JP2019120805A - 画像形成装置、現像装置および現像剤液面検出プログラム - Google Patents

画像形成装置、現像装置および現像剤液面検出プログラム Download PDF

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愛子 窪田
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裕行 齋藤
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Abstract

【課題】磁力を用いる現像剤検出部において、現像剤中のトナー濃度に関わらず、現像剤の液面位置を正確に検出することが可能な画像形成装置、現像装置および現像剤液面検出プログラムを提供する。【解決手段】画像形成装置は、現像剤を収容する現像剤筐体と、現像剤筐体内に配置され、磁力に基づいて現像剤の検出を行う現像剤検出部であって、互いに近接し、かつ、現像剤筐体内における垂直方向に並ぶ複数の検出範囲から現像剤の検出を行う現像剤検出部と、現像剤検出部により検出された検出結果に基づいて、現像剤筐体内の現像剤の液面位置を検出する制御を行う制御部と、を備える。【選択図】図4

Description

本発明は、画像形成装置、現像装置および現像剤液面検出プログラムに関する。
一般に、電子写真プロセス技術を利用した画像形成装置(プリンター、複写機、ファクシミリ等)は、帯電した感光体ドラム(像担持体)に対して、画像データに基づくレーザー光を照射(露光)することにより静電潜像を形成する。そして、静電潜像が形成された感光体ドラムへ現像装置よりトナーを供給することにより静電潜像を可視化してトナー像を形成する。さらに、このトナー像を直接または間接的に用紙に転写させた後、定着ニップで加熱、加圧して定着させることにより用紙にトナー像を形成する。
現像装置内には、現像剤の液面位置を検出する現像剤検出部が設けられる。例えば、特許文献1に記載の構成には、現像装置の長手方向における両端部のそれぞれに、磁力に基づいて現像剤中のキャリアー量を検出することにより、現像剤の液面位置を検出する現像剤検出部が設けられている。具体的に、現像剤の液面位置に応じて現像剤検出部が有するコイルから発生する磁力線を横切るキャリアー量が変動するため、このキャリアー量を検出することで、現像剤の液面位置が検出される。
また、現像剤検出部では、磁力に基づいて現像剤中のキャリアー量を検出することで、現像剤中のトナー濃度を検出することも可能である。具体的に、例えばトナー濃度が高い場合、コイルからの磁力線を横切るキャリアー量が相対的に低くなるので、このようなキャリアー量の変動を検出することで、トナー濃度が検出される。
特開2008−40227号公報
しかしながら、このような現像剤検出部では、現像剤の液面位置の検出結果と、トナー濃度の検出結果との切り分けが困難であるので、一方の検出結果が変動すると他方の検出結果に影響するおそれがある。例えば、現像剤中のトナー濃度が変動して、現像剤検出部により検出されるキャリアーの量が変動した場合、現像剤検出部の出力値が変動する。特に、現像剤検出部付近にトナー補給部が設けられる場合、トナーが補給されることによりトナー濃度が変動するので、それに伴って現像剤検出部の出力値が変動しやすい。
その結果、現像剤の液面位置が同じ位置であっても、トナー濃度が異なることによって、現像剤検出部の出力値が変動するので、現像剤の液面位置の誤検出が発生するおそれがある。
本発明の目的は、磁力を用いる現像剤検出部において、現像剤中のトナー濃度に関わらず、現像剤の液面位置を正確に検出することが可能な画像形成装置、現像装置および現像剤液面検出プログラムを提供することである。
本発明に係る画像形成装置は、
現像剤を収容する現像剤筐体と、
前記現像剤筐体内に配置され、磁力に基づいて現像剤の検出を行う現像剤検出部であって、互いに近接し、かつ、前記現像剤筐体内における垂直方向に並ぶ複数の検出範囲から前記現像剤の検出を行う現像剤検出部と、
前記現像剤検出部により検出された検出結果に基づいて、前記現像剤筐体内の前記現像剤の液面位置を検出する制御を行う制御部と、
を備える。
本発明に係る現像装置は、
現像剤を収容する現像剤筐体と、
前記現像剤筐体内に配置され、磁力に基づいて現像剤の検出を行う現像剤検出部であって、互いに近接し、かつ、前記現像剤筐体内における垂直方向に並ぶ複数の検出範囲から前記現像剤の検出を行う現像剤検出部と、
前記現像剤検出部により検出された検出結果に基づいて、前記現像剤筐体内の前記現像剤の液面位置を検出する制御を行う制御部と、
を備える。
本発明に係る現像剤液面検出プログラムは、
現像剤を収容する現像剤筐体を有する画像形成装置の現像剤液面検出プログラムであって、
コンピュータに、
前記現像剤筐体内において、磁力に基づいて現像剤の検出を行う現像剤検出処理であって、互いに近接し、かつ、前記現像剤筐体内における垂直方向に並ぶ複数の検出範囲から前記現像剤の検出を行う現像剤検出処理と、
前記現像剤検出処理により検出された検出結果に基づいて、前記現像剤筐体内の前記現像剤の液面位置を検出する制御を行う液面検出処理と、
を実行させる。
本発明によれば、磁力を用いる現像剤検出部において、現像剤中のトナー濃度に関わらず、現像剤の液面位置を正確に検出することができる。
本発明の実施の形態に係る画像形成装置の全体構成を概略的に示す図である。 本実施の形態に係る画像形成装置の制御系の主要部を示す図である。 現像装置を上から見た断面図である。 現像剤筐体の側断面図である。 現像剤検出部の配置関係を示す図である。 現像剤検出部における現像剤検出を説明するための図である。 任意の位置における現像剤検出部の出力に対する現像剤の液面を示す図である。 現像剤検出部における出力と現像剤の液面との関係を示す図である。 現像剤検出部における出力とトナー濃度との関係を示す図である。 画像形成装置における現像剤の液面検出制御を実行するときの動作例の一例を示すフローチャートである。 画像形成装置における切り分け制御を実行するときの動作例の一例を示すフローチャートである。 現像剤検出部の配置関係の他の例を示す図である。 現像剤検出部の配置関係の他の例を示す図である。 現像剤検出部の配置関係の他の例を示す図である。 現像剤検出部の配置関係の他の例を示す図である。 複数のトナー補給部が設けられた例を示す図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。図1は、本実施の形態に係る画像形成装置1の全体構成を概略的に示す図である。図2は、本実施の形態に係る画像形成装置1の制御系の主要部を示す図である。
図1に示すように、画像形成装置1は、電子写真プロセス技術を利用した中間転写方式のカラー画像形成装置である。すなわち、画像形成装置1は、感光体ドラム413上に形成されたY(イエロー)、M(マゼンタ)、C(シアン)、K(ブラック)の各色トナー像を中間転写ベルト421に一次転写し、中間転写ベルト421上で4色のトナー像を重ね合わせた後、給紙トレイユニット51a〜51cから送出された用紙Sに二次転写することにより、画像を形成する。
また、画像形成装置1には、YMCKの4色に対応する感光体ドラム413を中間転写ベルト421の走行方向に直列配置し、中間転写ベルト421に一回の手順で各色トナー像を順次転写させるタンデム方式が採用されている。
図2に示すように、画像形成装置1は、画像読取部10、操作表示部20、画像処理部30、画像形成部40、用紙搬送部50、定着部60および制御部101を備える。
制御部101は、CPU(Central Processing Unit)102、ROM(Read Only Memory)103、RAM(Random Access Memory)104等を備える。CPU102は、ROM103から処理内容に応じたプログラムを読み出してRAM104に展開し、展開したプログラムと協働して画像形成装置1の各ブロック等の動作を集中制御する。このとき、記憶部72に格納されている各種データが参照される。記憶部72は、例えば不揮発性の半導体メモリ(いわゆるフラッシュメモリ)やハードディスクドライブで構成される。
制御部101は、通信部71を介して、LAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)等の通信ネットワークに接続された外部の装置(例えばパーソナルコンピューター)との間で各種データの送受信を行う。制御部101は、例えば、外部の装置から送信された画像データ(入力画像データ)を受信し、この画像データに基づいて用紙Sに画像を形成させる。通信部71は、例えばLANカード等の通信制御カードで構成される。
図1に示すように、画像読取部10は、ADF(Auto Document Feeder)と称される自動原稿給紙装置11および原稿画像走査装置12(スキャナー)等を備えて構成される。
自動原稿給紙装置11は、原稿トレイに載置された原稿Dを搬送機構により搬送して原稿画像走査装置12へ送り出す。自動原稿給紙装置11により、原稿トレイに載置された多数枚の原稿Dの画像(両面を含む)を連続して一挙に読み取ることが可能となる。
原稿画像走査装置12は、自動原稿給紙装置11からコンタクトガラス上に搬送された原稿又はコンタクトガラス上に載置された原稿を光学的に走査し、原稿からの反射光をCCD(Charge Coupled Device)センサー12aの受光面上に結像させ、原稿画像を読み取る。画像読取部10は、原稿画像走査装置12による読取結果に基づいて入力画像データを生成する。この入力画像データには、画像処理部30において所定の画像処理が施される。
図2に示すように、操作表示部20は、例えばタッチパネル付の液晶ディスプレイ(LCD:Liquid Crystal Display)で構成され、表示部21及び操作部22として機能する。表示部21は、制御部101から入力される表示制御信号に従って、各種操作画面、画像の状態、各機能の動作状況等の表示を行う。操作部22は、テンキー、スタートキー等の各種操作キーを備え、ユーザーによる各種入力操作を受け付けて、操作信号を制御部101に出力する。
画像処理部30は、入力画像データに対して、初期設定又はユーザー設定に応じたデジタル画像処理を行う回路等を備える。例えば、画像処理部30は、制御部101の制御下で、階調補正データ(階調補正テーブル)に基づいて階調補正を行う。また、画像処理部30は、入力画像データに対して、階調補正の他、色補正、シェーディング補正等の各種補正処理や、圧縮処理等を施す。これらの処理が施された画像データに基づいて、画像形成部40が制御される。
図1に示すように、画像形成部40は、入力画像データに基づいて、Y成分、M成分、C成分、K成分の各有色トナーによる画像を形成するための画像形成ユニット41Y、41M、41C、41K、中間転写ユニット42等を備える。
Y成分、M成分、C成分、K成分用の画像形成ユニット41Y、41M、41C、41Kは、同様の構成を有する。図示及び説明の便宜上、共通する構成要素は同一の符号で示し、それぞれを区別する場合には符号にY、M、C、又はKを添えて示すこととする。図1では、Y成分用の画像形成ユニット41Yの構成要素についてのみ符号が付され、その他の画像形成ユニット41M、41C、41Kの構成要素については符号が省略されている。
画像形成ユニット41は、露光装置411、現像装置412、感光体ドラム413、帯電装置414及びドラムクリーニング装置415等を備える。
感光体ドラム413は、例えばドラム状の金属基体の外周面に、有機光導電体を含有させた樹脂よりなる感光層が形成された有機感光体よりなる。
制御部101は、感光体ドラム413を回転させる駆動モーター(図示略)に供給される駆動電流を制御することにより、感光体ドラム413を一定の周速度で回転させる。
帯電装置414は、例えば帯電チャージャーであり、コロナ放電を発生させることにより、光導電性を有する感光体ドラム413の表面を一様に負極性に帯電させる。
露光装置411は、例えば半導体レーザーで構成され、感光体ドラム413に対して各色成分の画像に対応するレーザー光を照射する。その結果、感光体ドラム413の表面のうちレーザー光が照射された画像領域には、背景領域との電位差により各色成分の静電潜像が形成される。
現像装置412は、二成分逆転方式の現像装置であり、感光体ドラム413の表面に各色成分の現像剤を付着させることにより静電潜像を可視化してトナー像を形成する。現像装置412は、現像ローラー412Aと、第1撹拌部材412Bと、第2撹拌部材412Cと、現像剤検出部416と、切替部417とを有する。
現像ローラー412Aは、現像剤筐体412D(図3参照)内の現像剤を担持し、感光体ドラム413に供給する。
第1撹拌部材412Bおよび第2撹拌部材412Cは、図3に示すように、現像剤筐体412D内に設けられた仕切り部412Eで仕切られた領域内にそれぞれ配置されている。
第1撹拌部材412Bおよび第2撹拌部材412Cは、回転することで、現像剤筐体412D内の現像剤を撹拌しつつ、現像剤筐体412D内の現像剤を、仕切り部412Eの周囲における矢印の流れに沿うように搬送する。つまり、第1撹拌部材412Bおよび第2撹拌部材412Cは、現像剤筐体412D内で長手方向(図3における左右方向)に現像剤を搬送する。第1撹拌部材412Bおよび第2撹拌部材412Cは、本発明の「搬送部材」に対応する。
現像剤検出部416は、いわゆる透磁率センサーであり、磁力に基づいて現像剤中のキャリアーを検出することで、現像剤筐体412D内における現像剤の液面位置を検出する。現像剤検出部416は、現像剤筐体412Dの長手方向の両端部における仕切り部412Eの、現像ローラー412A側の面に1つずつ設けられている。なお、現像剤検出部416は、仕切り部412Eの現像ローラー412A側の面以外の部分に設けられていても良い。
制御部101は、現像剤検出部416の出力値に基づいて現像剤筐体412D内の現像剤液面位置を検出する制御を行う。また、各端部の現像剤検出部416の検出結果に基づいて、現像剤筐体412Dの長手方向に対する現像剤の液面の長手方向に対する傾き補正を行う。
図2に示すように、切替部417は、長手方向の両端部における各位置における複数の現像剤検出部416(後述)のうち、現像剤を検出する現像剤検出部416を切り換えるための切替部である。
また、図3に示すように、現像剤筐体412Dにおける図3の右端部には、トナー補給部412F及び現像剤排出部412Gが設けられる。トナー補給部412Fは、現像剤筐体412D内にトナーを補給する。
現像剤排出部412Gは、現像剤筐体412D内の現像剤を排出する部分であり、現像剤筐体412Dの長手方向における右端部に設けられている。現像剤排出部412G内には、図示しないスクリュー部材の回転により、現像剤排出部412Gから現像剤筐体412D内に向けて現像剤を移動させる流れが発生する。これにより、現像剤筐体412D内の現像剤は、現像剤排出部412G内に入り込まないようになっている。
そして、現像剤筐体412D内にトナーが補給されて、現像剤筐体412Dに収容可能な現像剤量を超えると、現像剤が現像剤筐体412Dから現像剤排出部412Gに移動して、図示しない排出部に排出される。
図1に示すように、現像装置412の現像ローラー412Aには、例えば帯電装置414の帯電極性と同極性の直流現像バイアス、または交流電圧に帯電装置414の帯電極性と同極性の直流電圧が重畳された現像バイアスが印加される。その結果、露光装置411によって形成された静電潜像にトナーを付着させる反転現像が行われる。
ドラムクリーニング装置415は、感光体ドラム413の表面に当接され、弾性体よりなる平板状のドラムクリーニングブレード等を有し、中間転写ベルト421に転写されずに感光体ドラム413の表面に残留するトナーを除去する。
中間転写ユニット42は、中間転写ベルト421、一次転写ローラー422、複数の支持ローラー423、二次転写ローラー424、及びベルトクリーニング装置426等を備える。
中間転写ベルト421は無端状ベルトで構成され、複数の支持ローラー423にループ状に張架される。複数の支持ローラー423のうちの少なくとも1つは駆動ローラーで構成され、その他は従動ローラーで構成される。例えば、K成分用の一次転写ローラー422よりもベルト走行方向下流側に配置されるローラー423Aが駆動ローラーであることが好ましい。これにより、一次転写部におけるベルトの走行速度を一定に保持しやすくなる。駆動ローラー423Aが回転することにより、中間転写ベルト421は矢印A方向に一定速度で走行する。
中間転写ベルト421は、導電性および弾性を有するベルトであり、表面に高抵抗層を有する。中間転写ベルト421は、制御部101からの制御信号によって回転駆動される。
一次転写ローラー422は、各色成分の感光体ドラム413に対向して、中間転写ベルト421の内周面側に配置される。中間転写ベルト421を挟んで、一次転写ローラー422が感光体ドラム413に圧接されることにより、感光体ドラム413から中間転写ベルト421へトナー像を転写するための一次転写ニップが形成される。
二次転写ローラー424は、駆動ローラー423Aのベルト走行方向下流側に配置されるバックアップローラー423Bに対向して、中間転写ベルト421の外周面側に配置される。中間転写ベルト421を挟んで、二次転写ローラー424がバックアップローラー423Bに圧接されることにより、中間転写ベルト421から用紙Sへトナー像を転写するための二次転写ニップが形成される。
一次転写ニップを中間転写ベルト421が通過する際、感光体ドラム413上のトナー像が中間転写ベルト421に順次重ねて一次転写される。具体的には、一次転写ローラー422に一次転写バイアスを印加し、中間転写ベルト421の裏面側、つまり一次転写ローラー422と当接する側にトナーと逆極性の電荷を付与することにより、トナー像は中間転写ベルト421に静電的に転写される。
その後、用紙Sが二次転写ニップを通過する際、中間転写ベルト421上のトナー像が用紙Sに二次転写される。具体的には、二次転写ローラー424に二次転写バイアスを印加し、用紙Sの裏面側、つまり二次転写ローラー424と当接する側にトナーと逆極性の電荷を付与することにより、トナー像は用紙Sに静電的に転写される。トナー像が転写された用紙Sは定着部60に向けて搬送される。
ベルトクリーニング装置426は、二次転写後に中間転写ベルト421の表面に残留する転写残トナーを除去する。
定着部60は、用紙Sの定着面、つまりトナー像が形成されている面側に配置される定着面側部材を有する上側定着部60A、用紙Sの裏面つまり定着面の反対の面側に配置される裏面側支持部材を有する下側定着部60B、および加熱源等を備える。定着面側部材に裏面側支持部材が圧接されることにより、用紙Sを挟持して搬送する定着ニップが形成される。
定着部60は、トナー像が二次転写され、搬送されてきた用紙Sを定着ニップで加熱、加圧することにより、用紙Sにトナー像を定着させる。定着部60は、定着器F内にユニットとして配置される。
上側定着部60Aは、定着面側部材である無端状の定着ベルト61、加熱ローラー62および定着ローラー63を有する。定着ベルト61は、加熱ローラー62と定着ローラー63とによって張架されている。
下側定着部60Bは、裏面側支持部材である加圧ローラー64を有する。加圧ローラー64は、定着ベルト61との間で用紙Sを挟持して搬送する定着ニップを形成している。
用紙搬送部50は、給紙部51、排紙部52、及び搬送経路部53等を備える。給紙部51を構成する3つの給紙トレイユニット51a〜51cには、坪量やサイズ等に基づいて識別された用紙S(規格用紙、特殊用紙)が予め設定された種類毎に収容される。搬送経路部53は、レジストローラー対53aを含む複数の搬送ローラー対を有する。レジストローラー対53aが配設されたレジストローラー部は、用紙Sの傾きおよび片寄りを補正する。
給紙トレイユニット51a〜51cに収容されている用紙Sは、最上部から一枚ずつ送出され、搬送経路部53により画像形成部40に搬送される。画像形成部40においては、中間転写ベルト421のトナー像が用紙Sの一方の面に一括して二次転写され、定着部60において定着工程が施される。画像形成された用紙Sは、排紙ローラー52aを備えた排紙部52により機外に排紙される。
次に、現像剤筐体412Dにおける現像剤の液面検出制御について説明する。図4は、現像剤筐体412Dの側断面図である。図5は、現像剤検出部416の配置関係を示す図である。
図4に示すように、現像剤検出部416は、現像剤筐体412Dの長手方向の両端部の各位置に4つずつ互いに近接して配置されている。4つの現像剤検出部416A,416B,416C,416Dは、現像剤筐体412D内の現像剤の液面の最大位置から、垂直方向(図4における上下方向)の全範囲の現像剤を検出可能なように、垂直方向に並んで配置されている。
なお、4つの現像剤検出部416は、現像剤筐体412Dの長手方向の両端部の一方側のみ説明し、他方側については、一方側と同様の構成であるため、その説明を省略する。また、以下の説明では、現像剤検出部416と称する場合、4つの現像剤検出部416A,416B,416C,416Dのそれぞれを指すものとする。
具体的に、図5に示すように、4つの現像剤検出部416A,416B,416C,416Dが、垂直方向に並ぶとともに水平方向に並んで配置されている。つまり、4つの現像剤検出部416A,416B,416C,416Dの検出範囲D1,D2,D3,D4が垂直方向に並ぶとともに水平方向に並ぶように位置している。
4つの現像剤検出部416は、水平方向における所定範囲内に位置するように、水平方向、つまり、長手方向の位置をずらして配置されている。所定範囲は、4つの現像剤検出部416のそれぞれの出力値に、長手方向の位置の違いに起因したずれが生じないような、例えば、30mm〜40mmの範囲より短い範囲のようにできるだけ短い範囲であることが好ましい。なお、水平方向は、長手方向以外の方向、例えば、現像剤筐体412Dの短手方向であっても良い。
4つの現像剤検出部416のうち、垂直方向で隣り合う2つの現像剤検出部416は、垂直方向で一部が重なるように配置されている。具体的には、垂直方向で隣り合う2つの検出範囲が重なる領域を有するように、4つの現像剤検出部416が配置される。4つの現像剤検出部416は、後述する切替部417の切替制御によって、それぞれの出力値を制御部101に出力する。
現像剤検出部416の出力値は、現像剤筐体412D内の現像剤の液面位置の検出に用いられる。現像剤検出部416のそれぞれは、図6に示すように、コイルWを有している。現像剤検出部416は、現像剤筐体412D内の現像剤内に位置するので、コイルWにおける磁力線Bの部分を、現像剤に含まれる磁性体であるキャリアーCが横切ると、誘導起電力が発生する。
この誘電起電力が発生して、コイルWに電圧がかかることで、現像剤検出部416の出力値となる。具体的には、コイルWにおける磁力線Bを横切るキャリアーCの量が多くなるほど、誘電起電力、つまり、現像剤検出部416の出力値が大きくなる。
現像剤筐体412D内の現像剤に浸かる割合が大きい、つまり、現像剤の液面位置が高いほど、コイルWを横切るキャリアーCの量が多くなり、現像剤検出部416の出力値が大きくなる。
各現像剤検出部416の出力と液面との関係は、図7に示すような関係となる。図7における横軸におけるL1は、現像剤検出部416の下端に相当する位置であり、横軸におけるL2は、現像剤検出部416の上端に相当する位置である。
現像剤の液面がL1以下、つまり、現像剤検出部416の下端以下である場合、現像剤検出部416において、キャリアーCが検出されないことから、出力値は、現像剤検出部416における最小出力であるP1付近の出力値となる。現像剤の液面位置がL1より大きくなってくると、徐々に現像剤検出部416において検出されるキャリアーCが増加することから、現像剤検出部416の出力値が上昇する。
本実施の形態では、垂直方向に複数の現像剤検出部416が並んでいるため、各現像剤検出部416の位置における出力値に差異が生じる。
具体的に、現像剤の液面位置がL2以上、つまり、現像剤検出部416の上端以上になると、現像剤検出部416が現像剤内に完全に浸かった状態となるため、出力値は、現像剤検出部416における最大出力であるP2付近の出力値となる。
4つの現像剤検出部416のうち、現像剤の液面位置に位置する現像剤検出部416の出力値は、P1からP2の間の出力値となる。4つの現像剤検出部416は、垂直方向の位置がそれぞれ異なるので、現像剤に浸かっている割合がそれぞれ異なる。そのため、4つの現像剤検出部416のうち、少なくとも、現像剤の液面位置に対応する現像剤検出部416の出力値は、他の3つの現像剤検出部416の出力値とは明確に異なる値となる。つまり、4つの現像剤検出部416の出力値を比較することにより、現像剤の液面を検出することが可能である。
そこで、制御部101は、4つの現像剤検出部416により検出された検出結果に基づいて、現像剤筐体412D内の現像剤の液面位置を検出する。制御部101は、4つの現像剤検出部416の出力値を取得する。制御部101は、取得した4つの出力値のうち、垂直方向で隣り合う2つの検出範囲に対応する第1出力値と、第2出力値との差分値を算出する。
第1出力値は、2つの検出範囲のうち、上側に位置する検出範囲に対応する現像剤検出部416の出力値である。第2出力値は、2つの検出範囲のうち、下側に位置する検出範囲に対応する現像剤検出部416の出力値である。
制御部101は、当該差分値に基づいて、第1出力値を現像剤の液面の検出に用いるか否かについて判定する。制御部101は、当該差分値が閾値より大きい場合、第1出力値を用いて現像剤の液面位置を検出すると判定し、第1出力値に基づいて現像剤の液面位置を検出する。現像剤の液面位置の検出方法については後述する。
閾値は、垂直方向で隣り合う2つの現像剤検出部416の重なり度合いに応じて適宜設定される閾値であり、例えば10%に設定される。なお、第1出力値と第2出力値の差分値は、現像剤検出部416の実際の出力値に基づく差分値でも良いし、液面位置に換算した値に基づく差分値でも良い。
このようにすることで、現像剤の液面位置に対応する現像剤検出部416を正確に選択することができるので、現像剤の液面位置を正確に検出しやすくすることができる。
制御部101は、第1出力値を現像剤の液面位置の検出に用いると判定した場合、第2出力値に基づいて、現像剤筐体412D内の現像剤中のトナー濃度を検出する。
現像剤検出部416の出力値から、現像剤中のトナー濃度を検出可能である。現像剤検出部416は、現像剤に浸かった部分における体積に対するキャリアーCの量を検出するため、当該部分におけるトナー濃度に応じてキャリアーCの量が変動する。
つまり、当該部分において、トナーの量が多い場合、コイルWの磁力線Bを横切るキャリアーCの量が減少する。そのため、トナー濃度と、現像剤検出部416の出力との関係は、トナー濃度が大きくなるほど、現像剤検出部416の出力値が小さくなる。
しかし、現像剤の液面位置に対応現像剤検出部416の場合、現像剤に浸かる割合によって、検出されるキャリアーCの量が変動するため、正確にトナー濃度が検出できない。
そこで、本実施の形態では、現像剤の液面位置を検出する現像剤検出部416の1つ下に位置する現像剤検出部416の第2出力値を用いてトナー濃度を検出する。このようにすることで、現像剤に全てが浸かった状態、または、現像剤に浸かる割合の多い現像剤検出部416によりトナー濃度が検出することができる。これにより、より正確なトナー濃度を検出することができる。
また、磁力を用いる現像剤検出部416によるトナー濃度検出と現像剤の液面位置検出とを明確に切り分けることができる。なお、トナー濃度の検出に用いる現像剤検出部416は、第1出力値に対応する現像剤検出部416より下に位置する現像剤検出部416であっても良い。しかし、液面位置の検出値およびトナー濃度の検出値の信頼性向上の観点から、より近接した範囲内である、第1出力値に対応する現像剤検出部416より1つ下の現像剤検出部416の出力値を第2出力値とすることが好ましい。
また、制御部101は、4つの現像剤検出部416のうち、最も下に位置する現像剤検出部416Aの出力値が所定閾値(例えば、5%)以下である場合、トナー濃度の過剰状態、または、現像剤量の不足状態の何れかであることを判定する。現像剤検出部416Aの出力値が低い場合として考えられるのは、現像剤の液面位置が低くトナー補給が必要な場合か、現像剤中のトナー濃度が過剰である場合である。
そこで、制御部101は、最も下に位置する現像剤検出部416Aの出力値が所定閾値以下である場合、現像剤検出部416Aの入力電圧を、例えば50%上昇させ、これに応じて現像剤検出部416Aの出力値が、例えば10%上昇した場合、トナー濃度が過剰状態であると判定し、トナー濃度を回復させる制御を行う。
入力電圧の上昇に伴って現像剤検出部416Aの出力値が上昇するということは、現像剤検出部416A付近に十分な量の現像剤がある、つまり、キャリアーがある程度あると考えられるため、このような場合、トナー濃度が過剰状態であると判定して、トナー濃度を回復させる。
トナー濃度を回復させる制御としては、例えば、キャリアーを補給する制御や、キャリアーを補給する旨を外部に注意喚起する表示をする等の警報を出力する制御等が挙げられる。
また、制御部101は、現像剤検出部416Aの入力電圧を、例えば50%上昇させ、これに応じて現像剤検出部416Aの出力値が、例えば10%上昇しない場合、現像剤量が不足状態であると判定し、トナーを補給する制御を行う。
入力電圧の上昇に伴って現像剤検出部416Aの出力値が上昇しないということは、現像剤検出部416A付近に十分な量の現像剤がない、つまり、キャリアーがないと考えられる。そのため、このような場合、現像剤が不足状態であると判定して、トナーを補給する制御を行う。
また、トナー濃度を回復させる制御、または、トナーを補給する制御を所定回数(例えば、7回)以上行っても、現像剤検出部416Aの出力値が所定閾値以下である場合、制御部101は、警報を出力する制御を行う。
トナー濃度を回復させる制御、または、トナーを補給する制御を何回か行っても、現像剤検出部416Aの出力値が低い状態のままであるということは、装置に何らかの動作不良が発生していると考えられるので、警報を出力して、ユーザーに注意喚起を積極的に促すことができる。
警報を出力する制御は、表示部21に警告表示をさせる制御、音声を発生させる制御等、外部に装置に何らかの動作不良が発生している旨を通知可能な制御であれば、どのような制御であっても良い。
次に、現像剤の液面位置の検出方法について説明する。
本実施の形態では、上述したように4つの現像剤検出部416のうちの1つの現像剤検出部416を用いて現像剤の液面位置を検出する。しかし、現像剤検出部416は、コイルWの磁力線Bを横切るキャリアーCの量によって、出力値が変動することから、トナー濃度が異なることによって、現像剤の液面位置が同じであるにも関わらず、現像剤検出部416の出力値が変動する。
具体的には、トナー濃度が目標値(例えば、5〜6%)より低い値である場合、現像剤の液面位置における実際の高さに相当する値よりも低い値を、現像剤検出部416は出力する。また、トナー濃度が目標値より高い値である場合、現像剤の液面位置における実際の高さに相当する値よりも高い値を、現像剤検出部416は出力する。
そこで、制御部101は、算出したトナー濃度に応じて、第1出力値に基づいて検出された現像剤の液面位置の検出値である基準値を補正する。
制御部101は、例えば、図8に示すように、トナー濃度が目標値であるときの、現像剤検出部416の出力値と、現像剤の液面位置との関係から、現像剤の液面位置の基準値を算出する。現像剤検出部416の出力値と、現像剤の液面位置との関係は、現像剤の液面位置が高くなるほど、現像剤検出部416の出力値が上昇するような一次直線であり、例えば、予め記憶部72等に記憶されている。
制御部101は、例えば、図9に示すように、現像剤中に完全に浸かった状態の現像剤検出部416の出力値と、トナー濃度との関係から、トナー濃度を算出する。現像剤検出部416の出力値と、トナー濃度との関係は、トナー濃度が低くなるほど、現像剤検出部416の出力値が下降するような一次直線であり、例えば、予め記憶部72等に記憶されている。
制御部101は、現像剤の液面位置の基準値に、トナー濃度に応じた補正量を乗算することで、現像剤の液面位置を算出する。補正量は、例えば、表1に示すように、トナー濃度毎に設定されている。
Figure 2019120805
表1では、トナー濃度の目標値である5〜6%のときを基準としていることから、そのときの補正量を1とし、トナー濃度が目標値より低くなるにつれ、補正量が高くなり、かつ、トナー濃度が目標値より高くなるにつれ、補正量が低くなるように設定されている。
これにより、トナー濃度の変動を考慮した現像剤の液面位置を検出することができるので、現像剤の液面位置を正確に検出することができる。
次に、現像剤筐体412Dの長手方向に対する現像剤の液面位置の長手方向に対する傾き補正について説明する。
現像剤筐体412Dの長手方向における両端部に現像剤検出部416が配置されているので、各端部における現像剤の液面位置が検出される。しかし、現像剤の液面位置が長手方向に対して傾くと、液面位置が低い側の端部において、撹拌部材における跡が画像上に現れる画像不良(スクリュームラ)が発生する。また、現像剤排出部412Gが位置する側で、液面位置が高くなってしまうと、現像剤排出部412Gの部分で現像剤の詰まりが発生する。
本実施の形態では、各端部における現像剤の液面位置を比較することにより、現像剤の液面位置の傾き補正を行う。具体的に、制御部101は、各端部における現像剤の液面位置の差分値を算出し、算出した差分値に応じて、長手方向における現像剤の液面位置の傾きを補正する制御を行う。
現像剤の液面位置の傾きを補正する制御は、例えば、第1撹拌部材412Bおよび第2撹拌部材412Cの回転速度を調整する制御である。例えば、左側の現像剤の液面位置(以下、左側液面位置)が、右側の現像剤の液面位置(以下、右側液面位置)よりも高い場合、仕切り部412Eに対して上側の領域の撹拌部材の回転速度を高くする。このようにすることで、右側への現像剤の移動速度が速くなるので、液面位置が高い側、つまり、現像剤量が多い側から、現像剤の移動量が増加して、現像剤の液面位置が長手方向において水平になりやすくなる。
また、左側液面位置が右側液面位置よりも低い場合、仕切り部412Eに対して上側の領域の撹拌部材の回転速度を低くする。このようにすることで、右側への現像剤の移動速度が遅くなるので、液面位置が低い側、つまり、現像剤量が少ない側から、現像剤の移動量が減少して、現像剤の液面位置が長手方向において水平になりやすくなる。
例えば、回転速度の補正量は、例えば、表2に示すように、左側液面位置に対する右側液面位置の差分値毎に設定されている。
Figure 2019120805
表2では、差分値が3mmより大きくなると、回転速度を基準値(−3mm〜3mmの範囲内)から回転速度を上昇させ、差分値が10mm以上になると、さらに回転速度を上昇させるように補正量が設定される。また、差分値が−3mm未満になると、回転速度を基準値から回転速度を下降させ、差分値が−10mm以下になると、さらに回転速度を基準値から下降させるように補正量が設定される。
なお、仕切り部412Eに対して下側の領域の撹拌部材については、液面の傾きに応じて上側の領域と同様に回転速度を調整する制御を行っても良い。また、上側の領域および下側の領域の何れか一方の撹拌部材の回転速度のみを制御するようにしても良い。
次に、切替部417の切替制御について説明する。
図5に示すように、4つの現像剤検出部416は、垂直方向で隣り合う2つの現像剤検出部416が互いに重なるように配置されている。これらの検出範囲が重なる領域を有さないと、2つの現像剤検出部416の間の領域に現像剤の液面が位置する場合、現像剤の液面の検出精度が悪化するためである。
しかし、このような配置であると、隣り合う2つの検出範囲も互いに重なる領域を有する。現像剤検出部416を磁力を用いてキャリアー量を検出するため、互いの検出範囲における磁力線が干渉してしまい、現像剤検出部416における所望の出力値が得られない可能性がある。
そのため、制御部101は、切替部417による切替制御を行うことで、各現像剤検出部416の検出タイミングを異ならせる。具体的に、制御部101は、隣り合う2つの検出範囲における検出タイミングが同時にならないように切替部417を制御する。
例えば、下に位置する現像剤検出部416から順に検出するように制御しても良いし、最も下の現像剤検出部416Aと、上から2番目の現像剤検出部416Cとを同時に検出した後、下から2番目の現像剤検出部416Bと、最も上の現像剤検出部416Dとを同時に検出するように制御しても良い。
このようにすることで、互いの検出範囲における磁力線が干渉することを抑制することができる。
次に、画像形成装置1における現像剤の液面検出制御を実行するときの動作例について説明する。図10は、画像形成装置1における現像剤の液面検出制御を実行するときの動作例の一例を示すフローチャートである。図10における処理は、制御部101が印刷処理の実行指示を受け付けたときに実行される。
図10に示すように、制御部101は、各現像剤検出部416の出力値を取得する(ステップS101)。次に、制御部101は、最も下の現像剤検出部416Aの出力値が所定閾値以上であるか否かについて判定する(ステップS102)。
判定の結果、出力値が所定閾値未満である場合(ステップS102、NO)、制御部101は、トナー濃度の過剰状態と現像剤量の不足状態とを切り分ける切り分け制御を実行する(ステップS103)。切り分け制御の詳細については後述する。
一方、出力値が所定閾値以上である場合(ステップS102、YES)、制御部101は、最も下の現像剤検出部416Aの出力値と、下から2番目の現像剤検出部416Bの出力値との差分値である第1差分値が10%以上であるか否かについて判定する(ステップS104)。
判定の結果、第1差分値が10%未満である場合(ステップS104、NO)、制御部101は、下から2番目の現像剤検出部416Bの出力値で現像剤の液面位置を検出する(ステップS105)。
一方、第1差分値が10%以上である場合(ステップS104、YES)、制御部101は、下から2番目の現像剤検出部416Bの出力値と、上から2番目の現像剤検出部416Cの出力値との差分値である第2差分値が10%以上であるか否かについて判定する(ステップS106)。
判定の結果、第2差分値が10%未満である場合(ステップS106、NO)、制御部101は、上から2番目の現像剤検出部416Cの出力値で現像剤の液面位置を検出する(ステップS107)。
一方、第2差分値が10%以上である場合(ステップS106、YES)、制御部101は、上から2番目の現像剤検出部416Cの出力値と、最も上の現像剤検出部416Dの出力値との差分値である第3差分値が10%以上であるか否かについて判定する(ステップS108)。
判定の結果、第3差分値が10%未満である場合(ステップS108、NO)、制御部101は、最も上の現像剤検出部416Dの出力値で現像剤の液面位置を検出する(ステップS109)。
一方、第3差分値が10%以上である場合(ステップS108、YES)、制御部101は、現像剤排出部412Gによる現像剤排出制御を行う(ステップS110)。現像剤排出制御は、例えば、トナーを補給する等して、現像剤排出部412G内に、現像剤筐体412D内の現像剤を積極的に移動させるための制御である。
ステップS103、ステップS105、ステップS107、ステップS109及びステップS110の後、本制御は終了する。なお、本制御は、終了後、ステップS101の処理を繰り返すようにしても良い。
次に、画像形成装置1における切り分け制御を実行するときの動作例について説明する。図11は、画像形成装置1における切り分け制御を実行するときの動作例の一例を示すフローチャートである。図11における処理は、制御部101が図10におけるステップS103の処理を受け付けたときに実行される。
図11に示すように、制御部101は、トナー補給回数が所定回数未満であるか否かについて判定する(ステップS201)。トナー補給回数は、後述するステップS207において、トナー補給制御が行われた回数を示しており、記憶部72に記憶されている。
判定の結果、トナー補給回数が所定回数以上である場合(ステップS201、NO)、処理はステップS205に遷移する。一方、トナー補給回するが所定回数未満である場合(ステップS201、YES)、最も下の現像剤検出部416Aの入力電圧を50%上昇させる(ステップS202)。
次に、制御部101は、現像剤検出部416Aの出力値が10%以上、上昇するか否かについて判定する(ステップS203)。判定の結果、出力値が10%以上、上昇する場合(ステップS203、YES)、制御部101は、トナー濃度が過剰状態であると判定する(ステップS204)。次に、制御部101は、警報を出力する制御を行う(ステップS205)。なお、ステップS204の後、キャリアーを補給する制御を行うようにしても良い。
ステップS203の判定に戻って、出力値が10%以上、上昇しない場合(ステップS203、NO)、制御部101は、現像剤量が不足状態であると判定する(ステップS206)。次に、制御部101は、トナー補給制御を実行する(ステップS207)。
次に、制御部101は、トナー補給回数をカウントして記憶部72に記憶させる(ステップS208)。なお、トナー補給回数は、例えば図10におけるステップS102の処理において、YESと判定された場合、リセットされるようにしても良い。
以上のように構成された本実施の形態によれば、4つの現像剤検出部416により、現像剤の液面位置に対応する現像剤検出部416の出力値を用いて現像剤の液面位置を検出するので、より正確に現像剤の液面位置を検出することができる。その結果、当該出力値を用いて現像剤の液面位置の検出精度を向上させることができる。
また、現像剤の液面位置を検出した現像剤検出部416より1つ下の現像剤検出部416の出力値、つまり、現像剤中に浸かった状態の現像剤検出部416の出力値を用いてトナー濃度を検出するので、より正確にトナー濃度を検出することができる。また、現像剤の液面位置を検出した現像剤検出部416と、より近接した位置の現像剤検出部416を用いるため、トナー濃度の検出精度を向上させることができる。
また、トナー濃度変動に応じて現像剤の液面位置を補正するので、トナー濃度変動に起因した現像剤検出部416の出力変動を相殺し、現像剤の液面位置の検出精度をさらに向上させることができる。また、トナー濃度と現像剤の液面位置の検出の切り分けを精度良く行うことができる。
また、長手方向における現像剤の液面の長手方向に対する傾きを補正することができるので、現像剤の液面の長手方向に対する傾きに起因した画像不良等が発生することを抑制することができる。
また、最も上に位置する現像剤検出部416Dの検出範囲D4は、現像剤筐体412Dにおける現像剤の収容可能な最高位置を含むように、各現像剤検出部416を配置するようにすると良い。このようにすることで、現像剤排出部412Gにおいて、現像剤の詰まりが発生するような位置に現像剤の液面が到達しても、最も上に位置する現像剤検出部416Dにより現像剤の液面位置を検出することができる。
なお、上記実施の形態では、複数の現像剤検出部416のうち、隣り合う2つの現像剤検出部416が垂直方向で互いに重なるように配置されていたが、本発明はこれに限定されず、垂直方向で互いに重ならなくても良い。例えば、図12に示すように、隣り合う2つの現像剤検出部416の、上側の現像剤検出部416の下端部と、下側の現像剤検出部416の上端部とが、垂直方向で同じ位置になるようにしても良い。
また、図13に示すように、上側の現像剤検出部416の下端部と、下側の現像剤検出部416の上端部とが、垂直方向で離間していても良い。
また、上記実施の形態では、各現像剤検出部416の長手方向(図示左右方向)の位置がそれぞれ異なっていたが、本発明はこれに限定されず、各現像剤検出部416の長手方向の位置が同じ位置であっても良い(図13参照)。また、図14に示すように、最も下の現像剤検出部416Aと、上から2番目の現像剤検出部416Cとの長手方向の位置が同じであって、下から2番目の現像剤検出部416Bと、最も上の現像剤検出部416Dとの長手方向の位置が同じであるようにしても良い。
また、上記実施の形態では、隣り合う2つの検出範囲が重なる領域を有するように各現像剤検出部416が配置されていたが、本発明はこれに限定されない。例えば、図15に示すように、上記した所定範囲内に、4つの現像剤検出部416が配置される限り、各検出範囲が重なる領域を有さないように各現像剤検出部416が配置されるようにしても良い。
このようにすることで、各検出範囲における磁力線が干渉せず、他の検出範囲の影響を受けないので、各現像剤検出部416の検出タイミングを同時にすることができる。
また、上記実施の形態では、現像剤筐体412Dにおける長手方向の各端部のそれぞれに複数の現像剤検出部416を有する構成であったが、本発明はこれに限定されない。例えば、現像剤検出部が上下に検出範囲を移動させるなどして、垂直方向における複数の検出範囲を検出可能であれば、現像剤検出部を1つのみ有する構成であっても良い。
また、上記実施の形態では、現像剤の液面の長手方向に対する傾きを補正する制御として、撹拌部材の回転速度を変更する制御を例示したが、本発明はこれに限定されない。例えば、図16に示すように、現像剤筐体412Dにおける長手方向の異なる位置に複数のトナー補給部412Fを有する場合、複数のトナー補給部412Fのうち、長手方向における現像剤量が少ない位置に対応するトナー補給部412Fにより、現像剤筐体412Dにトナーを補給するようにしても良い。
その他、上記実施の形態は、何れも本発明を実施するにあたっての具体化の一例を示したものに過ぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。すなわち、本発明はその要旨、またはその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。
1 画像形成装置
101 制御部
412 現像装置
412A 現像ローラー
412B 第1撹拌部材
412C 第2撹拌部材
412D 現像剤筐体
412E 仕切り部
412F トナー補給部
412G 現像剤排出部
416 現像剤検出部
417 切替部

Claims (17)

  1. 現像剤を収容する現像剤筐体と、
    前記現像剤筐体内に配置され、磁力に基づいて現像剤の検出を行う現像剤検出部であって、互いに近接し、かつ、前記現像剤筐体内における垂直方向に並ぶ複数の検出範囲から前記現像剤の検出を行う現像剤検出部と、
    前記現像剤検出部により検出された検出結果に基づいて、前記現像剤筐体内の前記現像剤の液面位置を検出する制御を行う制御部と、
    を備える画像形成装置。
  2. 前記制御部は、
    前記複数の検出範囲のうち、前記垂直方向で隣り合う2つの検出範囲における前記現像剤検出部の各出力値の差分値に基づいて、前記2つの検出範囲のうち上側に位置する検出範囲における第1出力値を前記現像剤の液面位置の検出に用いるか否かについて判定し、
    前記第1出力値を前記現像剤の液面位置の検出に用いると判定した場合、前記第1出力値から前記現像剤の液面位置を検出する、
    請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記制御部は、
    前記第1出力値に対応する検出範囲より下に位置する検出範囲における前記現像剤検出部の第2出力値から前記現像剤中のトナー濃度を検出し、
    検出したトナー濃度に応じて、前記第1出力値に基づく前記現像剤の液面位置の検出値を補正する、
    請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記第2出力値に対応する検出範囲は、前記第1出力値に対応する検出範囲より1つ下に位置する、
    請求項3に記載の画像形成装置。
  5. 前記現像剤検出部は、前記現像剤筐体内において、前記垂直方向に並んで複数設けられている、
    請求項1〜4の何れか1項に記載の画像形成装置。
  6. 前記現像剤検出部は、前記現像剤筐体の長手方向の両端部にそれぞれ配置され、
    前記制御部は、
    前記両端部における前記現像剤検出部のそれぞれから、前記現像剤の液面位置を検出し、
    検出した各現像剤の液面位置の差分値に応じて、前記現像剤の液面の前記長手方向に対する傾きを補正する制御を行う、
    請求項1〜5の何れか1項に記載の画像形成装置。
  7. 前記現像剤筐体内で前記長手方向に前記現像剤を搬送する搬送部材を備え、
    前記制御部は、一方側の前記現像剤の液面位置と、他方側の前記現像剤の液面位置との差分値に応じて、前記搬送部材における前記現像剤の搬送速度を変更する、
    請求項6に記載の画像形成装置。
  8. 前記現像剤筐体内における前記長手方向の異なる位置に配置された複数のトナー補給部を備え、
    前記制御部は、一方側の前記現像剤の液面位置と、他方側の前記現像剤の液面位置との差分値に応じて、前記複数のトナー補給部のうち、前記長手方向における現像剤量が少ない位置に対応するトナー補給部により、前記現像剤筐体にトナーを補給するように制御する、
    請求項6に記載の画像形成装置。
  9. 前記複数の検出範囲のうち、前記垂直方向で隣り合う2つの検出範囲は、互いに重なる領域を有する、
    請求項1〜8の何れか1項に記載の画像形成装置。
  10. 前記複数の検出範囲から前記現像剤を検出する検出範囲を切替可能な切替部を備え、
    前記制御部は、前記隣り合う2つの検出範囲を同時に前記現像剤検出部が検出しないように前記切替部を制御する、
    請求項9に記載の画像形成装置。
  11. 前記複数の検出範囲は、それぞれが重ならないように水平方向にずれて位置する、
    請求項1〜8の何れか1項に記載の画像形成装置。
  12. 前記制御部は、前記複数の検出範囲のうち、最も下に位置する検出範囲に対応する前記現像剤検出部の出力値に応じて、トナー濃度の過剰状態、または、現像剤量の不足状態の何れかであることを判定する、
    請求項1〜11の何れか1項に記載の画像形成装置。
  13. 前記制御部は、
    前記最も下に位置する検出範囲に対応する出力値が所定閾値以下である場合、前記現像剤検出部の入力電圧を上昇させ、
    前記入力電圧の上昇に応じて前記現像剤検出部の出力値が上昇した場合、前記トナー濃度の過剰状態であると判定して、前記トナー濃度を回復する制御を行い、
    前記入力電圧の上昇に応じて前記現像剤検出部の出力値が上昇しない場合、前記現像剤量の不足状態であると判定して、前記トナーを補給する制御を行う、
    請求項12に記載の画像形成装置。
  14. 前記制御部は、前記トナー濃度を回復する制御、または、前記トナーを補給する制御を所定回数以上行っても、前記出力値が前記所定閾値以下である場合、警報を出力する制御を行う、
    請求項13に記載の画像形成装置。
  15. 前記複数の検出範囲のうち、最も上に位置する検出範囲は、前記現像剤筐体における前記現像剤の最大位置を含む、
    請求項1〜14の何れか1項に記載の画像形成装置。
  16. 現像剤を収容する現像剤筐体と、
    前記現像剤筐体内に配置され、磁力に基づいて現像剤の検出を行う現像剤検出部であって、互いに近接し、かつ、前記現像剤筐体内における垂直方向に並ぶ複数の検出範囲から前記現像剤の検出を行う現像剤検出部と、
    前記現像剤検出部により検出された検出結果に基づいて、前記現像剤筐体内の前記現像剤の液面位置を検出する制御を行う制御部と、
    を備える現像装置。
  17. 現像剤を収容する現像剤筐体を有する画像形成装置の現像剤液面検出プログラムであって、
    コンピュータに、
    前記現像剤筐体内において、磁力に基づいて現像剤の検出を行う現像剤検出処理であって、互いに近接し、かつ、前記現像剤筐体内における垂直方向に並ぶ複数の検出範囲から前記現像剤の検出を行う現像剤検出処理と、
    前記現像剤検出処理により検出された検出結果に基づいて、前記現像剤筐体内の前記現像剤の液面位置を検出する制御を行う液面検出処理と、
    を実行させる現像剤液面検出プログラム。
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