JP2007310103A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】現像剤容器の内部の各部位における現像剤の分布密度を略一定に保つことができる画像形成装置を提供する。
【解決手段】第2スクリュー42の軸方向両端部に位置する現像剤の量が検出センサ70、72により検出される。2つの検出センサ70、72の検出結果が制御部66に出力されると、検出センサ70、72の検出結果の差が算出され、第1テーブルT1に基づいて現像剤の量のばらつきが特定される。そして、特定された現像剤の量のばらつきと第2テーブルT2とに基づいて、現像剤容器50の内部の各部位における現像剤の分布密度が略一定となるように、第1スクリュー40と第2スクリュー42の回転速度が調整される。
【選択図】 図2

Description

本発明は、複写機、プリンタ、ファクシミリ等に用いられる画像形成装置に係り、特に、現像器ユニットに現像剤を攪拌しながら移送させるスクリューやパドル等の攪拌体を備えた画像形成装置に関する。
従来から、感光体ドラムの表面に形成された静電潜像を現像するための現像剤として2成分現像剤を用いた画像形成装置がある。この2成分現像剤は、トナーとキャリアを含んでおり、これらを現像剤容器の内部で攪拌して使用する。このため、現像器ユニットには、現像剤容器内の現像剤(トナー及びキャリア)を攪拌し、所定の方向に移送するためのスクリューが設けられている。現像時には、スクリューを軸回転させることにより、現像剤を攪拌しながら、現像スリーブに移送する仕組みになっている。
具体的には、現像器ユニットは、現像剤容器内部に並列して設けられた第1スクリューと第2スクリューを備えている。そして、第1スクリューの軸方向の一端部近傍にトナーが供給されるとともに、トナー及びキャリアからなる現像剤は第1スクリューが軸回転することにより第1スクリューの軸方向の他端部側に移送されていく。現像剤が第1スクリューの軸方向の他端部に到達すると、連通口から第2スクリューの軸方向の他端部に移送される。第2スクリューの軸方向の他端部に移送された現像剤は、第2スクリューの軸回転により攪拌されながら、第2スクリューの軸方向の一端部側に移送されていく。このとき、現像剤の一部は、パドルの軸回転により現像スリーブに供給される。第2スクリューの軸方向の一端部側に移送された現像剤は、連通口から第1スクリューの軸方向の一端部に移送される。このように、現像剤は、第1スクリュー及び第2スクリューにより攪拌されながら現像剤容器の内部を循環する。
特開平10−142927号公報
ところで、上記画像形成装置では、各スクリューの軸方向の端部において現像剤が溜まって量が部分的に増加したり、あるいは現像剤の量が部分的に減少したりすることがある。具体的には、第1スクリューの軸方向の他端部から連通口を介して第2スクリューの軸方向の他端部に現像剤を移送する場合には、第1スクリューの軸方向の他端部又はその近傍の現像剤の量が増加し、第2スクリューの軸方向の他端部又はその近傍の現像剤の量が減少する。また、第2スクリューの軸方向の一端部から連通口を介して第1スクリューの軸方向の一端部に現像剤を移送する場合には、第2スクリューの軸方向の一端部又はその近傍の現像剤の量が増加し、第1スクリューの軸方向の一端部又はその近傍の現像剤の量が減少する。このように、現像剤容器の内部では、現像剤の量が部分的に増加し、また部分的に減少して、現像剤の分布密度に斑が生じる問題がある。現像剤容器の内部で現像剤の分布密度に斑が生じると、現像剤の帯電性が悪くなり、用紙に形成される画像の画質に悪影響を及ぼすことになる。
そこで、本発明は、上記事情を考慮し、現像剤容器の内部の各部位における現像剤の分布密度を略一定に保つことができる画像形成装置を提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明は、トナー及びキャリアを含む現像剤を収容する現像剤容器と、前記現像剤容器の内部に設けられた第1攪拌室と、前記第1攪拌室に回転可能となるように支持され前記現像剤を攪拌しながら軸方向に移送する第1攪拌体と、前記第1攪拌体を回転させる第1回転駆動部と、前記第1攪拌室と並列するように前記現像剤容器の内部に設けられ前記第1攪拌室との間で前記現像剤が循環する第2攪拌室と、前記第2攪拌室に回転可能に支持され前記現像剤を攪拌しながら軸方向に移送する第2攪拌体と、前記第2攪拌体を回転させる第2回転駆動部と、前記第1攪拌体及び前記第2攪拌体の軸方向にわたって延在して設けられ前記第1攪拌室と前記第2攪拌室を区画する仕切部と、前記第1攪拌室の内部であって前記第1攪拌体の軸方向の一端部が位置する部位と前記第2攪拌室の内部であって前記第2攪拌体の軸方向の一端部が位置する部位とを連通し前記現像剤を通過させる第1連通部と、前記第1攪拌室の内部であって前記第1攪拌体の軸方向の他端部が位置する部位と前記第2攪拌室の内部であって前記第2攪拌体の軸方向の他端部が位置する部位とを連通し前記現像剤を通過させる第2連通部と、前記第1攪拌体又は/及び前記第2攪拌体の軸方向両端部に設けられ前記現像剤を検出する現像剤検出部と、前記現像剤検出部の検出結果に基づいて、前記現像剤容器の内部の各部位における前記現像剤の分布密度が略一定となるように前記第1回転駆動部又は/及び前記第2回転駆動部を制御する制御部と、を含んで構成されていることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の画像形成装置において、前記現像剤検出部の検出結果と、前記現像剤の量のばらつきと、の対応関係を示す第1テーブルと、前記現像剤の量のばらつきと、前記現像剤容器の内部の各部位における前記現像剤の分布密度を略一定にするための前記第1攪拌体又は/及び前記第2攪拌体の回転速度と、の対応関係を示す第2テーブルと、を記憶する記憶部を有し、前記制御部は、前記記憶部に記憶された前記第1テーブル及び前記第2テーブルに基づいて前記第1回転駆動部又は/及び前記第2回転駆動部による回転駆動を制御することを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の画像形成装置において、前記現像剤検出部は、磁気センサであることを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、第1攪拌室の現像剤は、第1攪拌体の軸回転により攪拌されながら第1攪拌体の軸方向の他端部側に移送されていく。第1攪拌体の軸方向の他端部側に移送された現像剤は、第2連通部から第2攪拌室に移送される。第2攪拌室に移送された現像剤は、第2攪拌体の軸回転により攪拌されながら第2攪拌体の軸方向の一端部側に移送されていく。第2攪拌体の軸方向の一端部側に移送された現像剤は、第1連通部から第1攪拌室に移送される。このように、現像剤は、第1攪拌体及び第2攪拌体により軸方向に移送されながら、第1攪拌室と第2攪拌室との間を循環する。
一般的に、第1攪拌体の軸方向の他端部側の現像剤は第2攪拌体の軸方向の他端部側に移動するため、第1攪拌体の軸方向の他端部側の現像剤の量が多くなり、第2攪拌体の軸方向の他端部側の現像剤の量が少なくなる傾向がある。また、第2攪拌体の軸方向の一端部側の現像剤は第1攪拌体の軸方向の一端部側に移動するため、第2攪拌体の軸方向の一端部側の現像剤の量が多くなり、第1攪拌体の軸方向の一端部側の現像剤の量が少なくなる傾向がある。
ここで、第1攪拌体又は/及び第2攪拌体の軸方向両端部には現像剤を検出する現像剤検出部が設けられているため、第1攪拌体又は/及び第2攪拌体の軸方向両端部又はその近傍に位置する現像剤が現像剤検出部により検出される。そして、この現像剤検出部の検出結果に基づいて、現像剤容器の内部の各部位における現像剤の分布密度が略一定となるように、第1回転駆動部又は/及び第2回転駆動部による回転駆動が制御部により制御される。以上のように、本発明によれば、現像剤容器の内部の各部位における現像剤の分布密度を略一定に維持することができる。
請求項2に記載の発明によれば、記憶部には、現像剤検出部の検出結果と、現像剤の量のばらつきと、の対応関係を示す第1テーブルが記憶されており、また、現像剤の量のばらつきと、現像剤容器の内部の各部位における現像剤の分布密度を略一定にするための第1攪拌体又は/及び第2攪拌体の回転速度と、の対応関係を示す第2テーブルが記憶されている。制御部は、記憶部に記憶された第1テーブル及び第2テーブルに基づいて第1回転駆動部又は/及び第2回転駆動部による回転駆動を制御することにより、第1回転駆動部又は/及び第2回転駆動部の回転駆動を簡易かつ容易に制御することができる。
請求項3に記載の発明によれば、現像剤検出部を磁気センサで構成することにより、既存の磁気センサをそのまま利用することができる。これにより、現像剤検出部を簡易かつ安価に設けることができる。
なお、現像剤の量が多い部位では磁気センサで検出される磁気が大きくなり、現像剤の量が少ない部位では磁気センサで検出される磁気が小さくなる。これにより、磁気センサの検出結果をそれぞれ比較することで、現像剤の量のばらつきを容易に特定することができる。
次に、本発明の一実施形態に係る画像形成装置について、図面を参照して説明する。本実施形態の画像形成装置は、スキャナ、プリンタ、複写機、ファクシミリ、またはこれらの機能を複合させた複合機である。
図1に示すように、画像形成装置10は、画像形成装置本体12を備えている。画像形成装置本体12の内部の下部には、給紙カセット14が配置されている。この給紙カセット14は、各種サイズの用紙を収納しており、用紙を1枚ずつ搬送路16へ繰り込むことができるようになっている。なお、画像形成装置本体12には、フラットベッドスキャナとして機能する画像読取部(図示省略)と、画像読取りや記録の開始等を入力するための操作パネル(図示省略)と、がそれぞれ配置されている。さらに、画像形成装置本体12の上部には、画像形成が終了した用紙が排出される排紙トレイ18が設けられている。
また、給紙カセット14の近傍には、1対のレジストローラ20が配置されている。このレジストローラ20により用紙の搬送姿勢及び搬送タイミングが調整され、用紙が搬送路16に沿って後述の画像形成部22に搬送される。
また、レジストローラ20の用紙搬送方向下流側には、画像形成部22が配置されている。この画像形成部22は、感光体ドラム24と、帯電デバイス26と、LEDヘッド28と、現像器ユニット30と、転写ローラ32と、クリーニングブレード34と、定着デバイス36と、で構成されている。なお、感光体ドラム24と、帯電デバイス26と、現像器ユニット30と、クリーニングブレード34と、がプロセスユニットとしてカートリッジに収容されて一体となっているように構成されていてもよい。
感光体ドラム24は、その表面に有機感光体による光導電膜が形成されており、図示しない駆動源により所定の速度で回転するものである。この感光体ドラム24は、帯電デバイス26により一定電圧に帯電される。
帯電デバイス26は、所謂スコロトロン帯電器と呼ばれる非接触のコロナ帯電方式のものである。この帯電デバイス26は、半空間を形成するケーシング電極の略中心に放電ワイヤが配設されるとともに、感光体ドラム24側にグリッド電極が配設されるようにして構成されている。帯電デバイス26は、放電ワイヤに所定の電圧が印加されることによりコロナ放電が生じ、このコロナ放電によるイオン量をグリッド電極で抑制するものである。なお、帯電デバイス26には、非接触のコロナ帯電方式に代えて接触型のローラ帯電方式等、他の帯電デバイスを採用してもよい。
LEDヘッド28は、LEDアレイを記録画素数だけ並設して構成されている。LEDヘッド28は、このLEDアレイが発した光をセルフォックレンズアレイで感光体ドラム24の表面に結像する所謂自己発光型のプリンタヘッドであり、感光体ドラム24に対して画像情報に基づいて感光体ドラム24の表面を選択的に露光して、表面に静電潜像を形成するものである。帯電バイアス26により帯電された感光体ドラム24の表面は、LEDヘッド28により露光されることにより表面電位が減衰し、露光されていない部分との電位差により静電潜像が形成される。また、フラットヘッドスキャナとして機能する画像読取部が読み取った用紙の画像が電気信号としてLEDヘッド28に送信されるようになっている。
現像器ユニット30は、トナーとキャリアからなる2成分現像剤を用いるものである。この現像器ユニット30は、感光体ドラム24に対向して配置される現像スリーブ38と、3本の攪拌体40、42、44を備えている。3本の攪拌体40、42、44により攪拌された現像剤が現像スリーブ38に向けて移送され、現像スリーブ38の表面上に担持された現像剤が感光体ドラム24に供給される。感光体ドラム24の表面上の静電潜像がトナーにて現像されることにより、トナー画像が形成される。
転写ローラ32は、EPDM発泡体からなるローラであり、搬送路16の対向位置において感光体ドラム24に圧接されるようにして配置されている。この転写ローラ32には、図示しない電気回路からバイアス電圧が印加されるようになっている。給紙カセット14から搬送路16を経て供給された用紙を感光体ドラム24及び転写ローラ32がニップしてバイアス電圧を印加することにより、感光体ドラム24の表面に形成されたトナー画像が用紙へ転写される。
クリーニングブレード34は、転写後の感光体ドラム24に圧接するように配置されている。このクリーニングブレード34は、図示しない電気回路から所定の電圧が印加されることにより、感光体ドラム24の表面に残留したトナーや紙粉を除去するとともに静電潜像を消去するものである。これにより、感光体ドラム24の表面が清掃されて連続使用が可能となる。なお、クリーニングブレードの他に、クリーニングローラ等を用いる他の接触方式や非接触方式によるクリーニング法も採用でき、また、クリーニング部材を用いないクリーニングレス方式とすることもできる。
定着デバイス36は、搬送路16の対向位置にそれぞれ配置された加熱ローラ46と加圧ローラ48とで構成されている。この定着デバイス36は、搬送路16を搬送されてきた用紙の表面上のトナー画像を加熱及び加圧して固定するものである。加熱ローラ46の表面はヒータにより所定の温度に維持されており、加熱ローラ46に加圧ローラ48が所定の圧力で圧接されている。トナー画像が転写された用紙が、加熱ローラ46と加圧ローラ48とでニップされることにより用紙上のトナーが溶融されて固定される。
次に、現像器ユニット30の構成について詳細に説明する。
図1及び図2に示すように、現像器ユニット30は、現像スリーブ38と、現像剤を収容する現像剤容器50と、規制ブレード52と、現像剤容器50に収容された現像剤を攪拌しながら現像スリーブ38に向けて移送する3本の攪拌体40、42、44と、を備えている。この現像器ユニット30は、トナーとキャリアとからなる2成分現像剤を用いるものである。
現像スリーブ38は、現像器ユニット30が画像形成装置本体12に装着された状態において感光体ドラム24に近接した位置で回転可能となるように現像剤容器50の側壁に支持されている。現像スリーブ38は図示しない電気回路からバイアス電圧が印加されることにより、その表面が帯電することになる。攪拌によって帯電された現像剤が移送されてくることにより、現像スリーブ38の表面に現像剤が担持される。そして、感光体ドラム24の矢印方向(反時計回り)の軸回転に同調させて、図示しない駆動源により現像スリーブ38を矢印方向(時計回り)に軸回転させると、感光体ドラム24の静電潜像との電位差により現像スリーブ38の表面に担持された現像剤が感光体ドラム24に供給され、感光体ドラム24の表面上の静電潜像が可視像化されトナー画像が形成される。
規制ブレード52は、現像スリーブ38の表面に近接されて現像剤容器50に配設されている。この規制ブレード52は、現像スリーブ38の表面に担持された余分な現像剤を掻き落し、現像剤の層厚を一定に規制するものである。
図1及び図2に示すように、3本の攪拌体40、42、44は、第1スクリュー40と、第2スクリュー42と、パドル44(図2では図示省略)と、で構成されている。第1スクリュー40は、現像剤容器50の内部に形成された第1攪拌室54に回転可能となるように支持されている。また、第2スクリュー42は、第1攪拌室54に対して並列するように形成された第2攪拌室56に回転可能となるように支持されている。これら第1スクリュー40と、第2スクリュー42と、パドル44は、現像スリーブ38の軸線に対して平行で相互に並列するように配置されている。
また、第1スクリュー40には、螺旋状の薄い羽根(フィン)が設けられている。第1スクリュー40は、第1駆動モータM1と機械的に接続されており、第1駆動モータM1により軸回転される。第1スクリュー40は、第1駆動モータM1により矢印方向(反時計回り)に軸回転されることにより、フィンで現像剤を攪拌しながら矢印A方向に移送する。なお、第1駆動モータM1による第1スクリュー40の回転駆動は、制御部66により制御される。
また、第2スクリュー42には、螺旋状の薄い羽根(フィン)及び放射状の薄い羽根(フィン)がそれぞれ設けられている。第2スクリュー42は、第2駆動モータM2と機械的に接続されており、第2駆動モータM2により軸回転される。第2スクリュー42は、第2駆動モータM2により矢印方向(時計回り)に軸回転されることにより、フィンで現像剤を攪拌しながら矢印B方向に移送するとともに、一部の現像剤をパドル44側へ移送する。なお、第2駆動モータM2による第2スクリュー42の回転駆動は、制御部66により制御される。
ここで、第1駆動モータM1及び第2駆動モータM2を制御する制御部66は、ROM68を備えている。このROM68には、後述する2つの検出センサ70、72による検出結果の差と、現像剤のばらつきと、の対応関係を示す第1テーブルT1が記憶されている。また、ROM68には、現像剤の量のばらつきと、現像剤容器50の内部の各部位における現像剤の分布密度を略一定にするための第1スクリュー40及び第2スクリュー42の回転速度と、の対応関係を示す第2テーブルT2が記憶されている。制御部66は、このROM68に記憶された2つのテーブルT1、T2に基づいて、第1駆動モータM1及び第2駆動モータM2を制御する。
また、パドル44は、放射状の薄い羽根(フィン)を備えており、図示しない駆動源により矢印方向(反時計回り)に軸回転されることにより、フィンで現像剤を攪拌しながら現像スリーブ38側へ移送する。
現像剤容器50の底部は、各攪拌体40、42、44にそれぞれ備えられた羽根の回転動作の軌跡に沿うように断面円弧状に形成されている。そして、現像剤容器50の底部であって第1スクリュー40と第2スクリュー42との間には、第1攪拌室54と第2攪拌室56とを区画する第1仕切壁58が設けられている。この第1仕切壁58は、各スクリュー40、42の軸方向にわたって延在するように形成されている。
また、第1仕切壁58の延在方向一方側端部と現像剤容器50の側壁との間には、第1攪拌室54と第2攪拌室56とを連通させ両者の間で現像剤を移送させるための第1連通口60が形成されている。また、第1仕切壁58の延在方向他方側端部と現像剤容器50の側壁との間には、第1攪拌室54と第2攪拌室56とを連通させ両者の間で現像剤を移送させるための第2連通口62が形成されている。
なお、第1仕切壁58と現像剤容器50が一体形成されることに限られるものではなく、第1仕切壁58と現像剤容器50を別々に製造し、両者を組み付けるようにしてもよい。
また、現像剤容器50の底部であって第2スクリュー42とパドル44との間には、第1仕切壁58よりも高さが低い第2仕切壁64が第2スクリュー42とパドル44の軸方向にわたって形成されている。
また、第2スクリュー42の軸方向両端部には、現像剤を検出するための検出センサ70、72がそれぞれ設けられている。この検出センサ70、72として、磁気センサが用いられる。現像剤の量が多い部位では検出センサ70、72で検出される磁気が大きくなり、現像剤の量が少ない部位では検出センサ70、72で検出される磁気が小さくなる。
本実施形態では、第2スクリュー42の軸方向の一端部側42Nでは現像剤が滞留し現像剤の量が増加する傾向にあり、この部位に1つの検出センサ70が配置されている。また、第2スクリュー42の軸方向の他端部42L側では現像剤の量が減少する傾向にあり、この部位に1つの検出センサ72が配置されている。このように、本実施形態では、現像剤の量が増加する傾向となる部位と減少する傾向となる部位に、それぞれ1個の検出センサ70、72が配置されている構成となる。
ここで、各検出センサ70、72による検出結果は、制御部66に出力されるようになっている。制御部66に各検出センサ70、72の検出結果が出力されると、制御部66は、検出センサ70、72の検出結果の差を算出し、ROM68に記憶された第1テーブルT1に基づいて2つの部位に位置する現像剤の量のばらつきを特定する。また、制御部66は、特定した現像剤の量のばらつきと第2テーブルT2とに基づいて第1駆動モータM1及び第2駆動モータM2を制御し、現像剤容器50の内部の各部位における現像剤の分布密度が略一定となるように、第1スクリュー40と第2スクリュー42の回転速度を調整する。
また、検出センサ70、72は、第2スクリュー42の軸方向両端部に配置されている構成に限られるものではなく、第1スクリュー40の軸方向両端部に配置されている構成でもよい。さらに、検出センサ70、72は、第1スクリュー40の軸方向両端部と第2スクリュー42の軸方向両端部の両方に配置されている構成でもよい。
次に、本実施形態に係る画像形成装置10の作用について説明する。
図1及び図2に示すように、第1スクリュー40を軸回転させると、第1スクリュー40の軸方向(長手方向)の一端部側40Nに位置する現像剤は、第1スクリュー40により攪拌されながら、軸方向の他端部側40L(矢印A方向側)に移送される。第1スクリュー40によって軸方向の他端部側40Lに移送された現像剤の一部は、第2連通口62から矢印C方向に移送され、第1スクリュー40の軸方向の他端部側40Lと対向する位置にある第2スクリュー42の軸方向の他端部側42Lに移送される。
第2スクリュー42の軸方向の他端部側42Lに移送された現像剤は、第2スクリュー42の軸回転により軸方向の一端部側42N(矢印B方向側)に移送されていく。第2スクリュー42の軸回転により軸方向の一端部側42Nに移送されてきた現像剤は、第1連通口60から矢印D方向に移送され、第2スクリュー42の軸方向の一端部側42Nと対向する位置にある第1スクリュー40の軸方向の一端部側40Nに移送される。
なお、第2スクリュー42の軸回転により、現像剤は矢印B方向に移送されるとともに、その一部が第2仕切壁64を乗り越えてパドル44側に移送される。パドル44側に移送された現像剤は、パドル44の軸回転により攪拌されるとともに、すくい上げられて現像スリーブ38に供給される。現像スリーブ38に供給された現像剤は、攪拌によって帯電しており、逆電位に帯電している現像スリーブ38の表面に担持される。
一般的に、第1スクリュー40の軸方向の他端部側40Lの現像剤は第2スクリュー42の軸方向の他端部側42Lに移動するため、第1スクリュー40の軸方向の他端部側40Lの現像剤の量が多くなり、第2スクリュー42の軸方向の他端部側42Lの現像剤の量が少なくなる傾向がある。また、第2スクリュー42の軸方向の一端部側42Nの現像剤は第1スクリュー40の軸方向の一端部側40Nに移動するため、第2スクリュー42の軸方向の一端部側42Nの現像剤の量が多くなり、第1スクリュー40の軸方向の一端部側40Nの現像剤の量が少なくなる傾向がある。
ここで、第2スクリュー42の軸方向両端部には現像剤の量を検出する検出センサ70、72が設けられているため、第2スクリュー42の軸方向両端部又はその近傍に位置する現像剤の量が各検出センサ70、72により検出される。第2スクリュー42の軸方向の一端部側42Nでは現像剤が滞留し現像剤の量が増加する傾向にあるため、検出センサ70で検出される磁気が大きくなる。一方、第2スクリュー42の軸方向の他端部側42Lでは現像剤の量が減少する傾向にあるため、検出センサ72で検出される磁気が小さくなる。2つの検出センサ70、72の検出結果は、制御部66に出力される。制御部66に各検出センサ70、72の検出結果が出力されると、検出センサ70、72の検出結果の差が算出され、ROM68に記憶された第1テーブルT1に基づいて2つの部位に位置する現像剤の量のばらつきが制御部66により特定される。そして、特定された現像剤の量のばらつきと第2テーブルT2とに基づいて、現像剤容器50の内部の各部位における現像剤の分布密度が略一定となるように、第1駆動モータM1及び第2駆動モータM2が制御部66により制御される。この結果、現像剤容器50の内部の各部位における現像剤の分布密度を略一定に維持することができる。
特に、ROM68に記憶された第1テーブルT1及び第2テーブルT2に基づいて、第1駆動モータM1及び第2駆動モータM2による回転駆動が制御されることにより、第1駆動モータM1及び第2駆動モータM2の回転駆動を簡易かつ容易に制御することができる。
また、現像剤を検出する検出センサ70、72として磁気センサを用いることにより、既存の磁気センサをそのまま利用することができる。これにより、検出センサ70、72を簡易かつ安価に設けることができる。
本発明の一実施形態に係る画像形成装置の概略構成図である。 本発明の一実施形態に係る画像形成装置を構成する現像器ユニットの内部構成を示した図である。
符号の説明
10 画像形成装置
40 第1スクリュー(第1攪拌体)
42 第2スクリュー(第2攪拌体)
50 現像剤容器
54 第1攪拌室
56 第2攪拌室
58 第1仕切壁(仕切部)
60 第1連通口(第1連通部)
62 第2連通口(第2連通部)
66 制御部
68 ROM(記憶部)
70 検出センサ(磁気センサ、現像剤検出部)
72 検出センサ(磁気センサ、現像剤検出部)
M1 第1駆動モータ(第1回転駆動部)
M2 第2駆動モータ(第2回転駆動部)
T1 第1テーブル
T2 第2テーブル

Claims (3)

  1. トナー及びキャリアを含む現像剤を収容する現像剤容器と、
    前記現像剤容器の内部に設けられた第1攪拌室と、
    前記第1攪拌室に回転可能となるように支持され前記現像剤を攪拌しながら軸方向に移送する第1攪拌体と、
    前記第1攪拌体を回転させる第1回転駆動部と、
    前記第1攪拌室と並列するように前記現像剤容器の内部に設けられ前記第1攪拌室との間で前記現像剤が循環する第2攪拌室と、
    前記第2攪拌室に回転可能に支持され前記現像剤を攪拌しながら軸方向に移送する第2攪拌体と、
    前記第2攪拌体を回転させる第2回転駆動部と、
    前記第1攪拌体及び前記第2攪拌体の軸方向にわたって延在して設けられ前記第1攪拌室と前記第2攪拌室を区画する仕切部と、
    前記第1攪拌室の内部であって前記第1攪拌体の軸方向の一端部が位置する部位と前記第2攪拌室の内部であって前記第2攪拌体の軸方向の一端部が位置する部位とを連通し前記現像剤を通過させる第1連通部と、
    前記第1攪拌室の内部であって前記第1攪拌体の軸方向の他端部が位置する部位と前記第2攪拌室の内部であって前記第2攪拌体の軸方向の他端部が位置する部位とを連通し前記現像剤を通過させる第2連通部と、
    前記第1攪拌体又は/及び前記第2攪拌体の軸方向両端部に設けられ前記現像剤を検出する現像剤検出部と、
    前記現像剤検出部の検出結果に基づいて、前記現像剤容器の内部の各部位における前記現像剤の分布密度が略一定となるように前記第1回転駆動部又は/及び前記第2回転駆動部を制御する制御部と、
    を含んで構成されていることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記現像剤検出部の検出結果と、前記現像剤の量のばらつきと、の対応関係を示す第1テーブルと、
    前記現像剤の量のばらつきと、前記現像剤容器の内部の各部位における前記現像剤の分布密度を略一定にするための前記第1攪拌体又は/及び前記第2攪拌体の回転速度と、の対応関係を示す第2テーブルと、
    を記憶する記憶部を有し、
    前記制御部は、前記記憶部に記憶された前記第1テーブル及び前記第2テーブルに基づいて前記第1回転駆動部又は/及び前記第2回転駆動部による回転駆動を制御することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記現像剤検出部は、磁気センサであることを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013105037A (ja) * 2011-11-14 2013-05-30 Ricoh Co Ltd 現像装置、プロセスカートリッジ及び画像形成装置
JP2019120805A (ja) * 2018-01-05 2019-07-22 コニカミノルタ株式会社 画像形成装置、現像装置および現像剤液面検出プログラム

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