の印字を終了した時点で通帳P1を退避させることにより、より迅速な優先処理を行うことが可能となる。
或いは印字が通帳P1の頁の最初の部分に対するものである場合は、印字中の行の印字が終了した時点で印字を中断して通帳P1の退避を行い、印字が通帳P1の頁の後半の部分に対するものである場合は、その頁への印字を終了した後、通帳P1を退避させるようにしてもよい。
また上記実施の形態では媒体として通帳を例にして説明したが、証書の処理を行う装置にも本発明は適用可能である。
実施の形態の通帳処理装置を示す概略構成図である。 実施の形態の通帳取扱装置を示す制御ブロック図である。 実施の形態における優先処理動作を示すフローチャートである。 実施の形態における優先処理動作を示すフローチャートである。 実施の形態における通帳退避動作を示す動作説明図である。
符号の説明
1 通帳処理装置
2 挿入口
5 磁気記録部
6 印字部
7 ページ捲り部
8 リジェクトボックス
14 通帳装填カセット
20 通帳取扱装置
21 主制御部
22 記憶部
23 操作表示部
31 制御部

Claims (6)

  1. 媒体に対して処理を行う媒体取扱装置において、
    優先処理の指示があった場合に、処理中の媒体の処理を中断し、該媒体を、前記優先処理を実行する範囲外で媒体の通常処理で使用する位置に導くことにより一時退避させ、前記優先処理を実行することを特徴とする媒体取扱装置。
  2. 前記優先処理の指示があった場合、現在処理中の処理が終了した後、さらに媒体に対する他の処理が残っている場合に媒体を前記範囲外に一時退避させ、他の処理が残っていない場合に媒体を排出する請求項1記載の媒体取扱装置。
  3. 前記優先処理の指示があった場合、該指示のあった時点における媒体処理の状況に応じて媒体を排出するかまたは媒体を前記範囲外に一時退避させるかを決定する請求項1記載の媒体取扱装置。
  4. 前記範囲外の一時退避位置は、リジェクトと判定された媒体を収納するリジェクト収納部である請求項1または2または3記載の媒体取扱装置。
  5. 前記優先処理の指示があった場合で、前記処理中の媒体が印字中である場合、前記優先処理の指示があった時点における印字処理の完了度に応じて、処理を続行した後前記処理中の媒体を一時退避させるかまたはすぐに一時退避させるかを決定する請求項1記載の媒体取扱装置。
  6. 前記優先処理の指示があった場合で、前記処理中の媒体が印字中である場合、現在印字中の頁への印字が終了した後、前記処理中の媒体を一時退避させる請求項1記載の媒体取扱装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010108442A (ja) * 2008-10-31 2010-05-13 Sumitomo Mitsui Banking Corp 通帳発行装置および方法

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