JP2019121762A - 基板連結装置及び基板連結方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 基板の全体としての寸法精度及び品質を高め、バラツキが大きいときに発生する虞れのある不具合を回避するとともに、部品点数を削減し、かつ十分な剛性強度を確保する。【解決手段】 一方の基板Bfと他方の基板Bs間に介在させるブロック部2m…,一方の基板Bfに対面するブロック部2m…における一方の端面2mf…から突出して一方の基板Bfに位置決めされて固定可能な少なくとも一以上の第一ピン3f…を有する第一結合部4f…,及び他方の基板Bsに対面するブロック部2m…における他方の端面2ms…から突出して他方の基板Bsに位置決めして固定可能な少なくとも一以上の第二ピン3s…を有する第二結合部4s…を有する複数のスペーサ部2…と、異なる位置に配する複数のスペーサ部2…における相隣るスペーサ部2…同士を順次連結する少なくとも一以上のリンク部5…とを一体に成形する。【選択図】 図1

Description

本発明は、基板と基板間に介在させて基板同士を積層方向に連結する基板連結装置及びこの基板連結装置を用いた基板連結方法に関する。
従来、基板と基板間に介在させて基板同士を積層方向に連結する基板連結装置としては、特許文献1で開示される基板連結構造,特許文献2で開示される基板連結具及び特許文献3で開示されるプリント基板連結構造が知られている。
特許文献1で開示される基板連結構造は、基板の表面に全体にわたって部品等を実装できるようにするとともに、効率よく基板同士を連結することを目的としたものであり、具体的には、駆動基板の各コーナー部には座ぐり孔が設けられており、各座ぐり孔に、各スペーサーの位置決めピン部がそれぞれ挿入されて各スペーサーが位置決めされ、各スペーサーは、半田リフローによって駆動基板に取り付けられ、各スペーサーの上部には雌ネジ部がそれぞれ設けられており、各雌ネジ部に、表示基板の各コーナー部に設けられた各貫通孔がそれぞれ対向されて、各貫通孔内に、各ネジがそれぞれ挿通され、各ネジは、スペーサーの雌ネジ部にネジ結合されることにより、表示基板が各スペーサーに取り付けられたものである。
また、特許文献2で開示される基板連結具は、対向する2枚の基板を所定間隔を介して容易に着脱可能に連結する基板連結具を得ることを課題とするものであり、具体的には、対向する2枚の基板を所定間隔を介して連結する基板連結具であって、基板連結具はスペーサーと雌スナップとからなり、スペーサーの一端には一の基板に固着される固着部が形成され、他端には他の基板に挿通されて雌スナップが着脱可能に嵌合される凸部と、挿通された他の基板の受け部となる基板受け部とが形成され、雌スナップを凸部に嵌合し、もって雌スナップと基板受け部とで他の基板を挟持して固定し、2枚の基板を連結するものである。
さらに、特許文献3で開示されるプリント基板連結構造は、プリント基板のネジ留めによる応力によって生ずる歪による破損を低減することを目的とするものであり、具体的には、プリント基板に複数のネジ留め用孔を設け、その外縁近傍に形成されたネジ留め用孔の周辺にスリットが形成され、スリットはネジ留め用孔を取り囲むように形成され、スリットによって取り囲まれた内側に形成されるネジ固定用領域は、スリットを間に挟んだ反対側の領域とプリント基板の外縁にて1箇所の連結部のみで連結されたものである。
特開平11−40914号公報 特開2009−121625号公報 特開2016−162944号公報
しかし、上述した従来の基板連結装置は、次のような問題点があった。
第一に、一つ一つの連結具を複数位置に配するため、一つ一つの位置や取付角度等の取付上のバラツキが全体に累積されることになる。この結果、全体のバラツキが大きくなり、基板全体としての寸法精度の低下及び品質の低下を招くとともに、バラツキが大きくなった場合には、組み付けが不能になったり、連結後の連結具に無用な応力が付加されたり、さらには、基板の歪みを招くなどの不具合を招く虞れがある。
第二に、矩形基板における一辺に、例えば、三個所の連結具を配した場合、二辺の全体では、六個の連結具が必要になるなど、部品点数の大幅な増加を招くため、コスト上昇が無視できないとともに、六回の取付作業が必要になるなど、作業性の低下、更には作業工数(作業時間)の増加に基づく作業能率の低下を招きやすい。しかも、基本的には点支持構造が分散された連結構造となるため、十分な剛性強度を確保しにくい。
本発明は、このような背景技術に存在する課題を解決した基板連結装置及び基板連結方法の提供を目的とするものである。
本発明に係る基板連結装置1は、上述した課題を解決するため、一方の基板Bfと他方の基板Bs間に介在させて基板BfとBs同士を積層方向Fmに連結する基板連結装置を構成するに際して、一方の基板Bfと他方の基板Bs間に介在させるブロック部2m…,一方の基板Bfに対面するブロック部2m…における一方の端面2mf…から突出して一方の基板Bfに位置決めされて固定可能な少なくとも一以上の第一ピン3f…を有する第一結合部4f…,及び他方の基板Bsに対面するブロック部2m…における他方の端面2ms…から突出して他方の基板Bsに位置決めして固定可能な少なくとも一以上の第二ピン3s…を有する第二結合部4s…を有する複数のスペーサ部2…と、異なる位置に配する複数のスペーサ部2…における相隣るスペーサ部2…同士を順次連結する少なくとも一以上のリンク部5…とを一体に成形してなることを特徴とする。
一方、本発明に係る基板連結方法は、上述した課題を解決するため、一方の基板Bfと他方の基板Bs間に複数のスペーサ部2…を介在させて基板BfとBs同士を積層方向Fmに連結するに際し、一方の基板Bfと他方の基板Bs間に介在させるブロック部2m…,一方の基板Bfに対面するブロック部2m…における一方の端面2mf…から突出して一方の基板Bfに位置決めされて固定可能な少なくとも一以上の第一ピン3f…を有する第一結合部4f…,及び他方の基板Bsに対面するブロック部2m…における他方の端面2ms…から突出して他方の基板Bsに位置決めして固定可能な少なくとも一以上の第二ピン3s…を有する第二結合部4s…を有する複数のスペーサ部2…と、異なる位置に配する複数のスペーサ部2…における相隣るスペーサ部2…同士を順次連結する少なくとも一以上のリンク部5…とを一体に成形した少なくとも一以上の基板連結装置1…を用意し、この基板連結装置1の一方の端面1f側を一方の基板Bfに当接させて第一結合部4fを一方の基板Bfに位置決めして固定する第一連結工程S1と、この第一連結工程S1の終了後、基板連結装置1の他方の端面1s側を他方の基板Bsに当接させて第二結合部4sを他方の基板Bsに位置決めして固定する第二連結工程S2とを経ることにより一方の基板Bfと他方の基板Bsを連結することを特徴とする。
また、本発明は、発明の好適な態様により、スペーサ部2…又はリンク部5…には、リンク部5…による連結方向Frに対して基板Bfに平行となる直角方向Fsに突出し、一方の基板Bfへの載置時に、各スペーサ部2…を一方の基板Bfに対して直角方向Fsに起立させる少なくとも一以上の支脚部11…を一体に設けることができるとともに、一方の基板Bfへの載置時に、当該一方の基板Bfに設けた位置規制孔部Bfc…に挿入して位置決めを行う少なくとも一以上の位置規制突部12…を一体に設けることができる。なお、第一ピン3fは、一方の基板Bfへの載置時に、当該一方の基板Bfに当接又は近接する長さLfを選定し、一方の基板Bfに半田付けにより固定可能な金属素材により形成することができるとともに、第二ピン3sは、他方の基板Bsに設けた差込孔部Bsh…に挿入して位置決め可能な長さLsを選定し、他方の基板Bsに半田付けにより固定可能な金属素材により形成することができる。さらに、第一ピン3f及び第二ピン3sは、ピン部材3をブロック部2mに対してインサート成形により埋設し、一端側を第一ピン3fとし、かつ他端側を第二ピン3sとすることができる。他方、基板連結方法において、第一連結工程S1では、基板連結装置1を一方の基板Bfに載置した際に、当該基板連結装置1のスペーサ2…又はリンク部5…に一体に設け、かつリンク部5…の連結方向Frに対して基板Bfに平行となる直角方向Fsに突出する少なくとも一以上の支脚部13…により、各スペーサ部2…を一方の基板Bfに対して直角方向Fuに起立させることができるとともに、加えて、基板連結装置1を一方の基板Bfに載置した際に、基板連結装置1のスペーサ部2…又はリンク部5…に設けた少なくとも一以上の位置規制突部12…を、一方の基板Bfに設けた位置規制孔部Bfc…に挿入して位置決めすることができる。さらに、第一連結工程S1では、第一ピン3f…を一方の基板Bfに対して半田付けにより固定することができるとともに、第二連結工程S2では、第二ピン3s…を他方の基板Bsに設けた差込孔部Bsh…に挿入して位置決めし、かつ第二ピン3s…を他方の基板Bsに対して半田付けにより固定することができる。
このような本発明に係る基板連結装置1及び基板連結方法によれば、次のような顕著な効果を奏する。
(1) 異なる位置に配する複数のスペーサ部2…同士をリンク部5…により順次連結した一体成形品として構成するため、複数のスペーサ部2…を含む全体における寸法上のバラツキを大幅に低減できる。この結果、基板Bf,Bs同士を連結したユニットとしての全体の寸法精度及び品質を高めることができるとともに、バラツキが大きい場合に
生じる虞れのある不具合、具体的には、組付け不能、連結後の連結具に対する無用な応力付加、更には、基板Bf及びBsの歪み等を招く不具合を回避できる。
(2) 部品点数の大幅な削減を図れるため、部品コストの削減、更には部品取付回数の低減による製造コストの削減を図ることができるとともに、作業性の向上、更には作業工数(作業時間)の低減に基づく作業能率の向上を図ることができる。しかも、従来における点支持構造とは異なり、基本的に、線支持構造の組合わせによる連結構造と見做すことができるため、十分な剛性強度を確保できる。
(3) 好適な態様により、スペーサ部2…又はリンク部5…に、リンク部5…の連結方向Frに対して基板Bfに平行となる直角方向Fsに突出し、一方の基板Bfへの載置時において各スペーサ部2…を一方の基板Bfに対して直角方向Fsに起立させる少なくとも一以上の支脚部11…を一体に設ければ、一方の基板Bfに載置した基板連結装置1を、当該基板Bfに対して直角方向Fuに起立させることができるため、積層方向Fmにおける垂直性を容易かつ確実に確保できる。これにより、一方の基板Bfと他方の基板Bs間の位置決め精度を高めることができるとともに、自動生産工程等における組付時のトラブルを低減できる。
(4) 好適な態様により、スペーサ部2…又はリンク部5…に、一方の基板Bfへの載置時において、当該一方の基板Bfに設けた位置規制孔部Bfc…に挿入して位置決めを行う少なくとも一以上の位置規制突部12…を一体に設ければ、第一ピン3f…以外の部位において、基板連結装置1の位置決めを行うことができるため、第一ピン3f…を有する第一結合部4f…の形態に左右されることなく、一方の基板Bfに対する基板連結装置1の位置決めを容易かつ確実に行うことができるとともに、一方の基板Bfに対する基板連結装置1の組付容易性を確保できる。
(5) 好適な態様により、第一ピン3fを形成するに際し、一方の基板Bfへの載置時に、当該一方の基板Bfに当接又は近接する長さLfを選定し、一方の基板Bfに半田付けにより固定可能な金属素材により形成すれば、第一連結工程S1において、第一ピン3fを、単に一方の基板Bf上に当接又は近接させ、この状態で、一方の基板Bfに対して半田付けにより固定できるため、第一ピン3f…の数量や形態に左右されることなく、一方の基板Bfに対するスペーサ部2…の取付けを容易に行うことができる。
(6) 好適な態様により、第二ピン3sを形成するに際し、他方の基板Bsに設けた差込孔部Bsh…に挿入して位置決め可能な長さLsを選定し、他方の基板Bsに半田付けにより固定可能な金属素材により形成すれば、第二連結工程S2において、第二ピン3s…を他方の基板Bsに設けた差込孔部Bsh…に挿入して位置決めできるとともに、この状態で、他方の基板Bsに対して半田付けにより固定できるため、第二ピン3sに、位置決め機能と固定機能を兼用させることができる。この際、複数の第二ピン3s…の各位置は、スペーサ部2…又はリンク部5…により正確に維持されているため、組付の確実性、更には組付の容易化に寄与できる。
(7) 好適な態様により、第一ピン3f及び第二ピン3sを形成するに際し、ピン部材3をブロック部2mに対してインサート成形により埋設し、一端側を第一ピン3fとし、かつ他端側を第二ピン3sとすれば、一体のピン部材3により形成できるため、ブロック部2mの成形素材である、例えば、合成樹脂素材により一体に成形する場合と異なり、一方の基板Bfと他方の基板Bs間の正確な位置決めを行うことができる。したがって、第一ピン3f…及び第二ピン3s…の数量が多くなった場合でも、組付性を低下させることなく、第一連結工程S1及び第二連結工程S2を容易かつ円滑に行うことができるとともに、第一ピン3f…と第二ピン3s…間の伝熱性が確保されることによる他方の基板Bs(又は一方の基板Bf)に対する放熱性を確保できる。
本発明の好適実施形態に係る基板連結装置の一部抽出拡大図を含む全体の外観正面図、 同基板連結装置の一部を示す外観斜視図、 同基板連結装置の全体を示す外観底面図、 同基板連結装置を一方の基板に載置した状態を示す断面側面図、 同基板連結装置における第一ピンの変更例を含む一方の基板に載置した状態を示す断面側面図、 本発明の好適実施形態に係る基板連結方法における第一連結工程に係る工程説明図、 同基板連結方法における第二連結工程に係る工程説明図、
次に、本発明に係る好適実施形態を挙げ、図面に基づき詳細に説明する。
まず、本実施形態に係る基板連結装置1の構成(構造)について、図1〜図5を参照して具体的に説明する。
例示の基板連結装置1は、下側の基板(一方の基板)Bfと上側の基板(他方の基板)Bsの、特に、空エリアの間に介在させることにより、基板BfとBs同士を積層方向Fmに連結する機能を備える。この基板連結装置1は、大別して、複数のスペーサ部2…と複数のリンク部5…を備え、これらは一体成形品として構成する。
この場合、スペーサ部2…は、合成樹脂素材により一体成形する直方体形のブロック部2m…を備える。一つのブロック部2mには、図4(a)に示すように、半田付け可能な金属素材により形成した少なくとも一本以上のピン部材3…をインサート成形することにより、ブロック部2mの下端面(一方の端面)2mfから下方に突出する第一ピン3f…を設けるとともに、ブロック本体部2mの上端面(他方の端面)2msから上方に突出する第二ピン3s…を設ける。各スペーサ部2…(ブロック部2m…)は、各基板Bf,Bsに対する使用位置に応じて、異なる形態、特に、第一ピン3f及び第二ピン3sの使用本数等に応じて異ならせることができる。したがって、各スペーサ部2…(ブロック部2m…)の形態は、同一形態であるか異なる形態であるかは問わず、例えば、全てが同一形態であってもよい。
例示する各スペーサ部2…は、図1中、左端のスペーサ部2は、横幅を比較的広い直方体形に形成したブロック部2mと四本のピン部材3…を用いたタイプを示し、また、左から二番目のスペーサ部2は、左端のブロック部2mと同一形状に形成したブロック部2mと一本のピン部材を除いた三本のピン部材3…を用いたタイプを示し、また、左から三番目のスペーサ部2は、横幅を左端のブロック部2mの半分に形成したブロック部2mと二本のピン部材3…を用いたタイプを示し、さらに、右端のスペーサ部2は、横幅を左から三番目のスペーサ部2の半分に形成したブロック部2mと一本のピン部材3を用いたタイプを示している。
一方、ブロック部2mの一方の端面(下端面)2mfから下方へ直角に突出する少なくとも一以上の第一ピン3f…は、一方の基板Bfに位置決めされた状態で固定され、これら第一ピン3f…はスペーサ部2の第一結合部4fを構成する。他方、ブロック部2mの他方の端面(上端面)2sから上方へ直角に突出する少なくとも一以上の第二ピン3s…は、他方の基板Bsに位置決めして固定可能であり、これら第二ピン3s…はスペーサ部2の第二結合部4sを構成する。
このように、第一ピン3f及び第二ピン3sを形成するに際し、一体(一本)のピン部材3をブロック部2mにインサート成形により埋設し、一端側を第一ピン3fとし、かつ他端側を第二ピン3sとすれば、ブロック部2mの成形素材である合成樹脂素材により一体に成形する場合と異なり、一方の基板Bfと他方の基板Bs間の正確な位置決めを行うことができる。したがって、第一ピン3f…及び第二ピン3s…の数量が多くなった場合でも、組付性を低下させることなく、第一連結工程S1及び第二連結工程S2を容易かつ円滑に行うことができるとともに、第一ピン3f…と第二ピン3s…間の伝熱性が確保されることによる他方の基板Bs(又は一方の基板Bf)に対する放熱性を確保できる。
また、第一ピン3f及び第二ピン3sを形成するに際し、図1に示す一部抽出拡大図のように、第一ピン3fの下端は、プレス成形等によりピン部材3の中間部に対して大径となる円盤状に形成し、第一ピン3fの長さLsは、スペーサ部2を一方の基板2fの上面に載置した際に、下端が一方の基板Bfの上面に当接又は近接する長さに選定する。これにより、第一ピン3fの下端を、一方の基板Bfの上面に半田付けにより固定可能となる。したがって、第一ピン3f…は各種形態により実施可能であり、例えば、変更例として示す図5のように、下端をL形に折曲した形状であってもよい。このように、第一ピン3f…は位置決め機能を持たないため、各種形態による実施が可能である。
一方、第二ピン3sの上端は、プレス成形等により先端尖形に形成する。なお、先端尖形とは、図1に示すような円錐状を含むのみならず、球面状なども含む概念であり、要は、後述する差込孔部Bshに対して、円滑に挿入できる形状であればよい。したがって、この第二ピン3sは、他方の基板Bsに設けた差込孔部Bshに挿入して位置決め可能な長さLsを選定する。例示の場合、他方の基板Bsを貫通し、他方の基板Bsの他面(上面)からやや突出する長さLsを選定し、他方の基板Bsの上面において半田付けできるようにした。これにより、他方の基板Bsは、第二ピン3s…により位置決めして固定することができる。
他方、各リンク部5…を形成するに際しては、図3及び図4(a)に示すように、各ブロック部2m…の背面の下部から基板Bfに平行となる直角方向Fsの後方へ突出する延出部5s…を形成し、この延出部5sの後端間を連結するように形成する。したがって、各リンク部5…の長さは、各スペーサ部2…の使用位置に対応して異なる長さとなる。例示の場合、各リンク部5…は、図3に示すように、直線上に全てが配列される形状となるが、各リンク部5…は、各スペーサ部2…の使用位置に応じて、折曲形状であってもよいし湾曲形状であってもよい。さらに、必要により、各スペーサ部2…からの導出角度を異ならせてもよい。なお、図面の位置関係において、図1は前面を示す正面図となり、図4(a),(b)及び図5は右側が前面となる。
また、スペーサ部2…(又はリンク部5…)には、図2及び図4(a)に示すように、リンク部5…による連結方向Frに対して、基板Bfに平行となる直角方向Fsに突出し、一方の基板Bfへの載置時に、各スペーサ部2…を一方の基板Bfに対して直角方向Fuに起立させる少なくとも一以上の支脚部11…を一体に設ける。例示の形態は、スペーサ部2…におけるブロック部2m…の側面に一体に形成するとともに、計三個所のスペーサ部2…に設けた場合を示している。なお、支脚部11…は、ブロック部2m…に対して、前方又は後方のいずれかに延出することにより実現可能であるが、実施形態のように、前方及び後方の双方に延出し、図4(a)に示すように、支脚部11…の前端と後端間(寸法Lm)の中央位置に第一ピン3f…が位置する形態、即ち、第一ピン3fと支脚部11の前端(又は後端)間の距離がLm/2になるように選定すれば、より安定した望ましい形態として実施できる。
このような支脚部11…を設ければ、一方の基板Bfに載置した基板連結装置1を、当該基板Bfに対して直角方向Fuに起立させることができるため、積層方向Fmにおける垂直性を容易かつ確実に確保できる。これにより、一方の基板Bfと他方の基板Bs間の位置決め精度を高めることができるとともに、自動生産工程等における組付時のトラブルを低減できる利点がある。
さらに、スペーサ部2…(又はリンク部5…)には、一方の基板Bfへの載置時に、当該一方の基板Bfに設けた位置規制孔部Bfc…に挿入して位置決めを行う少なくとも一以上の円柱形の位置規制突部12…を一体に設ける。例示の場合、図1及び図3に示すように、基板連結装置1の両端位置、即ち、図1中、左端のスペーサ部2の左側近傍と右端のスペーサ部2の右側近傍の計二個所に設けた。
この場合、図1に示す左端のスペーサ部2の近傍に設ける一方の位置規制突部12は、図4(b)に示すように、左端のブロック部2mにおける左端位置から支脚部11と同一の長さとになる横延出部分を突出させるとともに、この横延出部分の下面から下方へ縦延出部分を突出させた形状となる延出形状部12sを形成し、この延出形状部12sの下端面に位置規制突部12を一体形成した。したがって、延出形状部12sの下端面位置(高さ)は、第一ピン3fの下端位置(高さ)に一致し、位置規制突部12は、一方の基板Bfに設けた位置規制孔部Bfcに挿入して嵌合させることができる。
一方、図1に示す右端のスペーサ部2の近傍に設ける他方の位置規制突部12は、図1及び図3に示すように、右端のブロック部2mにおける右端位置から横延出部分を突出させるとともに、この横延出部分から下方へ縦延出部分を突出させた延出形状部12sを形成し、この延出形状部12sの下端面に位置規制突部12を一体形成した。したがって、この延出形状部12sの下端面位置(高さ)は、第一ピン3fの下端位置(高さ)に一致し、位置規制突部12は、一方の基板Bfに設けた図1中仮想線で示した位置規制孔部Bfcに挿入して嵌合させることができる。なお、例示は、基板連結装置1の両端に設けた場合を示したが、端部の代わりに中間位置に設けてもよいし、或いは端部に加えて中間位置にも設けることにより計三個所以上に設けてもよい。
このような位置規制突部12…を一体に設ければ、第一ピン3f…以外の部位において、基板連結装置1の位置決めを行うことができるため、第一ピン3f…を有する第一結合部4f…の形態に左右されることなく、一方の基板Bfに対する基板連結装置1の位置決めを容易かつ確実に行うことができるとともに、一方の基板Bfに対する基板連結装置1の組付容易性を確保できる利点がある。
その他、図中、符号13…は、各延出部5s…の下面から下方へ延出形成した後遮蔽部であり、この後遮蔽部13…の下端面の位置(高さ)は、第一ピン3fの下端位置(高さ)に一致する。また、符号14…は、後遮蔽部13…の後面から直角方向後方へ突出させた、少なくとも一以上の適所に設けたリブ部であり、例示の場合、図3に示すように、計三個所の位置に設けている。
次に、このような構成を備える基板連結装置1…を用いた本実施形態に係る基板連結方法について、図6及び図7に基づき図1〜図5を参照して説明する。
例示は、下側に配する一方の基板Bfと上側に配する他方の基板Bsを積層方向Fmに連結する場合であり、一例として、一方の基板Bfには放熱基板を適用し、他方の基板Bsにはプリント配線基板を適用することができる。
また、予め、一方の基板Bfには、図6に示すように、基板連結装置1…を配置する位置に対応した位置規制孔部Bfc…を形成しておくとともに、他方の基板Bfには、基板連結装置1…を配置する位置に対応した複数の差込孔部Bsh…を形成しておく。なお、一方の基板Bfと他方の基板Bsの連結に際しては、通常、複数の基板連結装置1…を使用する。
最初に、一方の基板Bfに対して基板連結装置1…を取付ける。この工程は、図6に示す第一連結工程S1となる。
この第一連結工程S1では、図6に示すように、一方の基板Bfを所定位置にセットし、この後、基板連結装置1を、例えば、自動機等を用いて矢印F1方向に移動させ、基板連結装置1における下側の端面1fを、基板Bfの上面における定位置に載置する。この際、基板連結装置1における位置規制突部12…が、矢印F1c…で示すように、基板Bfの位置規制孔部Bfc…に進入し、図1及び図4(b)に示すように、位置規制突部12…と位置規制孔部Bfc…が嵌合する。
また、基板連結装置1を基板Bfの上面に載置した際には、支脚部11…が基板Bfの上面に当接するため、各スペーサ部2…を基板Bfに対して直角方向Fsに起立させることができる。即ち、基板連結装置1を、一方の基板Bfに対して直角方向Fuへ確実に起立させることができ、積層方向Fmの垂直性を容易に確保できる。
そして、基板Bfに対する基板連結装置1の載置が終了したなら、図7に示すように、各第一ピン3f…に対する半田付けを行う。これにより、各第一ピン3f…は、半田付け部21…を介して一方の基板Bfに固定される。なお、一つの基板連結装置1について説明したが、複数の基板連結装置1…が存在する場合には、順次同様の処理、即ち、第一連結工程S1を行えばよい。
したがって、このような基板Bfに対する基板連結装置1の取付けに際しては、複数のスペーサ部2…を順次連結したユニット構成の基板連結装置1を、位置規制突部12…と位置規制孔部Bfc…の嵌合形式により位置決めを行うため、第一ピン3f…による位置決めは不要となる。この結果、基板連結装置1を一方の基板Bfに載置する際には、第一ピン3f…を単に一方の基板Bf上に当接又は近接させ、この状態で、一方の基板Bfに対して半田付けにより固定できるため、第一ピン3f…の、特に数量や形態に左右されることなく、一方の基板Bfに対するスペーサ部2…の取付けを容易に行うことができる。加えて、基板連結装置1には支脚部11…を一体に備えるため、一方の基板Bfに対する基板連結装置1の位置決め精度(垂直性の確保)、更には、他方の基板Bsに対する一方の基板Bfの位置決め精度を高めることができ、自動生産工程等における組付時のトラブルを低減できる利点がある。
次いで、一方の基板Bfに取付けた基板連結装置1…に対して他方の基板Bsを取付ける。この工程は、図7に示す第二連結工程S2となる。
この第二連結工程S2では、図7に示すように、基板連結装置1における上側の端面1sに、例えば、自動機等を用いて、仮想線で示す他方の基板Bsを、矢印F2方向に移動させる。これにより、実線で示すように、基板連結装置1における各第二ピン3s…が矢印F2s…で示すように、他方の基板Bsにおける各差込孔部Bsh…に挿入する。 そして、各第二ピン3s…を各差込孔部Bsh…に対して最終位置まで挿入すれば、各第二ピン3s…の先端(上端)側が基板Bsの上面から突出するため、図7に示すように、各第二ピン3s…に対する半田付けを行う。これにより、基板Bsの上面から突出した各第二ピン3s…の先端は、半田付け部22…を介して他方の基板Bsに固定される。
この場合、各第二ピン3s…は、他方の基板Bsに設けた差込孔部Bsh…に挿入して位置決め可能な長さLsが選定されているため、第二連結工程S2において、各第二ピン3s…を他方の基板Bsの差込孔部Bsh…に挿入することにより、基板連結装置1に対する基板Bsの位置決めが行われるとともに、この状態で、各第二ピン3s…は他方の基板Bsに半田付けにより固定される。したがって、各第二ピン3s…には、位置決め機能と固定機能を兼用させることができる。この結果、各第二ピン3s…の位置は、スペーサ部2…又はリンク部5…により正確に維持されているため、組付の確実性、更には組付の容易化が図られる。なお、一つの基板連結装置1について説明したが、複数の基板連結装置1…が存在する場合には、各基板連結装置1…に対して同様の第二連結工程S2を同時に行えばよい。これにより、図7に示す一方の基板Bfに対して他方の基板Bsを積層方向Fmに連結する連結構造が構成される。
よって、このような本実施形態に係る基板連結装置1(基板連結方法)によれば、基本構成として、一方の基板Bfと他方の基板Bs間に介在させるブロック部2m…,一方の基板Bfに対面するブロック部2m…における一方の端面2mf…から突出して一方の基板Bfに位置決めして固定可能な少なくとも一以上の第一ピン3f…を有する第一結合部4f…,及び他方の基板Bsに対面するブロック部2m…における他方の端面2ms…から突出して他方の基板Bsに位置決めして固定可能な少なくとも一以上の第二ピン3s…を有する第二結合部4s…を有する複数のスペーサ部2…と、異なる位置に配する複数のスペーサ部2…における相隣るスペーサ部2…同士を順次連結する少なくとも一以上のリンク部5…とを一体に成形してなる基板連結装置1を利用するため、複数のスペーサ部2…を含む全体における寸法上のバラツキを大幅に低減できる。この結果、基板Bf,Bs同士を連結した基板ユニットとしての全体の寸法精度及び品質を高めることができるとともに、バラツキが大きい場合に生じる虞れのある不具合、具体的には、組付け不能、連結後の連結具に対する無用な応力付加、更には、基板Bf及びBsの歪み等を招く不具合を回避できる。
また、部品点数の大幅な削減を図れるため、部品コストの削減、更には部品取付回数の低減による製造コストの削減を図ることができるとともに、作業性の向上、更には作業工数(作業時間)の低減に基づく作業能率の向上を図ることができる。しかも、従来における点支持構造とは異なり、基本的に、線支持構造の組合わせによる連結構造にできるため、十分な剛性強度を確保できる。
以上、好適実施形態について詳細に説明したが、本発明は、このような実施形態に限定されるものではなく、細部の構成,形状,素材,数量,手法等において、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、任意に変更,追加,削除することができる。例えば、二枚の基板Bfと基板Bsを連結した実施形態を示したが、基本的には任意枚数の基板Bf,Bs…に対して同様に適用できる。この場合、相隣る基板Bf,Bs…同士を基板連結装置1…を用いて順次積層形式に連結すればよい。また、スペーサ部2…及びリンク部5…を形成するに際し、合成樹脂素材により成形した場合を示したが、金属素材やセラミックス素材等の他の形成素材を排除するものではない。さらに、第一ピン3f…に関し、第二ピン3s…と同様に、基板Bfに対して挿入可能に構成(形成)し、第一ピン3f…においても第二ピン3s…と同様に位置決め機能を持たせる実施形態を排除するものではない。この場合には、別途の位置規制突部12…及び位置規制孔部Bfc…は不要となる。なお、スペーサ部2…,リンク部5…,支脚部11…,位置規制突部12…,第一ピン3f…,第二ピン3s…の数量や形態(形状,構成)は、基板Bf,Bsの種類等に応じて任意に選定可能である。
本発明に係る基板連結装置及び基板連結方法は、自動車や電子機器類で用いられるプリント配線基板等の各種基板同士を積層方向に連結する際に利用できる。
1:基板連結装置,1f:基板連結装置の一方の端面,1s:基板連結装置の他方の端面,2…:スペーサ部,2m…:ブロック部,2mf…:ブロック部における一方の端面,2ms…:ブロック部における他方の端面,3…:ピン部材,3f…:第一ピン,3s…:第二ピン,4f…:第一結合部,4s…:第二結合部,5…:リンク部,11…:支脚部,12…:位置規制突部,Bf:一方の基板,Bfc…:位置規制孔部,Bs:他方の基板,Bsh…:差込孔部,Fm:積層方向,Fr:連結方向,Fs:直角方向(面平行),Fu:直角方向(面垂直),S1:第一連結工程,S2:第二連結工程,Lf:第一ピンの長さ,Ls:第二ピンの長さ

Claims (11)

  1. 一方の基板と他方の基板間に介在させて基板同士を積層方向に連結する基板連結装置であって、一方の基板と他方の基板間に介在させるブロック部,一方の基板に対面する前記ブロック部における一方の端面から突出して一方の基板に位置決めされて固定可能な少なくとも一以上の第一ピンを有する第一結合部,及び他方の基板に対面する前記ブロック部における他方の端面から突出して他方の基板に位置決めして固定可能な少なくとも一以上の第二ピンを有する第二結合部を有する複数のスペーサ部と、異なる位置に配する複数のスペーサ部における相隣るスペーサ部同士を順次連結する少なくとも一以上のリンク部とを一体に成形してなることを特徴とする基板連結装置。
  2. 前記スペーサ部又は前記リンク部は、前記リンク部による連結方向に対して基板に平行となる直角方向に突出し、一方の基板への載置時に、各スペーサ部を一方の基板に対して直角方向に起立させる少なくとも一以上の支脚部を一体に備えることを特徴とする請求項1記載の基板連結装置。
  3. 前記スペーサ部又は前記リンク部は、一方の基板への載置時に、当該一方の基板に設けた位置規制孔部に挿入して位置決めを行う少なくとも一以上の位置規制突部を一体に備えることを特徴とする請求項1又は2記載の基板連結装置。
  4. 前記第一ピンは、一方の基板への載置時に、当該一方の基板に当接又は近接する長さを選定し、一方の基板に半田付けにより固定可能な金属素材により形成することを特徴とする請求項1記載の基板連結装置。
  5. 前記第二ピンは、他方の基板に設けた差込孔部に挿入して位置決め可能な長さを選定し、他方の基板に半田付けにより固定可能な金属素材により形成することを特徴とする請求項1記載の基板連結装置。
  6. 前記第一ピン及び前記第二ピンは、ピン部材を、前記ブロック部に対してインサート成形により埋設し、一端側を前記第一ピンとし、かつ他端側を前記第二ピンとすることを特徴とする請求項1,4又は5記載の基板連結装置。
  7. 一方の基板と他方の基板間に複数のスペーサ部を介在させて基板同士を積層方向に連結する基板連結方法であって、一方の基板と他方の基板間に介在させるブロック部,一方の基板に対面する前記ブロック部における一方の端面から突出して一方の基板に位置決めされて固定可能な少なくとも一以上の第一ピンを有する第一結合部,及び他方の基板に対面する前記ブロック部における他方の端面から突出して他方の基板に位置決めして固定可能な少なくとも一以上の第二ピンを有する第二結合部を有する複数のスペーサ部と、異なる位置に配する複数のスペーサ部における相隣るスペーサ部同士を順次連結する少なくとも一以上のリンク部とを一体に成形した少なくとも一以上の基板連結装置を用意し、この基板連結装置の一方の端面側を一方の基板に当接させて前記第一結合部を一方の基板に位置決めして固定する第一連結工程と、この第一連結工程の終了後、前記基板連結装置の他方の端面側を他方の基板に当接させて前記第二結合部を他方の基板に位置決めして固定する第二連結工程とを経ることにより一方の基板と他方の基板を連結することを特徴とする基板連結方法。
  8. 前記第一連結工程は、前記基板連結装置を一方の基板に載置した際に、当該基板連結装置の前記スペーサ部又は前記リンク部に一体に設け、かつ前記リンク部の連結方向に対して基板に平行となる直角方向に突出する少なくとも一以上の支脚部により、各スペーサ部を、一方の基板に対して直角方向に起立させることを特徴とする請求項7記載の基板連結方法。
  9. 前記第一連結工程は、前記基板連結装置を一方の基板に載置した際に、前記基板連結装置の前記スペーサ部又は前記リンク部に設けた少なくとも一以上の位置規制突部を、一方の基板に設けた位置規制孔部に挿入して位置決めすることを特徴とする請求項7又は8記載の基板連結方法。
  10. 前記第一連結工程は、前記第一ピンを一方の基板に対して半田付けにより固定することを特徴とする請求項7記載の基板連結方法。
  11. 前記第二連結工程は、前記第二ピンを他方の基板に設けた差込孔部に挿入して位置決めし、かつ前記第二ピンを他方の基板に対して半田付けにより固定することを特徴とする請求項7記載の基板連結方法。
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