JP2019127378A - 移動式ジブクレーン - Google Patents
移動式ジブクレーン Download PDFInfo
- Publication number
- JP2019127378A JP2019127378A JP2018011016A JP2018011016A JP2019127378A JP 2019127378 A JP2019127378 A JP 2019127378A JP 2018011016 A JP2018011016 A JP 2018011016A JP 2018011016 A JP2018011016 A JP 2018011016A JP 2019127378 A JP2019127378 A JP 2019127378A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rail
- crane
- mobile jib
- jib crane
- vehicle body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Abstract
【課題】本発明は、軌条走行と陸上走行を簡単に切り替え可能でかつ、コンパクトに陸上収納が可能な移動式ジブクレーンを提供することを課題とする。【解決手段】ポスト2に保持され、折り曲げ可能なジブ12を有するL形クレーン3を搭載した車体4と、車体4に取り付けられてレール5上を走行する車輪6と、車体4に取り付けられて陸上移動するためのキャスター7と、キャスター7を昇降させるキャスター昇降機構8とを備えた移動式ジブクレーンである。上記車輪6は、車体4の両側に各2個、上記キャスター7は、車体4の前後に各2個それぞれ取り付けられている。さらに、上記車体4に取り付けられて上記レール5をクランプするレールクランプ機構9を備えている。【選択図】 図1
Description
本発明は、移動式ジブクレーンに関する。
軌条走行と陸上走行が可能な移動式クレーンについて、例えば次のような提案がなされている。
特許文献1では、走行輪を有した下部走行体を備え、この下部走行体の上部に作業機を装着すると共に、前記下部走行体の走行方向前後それぞれに軌条を走行するための軌条用車輪を張出格納用シリンダにより上下回動自在に取付けた軌道用作業車において、前記軌条用車輪の上下回動を行う張出格納用シリンダを、前記下部走行体の走行方向前後それぞれに、その長手方向を縦に向けると共に下部走行体の下端より上方に揺動自在に取付けた軌道用作業車が提案されている。
特許文献1では、走行輪を有した下部走行体を備え、この下部走行体の上部に作業機を装着すると共に、前記下部走行体の走行方向前後それぞれに軌条を走行するための軌条用車輪を張出格納用シリンダにより上下回動自在に取付けた軌道用作業車において、前記軌条用車輪の上下回動を行う張出格納用シリンダを、前記下部走行体の走行方向前後それぞれに、その長手方向を縦に向けると共に下部走行体の下端より上方に揺動自在に取付けた軌道用作業車が提案されている。
特許文献2では、陸上走行用の車輪またはクローラと軌道走行用の軌道輪とを備えた下部走行体と、作業装置が取り付けられた上部旋回体と、軌道走行時には上記軌道輪を軌道に載せる一方、上記車輪またはクローラを地上から浮かすことにより軌道走行体勢に切り換える軌道走行切換装置とを備えた軌道用作業機において、軌道走行体勢に切り換えられる前に上記作業装置が軌道走行体勢において架線に接触するかどうかを判断する判断手段と、その判断手段が架線に接触しないと判断したときは上記軌道走行切換装置による軌道走行側切り換え動作を実行させ、架線に接触すると判断したときは上記軌道走行切換装置による軌道走行側切り換え動作を禁止する走行切換制御手段とを備えた軌道用作業機が提案されている。
ところが、従来提案のものは、陸上走行のための構造が大がかりであった。そして、軌条走行時には、収納していた車輪をレール上に降下させて、陸上走行のための構造を支える必要があった。
このため、従来提案のものは、軌条走行と陸上走行を簡単に切り替えることはできなかった。しかも、従来提案のものは、クレーンの収納については考慮が全くなされていなかった。
したがって、本発明は、従来の背景技術に鑑み、軌条走行と陸上走行を簡単に切り替え可能でかつ、コンパクトに陸上収納が可能な移動式ジブクレーンを提供することを課題とする。
このため、従来提案のものは、軌条走行と陸上走行を簡単に切り替えることはできなかった。しかも、従来提案のものは、クレーンの収納については考慮が全くなされていなかった。
したがって、本発明は、従来の背景技術に鑑み、軌条走行と陸上走行を簡単に切り替え可能でかつ、コンパクトに陸上収納が可能な移動式ジブクレーンを提供することを課題とする。
本発明の課題を解決するための手段は、次のとおりである。
(1)ポストに保持され、折り曲げ可能なジブを有するL形クレーンを搭載した車体と、該車体に取り付けられてレール上を走行する車輪と、該車体に取り付けられて陸上移動するためのキャスターと、該キャスターを昇降させるキャスター昇降機構とを備えた移動式ジブクレーン。
(2)上記車輪は、車体の両側に各2個、上記キャスターは、車体の前後に各2個それぞれ取り付けられていることを特徴とする、(1)に記載の移動式ジブクレーン。
(3)上記車体に取り付けられて上記レールをクランプする、レールクランプ機構をさらに備えたことを特徴とする、上記(1)又は上記(2)に記載の移動式ジブクレーン。
(4)上記レールクランプ機構は、ハンドルにより操作されるクランプ金具及び該クランプ金具の先端に設けられ上記レールを押圧するブレーキシューを有することを特徴とする、上記(3)に記載の移動式ジブクレーン。
(5)上記レールは、鉄道用のレールであり、上記車輪及び上記ブレーキシューは、電気絶縁材料からなることを特徴とする、(4)に記載の移動式ジブクレーン。
(6)上記L形クレーンのジブは、断面がI形であり、チェーンブロックを支持するトロリーがジブに懸架されて横行できることを特徴とする、上記(1)ないし上記(5)のいずれかに記載の移動式ジブクレーン。
(7)上記L形クレーンのジブは、折り曲げ部及びその上部に設けられた関節を有しており、クレーンの収納時には折り曲げ部から折り曲げて収納できることを特徴とする、上記(6)に記載の移動式ジブクレーン。
(8)上記関節には、上記L形クレーンの展開時に関節を固定する関節固定部が設けられていることを特徴とする、上記(7)に記載の移動式ジブクレーン。
(1)ポストに保持され、折り曲げ可能なジブを有するL形クレーンを搭載した車体と、該車体に取り付けられてレール上を走行する車輪と、該車体に取り付けられて陸上移動するためのキャスターと、該キャスターを昇降させるキャスター昇降機構とを備えた移動式ジブクレーン。
(2)上記車輪は、車体の両側に各2個、上記キャスターは、車体の前後に各2個それぞれ取り付けられていることを特徴とする、(1)に記載の移動式ジブクレーン。
(3)上記車体に取り付けられて上記レールをクランプする、レールクランプ機構をさらに備えたことを特徴とする、上記(1)又は上記(2)に記載の移動式ジブクレーン。
(4)上記レールクランプ機構は、ハンドルにより操作されるクランプ金具及び該クランプ金具の先端に設けられ上記レールを押圧するブレーキシューを有することを特徴とする、上記(3)に記載の移動式ジブクレーン。
(5)上記レールは、鉄道用のレールであり、上記車輪及び上記ブレーキシューは、電気絶縁材料からなることを特徴とする、(4)に記載の移動式ジブクレーン。
(6)上記L形クレーンのジブは、断面がI形であり、チェーンブロックを支持するトロリーがジブに懸架されて横行できることを特徴とする、上記(1)ないし上記(5)のいずれかに記載の移動式ジブクレーン。
(7)上記L形クレーンのジブは、折り曲げ部及びその上部に設けられた関節を有しており、クレーンの収納時には折り曲げ部から折り曲げて収納できることを特徴とする、上記(6)に記載の移動式ジブクレーン。
(8)上記関節には、上記L形クレーンの展開時に関節を固定する関節固定部が設けられていることを特徴とする、上記(7)に記載の移動式ジブクレーン。
本発明によれば、軌条走行と陸上走行を簡単に切り替え可能でかつ、コンパクトに陸上収納が可能な移動式ジブクレーンを得ることができる。
また、本発明によれば、ジブが折り畳み可能でかつ、トロリーを有するチェーンブロックがジブ上を自由に横行できる移動式ジブクレーンを得ることができる。
また、本発明によれば、ジブが折り畳み可能でかつ、トロリーを有するチェーンブロックがジブ上を自由に横行できる移動式ジブクレーンを得ることができる。
(本発明に至った経緯)
電車の車輪整備工場では上部に高圧電流の架線があり、天井クレーンの設置が不可能となり、荷役作業が困難な状況であった。そこで、必要な時に移動して、荷役作業の場所を制限なく行えることが条件であり、また作業が終われば鉄道のレールより撤去し電車の通行が可能となるようにとの要望に応えるべく、移動式ジブクレーンを発明した。
必要な時に必要な場所に自由に移動式ジブクレーンを設置し作業を行えること及び簡単に収納できることがこの発明の要点である。
電車の車輪整備工場では上部に高圧電流の架線があり、天井クレーンの設置が不可能となり、荷役作業が困難な状況であった。そこで、必要な時に移動して、荷役作業の場所を制限なく行えることが条件であり、また作業が終われば鉄道のレールより撤去し電車の通行が可能となるようにとの要望に応えるべく、移動式ジブクレーンを発明した。
必要な時に必要な場所に自由に移動式ジブクレーンを設置し作業を行えること及び簡単に収納できることがこの発明の要点である。
(移動式ジブクレーンの実施例)
実施例を例示して以下、本発明に係る移動式ジブクレーンについて詳細に説明する。
図1は、本発明に係る移動式ジブクレーンの正面図であり、図2は、その右側面図である。
また、図3は、本発明に係る、移動式ジブクレーンのクランプ機構を説明するための、移動式ジブクレーンの部分平面図であり、図4は、本発明に係る、移動式ジブクレーンの正面写真である。
実施例を例示して以下、本発明に係る移動式ジブクレーンについて詳細に説明する。
図1は、本発明に係る移動式ジブクレーンの正面図であり、図2は、その右側面図である。
また、図3は、本発明に係る、移動式ジブクレーンのクランプ機構を説明するための、移動式ジブクレーンの部分平面図であり、図4は、本発明に係る、移動式ジブクレーンの正面写真である。
本発明に係る移動式ジブクレーン1は、例えば電車の車輪整備工場内で鉄道のレール上を移動し、電車等の車輪の切削機械の取替作業等に使用される。
そして、作業終了後には、移動式ジブクレーン1は、速やかに鉄道のレール上から離脱して、キャスター7を用いて収納エリアに移動し収納される。
収納時には、キャスター7は地上から離して挙げた状態で保管される。
そして、作業終了後には、移動式ジブクレーン1は、速やかに鉄道のレール上から離脱して、キャスター7を用いて収納エリアに移動し収納される。
収納時には、キャスター7は地上から離して挙げた状態で保管される。
本発明に係る移動式ジブクレーン1は、ポスト2に保持され、折り曲げ可能なジブ12を有するL形クレーン3を搭載した車体4と、車体4に取り付けられてレール5上を走行する車輪6と、車体4に取り付けられて陸上移動するためのキャスター7と、キャスター7を昇降させるキャスター昇降機構8とを備えている。
キャスター昇降機構8は、キャスター7を取り付けた支持板と台形ネジに連結した朝顔ハンドル19からなる。そして朝顔ハンドル19を回転操作することにより、支持板に取り付けたキャスター7を、レール5上を走行するときは上方に移動させ、また陸上移動するときは地上に降すようにしている。
本発明に係るキャスター昇降機構8は、実施例のものに限定されず、キャスター昇降機能を有するものであれば、油圧式、電動式等であってもよい。
本発明に係るキャスター昇降機構8は、実施例のものに限定されず、キャスター昇降機能を有するものであれば、油圧式、電動式等であってもよい。
実施例では、図1及び図2から分かるように、レール5上を走行する車輪は、車体4の両側に各2個、また陸上移動するためのキャスター7は、車体4の前後に各2個それぞれ取り付けられている。
なお、車輪は、必要に応じて車体4の両側に各3個以上取り付けてもよい。
なお、車輪は、必要に応じて車体4の両側に各3個以上取り付けてもよい。
(レールクランプ機構)
実施例の移動式ジブクレーンは、車体に取り付けられてレールをクランプするレールクランプ機構9をさらに備えている。
図3は、移動式ジブクレーンのクランプ機構を説明するための、移動式ジブクレーンの部分平面図である。
図3では、説明のため、クランプ金具10は、水平方向の位置に図示している。
実施例の移動式ジブクレーンは、車体に取り付けられてレールをクランプするレールクランプ機構9をさらに備えている。
図3は、移動式ジブクレーンのクランプ機構を説明するための、移動式ジブクレーンの部分平面図である。
図3では、説明のため、クランプ金具10は、水平方向の位置に図示している。
クランプ使用時には、図3にあるクランプ金具10を下に降し、朝顔ハンドル20を回転させてレール位置に合うようにスライドさせ、さらにレールに食い込ませることによりレールをクランプする。図1及び図2に示す実施例では、クランプ金具10によりレール5の内側がクランプされていることが分かる。
レールクランプ機構9は、クレーン作業時にはレールをクランプしているため、転倒防止の機能がある。
作業が終了してレールのクランプを解除する時には、朝顔ハンドル20を逆回転させて、クランプ金具10がレールから外れるように、矢印の方向にスライドさせる。そして、最後にクランプ金具10を上方に起こす。
図4の移動式ジブクレーンの正面写真には、上方に起こされたクランプ金具が示されている。
作業が終了してレールのクランプを解除する時には、朝顔ハンドル20を逆回転させて、クランプ金具10がレールから外れるように、矢印の方向にスライドさせる。そして、最後にクランプ金具10を上方に起こす。
図4の移動式ジブクレーンの正面写真には、上方に起こされたクランプ金具が示されている。
レールクランプ機構9は、レールの内側及び外側の両側をクランプするのが望ましいが、レールの外側にスペースがないような場合には、実施例のようにレールの内側への片側クランプであってもよい。
また、朝顔ハンドル20等のハンドルにより操作されるクランプ金具10の先端に、図3に示すようなレール5を押圧するブレーキシュー11を設けることもできる。これにより、レールクランプ機構は、車体4に対し制動機能も有するようになる。
また、朝顔ハンドル20等のハンドルにより操作されるクランプ金具10の先端に、図3に示すようなレール5を押圧するブレーキシュー11を設けることもできる。これにより、レールクランプ機構は、車体4に対し制動機能も有するようになる。
鉄道のレールには迷走電流が流れているため、実施例の移動式ジブクレーンを鉄道のレール上で使用する際には、レールとの電機絶縁を配慮する必要がある。
このため、ブレーキシュー11は、鉄道のレールとの電気絶縁のためナイロン等の電気絶縁体で構成するのが望ましい。
また、車輪6も同様に電気絶縁体で構成するのが望ましい。
このため、ブレーキシュー11は、鉄道のレールとの電気絶縁のためナイロン等の電気絶縁体で構成するのが望ましい。
また、車輪6も同様に電気絶縁体で構成するのが望ましい。
(L形クレーン)
車体4にはポスト2が設けられており、これに複数個の旋回ブラケット17を介してL形クレーン3が支持されている。L形クレーン3のジブ12は、実施例の場合断面がI形であり、チェーンブロック13を支持するトロリー14がジブ12に懸架される。
そして、図1に示すように、チェーンブロック13はトロリー14とともに、ジブ12に懸架されて左右に横行できるようになっている。
車体4にはポスト2が設けられており、これに複数個の旋回ブラケット17を介してL形クレーン3が支持されている。L形クレーン3のジブ12は、実施例の場合断面がI形であり、チェーンブロック13を支持するトロリー14がジブ12に懸架される。
そして、図1に示すように、チェーンブロック13はトロリー14とともに、ジブ12に懸架されて左右に横行できるようになっている。
クレーン収納時には、チェーンブロック13は、ジブ12の右端に寄せられる。そして、図1に示すように、チエーンブロックストッパー18を掛けることにより、クレーン収納時にチェーンブロック13が移動しないように固定される。
ポスト2には、移動式ジブクレーンを移動させるための把手ハンドル21が付加されている。
なお、電動キャスターを追加装備することにより、移動式ジブクレーンを楽に移動させることもできる。
なお、電動キャスターを追加装備することにより、移動式ジブクレーンを楽に移動させることもできる。
さらに実施例では、ジブ12に折り曲げ部15が設けられており、クレーン収納時には、ジブ12を折り曲げ部から折り曲げることにより、コンパクトに収納できる。
折り曲げ部15には、関節16が形成されている。
関節16には、クレーンの展開時に関節を固定する関節固定部が設けられている。関節固定部は、移動式ジブクレーンの使用時には、展開されたジグを、ボルト及び蝶ナットにより折り曲げ部で固定する。
折り曲げ部15には、関節16が形成されている。
関節16には、クレーンの展開時に関節を固定する関節固定部が設けられている。関節固定部は、移動式ジブクレーンの使用時には、展開されたジグを、ボルト及び蝶ナットにより折り曲げ部で固定する。
関節16を実施例のように折り曲げ部15の上部に設けると、チェーンブロック13をジブ12の基部の近くまで移動させることができる。
関節を折り曲げ部15に設けてもよい。この場合、実施例のように、関節がジブ12の上方にはみ出すことはないが、関節が折り曲げ部にあるため、チェーンブロック13の移動は、ジブ12の先端から折り曲げ部15付近までとなる。
なお、トロリー14が不要であれば、ジブ12の断面をI形以外の例えばH形等とすることも可能である。
関節を折り曲げ部15に設けてもよい。この場合、実施例のように、関節がジブ12の上方にはみ出すことはないが、関節が折り曲げ部にあるため、チェーンブロック13の移動は、ジブ12の先端から折り曲げ部15付近までとなる。
なお、トロリー14が不要であれば、ジブ12の断面をI形以外の例えばH形等とすることも可能である。
以上、本明細書に開示した実施例は、本発明に係る、移動式ジブクレーンの理解を容易にするために例示したものであって、本発明はこれに限定されるものではない。
すなわち、本発明は、特許請求の範囲を逸脱しない限り、移動式ジブクレーンの設計に当たって、適宜の設計変更が可能であることは言うまでもないことである。
すなわち、本発明は、特許請求の範囲を逸脱しない限り、移動式ジブクレーンの設計に当たって、適宜の設計変更が可能であることは言うまでもないことである。
1 移動式ジブクレーン
2 ポスト
3 L形クレーン
4 車体
5 レール
6 車輪
7 キャスター
8 キャスター昇降機構
9 レールクランプ機構
10 クランプ金具
11 ブレーキシュー
12 ジブ
13 チェーンブロック
14 トロリー
15 折り曲げ部
16 関節
17 旋回ブラケット
18 チエーンブロックストッパー
19 朝顔ハンドル
20 朝顔ハンドル
21 把手ハンドル
2 ポスト
3 L形クレーン
4 車体
5 レール
6 車輪
7 キャスター
8 キャスター昇降機構
9 レールクランプ機構
10 クランプ金具
11 ブレーキシュー
12 ジブ
13 チェーンブロック
14 トロリー
15 折り曲げ部
16 関節
17 旋回ブラケット
18 チエーンブロックストッパー
19 朝顔ハンドル
20 朝顔ハンドル
21 把手ハンドル
本発明の課題を解決するための手段は、次のとおりである。
(1)ポストに保持され、折り曲げ可能なジブを有するL形クレーンを搭載した車体と、該車体に、一体に取り付けられてレール上を走行する車輪と、該車体に、昇降自在に取り付けられて陸上移動するためのキャスターと、該キャスターを昇降させるキャスター昇降機構とを備えた移動式ジブクレーン。
(2)上記車輪は、車体の両側に各2個、上記キャスターは、車体の前後に各2個それぞれ取り付けられていることを特徴とする、(1)に記載の移動式ジブクレーン。
(3)上記車体に取り付けられて上記レールをクランプする、レールクランプ機構をさらに備えたことを特徴とする、上記(1)又は上記(2)に記載の移動式ジブクレーン。
(4)上記レールクランプ機構は、ハンドルにより操作されるクランプ金具及び該クランプ金具の先端に設けられ上記レールを押圧するブレーキシューを有することを特徴とする、上記(3)に記載の移動式ジブクレーン。
(5)上記レールは、鉄道用のレールであり、上記車輪及び上記ブレーキシューは、電気絶縁材料からなることを特徴とする、(4)に記載の移動式ジブクレーン。
(6)上記L形クレーンのジブは、断面がI形であり、チェーンブロックを支持するトロリーがジブに懸架されて横行できることを特徴とする、上記(1)ないし上記(5)のいずれかに記載の移動式ジブクレーン。
(7)上記L形クレーンのジブは、折り曲げ部及びその上部に設けられた関節を有しており、クレーンの収納時には折り曲げ部から折り曲げて収納できることを特徴とする、上記(6)に記載の移動式ジブクレーン。
(8)上記関節には、上記L形クレーンの展開時に関節を固定する関節固定部が設けられていることを特徴とする、上記(7)に記載の移動式ジブクレーン。
(1)ポストに保持され、折り曲げ可能なジブを有するL形クレーンを搭載した車体と、該車体に、一体に取り付けられてレール上を走行する車輪と、該車体に、昇降自在に取り付けられて陸上移動するためのキャスターと、該キャスターを昇降させるキャスター昇降機構とを備えた移動式ジブクレーン。
(2)上記車輪は、車体の両側に各2個、上記キャスターは、車体の前後に各2個それぞれ取り付けられていることを特徴とする、(1)に記載の移動式ジブクレーン。
(3)上記車体に取り付けられて上記レールをクランプする、レールクランプ機構をさらに備えたことを特徴とする、上記(1)又は上記(2)に記載の移動式ジブクレーン。
(4)上記レールクランプ機構は、ハンドルにより操作されるクランプ金具及び該クランプ金具の先端に設けられ上記レールを押圧するブレーキシューを有することを特徴とする、上記(3)に記載の移動式ジブクレーン。
(5)上記レールは、鉄道用のレールであり、上記車輪及び上記ブレーキシューは、電気絶縁材料からなることを特徴とする、(4)に記載の移動式ジブクレーン。
(6)上記L形クレーンのジブは、断面がI形であり、チェーンブロックを支持するトロリーがジブに懸架されて横行できることを特徴とする、上記(1)ないし上記(5)のいずれかに記載の移動式ジブクレーン。
(7)上記L形クレーンのジブは、折り曲げ部及びその上部に設けられた関節を有しており、クレーンの収納時には折り曲げ部から折り曲げて収納できることを特徴とする、上記(6)に記載の移動式ジブクレーン。
(8)上記関節には、上記L形クレーンの展開時に関節を固定する関節固定部が設けられていることを特徴とする、上記(7)に記載の移動式ジブクレーン。
Claims (8)
- ポストに保持され、折り曲げ可能なジブを有するL形クレーンを搭載した車体と、該車体に取り付けられてレール上を走行する車輪と、該車体に取り付けられて陸上移動するためのキャスターと、該キャスターを昇降させるキャスター昇降機構とを備えた移動式ジブクレーン。
- 上記車輪は、車体の両側に各2個、上記キャスターは、車体の前後に各2個それぞれ取り付けられていることを特徴とする、請求項1に記載の移動式ジブクレーン。
- 上記車体に取り付けられて上記レールをクランプする、レールクランプ機構をさらに備えたことを特徴とする、請求項1又は請求項2に記載の移動式ジブクレーン。
- 上記レールクランプ機構は、朝顔ハンドルにより操作されるクランプ金具及び該クランプ金具の先端に設けられ上記レールを押圧するブレーキシューを有することを特徴とする、請求項3に記載の移動式ジブクレーン。
- 上記レールは、鉄道用のレールであり、上記車輪及び上記ブレーキシューは、電気絶縁材料からなることを特徴とする、請求項4に記載の移動式ジブクレーン。
- 上記L形クレーンのジブは、断面がI形であり、チェーンブロックを支持するトロリーがジブに懸架されて横行できることを特徴とする、請求項1ないし請求項5のいずれか1項に記載の移動式ジブクレーン。
- 上記L形クレーンのジブは、折り曲げ部及びその上部に設けられた関節を有しており、クレーンの収納時には折り曲げ部から折り曲げて収納できることを特徴とする、請求項6に記載の移動式ジブクレーン。
- 上記関節には、L形クレーンの展開時に関節を固定する関節固定部が設けられていることを特徴とする、請求項7に記載の移動式ジブクレーン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018011016A JP2019127378A (ja) | 2018-01-25 | 2018-01-25 | 移動式ジブクレーン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018011016A JP2019127378A (ja) | 2018-01-25 | 2018-01-25 | 移動式ジブクレーン |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2019127378A true JP2019127378A (ja) | 2019-08-01 |
Family
ID=67471810
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018011016A Pending JP2019127378A (ja) | 2018-01-25 | 2018-01-25 | 移動式ジブクレーン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2019127378A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR102605424B1 (ko) * | 2023-04-14 | 2023-11-22 | 조명상 | 소형 크레인 |
Citations (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0672690A (ja) * | 1992-08-26 | 1994-03-15 | Takenaka Komuten Co Ltd | レール走行形クレーンのブレーキ装置 |
JPH0642890U (ja) * | 1992-11-13 | 1994-06-07 | 日本電設工業株式会社 | クレーン付軌道陸上兼用作業車 |
JPH0761797A (ja) * | 1993-08-26 | 1995-03-07 | Tadano Eng:Kk | コンクリート二次製品据付装置 |
JP2000233618A (ja) * | 1999-02-15 | 2000-08-29 | Komatsu Ltd | 軌道用作業車 |
JP2001199681A (ja) * | 2000-01-17 | 2001-07-24 | Hory Corp | 荷揚げ装置 |
JP2009197647A (ja) * | 2008-02-20 | 2009-09-03 | Universal Shipbuilding Corp | 移動建屋自動固定装置 |
JP2013216438A (ja) * | 2012-04-06 | 2013-10-24 | Furukawa Unic Corp | 軌陸車両搭載用クレーン |
JP2015158123A (ja) * | 2014-01-27 | 2015-09-03 | 西日本旅客鉄道株式会社 | 軌陸両用車の軌道地固め機 |
JP5781560B2 (ja) * | 2013-04-17 | 2015-09-24 | 三陽工業株式会社 | レールクランプ装置 |
JP2017172596A (ja) * | 2016-03-18 | 2017-09-28 | 鍋屋バイテック株式会社 | 板カム機構及び板カム機構を有するクランプ装置 |
-
2018
- 2018-01-25 JP JP2018011016A patent/JP2019127378A/ja active Pending
Patent Citations (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0672690A (ja) * | 1992-08-26 | 1994-03-15 | Takenaka Komuten Co Ltd | レール走行形クレーンのブレーキ装置 |
JPH0642890U (ja) * | 1992-11-13 | 1994-06-07 | 日本電設工業株式会社 | クレーン付軌道陸上兼用作業車 |
JPH0761797A (ja) * | 1993-08-26 | 1995-03-07 | Tadano Eng:Kk | コンクリート二次製品据付装置 |
JP2000233618A (ja) * | 1999-02-15 | 2000-08-29 | Komatsu Ltd | 軌道用作業車 |
JP2001199681A (ja) * | 2000-01-17 | 2001-07-24 | Hory Corp | 荷揚げ装置 |
JP2009197647A (ja) * | 2008-02-20 | 2009-09-03 | Universal Shipbuilding Corp | 移動建屋自動固定装置 |
JP2013216438A (ja) * | 2012-04-06 | 2013-10-24 | Furukawa Unic Corp | 軌陸車両搭載用クレーン |
JP5781560B2 (ja) * | 2013-04-17 | 2015-09-24 | 三陽工業株式会社 | レールクランプ装置 |
JP2015158123A (ja) * | 2014-01-27 | 2015-09-03 | 西日本旅客鉄道株式会社 | 軌陸両用車の軌道地固め機 |
JP2015222008A (ja) * | 2014-01-27 | 2015-12-10 | 西日本旅客鉄道株式会社 | 軌陸両用車の軌道地固め機 |
JP2017172596A (ja) * | 2016-03-18 | 2017-09-28 | 鍋屋バイテック株式会社 | 板カム機構及び板カム機構を有するクランプ装置 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR102605424B1 (ko) * | 2023-04-14 | 2023-11-22 | 조명상 | 소형 크레인 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CA2161882A1 (en) | Transport vehicle for track sections | |
JP3605166B2 (ja) | 作業車 | |
JP2019127378A (ja) | 移動式ジブクレーン | |
JP5037456B2 (ja) | 鉄道桁移動設置装置、鉄道桁移動設置方法および鉄道桁撤去方法 | |
JP4270401B2 (ja) | 鉄道用保守車両 | |
US11629036B2 (en) | Outrigger pad hoist apparatus | |
JP2018043614A (ja) | 軌陸車 | |
CN110937555A (zh) | 轨道检修车 | |
JP3926520B2 (ja) | 軌道作業車 | |
WO2020233153A1 (zh) | 一种起拨道装置及起拨道作业方法 | |
JP4901014B2 (ja) | 高所作業車の電線押上げ装置 | |
JP3153761U (ja) | 軌陸車 | |
RU2159827C1 (ru) | Укладчик для замены звена пути и стрелочного перевода | |
JP3600677B2 (ja) | 軌道作業車の車体移動装置および車体移動具 | |
JP6485011B2 (ja) | クレーン式軌陸車 | |
JP3681257B2 (ja) | 軌道作業車の安全装置 | |
CN107098133B (zh) | 索道变轨装置 | |
JP4005264B2 (ja) | 軌道走行車両の作業台昇降制御装置 | |
JPH11227579A (ja) | 軌道走行車両の車体移動装置 | |
CN209581472U (zh) | 一种轨道作业车 | |
JP2004114720A (ja) | 軌道走行車両の軌道載置方法及び車体移動装置 | |
JP2524307Y2 (ja) | 架空線支持装置 | |
JP2007001354A (ja) | 作業車両 | |
JP2563295Y2 (ja) | 伸縮式ブームの絶縁装置 | |
JPS6050607B2 (ja) | 架線作業車 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20180222 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20190201 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20190309 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20190528 |